JP2002187383A - 両面画像製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的、かつ容易に製造可能な両面画像保持
シートを用いた両面画像製品を得る。 【解決手段】 画像保持面と画像非保持面を有し、画像
保持面に複数の未確定画像を印刷する両面画像製品を提
供する。画像製品は、第１面と第２面が同一の広がりを
もって接着されるように折り曲げられる単一の画像保持
媒体から作成される。第１面と第２面は、該ページの折
り曲げ前に切り込まれ、ドキュメントの少なくとも１隅
を挿入できる大きさと配置を持つ複数のスリットを有す
る。このスリットを使用してドキュメントをページに固
定できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像製品、特に両
面画像製品、例えば写真画像を有する両面写真しおり、
両面写真アルバムページ、両面広告ディスプレイ等の分
野に属する。

【０００２】

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】最近
まで、大多数の写真画像はいわゆるハロゲン化銀ベース
の写真プリントの形で顧客に提供されていた。ハロゲン
化銀ベースの写真プリントは、印画紙または印画紙に似
た媒体の片面に１画像のみが印刷されているのが普通で
ある。このような写真プリントは百年以上の間市場に出
回っていたが、ハロゲン化銀媒体または他の新しい印刷
媒体を利用した新たなデジタル印刷技術の出現により、
印刷可能な写真画像保持製品の範囲が大幅に広がった。
例えば、現在では、１枚のシートに複数の画像を簡単に
構成および印刷することが可能である。このような技術
を利用して新しい画像製品を生成する最近の１例が一連
の米国特許第５，７９１，６９２号、第５，９５７，５
０２号、第６，００４，０６１号、ならびに同一出願人
による同時係属中の米国特許出願第０９／４５２，３３
６号および第０９／４５０，６０８号（Ｍａｎｉｃｏ）
に開示されている。この一連の特許は、様々な態様の両
面写真アルバムシートおよびその作成方法を開示するも
ので、画像保持印刷媒体を折り曲げ、折り曲げたシート
を接着して、望ましい特性を有する両面ページを作成す
る。Ｍａｎｉｃｏによって開示された写真アルバムシー
トの作成方法はきわめて有用であるものの、両面画像保
持シートを連続的に製造するには至っていない。連続的
な製造方法は、両面写真アルバムページだけでなく、様
々な他の両面画像保持製品の低価格での大量生産に大い
に役立つであろう。

【０００３】従って、連続的、かつ容易に製造可能な両
面画像保持シートを用いた両面画像製品の提案が望まれ
ている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第１面と第２面を有し、前記第１面と第
２面が同一の広がりをもって接着されるように折り曲げ
られる単一の画像保持媒体から作られる両面写真しおり
であって、前記しおりは、前記第２面に３面タブ（thre
e-sided tab）も有し、前記タブは前記第１面に接着さ
れないことを特徴とする。

【０００５】また、第１面と第２面を有し、前記第１面
と第２面が同一の広がりをもって接着されるように折り
曲げられる単一の画像保持媒体から作られる両面写真ア
ルバムページであって、前記第１面と第２面は、前記ペ
ージを折り曲げる前に切り込まれた複数のスリットを有
することを特徴とする両。

【０００６】また、第１面と第２面を有し、前記第１面
と第２面が同一の広がりをもって接着されるように折り
曲げられる単一の画像保持媒体から作られる両面広告デ
ィスプレイであって、前記第１面には取り外し可能画像
保持アイテムの画像が印刷され、前記画像にはスリット
が切り込まれ、前記スリットは、少なくとも１つの前記
取り外し可能画像保持アイテムを保持するような大きさ
と配置を有し、前記第２面は、折り目を開いたときに前
記広告ディスプレイが直立するように支持するフラップ
を有することを特徴とする。

【０００７】例えば、本発明の一態様に係る、第１面と
第２面を有する両面写真アルバムページは、第１面と第
２面が同一の広がりをもって接着されるように折り曲げ
られる単一の画像保持媒体から作られる。第１面と第２
面は、両面写真ページを折り曲げる前に切り込まれた複
数のスリットを有し、スリットは、ドキュメントの少な
くとも１隅を保持するような大きさと配置を有してドキ
ュメントを両面写真アルバムページに固定することがで
きる。

【０００８】また、本発明の他の態様に係る、第１面と
第２面を有する注文両面画像製品は、第１面と第２面が
連続工程の中で同一の広がりをもって接着されるように
折り曲げられる画像保持媒体の連続ウェブであり、連続
ウェブは複数の異なる注文画像製品を有することができ
る。

