JPH05178318A - 封書作成方法及び装置 - Google Patents

封書作成方法及び装置

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JPH05178318A
JPH05178318A JP35993091A JP35993091A JPH05178318A JP H05178318 A JPH05178318 A JP H05178318A JP 35993091 A JP35993091 A JP 35993091A JP 35993091 A JP35993091 A JP 35993091A JP H05178318 A JPH05178318 A JP H05178318A
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JP35993091A
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Yutaka Yone
豊 米
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人に対する多くの伝達情報を含んだ封書を
作成する。 【構成】 個人の宛名を記録する領域とその個人に対す
る多くの伝達情報を記録する領域とを長手方向に配列し
てなる個人宛帳票を多数長手方向に並べた形状の長尺帳
票を用意し、その長尺帳票を引き出しながら切断装置で
次々と個人宛帳票に切り離し、各個人宛帳票33を折り
装置50で宛名欄が外側を向くようにジグザグに折り畳
み、それを封入装置60で封筒61に入れ、封緘装置7
0で封緘して多くの伝達情報を含んだ封書を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人宛帳票を長手方向
に並べた形式の長尺帳票にコンピュータの出力装置を用
いて個人宛の所要の情報を印字し、その長尺帳票から個
人宛帳票を切り離し、封書形態にするための封書作成方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、証券会社、保険会社等にお
いて、顧客に対して、残高通知、取引通知、契約内容等
の個人情報を郵送することが行われている。個人情報を
記録して顧客に郵送するために、通常、図7に示す帳票
1が使用されている。この帳票1は、両側にマージナル
パンチ2を、中央部に長手方向の2本の折り目線(縦ミ
シン目)3を形成し、且つ長手方向に一定間隔で切り離
し用横ミシン目4を形成したものであり、横ミシン目4
で挟まれた領域が個人宛帳票5となるように、必要な書
式を印刷している。この各個人宛帳票5は、折り目線3
によって宛名領域5aと、情報記録領域5b、5cとに
区分されている。この帳票1は、コンピュータの出力装
置によって、宛名情報6a、個人情報6b、6c等を記
録され、その後、封書化装置にセットされ、各個人宛の
封書に作成される。即ち、封書化装置において、帳票1
は引き出されながら二つの折り目線3、3に沿ってZ状
に三つ折りされ、両端のマージナルパンチ2の部分が除
去され、その後、横ミシン目4に沿って切断することに
より、個々の個人宛帳票5に切り離され、プレスローラ
によって加圧されることにより、予め塗布されている感
圧糊が活性化され、図8に示すように三つ折りされた個
人宛帳票5の四方が接着し、封書化される。
【0003】ここで、情報記録領域5b、5cに記録さ
れる個人情報は、一つの科目に関するものであった。例
えば、銀行を例にとれば、顧客に対して、定期預金の満
期の通知、入出金の明細に関する通知、ローンの支払/
残高に関する通知、クレジットによる支払いの明細の通
知等、種々の科目に関する情報を通知するが、そのうち
の一つの科目に関する情報が、一つの帳票1に記録され
ており、別の科目に関しては別の帳票に記録されてい
た。
【0004】また、図9に示す形態の帳票11も知られ
ている(例えば特公昭62−45838号公報参照)。
この帳票11も、両側にマージナルパンチ12を有し、
且つ長手方向に多数の個人宛帳票13が配列されるよう
に所定の印刷を施したものであるが、各個人宛帳票13
の境界のみならず内部にも、切り離し用の横ミシン目1
4を有し、且つ長手方向にも切り離し用スリット線15
を形成しており、各個人宛帳票13を複数の情報記録領
域13a〜13fに区分けしている。この帳票11は、
