JP3066670B2 - 配送伝票の製造方法とその装置 - Google Patents
配送伝票の製造方法とその装置Info
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Description
た連続帳票を裁断し、それを指定枚数の組伝票にし、更
に透明タック・フィルムでパックして配送物に直ちに貼
付可能な配送伝票を自動的に製作する配送伝票の製造方
法に関するものである。
写伝票を予め重ね合わせ、左端部を天糊を施して綴じ合
わせるか、接着剤、ステープル、紙ホッチキス等で綴じ
合わせ、その組帳票を連続配送票兼袋カバーと剥離紙の
間に挟み込む方法が採られ、組伝票の作成及び連続配送
票兼袋カバーと剥離紙間への組伝票の挟み込みはそれぞ
れ別の装置によって行なわれていた。また、従来の配送
伝票は複写形式のものであるため、使用の都度書き込む
必要があると同時に、下位の伝票の文字が不鮮明になる
という欠点があった。
売等の支払条件に応じて伝票の枚数が異なる配送伝票を
自動的に作成する場合に適する配送伝票の製造方法を提
供することを課題とするものである。
解決するためになされたもので、連続帳票の所定部分に
住所、氏名、品名等の情報と選別マークをプリントアウ
トした後、単位伝票に分断し、次いで前記選別マークに
従い不要伝票がある時はそれを自動排除した後、所定枚
数の伝票を重ね合わせ、次にその組伝票を綴じ合わせた
後、裏面に粘着剤を付したタック・フィルムと剥離紙間
に挟み込んで、配送伝票を得るようにしたものである。
た連続剥離紙付の透明カバー、即ち透明タック・フィル
ムを供給することにより、配送品に直ちに貼付すること
ができる配送伝票を自動的に製作することができる。
図、図2はその分解斜視図で、1は透明なタック・フィ
ルム、2はタック・フィルム1より両側を長くし、左側
に送り孔2aを設けた剥離紙である。タック・フィルム
1は右側に30mm程、左側に10mm程それぞれ残し
て、裏面に粘着剤を塗布してあり、aの範囲が粘着部と
なっている。Xは組伝票で、同じ大きさの4枚の伝票
4,5,6,7から成り、それぞれ左側に切取用切欠8
を設けたミシン目入り部9が設けられ、ミシン目入り部
9の左側が紙クリップ加工や粘着剤などによって綴られ
ている。そして、最上位の伝票には右側縁の中間に半円
形の切欠10が設けられ、第2伝票5と第3伝票6の右
上のコーナー部を順次小さく斜にカット11,12し、
重なり形状を上下の綴票と異にしてある。組伝票Xの綴
票の枚数は目的及び用途によって変化するが、実施例の
4枚綴の場合、例えば第1伝票は現品添附のお届け伝
票、第2伝票5は配送部控代金引換え入金伝票、第3伝
票6は納品書、第4伝票7は領収書としてそれぞれ用い
られ、それらの内容の記載は、丁合し綴る前の連続帳票
の状態においてコンピュータを用いて各伝票の所定位置
に印字又は印刷される。そして、伝票本体Xは、図1及
び図2に示すように右側側縁をタック・フィルム1の右
側側縁と揃え、且つタック・フィルム1の裏面に形成し
た粘着部が伝票本体の3辺の外側に逆コ字状に出るよう
にタック・フィルム1と剥離紙2間に挟み込まれてい
る。以上のように構成されるので、使用の際は、剥離紙
2を剥離し、裏面に形成される逆コ字状の接着部によっ
て配送品に貼付する。剥離紙2の剥離は、剥離紙2の右
側部Rがタック・フィルム1及び伝票本体Xより図1に
示すように右側に出ているので、楽に行うことができ
る。配送品に貼付後に第2伝票5以下を切り離す場合
は、開閉自在のタック・フィルムの右側自由端を左指で
撮み上げ、右手親指を切欠10に露出する第2伝票11
に掛けて第2伝票以下を開き、次いでその右手親指を上
方に動かして上部コーナー部の段差部に移動させ、切り
離そうとする伝票を選んで撮み、右斜め下方に引張るよ
うにしてミシン目入り部8から引き千切るようにするこ
とにより、迅速に切り離すことができる。この実施例に
おいて、タック・フィルム1の左側に粘着剤を塗布しな
い部分を設けたのは、右側と同様剥離紙2の剥離を容易
にするためと、包装紙や梱包材を再使用しようとする場
合にタック・フィルム1と第1伝票4の剥離を容易にす
るためである。
て、図面に基づき説明する。図3は実施例の製造装置の
概略構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図
である。図3において、20は連続帳票、21は選別マ
ークセンサー付断裁ユニット、22はデュアル・デフレ
クター、23は中間フィーダ、24はデフレクター、2
5はアッセンブルユニット、26はクリンプ・ユニン
ト、27はタック・フィルム包装機である。28’は、
連続剥離紙29を粘着面に接着してロール状に巻かれた
連続タック・フィルムで、連続剥離紙29は連続タック
フィルム28から分離してタック・フィルム包装機27
から引き出し、クリンプ・ユニット26、アッセンブル
・ユニット25、デフレクター24及びバイパス・トレ
ー30の下を通した後、ガイドロール31,32,33
を介してバイパス・トレー30、デフレクター24、ア
ッセンブル・ユニット25、クリンプ・ユニット26の
上方を前方に送って、再びタック・フィルム包装機27
に入れられる。断裁ユニット21に送り込まれる連続帳
票20は、図4に示すように4枚一組とする伝票4,
5,6,7がコンピュータ制御のプリンターによって2
列に印刷されている。各伝票には、配送先の住所、氏名
は勿論のこと、品名、価格等と共に、選別マーク印刷欄
34に選別マーク35がプリントされる。図3の実施例
では、情報をプリントした連続帳票20を断裁ユニット
21に供給する形式としたが、断裁ユニット21にコン
ピュータ制御によるプリンタを接続する形式を採ること
もできる。
給してから、図1及び図2に示すような配送伝票が出来
