JPH0144253Y2 - - Google Patents

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JPH0144253Y2
JPH0144253Y2 JP1984036837U JP3683784U JPH0144253Y2 JP H0144253 Y2 JPH0144253 Y2 JP H0144253Y2 JP 1984036837 U JP1984036837 U JP 1984036837U JP 3683784 U JP3683784 U JP 3683784U JP H0144253 Y2 JPH0144253 Y2 JP H0144253Y2
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center
rotation
shaft
workpiece
main
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JP1984036837U
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JPS60149706U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はワークを支持して回転させるワーク
回転駆動装置に係り、特に前記ワークに当接する
センタ頭部のみを直接回転させて該ワークを回転
駆動するワーク回転駆動装置に関する。
[従来の技術] 例えば自動車エンジンのクランクシヤフトやミ
ツシヨンのメインシヤフト等の軸曲り等を測定す
る装置ではこれらワークの両端を支持して回転さ
せ、これに当接している測定装置の支持からその
曲りを知るようにしたものが多い。
第1図はこのようなワークを回転させるワーク
回転駆動装置の一例を示す側面図である。
この図に示すワーク回転駆動装置1は、直線状
に形成されたレール2と、このレール2の上面に
同レール2の長手方向(軸方向)にスライド可能
に設けられた主動部3と、前記レール2上に該主
動部3と向き合うように設けられるスライド可能
な従動部4とで構成されている。前記主動部3及
び従動部4は各々ロツクボルト10,11で前記
レール2上の任意の位置に固定し得るように構成
されたものであり、ロツクボルト10,11によ
つて主動部3,従動部4の各基台8,9を前記レ
ール2上の所定位置に固定した後、そのセンタ部
6,7をせり出させてワーク5を挟持させ、この
期主動部3のセンタ部6を回転させればこれに応
じてワーク5がこれらセンタ部6,7と一体に回
転する。
第2図は上述した主動部3側の詳細を示す断面
図であり、この図に示すように主動部3は、スト
ツパ18により常に上方に付勢される筒体21を
有しており、この筒体21には軸方向に摺動自在
なスライド部19が収納されている。このスライ
ド部19は、その内部にベアリング22によつて
回転自在に支持された回転軸11が収納されたも
のであり、この回転軸11は、その一端に前述の
センタ部6が取り付けられ、他端には歯車12が
取り付けられ、モータ14を付勢すればこのモー
タ14の歯車15を介して該回転軸11に回転力
が与えられ、これが回転する。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この主動部3は、できるだけ小型、
軽量であることが望ましいが従来の主動部3は駆
動力の伝達において、駆動源(モータ14)から
被修正物(ワーク3)間の伝達経路が長いため小
型化するのが難しいという問題があつた。また、
この伝達経路中の回転軸11は軸方向に長く、か
つその径が大きいため、その慣性負荷が大きく、
容量の大きなモータでなければこれを回転させる
ことができないという不都合があつた。
この考案は、上記の従来の機構の欠点を解決す
るためになされたもので、駆動系の慣性負荷を少
さくし、かつ所望の回転角度位置にワークを回転
位置決めできるように回転駆動するワーク回転駆
動装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本考案のワーク回転
駆動装置は、主動的に動作する主センタ部の回転
軸と、前記主センタ部の回転軸と同心に設けられ
前記主センタ部の回転軸との間でワークを挟持し
て従動的に動作する従センタ部の回転軸と、前記
ワークを回転させるため前記主センタ部の回転軸
に回転力を伝達する駆動力伝達部とを備えたワー
ク回転駆動装置において、 前記主センタ部は、主センタ42の回転軸61
の少なくとも一部の外周を覆う固定軸体63と、
前記主センタの回転軸の先端側に設けられ前記回
転軸と同心で回転するセンタ頭部60とを備え、 前記駆動力伝達部は、前記主センタのセンタ頭
部と平行な出力軸50を有した駆動源44からの
回転力を、前記センタ頭部又は前記主センタ部の
回転軸のセンタ頭部近傍に伝達して、前記センタ
頭部を回転させる構成となつており、 さらに、前記従センタ部には、前記従センタ部
の回転軸の回転を検出する回転検出手段が備えら
れていることを特徴とする。
[実施例] 以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第3図イ,ロは、本考案に係るワーク回転駆動
