JPH07266763A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPH07266763A
JPH07266763A JP6062378A JP6237894A JPH07266763A JP H07266763 A JPH07266763 A JP H07266763A JP 6062378 A JP6062378 A JP 6062378A JP 6237894 A JP6237894 A JP 6237894A JP H07266763 A JPH07266763 A JP H07266763A
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JP
Japan
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information
infrared
layer
recorded
heat
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Application number
JP6062378A
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English (en)
Inventor
Harumoto Ota
晴基 太田
Noriyuki Ito
則之 伊藤
Osahisa Matsudaira
長久 松平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07266763A publication Critical patent/JPH07266763A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、記録された情報を不可視にすること
により、偽造、改竄等をより一層効果的にかつ確実に防
止することができると共に、真偽の判別を容易に行なう
ことができ、また不可視情報を記録でき、かつ当該不可
視情報として証券関連商品毎に固有の可変情報を記録す
ることができ、しかも記録した情報を機械的に認識する
ことを最も主要な目的としている。 【構成】本発明は、基材上に、赤外域の特定波長におい
て選択的に吸収性を示し、かつその他の赤外域において
は透過性を示す情報書き込みのための光熱変換層と、加
熱発色させた部分においては赤外線を吸収し、かつ未発
色部分においては赤外線を反射し、当該赤外線反射率の
差により記録像を形成する感熱記録層と、赤外線を透過
し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不可視とする
ための情報隠蔽層とを、順次積層して成ることを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不可視な情報をレーザ
ービームのような高エネルギーの光線を照射することに
よって記録し、また記録時とは異なる赤外レーザー等に
より記録情報の読み取りを行なえるようにした情報記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、株券、債券、小切手、通帳、宝ク
ジ、乗車券、回数券、定期券等の証券類の他、IDカー
ド、クレジットカード、キャッシュカード、ギフトカー
ド等のプラスチックカード、テレホンカードに代表され
る、プリペイドカードといった金券に代わる証券関連商
品の発展にはめざましいものがあり、必然的にそれらの
偽造を効果的に防止する方法、および容易にそれらの真
偽の判別を行なえる技術の重要性が非常に高まってきて
いる。
【0003】そして、このようなセキュリティ性を目的
とした技術としては、幾つかの方法が提案されてきてい
る。その一つの方法として、磁気記録技術がある。この
ような手段で磁気記録された情報は、目視によって解読
はできないが、一般の磁気読み取り機械の普及により、
故意に記録情報を消去したり、書き換えが可能であるた
め、これらの危険性が高まってきている。
【0004】また、もう一つの方法として、バーコー
ド、OCR、MICR等の手段をもって、情報を記録す
ることも行なわれているが、このような手段では、コー
ドを目視することができ、偽造、改竄の対象になり得る
