JPH08504698A - パッド、テープ、および製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 複数のシートから構成されるパッドの製造方法である。この方法は、送られてくる一連のデジタル信号に応答して、通過するシート状材料（12）に沿って非常に多種類の印刷部を印刷し得るデジタル印刷機（11）を用意する工程；シート状材料の片面に感圧接着剤（14）をコーティングする工程；一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート状材料を印刷機（11）に通して、シート状材料にその長さ方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部（16）を印刷する工程；および、コーティングおよび印刷の施されたシート状材料を、部分的に感圧接着剤のコーティングが施され互いに離合可能に接着された複数のシートからなる複数のパッド（10）へと、または、切断されてそのようなパッド（10）となるマスタースタック（24）へと、または、テープロールの印刷が施された細長いストリップのラップを互いに離合可能に接着する感圧接着剤が第１面にコーティングされたシート状材料から切断された細長いストリップからそれぞれが構成され、ストリップに施された印刷部（64）は少なくともその一部分がストリップの長さ方向に沿って繰り返されるものではなく変化するものである複数のテープロール（60）へと、加工する工程；を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 パッド、テープ、および製造方法技術分野 本発明は、パッドを構成するシートやロールを構成するストリップを離合可能 に接着する接着剤のコーティングが施されたシートまたはストリップに関する。 本発明に係るシートまたはストリップは一の面に印刷が施されている。また、本 発明は、切断されてパッドを構成するマスタースタックに関する。さらに、本発 明は、そのようなマスタースタック、パッド、またはロールを製造する方法に関 する。背景技術 複数のシートから構成されるパッドが知られている。各シートの片面にはシー トを互いに離合可能に接着する接着剤がコーティングされている。各シートの接 着剤コーティング面と反対側の面には、グラフィック、絵、デザイン、プリント された語や数字等の英数字情報等の印刷が施されている。このようなパッドを製 造するのに使用されてきた方法の１つは、（１）通過するウエブまたはシート状 材料の長さ方向に沿って版面を用いて印刷部を印刷し得る印刷機を用意する工程 、（２）離合可能に接着を行う接着剤のコーティングを第１面に備えたウエブま たはシート状材料を印刷機に通して、接着剤コーティング面と反対側の面に印刷 部を印刷する工程、および、（３）印刷が施されたウエブまたはシート状材料を 、各シートを互いに離合可能に接着する接着剤が部分的にコーティングされた複 数のシートからそれぞれが構成されており各シートについて異なる印刷が施され ている複数のパッドへと加工する加工工程、を含む。加工工程においては、一般 に、（１）印刷が施されたシート状材料を切断して所定サイズを有する複数の部 分に分けて、（２）分けられた部分を積み重ねて、マスタースタックを構成して 、（３）マスタースタックを切断して複数のパッドが構成される。 これまでパッドは前述の方法によって製造されてきた。離合可能に接着を行う 接着剤が各シートの片面の一端部付近に帯状にコーティングされ、多端部側の大 部分の場所には接着剤が存在しない。そして、（１）隣接するシート間において は接着剤がコーティングされた端部が反対側に位置することとなるように、また は、（２）隣接するシート間において接着剤がコーティングされた端部が同じ側 に位置することとなるように、各シートが積み重ねられる。発明の開示 本発明により、表面に印刷が施された前述の複数のシートから構成されるパッ ド、そのようなパッドを構成するために切断されるマスタースタック、表面に印 刷が施されたストリップのロール、が提供される。本発明に係るマスタースタッ ク、パッド、またはストリップのロールの印刷部は、その少なくとも一部分がマ スタースタックまたはパッドの各シートについて、またはストリップの長さ方向 に沿って、繰り返されるものではなく変化するものである。また、本発明により 、そのようなパッド、マスタースタック、およびロールを製造する簡単で多目的 な方法が提供される。 そのようなパッド、マスタースタック、ロールを製造する本発明の方法は、（ １）送られてくる一連のデジタル信号に応答して、通過するウエブまたはシート 状材料に沿って非常に多種類の印刷部を印刷し得るデジタル印刷機を用意する工 程、（２）ウエブまたはシート状材料の第１面に感圧接着剤をコーティングする 工程、（３）一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート状材料を印刷機に 通して、シート状材料の片面または両面に、その長さ方向に沿って少なくとも部 分的には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部を印刷する工程、および、（ ４）コーティングおよび印刷の施されたシート状材料を、（ａ）部分的に感圧接 着剤のコーティングが施され互いに離合可能に接着された複数のシートからなる 複数のパッドへと、または、（ｂ）テープロールの印刷が施された細長いストリ ップのラップを互いに離合可能に接着する感圧接着剤がコーティングされたシー ト状材料から切断された細長いストリップからそれぞれが構成される複数のテー プロールへと、加 工する工程、を含む。