情報記録後、各個人宛帳票13の各領域13a〜13f
が切り離され、所定の順序に集積された後、その一端を
綴じて図10に示す小冊子17とされる。この形態の帳
票11は、例えば納税通知書、クーポンブック等に使用
されており、複数の情報記録領域13a〜13fに記録
される情報は、一つの科目に関するものであった。
【0005】しかし、これらの従来の帳票は、いずれも
個人情報として一つの科目を記録する構成であるので情
報量が少なく、複数の科目を顧客に通知するには各科目
ごとに封書を作成しなければならないという問題があっ
た。
【0006】そこで、複数の科目の情報を一つの封書に
入れて通信することも行われている。この場合には、図
11に示すように、一つの科目Aについてはそれ専用の
帳票18を用い、その帳票18の各個人宛帳票18A
に、個人のデータ18aとその個人を特定するマーク1
8bを記録し、また別の科目Bについてはそれ専用の帳
票19を用い、その帳票19の各個人宛帳票19Aに、
データ19aとマーク19bを記録し、以下同様に各科
目毎の専用帳票を準備し、これらを図12に示す封入封
緘装置の供給部20A、20B、20C、20D等にセ
ットし、各供給部では帳票から個人宛帳票18A、19
A等を切り離して搬送コンベア21上に供給し、その搬
送コンベア21上で複数の個人宛帳票を丁合いし、それ
らを封筒供給部22から供給される封筒23内に収容し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法を採ると、各個人に対する複数の帳票のマッチングが
必要となり、マッチングミスや落丁を生ずる可能性が大
きい。このマッチングミスを防ぐためには、必要以上に
検出機を用意する必要があり、装置面で高価となり、且
つ処理スピードにおいて低速化になるという問題点があ
った。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、個人宛の複数科目の情報を、比較的簡単に一つ
の封筒に収納することの可能な封書作成方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
達成すべく鋭意検討の結果、コンピュータの出力装置に
よって記録を行う帳票として、個人の宛名と、その個人
に対する複数科目の伝達情報と、必要に応じ一般的な宣
伝文等を長手方向に配列して一つの個人宛帳票とし、こ
の個人宛帳票を長手方向に多数配列して連続帳票とした
ものを用いることにより、多くの情報を一つの封書に容
易に収容でき、一つの封書で多くの情報を伝達できるこ
とを見出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明の封書作成方法は、少な
くとも個人の宛名とその個人に対する複数科目の伝達情
報とを記録する領域を長手方向に配列した個人宛帳票を
示す書式を繰り返し印刷してなる長尺帳票を準備し、こ
の長尺帳票に個人宛名及び伝達情報を記録し、記録済の
長尺帳票を引き出しながら個人宛帳票を切り離し、切り
離された個人宛帳票を、宛名欄が表面に出るように折り
畳み、折り畳んだ個人宛帳票を窓開き封筒に収納し、そ
の後、その封筒を封緘することを特徴とするものであ
る。
【0011】また本発明の封書作成装置は、少なくとも
個人の宛名とその個人に対する複数科目の伝達情報とを
記録する領域を長手方向に配列した個人宛帳票を、多数
長手方向に配列してなる長尺帳票を封書形態にするため
の装置であって、長尺帳票を引き出しながら横方向に切
断して個人宛帳票を切り離す切断装置と、切り離された
個人宛帳票を長手方向に対して直角な複数の折り目を形
成するように折り畳む折り装置と、折り畳まれた個人宛
帳票を封筒に収納する封入装置と、個人宛帳票を収容し
た封筒を封緘する封緘装置とを有することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】上記のように本発明では、出力装置によって記
録を行う長尺帳票の各個人宛帳票に、宛名領域と複数科
目の伝達情報を記録する領域とを長手方向に配置してい
るので、個人の宛名並びにその個人に対する複数科目の
多くの情報を記録することが可能である。次に、必要事
項を記録した後の長尺帳票を封筒に入れるに際しては、
その長尺帳票を引き出して各個人宛帳票毎に切り離し、
その個人宛帳票を宛名欄が表面に出るように折り畳み、
封筒に入れる。この際、一つの封筒に入れるものは連続
