JPH03180384A - 情報記録物および検出方法 - Google Patents

情報記録物および検出方法

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JPH03180384A
JPH03180384A JP1317682A JP31768289A JPH03180384A JP H03180384 A JPH03180384 A JP H03180384A JP 1317682 A JP1317682 A JP 1317682A JP 31768289 A JP31768289 A JP 31768289A JP H03180384 A JPH03180384 A JP H03180384A
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Motohiko Kashioka
柏岡 元彦
Yukifumi Hanada
花田 幸史
Makiko Ikeuchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定波長の光を選択的に吸収するインキ層を
形成してなる情報記録物およびインキに関し、該インキ
を用いて情報に応じた形状に印刷もしくは印字し600
〜700nmの波長の光の反射強度もしくは透過吸収強
度を測定することにより情報を読み取る検出方法に関す
る。更に詳しくは情報記録、カラバーコード、多重バー
コード、故意防止・偽造防止用インキおよび検出方法に
関する。
(従来技術) 従来、プリペイドカード・クレジットカード・銀行カー
ド・身分証明書・免許証・切符・入場チケット・会員カ
ード・証券等のカード・チケット・証書類は一般に紙ま
たはプラスチック基材表面に印刷・彫刻・エンボス・レ
ーザー・放電・ラミネート或いは蒸着等の加工手段と、
磁性材料・導電材料・感光材料・感熱材料・発泡材料・
発光材料等の機能性材料と機能に応じた検出手段の単独
または組み合わせで故意・偽造防止、識別の為の照合手
段或いは内蔵された情報の耐環境性の向上等々の目的を
果たす為様々な試みが成されて来た。
これらの機能性材料の内、特定波長の光を選択的に吸収
する物質を用いて情報を読み取る方法は、既に公知であ
り、特に近赤外線吸収剤を用いる方法が種々提案されて
いる0例えば、近赤外線の反射率に差のある染料を用い
て文字・画像を形威し、650nw+以上の光を透過す
るフィルターを通して識別する方法(特公昭46−25
288) 、近赤外線の反射率に差のある2種以上のイ
ンキを並設又は積層する、或いは更に近赤外線を透過す
るインキで被覆後更に印刷する方法(特開昭58−13
4782 ) 、フタロシアニン系の近赤外線吸収剤を
用いて識別する方法(特開昭59−138284 ) 
、近赤外線吸収物質を熱転写で証券類に印刷する方法(
特開昭61−146589 ) 、[気記録層と赤外線
反射層と赤外線吸収層を組み合わせる方法(特開昭61
−297192 ) 、近赤外線を反射する色素と近赤
外線を吸収する色素を用いる方法(特開昭63−912
83)、特開昭63−92486) 、近赤外線吸収イ
ンキに暗色系インキをオーバーコートする方法(特公昭
63−144075)、近赤外線吸収特性の異なる2種
のインキを用いてネガ・ポジ画像を形成する方法(特開
昭63−307996)、フタロシアニン系の近赤外線
吸収剤を感熱転写材に用いる方法(特開昭64−307
88)等が提案されている。
また、近年バーコードによる物流管理、製品管理、資材
管理、在庫管理、POSシステム等の管理システムが発
達し、キー人力・記帳の煩雑さを解消する有効な手段と
して様々な分野で適用されている。バーコードのマーキ
ングはオフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、
凸版印刷、スクリーン印刷等の印刷による同一種類のバ
ーコードを大量に作成するソースマーキングと感熱転写
タイプ・感熱発色タイプ・ワイヤートッドタイプのバー
コードプリンター・インキジェットプリンター・レーザ
ープリンター等のプリンターにより個別のバーコードを
限定量作成するインストアーマーキング、インハウスマ
キング、或いはオンデマンドマーキング等があり、記録
されたバーコード印刷或いは印字物、さらには文字の記
録物を632.8nmのHe−Neレーザー 660n
mの発光ダイオード、  670n−の可視光半導体レ
ーザー690nmの発光ダイオード、780+vの半導
体レーザー940nmの赤外発光ダイオード等の光源を
用いて反射強度を測定することにより、コード情報或い
は文字情報を簡単に入力し、コンピューターによるデー
