JP2688328B2 - 帯状物移送方向転換装置 - Google Patents
帯状物移送方向転換装置Info
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- JP2688328B2 JP2688328B2 JP6203913A JP20391394A JP2688328B2 JP 2688328 B2 JP2688328 B2 JP 2688328B2 JP 6203913 A JP6203913 A JP 6203913A JP 20391394 A JP20391394 A JP 20391394A JP 2688328 B2 JP2688328 B2 JP 2688328B2
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- Japan
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- spindle
- strip
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/30—Orientation, displacement, position of the handled material
- B65H2301/34—Modifying, selecting, changing direction of displacement
- B65H2301/342—Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement
- B65H2301/3423—Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement by travelling an angled curved path section for overturning and changing feeding direction
- B65H2301/34232—Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement by travelling an angled curved path section for overturning and changing feeding direction involving conical angled curved path
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鋼帯の冷間圧延
工程等において、連続移動する長尺帯状体の移送方向を
転換するためのストリップターナと称される装置等の移
送方向転換装置に関する。
工程等において、連続移動する長尺帯状体の移送方向を
転換するためのストリップターナと称される装置等の移
送方向転換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、工場設備の生産性を高めるため
に、被加工材を連続して各設備に移送し加工することが
一般化してきている。ところが、従来既存の各設備は、
連続操業を考慮することなく配置されている場合が大部
分であるため、これら各設備間に被加工材を連続して移
送する装置が種々提案されている。特に、連続した鋼帯
の場合、移送方向を転換するためのストリップターナを
使用することが知られており、その典型的な先行技術が
特開昭６１−８６３５４号公報によって提案されてい
る。前記提案の装置は、図５（ａ）に示すように外周
に、外接面が円筒を形成するよう多数のディスクローラ
と称される小回転子１４（図５（ｂ）参照）を配列する
と共に、該ディスクローラ１４を円筒軸線方向に対して
所要の角度傾けた方向へ回転し得るようにした回転ドラ
ム１を設けたものである。
に、被加工材を連続して各設備に移送し加工することが
一般化してきている。ところが、従来既存の各設備は、
連続操業を考慮することなく配置されている場合が大部
分であるため、これら各設備間に被加工材を連続して移
送する装置が種々提案されている。特に、連続した鋼帯
の場合、移送方向を転換するためのストリップターナを
使用することが知られており、その典型的な先行技術が
特開昭６１−８６３５４号公報によって提案されてい
る。前記提案の装置は、図５（ａ）に示すように外周
に、外接面が円筒を形成するよう多数のディスクローラ
と称される小回転子１４（図５（ｂ）参照）を配列する
と共に、該ディスクローラ１４を円筒軸線方向に対して
所要の角度傾けた方向へ回転し得るようにした回転ドラ
ム１を設けたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記装置においては、
ディスクローラ１４の回転軸１６は回転ドラム１の軸芯
に対して所定方向に固定されているため、ディスクロー
ラ１４はその方向にのみ回転可能となっている。ところ
で、ストリップターナは、図２、図３に示されるとお
り、その前後にブライドルロール１１Ａ，１１Ｂおよび
