JP2006307046A - X線で検知可能なインクジェットインクおよびそれを用いたシート - Google Patents
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Abstract
【課題】重ね合わせてマッチング用照合記号が内部にあって見えなくても、外部から読み取りでき、この読み取り結果に基づいてマッチング検査できるようにするとともに、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできインクおよびそれを用いたシートの提供。
【解決手段】インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したX線検知可能なインクジェットインクおよびそれを用いてシート基材面の所定箇所にX線検知可能な印刷部を設けてなるシートにより課題を解決できる。
【選択図】 図1
【解決手段】インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したX線検知可能なインクジェットインクおよびそれを用いてシート基材面の所定箇所にX線検知可能な印刷部を設けてなるシートにより課題を解決できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、X線で検知可能なインクジェットインクおよびそれを用いたシートに関するものである。
従来、帳票をはじめとする各種書類を丁合してなる丁合物は、丁合する各書類に照合記号を一般的な印刷インクを用いて凸版印刷、グラビア印刷法などの凹版印刷、オフセット方式などの平板印刷、スクリーン印刷などの一般的な印刷方法で印刷し、丁合の前段階で前記照合記号をセンサで検出し、丁合すべき各書類を照合してマッチング検査をした後、重ね合わせ、あるいは包み込むなどして丁合しているので、前記照合記号が表面にでていて見えればセンサで検出可能だが、重ね合わせられたり、あるいは包み込むなどされて前記照合記号が内部にあって見えない場合はセンサで検出することができないという問題があった。
そこで金属または金属粉入りインクを用いて前記照合記号を印刷する方法(特許文献1参照)や検査装置(特許文献2参照)提案されている。
金属微粒子コロイドとしては、公知の固体ゾルあるいはそれを溶媒に分散させたヒドロゾルあるいはオルガノゾルからなるコロイド溶液が知られている(特許文献3参照)。
特開平4−277164号公報
特開平4−277886号公報
特開平11−80647号公報
これらの技術によれば、重ね合わせたり、あるいは包み込むなどしてマッチング用照合記号が内部にあって見えなくても、金属探知手段を用いて読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるようになったが、シート基材上に上記のように一般的な印刷インクを用いて一般的な印刷方法で印刷する方法は、印刷機を用いて印刷するため製版が必要であり、大量生産に適するが、個々の製品ごとに個別識別を行ったり、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることが困難であるという問題があった。
本発明の第1の目的は、従来の問題を解決し、重ね合わせたり、あるいは包み込むなどしてマッチング用照合記号が内部にあって外部からは見えなくても、読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるようにするとともに、個々の製品ごとに個別識別を行ったり、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるインクを提供することであり、
本発明の第2の目的は、このインクを用いてマッチング検査ができるようにしたシートを提供することである。
本発明の第2の目的は、このインクを用いてマッチング検査ができるようにしたシートを提供することである。
すなわち、本発明の請求項1は、インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したことを特徴とするX線検知可能なインクジェットインクである。
本発明の請求項2は、請求項1記載のインクジェットインクにおいて、金属微粒子コロイドの平均粒子径が1〜100nmであことを特徴とする。
本発明の請求項3は、シート基材面の所定箇所に、請求項1あるいは請求項2記載のインクジェットインクを用いてX線検知可能な印刷部を設けてなることを特徴とするシートである。
本発明の請求項1記載のX線検知可能なインクジェットインクは、インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したので、
重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして画像・印字などのマッチング用照合記号が内部にあって外部からは見えなくても、読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるとともに、公知のインクジェットプリンタを用いて印刷できるので製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏する。
重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして画像・印字などのマッチング用照合記号が内部にあって外部からは見えなくても、読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるとともに、公知のインクジェットプリンタを用いて印刷できるので製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏する。
