JP3098557B2 - 丁合後にマッチング検査可能な丁合物及びその作成方法 - Google Patents

丁合後にマッチング検査可能な丁合物及びその作成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票をはじめとする各
種書類を丁合してなる丁合物及びその作成方法に関し、
特に、丁合後に各書類のマッチング検査が可能な丁合物
及びその作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における丁合物は、丁合すべき各書
類に照合記号を一般的な印刷インキを用いて印刷し、丁
合の前段階で前記照合記号をセンサで検出し、丁合すべ
き各書類を照合してマッチング検査をした後、重ね合わ
せ、あるいは包み込む等して丁合することにより作成し
ている。なお、本明細書において、シートとは、紙、樹
脂等その材質は特にこだわらず、その形態もいわゆるシ
ートのほか、カード、袋状物、冊子状物等の薄物を含む
ものであり、また、印刷は印字も含む意味で用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の丁
合物にあっては、表出している書類の照合記号はセンサ
で検出可能だが、他の表出していない書類の照合記号に
ついては検出することができない。このため、従来で
は、丁合後に照合記号に基づいて、再度各書類のマッチ
ング検査をすることができないという不都合があった。
【0004】本発明は、この不都合を解消するために、
丁合後にマッチング検査が可能な丁合物、及びこのよう
な丁合物を容易に作成し得る作成方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】互いに関係する情報が設
けられ丁合された上下に位置するシートにおいて、各シ
ートの各々には、機械読み取りされる互いのマッチング
用の照合記号が付されているとともに、少なくとも丁合
状態において所定面側に表出しない照合記号は、所定面
側からシートを介しての検知を可能とする金属または金
属粉入りインキで設けたものである。
【0006】この丁合物は、互いに関係する情報が設け
られ上下に重ね合わされ丁合されるシートの各々に機械
読み取りされるマッチング用の照合記号を設けるにあた
って、少なくとも丁合状態において所定面側に表出しな
い照合記号を金属または金属粉入りインキにより設けて
丁合することにより作成される。
【0007】上述の丁合状態において所定面側に表出し
ない照合記号とは、設けられたシートが他のシートと丁
合された下面に位置して目視できない照合記号、設けら
れたシート面が互いに向かい合った状態で丁合されたと
きの互いの照合記号、設けられたシートの検査する側の
面と反対側の面に位置する照合記号、袋状物あるいは冊
子状物のシートと丁合するときにこの袋状物の中に封入
されあるいは冊子状物に綴じ合わされたり挿入されるシ
ートの照合記号、を含むものである。
【0008】
【作用】表出していないシートの照合記号は、金属また
は金属粉入りインキで照合記号を設けるので、X線透過
装置等の金属探知手段を用いて読み取りが可能であり、
この読み取り結果に基づいてマッチング検査を行うこと
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1〜図3は第1
実施例を示し、図1は丁合前の連続状態にある書類であ
る帳票を示す平面図、図2は丁合装置の概略的な側面
図、図3は作成した丁合物の丁合状態を示す斜視図、図
4及び図5は第2実施例を示し、図4は丁合物の作成状
態を模式的に示す斜視図、図5は丁合装置のブロック
図、図6は第3実施例を示す丁合物の丁合状態を示す斜
視図である。
【0010】まず、図1〜図3に基づいて第1実施例を
説明する。図1に示すように、互いに関係する情報が印
刷され丁合されるべき連続帳票1a,1b,1cは、両
側に等間隔に移送孔2が透設されたマージナル部3を有
する各単位帳票4a,4b,4cを切り用ミシン目5を
境に多数連接してなる。そして、上位に重ねられる連続
帳票1aの裏面と、中位に重ねられる連続帳票1bの表