した一つの個人宛帳票であるので、従来のように複数の
帳票をマッチングさせながら丁合する必要がなく、極め
て簡単であり、また、一つの封筒に入れる情報を間違え
るということもない。その後、個人宛帳票を入れた封筒
の封緘することにより、複数科目の伝達情報を入れた封
書を作成できる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図6は、本発明に使用する長尺帳票の1例を示
す概略平面図である。この長尺帳票31は、両側にマー
ジナルパンチ32を有しており、且つ長手方向に多数の
個人宛帳票33を示す書式を繰り返し印刷している。こ
の個人宛帳票33の境界には適当な間隔で、幅方向に延
びる切り離し用の横ミシン目34が形成されている。ま
た、各個人宛帳票33は、長手方向につらなる複数(本
実施例では8個)の領域33a〜33hからなってお
り、最初の領域33aは宛名情報Aを記録する宛名領域
であり、他の領域33b〜33hは情報記録領域であ
る。この情報記録領域33b〜33hは、少なくとも、
宛名領域33aに記入する個人に対する複数科目の個人
情報を記録しうるものであり、また、必要に応じチラ
シ、パンフレット等の宣伝を印刷している。図面の実施
例では、領域33b、33c、33e、33gに複数科
目の伝達情報B、C、D、Eを記録するようになってお
り、その他の領域33d、33f、33hにはチラシが
印刷されている。なお、これらの記録内容、配列順序等
は適宜変更しても差支えない。また、複数の領域にまた
がって同じ科目の情報を記録するようにしてもよく、領
域33d、33f、33hの一部分に個人名等の情報を
記録するようにしてもよい。なお、図6において、これ
らの領域33a〜33hの間に描いている二点鎖線35
は、単に領域を区別するための仮想線である。後述する
ように個人宛帳票33を封筒に入れるために折り畳む
際、個人宛帳票33はこの二点鎖線35の所で折り畳ま
れることとなる。この二点鎖線35で示す位置に、折り
畳みを容易にするための横ミシン目を入れておいてもよ
い。
【0014】図6に示す長尺帳票31は、コンピュータ
の出力装置にかけられ、各個人宛帳票33に必要な情報
が印字記録される。なお、一般に金融業界等における情
報管理用のコンピュータでは、各科目毎の情報管理を行
っているが、データの名寄せ化(各個人に対する複数科
目のデータを集める作業)を行うことにより、効率的に
長尺帳票31に対する記録ができる。
【0015】図1、図2は、所定の情報を記録済の長尺
帳票31を封書化する封書作成装置の1例を示す概略側
面図である。同図において、41は、折り畳んだ状態で
セットした長尺帳票31を、両側のマージナルパンチを
利用して引き出すピントラクタ等の搬送装置、42はそ
の長尺帳票31の両側のマージナルパンチ部分を切り離
し除去するスリット装置、43は長尺帳票31を切り離
し用横ミシン目34に沿って切断し、各個人宛帳票33
に切り離す切断装置である。この切断装置43は、イン
フィードローラ44a及びその押えローラ44bと、そ
のインフィードローラ44aよりも高速で回転するアウ
トフィードローラ45a及びその押えローラ45bと、
走行する長尺帳票31に接触する位置に配置された切断
補助具46を備えたバースタ装置であり、切断すべき横
ミシン目34がインフィードローラ44aとアウトフィ
ードローラ45aとの間に位置する時に、押えローラ4
4b、45bを降下させて長尺帳票31をインフィード
ローラ44aとアウトフィードローラ45aとに押し付
け、両ローラの速度差によって長尺帳票31を横ミシン
目34に沿って切断するものである。なお、切断装置4
3としては、必ずしもバースタ装置を用いる必要はな
く、切断刃を用いた公知の切断装置を用いてもよい。そ
の場合には、長尺帳票31に切り離し用の横ミシン目を
設けなくてもよい。
【0016】48は、個人宛帳票33の搬送装置、50
は、個人宛帳票33をジグザグに折り畳む折り装置であ
る。この折り装置50は、ジグザグに配置された折りロ
ーラ51と、その左右に交互に設けられた折りガイド5
2と、各折りガイド52に設けられた折りストッパ53
等を備えている。この折り装置50による折り動作は次
のように行われる。すなわち、図3(a)において、個
人宛帳票33の先端が上の二つの折りローラ51a、5
1bを通って折りガイド52aに送り込まれ、先端が折
りストッパ53aに突き当たった時点で、図3(b)に
示すように、その個人宛帳票33が二番目と三番目の折