パッドを加工する工程は、印刷が施されたシート状材料を 複数の所定サイズの部分に切断し、切断された各部分を積み重ねてマスタースタ ックを構成し、マスタースタックを切断して複数のパッドを構成することによっ て、行うことができる。 本発明の方法は、従来技術による方法に比べて、幾つかの点において著しく有 利である。本発明の方法によればパッドの製造が容易になる。これらのパッドに おいては、パッドを構成する何枚かのシートに印刷された印刷部は、その少なく とも一部分が他のシートに印刷された印刷部とは異なっている。例えば、カレン ダーを構成するパッドにおいては、各シートに印刷される月、週、日が異なる。 また、そのようなパッドの何枚かのシートには異なるメッセージを、何枚かのシ ートはブランクにするということもできる。また、異なるシートには異なる絵（ 例えば、重ねられたシートを部分的に後方に湾曲させて連続的に解放した場合に 動いているように見えるのに十分なだけ異なる絵である。各シートに印刷された 連続する漫画、連続する絵や他のイメージは、すべて同一の位置にまたは異なる 位置に印刷されており、例えば、人がシートを横断して歩いているように見える 。）を印刷することもできる。また、非常に多種類のタイプサイズ、スタイル、 黒さ、太さ、または幅の異なるメッセージ、例えば、異なる言葉や宗教的メッセ ージ（例えば、聖書からの引用や祈り）を印刷することもできる。また、異なる 製品の広告や異なるロゴやブランド名や商標等の会社または商業上のマークを印 刷することもできる。さらに、本発明の方法によれば、注文に応じた印刷部を有 する生産量の限られたパッドを比較的経済的に製造することができる。版面を使 用する従来の印刷機を使用した場合には、このように生産量が限られている場合 にコストの大幅な増加を招く。なぜなら、版面を作るのに労力および材料（すな わち、原版およびプレート）が必要であり、また、印刷されるイメージを変更す るために印刷機を停止させて版面を取り代えることが必要だからである。図面の簡単な説明 添付の図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。図面においては、同一 の参照番号は同一の部分を示している。 図１および図２は、パッドを製造する本発明の方法の第１実施例を説明する概 略図である。 図３は、図１および図２に示された方法によって製造された本発明のパッドの 第１実施例を示す斜視図である。 図４は、本発明のパッドの第２実施例を示す斜視図である。 図５は、本発明の方法の第２実施例を示す概略図である。この方法は、図４に 示されたパッドを製造するのに使用される。 図６は、図５のほぼ６−６線に沿う部分の拡大断面図である。 図７および図８は、本発明の方法の第３実施例を示す概略図である。この方法 は、材料ロールを製造するのに使用される。 図９は、本発明の方法の第４実施例を示す概略図である。この方法は、本発明 のパッドおよび材料ロールの両方を製造するのに使用される。詳細な説明 図１および図２には、図３に示される複数のシートからなるパッド10を製造す る本発明の方法が概略的に示されている。本発明の方法は、（１）送られてきた デジタル信号に応答して、通過するシート状材料の片面または両面に、非常に多 種類の印刷部を印刷し得る電子的なデジタル印刷機11を用意する工程、（２）ウ エブまたはシート状材料（紙や高分子フィルム等）12の第１面に感圧接着剤のコ ーティング14を施す工程、（３）一連のデジタル信号を印刷機11に送りながらシ ート状材料12を印刷機11に通して、シート状材料12の片面または両面にその長さ 方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部16 を印刷する工程、および、（３）コーティングおよび印刷が施されたシート状材 料12を、部分的に感圧接着剤のコーティング14が施され互いに離合可能に接着さ れた複数のシートからそれぞれが構成される複数のパッド10へと加工する工程、 を含んでいる。 ウエブまたはシート状材料12の第１面には、印刷する前に、コーティング機（ 図示せず）を使用して感圧接着剤のコーティング14が施されてもよい。感圧接着 剤 は離合可能に接着可能なものであって、シート状材料12の全面にわたっていても 、部分的に所定のパターン（例えば、図示されているような帯状の形態）を構成 していてもよい。コーティング機としては、テネシー州ヘンダーソンビルのマー サー・コーポレイション社が販売している感圧接着剤を使用するホットメルトコ ーティング機、紫外線硬化性の感圧接着剤を使用するスロットコーティング機、 感圧接着剤を塗布する輪転グラビア印刷システム等がある。また、ウエブまたは シート状材料12の第１面には、印刷機で印刷した後かつパッドへと加工する前に 、前述のコーティング機のいずれか（破線18で図示されている）を使用して感圧 接着剤のコーティング14が施されてもよい。