裏面と、下位に重ねられる連続帳票1cの表面の各重ね
合わせ部分の所定位置には、通常では接着せず、所定の
圧力が加えられると接着可能となる、感圧性接着剤8が
塗布されている。また、前記各単位帳票4a,4b,4
cの表面には、所定位置にそれぞれ情報記入欄6が設け
られ、図示してはいないが、連続帳票1a,1bのこれ
ら情報記入欄6の裏面側には染料カプセルが塗布される
一方、連続帳票1b,1cの前記情報記入欄6の表面に
は、呈色剤が塗布されている。そして、各単位帳票4
a,4b,4cの表面上部には、それぞれ右端寄り、中
央部分、左端寄りの各所定位置に、照合記号であるバー
コード7a,7b,7cが金属粉入りインキである一成
分系磁性トナー(トナーのキャリアである磁性粉がトナ
ーと一緒に紙面上に印刷されるものをいう)で印刷され
る。この印刷は、各連続帳票1a,1b,1cを移送し
ながら、通常のプリンタによる印刷動作と同様にして行
われる。
【0011】次に、図2に基づき上述した各連続帳票1
a,1b,1cから丁合物を作成する丁合装置を説明す
る。丁合装置11は、各連続帳票1a,1b,1c毎に
引き出す引き出しトラクタ12a,12b,12cと、
これら引き出された各連続帳票1a,1b,1cを対応
する単位帳票4a,4b,4c毎に移送孔2を介して重
ね合わせる重ね合わせトラクタ13と、これら重ね合わ
された三枚の連続帳票11の所定部分にあらかじめ塗布
されている感圧性接着剤8の接着条件である所定以上の
圧を付与して綴じ合わせる上下二対の圧着ローラ14,
14からなる綴じ機構15とが順に設けられてなる。
【0012】上述の引き出しトラクタ12a,12b,
12cは、階段状に離して配置され、各引き出しトラク
タ12a,12b,12cと各重ね合わせトラクタ13
とを結ぶそれぞれの連続帳票1a,1b,1cの移送通
路距離は、隔離通路と緩み通路のガイド21を介して等
距離となる。前記各引き出しトラクタ12a,12b,
12cの中央部には、連続帳票1a,1b,1cをセッ
トするための連続帳票先端の位置合わせ指示ガイド16
a,16b,16cが設けられている。また、引き出し
トラクタ12a,12b,12cには、その手前端に、
連続帳票1a,1b,1cのバーコード7a,7b,7
cを検出して読み取るバーコードリーダ17a,17
b,17cが設けられる一方、その奥端に、連続帳票1
a,1b,1cの先端を検出する先端検出センサ18
a,18b,18cが設けられている。そして、これら
の各バーコードリーダ17a,17b,17c及び各セ
ンサ18a,18b,18cの検知信号を照合して連続
帳票1a,1b,1cのマッチングミスを防止するため
の照合装置19が設けられ、照合不一致の際、または各
引き出しトラクタ12a,12b,12cの手前に設け
られた各連続帳票1a,1b,1cの最終端を検知する
フォームエンドセンサ20a,20b,20cで各連続
帳票1a,1b,1cの最終端を検出した際には、丁合
装置11の駆動が停止するよう構成されている。
【0013】図2で明らかなように、丁合装置11の後
段には、丁合された三枚の綴じ合わせ連続帳票30を丁
合装置11の移送速度と同期して移送しながら単位帳票
4a,4b,4c毎に切断するための切断装置31が接
続されている。この切断装置31は、移送用トラクタ3
2と、連続帳票1a,1b,1cのマージナル部3を切
り落とすスリッタ33と、上下一対の給送ローラ34
と、ブレード35と、前記給送ローラ34よりも早く回
転する上下一対の引っ張りローラ36とを順に設けて構
成されている。そして、前記引っ張りローラ36に続い
て、連続帳票30が単位帳票4a,4b,4c毎に切断
されてなる丁合帳票40を積み重ねるためにデリバリス
タッカ37が設けられている。
【0014】続いて、上述した丁合装置11を使用して
丁合帳票40を作成する方法を説明する。各連続帳票1
a,1b,1cは、図示していないプリンタによって図
1に示すように、各別に所定位置にバーコード7a,7
b,7cが印刷された後、図2に示すように、各切り用
ミシン目5でジグザグに折り畳まれて所定状態に載置さ