ため、その危険性はまぬがれない。
【0005】このように、従来のこの種の証券関連商品
においては、偽造、あるいは改竄して悪用されることが
多いことから、これを防止するための技術を駆使した商
品の出現が強く望まれてきている。
【0006】一方、上記のような記録情報の書き込み
は、従来、サーマルヘッドを中心とした直接印字が殆ど
であった。これは、メンテナンスの簡便性や、設計時に
印字装置がコンパクトにできる等のメリットから採用さ
れている。
【0007】しかしながら、このような手段では、情報
の不可視印字を行なう際に、印字時にヘッドの接触によ
って印字痕が生じるため、書き込んだ情報が目視可能と
なってしまう恐れがあり、これを避けるために、保護層
および感熱記録層の選択が非常に困難となる。
【0008】また、株券、債券、小切手、通帳、宝く
じ、乗車券、回数券、定期券といった証券類の他、ID
カード、クレジットカード、キャッシュカード、ギフト
カード等のプラスチックカード、テレホンカードに代表
される、プリペイドカードといった金券に代わる証券関
連商品においては、改造、改竄に対するセキュリティ性
をより高くするために、固定情報ではなく、それぞれの
証券関連商品毎の固有の可変情報であることが望まれて
いるが、今のところまだ実現されていないのが実情であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
証券関連商品においては、偽造、あるいは改竄して悪用
される恐れがあると共に、真偽の判別を行なうことが困
難であるばかりでなく、不可視情報を記録できない、証
券関連商品毎に固有の可変情報を記録することができな
いという問題があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解消する
ために成されたもので、記録された情報を不可視にする
ことにより、偽造、改竄等をより一層効果的にかつ確実
に防止することができると共に、真偽の判別を容易に行
なうことができ、また不可視情報を記録でき、かつ当該
不可視情報として証券関連商品毎に固有の可変情報を記
録することができ、しかも記録した情報を機械的に認識
することが可能な情報記録媒体を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に係る発明の情報記録媒体は、基
材上に、赤外域の特定波長において選択的に吸収性を示
し、かつその他の赤外域においては透過性を示す情報書
き込みのための光熱変換層と、加熱発色させた部分にお
いては赤外線を吸収し、かつ未発色部分においては赤外
線を反射し、当該赤外線反射率の差により記録像を形成
する感熱記録層と、赤外線を透過し、かつ感熱記録層に
印字記録した情報を不可視とするための情報隠蔽層と
を、順次積層して成る。
【0012】また、請求項2に係る発明の情報記録媒体
は、基材上に、加熱発色させた部分においては赤外線を
吸収し、かつ未発色部分においては赤外線を反射し、当
該赤外線反射率の差により記録像を形成する感熱記録層
と、赤外域の特定波長において選択的に吸収性を示し、
かつその他の赤外域においては透過性を示す情報書き込
みのための光熱変換層と、赤外線を透過し、かつ感熱記
録層に印字記録した情報を不可視とするための情報隠蔽
層とを、順次積層して成る。
【0013】さらに、請求項3に係る発明の情報記録媒
体は、基材上に、温度により赤外域の反射率が変化し
て、当該赤外線反射率の差により記録像を形成する感熱
記録剤中に、赤外域の特定波長において選択的に吸収性
を示し、かつその他の赤外域においては透過性を示す光
熱変換剤を添加した光熱変換・感熱記録層と、光熱変換
・感熱記録層に印字記録した情報を不可視とするための
情報隠蔽層とを、順次積層して成る。
【0014】ここで、特に上記感熱記録層としては、加
熱発色させた部分が赤外域において少なくとも光熱変換
層の選択的に吸収する波長とは異なる波長域において吸
収性を示すものとしている。
【0015】
【作用】従って、本発明の情報記録媒体においては、以
上のような構成とすることにより、光熱変換層の吸収波
長域と一致するレーザーによる光ビームで不可視情報を
非接触で記録することができ、また光熱変換層の吸収波
長とは異なる赤外線を利用して、その記録した情報を読