【０００９】本発明のこのような態様、目的、特徴、利
点は、添付図面を参照しながら実施形態を詳しく説明す
ることよってさらに明確に理解できよう。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明は連続製造システムを開示
する。このシステムでは、印刷済み媒体の連続ウェブが
折り曲げ装置を通過して、複数の異なる注文に合わせて
個々の画像製品を提供するように折り曲げられ、貼付、
切断される。本発明では、デジタル印刷技術を利用し
て、それぞれが固有の画像セットを有する両面画像製品
のストリームを効率的に作成するのが好適である。図１
は、本発明に係るこのような連続製造システム１０の構
成要素と操作の流れを示すブロック図である。図１で
は、システム１０は、接続されたシステム構成要素を制
御し、他のシステム構成要素に情報を提供するコンピュ
ータ１２を有する。図示する実施形態では、システム１
０は本発明のデジタルプリンタ１４、打ち抜き装置１
６、接着剤塗布装置１７、折り曲げ装置／切断装置／貼
付装置１８、および画像源２０を有する。操作時、画像
源２０から送られたデジタル画像ファイルは、コンピュ
ータ１２で動作する合成ソフトウェアによって生成され
る特定の製品に合わせて構成および配置される。画像フ
ァイルとレイアウト命令はデジタルプリンタ１４に送ら
れ、デジタルプリンタ１４は、画像の相対位置や、画像
製品を生成するためにウェブに切り込みや折り曲げが必
要かどうかを考慮して、印刷媒体（適切な処理装置（図
示せず）によって処理される印画紙など）２４のロール
（ウェブ）上に画像ファイルを連続して印刷する。印刷
および処理後、印刷媒体２４の連続ウェブは打ち抜き装
置１６に送られ、打ち抜き装置１６はコンピュータ１２
からの命令に応じてウェブ２４に切り込みを入れる。次
に、印刷済み媒体２４の連続ウェブは接着剤塗布装置１
７に運ばれ、接着剤塗布装置１７はコンピュータ１２の
制御下で指定された部分に接着剤を塗布する。接着剤塗
布装置１７は別個の装置であってもよいし、折り曲げ装
置／切断装置１８の一部であってもよい。最後に、ウェ
ブ２４は本発明の折り曲げ装置／貼付装置／切断装置１
８に送られて、前述した両面写真アルバムページなどの
両面画像製品が完成する。折り曲げ装置／貼付装置／切
断装置１８は、前述した他のシステム構成要素と同様
に、コンピュータ１２とやりとりし、コンピュータ１２
によって制御される。デジタルプリンタによってウェブ
上に、好適にはウェブの一辺に沿って基準マーク（図示
せず）を印刷してもよい。あるいは、打ち抜き装置によ
ってウェブの一辺に沿ってウェブの切断位置を特定する
ための穴（図示せず）をあけてもよい。この場合、周知
の機械的または光学的タイプの折り曲げ装置／貼付装置
／切断装置１８内の検出装置（図示せず）が基準マーク
または穴の有無を検出し、切断装置を動作させて折り曲
げて貼付したウェブを適切な箇所で切断して個々の画像
製品を完成するように、検出装置内のコンピュータ（ま
たはコンピュータ１２）を介して信号を送る。

【００１１】図１に示すように、コンピュータ１２は、
インターネット３０を介して様々な遠隔位置３２、３
４、３６、３８から製品注文を受けることも可能であ
る。図示するように、遠隔位置はローカルインターネッ
トプロバイダ（ＩＳＰ）４０を経由して通信する。遠隔
位置３２、３４、３６、３８は、例えば、個々の顧客、
小売店、その他の印刷業者や現像業者など（これに限定
されない）からの顧客注文に合わせて製品をやりとり可
能な任意のソースを具備する。コンピュータ１２によっ
て注文を追跡してウェブ上に望ましい注文追跡情報を配
置し、これを使って画像製品を追跡、照合して、該当す
る顧客に納品することも可能である。

【００１２】図２、図３、図４および図６を参照して、
本発明に係る折り曲げ装置／貼付装置／切断装置１８の
実施形態をより詳しく説明する。図２は装置１８の立面
図である。装置１８は、入口４４と出口４６を持つ処理
経路４２を定義するフレーム４１を有する。フレーム４
１は、運搬ローラ４８、５０、５２、５４、折り曲げセ
クション６８内のガイドローラペア５６、５８、６０、
６２、６４、６６、駆動ローラ７０、貼付ローラ７２、
切断装置７５を支持する。媒体ウェブ８０は、図２の右
側の入口４４から装置１８に入ると、装置１８内を右か
ら左に進む。媒体ウェブ８０は、図２と図４で下向き
の、少なくとも１つの画像（図示せず）が事前に印刷済
みの画像保持面８１と、図２と図４で上向きの画像非保
持面８２を有する。画像は、例えば、媒体ウェブ８０が
ハロゲン化銀媒体である場合、ＣＲＴやレーザ印刷で、
媒体ウェブ８０がインクジェット媒体である場合、イン
クジェット印刷で、媒体ウェブ８０がそれぞれ電子写真
媒体または熱媒体である場合、電子写真印刷または熱転
写印刷などの、好適にはデジタル印刷などの任意の多数
の印刷方法によって画像保持面８１に印刷できる。

【００１３】本発明のデジタル印刷技術を使用する重要
な利点の１つに、媒体ウェブ８０の画像保持面に異なる
画像からなる連続変化ストリームを印刷できる点があ
る。出版物、パンフレットなどの印刷用の従来の高速プ
レス操作のように、同一画像のストリームを印刷する操
作と明確に区別するために、以下、このような異なる画
像からなるストリームを一連の未確定画像という。この
ような一連の未確定画像を印刷できると、写真アルバム
ページなどの個人用の両面画像保持製品や、製品の各ペ
ージが固有でありかつ各ページがその製品の特定の顧客
に固有の画像を保持するような画像保持製品を連続生産
するときに便利である。本発明のデジタル印刷技術を使
用するもう１つの利点に、媒体ウェブの画像保持面のど
こでも画像の大きさを変更したり配置できる点がある。
これは、顧客が多様な画像レイアウトを望む写真アルバ
ムページの製作においてだけでなく、媒体ウェブのどこ
で折り目を付けたり折り曲げたりするかを考慮して画像
を正確に配置して、後述する実施形態で説明するような
様々な両面画像保持製品を形成するときにも重要な機能
である。

