JP3011082U - 図形測定装置 - Google Patents
図形測定装置Info
- Publication number
- JP3011082U JP3011082U JP1994013955U JP1395594U JP3011082U JP 3011082 U JP3011082 U JP 3011082U JP 1994013955 U JP1994013955 U JP 1994013955U JP 1395594 U JP1395594 U JP 1395594U JP 3011082 U JP3011082 U JP 3011082U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- fixed
- horizontal
- measuring device
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水平軸及びローラーエンコーダーは総て回転
性能が妨害され難い2点保持として調整工数を大幅に軽
減出来る図形測定装置を提供するものである。 【構成】 図形測定装置の直線方向の移動量を検出する
ために水平軸2の回転角度を検出するローラーエンコー
ダー4は、その内部の回転部分4aは水平軸に固定さ
れ、外側の固定部分4cは回転部分との間に2個の軸受
け4dにより軸方向には固定した同軸でかつ回転自在に
保持され、本体1との間には支桿4eを介して回動方向
のみを固定したものである。
性能が妨害され難い2点保持として調整工数を大幅に軽
減出来る図形測定装置を提供するものである。 【構成】 図形測定装置の直線方向の移動量を検出する
ために水平軸2の回転角度を検出するローラーエンコー
ダー4は、その内部の回転部分4aは水平軸に固定さ
れ、外側の固定部分4cは回転部分との間に2個の軸受
け4dにより軸方向には固定した同軸でかつ回転自在に
保持され、本体1との間には支桿4eを介して回動方向
のみを固定したものである。
Description
【0001】
本考案は図面上等の水平面上で被測定図形の外周線にトレースポイントを合わ せることによって被測定図形の面積、線長又は座標値を測定する図形測定装置に 関する。
【0002】
図2は図形測定装置の一例の上面図、図3は図形測定装置の内部の水平軸部分 の断面図で、(イ)はローラーを含む水平軸部分全体の断面図、(ロ)はエンコ ーダー部分の拡大断面図である。 この水平軸2は一端にはローラーエンコーダー4が設けられ、このローラーエ ンコーダー4で水平軸2に固定されている回転部分4aには中間に回転円盤4b が固定され、先端にローラー3が固定されて回転自在に構成されている。 又、水平軸の他端にはローラー3のみが設けられている。
【0003】 ローラーエンコーダー4の固定部分4cは本体1に固定され、回転部分4aと の間で水平軸2、即ちローラー3の回転角度を検出するように回転円盤4bと対 向するように固定部分4cに検出素子が設けられている。 この場合、水平軸2の一端はローラーエンコーダー4の回転部分4aに設けら れた2個のエンコーダー軸受け7で本体1に保持され、水平軸2の他端は1個の 本体軸受け6で本体1に保持されている。
【0004】 ローラーエンコーダー4は構造上の長さとその一端にローラー3が固定されて いるため、回転部分4aの両端部にそれぞれ1個宛のエンコーダー軸受け7が必 要である。
【0005】
上述のように、1本の水平軸2を1個所の本体軸受け6、2個所のエンコーダ ー軸受け7、7で保持しているため、この3個の軸受けの中心線が完全に一致し ていないと水平軸2の回転に支障が生じ、紙等の図面上での軽い転動が困難とい う問題が生じる。 これを防止するために、3個所の軸受け6、7、7の中心線を実質的に完全に 一致させるための調整工程に多くの時間が必要であり、このために性能の向上が 妨害されると共に、調整工数が増大してコスト高となる原因が発生してしまう。
【0006】 本考案は上述の問題を解決して、性能向上が妨害され難い2点保持と、これに 伴って調整工数が増大しないような構造のローラーエンコーダーの取付け機構を 提供することを課題とする。
【0007】
上述の課題を解決するために、本体1を水平の直線方向に移動出来るように本 体1内の両側の本体軸受け6で回転自在に保持する水平軸2により本体1の両側 にそれぞれ突出して設けられたローラー3と、本体1内の垂直軸を中心として直 線方向に対して左右に一定角度だけ水平面上で回動出来る測桿8と、この測桿8 の先端に設けたトレーサーレンズ9の中心のトレースポイント9aとを設けた図 形測定装置において、直線方向の移動量を検出するために水平軸2の回転角度を 検出するローラーエンコーダー4は、その内部の回転部分4aは水平軸2に固定 され、外側の固定部分4cは回転部分4aとの間に2個の軸受け4dにより軸方 向には固定した同軸でかつ回転自在に保持され、本体1との間には支桿4eを介 して回動方向のみを固定するように構成したものである。
【0008】
上述のように、水平軸2は本体1に対しては両端部での2点保持であり、ロー ラーエンコーダー4の固定部分4cと回転部分4aとの間も2点保持であるため 、本体1に対する回転部分の回転が極めてスムーズで、殆ど機械的な抵抗が発生 しない。
【0009】
図1は本考案の図形測定装置の要部裏面図(一部断面)である。この装置は図 1及び図2に示すように本体部分は本体1を水平の直線方向に移動出来るように 本体1内の両側の本体軸受け6で回転自在に保持する水平軸2により本体1の両 側にそれぞれ突出して設けられたローラー3と、本体1内の垂直軸5を中心とし て直線方向に対して左右に一定角度だけ水平面上で回動出来る測桿8と、この測 桿8の先端に設けたトレーサーレンズ9の中心のトレースポイント9aとを設け られている。