み取ることができる。
【0016】すなわち、情報(記録像)を記録する際に
は、レーザー等の光により照射された部分において、光
熱変換層が光を吸収して熱を放出する層となって感熱記
録層に形成することにより、情報を記録する。
【0017】一方、記録情報(記録像)を読む取る際に
は、情報の記録時に用いた赤外線レーザーとは異なる波
長域の赤外線レーザーを照射して、感熱記録層の未発色
部と発色部とのコントラストにより生じる反射光線の差
を、赤外線センサーにより感知すればよい。
【0018】この場合、未発色部位では、入射した赤外
線を反射散乱するが、発色部位では、入射光線が吸収さ
れて反射が生じないため、記録情報(記録像)の有無を
識別することができる。
【0019】また、情報隠蔽層により、情報の読み取り
時に照射する赤外線レーザーを効率的に透過するため、
情報の認識に影響を及ぼすことはない。さらに、光熱変
換層上に情報隠蔽層を組合わせることにより、記録され
た情報(記録像)の察知を困難にせしめて、偽造、改竄
の防止をより一層効果的にかつ確実に行なうことができ
る。
【0020】
【実施例】まず、本発明の考え方について説明する。本
発明者等は、鋭意研究の結果、基材上に、赤外線の特定
波長において選択的に吸収性を示し、かつその他の赤外
域においては透過性を示す情報書き込みのための光熱変
換層、温度により光熱変換層の吸収波長域とは異なる波
長の赤外域での透過率が変化して、当該赤外線透過率の
差で記録像を形成する感熱記録層、赤外線を透過し、か
つ感熱記録層を不可視とするための隠蔽層を設けること
により、前記の目的が達成されることを見出した。
【0021】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例による
情報記録媒体の構成例を示す断面図である。
【0022】すなわち、図1に示すように、本実施例の
情報記録媒体は、基材1上に、赤外域の特定波長におい
て選択的に吸収性を示し、かつその他の赤外域において
は透過性を示す情報書き込みのための光熱変換インキ層
2と、加熱発色させた部分においては赤外線を吸収し、
かつ未発色部分においては赤外線を反射し、当該赤外線
反射率の差により記録像を形成する感熱記録層3と、赤
外線を透過し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不
可視とするための情報隠蔽層4とを、順次積層した構成
としている。
【0023】ここで、基材1としては、赤外線を反射す
る特性を有するものであれば、用途に応じて種々のもの
が使用できるが、例えば紙や、PET、塩ビ等のプラス
チック等を用いることができる。
【0024】また、光熱変換インキ層2に用いられる光
熱変換インキとしては、赤外域の特定波長において選択
的に吸収性を示し、かつその他の赤外域においては効率
的に透過性を示すインキを用いることができ、この光熱
変換インキ層2は感熱記録層3への情報を書き込むため
の層として存在する。そのため、選択的に吸収性を示す
波長域は、書き込み時に用いるレーザーの波長に合わせ
て選択すればよい。
【0025】この光熱変換インキは、赤外域において選
択的な吸収性を示す赤外線吸収染料、顔料を含有するイ
ンキを、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、グラビ
ア印刷法等の公知の塗工方法により形成することができ
る。
【0026】この上記赤外線吸収染料としては、一例と
して780nmから830nm近傍に選択的に吸収性が
あり、その他の赤外波長域においては透過性を示すもの
として、シアニン系色素、アントラキノン系色素、フタ
ロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素、アズレニ
ウム系色素等を用いることができる。
【0027】一方、オフセット印刷法により設ける場合
には、近赤外域に吸収性のない透明メジウム中に、上記
の染料等を3本ロール等を用いて混練、溶解、もしくは
分散させたインキを、ウェットオフセット印刷法、ドラ
イオフセット印刷法等の公知の塗工方法により形成する
ことができる。
【0028】また、グラビア印刷法により設ける場合の