【００１４】媒体ウェブ８０は、装置に挿入する前に画
像非保持面（８４）に接着剤を塗布する接着部８４も有
する。図５は、接着部８４を有する媒体ウェブ８０の２
ｄ−２ｄ線での拡大部分断面図である。接着部８４で
は、例えば、写真用乾燥貼り付け接着剤などの接着剤シ
ート（層）を媒体ウェブに貼り付けたり、折り曲げ装置
に入れる前に媒体ウェブの望ましい部分にコーティング
接着剤を連続的に塗布しておいて、折り曲げ後に貼付で
きるようにする。移動媒体ウェブに接着剤を塗布するこ
とは周知であるが、これは、例えば、ロールコーティン
グ装置を備えたコーティングステーション、ブレードコ
ーティング装置、スプレーコーティング装置、押し出し
ホッパ、媒体ウェブがステーションを通過するときに接
着ウェブがウェブに連続的に貼付される貼付ステーショ
ンなど、多数の手法で実行可能である。図示する実施形
態では、接着ウェブ９０を媒体ウェブ８０の片面の上に
置く。接着ウェブ９０は供給ロール９２から送られる貼
用ローラ９４は、接着ウェブ９０を媒体ウェブ８０に接
着するのに十分な圧力をかけるのに使用される。図示す
る実施形態では、接着ウェブ９０と接着材料は熱で活性
化するので、貼付前に簡単に処理できる。あるいは、早
い段階で、媒体ウェブ８０に乾燥加熱によって活性化す
る接着剤を塗布しておいてもよい。

【００１５】図２に示すように、装置１８の操作時、媒
体ウェブ８０は、折り曲げられた媒体ウェブ８０をつか
んで装置１８内を引っ張る駆動ローラ７０によって装置
内で運搬される。折り曲げ、切断などのために媒体ウェ
ブを装置内で運搬することは周知であるが、図示する以
外の手段も使用可能である。例えば、装置内の多数のロ
ーラを媒体ウェブ８０を運搬する働きを持つ駆動ピンチ
ローラにしてもよいし、１本または複数本の真空駆動ベ
ルトを使用してもよい。媒体ウェブ８０の裏面８１には
普通は画像が印刷されており、媒体ウェブはこの面で装
置に接触するので、媒体ウェブの画像保持面８１を傷つ
けないようにすることが重要であるとともに、媒体ウェ
ブに接触する面は、引っ掻いたり密着したりして傷がつ
かない材料にするとよい。この場合には、ネオプレンな
どの柔らかいゴムまたはポリマーなどの材料のカバーを
付けたローラが特に有用であろう。媒体ウェブ８０に接
触する装置内の他の面は、摩擦係数の小さいテフロン
（登録商標）などのすべりの良い材料でコーティングす
ると都合がよい。必要であれば、媒体ウェブ８０への損
傷が最小限になるように、媒体ウェブ８０が装置内を
「浮かんだり」「流れたり」するかのように移動できる
空気軸受けを使用してもよい（図示せず）。

【００１６】図２、図３、図４および図６からわかるよ
うに、媒体ウェブをダイ９１に押し付ける折り目付けロ
ーラ８５の下をウェブが通過すると、媒体ウェブ８０の
折り曲げが開始され、折り線９７で折り曲げられて２つ
のセクション９８と９９が形成される。次に、媒体ウェ
ブ８０は矢印１０１が示す方向に処理経路４２に沿って
移動し、セクション９８と９９を運ぶ一連のガイドロー
ラペア５６、５８、６０、６２、６４、６６を有する折
り曲げセクション６８に入る。図６を見ると、ローラペ
ア間の角度αは、媒体ウェブ８０がローラペアに引っ張
られるにしたがって、１８０度からほぼ０度まで徐々に
減少し、媒体ウェブ８０は折り線９７に沿って折り曲げ
られることがもっとはっきりわかるであろう。図示する
実施形態では、ガイドローラペア５６、５８、６０、６
２、６４、６６はそれぞれ末端部に、媒体ウェブ８０が
処理経路４２を進むときに拘束してロール等を抑える役
目をもつガイドフランジ１０４を有する。

【００１７】図２、図３、図４および図６は、媒体ウェ
ブ８０が折り曲げられて２つの等しいセクション９８と
９９が形成される折り曲げ操作を示すが、縦方向の折り
線９７を媒体ウェブ８０の縦方向の中心線以外に配置し
て、媒体ウェブ８０を中心線以外の位置で折り曲げ可能
な構成も簡単に実現できることを理解されたい。また、
複数の折り線を媒体ウェブ８０の異なる位置に設けた
り、このような複数の折り線を媒体ウェブの画像保持面
または画像非保持面、またはこの両方に設けられること
も理解されたい。後者の場合の図を図７（ａ）に示す。
図７（ａ）は、図２の装置で使用可能な別の折り目付け
セクションを詳しく図示したものである。変形折り目付
けメカニズム１０６は、折り目付けローラ１０８、１１
０、１１２と、媒体ウェブ８０に３本の折り線１１６、
１１７、１１８（図７（ｂ）参照）を付けるように配置
された関連ダイ１０９、１１１、１１３を有する。図７
（ａ）では、ローラ１１０とダイ１１１によって媒体ウ
ェブ８０の画像非保持面１２０に折り線１１７が付き、
ローラ１０８とダイ１０９、ローラ１１２とダイ１１３
の組み合わせによって、それぞれ、媒体ウェブ８０の画
像保持面８１に折り線１１６と１１８が付く。図７
（ｂ）は、図７（ａ）に示す折り目付けメカニズム１０
６の通過後の媒体ウェブ８０の平面図で、折り線１１
６、１１７、１１８が付いている。このようにして付け
られた複数の折り線によって、図７（ｃ）に示すよう
に、媒体ウェブ８０を複数の場所で折り曲げることがで
きる。図７（ｃ）に、折り線１１６、１１７、１１８に
沿って折り曲げたときの媒体ウェブ８０の端面図を示
す。