本発明の請求項2は、請求項1記載のX線検知可能なインクジェットインクにおいて、金属微粒子コロイドの平均粒子径が1〜100nmであるので、
インクジェットプリンタのノズルの詰まりを防止、抑制できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
インクジェットプリンタのノズルの詰まりを防止、抑制できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
本発明の請求項3記載のシートは、シート基材面の所定箇所に、請求項1あるいは請求項2記載のX線検知可能なインクジェットインクを用いてX線検知可能な印刷部を設けてなることを特徴とするものであり、
各種形状や大きさのシート基材面の所定箇所に公知のインクジェットプリンタを用いて印刷された画像・印字などのマッチング用照合記号が重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして、内部にあって外部からは見えなくても、例えば、公知のX線異物検査装置などを用いて容易に読み取りでき、この読み取り結果に基づいて容易にマッチング検査ができる上、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏する。
各種形状や大きさのシート基材面の所定箇所に公知のインクジェットプリンタを用いて印刷された画像・印字などのマッチング用照合記号が重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして、内部にあって外部からは見えなくても、例えば、公知のX線異物検査装置などを用いて容易に読み取りでき、この読み取り結果に基づいて容易にマッチング検査ができる上、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明のX線検知可能な印刷部を設けたシートの一実施形態を示す説明図である。
図1において、1は1枚の文書が三つ折りされており、表面に公知のインクジェットプリンタおよび本発明のインクジェットインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)2を設けた本発明のシートを示し、3は表面に同様に本発明のインクジェットインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)4を設けた本発明の他のシート(封筒)を示し、封筒3内に本発明のシート1が封入・封緘されて丁合されている。封筒3内に本発明のシート1を封入・封緘後、公知のX線異物検査装置などを用いて封筒3内に封入された本発明のシート1のバーコード2を容易に読み取ることができ、これにより容易にマッチング検査ができる。
検知可能な印刷部はバーコードのほか、キャラクターコードなども使用可能である。
図1は、本発明のX線検知可能な印刷部を設けたシートの一実施形態を示す説明図である。
図1において、1は1枚の文書が三つ折りされており、表面に公知のインクジェットプリンタおよび本発明のインクジェットインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)2を設けた本発明のシートを示し、3は表面に同様に本発明のインクジェットインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)4を設けた本発明の他のシート(封筒)を示し、封筒3内に本発明のシート1が封入・封緘されて丁合されている。封筒3内に本発明のシート1を封入・封緘後、公知のX線異物検査装置などを用いて封筒3内に封入された本発明のシート1のバーコード2を容易に読み取ることができ、これにより容易にマッチング検査ができる。
検知可能な印刷部はバーコードのほか、キャラクターコードなども使用可能である。
図2は、本発明のX線検知可能な印刷部を設けた他のシートの例を示す説明図である。
図2において、1Aは薬(イ)を封入・封緘した子袋、1Bは薬(ロ)を封入・封緘した子袋、1Cは薬(ハ)を封入・封緘した子袋、・・・・を示し、表面に本発明のインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)2(イ)、2(ロ)、2(ハ)・・・・がそれぞれ設けられている。3Aは表面に本発明のインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)4を設けた本発明の他のシート(封筒)を示し、封筒3A内に子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・が封入・封緘されて丁合されている。封筒3A内に子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・を封入・封緘後、公知のX線異物検査装置などを用いて封筒3A内に封入された子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・のバーコード2(イ)、2(ロ)、2(ハ)・・・・を容易に読み取ることができ、これにより容易にマッチング検査ができる。