りローラ51b、51c間に繰り込まれ、これにより先
端から距離L1 だけ離れた位置で個人宛帳票33が折ら
れる。次に、図3(c)に示すように、折りローラ51
b、51cによって折られた個人宛帳票33は折りガイ
ド52bに送り込まれ、先端の折り目がストッパ53b
に突き当たった時点でその個人宛帳票33が三番目と四
番目の折りローラ51c、51dに繰り込まれ、先に形
成された折り目から距離L2 だけ離れた位置で折られ
る。以下、同様の動作を繰り返すことによって、個人宛
帳票33はジグザグに折り畳まれ、図3(d)に示す状
態となる。ここで、各ローラ間のニップ部と対応する折
りストッパ53との間の距離(L1 、L2 等)は図6に
示す個人宛帳票33の各領域33a〜33hの長さに一
致させており、このため、個人宛帳票33は各領域の境
界(二点鎖線35のところ)で折り畳まれる。なお、こ
の折り装置50では、折りストッパ53の位置調整によ
り折り目の位置を調整でき、また、その折りストッパ5
3を折りガイド52の入口に位置させて個人宛帳票33
が折りガイド52内に入らないようにすることにより、
その部分での折り動作を行わないようにすることができ
る。
【0017】60は、折り畳んだ個人宛帳票33を窓開
き封筒61に収納する封入装置である。この封入装置6
0は、多数の封筒61をセットする封筒供給部62と、
封筒61を1枚ずつ送り出す供給ローラ63と、その封
筒を封入位置Pに搬送する搬送装置64と、封入位置P
にある封筒61の口を開くガイド(図示せず)と、その
封筒61内に折り畳んだ個人宛帳票33を押し込む押し
込み爪65等を有しており、封筒61がフラップを下に
して封入位置Pに送り込まれると、ガイドがその口を開
き、押し込み爪65が個人宛帳票33を押して封筒61
内に封入することができるものである。なお、押し込み
爪65は、折り装置50から折り畳まれた個人宛帳票3
3が送り込まれる時には、その個人宛帳票33に干渉し
ない位置に退避するようになっている。
【0018】70は、個人宛帳票33を収容した封筒6
1を封緘する封緘装置であり、個人宛帳票を入れた封筒
61を搬送する搬送装置71と、搬送中の封筒のフラッ
プに糊或いは水を塗布するブラシ72と、封筒のフラッ
プを折りたたみ接着させるフラップ折部73とを備えて
いる。このフラップ折部73は矢印で示す方向に回転す
る3本のローラ73a、73b、73cと、封筒を収容
するガイド板73d、73eと、ストッパ73f等を備
えており、封筒61がローラ73a、73bの間を通っ
てガイド板73d、73eの間に送り込まれ、ストッパ
73fに突き当たった後、フラップ側からローラ73
b、73cの間を通って排出され、その際にフラップが
折り畳まれ、接着される。なお、フラップを接着する手
段として、感圧接着剤又は感熱接着剤を用いてもよく、
その場合、ブラシ72の代わりに、接着力を活性化する
公知の装置を使用すればよい。
【0019】80は封緘された封筒61の集積装置であ
る。
【0020】次に、上記構成の封書作成装置の動作を説
明する。図6に示す長尺帳票31がコンピュータの出力
装置にかけられ、各個人宛帳票33に必要な情報が印字
記録された後、図1、図2の封書作成装置にセットされ
る。ここで長尺帳票31は、宛名、伝達情報等を記録し
た印字面が下向きになって走行するようにセットされ
る。この封書作成装置において、長尺帳票31が搬送装
置41によって引き出され、次いでスリット装置42に
よって両端のマージナルパンチ部分が切断除去され、そ
の後切断装置43に送りこまれる。
【0021】切断装置43は長尺帳票31を送りながら
横ミシン目34に沿って長尺帳票31を切断し、各個人
宛帳票33を切り離す。切り離された個人宛帳票33は
搬送装置48を経て折り装置50に送られ、ジグザグに
折り畳まれる。この時、個人宛帳票33の最初にある宛
名欄を有する領域33aは最下部で下向きとなってい
る。
【0022】折り畳まれた個人宛帳票33は、その後、
封入位置Pで、窓を下に向け且つ口を開いて待機してい
る封筒61内に押し込み爪65によって押し込まれる。
個人宛帳票33を入れた封筒61は、その後封緘装置7
0に送られ、フラップを折り畳まれ、且つ接着されて封
緘され、その後集積装置80に排出され、集積される。
以上のようにして、個人宛帳票33が、窓開き封筒61
内に、宛名欄が封筒の窓に対向するように、収容され、
封緘される。