れる。そして、前記各連続帳票1a,1b,1cを引き
出して両側の移送孔2を引き出しトラクタ12a,12
b,12cにセットするとともに、各連続帳票1a,1
b,1cの先端を指示ガイド16a,16b,16cに
合わせてセットする。なお、この引き出しトラクタ12
a,12b,12cに達した段階において、各連続帳票
1a,1b,1cのバーコード7a,7b,7cが対応
するバーコードリーダ17a,17b,17cで読み取
られて照合され、マッチングしているか否か検査され
る。
【0015】ここで、丁合装置11を駆動すると、引き
出しトラクタ12a,12b,12cがいっせいに駆動
される。次いで、各連続帳票1a,1b,1cを緩み通
路のガイド21を通過させ、重ね合わせトラクタ13に
達する段階で、一旦丁合装置11の駆動を停止させて各
引き出しトラクタ12a,12b,12cの送りを止
め、それぞれの連続帳票1a,1b,1cの各単位帳票
4a,4b,4cを上下で揃えて両側の移送孔2を重ね
合わせ、前記重ね合わせトラクタ13にセットする。そ
して、再び丁合装置11を駆動すると、前記重ね合わせ
トラクタ13で重ね合わされた各連続帳票1a,1b,
1cは、移送されて綴じ機構15に達し、あらかじめ塗
布された感圧性接着剤の接着条件が付与されて、前記各
連続帳票1a,1b,1cは所定箇所で綴じ合わされ
る。続いて、切断装置31の移送用トラクタ32に達し
た段階で、また丁合装置11の駆動を停止させ、綴じ合
わされた連続帳票30の移送孔2を前記移送用トラクタ
32にセットして、再び丁合装置11と切断装置31を
駆動すれば、綴じ合わされた連続帳票30の不要なマー
ジナル部3は切り落とされ、さらに切り用ミシン目5か
ら切り離されて丁合帳票40が完成する。
【0016】図3に示すように、丁合帳票40の上位の
単位帳票4aのバーコード7aは視認可能であるが、下
の二枚の単位帳票4b,4cのバーコード7b,7cは
視認不能である。しかし、前記丁合帳票40の各バーコ
ード7a,7b,7cは、互いに重ならないように配置
され、かつ、一成分系磁性トナーで印刷されているの
で、X線透過による検査装置48を用いると、前記各バ
ーコード7a,7b,7cの読み取りが可能で、マッチ
ング検査を行うことができる。この検査装置48は、X
線発生器45と、これに対向するカメラ46と、このカ
メラ46で捉えられた画像から照合記号であるバーコー
ド7a,7b,7cを読み取り、丁合帳票40の各シー
トのマッチング状態を判定する処理装置47とから構成
される。
【0017】次に、図4及び図5に基づいて第2実施例
を説明する。本実施例は、電話通話料の請求書を印刷
し、封筒に封入・封緘することで丁合する装置に適用し
た例である。まず、図5に基づき丁合装置について説明
すると、一成分系磁性トナーを使用する各プリンタ50
a,50b,50cには、振替用紙付きの請求書60、
請求内訳61及び請求明細62に関する定型文(枠等の
図形や、発行元、挨拶文などを含む固定情報)があらか
じめ印刷された連続用紙が供給される。また、二成分系
トナー(トナーのみが紙面上に印刷され、キャリアは印
刷されずに回収されるもの)を使用するプリンタ50d
には、封筒を形成するための連続用紙が供給される。前
記各プリンタ50a,50b,50c,50dの印刷速
度は制御回路51によって制御可能であり、前記制御回
路51は印刷速度制御信号V1,2,3,F のほかに、
印刷文字のパターン・データ(ラスター・データ)D1,
2,3,4 を前記各プリンタ50a,50b,50
c,50dに供給する。
【0018】切断装置52a,52b,52cはそれぞ
れ、前記プリンタ50a,50b,50cから出力され
る印刷済みの連続用紙を各文書毎に切断し、三つ折りに
する。そして、同じ宛先の各文書をマッチングさせるた
めに、同じ宛先の各文書には同じバーコード(図示せ
ず)が前記各プリンタ50a,50b,50c及び50
dで印刷されており、バーコード読み取り装置53a,
53b,53c及び53dが、前記切断装置52a,5
2b,52cから排出される各単位用紙及び前記プリン
タ50dから排出される封筒紙64に設けられた前記バ