コーティングはシート状材料12の全 面にわたっていても、部分的に所定のパターンを構成していてもよい。感圧接着 剤は離合可能に接着可能なものであっても、耐久接着を行うものであってもよい 。 図１および図２に示されているように、加工工程は、（ａ）コーティングおよ び印刷が施されたシート状材料12を連続的に切断して同一の所定サイズを有する 多数の部分22とする工程、（ｂ）多数の部分22を積み重ねてーのマスタースタッ ク24とする工程、および、（ｃ）マスタースタック24を通常の切断機23（図２参 照）を使用して多数のパッド10へと切断する工程、を含んでいる。工程（ａ）、 （ｂ）における切断および積重ねは、図１に概略的に示された切断・積重ね機構 20を使用して行なわれる。この切断・積重ね機構は、米国特許第4102253号明細 書に開示されているタイプのもので、参考として記載したものである。 図１および図２に示された方法において使用されるデジタル印刷機11は、商業 的に入手可能な多くのもののいずれであってもよい。例えば、アドバンスド・イ メージング・プロダクツ社が販売している電送式のデジタル印刷機“エレクトロ プレス”、オハイオ州デイトンのＡＭ・インターナショナル・インコーポレイテ ッド社のＡＭグラフィックスのビジネスユニット、オハイオ州デイトンのイース トマン・コダック社が販売している3500“インクジェット・ハイ・スピード・プ リンティング・システム”、マサチューセッツ州カントンのデルファックス・シ ステム社が販売している印刷機“プレジダックス・イオンディスポジション”、 マサチューセッツ州ビルレリカのブル・プリンティング・システムズ・インコー ポレイテッド社が 販売している印刷機“マグネットグラフィック・ベリプレス”等がある。一般的 にそのような印刷機11は、シート状材料12に沿って連続的に印刷部を印刷する。 印刷はシート状材料12に対して直接行なわれる（例えば、インクジェット印刷に より）か、または、最初に印刷機内のドラム表面上に印刷部を形成して、これを シート状材料12表面に沿って転写し固定することによって行なわれる。そのよう な印刷機11は、通常の印刷機の運転速度と同じ速度で、その速度を多段階に調節 して運転することができ、コンピュータ27から発せられるデジタル信号に応じた 多くの印刷部16をシート状材料12の表面に印刷する。コンピュータ27には特別に 設計されたソフトウエアが内蔵されており、オペレータからの直接の入力に基づ いてデジタル信号を発する。ソフトウエアは、商業的に入手可能なソフトウエア プログラムであってもよい。例えば、“マイクロソフト・ワード”、“アルダス ・ページマーカー”、ゼロックス社の“ベンチュラ・パブリッシャ”等である。 デジタル信号は、電気的に走査可能なマテリアルや記憶メモリに基づいて、また はこれらと同様のソースの組合せに基づいて発せられるものであってもよい。ソ ースの組合せは、ＥＰＳつまりエレクトロニック・プレプレス・システムを使用 して行なわれる。ＥＰＳを使用すれば、異なるソース（例えば、繰り返される印 刷部に対応する信号と変化する印刷部に対応する信号）からのデジタル信号を電 気的に組み合わせて、デジタル信号を作り出すことができる。そして、このデジ タル信号に基づいて印刷部16がシート状材料12に沿って連続的に印刷される。そ のようなデジタル信号を用いて印刷機11を制御することにより、システムのオペ レータは、印刷機11を停止しなくても、印刷機11を通過するシート状材料12に印 刷される印刷部を簡単に作り出し、その内容、配列、位置を簡単に変更すること ができる。 シート状材料12の感圧接着剤のコーティング14が施された面とは反対側の片面 にしか印刷することのできない印刷機11が使用される場合には、必要によりシー ト状材料12の経路に沿って第２の印刷機（図示せず）を配置することにより、コ ーティング14の施された面に印刷を施すことができる。第２の印刷機は、デジタ ル印刷機であってもそうでなくてもよく、シート状材料12の接着剤コーティング 面への印刷が可能なものである。印刷は、接着剤コーティング14の上から行なわ れ るが、コーティングが18の位置から始められる場合には、少なくとも印刷の一部 が接着剤コーティングをとおして見えることとなるように、コーティングが施さ れるに先立って行なわれる。 一例として、図１および図２に示された方法は、図３に示される複数のシート 25から構成されるパッド10の製造に使用することができる。各シート25はシート 状材料12の一部であって、それぞれ片面に感圧接着剤のコーティング26（例えば 、離合可能な接着をできるものや、耐久接着をできるものであって、コーティン グ26は図１に示された帯状コーティング14の一部分である）が施されている。パ ッド10のシート25に施された感圧接着剤のコーティング26はシート25を互いに離 合可能に接着することができる。シート25は、コーティング26とは反対側の面に 印刷部16を有しており、印刷部16の少なくとも一部分は各シートについて繰り返 されることなく変化するものである。 図３に示されているように、シート25上の印刷部16には、（１）社名またはロ ゴ27等の同じものが同じ位置（各シート26の上側部分中央）に繰り返えして印刷 される部分、（２）連続する各月における日付および連続する各月の名称が連続 するシート26に連続して印刷されている、暦28を表示する第１の変化する部分、 および、（３）各シートの下側部分中央に沿って、シート26の上側部分に表示さ れている会社が販売する異なる製品の名称、絵、イラスト等が印刷されている、 第２の変化する部分、がある。