バインダーとしては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合樹脂、飽和ポリエステル、ポリウレタンエラストマ
ー等を用いることができる。
【0029】さらに、上記材料に加えて、消泡剤等を含
むこともできる。さらにまた、上記光熱変換インキの適
正粘度への希釈に用いられる溶剤としては、例えばトル
エン、メチルイソプチルケトン、キシレン、シクロヘキ
サノール、酢酸イソブチル、シクロヘキサノン、メチル
シクロヘキサノン、エチレングリコールモノブチルエー
テル等のグリコール誘導体等、またはこれらの混合溶媒
を用いることができる。
【0030】一方、感熱記録層3としては、有機金属
塩、あるいはロイコ染料を用いる方法がある。ここで、
有機金属塩としては、例えばステアリン酸第二鉄と没食
子酸とのキレート化合物、またロイコ染料としては、例
えばフルオレン系化合物、フルオラン系化合物、フタリ
ド誘導体等があり、これと作用して発色させる顕色剤と
しては、例えばフェノール、クレゾール、ヒドロキノン
等の酸性物質がある。
【0031】これら材料を、適当な樹脂、あるいはイン
キビヒクル中に分散させたものを、グラビア法、あるい
はロールコート法等の公知の塗工方法により形成するこ
とができる。
【0032】一方、情報隠蔽層4としては、赤外線セン
サーで読み取り可能な程度の赤外線を透過すると共に、
肉眼で記録像の識別が不可能な程度に可視光線を遮光す
るものであり、赤外線の透過率が可視光線の透過率より
大きいものはもちろん、赤外線センサーの感度が優れて
いること等から、赤外線の透過率が可視光線の透過率よ
り小さいものであっても、肉眼で記録像が識別できず、
赤外線センサーで識別できるものであればよい。
【0033】このような情報隠蔽層4としては、例えば
ゼラチン膜、オラゾールブラックB−Vやオラゾール2
RG等の赤外線透過性の染料を含む染料、黄インキ、紅
インキ、藍インキ等の赤外域に吸収性のないインキの混
ぜ合わせにより作成した、黒色、もしくはグレー系のイ
ンキにより、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、オフ
セット印刷法等の公知の塗工方法により形成することが
できる。
【0034】(具体例1)白PET上に、下記のような
組成からなる光熱変換インキ層2を、グラビア印刷法に
より2μm形成し、摂氏50度雰囲気のオープンで乾燥
した後に、48時間塗膜の硬化を行なった。
【0035】次に、この層上に、下記のような組成から
なる感熱記録層3を、グラビア印刷法により6μm形成
し、摂氏50度雰囲気のオーブンで乾燥した。しかる後
に、下記組成からなる情報隠蔽層4を、オフセット印刷
法により2μm程度となるように形成した後、紫外線照
射により硬化させて、本実施例による情報記録媒体を作
成した。
【0036】 [光熱変換インキ層2] 赤外線吸収剤 CY−20 (日本化薬(株) 2部 アクリル系樹脂 BR−56 (三菱レイヨン(株)製) 18部 イソシアネート系硬化剤 D24A100 (旭化成(株)製) 2部 溶 剤 トルエン 78部 [感熱記録層3] 染 料 フルオラン系染料 1部 顕色剤 スルフォン系顕色剤 2部 バインダー 熱可塑性アクリル樹脂 2部 溶 剤 トルエン 20部 [情報隠蔽層4] 黄インキ RT−7黄(大日本インキ社製) 40部 紅インキ RT−7紅(大日本インキ社製) 30部 藍インキ RT−7藍(大日本インキ社製) 30部 上記プロセス3色の混合によるグレー系インキ 次に、以上のように構成した本実施例による情報記録媒
体においては、光熱変換インキ層2の吸収波長域と一致
するレーザーによる光ビームで不可視情報を非接触で記
録することができ、また光熱変換インキ層2の吸収波長
とは異なる赤外線を利用して、その記録した情報を読み
取ることができる。
【0037】すなわち、情報(記録像)を記録する際に
は、レーザー等の光により照射された部分において、光
熱変換インキ層2が光を吸収して熱を放出する層となっ
て感熱記録層3に形成することにより、情報を記録す
る。
【0038】一方、記録情報(記録像)を読む取る際に
は、情報の記録時に用いた赤外線レーザーとは異なる波
長域の赤外線レーザーを照射して、感熱記録層3の未発
色部と発色部とのコントラストにより生じる反射光線の