【００１８】図２、図３、図４に戻るが、装置１８は２
つのセクション９８と９９を接着するための一組の貼付
ローラ７２を有する。ローラ７２は、折り曲げられた媒
体ウェブのセクション９８と９９が相互に接着されるよ
うに圧力を加える（図６を参照）。例えば、写真用乾燥
貼り付け接着剤や他の熱活性化接着剤などの特定のタイ
プの接着剤では、貼付時に加圧とともに加熱すると望ま
しいことがある。加熱と加圧は向かい合う一組の加熱ロ
ーラによって行うことができる。また、例えば、媒体ウ
ェブに加熱棒を接触させる、発熱素子によって放射加熱
を行う、媒体ウェブに対して温風を吹き付ける、加圧と
同時にまたは別個にマイクロ波エネルギーを使用するな
どの、ローラ以外の手法によって媒体ウェブを加熱する
ことも可能である。

【００１９】図２、図３、図４では、セクション９８と
９９が貼付されると、折り曲げられた媒体ウェブは、例
えば、両面名アルバムページのように、切断装置７５に
よって所定の位置で適切な大きさのシート１０５に切断
される。図１３は、印刷済み画像１３４を有するこのよ
うな両面アルバムページ１３２の片面の平面図である。
アルバムページ１３２に、オプションの切り離し可能部
分１３３の切り離しを可能にする切り取り線１３１を付
ければ、業者または顧客は後でここからアルバムページ
を切り離すことができる。切り離し可能部分には、顧客
注文番号や顧客郵送先ラベルなどの画像製品の処理に使
用する情報を印刷しておくことができる。切断装置７５
としては、モータ駆動回転式またはスライド式ナイフカ
ッタ、裁断機、回転式打ち抜き装置、レーザカッタなど
の（これに限定されない）任意の多数の切断装置を採用
できる。切断装置７５には、媒体ウェブ８０上で適切な
間隔で切断装置７５を起動して適切な位置に望ましい大
きさの切り込みを設けるのに適した機械制御（図示せ
ず）を接続する。この種の自動または半自動機械で周知
のように、機械制御は所定の大きさの所定の数のシート
を切断するように操作者がプログラミングすることも可
能であるし、検出装置（図示せず）に自動的に連結して
もよい。検出装置は、切断位置の目印となるようにプリ
ンタによって普通は媒体ウェブの一端に沿って印刷され
る基準マークや穿孔などの切断マークを検出する。装置
１８には、コピー機の末端部にあるような用紙受けや自
動照合装置などの多数の既知のシート収集装置のうちの
任意の装置も接続するのが普通である。自動照合装置
は、切断シートを収集して照合するように簡単に機械制
御（またはコンピュータ１２）に接続して応答させるこ
とができる。前述した切断位置を示すマークに加えて、
媒体ウェブの一端に、ソートや照合、注文に関する、ま
たは特定の顧客の注文を特定するマークおよび／または
文字列をプリンタ１４から印刷することもできる。この
ような情報には、製品の配布先を示す住所ラベルも含め
ることができる。

【００２０】図８（ａ）と図８（ｂ）は、それぞれ、前
述した装置１８の折り曲げセクションの別の実施形態の
立面図と端面図である。この実施形態では、図２（ａ）
の折り曲げセクション６８が、普通はＶ字形のマウス１
５２を有するＶ字形のガイドチャネル１５０と置き換え
られている。ガイドチャネル１５０はほぼ１８０度の角
度βを形成するが、この角度は図８（ａ）の右から左に
チャネルに沿って進むにつれて減少し、最後はほぼ０度
の角度β’になる。操作時、媒体ウェブ８０（図８
（ａ）で破線で示す）は駆動ローラ７０によってガイド
チェネル１５０を通って運搬される。図８（ａ）から、
媒体ウェブ８０は右側のマウス１５２でガイドチャネル
１５０に入り、右から左にチャネルを進むにつれて折り
曲げられることがわかる。ガイドチャネル１５０の両端
にあるフランジ１５４は、媒体ウェブ８０がチャネル１
５０を進むときに束縛しロール等を抑える働きをする。
媒体ウェブ８０は、折り曲げられた後、貼付ローラ７２
の作用によって貼付される。この実施形態では、媒体ウ
ェブ８０の画像保持面８１はガイドチャネル１５０の内
側表面１６０と接触するので、内側表面１６０は研磨済
みの金属のような滑らかな表面にするか、テフロン（登
録商標）などのすべりの良いつるつるした材料でコーテ
ィングするのが好適である。

【００２１】ここまでに説明した本発明の実施形態で
は、少なくとも１つの画像を保持する単純な媒体ウェブ
を連続的に折り曲げて同一の広がりをもって接着し、両
面画像保持物を形成した後、媒体ウェブを横切って切断
し、個々の折り曲げ済み画像製品を作成する方法につい
て説明した。ただし、本発明は、画像保持媒体ウェブを
折り曲げて、一端に沿って、またはストライプ模様や特
定のパッチ模様になるように特定領域のみを接着する方
法も含むことを理解されたい。折り曲げた媒体ウェブの
接着領域は、折り曲げる前に特定領域にのみ接着剤を塗
布するなど（これに限定されない）の様々な手法によっ
て制御できる。さらに、媒体ウェブを折り曲げる前に特
定の位置で切断しておいて、各種の両面画像保持製品を
作成することも可能である。