このような顧客の注文に応じたカレンダーのパッ ド10を製造するために、印刷機11に向けて一連のデジタル信号を発するコンピュ ータ27のオペレータは、例えば、データエントリープログラムやワードプロセッ シングプログラムを使用して、またはデータベースファイルから会社名27を印刷 すること；コンピュータ27または磁気光学両立型記憶メディア内に予め作成した メモリを利用して連続する暦28を印刷すること；データベースおよび（または） ワードプロセッシングプログラムによって発せられたデータおよび（または）テ キストファイルから製品名29を印刷すること；および、イメージジェネレーティ ングソフトウエアによってつくられたイメージファイルから、デジタル化された イメージのファイルから、またはコンピュータエイデッドデザインシステム（例 えば、ＣＡＤ／Ｃ ＡＭ）から、製品の絵29をシステムへと送ること；ができる。イメージファイル は、写真イメージを走査することによってつくられても、イラスト／絵画プログ ラムによってつくられてもよい。 図３に示されたパッド10においては、感圧接着剤のコーティング26は各シート 26の片面の一端部付近に帯状に形成されている。コーティング面の他端部側の大 部分の場所には接着剤は存在しない。そして、シート26は、感圧接着剤の帯状コ ーティングを有する側を同じ側に揃えた状態で積み重ねられる。このタイプのパ ッド10は、図示されているように、シート状材料12に対して感圧接着剤のコーテ ィング14を横方向に間隔をおいて配置された長手方向にのびる帯状に形成するこ とにより、図１および図２に示された方法で製造することができる。この帯状コ ーティングは、パッド10が作られるときにその一部分が前記パターンを構成する ように配置されている。使用されている感圧接着剤が耐久接着を行うものである 場合、少なくともシート26の感圧接着剤コーティング14と接触する部分には適切 な剥離剤のコーティングをプリントする必要がある。 図４には本発明の方法によって作製することができる他の形態のパッド30が示 されている。このパッド30には前述の印刷部27、28、29が印刷されている。パッ ド30においては、各シート32に施された感圧接着剤のコーティング31（離合可能 に接着を行うものであっても、耐久接着を行うものであってもよい）は片面の一 端部付近に帯状に形成されている。コーティング面の他端部側の大部分の場所に は接着剤は存在しない。シート32は、隣接するシート間においては帯状コーティ ングが互いに反対側に位置することとなるように積み重ねられ、離合可能に接着 されてパッド30を構成している。使用されている感圧接着剤が耐久接着を行うも のである場合、シート32の感圧接着剤コーティング31と接触する部分には適切な 剥離剤のコーティングをプリントする必要がある。米国特許第4921127号明細書 に示されたタイプのディスペンサを使用してパッド30からシート32を簡単に分配 することができるので有利である。 パッド30を製造する方法は、図１および図２に示された方法と同様であって、 図５に示されている。この方法は、（１）送られてきたデジタル信号に応答して 、 通過するシート状材料の片面または両面に、非常に多種類の印刷部を印刷し得る 、電気的に駆動される２つの印刷機40、41（各印刷機は前述の印刷機11のような タイプのものであってもよい）を用意する工程、（２）コンピュータ48から一連 の電気信号を各印刷機40、41に送りながら、第１面に感圧接着剤のコーティング 44、45を有するシート状材料（例えば、紙や高分子フィルム等）42、43を印刷機 40、41に通して、通過するシート状材料42、43の片面に長さ方向に沿って少なく とも部分的には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部46を印刷する工程、お よび、（３）印刷が施されたシート状材料42、43を、感圧接着剤のコーティング 14が施された部分31によって互いに離合可能に接着された複数のシート32からそ れぞれが構成される複数のパッド30へと加工する工程、を含んでいる。 加工工程は、（１）印刷が施されたシート状材料42、43の端部から、同一の所 定サイズを有する部分52、54を連続的に切断する工程、（２）部分54と部分54と の間に部分52が位置し、部分52と部分52との間に部分54が位置するように、部分 52、54を積み重ねてマスタースタック44とする工程、および、（３）マスタース タック44を通常の切断機（図示はしていないが、本質的には図２に示されたもの と同様である）を使用して多数のパッド30とする工程、を含んでいる。工程（１ ）、（２）の切断および積重ねは、図５に概略的に示された切断・積重ね機構56 を使用して行なわれる。この切断・積重ね機構は、米国特許第4102253号明細書 に開示されているタイプのものである。図５に示された実施例においては、両シ ート材料42、43に施された感圧接着剤のコーティング44、45は横方向に間隔をお いて長手方向に延びる帯状のコーティングである。