１１Ｃ，１１Ｄとステアリングロール１０Ａ，１０Ｂお
よび１０Ｃ，１０Ｄをそれぞれ設け、鋼帯Ｓが各ライン
センターに位置するように、鋼帯Ｓに一定張力を与える
制御を行なっている。このため、移動する鋼帯Ｓに蛇行
が発生したりすると、前記ディスクローラ１４と鋼帯Ｓ
の表面で滑りが生じ、これらの表面に疵が入って品質低
下や部品寿命低下を招いている。
ディスクローラ１４の回転軸１６は回転ドラム１の軸芯
に対して所定方向に固定されているため、ディスクロー
ラ１４はその方向にのみ回転可能となっている。ところ
で、ストリップターナは、図２、図３に示されるとお
り、その前後にブライドルロール１１Ａ，１１Ｂおよび
１１Ｃ，１１Ｄとステアリングロール１０Ａ，１０Ｂお
よび１０Ｃ，１０Ｄをそれぞれ設け、鋼帯Ｓが各ライン
センターに位置するように、鋼帯Ｓに一定張力を与える
制御を行なっている。このため、移動する鋼帯Ｓに蛇行
が発生したりすると、前記ディスクローラ１４と鋼帯Ｓ
の表面で滑りが生じ、これらの表面に疵が入って品質低
下や部品寿命低下を招いている。
【０００４】提案された装置では、前記のような鋼帯Ｓ
の蛇行発生時に回転ドラム１の回転数を増減して修正を
行なうことが示されているが、装置が複雑となり、十分
な効果を期待することは出来ないものである。本発明
は、前記従来技術における問題点を解消し、鋼帯の移動
に支障なく追随できて、製品品質の向上化ならびに装置
寿命の長期安定化を果たし得る帯状物移送方向転換装置
を提供することを目的としている。
の蛇行発生時に回転ドラム１の回転数を増減して修正を
行なうことが示されているが、装置が複雑となり、十分
な効果を期待することは出来ないものである。本発明
は、前記従来技術における問題点を解消し、鋼帯の移動
に支障なく追随できて、製品品質の向上化ならびに装置
寿命の長期安定化を果たし得る帯状物移送方向転換装置
を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ストリップター
ナの回転ドラムに取り付けたディスクローラの回転方向
が常に鋼帯の移動方向と一致しているようにすればよい
ことを知見し、本発明を完成するに至った。
め、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ストリップター
ナの回転ドラムに取り付けたディスクローラの回転方向
が常に鋼帯の移動方向と一致しているようにすればよい
ことを知見し、本発明を完成するに至った。
【０００６】前記知見に基づいてなされた本発明は、円
筒形状の回転ドラムと、移送方向を転換させる鋼帯等の
帯状物に接する外接面が円筒を形成するように回転ドラ
ムの表面に配列される多数の小回転子とを含み、各小回
転子は、回転ドラムの表面に垂直に設けられる支軸を中
心として該支軸に直交差する平面内での公転自在に、か
つ、前記平面内で前記支軸を包含する平面に平行に設け
られる回転軸の周りの自転自在に、回転ドラムに取り付
けられることを特徴とする帯状物移送方向転換装置であ
る。
筒形状の回転ドラムと、移送方向を転換させる鋼帯等の
帯状物に接する外接面が円筒を形成するように回転ドラ
ムの表面に配列される多数の小回転子とを含み、各小回
転子は、回転ドラムの表面に垂直に設けられる支軸を中
心として該支軸に直交差する平面内での公転自在に、か
つ、前記平面内で前記支軸を包含する平面に平行に設け
られる回転軸の周りの自転自在に、回転ドラムに取り付
けられることを特徴とする帯状物移送方向転換装置であ
る。
【０００７】本発明はまた、円錐形状の回転ドラムと、
移送方向を転換させる鋼帯等の帯状物に接する外接面が
円錐を形成するように回転ドラムの表面に配列される多
数の小回転子とを含み、各小回転子は、回転ドラムの表
面に垂直に設けられる支軸を中心として該支軸に直交差
する平面内での公転自在に、かつ、前記平面内で前記支
軸を包含する平面に平行に設けられる回転軸の周りの自
転自在に、回転ドラムに取り付けられることを特徴とす
る帯状物移送方向転換装置である。
移送方向を転換させる鋼帯等の帯状物に接する外接面が
円錐を形成するように回転ドラムの表面に配列される多
数の小回転子とを含み、各小回転子は、回転ドラムの表
面に垂直に設けられる支軸を中心として該支軸に直交差
する平面内での公転自在に、かつ、前記平面内で前記支
軸を包含する平面に平行に設けられる回転軸の周りの自
転自在に、回転ドラムに取り付けられることを特徴とす
る帯状物移送方向転換装置である。
【０００８】
【作用】本発明に従えば、回転ドラムの表面に配列され
る多数の小回転子が、支軸の周りの公転自在、回転軸の
周りの自転自在に設けられるため、帯状物が蛇行によっ
て前記回転軸周りの回転方向以外の方向に移動したとき
には、帯状物と小回転子との摩擦による力Ｆと支軸との
間の偏心量ｅ（図１（Ｃ）参照）によるモーメントＭ＝
Ｆ・ｅにより、小回転子は支軸を中心として公転させら
れ、その結果、帯状物の移動する方向に沿った状態で小
回転子が回転軸の周りに回転し、帯状物との間に滑りが
全然生じなくて、蛇行修正が迅速に行われる。