図2において、1Aは薬(イ)を封入・封緘した子袋、1Bは薬(ロ)を封入・封緘した子袋、1Cは薬(ハ)を封入・封緘した子袋、・・・・を示し、表面に本発明のインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)2(イ)、2(ロ)、2(ハ)・・・・がそれぞれ設けられている。3Aは表面に本発明のインクを用いて形成されたX線検知可能な印刷部(バーコード)4を設けた本発明の他のシート(封筒)を示し、封筒3A内に子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・が封入・封緘されて丁合されている。封筒3A内に子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・を封入・封緘後、公知のX線異物検査装置などを用いて封筒3A内に封入された子袋1A、子袋1B、子袋1C・・・・のバーコード2(イ)、2(ロ)、2(ハ)・・・・を容易に読み取ることができ、これにより容易にマッチング検査ができる。
本発明において用いる金属微粒子コロイドとしては、公知の固体ゾルあるいはそれを溶媒に分散させたものを用いることができる。例えば前記特許文献3に記載されているヒドロゾルあるいはオルガノゾルからなるコロイド溶液を用いることができる。金属の種類は特に限定されないが、金、銀、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金、銅、ニッケル、アルミニウムなどは好ましく使用できる。
これらの金属微粒子コロイドは発色する。金属微粒子コロイドによる発色は電子のプラズマ振動に起因し、プラズモン吸収とよばれる発色機構によるものである。このプラズモン吸収による発色は金属中の自由電子が光電場により揺さぶられ粒子表面に電荷が現れ、非線形分極が生じるためであると考えられている。この金属微粒子コロイドによる発色は、彩度や光線透過率が高く、耐久性に優れている。例えば、金微粒子コロイドは粒径に応じて青、青紫、赤紫、金色などを示す。金属微粒子コロイドの製造法としては、例えば金属化合物を溶媒に溶解し、高分子量顔料分散剤を添加した後、金属に還元して前記高分子量顔料分散剤で保護されたコロイド粒子を形成し、その後前記溶媒を除去して固体ゾルとする方法を挙げることができる。
金属微粒子コロイドの平均粒子径は通常およそ1〜1000nmであり本発明においてはいずれも使用できる。
しかし、平均粒子径が1nm未満のものは作成が難しく、一方、平均粒子径が100nmを超えるとインクジェットプリンタのノズルが詰まる恐れがあり、金属微粒子コロイドの平均粒子径が1〜100nmであるとインクジェットプリンタのノズルが詰まることなく、連続して安定して画像・印字などをシート基材面に形成できるので好ましく使用できる。
しかし、平均粒子径が1nm未満のものは作成が難しく、一方、平均粒子径が100nmを超えるとインクジェットプリンタのノズルが詰まる恐れがあり、金属微粒子コロイドの平均粒子径が1〜100nmであるとインクジェットプリンタのノズルが詰まることなく、連続して安定して画像・印字などをシート基材面に形成できるので好ましく使用できる。
本発明で用いるインク媒体としては水、水溶性有機溶媒およびそれらの2種以上の混合物を例示することができる。水は、特に限定されるものではないが、イオンを除去することが望ましい。イオンを除去した水を用いることにより金属微粒子コロイドが凝集しにくくなり、安定性、インク適性が向上し、インクジェットプリンタのノズルの目詰まりが起こりにくくなる。
本発明で用いる水溶性有機溶媒として中沸点および高沸点溶剤(沸点が100℃以上のもの)であるグリコール系溶剤およびアルコール類は、好ましく使用できる。具体的には、例えばグリコール(グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール)やグリコール誘導体(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート)など、エタノール、i−プロピルアルコール、n−プロピルアルコールなど、およびこれらの2つ以上の混合物を挙げることができる。
本発明においては、X線検知可能性を付与する微粒子、例えば、金属微粒子としてはアルミニウム、チタン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、銀、スズ、タングステン、イリジウム、白金、金、鉛やガラスの5〜20μm程度あるいはこれらより微細なガラス微粒子を併用することができる。
本発明の金属微粒子コロイド含有インクジェットインクは、この他に、pH調整剤、粘度調剤、表面張力調整剤(界面活性剤)、金属封鎖剤、防菌防カビ剤、分散剤などを本発明の主旨を逸脱せず、作用効果を損なわない範囲で含有させることができる。
本発明で用いる金属微粒子コロイド微粒子やX線検知可能なガラス微粒子の配合量はX線異物検査装置などの検知手段のX線の強度とも関係があるので、X線異物検査装置などの検知手段で用いて本発明のインクジェットインクを用いて形成された印刷部(バーコードやキャラクターコードなど)をX線検知可能な配合量としてインク(固形分)に対して50〜95質量%配合とすることが肝要である。
一方、X線異物検査装置などの検知手段のX線の強度は、好ましくはX線管理士などX線を取り扱うための特定の資格を持たない人でも取り扱いできる弱い強度のものが好ましく使用できる。
通常のインクジェットインクには、着色成分として、アントラキノン系、ベンゾキノン系、ナフトキシキノン系、キサンテン系、トリフェニルメタン系、キノリン系、インジゴイド系、アジン系、オキサジン系、チアジン系およびメチン系染料からなる群から選ばれた少なくとも1種のアニオン性インクが用いられている。
これらの着色成分を本発明で用いる金属微粒子コロイド含有インクジェットインクに添加することができる。