これらの間隔をおいて形成さ れた帯状コーティングは、図６に示されているような相対位置に配置される。図 ６は、マスタースタック44における部分42を２つ、部分44を２つ示しており、こ れらが、スタック44をほぼ図６の破線58に沿って切断することによってパッド30 が製造される際には前述のパターンを構成していることを示している。 図５に示された方法においては、コーティング44、45は、離合可能に接着を行 うことができる感圧接着剤からなっており、印刷機40、41による印刷が行なわれ る前にシート状材料42、43にコーティングされる。このような構成に代えて、コ ーティング44、45は、離合可能に接着を行うものや耐久接着を行うものであって もよく、また、シート状材料42、43の経路に沿って印刷機40、41の後方に接着剤 塗布機構を配置することにより、印刷機40、41による印刷が行なわれた後かつ加 工される前にシート状材料42、43にコーティングされてもよい。さらに、シート 状材料42、43の感圧接着剤のコーティング44、45が施された面とは反対側の片面 にしか印刷することのできない印刷機40、41が使用される場合には、必要により シート状材料42、43の経路に沿って印刷機40、41とは反対側の面に第３および第 ４の印刷機（図示せず）を配置することにより、コーティングの施された面に印 刷を施すことができる。第３および第４の印刷機は、デジタル印刷機であっても そうでなくてもよく、シート状材料42、43の接着剤コーティング面への印刷が可 能なものである。印刷は、接着剤コーティング44、45の上から行なわれるが、コ ーティングが印刷機40、41よりも後方の位置から始められる場合には、少なくと も印刷の一部が接着剤コーティングをとおして見えることとなるように、コーテ ィングが施されるに先立って行なわれる。 図７および図８に示されているように、本発明の方法は、渦巻き状に巻き取ら れたテープロール60の成形に対しても適用することもできる。その場合における 方法は、（１）送られてきたデジタル信号に応答して、通過するウエブまたはシ ート状材料に、非常に多種類の印刷部を印刷し得る電子的なデジタル印刷機61を 用意する工程、（２）ウエブまたはシート状材料62の第１面に感圧接着剤のコー ティング63を施す工程、（３）コンピュータ65を使用して一連のデジタル信号を 印刷機61に送りながらシート状材料62を印刷機61に通して、シート状材料62の片 面または両面に長さ方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変化す る多種類の印刷部64を印刷する工程、および、（４）コーティングおよび印刷が 施されたシート状材料62を、図８に示されるテープロール60へと加工する工程、 を含む。各テープロール60は、シート状材料62から切断された細長いストリップ 68からなっており、第１面に感圧接着剤のコーティング66を有している。コーテ ィング66によって、ロール60内の印刷されたストリップ68のラップが離合可能に 互いに接着される。ロール60内のストリップ68の印刷部は、少なくともその一部 分がシート 状材料の長さ方向に沿って繰り返すことなく変化するものである。加工工程は、 図７および図８に示されているように、（１）印刷が施されたシート状材料62を 巻き取って、図７に示されるような大きなロール63とする工程、（２）図８に示 されているように、ロール63からシート状材料62を引き出す工程（この工程は、 別の場所において行なわれるのが一般的である）、（３）引き出されたシート状 材料62に切り目を入れて、細長いストリップ68とする工程、および、（４）スト リップ68を巻き取って、ロール60とする工程、を含む。このような構成の代わり に、印刷が施されたシート状材料62を巻き取って、大きなロール63とする図７に 示された工程、およびロール63からシート状材料62を引き出す図８に示された工 程を省略して、切り目を入れる工程、および巻取り工程を印刷機61を含む同一の 製造ラインにおいて行うこともできる。 図示されているように、シート状材料12の片面の全体に、離合可能に接着を行 う感圧接着剤が印刷を行う前にコーティングされる。しかし、代わりの構成とし て、シート状材料12の経路上で印刷機61の後方に接着剤コーティング装置を配置 することにより、または、印刷されたシート状材料12に別の場所で接着剤をコー ティングすることにより、シート状材料12は印刷後かつ加工前に、感圧接着剤（ 離合可能に接着を行うものであっても、耐久接着を行うものであってもよい）に よるコーティングが行なわれてもよい。さらに、シート状材料の印刷機61とは反 対側の面に沿って第２の印刷機70（破線で示されている）を配置することにより 、シート状材料の両面に印刷を施してもよい。印刷機70は、デジタル印刷機であ ってもそうでなくてもよい。接着剤コーティング面への印刷は、接着剤コーティ ングの上から行なわれてもよく、印刷の少なくとも一部分が接着剤コーティング をとおして見えるようにして接着剤のコーティングが行なわれる前に印刷されて もよい。 ここで図９を参照すると、本発明の方法の第４の実施例が示されている。この 方法は、前述のパッド10と同様のパッドおよび前述のロール60と同様のロールの 両方を形成するのに使用することができる。