JP3099029U - ピンチ吊持装置 - Google Patents

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杉山 政雄
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杉山金属株式会社
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Abstract

【課題】 ピンチ同士や、ピンチの物干し本体との絡まりを防止するピンチ吊持装置を提供する。
【解決手段】 物干し本体2から垂れ下がる吊持部材3の下端に二又部4を設け、該二又部4を、ピンチ1上半部を構成する一対の摘み部31、31先端に各々掛止して、二又部4でピンチ1における一対の摘み部31、31端間への進入路Lを閉路して、ピンチ1、1同士が絡み合ったり、ピンチ1と隣設する物干し本体の構成杆との絡みつきを防止して、絡みつきを解除する作業を一切不要にする。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、ピンチの物干し本体への吊持装置、更に詳しくはピンチ同士の絡まりやピンチと物干し本体との絡まりを防止するピンチの物干し本体への吊持装置に関するものである。
 従来、ピンチの吊持装置としては、物干し本体から垂れ下がる吊持部材の下端を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部の片方に掛止するのが主流であった(例えば、特許文献1参照)。
 ところで、前記の従来の吊持装置では、図4に示すようにピンチ1上半部を構成する一対の摘み部31、31端間が開放されている。
 そのため、風等の影響で物干し本体2やピンチ1が大きく揺れて、一対の摘み部31、31の開放部から物干し本体2の構成杆12が入り込んで、ピンチ1と物干し本体2とが絡まったり、隣りのピンチ1の摘み部31、31同士が相互に同開放部から入り込み絡まりあったり、更には隣りの物干し本体2に吊持されるピンチ1、1同士が同様に絡まりあったりする等の問題を引き起こす。
 このようにピンチ1、1同士や、ピンチ1と物干し本体2が絡まると、その絡まりを解除する作業が非常に大変で、時には作業間違いで吊持部材を切断してしまう虞れもあった。
 また、大きな面積を占有する布製のシーツや毛布等は、物干し竿や物干し綱等に2つ折りにして掛けたり、ピンチで吊り上げられる。
 しかしながら、広い物干しスペースを占有し、物干し場である、例えばベランダ等の物干しスペースが狭い場合には、干すことができない。しかも、その物干しスペースにクーラー等の室外機や植木鉢等の障害物がある場合にも干すことができず、少ない占有スペースでシーツや毛布等を干すことも切望されている。
実開平6−66592号公報(第13頁、図1)
 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、ピンチ同士や、ピンチの物干し本体との絡まりを防止することである。
 他の技術的課題は、シーツや毛布等を場所を取らずに干すことが可能で、しかも不必要時にはコンパクトに折り畳むことである。
 上記課題を解決するために講じた技術的手段は、物干し本体から垂れ下がる吊持部材の下端に二又部を設け、該二又部を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部先端に各々掛止していることを特徴とするピンチの吊持構造である(請求項1)。
 この手段を採用することによって、二又部が、ピンチにおける一対の摘み部端間への進入路を閉路する。
 また、隣設する端部同士を水平方向回転可能に連結する複数本の長尺体で構成する物干し本体の所望の長尺体に引っ掛けフックを備えると共に、各長尺体に間隔をおいて吊持部材で垂れ下げ、該吊持部材の下端に二又部を設け、該二又部を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部先端に各々掛止する構成を採用しても良いものである(請求項2)。
 この手段を採用することによって、二又部が、ピンチにおける一対の摘み部端間への進入路を閉路する。
 そして、物干し竿や物干し綱等の引っ掛けフックを引っ掛けて物干し本体は吊り下げる。長尺体を水平方向に回動させて長尺体相互の挟角を小さく設定した状態で2つ折りしたシーツや物干しをピンチで吊ることによって、物干しスペースを占有することなくシーツや毛布等の大きな面積を占有する洗濯物を干すことができる。また、物干しスペースに余裕がある場合には、引っ掛けフックを物干し竿や物干し綱等に沿って移動させて、シーツや毛布を広げて干すこともできる。
 本考案は以上のように、物干し本体から垂れ下がる吊持部材の下端に二又部を設け、該二又部を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部に各々掛止して、二又部がピンチにおける一対の摘み部端間への進入路を閉路するようにしているので、風等の影響で大きく揺れて、ピンチ同士が干渉しあったり、ピンチが物干し本体の構成杆に干渉することがあっても、ピンチが物干し本体の構成杆に絡みついたり、ピンチ同士が絡みつくことがない。
 従って、物干し作業の前作業として、絡みつきを解く作業が全く不要となり、物干しに際して作業性の大幅な向上が図れ、作業間違いで吊持部材を切断してしまう虞れが全くなくなる。
 しかも、物干し本体が、隣設する端部同士を水平方向回転可能に連結する複数本の長尺体から構成されていると、長尺体相互で形成される挟角を任意な小角になるようにジグザグ状に折り畳んだコンパクトな状態から長尺体が直線状に伸長する棒状体まで可変可能であるので、場所を取らずに大きな面積を占有するシーツや毛布等を干すができるし、そのシーツや毛布等の乾きを早くするために従来と同様に広く延して干すこともできる。