る多数の小回転子が、支軸の周りの公転自在、回転軸の
周りの自転自在に設けられるため、帯状物が蛇行によっ
て前記回転軸周りの回転方向以外の方向に移動したとき
には、帯状物と小回転子との摩擦による力Ｆと支軸との
間の偏心量ｅ（図１（Ｃ）参照）によるモーメントＭ＝
Ｆ・ｅにより、小回転子は支軸を中心として公転させら
れ、その結果、帯状物の移動する方向に沿った状態で小
回転子が回転軸の周りに回転し、帯状物との間に滑りが
全然生じなくて、蛇行修正が迅速に行われる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図２は、本発明の１実施例に係る
ストリップターナの概要示平面図であり、図３は、図２
におけるＡ−Ａ矢視線に沿う正面図である。鋼帯の移送
方向が示される白抜き矢示線の上手側から入側ステアリ
ングロール１０Ａ，１０Ｂ、入側ブライドルロール１１
Ａ，１１Ｂが順に配設され、その直後方には、駆動装置
１２により回転駆動される回転ドラム１が鋼帯の移送方
向に対して軸を４５°に交差させた配置で設けられる。
鋼帯は、この回転ドラム１の周りに１８０°巻掛けられ
ることによって、移送方向が９０°転換され、その下手
側に配設される出側ブライドルロール１１Ｄ，１１Ｃ、
出側ステアリングロール１０Ｄ，１０Ｃによって繰り出
されるようになっている。
照しながら説明する。図２は、本発明の１実施例に係る
ストリップターナの概要示平面図であり、図３は、図２
におけるＡ−Ａ矢視線に沿う正面図である。鋼帯の移送
方向が示される白抜き矢示線の上手側から入側ステアリ
ングロール１０Ａ，１０Ｂ、入側ブライドルロール１１
Ａ，１１Ｂが順に配設され、その直後方には、駆動装置
１２により回転駆動される回転ドラム１が鋼帯の移送方
向に対して軸を４５°に交差させた配置で設けられる。
鋼帯は、この回転ドラム１の周りに１８０°巻掛けられ
ることによって、移送方向が９０°転換され、その下手
側に配設される出側ブライドルロール１１Ｄ，１１Ｃ、
出側ステアリングロール１０Ｄ，１０Ｃによって繰り出
されるようになっている。
【００１０】図１には、本発明の１実施例に係るストリ
ップターナにおけるディスクローラで実現される小回転
子４の構造が、（ａ）、（ｂ）、（ｃ）にそれぞれ正面
図、右側面図、平面図で示される。本発明は、図１に示
すようにストリップターナの回転ドラム１に固定したブ
ラケット２に支持されて、回転ドラム１の表面に垂直に
設けられる支軸（垂直軸）３に、一対の垂直軸受５、
５’を介して回転自在であるドッグレグフレーム９を取
り付け、その上部に支軸３と直交する回転軸（水平軸）
８を支軸３から偏位して設けて、この回転軸８に対し水
平軸受７によりディスクローラ４を回転自在に軸支す
る。なお、６は垂直軸受５、５’間に介在されるスペー
サである。この結果、ディスクローラ４は、図１（ａ）
におけるＸ−ＸおよびＹ−Ｙの各面内で自在に回転する
ことが出来る。この場合、Ｘ−Ｘ面内での回転は公転
に、Ｙ−Ｙ面内での回転は自転に対応している。
ップターナにおけるディスクローラで実現される小回転
子４の構造が、（ａ）、（ｂ）、（ｃ）にそれぞれ正面
図、右側面図、平面図で示される。本発明は、図１に示
すようにストリップターナの回転ドラム１に固定したブ
ラケット２に支持されて、回転ドラム１の表面に垂直に
設けられる支軸（垂直軸）３に、一対の垂直軸受５、
５’を介して回転自在であるドッグレグフレーム９を取
り付け、その上部に支軸３と直交する回転軸（水平軸）
８を支軸３から偏位して設けて、この回転軸８に対し水
平軸受７によりディスクローラ４を回転自在に軸支す
る。なお、６は垂直軸受５、５’間に介在されるスペー
サである。この結果、ディスクローラ４は、図１（ａ）
におけるＸ−ＸおよびＹ−Ｙの各面内で自在に回転する
ことが出来る。この場合、Ｘ−Ｘ面内での回転は公転
に、Ｙ−Ｙ面内での回転は自転に対応している。
【００１１】本発明装置においては、鋼帯が正常に通過
している状態ではディスクローラ４のみが回転している
が、移動している鋼帯に蛇行が発生すると、ステアリン
グロールの作用により鋼帯はディスクローラ４表面上を
横滑り状態で移動する。この時鋼帯とディスクローラ４
間の滑り摩擦による摩擦力Ｆが発生し、この摩擦力Ｆと
ディスクローラ回転軸芯８とドッグレグフレーム９の垂
直軸芯３との偏位ｅにより、回転モーメントＭ＝Ｆ・ｅ
が発生する。この回転モーメントＭにより、ディスクロ
ーラ４を支持するドッグレグフレーム９は図１（ｃ）に
白抜き矢印で示されるように揺動回転（公転）し、ディ
スクローラ４は鋼帯の移動方向に沿った状態で回転す
る。したがって鋼帯とディスクローラ４は元のようにＹ
−Ｙ面内での自転回転に戻り、両者間の滑り（スリッ
プ）はなくなり、蛇行修正が素早く行われてステアリン
グロールの作動時間を短縮出来、かくして鋼帯とディス
クローラ４とにおける表面疵の発生が防止されるのであ
る。
している状態ではディスクローラ４のみが回転している
が、移動している鋼帯に蛇行が発生すると、ステアリン