この方法は、本質的には、図１、２ 、７および８を参照して説明した各方法の組み合わせである。概略的には、図９ に 示された方法は、（１）送られてきたデジタル信号に応答して、通過するウエブ またはシート状材料に、非常に多種類の印刷部を印刷し得る電子的なデジタル印 刷機81を用意する工程、（２）ウエブまたはシート状材料82の第１面に感圧接着 剤のコーティング83を施す工程、（３）コンピュータ85を使用して一連のデジタ ル信号を印刷機81に送りながらシート状材料82を印刷機81に通して、シート状材 料82の片面または両面に長さ方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではな く変化する多種類の印刷部84を印刷する工程、コーティングおよび印刷が施され たシート状材料82の長手方向に延びる第１側方部分87を、感圧接着剤のコーティ ング83が施され部分によって互いに離合可能に接着された複数のシートからそれ ぞれが構成される複数のパッドへと加工する工程、および、コーティングおよび 印刷が施されたシート状材料82の他方側の第２側方部分88を、ロール70と同様の 複数のテープロールへと加工する工程、を含む。各テープロールは、シート状材 料82から切断された細長いストリップからなっており、第１面に感圧接着剤のコ ーティングを有している。このコーティングによって、テープロール内の印刷さ れたストリップのラップが離合可能に互いに接着される。テープロール内のスト リップの印刷部は、少なくともその一部分がストリップの長さ方向に沿って繰り 返すことなく変化するものである。 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料82の第１側方部分87をパッド へと加工する工程は、（ａ）第１側方部分87を連続的に切断して、同一の所定サ イズを有する複数の部分92とする工程、（ｂ）部分92を積み重ねてマスタースタ ック94とする工程（工程（ａ）、（ｂ）の切断および積重ねは、図９に概略的に 示された切断・積重ね機構90を使用して行なわれる。この切断・積重ね機構は、 米国特許第4102253号明細書に開示されているタイプのものである）、および、 （ｃ）前述のマスタースタックが図２に示された切断機23を使用して切断された のと同様の方法で、マスタースタック94を通常の切断機を使用して複数のパッド へと切断する工程、を含んでいる。 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料82の第２側方部分88をロール へと加工する工程は、（１）印刷が施された第２側方部分88を巻き取って、大き な ロール93とする工程、（２）ロール93からシート状材料の第２側方部分88を引き 出す工程、（３）引き出された第２側方部分88に切り目を入れて、細長いストリ ップとする工程、および、（４）大きなロール63を解いて、切り目を入れて、出 来上がったストリップをロールとした図８の方法と同様の方法で、ストリップを 巻き取って、ロールとする工程、を含む。このような構成の代わりに、印刷が施 された側方部分の巻取り工程および引出し工程を省略して、切り目を入れる工程 、およびストリップを巻き取る工程を印刷機81を含む同一の製造ラインにおいて 行うこともできる。 図示されているように、シート状材料82の片面の側端部全体に、離合可能に接 着を行う感圧接着剤が印刷を行う前に帯状にコーティングされる。しかし、代わ りの構成として、シート状材料82の経路上で印刷機81の後方に接着剤コーティン グ装置98（破線で示されている）を配置することにより、または、印刷されたシ ート状材料82に別の場所で接着剤をコーティングすることにより、シート状材料 82は印刷後かつ加工前に、感圧接着剤（離合可能に接着を行うものであっても、 耐久接着を行うものであってもよい）によるコーティングが行なわれてもよい。 さらに、シート状材料の印刷機81とは反対側の面に沿って第２の印刷機（図示せ ず）を配置することにより、シート状材料の両面に印刷を施してもよい。第２の 印刷機は、デジタル印刷機であってもそうでなくてもよい。接着剤コーティング 面への印刷は、接着剤コーティングの上から行なわれてもよく、印刷の少なくと も一部分が接着剤コーティングをとおして見えるようにして接着剤のコーティン グが行なわれる前に印刷されてもよい。 幾つかの実施例を参照して本発明を説明したが、本発明の技術的範囲から逸脱 することなくこれらの実施例に対して多くの変更を為し得ることは当業者には容 易に理解できる。このように、本出願に係る発明の技術的範囲は、明細書に記載 した構造および方法に限定されるべきではなく、請求の範囲に記載された文言に よって規定される構造、方法、およびそれらと均等な構造および方法によっての み定められるべきである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モレンダ、ロバート・ピー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州、 セント・ポール、ポスト・オフィス・ボッ クス33427番（番地の表示なし) 【要約の続き】 プの長さ方向に沿って繰り返されるものではなく変化す るものである複数のテープロール（60）へと、加工する 工程；を含む。