これらの着色成分を本発明で用いる金属微粒子コロイド含有インクジェットインクに添加することができる。
本発明で用いるシート基材の素材としては、平面および/または曲面を有する無機物および/または有機物を挙げることができる。
シート基材の素材としては、ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙(例えば、上質紙、中質紙、合成紙、各種再生紙、アート紙、コート紙、ミラーコート紙、コンデンサー紙、パラフィン紙、その他の紙の他に、それにオーバーコート層(保護層)をもつ用紙など)あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合シート、ポリアミド系樹脂シート、ポリエステル系樹脂シート、ポリオレフィン系樹脂シート、ポリイミド系樹脂シート、エチレン・ビニルアルコール共重合体シート、ポリビニルアルコール系樹脂シート、ポリ塩化ビニル系樹脂シート、ポリ塩化ビニリデン系樹脂シート、ポリスチレン系樹脂シート、ポリカーボネート系樹脂シート、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂シート、ポリエーテルスルホン系樹脂シートなどのプラスチックシート、あるいはこれらにコロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理などの表面処理を施したものなどを挙げることができる。
シート基材の素材としては、ガラス繊維、アルミナ繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維などの無機または有機繊維からなる織布、不織布、マット、紙(例えば、上質紙、中質紙、合成紙、各種再生紙、アート紙、コート紙、ミラーコート紙、コンデンサー紙、パラフィン紙、その他の紙の他に、それにオーバーコート層(保護層)をもつ用紙など)あるいはこれらを組み合わせたもの、あるいはこれらに樹脂ワニスを含浸させて成形した複合シート、ポリアミド系樹脂シート、ポリエステル系樹脂シート、ポリオレフィン系樹脂シート、ポリイミド系樹脂シート、エチレン・ビニルアルコール共重合体シート、ポリビニルアルコール系樹脂シート、ポリ塩化ビニル系樹脂シート、ポリ塩化ビニリデン系樹脂シート、ポリスチレン系樹脂シート、ポリカーボネート系樹脂シート、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合系樹脂シート、ポリエーテルスルホン系樹脂シートなどのプラスチックシート、あるいはこれらにコロナ放電処理、プラズマ処理、紫外線照射処理、電子線照射処理、フレームプラズマ処理およびオゾン処理などの表面処理を施したものなどを挙げることができる。
以下実施例および比較例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるものではない。
(実施例1)
公知の方法で得られた金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)とエチレングリコールモノメチルエーテル15質量部、グリセリン5質量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5質量部、イソプロピルアルコール3質量部、それに蒸留水62.5質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度4.5mPa・s、表面張力46×10-3N/m、pH9.5、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
(実施例1)
公知の方法で得られた金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)とエチレングリコールモノメチルエーテル15質量部、グリセリン5質量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5質量部、イソプロピルアルコール3質量部、それに蒸留水62.5質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度4.5mPa・s、表面張力46×10-3N/m、pH9.5、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、キャノン社製インクカートリッジ型番:BC121(バブルジェット(登録商標)方式のインクジェットプリンタ型番:BJC−430C用)に充填し、印字などを行って、下記の評価法により、(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
評価法:
(1)(周波数応答性)
吐出試験機を使用して、2KHz、4KHz、6KHzでの各周波数での駆動周波数にてそれぞれ印字し、ベタパターンの状態から応答性を判定する。
6KHzの応答性を有する:○
4KHzの応答性を有する:△
2KHzの応答性を有する:×
(1)(周波数応答性)
吐出試験機を使用して、2KHz、4KHz、6KHzでの各周波数での駆動周波数にてそれぞれ印字し、ベタパターンの状態から応答性を判定する。
6KHzの応答性を有する:○
4KHzの応答性を有する:△
2KHzの応答性を有する:×
(2)(印字休止後の回復性)
印字を休止した後、プリンタを50℃の環境に5時間保持し、しかる後、常温に戻す。その後再度印字を行いスタートアップの状態を文字の印字から判定する。
最初から鮮明に印字可能である:○
5〜10文字はかすれているがすぐに正常に戻る:△