【００２２】折り曲げステップの前の媒体ウェブや写真
用乾燥貼り付け紙のような接着シートの切断は、打ち抜
き装置や、レーザカッタのような数値制御切断装置など
の（これに限定されない）任意の多数の方法で実行でき
る。画像保持媒体ウェブや接着シートの切断を行うのに
特に有用な１つの方法およびシステムが米国特許第５，
４３８，８９６号に開示されている。図１４（ａ）は、
米国特許第５，４３８，８９６号のシステム１８０を図
示したもので、ｘ、ｙプロッタ１８２のペン台１８４に
はナイフペン１８５が固定される。プロッタ１８２はコ
ンピュータ１８６（またはコンピュータ１２でもよい）
の制御下にあり、媒体ウェブ８０に形状１８８の切り込
みを入れるコマンドを送るようにプログラミングされて
いる。図１４（ｂ）はナイフペン１８５の詳細な断面図
で、軸１８９にナイフの刃１８７が固着される。軸１８
９はペン筒１９０の中に回転可能に装着される。操作
時、ナイフの刃１８７は切断ポイント１９２が中心線１
９６を含む軸上にないように固着されるが、移動方向が
変化したときにナイフの刃１８７が回転して新しい切断
方向に調整されるように多少下がっている。図１４
（ａ）に図示するようなシステムを使用して、媒体ウェ
ブ上に画像を印刷した後、媒体ウェブを図２の折り曲げ
装置／貼付装置に進める前に、オフライン作業として画
像保持媒体ウェブまたは接着シートに切り込みを入れる
ことができる。あるいは、図１４（ａ）のようなシステ
ムを採用して、図１で説明した連続製造システムの一部
としてインライン作業で媒体ウェブに切り込みを入れる
ことができる。

【００２３】以下に、前述した接着領域および切断領域
を変化させた画像製品の例について説明する。図９
（ａ）〜図９（ｅ）に、本発明の方法および装置に係る
両面写真「テント型カード」を図示する。図９（ａ）
に、本発明の方法および装置によって折り曲げおよび貼
付を行う前の媒体ウェブ８０を示す。媒体ウェブ８０の
裏面１９８には画像（図示せず）が印刷済みである。裏
面１９８は、媒体ウェブを折り曲げたときにテント型カ
ードの外側の見える部分になる。また、媒体ウェブ８０
の表面２０４の端部２０２には、接着剤が連続的にスト
ライプ状に塗布された領域２００がある。図７（ａ）に
示すような装置によって折り線２０６、２０８、２１
０、２１２を付けた後、図２および図６または図７
（ａ）〜（ｂ）のいずれかで説明した一連の折り曲げ操
作によって折り目を順に形成する。図９（ｂ）と図９
（ａ）では、前述のいずれかの折り曲げ方法を使用し
て、媒体ウェブ８０の表面に端部２１４を折り曲げるこ
とによって折り線２０６に沿って第１の折り目２１６を
形成する。ここで、表面は図８（ａ）に示す面である。
次に、折り曲げた媒体ウェブを媒体ウェブ８０の裏面に
向けて折り曲げることによって、折り線２０８に沿って
第２の折り目２１８を、前に折り曲げたすべての折り目
を媒体ウェブ８０の表面に向けて折り曲げることによっ
て折り線２１０に沿って第３の折り目２２０を形成す
る。最後に、端部２０２を媒体ウェブ８０の表面に向け
て折り曲げることによって、折り線２１２に沿って第４
の最後の折り目２２２を形成する。図９（ｂ）は、図９
（ａ）の媒体ウェブ８０の折り線２０６、２０８、２１
０、２１２に沿って前述のように折り曲げた後の媒体ウ
ェブ８０の拡大端面図である。図９（ｂ）では、前述し
たように加圧または加熱によって媒体ウェブ８０に事前
に塗布しておいた接着ストライプ２００を活性化するこ
とによって、折り線２０６に沿って折り曲げたときの折
り目２１６によって作成されるフラップ２３０に媒体ウ
ェブ８０の端部２０２を貼付する。図９（ｃ）に、折り
曲げて貼付した後の媒体ウェブ８０を図示する。切り取
り線２３２は、連続ウェブ８０のどこを切断すれば個々
のテント型カード２３６を生成できるかを示す。図９
（ｄ）と図９（ｅ）は、それぞれ、折り線２０８に沿っ
て折り曲げずに底面２３８を形成してカード２３６が直
立できるようにして完成したテント型カード２３６の端
面図および等角図である。