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．複数のシートからなるパッドを製造する方法であって、 送られてきた一連のデジタル信号に応答して、通過するシート状材料に非常に 多種類の印刷部を印刷し得る印刷機を容易する工程、 シート状材料の片面に感圧接着剤をコーティングするコーティング工程、 一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート状材料を印刷機に通して、シ ート状材料にその長さ方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変化 する多種類の印刷部を印刷する印刷工程、および コーティングおよび印刷が施されたシート状材料を、部分的に感圧接着剤のコ ーティングが施され互いに離合可能に接着された複数のシートからそれぞれが構 成される複数のパッドへと加工する加工工程、を含む方法。 ２．前記加工工程が、 印刷が施されたシート状材料を所定サイズの複数の部分へと切断する工程、 切断された複数の部分を積み重ねてマスタースタックを構成する工程、および マスタースタックを複数のパッドへと切断する工程、を含む請求項１記載の方 法。 ３．前記コーティング工程において、離合可能に接着を行う感圧接着剤がシート 状材料にコーティングされる、請求項１記載の方法。 ４．前記コーティング工程が、シート状材料を印刷機に通すよりも先に行なわれ る、請求項３記載の方法。 ５．前記コーティング工程において耐久接着を行う感圧接着剤がシート状材料に コーティングされ、当該コーティング工程はシート状材料を印刷機に通した後に 行なわれる、請求項１記載の方法。 ６．前記シート状材料を印刷機に通す際に、印刷機が多種類の印刷部をシート状 材料の両面に印刷する、請求項１記載の方法。 ７．複数のシートからなるパッドを切断成形するためのマスタースタックを製造 する方法であって、 送られてきた一連のデジタル信号に応答して、通過するシート状材料に非常に 多種類の印刷部を印刷し得る印刷機を容易する工程、 シート状材料の片面に感圧接着剤をコーティングするコーティング工程、 一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート卜状材料を印刷機に通して、 シート状材料にその長さ方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変 化する多種類の印刷部を印刷する印刷工程、 印刷が施されたシート状材料を切断して、所定サイズを有する複数の部分とす る切断工程、および 切断された各部分を積み重ねて、分断されて複数のパッドとなるマスタースタ ックを製造する工程、を含む方法。 ８．前記コーティング工程において、離合可能に接着を行う感圧接着剤がシート 状材料にコーティングされる、請求項７記載の方法。 ９．前記コーティング工程が、シート状材料を印刷機に通すよりも先に行なわれ る、請求項８記載の方法。 10．前記コーティング工程において耐久接着を行う感圧接着剤がシート状材料に コーティングされ、当該コーティング工程はシート状材料を印刷機に通した後に 行なわれる、請求項７記載の方法。 11．前記シート状材料を印刷機に通す際に、印刷機が多種類の印刷部をシート状 材料の両面に印刷する、請求項７記載の方法。 12．請求項１記載の方法によって製造されるパッドであって、 両面を有する複数のシートからなっており、各シートはその片面に各シートを 離合可能に接着する感圧接着剤のコーティングを有しており、 各シートは片面に印刷部を有しており、この印刷部はその少なくとも一部分が 各シートについて繰り返されるのではなく変化するものである、パッド。 13．前記各シートが対向する端部を有しており、一方の端部付近に感圧接着剤が 帯状に形成されていて他方の端部側の大部分の位置には接着剤は存在しておらず 、 シートは、隣接するシートにおいては接着剤コーティングが互いに反対側に位 置することとなるように積み重ねられており、隣接するシートが離合可能に接着 されて各シートが保持されている、請求項12記載のパッド。 14．前記各シートが対向する端部を有しており、一方の端部付近に感圧接着剤が 帯状に形成されていて他方の端部側の大部分の位置には接着剤は存在しておらず 、 シートは、隣接するシートにおいて接着剤コーティングが同側に位置すること となるように積み重ねられている、請求項12記載のパッド。 15．請求項１記載の方法によって製造されるマスターパッドであって、 両面を有する複数のマスターシートからなっており、各マスターシートはその 片面に各マスターシートを離合可能に接着する感圧接着剤のコーティングを有し ており、 各マスターシートは、他のマスターシートの所定部分に対応し整合する位置に 配置された複数の所定部分を有しており、マスタースタックはマスターシートの 所定部分と所定部分との間において切断されて複数のパッドを構成するものであ り、 マスターパッドのマスターシートは片面に印刷部を有しており、この印刷部は その少なくとも一部分が各マスターシートについて繰り返されるのではなく変化 するものである、マスターパッド。 16．