タ処理が行われている。
これらのバーコード或いは文字に使用されているインキ
は、可視域から近赤外域に幅広い吸収を有するカーボン
ブラックを色素として用いるのが一般であり、デザイン
上の問題から或いは商品の価値感を高めるために、カー
ボンブラックを併用した茶色、濃青色、1緑色等の暗色
系有彩色インキ、或いは600〜700nmの可視光源
を用いて検出する青果、縁糸の顔料を用いたインキ、ロ
イコ染料の発色を利用した感熱発色紙、或いはニグロシ
ン系の染料を用いたインキジェットインキ等が検討され
ている。
何れの用途にも検出する光源或いは検出器の波長域に充
分な吸収特性を持つことが重要であり、特に特定波長に
対する吸収剤の選択がインキの色相、彩度、明度等の色
味、検出感度、或いは記録物の耐候性を決定するポイン
トである。
しかるに、上記近赤外線を吸収する所謂近赤外線吸収剤
を用いたインキは、吸収の極大波長が可視域以外にある
為、比較的無色透明の物質を選定することが出来る0例
えば、フタロシアニン系・ナフタロシアニン系・金属錯
塩系・アントラキノン系・シアニン色素系・ポリメチン
系等が知られている。
これらの近赤外線吸収剤を用いた場合は、可視域に吸収
が無いため、他の有彩色の色素と併用したとしても色素
自体の明度、色相、彩度等の所謂色味を変えることがな
い。しかし、波長が600〜700nmの、所謂可視光
領域での光の吸収の有無を検出し、コド或いは文字情報
を読み取る場合は、吸収剤自体が色を持つ為、青或いは
緑系統以外の色での記録物は不可能であった。
一方、近年バーコードリーダーは、半導体レーザ、ガス
レーザー、あるいはCCDセンサーの発達により検出波
長の短波長化、検出素子の高感度化が進み、600〜7
00nmの可視光の波長領域を利用するケースが増大し
ている。
本発明は以上の問題に鑑み、600〜7QOnmの可視
光の波長域で用いる吸収剤の要求特性として1)600
〜700na+の波長域で充分な吸収を有すること。
2)400〜700nmの波長域での吸収が少ないこと
3)従来の印刷インキと同等以上の耐光性を有すること
の3点の条件を追求した結果、600na+〜700n
mに実質的に吸収を有する、カーボンブラックおよびハ
ロゲン化銅フタロシアニンを除く色素を、記録物として
0.1g/m”以下の量となるように添加し、単独或い
は他の色素と併用する事により、更に広範な色が情報記
録物のインキとして従来のバーコードリーダー、或いは
OCRに使用可能なことを見出し、本発明を完成するに
至ったものである。
(発明の構成) (課題を解決する為の手段) 即ち本発明は、情報記録物、記録用インキおよび検出方
法に関し、情報記録物のインキ中に含まれる、カーボン
ブラック、ハロゲン化銅フタロシアニンを除く、600
nm〜700r+mに実質的に吸収を有する色素の含有
量が0.1g/ m ”以下であることを特徴とする、
従来のバーコードリーダー、或いはOCRに使用可能な
記録用インキである。上記色素の添加量は多ければ多い
程吸収が大きくなり読み取り感度は上がる。
しかし容易に予測されるように、添加量が多いほど濃度
が高くなり視覚感度が上がり、特に他の色素と併用する
場合は明度、色相、彩度の低下が激しく、所謂色の濁り
が大きくなってしまうという欠点を生ずる。従って、他
の色素と併用し赤色、橙色、黄色等の暖色系の色のバー
コード或いは文字情報を実現する場合、添加量としては
0.1g/m”以下が好ましく、0.1g/m”以上で
は色の濁りが大きく成る欠点を生ずる。更に好ましくは
、0.08g/m” 〜0.005g/m2であり、0
.005g/m”以下の場合は色の濁りは少なく成るも
のの、逆に検出感度が小さく戒ってしまう欠点を有する
本発明の600〜700nmに実質的に吸収を有する、
カーボンブラック、ハロゲン化銅フタロシアニンを除く
色素としては、マンガン紫・コバルト紫(濃口)・コバ
ルト紫(薄口)等の無機顔料、フプストバイオレットB
等のアゾ系顔料、メチルバイオレットレーキ・ローダミ
ンBレーキ等の塩基性染料系レーキ、ジオキサジンバイ
オレット・インダスレンブリリアントバイオレット・イ
ンダスレンレッドバイオレット等の建染染料系顔料に代
表される紫色色素、群青・紺青・コバルトブルー・セル
リアンブルー等の無機顔料、アルカリブルーレーキ・ピ
ーコックブルーレーキ等の酸性染料系レーキ、ビクトリ
アブルーレーキ等の塩基性染料系レーキ、フタロシアニ
ンブルー・ファストスカイブルー・ヘリオゲンブルーG
等のフタロシアニン系顔料、インジゴ・インダスレンプ
ルーBC等の建染染料系顔料に代表される青色色素、ク
ロムグリーン・ジンクグリーン・M化りロム・ビリジア
ン・エメラルドグリーン・コバルトグリーン等の無機顔