差を、赤外線センサーにより感知すればよい。
【0039】この場合、未発色部位では、入射した赤外
線を反射散乱するが、発色部位では、入射光線が吸収さ
れて反射が生じないため、記録情報(記録像)の有無を
識別することができる。
【0040】また、情報隠蔽層4により、情報の読み取
り時に照射する赤外線レーザーを効率的に透過するた
め、情報の認識に影響を及ぼすことはない。さらに、光
熱変換インキ層2上に情報隠蔽層4を組合わせることに
より、記録された情報(記録像)の察知を困難にせしめ
て、偽造、改竄の防止をより一層効果的にかつ確実に行
なうことができる。
【0041】上記具体例1により得られた情報記録媒体
に、780nmの半導体レーザーを用いて、パターンを
150mWのエネルギーで印字記録した。そして、この
印字記録されたパターンは、肉眼で認識することはでき
なかったが、IRスコープ(池上通信社製)にて850
nm以上の光のみを透過する可視カットフィルターを通
して見たところ、印字記録パターンを認識することがで
きた。
【0042】上述したように、本実施例の情報記録媒体
は、基材1上に、赤外域の特定波長において選択的に吸
収性を示し、かつその他の赤外域においては透過性を示
す情報書き込みのための光熱変換インキ層2と、加熱発
色させた部分においては赤外線を吸収し、かつ未発色部
分においては赤外線を反射し、当該赤外線反射率の差に
より記録像を形成する感熱記録層3と、赤外線を透過
し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不可視とする
ための情報隠蔽層4とを、順次積層して構成したもので
ある。
【0043】従って、不可視情報を非接触で印字記録す
ることができ、しかも赤外線を利用することによって、
その記録情報を読み取ることが可能となる。また、印字
記録された情報(パターン)は、不可視にすることによ
り察知することが難しいため、偽造、改竄をより一層効
果的にかつ確実に防止することが可能になると共に、真
偽の判別を容易に行なうことが可能となる。
【0044】さらに、記録されたコードなどのパターン
は可変で非接触で印字できる。さらにまた、不可視情報
として証券関連商品毎に固有の可変情報を記録すること
ができ、しかも記録した情報を機械的に認識することが
可能となる。
【0045】(第2の実施例)図2は、本発明の第2の
実施例による情報記録媒体の構成例を示す断面図であ
り、図1と同一要素には同一符号を付して示している。
【0046】すなわち、図2に示すように、本実施例の
情報記録媒体は、基材上1に、加熱発色させた部分にお
いては赤外線を吸収し、かつ未発色部分においては赤外
線を反射し、当該赤外線反射率の差により記録像を形成
する感熱記録層3と、赤外域の特定波長において選択的
に吸収性を示し、かつその他の赤外域においては透過性
を示す情報書き込みのための光熱変換インキ層2と、赤
外線を透過し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不
可視とするための情報隠蔽層4とを、順次積層した構成
としている。
【0047】ここで、基材1、感熱記録層3、赤外線吸
収性インキ層2、情報隠蔽層4としては、前記第1の実
施例の場合と同様の材料を用いて、同様の方法により形
成することができる。
【0048】(具体例2)白PET上に、前記第1の実
施例の場合と同様に、感熱記録層3をグラビア印刷法に
より6μm形成し、摂氏50度雰囲気のオーブンで乾燥
した。
【0049】次に、この層上に、前記第1の実施例の場
合と同様に、光熱変換インキ層2をグラビア印刷法によ
り2μm形成し、摂氏50度雰囲気のオーブンで乾燥し
た後に、48時間塗膜の硬化を行なった。
【0050】しかる後に、この層上に、前記第1の実施
例の場合と同様に、情報隠蔽層4をオフセット印刷法に
より2μm程度となるように形成した後、紫外線照射に
より硬化させて、本実施例による情報記録媒体を作成し
た。
【0051】次に、以上のように構成した本実施例によ
る情報記録媒体においては、光熱変換インキ層2の吸収
波長域と一致するレーザーによる光ビームで不可視情報
を非接触で記録することができ、また光熱変換インキ層
2の吸収波長とは異なる赤外線を利用して、その記録し
た情報を読み取ることができる。