1頁程はかすれが目立つが2頁以降は正常に印字される:×
印字を休止した後、プリンタを50℃の環境に5時間保持し、しかる後、常温に戻す。その後再度印字を行いスタートアップの状態を文字の印字から判定する。
最初から鮮明に印字可能である:○
5〜10文字はかすれているがすぐに正常に戻る:△
1頁程はかすれが目立つが2頁以降は正常に印字される:×
(3)(X線感知性)
市販の電子写真コピー用紙上にバーコードからなるマッチング用照合記号の印刷を行い、乾燥させた後、その印字部のX線感知性を評価する。すなわち、マッチング用照合記号の印刷を行い、乾燥させた本発明のシートを茶封筒に封入・封緘し、X線異物検査装置(X線照射能力:0.001Gy、アンリツ社製)を用いてデイスプレー上でのマッチング用照合記号の形状、鮮明性を下記の判定基準で判定する。
判定基準
○:画像認識が充分可能な範囲にある。
△:やや陰影が薄いが、実用上画像認識が可能な範囲にある。
×:陰影が薄く実用上使用できない。
市販の電子写真コピー用紙上にバーコードからなるマッチング用照合記号の印刷を行い、乾燥させた後、その印字部のX線感知性を評価する。すなわち、マッチング用照合記号の印刷を行い、乾燥させた本発明のシートを茶封筒に封入・封緘し、X線異物検査装置(X線照射能力:0.001Gy、アンリツ社製)を用いてデイスプレー上でのマッチング用照合記号の形状、鮮明性を下記の判定基準で判定する。
判定基準
○:画像認識が充分可能な範囲にある。
△:やや陰影が薄いが、実用上画像認識が可能な範囲にある。
×:陰影が薄く実用上使用できない。
(実施例2)
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、グリセリン/エチレングリコールを50:50の質量比で混合した液25質量部とヘキシレングリコール0.5質量部、テトラヒドロフルフリルアルコール3質量部、それに蒸留水57.5質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度3.1mPa・s、表面張力45×10-3N/m、pH9.2、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、グリセリン/エチレングリコールを50:50の質量比で混合した液25質量部とヘキシレングリコール0.5質量部、テトラヒドロフルフリルアルコール3質量部、それに蒸留水57.5質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度3.1mPa・s、表面張力45×10-3N/m、pH9.2、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
(実施例3)
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、トリエチレングリコールモノメチルエーテル20質量部と1,5−ペンタンジオール2.0質量部、n−プロパノール4.0質量部、それに蒸留水60質量部を混合攪拌して、インクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度4.1mPa・s、表面張力38×10-3N/m、pH9.3、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、トリエチレングリコールモノメチルエーテル20質量部と1,5−ペンタンジオール2.0質量部、n−プロパノール4.0質量部、それに蒸留水60質量部を混合攪拌して、インクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度4.1mPa・s、表面張力38×10-3N/m、pH9.3、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
(実施例4)
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、1,2,5−ブタントリオール/トリエチレングリコールモノメチルエーテルの65:35の質量比で混合した液30質量部とエチレングリコールモノブチルエーテル0.3質量部、エタノール4.0質量部、それに蒸留水51.7質量部を混合攪拌して、インクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度2.8mPa・s、表面張力48×10-3N/m、pH9.8、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイド14質量部(固形分:60質量%)に対して、1,2,5−ブタントリオール/トリエチレングリコールモノメチルエーテルの65:35の質量比で混合した液30質量部とエチレングリコールモノブチルエーテル0.3質量部、エタノール4.0質量部、それに蒸留水51.7質量部を混合攪拌して、インクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。この本発明のインクジェットインクは粘度2.8mPa・s、表面張力48×10-3N/m、pH9.8、金微粒子ナノコロイド平均粒径80nmであった。
このインクジェットプリンタ用インクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイドの代わりにコロイダルシリカ42質量部[型番:PL−1の水分散液(固形分:20質量%)、扶桑化学工業社製]とエチレングリコールモノメチルエーテル15質量部、グリセリン5質量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5質量部、イソプロピルアルコール3質量部、それに蒸留水37.3質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。
