JPS6338009Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6338009Y2 JPS6338009Y2 JP10231984U JP10231984U JPS6338009Y2 JP S6338009 Y2 JPS6338009 Y2 JP S6338009Y2 JP 10231984 U JP10231984 U JP 10231984U JP 10231984 U JP10231984 U JP 10231984U JP S6338009 Y2 JPS6338009 Y2 JP S6338009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- tension distribution
- rolled material
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 17
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は圧延材の幅方向張力分布を精度良く調
整し得るようにした装置に関するものである。
整し得るようにした装置に関するものである。
圧延材の幅方向張力分布を調整することにより
圧延機で圧延された板の断面形状が良好になるよ
う制御することは従来から行われている。而し
て、この制御を行う際に使用する圧延材の幅方向
張力分布調整装置の一例は第４図に示され、該装
置ではローラａの傾きを適宜の手段により変える
ことにより圧延材ｓの幅方向張力分布を調整して
いる。
圧延機で圧延された板の断面形状が良好になるよ
う制御することは従来から行われている。而し
て、この制御を行う際に使用する圧延材の幅方向
張力分布調整装置の一例は第４図に示され、該装
置ではローラａの傾きを適宜の手段により変える
ことにより圧延材ｓの幅方向張力分布を調整して
いる。
しかし、上述の幅方向張力分布調整装置にあつ
ては、ローラａを第４図に示すように傾けた場合
に、ローラａ間の隙間の部分では圧延材ｓに所定
の張力を与えることが難しいため、圧延材ｓの幅
方向張力分布を任意に精度良く調整することが困
難であるという問題があつた。
ては、ローラａを第４図に示すように傾けた場合
に、ローラａ間の隙間の部分では圧延材ｓに所定
の張力を与えることが難しいため、圧延材ｓの幅
方向張力分布を任意に精度良く調整することが困
難であるという問題があつた。
本考案は、張力分布の調整を精度良く行えるよ
うにし、以て上述の問題点を解決することを目的
としている。
うにし、以て上述の問題点を解決することを目的
としている。
本考案は、圧延ラインを送給される圧延材が支
持される回転自在なローラを軸線方向へ向つて複
数に分割し、該分割されたローラの互に隣り合う
端部を、前記ローラと平行に配設された昇降自在
な支持ローラにより支持せしめ、前記各ローラの
一側部に突出せしめた軸部を隣り合う他のローラ
に内設した軸受に支持させたことを特徴とするも
のである。
持される回転自在なローラを軸線方向へ向つて複
数に分割し、該分割されたローラの互に隣り合う
端部を、前記ローラと平行に配設された昇降自在
な支持ローラにより支持せしめ、前記各ローラの
一側部に突出せしめた軸部を隣り合う他のローラ
に内設した軸受に支持させたことを特徴とするも
のである。
従つて、本考案では、支持ローラを昇降させる
ことにより複数に分割されたローラの隣り合う端
部を昇降させ、これによりローラを所定の角度に
傾ける。又各ローラはその一側部に突出せしめた
軸部を隣り合う他のローラに内設した軸受に支持
させているため、隣り合うローラ間の〓間を小さ
くでき、前記ローラを通る圧延材に精度の良い張
力分布を与えることができる。
ことにより複数に分割されたローラの隣り合う端
部を昇降させ、これによりローラを所定の角度に
傾ける。又各ローラはその一側部に突出せしめた
軸部を隣り合う他のローラに内設した軸受に支持
させているため、隣り合うローラ間の〓間を小さ
くでき、前記ローラを通る圧延材に精度の良い張
力分布を与えることができる。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例で、図中１
は圧延機、２は圧延機１の入側又は出側に配設さ
れた幅方向張力分布調整装置である。該幅方向張
力分布調整装置２について説明すると、軸線方向
へ複数に分割したローラ３の一側部にローラ軸４
を突出せしめ、ローラ３の他側部内周に球面軸受
５を嵌着せしめ、球面軸受２に隣り合うローラ３
のローラ軸４を嵌合せしめ、流体圧シリンダ６に
よつて昇降し得るようにしたブラケツト７にロー
ラ３と略平行に２本の軸８の取付け、該軸８に支
持ローラ９を回転自在に枢着し、該支持ローラ９
により隣り合う２本のローラ３の端部を支持せし
める。又各ローラ３の両端部外周には適宜のＲが
付してある。ローラ３はローラ軸４と一体的に回
転するようにしても良いし、或いはローラ軸４は
回転せず、ローラ３のみが回転するようにしても
良い。
は圧延機、２は圧延機１の入側又は出側に配設さ
れた幅方向張力分布調整装置である。該幅方向張
力分布調整装置２について説明すると、軸線方向
へ複数に分割したローラ３の一側部にローラ軸４
を突出せしめ、ローラ３の他側部内周に球面軸受
５を嵌着せしめ、球面軸受２に隣り合うローラ３