【0052】すなわち、情報(記録像)を記録する際に
は、レーザー等の光により照射された部分において、光
熱変換インキ層2が光を吸収して熱を放出する層となっ
て感熱記録層3に形成することにより、情報を記録す
る。
【0053】一方、記録情報(記録像)を読む取る際に
は、情報の記録時に用いた赤外線レーザーとは異なる波
長域の赤外線レーザーを照射して、感熱記録層3の未発
色部と発色部とのコントラストにより生じる反射光線の
差を、赤外線センサーにより感知すればよい。
【0054】この場合、未発色部位では、入射した赤外
線を反射散乱するが、発色部位では、入射光線が吸収さ
れて反射が生じないため、記録情報(記録像)の有無を
識別することができる。
【0055】また、情報隠蔽層4により、情報の読み取
り時に照射する赤外線レーザーを効率的に透過するた
め、情報の認識に影響を及ぼすことはない。さらに、光
熱変換インキ層2上に情報隠蔽層4を組合わせることに
より、記録された情報(記録像)の察知を困難にせしめ
て、偽造、改竄の防止をより一層効果的にかつ確実に行
なうことができる。
【0056】上記具体例2により得られた情報記録媒体
に、780nmの半導体レーザーを用いて、パターンを
150mWのエネルギーで印字記録した。そして、この
印字記録されたパターンは、肉眼で認識することはでき
なかったが、IRスコープ(池上通信社製)にて850
nm以上の光のみを透過する可視カットフィルターを通
して見たところ、印字記録パターンを認識することがで
きた。
【0057】上述したように、本実施例の情報記録媒体
は、基材上1に、加熱発色させた部分においては赤外線
を吸収し、かつ未発色部分においては赤外線を反射し、
当該赤外線反射率の差により記録像を形成する感熱記録
層3と、赤外域の特定波長において選択的に吸収性を示
し、かつその他の赤外域においては透過性を示す情報書
き込みのための光熱変換インキ層2と、赤外線を透過
し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不可視とする
ための情報隠蔽層4とを、順次積層して構成したもので
ある。
【0058】従って、不可視情報を非接触で印字記録す
ることができ、しかも赤外線を利用することによって、
その記録情報を読み取ることが可能となる。また、印字
記録された情報(パターン)は、不可視にすることによ
り察知することが難しいため、偽造、改竄をより一層効
果的にかつ確実に防止することが可能になると共に、真
偽の判別を容易に行なうことが可能となる。
【0059】さらに、記録されたコードなどのパターン
は可変で非接触で印字できる。さらにまた、不可視情報
として証券関連商品毎に固有の可変情報を記録すること
ができ、しかも記録した情報を機械的に認識することが
可能となる。
【0060】(第3の実施例)図3は、本発明の第3の
実施例による情報記録媒体の構成例を示す断面図であ
り、図1および図2と同一要素には同一符号を付して示
している。
【0061】すなわち、図3に示すように、本実施例の
情報記録媒体は、基材1上に、温度により赤外域の反射
率が変化して、当該赤外線反射率の差により記録像を形
成する感熱記録剤中に、赤外域の特定波長において選択
的に吸収性を示し、かつその他の赤外域においては透過
性を示す光熱変換剤を添加した光熱変換・感熱記録層5
と、光熱変換・感熱記録層5に印字記録した情報を不可
視とするための情報隠蔽層4とを、順次積層した構成と
している。
【0062】ここで、光熱変換・感熱記録層5として
は、前記第1および第2の各実施例の場合と同様の感熱
記録層3中に、赤外線吸収染料を溶解、もしくは分散さ
せることにより、光熱変換層としての働きを兼ね備えた
層として形成することができる。
【0063】また、基材1、情報隠蔽層4としては、前
記第1および第2の各実施例の場合と同様の材料を用い
て、同様の方法により形成することができる。 (具体例3)白PET上に、下記のような組成からなる
光熱変換・感熱記録層5を、グラビア印刷法により6μ
m形成し、摂氏50度雰囲気のオープンで乾燥した。
【0064】しかる後に、この層上に、前記第1および
第2の各実施例の場合と同様に、情報隠蔽層4をドラフ
トオフセット法により2μm程度となるように形成した