料、ピグメントグリーンB・ナフトールグリーンB等の
ニトロソ系顔料、グリーンゴールド等のアゾ系顔料、ア
シッドグリーンレーキ等の酸性染料系レーキ、マラカイ
トグリーンレーキ等の塩基性染料系レーキに代表される
緑色色素等の1種又は2種以上を挙げることが出来る。
これらの色素は、600〜700nmに検出が可能な程
度に吸収がある。
他の色素とは、従来用いられてきた青および緑を除き、
赤、橙、黄、紫、白、パステル、蛍光、メタリック、パ
ール等の1種又は2種以上の染顔料を指す0本発明では
、これらの広範な色彩の実現が可能である。
従ってカード・チケット・証書類への適用範囲も従来の
暗色系インキに比較して大幅に拡張されることは明らか
である。
また、本発明は、前記情報記録物を600〜700nn
+に主波長を有する光源もしくは検出器を用いて反射強
度もしくは透過強度を測定することにより情報を読み取
ることを特徴とする検出方法である。更に、上記600
nm〜700nmに吸収を有する、カーボンブラック、
ハロゲン化銅フタロシアニンを除く色素を含むインキ及
び/又は他の色素を併用し、可視から近赤外線の吸収波
長の異なる複数のインキを用いてそれぞれ複数の情報に
応じた形状で同一箇所或いは近傍に印刷もしくは印字し
情報を重畳させ、600〜1500nmに主波長を有す
る複数の光源もしくは検出器を用い、反射強度もしくは
透過吸収強度を測定することにより複数の情報を読み取
る事を特徴とするパターンニング方法および検出方法で
ある。この場合、使用する光源もしくは検出器の波長は
単一波長が好ましくレーザー光源が有用である。更に使
用する光吸収剤も検出する波長に最大吸収ピークを持た
せると共に吸収スペクトルの半値幅も小さい程吸収スペ
クトルの相互干渉が少なく威り検出精度は上がる。
その為には、使用する600nm〜700nmに吸収を
有する色素も分散を極力上げ、溶解状態に近いほど吸収
スペクトルはシャープに戒り半値幅も小さく成り、更に
添加量も少なくて済む等のメリットが在る為、分散状態
には充分注意する必要がある。
本発明で意味する記録用インキとは、印刷インキ、各種
プリンター用インキの何れにも適用でき、例えばグラビ
アインキ、フレキソインキ、オフセットインキ、スクリ
ーンインキ、凸版用インキ等の印刷用インキ、或いは感
熱転写プリンター、インキジェットプリンター、インパ
クトプリンター、レーザープリンター等の各種プリンタ
ー用のインキをさす。
本発明による多重コード等の2種以上のインキを用いる
場合は、例えば、感熱転写プリンター等のプリンターで
最初の記録を行い、次に印刷等で記録するというように
、複数の記録方法を用いる事も出来る。
(実施例) 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
例中、部は重量部である。
実施例1 下記組成の塗液をアトライターにて常温で充分に分散し
、インキA−Bを得た。
〔インキA〕
カルナバワックス          18  部エチ
レンー酢酸ビニル共重合体    2 部(三井ポリケ
ミカル■製 エバフレックス42o)IPA     
   15部 トルエン             65  部〔イン
キB〕 C,1,Pigment Violet 1     
    1.5部(東洋インキ製造■製 ウルトラロー
13B)脂環族飽和炭化水素樹脂       9.5
部(荒用化学工業■製 71ンP−100)カルナバワ
ックス          10  部IPA    
    15部 トルエン              64  部更に
、下記組成の材料を90〜120°Cに加熱した3本ロ
ールにて充分混練し、ホットメルトインキCを得た。
〔インキC〕
蛍光顔料ピンク           20  部(日
本触媒化学工業■製 Iボ;69− FP−10)エチ
レン−酢酸ビニル共重合体    5 部(三井ポリケ
ミカル■製 Iバフレックス5フフ−2)カルナバワッ
クス          16  部パラフィンワック
ス         59  部(日本精蝋■ HNP
−9) 得られたインキAを、グラビア印刷機を用いて6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥塗膜でIg
/m2塗布し、その上に、インキCをホットメルl工機
を用いて3g#rf2布し、更に、インキBをグラビア
印刷機を用いてIg/rd塗布してピンク色の感熱転写
材を得た。
得られた感熱転写材を用いてバーコードパターンを印字
したところ、やや濁っているがピンク色のバーコード記
録物が得られ、読み取り波長632.8部mのバーコー