【0023】以上のようにして作成された封書は、内部
に長い個人宛帳票33を収容しており、この個人宛帳票
33には複数の科目の情報を記録しているので、多くの
情報を伝達できる。また、この個人宛帳票33は単に折
り畳んで収容しているので、情報を脱落させるというこ
とがなく、また、複数の領域に渡る情報を記録しても見
やすいという利点を有している。
【0024】上記実施例では、折り装置50として、複
数の折りローラ51、折りガイド52、折りストッパ5
3等を備えた形式のものを用いたが、他の形式の折り装
置を用いてもよい。図4はその場合の例を示すものであ
り、搬送装置48の下流に、図1の実施例とは異なる形
式の折り装置90が設けられている。この折り装置90
は、図5に示すように、折部搬送ローラ91と、折りガ
イド92と、一対の折りスパイラル93を有しており、
折部搬送ローラ91と折りガイド92とが図5(a)に
示す位置と図5(b)に示す位置に揺動するようになっ
ている。この折り装置90によって折り畳む個人宛帳票
33としては、図6において各領域33a〜33hがす
べて同じ長さLであり、且つ各領域の境界位置(二点鎖
線35で示す位置)に折り畳み用の横ミシン目を備えた
ものである。また、折り装置90の一対の折りスパイラ
ル93の間隔は折り畳み長さLに調整されている。この
折り装置90では、個人宛帳票33が折部搬送ローラ9
1で送られ、折り目となる横ミシン目位置が折りスパイ
ラル93内に供給されるようにタイミングをとって折り
ガイド92が左右に揺動し、その揺動によって個人宛帳
票33の横ミシン目に折る切っかけが与えられると共
に、折りスパイラル93によって正確に折りぐせが付け
られる。以下同様に個人宛帳票33を搬送しながら折り
ガイド92が左右に揺動し、折りスパイラル93が回転
することにより、個人宛帳票33はジグザグに折り畳ま
れる。
【0025】図4に示す実施例においても、図1の実施
例と同様に、長尺帳票31が引き出され、個人宛帳票3
3が切り離された後、折り装置90によってジグザグに
折り畳まれ、その後封筒に収容され、封緘される。な
お、図4に示す折り装置90を用いると、図1に示す折
り装置50に比べて、折り回数の変更が容易であり、且
つ折り回数に制限がないという利点が得られる。また、
初期の折り向きを制御することが可能であり、初期の折
り向きを図6に示すように決めることにより、長尺帳票
31を、その印字面が上になるように通しても、先端の
宛名欄が下向きとなるように折り畳むことができる。印
字面を上向きとして機械に通すとオペレータによる監視
作業が容易となり、便利である。
【0026】なお、図1に示す実施例でも、折り装置5
0の最上部にある折りガイド52の折りストッパ53を
その折りガイド52の入口に位置させ、その折りガイド
52を使用しないようにすれば、印字面を上向きにして
通した個人宛帳票33の先端の宛名領域が下向きになる
ように折り畳むことができるので、折り回数の少ない場
合には、個人宛帳票33を印字面を上向きにして通すこ
とができる。また、折り装置50の下流に折り畳んだ個
人宛帳票33の上下を反転させる反転装置を設けておけ
ば、個人宛帳票33の印字面を上向きにして通すことが
可能である。
【0027】以上に説明した封書作成装置では、使用す
る長尺帳票31の仕様(例えば、一つの個人宛帳票33
の長さ、折り畳み回数、折り畳み位置間の長さ等)に応
じて、装置の運転条件(切断装置43の作動タイミン
グ、折り装置50における折りストッパ53の位置、折
り装置90における折りスパイラル93間距離、折りガ
イド92の揺動タイミング等)を変更する必要がある。
この運転変更は、運転開始前にオペレータが手動調整す
る構成としてもよいが、各長尺帳票の先頭部分にその長
尺帳票の仕様を示すマークを印刷しておき、一方、封書
作成装置には、そのマークを読み取ってその長尺帳票に
応じた運転条件に自動設定する機構を設けておくことが
好ましい。また、折り装置の下流に、長尺帳票を冊子状
にするための綴じ装置を設けてもよく、更に、広告、チ
ラシ等の封入物を封入する装置を設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明方法及び装置によれ
ば、宛名領域と複数科目の伝達情報を記録する領域とを
長手方向に配置した個人宛帳票を連設した長尺帳票を用
いることにより、その個人宛帳票に宛名並びにその個人
に対する複数科目の多くの情報を記録することができ、