後、紫外線照射により硬化させて、本実施例による情報
記録媒体を作成した。
【0065】 [光熱変換・感熱記録層5] 染 料 フルオラン系染料 5部 顕色剤 スルフォン系顕色剤 10部 赤外線吸収剤 シアニン系赤外線吸収 1部 バインダー 熱可塑性アクリル樹脂 10部 溶 剤 トルエン 100部 次に、以上のように構成した本実施例による情報記録媒
体においては、光熱変換・感熱記録層5の光熱変換剤の
吸収波長域と一致するレーザーによる光ビームで不可視
情報を非接触で記録することができ、また光熱変換・感
熱記録層5の光熱変換剤の吸収波長とは異なる赤外線を
利用して、その記録した情報を読み取ることができる。
【0066】すなわち、情報(記録像)を記録する際に
は、レーザー等の光により照射された部分において、光
熱変換・感熱記録層5の光熱変換剤が光を吸収して熱を
放出する層となって光熱変換・感熱記録層5の感熱記録
剤に形成することにより、情報を記録する。
【0067】一方、記録情報(記録像)を読む取る際に
は、情報の記録時に用いた赤外線レーザーとは異なる波
長域の赤外線レーザーを照射して、光熱変換・感熱記録
層5の感熱記録剤の未発色部と発色部とのコントラスト
により生じる反射光線の差を、赤外線センサーにより感
知すればよい。
【0068】この場合、未発色部位では、入射した赤外
線を反射散乱するが、発色部位では、入射光線が吸収さ
れて反射が生じないため、記録情報(記録像)の有無を
識別することができる。
【0069】また、情報隠蔽層4により、情報の読み取
り時に照射する赤外線レーザーを効率的に透過するた
め、情報の認識に影響を及ぼすことはない。さらに、光
熱変換・感熱記録層5上に情報隠蔽層4を組合わせるこ
とにより、記録された情報(記録像)の察知を困難にせ
しめて、偽造、改竄の防止をより一層効果的にかつ確実
に行なうことができる。
【0070】上記具体例3により得られた情報記録媒体
に、780nmの半導体レーザーを用いて、パターンを
150mWのエネルギーで印字記録した。そして、この
印字記録されたパターンは、肉眼で認識することはでき
なかったが、IRスコープ(池上通信社製)にて850
nm以上の光のみを透過する可視カットフィルターを通
して見たところ、印字記録パターンをはっきりと認識す
ることができた。
【0071】上述したように、本実施例の情報記録媒体
は、基材1上に、温度により赤外域の反射率が変化し
て、当該赤外線反射率の差により記録像を形成する感熱
記録剤中に、赤外域の特定波長において選択的に吸収性
を示し、かつその他の赤外域においては透過性を示す光
熱変換剤を添加した光熱変換・感熱記録層5と、光熱変
換・感熱記録層5に印字記録した情報を不可視とするた
めの情報隠蔽層4とを、順次積層して構成したものであ
る。
【0072】従って、不可視情報を非接触で印字記録す
ることができ、しかも赤外線を利用することによって、
その記録情報を読み取ることが可能となる。また、印字
記録された情報(パターン)は、不可視にすることによ
り察知することが難しいため、偽造、改竄をより一層効
果的にかつ確実に防止することが可能になると共に、真
偽の判別を容易に行なうことが可能となる。
【0073】さらに、記録されたコードなどのパターン
は可変で非接触で印字できる。さらにまた、不可視情報
として証券関連商品毎に固有の可変情報を記録すること
ができ、しかも記録した情報を機械的に認識することが
可能となる。
【0074】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。上記各実施例の情報記録媒体において、情報隠蔽
層4上に、必要に応じて耐熱性を有する保護層を形成す
るようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
材上に、赤外域の特定波長において選択的に吸収性を示
し、かつその他の赤外域においては透過性を示す情報書
き込みのための光熱変換層と、加熱発色させた部分にお
いては赤外線を吸収し、かつ未発色部分においては赤外
線を反射し、当該赤外線反射率の差により記録像を形成
する感熱記録層と、赤外線を透過し、かつ感熱記録層に
印字記録した情報を不可視とするための情報隠蔽層とを
順次積層するか、または基材上に、加熱発色させた部分
においては赤外線を吸収し、かつ未発色部分においては