ド検証器(SYMBOL TECflNOLOGIES
、Inc、製LASERCHECK LC2811)で
コードに応じた情報が読み取れた。
比較例1 実施例1で得られたインキAを、グラビア印刷機を用い
て6μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥
塗膜でIg/m2塗布し、その上に、インキCをホット
メルト塗工機を用いて3g/ rrf塗布してピンク色
の感熱転写材を得た。
得られた感熱転写材を用いてバーコードパターンを印字
したところ、鮮やかなピンク色のバーコード記録物が得
られたが、読み取り波長632.8r+mのバーコード
検証器で情報を読み取ることができなかった。
実施例2 下記処方の塗液を200°Cに加熱、樹脂を溶解し、ワ
ニスを製造した。
〔ロジン変性フェノール樹脂ワニス〕
ロジン変性フェノール樹脂      50  部(荒
用化学■製 クマノール356) アマニ油              15  部ソル
ベント             35  部(日本石
油化学側型 3号ソルベント)次に、下記組成の材料を
3本ロールミルを用いて練肉し、インキDを得た。
〔インキD〕
C01,Pigment Green 8      
   4.3部(住友化学工業■製スミトーングリーン
B)C,1,Pigment Red 38    1
3部(東洋インキ製造■製 りオノールレフFB)ロジ
ン変性フェノール樹脂ワニス   68  部ソルベン
ト              14.7部(日本石油
化学株製 3号’lベント)得られたインキDを用いて
、アート紙上にオフセット印刷法で乾燥塗膜で1 g/
m”になるようにバーコードを印刷したところ、ややく
すんだ赤色のバーコード記録物が得られ、読み取り波長
632.8部mのバーコード検証器でコードに応じた情
報が読み取れた。
比較例2 下記組成の材料を3本ロールミルを用いて練肉し、イン
キEを得た。
〔インキD〕
C,1,Pigment Red 38    15部
(東洋インキ製造■製 リオノー1ル)FB)ロジン変
性フェノール樹脂ワニス   70  部ソルベント 
             15  部(日本石油化学
■製 3号ソルベント)得られたインキEを用いて、ア
ート紙上にオフセット印刷法で乾燥塗膜でIg/−にな
るようにバーコードを印刷したところ、赤色のバーコー
ド記録物が得られたが、読み取り波長632.8部mの
バーコード検証器で情報を読み取ることができなかった
実施例3 下記組成の塗液をアトライターにて常温で充分に分散し
、インキF−Gを得た。
[インキF] 蛍光顔料ピンク           10  部(日
本触媒化学工業■製 11thラーFP−10)脂環族
飽和炭化水素樹脂       5 部(荒用化学工業
■製 vrhyンP−100)カルナバワックス   
        5 部IPA        15部 トルエン              65  部〔イ
ンキG〕 C,1,Pigment Blue 1       
   1.5部(東洋インキ製造■製ウルトラブルーB
)脂環族飽和炭化水素樹脂       9.5部(荒
用化学工業■製 フル:7ンP−100)カルナバワッ
クス          10  部IPA     
   15部 トルエン             64  部実施例
1で得られたインキAを、グラビア印刷機を用いて6μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥塗膜で
Ig/m2塗布し、その上に、インキFを3g/ rr
f塗布し、更に、インキGをIg/m2塗布してピンク
色の感熱転写材を得た。
得られた感熱転写材を用いてバーコードパターンを印字
したところ、やや濁っているがピンク色のバーコード記
録物が得られ、読み取り波長632.8na+のバーコ
ード検証器でコードに応じた情報が読み取れた。
比較例3 下記組成の塗液をアトライターにて常温で充分に分散し
、インキHを得た。
〔インキH〕
カーボンブラック           0.7部(三
菱カーボン株製 MA−600) 脂環族飽和炭化水素樹脂       10.3部(荒
用化学工業■製 ysff:z  p−too )カル
ナバワックス          10  部IPA 
       15部 トルエン              64  部実施
例1で得られたインキAを、グラビア印刷機を用いて6
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに乾燥塗膜
でIg/rrr塗布し、その上に、実施例3で得られた
インキFを3g/rd塗布し、更に、インキHをIg/