その長尺帳票を引き出しながら個々の個人宛帳票に切り
離し、各個人宛帳票をそれぞれ折り畳んで封筒に封入す
ることにより、多くの情報を含んだ封書を作成できる。
この際、一つの封筒に入れる個人宛帳票は連続している
ため、図12に示す従来例のような複雑なマッチングを
必要とせず、また、情報が脱落するということがなく、
確実に情報を伝達でき、しかも、封書作成装置を従来例
に比べ簡略化できる。更に、個人宛帳票が連続した状態
で送られるため、広い領域に同じ科目の情報を記録する
ことが可能であり、読みやすい等の種々な効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による封書作成装置の後半部
分を示す概略側面図
【図2】上記実施例の封書作成装置の前半部分を示す概
略側面図
【図3】(a)、(b)、(c)は上記実施例における
折り装置による折り動作を説明する概略側面図、(d)
は折り畳んだ個人宛帳票の概略側面図
【図4】本発明の他の実施例による封書作成装置の後半
部分を示す概略側面図
【図5】(a)、(b)は図4の実施例における折り装
置による折り動作を説明する概略側面図
【図6】本発明に使用する長尺帳票の1例を示す概略平
面図
【図7】従来の帳票の例を示す概略平面図
【図8】図7に示す帳票から切り離した個人宛帳票を折
り畳む状態を示す概略斜視図
【図9】従来の帳票の他の例を示す概略平面図
【図10】図9に示す帳票から各個人宛帳票を切り離
し、更にその個人宛帳票から形成した小冊子を示す概略
斜視図
【図11】従来の帳票の更に他の例を示す概略斜視図
【図12】図11に示す帳票を複数個セットし、それぞ
れから切り離した複数の帳票を丁合して封筒に入れる装
置を概略的に示す平面図
【符号の説明】
31 長尺帳票 32 マージナルパンチ 33 個人宛帳票 33a 宛名領域 33b〜33h 情報記録領域 34 切り離し用横ミシン目 41 搬送装置 42 スリット装置 43 切断装置 50 折り装置 60 封入装置 61 封筒 70 封緘装置 80 集積装置 90 折り装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも個人の宛名とその個人に対す
    る複数科目の伝達情報とを記録する領域を長手方向に配
    列した個人宛帳票を示す書式を繰り返し印刷してなる長
    尺帳票を準備し、この長尺帳票に個人宛名及び伝達情報
    を記録し、記録済の長尺帳票を引き出しながら個人宛帳
    票を切り離し、切り離された個人宛帳票を、宛名欄が表
    面に出るように折り畳み、折り畳んだ個人宛帳票を窓開
    き封筒に収納し、その後、その封筒を封緘することを特
    徴とする封書作成方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも個人の宛名とその個人に対す
    る複数科目の伝達情報とを記録する領域を長手方向に配
    列した個人宛帳票を、多数長手方向に配列してなる長尺
    帳票を封書形態にするための装置であって、長尺帳票を
    引き出しながら横方向に切断して個人宛帳票を切り離す
    切断装置と、切り離された個人宛帳票を長手方向に対し
    て直角な複数の折り目を形成するように折り畳む折り装
    置と、折り畳まれた個人宛帳票を封筒に収納する封入装
    置と、個人宛帳票を収容した封筒を封緘する封緘装置と
    を有することを特徴とする封書作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171671A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Riso Kagaku Corp 封書作成装置
JP2015199561A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 デュプロ精工株式会社 シートの折畳装置

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JP2012171671A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Riso Kagaku Corp 封書作成装置
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