グロールの作用により鋼帯はディスクローラ４表面上を
横滑り状態で移動する。この時鋼帯とディスクローラ４
間の滑り摩擦による摩擦力Ｆが発生し、この摩擦力Ｆと
ディスクローラ回転軸芯８とドッグレグフレーム９の垂
直軸芯３との偏位ｅにより、回転モーメントＭ＝Ｆ・ｅ
が発生する。この回転モーメントＭにより、ディスクロ
ーラ４を支持するドッグレグフレーム９は図１（ｃ）に
白抜き矢印で示されるように揺動回転（公転）し、ディ
スクローラ４は鋼帯の移動方向に沿った状態で回転す
る。したがって鋼帯とディスクローラ４は元のようにＹ
−Ｙ面内での自転回転に戻り、両者間の滑り（スリッ
プ）はなくなり、蛇行修正が素早く行われてステアリン
グロールの作動時間を短縮出来、かくして鋼帯とディス
クローラ４とにおける表面疵の発生が防止されるのであ
る。
【００１２】前述したように、先行例においては、鋼帯
の蛇行量に応じて回転ドラム１の回転数を増減するよう
に制御することが必要であるが、これに対して本発明で
は、鋼帯とディスクローラ４の摩擦力Ｆと、垂直軸芯３
とディスクローラ回転軸芯８の偏位ｅにより発生する回
転モーメントＭが、ディスクローラ回転軸８を鋼帯の移
動に沿う方向に変位し、何ら人為的な制御を必要としな
く自動追随による蛇行修正が成されるという特徴を具備
している。
の蛇行量に応じて回転ドラム１の回転数を増減するよう
に制御することが必要であるが、これに対して本発明で
は、鋼帯とディスクローラ４の摩擦力Ｆと、垂直軸芯３
とディスクローラ回転軸芯８の偏位ｅにより発生する回
転モーメントＭが、ディスクローラ回転軸８を鋼帯の移
動に沿う方向に変位し、何ら人為的な制御を必要としな
く自動追随による蛇行修正が成されるという特徴を具備
している。
【００１３】図４には、本発明の他実施例に係るストリ
ップターナの要部が概念示される。この図４図示実施例
は図１，２に図示される実施例に類似し、対応する各部
材には同一の参照符号を付している。この実施例におい
て注目すべきは、ストリップターナの回転ドラム１が円
錐形状を成していて、図１，２図示の実施例では円筒形
状を成すのとはドラム形状が異なっている点であって、
この円錐形回転ドラム１の表面に、ディスクローラで実
現される小回転子４が前記実施例の場合と同じ要領によ
って、公転・自転が自在な如く多数配列されて設けられ
る。
ップターナの要部が概念示される。この図４図示実施例
は図１，２に図示される実施例に類似し、対応する各部
材には同一の参照符号を付している。この実施例におい
て注目すべきは、ストリップターナの回転ドラム１が円
錐形状を成していて、図１，２図示の実施例では円筒形
状を成すのとはドラム形状が異なっている点であって、
この円錐形回転ドラム１の表面に、ディスクローラで実
現される小回転子４が前記実施例の場合と同じ要領によ
って、公転・自転が自在な如く多数配列されて設けられ
る。
【００１４】このように構成されるストリップターナ
は、各小回転子４に関連する包絡面が仮想円錐面を形成
するように各小回転子４が配設されていて、この仮想円
錐面に沿って鋼帯Ｓを通板することによって、移送方向
が適当角度転換されて繰り出されるものである。この場
合の小回転子４が成す作用については、図１，２図示の
実施例のものと同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
は、各小回転子４に関連する包絡面が仮想円錐面を形成
するように各小回転子４が配設されていて、この仮想円
錐面に沿って鋼帯Ｓを通板することによって、移送方向
が適当角度転換されて繰り出されるものである。この場
合の小回転子４が成す作用については、図１，２図示の
実施例のものと同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【００１５】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるから、帯状物移送方向転換装置における帯状物と小
回転子との滑り（スリップ）が解消され、、製品品質の
向上と小回転子の寿命延長が達成されると共に、移動す
る鋼帯の蛇行修正が敏速に行なわれるため、ステアリン
グロールの作動時間を短縮できるという効果が奏される
ものであり、産業上極めて有用な発明である。
いるから、帯状物移送方向転換装置における帯状物と小
回転子との滑り（スリップ）が解消され、、製品品質の
向上と小回転子の寿命延長が達成されると共に、移動す
る鋼帯の蛇行修正が敏速に行なわれるため、ステアリン
グロールの作動時間を短縮できるという効果が奏される
ものであり、産業上極めて有用な発明である。
【図１】本発明の１実施例に係るストリップターナにお
ける小回転子４の構造を概要示する説明図であって、
（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図、（ｃ）は平面図で
ある。
ける小回転子４の構造を概要示する説明図であって、
（ａ）は正面図、（ｂ）は右側面図、（ｃ）は平面図で
ある。
【図２】本発明の１実施例に係るストリップターナの概