 そのため、物干し場所の広狭や障害物の有無等の諸条件に応じてシーツや毛布等が干せる便利なピンチ吊持装置を提供する。
 物干し本体は、平面視矩形枠状、平面視円枠状等任意であり、隣設する端部同士を水平方向回転可能に連結する複数本の長尺体で構成されたものでも良い。
 その物干し本体に吊持される吊持部材は、その下端にピンチ上半部を構成する一対の摘み部に個別に掛止する二又部を備え、その二又部が一対の摘み部先端間への進入路を閉路して、隣設するピンチの摘み部や構成杆の進入を防止する。
 図1は、本考案ピンチ吊持装置の第1の実施の形態を示している。
符号1はピンチ、2は物干し本体である。
 ピンチ1は、本実施の形態では、1本のステンレス製の線材で成形したものを図示している。
 このピンチ1は、線材を巻いてコイル状に形成されたコイルバネ部11の両端の線材を下方に略U字形に折曲して一対の挟持部21、21を形成し、その挟持部21先端をコイルバネ部11の上方まで延設し、そこで長孔形状や輪形状に折り曲げて一対の摘み部31、31を形成して、一対の摘み部31、31をコイルバネ部11の弾撥力に抗して摘むことによって、一対の挟持部21、21による挟持が解除されるようになっている。
 各ピンチ1は、物干し本体2の構成杆12に上端を掛止する吊持部材3で吊持されている。
 この吊持部材3は、ステンレス製であり、本実施の形態では1個の上位リング13と、その上位リング13の下端に上端を掛止して吊り下げられる2個の下位リング23、23とで構成されており、その下位リング23、23をピンチ1の前記一対の摘み部31、31先端に開孔した掛止孔131に各々掛止して、その下位リング23、23で一対の摘み部31、31先端間への進入路Lを閉路する二又部4を構成するようになっている。
 従って、例えば風等の影響で各ピンチ1が大きく揺れて、隣設するピンチ1同士や物干し本体2の構成杆12にぶつかっても、二又部4が隣設するピンチ1の摘み部31、31や構成杆12の進入を防止してピンチ1同士やピンチ1と物干し本体2の構成杆12との絡み合いを防止する。
 次に図2及び図3に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、隣設する端部同士を水平方向回転可能に連結する複数本の長尺体22で構成された物干し本体2の各長尺体22に間隔をおいてピンチ1を吊持部材3で吊持している。
 この物干し本体2は、その各長尺体22の長さを100cm〜200cmとし、直線状の1本の棒状体に伸長する形態と、長尺体22相互間の挟角が可変するジグザグ状に折り畳まれる形態まで変化するようになっている。
 従って、この物干し本体2は、不使用時に隣設する長尺体22が接近するコンパクトな状態まで場所を取らないように折り畳むことができる。
 また、各長尺体22または所望の長尺体22は、鎖部材32を介して引っ掛けフック42で物干し竿や物干し紐等の引っ掛け可能になっている。
 各長尺体22は、下面を開放した縦断面下向きコ字状を呈しなり、上面を貫通するトラスリベット42にプッシュナット52を係止することによってピンチ支持部62を内部に収容状に取付け、該ピンチ支持部62の両端から下向きに折曲したアーム部621先端に吊持部材3を介してピンチ1を吊持している。
 前記ピンチ吊持部62は、各長尺体22において複数取り付けられている。
 吊持部材3は、先端に二又部4を有する前記第1の実施の形態と同様な構成であり、ピンチ上半部の一対の摘み部31、31先端にその二又部4を掛止して、一対の摘み部31、31先端間への前記進入路Lをその二又部4が閉路するようになっている。
 以上のように構成されている第2の実施の形態のピンチ吊持装置にあっては、物干し竿Aや物干し綱等に引っ掛けフック42で引っ掛けて、長尺体22相互で形成される挟角を任意な小角になるようにジグザグ状に折り畳んだコンパクトな状態で、大きな面積の布製シーツや毛布等を二枚折りにして各長尺体22のピンチ1で挟持させて吊り下げて、小さな占有スペースで干せるようにしたり、その状態から各引っ掛けフック42を物干し竿Aや物干し綱等上を移動させて物干し本体2を直線状の1本の棒状体にして布製のシーツや毛布等を広げた乾き易い状態で乾かすことができる(図2の二点鎖線)。
 従って、狭い間口を利用して布製のシーツや毛布等を干すこともできるし、乾き易くなるようにそのシーツや毛布等を延して干すこともできるし、取り込む作業も楽である。
本発明ピンチ吊持装置の第1の実施の形態の斜視図。 同第2の実施の形態の斜視図。 (3)−(3)線断面図。 従来のピンチ吊持装置の正面図。
符号の説明
  2:物干し本体              3:吊持部材
  4:二又部            31、31:摘み部
 22:長尺体                1:ピンチ

Claims (2)

  1.  物干し本体から垂れ下がる吊持部材の下端に二又部を設け、該二又部を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部先端に各々掛止していることを特徴とするピンチ吊持装置。
  2.  隣設する端部同士を水平方向回転可能に連結する複数本の長尺体で構成する物干し本体の所望の長尺体に引っ掛けフックを備えると共に、各長尺体に間隔をおいて吊持部材で垂れ下げ、該吊持部材の下端に二又部を設け、該二又部を、ピンチ上半部を構成する一対の摘み部先端に各々掛止していることを特徴とするピンチ吊持装置。
JP2003270016U 2003-07-03 2003-07-03 ピンチ吊持装置 Expired - Lifetime JP3099029U (ja)

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