【００２４】図１０（ａ）〜（ｃ）に、本発明に係る両
面写真「テント型カード」２６０の別の実施形態を示
す。図１０（ａ）に、本発明の方法および装置によって
折り曲げる前の媒体ウェブ８０を示す。媒体ウェブ８０
の裏面２４０には画像（図示せず）が印刷済みである。
裏面２４０は、折り曲げた後、テント型カード２６０の
外側の見える部分になる。図２、図３、図４に示す装置
によって媒体ウェブ８０に折り線２４２を形成する。領
域２４６には前述したいずれかの方法によって加圧活性
化接着剤を塗布してある。製造の初期段階に、例えば、
打ち抜き装置や図１４（ａ）および図１４（ｂ）に示す
装置を使って媒体ウェブ８０に３面タブ（three-sided
tab）２５２を形成する。前述のいずれかの方法を使っ
て、 上端部２４８を下端部２５０に届くまで媒体ウェ
ブ８０の表面側に折り曲げることによって、媒体ウェブ
８０を折り線２４２に沿って半分に折り曲げる。ここ
で、媒体ウェブ８０の表面は図１０（ａ）に示す面であ
る。図１０（ｂ）に折り曲げた後の媒体ウェブを示す。
打ち抜きタブ２５２と接着部２４６は、この時点では折
り曲げた媒体ウェブの下側にあるので破線で示す。切り
取り線２５６は、連続ウェブ８０のどこを切断すれば個
々のテント型カード２６０を生成できるかを示す。図１
０（ｃ）に組み立て後のテント型カード２６０を示す。
テント型カード２６０は、打ち抜きタブ２５２を手作業
で内側に折り曲げて圧力を加え、接着部２４６をカード
の内面２６２に接着することによって組み立てる。完成
したテント型カード２６０では、外面２６４に画像が見
える。

【００２５】図１１（ａ）〜（ｂ）に、本発明の方法お
よび装置に係る両面写真しおり４０８のいくつかの製造
段階を示す。図１１（ａ）に、しおり４０８を作成する
のに必要な折り曲げステップと貼付ステップを実行する
前の媒体ウェブ８０を示す。媒体ウェブ８０の裏面３１
２の破線の長方形３１４で示す領域には画像が印刷済み
である。媒体ウェブ８０の表面の陰影付き領域３１６に
接着剤を塗布する。例えば、製造の初期段階で打ち抜き
装置を使用して、媒体ウェブ８０に事前に３面タブ３１
８の切り込みを入れておく。前述した方法を使って、端
部３２２を媒体ウェブの表面側に折り曲げて端部３２４
と揃うように、媒体ウェブ８０を折り線３２０に沿って
半分に折り曲げ、折り曲げた媒体ウェブを前述のように
して貼付する。図１１（ｂ）に、折り曲げて貼付した媒
体ウェブ８０を示す。打ち抜きタブ３１８はこの時点で
は折り曲げた媒体ウェブ８０の下にあるので破線３２６
で描画する。切り取り線３２８は、しおり４０８を完成
させるのに媒体ウェブの８０のどこを切断すればよいか
を示す。図１１（ｃ）に、構成がわかりやすいように、
部分的に折り曲げた状態のしおり４０８を示す。図１１
（ｄ）は、タブ３１８を引っ張りあげた状態の完成した
しおり４０８の斜視図である。タブ３１８には接着剤が
塗布されていないので、しおりの裏面３３０に貼付され
ない。これまでに説明した両面画像保持製品の実施形態
では、いずれの構成においても、接着剤の塗布、切り込
み、媒体ウェブの折り曲げと貼付の前に、すべての画像
が媒体ウェブにデジタル印刷される。本発明の別の態様
では、両面画像保持製品の製造後、製品に補足アイテム
を加えるのが望ましいことがある。例えば、図２〜図５
に示す本発明の装置によって作成したアルバムページで
は、印刷および折り曲げ後に、例えば、マルチメディア
スクラップブックを作成するときなど、デジタル形式で
は入手できないオリジナルのハードコピー写真プリント
やコンサートの切符やはがきのような印刷物などの特定
のアイテムを使用者がアルバームページに追加しようと
する場合がある。図１２は、本発明に係る両面写真アル
バムページ４００の片面を示す図で、補足アイテムを追
加できる様々な機能を有している。図１２のアルバーム
ページ４００は、印刷済みの画像４０２、４０４、４０
６、４０８を有する。また、例えば、ハードコピー印刷
４２４を四隅４１２を使ってページ４００に挿入した
り、はがき４１４を四隅４１６を使って挿入できるよう
に、写真アルバームページ４００には切り込み４１０が
配置されている。図１２に示すアルバムページ４００の
製造業者は、図９、図１０、図１１に示す製品について
説明したプロセスを使用する。前述の製品と同様に、画
像４０２、４０４、４０６、４０８の印刷後、接着剤を
塗布して折り曲げる前に、１層に切り込み４１０を入れ
て両面ページ製品を形成する。また、前述したように、
切り込み４１０は、例えば、打ち抜き、レーザ切断、図
１４（ａ）に示すような数値制御機械による切断などの
任意の適切な手段によって形成することができる。破線
４１８、４２０、４２２で示す領域を除く媒体ウェブ上
のすべての領域に折り曲げ前に接着剤を塗布する。こう
すると、四隅４１２や４１６を使って接着剤なしにハー
ドコピー印刷４２４やはがき４１４などの補足アイテム
を挿入し、必要であれば後から取り外すことができる。
印刷済み画像４０８の入手元であるオリジナルのハード
コピー印刷４０７は、印刷済み画像４０８の四隅４３０
にある切り込み４１０を使ってアルバームページ４００
に挿入する。アルバムページ４００からハードコピー印
刷４０７が紛失しても、印刷済み画像４０８を見ればハ
ードコピー印刷４０７の収納場所がわかる。この場合、
破線４２２で囲む領域も接着剤を塗布しないでおく。ま
た、領域４３２は切り抜かれているので、ページを折り
曲げたときに接着剤４３４が露出する。このとき、領域
４３２を使ってコンサートの切符４３６などの補足アイ
テムをアルバームページに追加することもできる。補足
アイテムは圧力活性化接着剤４３４に押し付けてアルバ
ームページ４００に貼付する。最後に、アルバームペー
ジ４００を折り曲げて貼付した後、バンイダの穴４３８
を空けて、任意の周知のエンボス技術を使ってヒンジ４
４０を形成する。バインダの穴４３８を空け、エンボス
手法によってヒンジ４４０を形成するステップは、図２
に示すような切断および仕上げ段階で実行してもよい。