のローラ軸４を嵌合せしめ、流体圧シリンダ６に
よつて昇降し得るようにしたブラケツト７にロー
ラ３と略平行に２本の軸８の取付け、該軸８に支
持ローラ９を回転自在に枢着し、該支持ローラ９
により隣り合う２本のローラ３の端部を支持せし
める。又各ローラ３の両端部外周には適宜のＲが
付してある。ローラ３はローラ軸４と一体的に回
転するようにしても良いし、或いはローラ軸４は
回転せず、ローラ３のみが回転するようにしても
良い。
圧延時には、流体圧シリンダ６により支持ロー
ラ９を昇降させ、ローラ３の支持ローラ９に支持
された端部を昇降させることにより各ローラ３を
所定角度傾け、各ローラ３により圧延材ｓの幅方
向に所定の張力分布を付与する。而して、ローラ
３は圧延材ｓと摩擦力により回転させられ、ロー
ラ３の回転により支持ローラ９が回転する。ロー
ラ軸４がローラ３と一体的に回転する構造の場合
はローラ軸４は球面軸受５の部分で回転する。又
各ローラ３間の隙間は小さいため、圧延材ｓには
精度の良い張力分布が与えられ、ローラ３外周端
部にはＲが付してあるため、圧延材ｓには疵が付
きにくい。
ラ９を昇降させ、ローラ３の支持ローラ９に支持
された端部を昇降させることにより各ローラ３を
所定角度傾け、各ローラ３により圧延材ｓの幅方
向に所定の張力分布を付与する。而して、ローラ
３は圧延材ｓと摩擦力により回転させられ、ロー
ラ３の回転により支持ローラ９が回転する。ロー
ラ軸４がローラ３と一体的に回転する構造の場合
はローラ軸４は球面軸受５の部分で回転する。又
各ローラ３間の隙間は小さいため、圧延材ｓには
精度の良い張力分布が与えられ、ローラ３外周端
部にはＲが付してあるため、圧延材ｓには疵が付
きにくい。
なお、本考案は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更を加え得ることは勿論である。
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で
種々変更を加え得ることは勿論である。
本考案の圧延材の幅方向張力分布調整装置によ
れば、圧延材の張力分布を容易に所望の状態に調
整することが可能となるという優れた効果を奏し
得る。
れば、圧延材の張力分布を容易に所望の状態に調
整することが可能となるという優れた効果を奏し
得る。
第１図は本考案の圧延材の幅方向張力分布調整
装置の説明図、第２図は第１図の装置のローラ接
続部の詳細図、第３図は第１図の装置を設けた圧
延設備の説明図、第４図は従来の圧延材の幅方向
張力分布調整装置の説明図である。 図中３はローラ、４はローラ軸、５は球面軸
受、９は支持ローラを示す。
装置の説明図、第２図は第１図の装置のローラ接
続部の詳細図、第３図は第１図の装置を設けた圧
延設備の説明図、第４図は従来の圧延材の幅方向
張力分布調整装置の説明図である。 図中３はローラ、４はローラ軸、５は球面軸
受、９は支持ローラを示す。
Claims (1)
- 圧延ラインを送給される圧延材が支持される回
転自在なローラを軸線方向へ向つて複数に分割
し、該分割されたローラの互に隣り合う端部を、
前記ローラと平行に配設された昇降自在な支持ロ
ーラにより支持せしめ、前記各ローラの一側部に
突出せしめた軸部を隣り合う他のローラに内設し
た軸受に支持させたことを特徴とする圧延材の幅
方向張力分布調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10231984U JPS6117212U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 圧延材の幅方向張力分布調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10231984U JPS6117212U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 圧延材の幅方向張力分布調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6117212U JPS6117212U (ja) | 1986-01-31 |
| JPS6338009Y2 true JPS6338009Y2 (ja) | 1988-10-06 |
Family
ID=30661719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10231984U Granted JPS6117212U (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 圧延材の幅方向張力分布調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117212U (ja) |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP10231984U patent/JPS6117212U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6117212U (ja) | 1986-01-31 |
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