装置の一実施例を示す図であり、各々このワーク
回転駆動装置の主軸側の上面図及び側面図を示し
ている。また、第4図イはこの考案で用いられて
いるセンタの一部裁断側面図、第4図ロはこのセ
ンタの分解斜視図、第5図イ,ロは各々、本考案
に係るワーク回転駆動装置の従動側の上面図、及
び側面図である。
第3図ロにおいて、30は、レールであり、こ
のレール30上には同レール30の長手方向に対
してスライド可能な基台31が設けられ、この基
台31を所望位置に持つてきてこの基台31の上
部にあるロツクボルト32を締め付ければレール
30の内溝にスライド自在に嵌入されている停止
板33がレール30に圧接され、基台31がこの
位置で固定される。また、この基台31からは支
持アーム34,35がそれぞれ上方に伸びており
その上部には軸37(第3図イ参照)が設けら
れ、この軸37によつて本体36が上下に揺動自
在に支持されている。本体36は、ストツパ39
によつて下方への動きが規制されるものである。
また、この本体36の一側部にはその伸長方向が
レール30の長手方向Sと同じであるシリンダ4
1(第3図イ参照)が取り付けられており、この
シリンダ41の軸45には基板46が取り付けら
れている。基板46は、前記本体36内にスライ
ド自在に収納されたスライド軸43の先端と、こ
のスライド軸43のスライド位置を示すための棒
49の一端と、駆動源としてのモータ44とが取
り付けられたものであり、前記シリンダ41を付
勢すれば前記基板46に取り付けられたスライド
軸43、棒49、モータ44が水平方向に一体で
移動する。そしてこの場合、本体36側にはその
間隔が設定されたリミツトスイツチ等の検知器4
7a,48aによつて前記棒49に取り付けられ
た検知片47b,48bが検出されればこの位置
で前記シリンダ41が消勢され、前記基板46が
停止する。また、前記スライド軸43の先端部分
にはこれと同心に主センタ42が設けられてい
る。
この主センタ42は第4図イの側部断面図及び
第4図ロの分解斜視図に示すように止めキヤツプ
67によつてその後端側(図において右側)が閉
じられた円筒形の軸受け機能を有する固定軸体6
3と、この固定軸体63内に収納される回転軸6
1と、この回転軸61と前記固定軸体63との間
に介挿されるベアリング用のローラ65,66
と、前記回転軸61の先端に固定される円錐形の
センタ頭部60と、このセンタ頭部60と前記固
定軸体63の先端との間に介挿されるベアリング
64と、前記センタ頭部60に固定される円筒形
のカバー62とを有するものであり、前記カバー
62には第3図イに示すようにブラケツト55が
設けられている。ブラケツト55は、その周面上
にギヤ53が同心に設けられてものであり、この
ギヤ53は、前記モータ44の出力軸50の先端
に取り付けられたギヤ51に歯合している。
しかして、基台31をレール30上に沿つて移
動させて固定した後、軸方向移動用のシリンダ4
1を作動させ、基板46をせり出させてこの基板
46に設けられた主センタ42のセンタ頭部60
がワーク70に当接してこのセンタ頭部60及び
従動側のセンタ頭部によつてこのワーク70が支
持される。次いで、モータ44を付勢すればギヤ
51,53を介してセンタ頭部60、ブラケツト
55、カバー62、回転軸61が一体に回転しワ
ーク70が回転駆動される。なおこの場合、この
主センタ42の固定軸体63は、スライド軸43
に固定されているため、回転しない。
このようにこの実施例においてはモータ44か
らセンタ頭部60までの回転伝達経路を短くする
ようにしたので、その部品点数を少なくすること
ができると共に、モータ44の慣性負荷を小さく
することができる。また、主センタ42の軸受け
63をスライド軸43の先端にはめ込むだけで主
センタ42を固定することができるのでその組み
立てを簡単にすることができる。
また、主センタ42とモータ44が共に軸方向
に移動自在の基板46に取り付けられているの
で、その回転伝達経路は一層簡単となり回転力の
伝達は確実となる。
第5図イ,ロは、本考案に係るワーク回転駆動
装置の従動部の上面図、及び側面図であり、第3
図イ,ロに示す各部と対応する部分には同一の符
号を付してある。
この図に示す従動部80も第3図イ,ロに示す
主センタ42と同様に構成された従センタ81を
有するものであり、従センタ81のセンタ頭部8
2が回転すれば、このセンタ頭部82のブラケツ
ト83に設けられたスリツト板84が回転し、そ
の回転がフオト検出器85によつて検出される。
このようにセンタ頭部82のみを回転させ得る
従センタ81を用い、このセンタに直接スリツト
板84を設け、スリツト板84の回転をフオト検
出器85によつて非接触で検出するようにすれ
ば、従センタ81の慣性負荷を小さくすることが
でき、したがつて駆動系全体の慣性負荷を小さく
出来る。さらに、ギヤなどを用いて回転数を伝達
する場合などで生じるバツクラツシユスリツプな
どによる検出誤差の発生を防止することができる
とともに、回転力伝達機構を省略することがで