【００２６】図１５に、本発明に係る広告ディスプレイ
４４６の表面４４２と裏面４４４を示す。この広告ディ
スプレイは製品に補足アイテムを追加できるさらに別の
機能を有する。図１５に示す広告ディスプレイ４４６
は、画像保持名刺３７８などの画像保持アイテムを挿入
できるように設計されており、後で顧客が取り外したり
補充したりできる。表面４４２には、広告メッセージ４
５２と、名刺３７８をどこに挿入するかを示す名刺の画
像４５６が印刷される。裏面４４４にも広告メッセージ
４５４を印刷することができる。図１５に示す広告ディ
スプレイ４４６の製造業者は、図９〜図１２に示す製品
について説明したプロセスを使用する。前述の製品と同
様に、メッセージ４５２、４５４、４５６の印刷後、接
着剤を塗布して折り曲げる前に、表面４４２に切り込み
４４８を、裏面４４４に切り込み４５０を入れて両面製
品を形成する。また、前述したように、切り込み４４８
および４５０は、例えば、打ち抜き、レーザ切断、図１
４（ａ）に示すような数値制御機械による切断などの任
意の適切な手段によって形成することができる。破線４
５８および４６０で囲む領域以外の媒体ウェブ上のすべ
ての領域に折り曲げ前に接着剤を塗布する。領域４５８
には接着剤が塗布されていないので、完成後の製品４４
６の使用時、切り込み４４８を使って名刺３７８の挿入
と抜き取りを簡単に行える。また、ボックス４６０で囲
む領域には接着剤が塗布されていないので、フラップ４
６２を折り曲げずに支えとすることによって、広告ディ
スプレイ４４６を直立させることができる。

【００２７】本発明を理解するために、システム１０の
動作について説明しておく。最初に、コンピュータ１２
を介してアルバムページ、テント型カードなどの画像製
品の注文を入手する。これらの注文は、インターネット
などの通信網を経由して送られたり、操作者によって手
作業で入力される。画像製品の注文は多数の異なる顧客
から送られる。こうした情報はコンピュータ１２によっ
て正しく管理され、顧客の注文に応じて処理される。適
切な情報がプリンタ１４に送られると、プリンタは適切
な画像を媒体ウェブ上に印刷する。さらに、プリンタ１
４は、システム１０の他の構成要素やユーザが読み取っ
て使用する適切な情報、符号などを印刷する。この後、
媒体ウェブ８０はシステム１０の他の構成要素に送られ
て、適切な処理が実行される。当該情報および／または
命令はコンピュータ１２を介して他の構成要素に送られ
る。例えば、媒体ウェブ８０を接着剤塗布装置１７に送
り、装置１８で接着剤が塗布されない場合には、媒体ウ
ェブを装置１８に送る前に接着剤塗布装置で接着剤を塗
布する。顧客注文に応じて固有の画像製品を製造できる
ように、接着剤を指定領域に選択的に塗布する。あるい
は、媒体ウェブを打ち抜き装置に送って、完成後の画像
製品で使用される適切な切り込みを入れる。ここでも、
顧客注文に合った画像製品を提供できるようにコンピュ
ータ１２が適切な情報および／または命令を提供する。
あるいは、媒体ウェブ８０を直接に装置１８に送って接
着剤を塗布し、媒体ウェブ８０を折り曲げて切断し、適
切な画像製品を仕上げる。前述したように、取り外し可
能なラベルを仕上げ済みの製品に貼付してもよい。この
ようなラベルは顧客注文を照合したり、製品を顧客に納
品するときに使用する。このように、システム１０は、
異なる場所に住む多数の異なる顧客の多数の異なる注文
画像製品を提供できることが理解されよう。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施形態に係る両面画像製品の連続
製造システムの構成を説明するブロック図である。

【図２】 本発明の実施形態に係る両面画像製品を作成
する連続製造システムにおける折り曲げ装置／貼付装置
／切断装置の斜視図である。

【図３】 図２の折り曲げ装置／貼付装置／切断装置の
平面図である。

【図４】 図２の折り曲げ装置／貼付装置／切断装置の
媒体を図示しない平面図である。

【図５】 図２中の２ｄ−２ｄ線での拡大断面図であ
る。

【図６】 図２中の２ｄ−２ｄ線で切断した場合の端面
図である。

【図７】 （ａ）は本発明の実施形態に係る両面画像製
品作成時に使用する変形折り目付けメカニズムを示す図
であり、図２の４ａ−４ａ線での断面図であり、（ｂ）
は、折り目付けメカニズムによって折り目を付けた媒体
ウェブの一部の平面図であり、（ｃ）は、（ａ）のメカ
ニズムによって付けた折り線に沿って折り曲げた（ｂ）
の媒体ウェブの端面図である。

【図８】 本発明の実施形態に係る両面画像製品作成時
に使用する装置の別の折り曲げガイドであり、（ａ）は
立面図であり、（ｂ）は（ａ）の折り曲げガイドの５ｂ
−５ｂ線での断面した場合の端面図である。