上るまでの動作を図5に示す動作フロー図を用いて説明
する。連続帳票20が断裁ユニット21に送り込まれる
と、選別マーク35を読み取ると同時に、パーフオレー
ション部20a,20bが切り離され、且つ各伝票4,
5,6,7に分断されてデユアル・デフレクター22に
2枚づつ送られ、次いで、横方向に中間フィーダー23
を介してデフレクター24に一枚づつ送られる。デフレ
クター24では断裁ユニット21で検出した選別マーク
35が不要マークである場合は、その不要マークを付し
た伝票はバイパス・トレー30へ排除され、それ以外の
選別マークを付した伝票はアッセンブル・ユニット25
へ送る。アッセンブル・ユニット25では、前記選別マ
ークによって指定された伝票が集まると、重ねた状態で
クリンプ・ユニット26に送り、クリンプ・ユニット2
6ではその組伝票に紙クリップを施し、綴り合わせる。
綴り合わされた組伝票Xは、タック・フィルム包装機2
7で連続タック・フィルム28’と連続剥離紙29間に
サンドイッチ状に挿入された後切断機27aにより切断
され1セット分の配送伝票となる。なお図5ではわかり
易くするため、上面にプリントアウトした連続帳票20
を断裁ユニット21に送り込むように図示したが、タッ
ク・フィルム貼付側が表側となるので、実施例装置の場
合はプリント側を下にして送り込むようにするものであ
る。
プリントした連続帳票を用いて用途によって枚数の異な
る配送伝票を自動的に製造することができるので、例え
ば通信販売用の配送伝票のように、代金引換えお届けの
場合には4枚組みに、代済みお届けの場合には3枚組み
に、代引同値個口の場合と代済み個口の場合にはそれぞ
れ2枚組みにするような場合に、それぞれに対応する配
送伝票を自動的に作製することができる。そして、各伝
票への必要情報のプリントは、連続帳票の状態で行う方
式であるため、全伝票が鮮明に印字され、従来のように
下位の伝票が読めないということがなく、また漢字プリ
ンタが使えるので、非常に読み易く、わかり易い配送伝
票が得られ、通信販売その他の注文販売用配送伝票の製
造システムとして優れたものである。
る。
分解斜視図である。
ので、(a)は平面図、(b)は側面図である。
る。
である。 1 タック・フィルム 2 剥離紙 a 粘着部 4,5,6,7 伝票 8 切取用切欠 9 ミシン目入り部 10 切欠 20 連続帳票 21 断裁ユニット 22 デュアル・デフレクター 23 中間フィーダ 24 デフレクター 25 アッセンブル・ユニット 26 クリンプ・ユニット 27 タック・フィルム包装機 28 連続タック・フィルム 29 連続剥離紙 30 バイパス・トレー 31,32,33 ガイドロール 34 選別マーク印刷欄 35 選別マーク
Claims (2)
- 【請求項1】 連続帳票の所定部分に住所、氏名、品名
等の情報と選別マークをプリントアウトした後、単位伝
票に分断し、次いで前記選別マークに従い不要伝票があ
る時はそれを自動排除した後、所定枚数の伝票を重ね合
わせ、次にその組伝票を綴じ合わせた後、裏面に粘着剤
を付した透明タックフィルムと剥離紙間に挟み込んで配
送伝票を得るようにすることから成る配送伝票の製造方
法。 - 【請求項2】 所定部分に住所、氏名、品名等の情報と
選別マークをプリントアウトした連続帳票を分断して単
位伝票とする断裁ユニットと、デュアル・デフレクター
と、前記選別マークに応じて不要伝票を排除するデフレ
クターと、所定枚数の伝票を丁合し重ね合わせるアッセ
ンブル・ユニットと、このアッセンブル・ユニットから
送られる組伝票を綴り合わせるクリンプ・ユニットと、
綴り合わされた組伝票を透明タック・フィルムと剥離紙
間に挟み込むタック・フィルム包装機を連続的に配置し
たことを特徴とする配送伝票の製造装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3268087A JP3066670B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 配送伝票の製造方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP3268087A Expired - Fee Related JP3066670B2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 配送伝票の製造方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
DE59804622D1 (de) * | 1997-03-06 | 2002-08-08 | Grapha Holding Ag | Verfahren zur Herstellung von Druckerzeugnissen und Vorrichtung zu dessen Durchführung |
CN1215941C (zh) * | 2000-12-27 | 2005-08-24 | 佐川急便株式会社 | 送货单 |
DE102008062365A1 (de) * | 2008-12-17 | 2010-07-08 | E.C.H. Will Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Herstellen von Buchblöcken |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3268087A patent/JP3066670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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