赤外線を反射し、当該赤外線反射率の差により記録像を
形成する感熱記録層と、赤外域の特定波長において選択
的に吸収性を示し、かつその他の赤外域においては透過
性を示す情報書き込みのための光熱変換層と、赤外線を
透過し、かつ感熱記録層に印字記録した情報を不可視と
するための情報隠蔽層とを順次積層するか、あるいは基
材上に、温度により赤外域の反射率が変化して、当該赤
外線反射率の差により記録像を形成する感熱記録剤中
に、赤外域の特定波長において選択的に吸収性を示し、
かつその他の赤外域においては透過性を示す光熱変換剤
を添加した光熱変換・感熱記録層と、光熱変換・感熱記
録層に印字記録した情報を不可視とするための情報隠蔽
層とを順次積層して構成するようにしたので、記録され
た情報を不可視にすることにより、偽造、改竄等をより
一層効果的にかつ確実に防止することができると共に、
真偽の判別を容易に行なうことができ、また不可視情報
を記録でき、かつ当該不可視情報として証券関連商品毎
に固有の可変情報を記録することができ、しかも記録し
た情報を機械的に認識することが可能な情報記録媒体が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報記録媒体の第1の実施例を示
す断面図。
【図2】本発明による情報記録媒体の第2の実施例を示
す断面図。
【図3】本発明による情報記録媒体の第3の実施例を示
す断面図。
【符号の説明】
1…基材、2…光熱変換インキ層、3…感熱記録層、4
…情報隠蔽層、5…光熱変換・感熱記録層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 G06K 19/10 19/06 9121−2H B41M 5/26 Q G06K 19/00 R C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、赤外域の特定波長において選
    択的に吸収性を示し、かつその他の赤外域においては透
    過性を示す情報書き込みのための光熱変換層と、加熱発
    色させた部分においては赤外線を吸収し、かつ未発色部
    分においては赤外線を反射し、当該赤外線反射率の差に
    より記録像を形成する感熱記録層と、赤外線を透過し、
    かつ前記感熱記録層に印字記録した情報を不可視とする
    ための情報隠蔽層とを、順次積層して成ることを特徴と
    する情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 基材上に、加熱発色させた部分において
    は赤外線を吸収し、かつ未発色部分においては赤外線を
    反射し、当該赤外線反射率の差により記録像を形成する
    感熱記録層と、赤外域の特定波長において選択的に吸収
    性を示し、かつその他の赤外域においては透過性を示す
    情報書き込みのための光熱変換層と、赤外線を透過し、
    かつ前記感熱記録層に印字記録した情報を不可視とする
    ための情報隠蔽層とを、順次積層して成ることを特徴と
    する情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 基材上に、温度により赤外域の反射率が
    変化して、当該赤外線反射率の差により記録像を形成す
    る感熱記録剤中に、赤外域の特定波長において選択的に
    吸収性を示し、かつその他の赤外域においては透過性を
    示す光熱変換剤を添加した光熱変換・感熱記録層と、前
    記光熱変換・感熱記録層に印字記録した情報を不可視と
    するための情報隠蔽層とを、順次積層して成ることを特
    徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記感熱記録層としては、加熱発色させ
    た部分が赤外域において少なくとも光熱変換層の選択的
    に吸収する波長とは異なる波長域において吸収性を示す
    ものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか1項に記載の情報記録媒体。
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