【0010】 この装置の直線方向の移動量を検出するために水平軸2の回転角度を検出する ローラーエンコーダー4が設けられている。このローラーエンコーダー4は内部 に水平軸2に固定された回転部分4aと本体1に回動方向が固定された固定部分 4cとで構成されている。
【0011】 固定部分4cは図1に示すように水平軸2に対して2個の軸受け4dで回転自 在でかつ軸方向には固定されて設けられており、外部には支桿4eを介して本体 1の内面に接触して回転方向のみが固定されている。
【0012】 回転部分4aは水平軸2に固定され、外側の固定部分4cとの間に2個の軸受 け4dにより固定部分4cを軸方向には固定した同軸でかつ回転自在に保持して ある。
【0013】 なお、ローラーエンコーダー4の回転角度検出部分の構造は従来のものと同じ であるので、説明は省略する。
【0014】
水平軸2は本体1に対して両端部でそれぞれ本体軸受け6で保持され、ローラ ーエンコーダー4の固定部分4cはローラーエンコーダー4の内部の2個の軸受 け4dでローラーエンコーダー4の回転部分4aに対して保持されているので、 何れも2点保持のために機械的な調整が極めて容易である。
【0015】 ローラーエンコーダー4の軸受け4dは従来例のように水平軸2を本体1に保 持するエンコーダー軸受け7と異なり、水平軸2を本体1に保持する機能を持っ ていないため、ローラーエンコーダー4の取付位置は水平軸2の端部に限定され ることなく、設計上自由な位置に配置することが可能である。
【図1】本考案の図形測定装置の要部裏面図(一部断
面)である。
面)である。
【図2】図形測定装置の一例の上面図である。
【図3】図形測定装置の一例の内部の水平軸部分の断面
図で、(イ)はローラーを含む水平軸部分全体の断面
図、(ロ)はエンコーダー部分の拡大断面図である。
図で、(イ)はローラーを含む水平軸部分全体の断面
図、(ロ)はエンコーダー部分の拡大断面図である。
1 本体 2 水平軸 3 ローラー 4 ローラーエンコーダー 4a 回転部分 4b 回転円盤 4c 固定部分 4d 軸受け 4e 支桿 5 垂直軸 6 本体軸受け 8 測桿
Claims (1)
- 【請求項1】 本体を水平の直線方向に移動出来るよう
に前記本体内の両側の本体軸受けで回転自在に保持する
水平軸により前記本体の両側にそれぞれ突出して設けら
れたローラーと、前記本体内の垂直軸を中心として前記
直線方向に対して左右に一定角度だけ水平面上で回動出
来る測桿と、この測桿の先端に設けたトレーサーレンズ
の中心のトレースポイントとを設けた図形測定装置にお
いて、前記直線方向の移動量を検出するために前記水平
軸の回転角度を検出するローラーエンコーダーは、その
内部の回転部分は前記水平軸に固定され、外側の固定部
分は前記回転部分との間に2個の軸受けにより軸方向に
は固定した同軸でかつ回転自在に保持され、前記本体と
の間には支桿を介して回動方向のみを固定するように構
成したことを特徴とする図形測定装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013955U JP3011082U (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 図形測定装置 |
KR1019950037240A KR0163559B1 (ko) | 1994-11-11 | 1995-10-23 | 도형측정장치 |
CN 95121550 CN1054685C (zh) | 1994-11-11 | 1995-11-10 | 图形测量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994013955U JP3011082U (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 図形測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3011082U true JP3011082U (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=11847641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994013955U Expired - Lifetime JP3011082U (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | 図形測定装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3011082U (ja) |
KR (1) | KR0163559B1 (ja) |
CN (1) | CN1054685C (ja) |
-
1994
- 1994-11-11 JP JP1994013955U patent/JP3011082U/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-23 KR KR1019950037240A patent/KR0163559B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-11-10 CN CN 95121550 patent/CN1054685C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1147082A (zh) | 1997-04-09 |
KR0163559B1 (ko) | 1999-03-30 |
CN1054685C (zh) | 2000-07-19 |
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