n?塗布して、灰色がかったピンク色の感熱転写材を得
た。
得られた感熱転写材を用いて印字したバーコード記録物
は、読み取り波長632.8部mのバーコード検証器で
コードに応じた情報が読み取れたが、実施例3の記録物
に比較して明らかに色味が汚く、劣っていた。
実施例4 下記組成の塗液をアトライターにて常温で充分に分散し
、インキIを得た。
〔インキI〕
脂環族飽和炭化水素樹脂       10  部(荒
用化学工業■製 アルゴンP−100)カルナバワック
ス          10  部近赤外線吸収剤  
         0.2部(ICIジャパン■製 P
RO−JET IR5C101756)I P A  
              I4.8部トルエン  
           65  部実施例1で得られた
インキAを、グラビア印刷機を用いて6μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムに乾燥塗膜でIg/m2塗
布し、その上に、インキIをIg/nf塗布し、更に、
インキAを2g/M塗布して、はぼ透明の感熱転写材を
得た。
上記感熱転写材と実施例3の感熱転写材を用いて、それ
ぞれ内容の異なるコードを同一箇所に印字し、二重バー
コード記録物を得た。この記録物を読み取り波長780
nmのバーコードリーダー(■東研製TBR−6000
 )で読み取ったところ、該実施例の感熱転写材で印字
したコードに応じた情報が読み取れ、読み取り波長63
2.8部mのバーコード検証器で読み取ったところ、実
施例3の感熱転写材で印字したコードに応じた情報が読
み取れた。
比較例4 比較例3の感熱転写材と実施例4の感熱転写材を用いて
、それぞれ内容の異なるコードを同一箇所に印字し、二
重バーコード記録物を得た。この記録物は、読み取り波
長632.8部mのバーコード検証器で、比較例3の感
熱転写材で印字したコードに応じた情報が読み取れたが
、読み取り波長780nraのバーコードリーダーでは
、実施例4の感熱転写材で印字したコードに応じた情報
が読み取れなかった。
(発明の作用および効果) 以上9本発明の特定の色素を特定の割合で含むインキを
用いた記録物は、従来不可能であった明色のカラーバー
コードが可能で、WJ単に色を識別できるため不良率・
地区分け・サイズ・メーカー等の仕分けに便利であり、
またデザイン上の色の制約が無く戒ること。更に、可視
域に殆ど吸収が無い、従来近赤外域の検出として用いら
れてきた7B0nsの半導体It−f−、或いは940
nmの赤外LED等の近赤外線吸収剤を用いた系との共
存が可能で、同一箇所に2種類以上のコードを記録して
も検出が可能であり1例えば、カード・チケット・証書
類に近赤外線吸収剤の透明バーコードに重畳させたカラ
ーバーコードは透明バーコードの印字を見え難くすると
同時に、コピに対しても疑似バーコードの役割を果たし
、改憲防止機能も高めることが出来る。等々の様々な効
果があるので、従来不可能であった種々の欠点を本質的
に解決出来る物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カーボンブラックおよびハロゲン化銅フタロシアニ
    ンを除く、600〜700nmに実質的に吸収を有する
    色素の含有量が0.1g/m^2以下であるインキ層が
    形成されてなることを特徴とする情報記録物。 2、情報記録物のインキ中に含まれる、カーボンブラッ
    クおよびハロゲン化銅フタロシアニンを除く、600〜
    700nmに実質的に吸収を有する色素の含有量が0.
    1g/m^2以下であることを特徴とする記録用インキ
    。 3、上記色素と他の色素を併用してなることを特徴とす
    る請求項2記載の記録用インキ。4、前記記録用インキ
    を用いて情報に応じた形状に印刷または印字し、600
    〜700nmに主波長を有する光源もしくは検出器を用
    いて反射強度もしくは透過強度を測定することにより情
    報を読み取ることを特徴とする検出方法。 5、上記記録用インキおよび他の色素を含有するインキ
    を用いて、可視から近赤外線の吸収波長の異なる複数の
    インキを用いてそれぞれ複数の情報に応じた形状で同一
    箇所或いは近傍に印刷もしくは印字し情報を重畳させ、
    600〜1500nmに主波長を有する複数の光源もし
    くは検出器を用い、反射強度もしくは透過吸収強度を測
    定することにより複数の情報を読み取ることを特徴とす
    る検出方法。
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