ーコードをそれぞれ読み取るように配置されている。
【0019】一方、チラシ供給装置54は、宛先に無関
係に同封されるチラシ63を供給する装置であり、この
チラシ供給装置54から排出されたチラシ63や、プリ
ンタ50cで印刷された請求明細62、プリンタ50b
で印刷された請求内訳61及びプリンタ50aで印刷さ
れた振替用紙付きの請求書60は、コンベヤ55に支持
されて移送される篭56に収容される。なお、57は前
記コンベヤ55の駆動装置である。そして、各プリンタ
50a,50b,50cの印刷速度を調整して、一つの
篭56には、チラシ供給装置54からのチラシ63のほ
かに、同じ宛先に対する1または複数枚の請求明細6
2、1または複数枚の請求内訳61、1枚の振替用紙付
きの請求書60が収容されるよう構成されている。
【0020】そして、封入・封緘装置58は、プリンタ
50dにより宛先を印刷された連続封筒用紙64に、1
つの篭56内の全文書を封入し、接着剤で封緘したう
え、単位封筒に切断するものである。
【0021】続いて、図4を参照して本実施例の動作に
ついて説明するが、図4は、装置を模式化して示してお
り、また、各切断装置14a,14b,14c及びバー
コード読み取り装置53a,53b,53cについて
は、図示を省略してある。文書に示したハッチングは、
印刷後であることを表している。本実施例では、各請求
先についての請求明細62及び請求内訳61のデータが
請求先毎にまとめた形で電子データ化され、磁気テープ
に記録されており、ソート回路59はその記録データ
を、各請求先の請求明細62のデータ数(または印刷し
た時の枚数)及び請求内訳61のデータ数(または印刷
した時の枚数)の多い順にソートして、制御回路51に
供給する。すると制御回路51は、請求明細62のデー
タ数(または印刷枚数)及び請求内訳61のデータ数
(または印刷枚数)にしたがって、プリンタ50a,5
0b,50cの印刷速度を決定し、また、この印刷速度
に基づいてプリンタ50dの印刷速度とコンベヤ55の
移送速度を決定する。
【0022】このように決定された印刷速度で印刷され
た文書は、それぞれ切断装置52a,52b,52cに
よって切断され、三つ折りにされる。そして、バーコー
ド読取り装置53a,53b,53cが各文書に設けら
れたバーコードを読み取って、その結果を制御回路51
に供給する。制御回路51は、バーコード読取り装置5
3a,53b,53cに対応位置する各文書が、篭56
に収容される段階で同一の請求先に対する文書が収容さ
れる関係になっているかどうかを確認し、マッチングし
ていなければ、所定の警報を発するとともに、装置を停
止させる。
【0023】バーコード読取り装置53a,53b,5
3cを同時に通過した文書は、別々の篭56に収容さ
れ、篭56の移動にしたがって、同一の篭56に同一請
求先の文書が順次収容されていく。すなわち、一つの篭
56には、まずチラシ供給装置54から所定のチラシ6
3が収容され、以後移動するにしたがって、同じ請求先
についての、プリンタ50cで印刷された任意枚数の請
求明細62、プリンタ50bで印刷された任意枚数の請
求内訳61、プリンタ50aで印刷された1枚の請求書
60が順次収容される。このようにして、一つの篭56
に収容された同一の請求先に送付すべき文書は、封入・
封緘装置58に送られる。
【0024】プリンタ50dは、制御回路51に制御さ
れて、コンベヤ55で封入・封緘装置58に送られて来
る篭56に収容された文書の送付先を封筒紙64に印刷
する。そして、封入・封緘装置58は、篭56内の全文
書を送付先を印刷した封筒紙に封入し、接着剤で封緘し
て、分離した封筒として排出する。このようにして、一
つの請求先に送付すべき文書が全て封緘され、表面には
送付先が印刷された封筒が作成される。
【0025】本実施例においても、封筒の宛先に対応す
る請求明細62、請求内訳61、請求書60が丁合され
ているかどうかという最終的なマッチング検査を、第1
実施例と同様にして、封入・封緘後にX線透過による検
査装置68を利用して行うことができる。この検査装置
68も、前記検査装置48と同様に、X線発生器65