前記各マスターシートが対向する第１および第２の端部を有しており、前記 各所定部分がマスターシートの第１および第２の端部と平行であって対向する第 １および第２の端部を有しており、 各マスターシートの感圧接着剤のコーティングは、シート端部と平行な複数の 帯状に形成されており、 各所定部分が一方の端部付近において一の帯状コーティングの一部分を有して おり、他方の端部側の大部分の位置には接着剤は存在していない、請求項15記載 のマスターパッド。 17．前記各マスターシートの帯状の接着剤コーティングが、隣接するシートの各 所定部分においては互いに反対側の端部に位置することとなるように配置されて いる、請求項16記載のマスターパッド。 18．前記各マスターシートの帯状の接着剤コーティングが、隣接するシートの各 所定部分において同じ側の端部に位置することとなるように配置されている、請 求項16記載のマスターパッド。 19．渦巻き状に巻かれたテープロールを製造する方法であって、 送られてきた一連のデジタル信号に応答して、通過するウエブまたはシート状 材料に、非常に多種類の印刷部を印刷し得る印刷機を容易する工程、 シート状材料の第１面に感圧接着剤をコーティングするコーティング工程、 コンピュータを使用して一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート状材 料を印刷機に通して、シート状材料の片面に長さ方向に沿って少なくとも部分的 には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部を印刷する印刷工程、および コーティングおよび印刷が施されたシート状材料を、それぞれがシート状材料 から切断されたものであり第１面に感圧接着剤のコーティングを有している細長 いストリップからなり、感圧接着剤のコーティングにより印刷が施された細長い ストリップのラップが互いに離合可能に接着し、細長いストリップが有する印刷 部は少なくとも一部分がその長さ方向に沿って繰り返すのではなく変化するもの である複数のテープロールへと加工する加工工程、を含む方法。 20．前記加工工程が、 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料を巻き取って、大きなロール とする工程、 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料を大きなロールから引き出す 工程、 引き出されたシート状材料に切れ目を入れて、複数の細長いストリップとする 工程、および 細長い各ストリップを巻き取って、一のテープロールとする工程、を含む請求 項19記載の方法。 21．前記加工工程が、 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料に切れ目を入れて、複数の細 長いストリップとする工程、および 細長い各ストリップを巻き取って、一のテープロールとする工程、を含む請求 項20記載の方法。 22．前記コーティング工程において、離合可能に接着を行う感圧接着剤がシート 状材料にコーティングされる、請求項19記載の方法。 23．前記コーティング工程が、シート状材料を印刷機に通すよりも先に行なわれ る、請求項19記載の方法。 24．前記コーティング工程において耐久接着を行う感圧接着剤がシート状材料に コーティングされ、当該コーティング工程はシート状材料を印刷機に通した後に 行なわれる、請求項19記載の方法。 25．前記シート状材料を印刷機に通す際に、印刷機が多種類の印刷部をシート状 材料の両面に印刷する、請求項19記載の方法。 26．シート状材料の細長いストリップを渦巻き状に巻いたラップからなり、第１ 面に感圧接着剤のコーティングを有しているテープロールであって、 感圧接着剤のコーティングにより細長いシートのラップが互いに離合可能に接 着するものであり、 細長いストリップは、感圧接着剤のコーティング面とは反対側の面にその長さ 方向に沿って少なくとも部分的には繰り返しではなく変化する印刷部を有してい る、テープロール。 27．複数のシートからなるパッドおよび渦巻き状に巻かれたテープロールの両方 を製造する方法であって、 送られてきた一連のデジタル信号に応答して、通過するウエブまたはシート状 材料に非常に多種類の印刷部を印刷し得る印刷機を容易する工程、 対向する側方部分を有するシート状材料の第１面に感圧接着剤をコーティング する工程、 コンピュータを使用して一連のデジタル信号を印刷機に送りながらシート状材 料を印刷機に通して、シート状材料の片面にその長さ方向に沿って少なくとも部 分的には繰り返しではなく変化する多種類の印刷部を印刷する工程、 コーティングおよび印刷が施されたシート状材料の一方の側方部分を、部分的 に感圧接着剤のコーティングが施され互いに離合可能に接着された複数のシート からそれぞれが構成される複数のパッドへと加工する工程、および コーティングおよび印刷が施されたシート状材料の他方の側方部分を、それぞ れがシート状材料から切断されたものであり第１面に感圧接着剤のコーティング を有している細長いストリップからなり、感圧接着剤のコーティングにより印刷 が施された細長いストリップのラップが互いに離合可能に接着し、細長いストリ ップが有する印刷部は少なくとも一部分がその長さ方向に沿って繰り返すのでは なく変化するものである複数のテープロールへと加工する工程、を含む方法。