【図９】 本発明の実施形態に係る媒体ウェブであり、
（ａ）は、図示する折り線に沿って折り曲げると、本発
明に係る両面画像製品が作成されることを説明する平面
図であり、（ｂ）は、折り線に沿って折り曲げた（ａ）
の媒体ウェブの拡大断面図であり、（ｃ）は、分割線に
沿って切断すると、個々の画像製品が作成されることを
説明する説明図であり、（ｄ）は、完成した画像製品の
側面図であり、（ｅ）は、完成した画像製品の斜視図で
ある。

【図１０】 本発明の実施形態に係る両面画像製品の他
の変形両面画像製品の媒体ウェブであり、（ａ）は平面
図であり、（ｂ）は、折り曲げ後の媒体ウェブの一部の
平面図であり、（ｃ）は、媒体ウェブを個々に切断した
完成品の使用状態を説明する説明図である。

【図１１】 本発明の実施形態に係る両面画像製品の他
の変形媒体ウェブであり、（ａ）は平面図であり、
（ｂ）は、折り曲げ後の媒体ウェブの一部の平面図であ
り、（ｃ）は、媒体ウェブから切断した状態を説明する
説明図であり、（ｄ）は、完成品を説明する説明図であ
る。

【図１２】 本発明の実施形態に係る両面画像製品を示
す図である。

【図１３】 本発明の実施形態に係る両面アルバムペー
ジの片面の平面図である。

【図１４】 本発明の実施形態に係る両面画像製品の媒
体ウェブ切断装置を示すシステム図である。

【図１５】 本発明の実施形態に係る両面画像製品の別
の両面広告ディスプレイ製品を示す図である。

【符号の説明】

１０ 製造システム、１２ コンピュータ、１４ デジ
タルプリンタ、１６打ち抜き装置、１７ 接着剤塗布装
置、１８ 折り曲げ装置／貼付装置／切断装置、２０
画像源、２４ 印刷媒体、３０ インターネット、３
２、３４、３６、３８ 遠隔位置、４０ インターネッ
トプロバイダ（ＩＳＰ）、８０ 媒体ウェブ、１９８
裏面、２００ 接着部、２０２ 端部、２０４ 表面、
２０５しおり、２０６、２０８、２１０、２１２ 折り
線、２１４ 端部、２１６、２１８、２２０、２２２
折り目、２３２ 切り取り線、２３４、２３６ テント
型カード、２３８ 底面、２４０ 裏面、２４２ 折り
線、２４６ 接着部、２４８ 上端部、２５０ 下端
部、２５２ タブ、２５６ 切り取り線、２６０テント
型カード、２６２ 内面、２６４ 外面、３１２ 裏
面、３１４ 長方形部分、３１６ 接着部、３１８ タ
ブ、３２０ 折り線、３２２、３２４ 端部、３２６
タブ切り取り線、３２８ 切り取り線、３３０ しおり
裏面、３７８名刺、４００ 写真アルバムページ、４０
２、４０４、４０６ 印刷済み画像、４０７ ハードコ
ピー印刷、４０８ 印刷済み画像、４１０ 切り込み、
４１２ 四隅、４１４ はがき、４１６ 四隅、４１
８、４２０、４２２ 接着剤を塗布しない領域、４２４
ハードコピー印刷、４３０ 四隅、４３２ 切り取り
部、４３４ 接着剤、４３６ 切符、４３８ バインダ
の穴、４４０ ヒンジ、４４６ 画像製品、４４２ 表
面、４４４ 裏面、４４６ 広告ディスプレイ、４５
２、４５４ 広告メッセージ、４５６ 画像、４４８、
４５０ 切り込み、４５８、４６０ 接着剤を塗布しな
い領域、４６２ フラップ。３１２ 裏面、３１４ 長
方形部分、３１６ 接着部、３１８ タブ、３２０折り
線、３２２、３２４ 端部、３２６ タブ切り取り線、
３２８ 切り取り線、３３０ しおり裏面、４０８ 印
刷済み画像。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デール エフ マッキンタイア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ハニオ イ フォールズ チーズ ファクトリー ロード 630 (72)発明者 ジョセフ エイ マニコ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ロチェ スター ウェストランド アベニュー 98

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１面と第２面を有し、前記第１面と第
   ２面が同一の広がりをもって接着されるように折り曲げ
   られる単一の画像保持媒体から作られる両面写真しおり
   であって、 前記しおりは、前記第２面に３面タブも有し、前記タブ
   は前記第１面に接着されないことを特徴とする両面写真
   しおり。
2. 【請求項２】 第１面と第２面を有し、前記第１面と第
   ２面が同一の広がりをもって接着されるように折り曲げ
   られる単一の画像保持媒体から作られる両面写真アルバ
   ムページであって、 前記第１面と第２面は、前記ページを折り曲げる前に切
   り込まれた複数のスリットを有することを特徴とする両
   面写真アルバムページ。
3. 【請求項３】 第１面と第２面を有し、前記第１面と第
   ２面が同一の広がりをもって接着されるように折り曲げ
   られる単一の画像保持媒体から作られる両面広告ディス
   プレイであって、 前記第１面には取り外し可能画像保持アイテムの画像が
   印刷され、前記画像にはスリットが切り込まれ、前記ス
   リットは、少なくとも１つの前記取り外し可能画像保持
   アイテムを保持するような大きさと配置を有し、 前記第２面は、折り目を開いたときに前記広告ディスプ
   レイが直立するように支持するフラップを有することを
   特徴とする両面広告ディスプレイ。