と、これに対向するカメラ66と、このカメラ66で捉
えられた各封筒及びこの封筒に封入・封緘された各文書
の照合記号であるバーコード画像を読み取り、読み取っ
た各バーコードにより封筒及びこの封筒に封入・封緘さ
れた各文書のマッチング状態を判定する処理装置67と
から構成されている。
【0026】次に、図6に基づき第3の実施例を説明す
る。本実施例は第2実施例の装置を利用して同一方法で
作成される丁合物に関するものであるが、第2実施例と
相違する点は、一枚の文書70が三つ折りされて一つの
封筒71内に封入・封緘されて丁合される点である。そ
して、前記文書70の上部と、前記封筒71の右下部分
には、それぞれ一成分系磁性トナーを印刷してなるバー
コード72,73が設けられている。したがって、本実
施例でも、封入・封緘後に、X線透過装置を用いること
により、封筒71内に封入された文書70のバーコード
72を読み取ることができ、これによって、丁合物のマ
ッチングを検査することができる。
【0027】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、丁合帳票の綴じ合わせは、
接着剤を用いるほか、いわゆる紙綴じでもよい。また、
照合記号は、バーコード7a,7b,7c,72,73
のほか、文字や数字、あるいは図形等でもよい。さら
に、金属粉入りインキが、一成分系磁性トナーに限られ
ないことはもちろんである。またさらに、金属で照合記
号を設ける場合には、金属プレートでバーコード、文
字、数字、図形等の記号を構成し、各シートにこの金属
プレートを貼り付けたり、金属箔等による箔押し技術を
用いればよい。さらにまた、丁合物の表出する書類、す
なわち最上位に重ねられた書類1aや封筒64,71の
照合記号は、金属または金属粉入りインキで設けず、通
常のインキを用いて設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、少なくとも丁合状態において所定面側
に表出しない照合記号を、金属または金属粉入りインキ
で設けたので、丁合後にもX線透過装置等を用いてマッ
チング検査を行えるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における丁合前の連続状態にある帳
票を示す平面図。
【図2】同じく丁合装置の概略的な側面図。
【図3】同じく丁合物の丁合状態を示す斜視図。
【図4】第2実施例における丁合物の作成状態を模式的
に示す斜視図。
【図5】同じく丁合装置のブロック図。
【図6】第3実施例における丁合物の丁合状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
1a,1b,1c 連続帳票 4a,4b,4c 単位帳票 7a,7b,7c バーコード 11 丁合装置 15 綴じ機構 31 切断装置 40 丁合帳票 50a,50b,50c,50d プリンタ 60 請求書 61 請求内訳 62 請求明細 63 チラシ 64 封筒紙 70 文書 71 封筒 72,73 バーコード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに関係する情報が設けられ丁合された
    上下に位置するシートにおいて、各シートの各々には、
    互いのマッチング用の照合記号が付されているととも
    に、少なくとも丁合状態において所定面側に表出しない
    照合記号は、所定面側からシートを介しての検知を可能
    とする金属または金属粉入りインキで印刷されたことを
    特徴とする丁合後にマッチング検査可能な丁合物。
  2. 【請求項2】互いに関係する情報が設けられ上下に重ね
    合わされ丁合されるシートの各々にマッチング用の照合
    記号を設けるにあたって、少なくとも丁合状態において
    所定面側に表出しない照合記号は金属または金属粉入り
    インキにより設けて丁合することを特徴とする丁合後に
    マッチング検査可能な丁合物の作成方法。
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