き、その部品点数を少なくすることができる。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案のワーク回転駆動装置
は、駆動源からの回転力をセンタ頭部又は回転軸
のセンタ頭部近傍に伝達して、センタ頭部を回転
できるので、センタ頭部の回転軸を短く形成でき
ると共に駆動源44をセンタ頭部の近傍に位置さ
せることが可能となり、従来の装置に比べてワー
クまでの回転力の伝達経路が短くなり、慣性負荷
が小さくて済み、正確な回転角度位置にワークを
回転駆動できる。しかも、駆動源の容量が小さく
て済み、装置の構造も簡単で組み立てやすい。ま
た、全体としての形状も従来より一層小型になつ
た。
さらに、従センタ部では、回転検出手段によつ
て従センタ部の回転軸の回転を検出しながら、ワ
ークを回転駆動できるので、ワークと主センタ間
部の回転軸との間でスリツプしたり回転むらがあ
つて、ワークに回転力が伝達されなかつたとき、
従来の主センタ部側で回転を検出してこれをワー
クの回転と見なしてしたものと異なり、ワークそ
のものの回転を確実に検出でき、主動部側におけ
る回転駆動精度の向上と相乗的に作用し、より一
層ワークを高精度で所望の回転角度に回転位置決
めできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のワーク回転駆動装置の一例を
示す側面図、第2図は、第1図の主動側の詳細を
示す断面図、第3図イ,ロは各々本考案に係るワ
ーク回転駆動装置の一実施例を示す主動側の上面
図および側面図、第4図イはこの考案で用いられ
るセンタの一部裁断側面図、第4図ロは同センタ
の分解斜視図、第5図イ,ロは各々、本考案に係
るワーク回転駆動装置の従動側の上面図、および
側面図である。 42……主センタ、44……駆動源(モータ)、
51,53……駆動力伝達部(ギヤ)、60……
回転軸受け部(ベアリング)、63……固定軸体、
70……ワーク、81……従センタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主動的に動作する主センタ部の回転軸と、前記
    主センタ部の回転軸と同心に設けられ前記主セン
    タ部の回転軸との間でワークを挟持して従動的に
    動作する従センタ部の回転軸と、前記ワークを回
    転させるため前記主センタ部の回転軸に回転力を
    伝達する駆動力伝達部とを備えたワーク回転駆動
    装置において、 前記主センタ部は、主センタ42の回転軸61
    の少なくとも一部の外周を覆う固定軸体63と、
    前記主センタの回転軸の先端側に設けられ前記回
    転軸と同心で回転するセンタ頭部60とを備え、 前記駆動力伝達部51,53は、前記主センタ
    のセンタ頭部と平行な出力軸50を有した駆動源
    44からの回転力を、前記センタ頭部又は前記主
    センタ部の回転軸のセンタ頭部近傍に伝達して、
    前記センタ頭部を回転させる構成となつており、 さらに、前記従センタ部には、前記従センタ部
    の回転軸の回転を検出する回転検出手段が備えら
    れていることを特徴とするワーク回転駆動装置。
JP3683784U 1984-03-16 1984-03-16 ワーク回転駆動装置 Granted JPS60149706U (ja)

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JP3683784U JPS60149706U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 ワーク回転駆動装置

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JP3683784U JPS60149706U (ja) 1984-03-16 1984-03-16 ワーク回転駆動装置

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JPS60149706U JPS60149706U (ja) 1985-10-04
JPH0144253Y2 true JPH0144253Y2 (ja) 1989-12-21

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339585A (en) * 1976-09-22 1978-04-11 Fanuc Ltd Machine tool
JPS5646921A (en) * 1979-09-26 1981-04-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel supplier

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4963580U (ja) * 1972-05-31 1974-06-04

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JPS60149706U (ja) 1985-10-04

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