この比較のインクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
実施例1で使用した金微粒子ナノコロイドの代わりにコロイダルシリカ42質量部[型番:PL−1の水分散液(固形分:20質量%)、扶桑化学工業社製]とエチレングリコールモノメチルエーテル15質量部、グリセリン5質量部、ジエチレングリコールモノブチルエーテル0.5質量部、イソプロピルアルコール3質量部、それに蒸留水37.3質量部を混合攪拌してインクジェットプリンタ用インクジェットインクを得た。
この比較のインクジェットインクを用い、実施例1と同様にして(1)周波数応答性、(2)印字休止後の回復性(ノズルの目詰まりの有無)および(3)X線感知性を評価した。評価結果を表1に示す。
表1から、実施例1〜4のシートは周波数応答性が優れており、印字休止後の回復性およびX線感知性はいずれも優れているか実用上使用可能な範囲にあることが判る。
それに対して、比較例1の比較のためのシートは周波数応答性がやや劣るとともに、X線感知性が実用上使用不可能な範囲にあることが判る。
それに対して、比較例1の比較のためのシートは周波数応答性がやや劣るとともに、X線感知性が実用上使用不可能な範囲にあることが判る。
本発明のX線検知可能なインクジェットインクは、インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したので、
重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして画像・印字などのマッチング用照合記号が内部にあって外部からは見えなくても、読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるとともに、公知のインクジェットプリンタを用いて印刷できるので製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏し、
本発明のシートは、シート基材面の所定箇所に、本発明のX線検知可能なインクジェットインクを用いてX線検知可能な印刷部を設けてなるので、
各種形状や大きさのシート基材面の所定箇所に公知のインクジェットプリンタを用いて印刷された画像・印字などのマッチング用照合記号が重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして、内部にあって外部からは見えなくても、例えば、公知のX線異物検査装置などを用いて容易に読み取りでき、この読み取り結果に基づいて容易にマッチング検査ができる上、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして画像・印字などのマッチング用照合記号が内部にあって外部からは見えなくても、読み取りできるようになり、この読み取り結果に基づいてマッチング検査ができるとともに、公知のインクジェットプリンタを用いて印刷できるので製版の必要がなく、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏し、
本発明のシートは、シート基材面の所定箇所に、本発明のX線検知可能なインクジェットインクを用いてX線検知可能な印刷部を設けてなるので、
各種形状や大きさのシート基材面の所定箇所に公知のインクジェットプリンタを用いて印刷された画像・印字などのマッチング用照合記号が重ね合わせたり、あるいは包み込むなどして、内部にあって外部からは見えなくても、例えば、公知のX線異物検査装置などを用いて容易に読み取りでき、この読み取り結果に基づいて容易にマッチング検査ができる上、大量生産に応じることもできる上、オンデマンドで少量・多種類の注文に応じることもできるという、顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
1、3、3A、1A、1B、1C 本発明のシート
2、2(イ)、2(ロ)、2(ハ)、4 X線検知可能な印刷部(バーコード)
2、2(イ)、2(ロ)、2(ハ)、4 X線検知可能な印刷部(バーコード)
Claims (3)
- インク媒体に、X線検知可能性を付与する金属微粒子コロイドをインク(固形分)に対して所定量配合したことを特徴とするX線検知可能なインクジェットインク。
- 金属微粒子コロイドの平均粒子径が1〜100nmであことを特徴とする請求項1記載のインクジェットインク。
- シート基材面の所定箇所に、請求項1あるいは請求項2記載のインクジェットインクを用いてX線検知可能な印刷部を設けてなることを特徴とするシート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005132445A JP2006307046A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | X線で検知可能なインクジェットインクおよびそれを用いたシート |
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2005
- 2005-04-28 JP JP2005132445A patent/JP2006307046A/ja active Pending
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