要示平面図である。
要示平面図である。
【図３】図２におけるＡ−Ａ矢視線に沿う正面図であ
る。
る。
【図４】本発明の他実施例に係るストリップターナの概
要説明図である。
要説明図である。
【図５】従来のストリップターナの概要説明図である。
１…回転ドラム（ターナ本体） ２…ブラケット ３…支軸（垂直軸） ４…ディスクローラ ５，５’…垂直軸受 ６…スペーサ ７…水平軸受 ８…回転軸（水平軸） ９…ドッグレグフレーム １０Ａ〜１０Ｄ…ステアリングロール １１Ａ〜１１Ｄ…ブライドルロール
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒形状の回転ドラムと、移送方向を転
換させる鋼帯等の帯状物に接する外接面が円筒を形成す
るように回転ドラムの表面に配列される多数の小回転子
とを含み、各小回転子は、回転ドラムの表面に垂直に設
けられる支軸を中心として該支軸に直交差する平面内で
の公転自在に、かつ、前記平面内で前記支軸を包含する
平面に平行に設けられる回転軸の周りの自転自在に、回
転ドラムに取り付けられることを特徴とする帯状物移送
方向転換装置。 - 【請求項２】 円錐形状の回転ドラムと、移送方向を転
換させる鋼帯等の帯状物に接する外接面が円錐を形成す
るように回転ドラムの表面に配列される多数の小回転子
とを含み、各小回転子は、回転ドラムの表面に垂直に設
けられる支軸を中心として該支軸に直交差する平面内で
の公転自在に、かつ、前記平面内で前記支軸を包含する
平面に平行に設けられる回転軸の周りの自転自在に、回
転ドラムに取り付けられることを特徴とする帯状物移送
方向転換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203913A JP2688328B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 帯状物移送方向転換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203913A JP2688328B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 帯状物移送方向転換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867386A JPH0867386A (ja) | 1996-03-12 |
| JP2688328B2 true JP2688328B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=16481774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6203913A Expired - Lifetime JP2688328B2 (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 帯状物移送方向転換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2688328B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4726755B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2011-07-20 | 東洋鋼鈑株式会社 | 帯状体の進行方向を転換する方法 |
| JP2011093682A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Toyo Kanetsu Solutions Kk | ローラ及びこれを用いたベルトジャンクションコンベヤ |
| JP4799672B2 (ja) * | 2010-04-13 | 2011-10-26 | 東洋鋼鈑株式会社 | ターンバー |
| KR101608565B1 (ko) * | 2011-02-24 | 2016-04-01 | 가부시키가이샤 니콘 | 가요성 기판의 반송장치 및 표시 디바이스 또는 전자회로의 제조 시스템 |
| CN102366776B (zh) * | 2011-09-28 | 2013-07-17 | 安徽永钰过滤器有限公司 | 过滤器支撑中心管板材送料装置 |
| CN105881871A (zh) * | 2015-01-25 | 2016-08-24 | 湖南航天康达塑胶有限公司 | 一种生产钢带螺旋波纹管的车载设备系统 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203913A patent/JP2688328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0867386A (ja) | 1996-03-12 |
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