JPH05193613A - 折機及び封書作成装置 - Google Patents

折機及び封書作成装置

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JPH05193613A
JPH05193613A JP4021975A JP2197592A JPH05193613A JP H05193613 A JPH05193613 A JP H05193613A JP 4021975 A JP4021975 A JP 4021975A JP 2197592 A JP2197592 A JP 2197592A JP H05193613 A JPH05193613 A JP H05193613A
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JP
Japan
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continuous form
continuous
folded
folding
envelope
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Application number
JP4021975A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yone
豊 米
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続帳票をジグザグ状に折り畳み、且つ所定
長さで切断し、封筒に入れる。 【構成】 一定間隔で横ミシン目を有する連続帳票31
をピン車42で下方に搬送し、各横ミシン目を癖折り装
置47によって交互の方向に癖折りし、その後その連続
帳票をスタック台49上に乗せることにより、自重でジ
グザグ状に折り畳み、所定のタイミングで切断ブレード
51を連続帳票間に進入させ、その連続帳票を紙押え具
53でニップした後、切断ブレード51で連続帳票の折
り目を突っ切ることで、折り畳んだ部分を切り離すよう
に構成する。その後、折り畳んだ部分を封筒に入れ、封
書化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人宛帳票を長手方向
に並べた形式の連続帳票にコンピュータの出力装置を用
いて個人宛の所要の情報を印字し、その連続帳票から個
人宛帳票を切り離して封書形態にするための封書作成装
置及びその装置に用いる折機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行、証券会社、保険会社等にお
いて、顧客に対して、残高通知、取引通知、契約内容等
の個人情報を郵送することが行われている。個人情報を
記録して顧客に郵送するために、通常、図9に示す連続
帳票1が使用されている。この連続帳票1は、両側にマ
ージナルパンチ2を、中央部に長手方向の2本の折り目
線(縦ミシン目)3を形成し、且つ長手方向に一定間隔
で切り離し用横ミシン目4を形成したものであり、横ミ
シン目4で挟まれた領域が個人宛帳票5となるように、
必要な書式を印刷している。この各個人宛帳票5は、折
り目線3によって宛名領域5aと、情報記録領域5b、
5cとに区分されている。この連続帳票1は、コンピュ
ータの出力装置によって、宛名情報6a、個人情報6
b、6c等を記録され、その後、封書化装置にセットさ
れ、各個人宛の封書に作成される。すなわち、封書化装
置において、連続帳票1は引き出されながら二つの折り
目線3、3に沿ってZ状に三つ折りされ、両端のマージ
ナルパンチ2の部分が除去され、その後、横ミシン目4
に沿って切断することにより、個々の個人宛帳票5に切
り離され、プレスローラによって加圧されることによ
り、予め塗布されている感圧糊が活性化され、図10に
示すように三つ折りされた個人宛帳票5の四方が接着
し、封書化される。
【0003】ここで、情報記録領域5b、5cに記録さ
れる個人情報は、一つの科目に関するものであった。例
えば、銀行を例にとれば、顧客に対して、定期預金の満
期の通知、入出金の明細に関する通知、ローンの支払/
残高に関する通知、クレジットによる支払いの明細の通
知等、種々の科目に関する情報を通知するが、そのうち
の一つの科目に関する情報のみが、一つの連続帳票1に
記録されており、別の科目に関しては別の連続帳票に記
録されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
連続帳票は、伝達情報として一つの科目しか記録してお
らず、しかも記録領域が小さいので情報量が少ないとい
う問題があった。
【0005】プリンターの印字可能な幅の制約を考慮す
ると、情報量を増加させるには、連続帳票内の各個人宛
帳票において、情報領域を幅方向に広く形成すると限界
が生ずるため、情報領域を連続帳票の長手方向に長く形
成すればよいと考えられる。しかしながら、個人宛帳票
を長くすると、封筒に収容するに際し、その個人宛帳票
を従来のように長手方向の折り目線に沿って折るのでは
なく、長手方向に直角な折り目が形成されるようにジグ
ザグに折り畳み、且つ各個人宛帳票に切り離す必要があ
り、そのための新規な装置を開発する必要が生じた。
【0006】本発明はかかる要望に基づきなされたもの
で、連続帳票を、長手方向に直角な折り目が形成される
ようにジグザグに折り畳み、且つ適当な位置で切り離す
ことの可能な折機を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明はその折機を用いて連続帳票
から個人宛帳票を折り畳んで切り離し封筒内に収容する
ことの可能な封書作成装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、折り目形成用
の横ミシン目を備えた連続帳票を下方に送り出す搬送装
置と、下方に降下する連続帳票の各横ミシン目に交互の
方向となるように折り癖をつける癖折り装置と、折り癖
を付けられて降下する連続帳票が自重によりZ状に折り
重なるように支持するスタック台と、このスタック台上
に集積される連続帳票を横切って走行可能な切断ブレー
ドと、前記スタック台上に集積される連続帳票に干渉し
ない待機位置とその連続帳票をスタック台に押し付ける
作動位置とに移動可能な紙押え具とを有する折機を要旨
とする。
【0009】また、本発明は、個人宛帳票を、多数長手
方向に配列してなる連続帳票を封書形態にするための装
置であって、この連続帳票を引き出しながらジグザグに
折り畳み、かつ個人宛帳票の境界を切り離す請求項1記
載の折機と、折り畳んだ個人宛帳票を封筒に収納する封
入装置と、個人宛帳票を収容した封筒を封緘する封緘装
置とを有することを特徴とする封書作成装置を要旨とす
る。
【0010】
【作用】上記の本発明になる折機では、搬送装置が連続
帳票を下方に送り出し、その連続帳票が下降し、あらか
じめ横方向に形成している各横ミシン目が癖折り装置の
ところを通過する際に癖折り装置が各横ミシン目に交互
な方向の折り癖を付ける。このため、この折り癖を付け
た連続帳票がスタック台上に達すると自重により、自動
的にジグザグに折り畳まれ、集積される。その集積途中
において、適当なタイミングで切断ブレードが移動して
折り畳まれている連続帳票間に進入し、次いで、紙押え
具が作動して前記切断ブレードの後ろで切断ブレードの
上に位置する連続帳票をスタック台に押し付けて固定
し、その状態で切断ブレードの刃先が連続帳票の折り目
を通過することにより、連続帳票をその折り目位置で切
断し、その下の折り畳まれた部分をその上の折り畳み中
の部分から切り離すことができる。その後、切断ブレー
ドによって切り離された部分は適当な排出手段によって
排出される。
【0011】ここで、切断ブレードによる切断位置を、
連続帳票に形成している個人宛帳票の境界位置とするこ
とにより、個人宛帳票をジグザグに折り畳んで切り離す
ことが可能となる。また、連続帳票の切断は、連続帳票
が折り畳まれた位置で行われるため、連続帳票の折り畳
みに影響を与えることがない。もし、連続帳票を引き出
しながら各個人宛帳票を切り離し、次いでその個人宛帳
票をジグザグに折り畳もうとすると、各個人宛帳票の先
端がフリーの状態でスタック台上に降下することとなる
が、その際カール等のくせがあった場合、正確に折り畳
めるとは限らず、折りの安定性に欠けるという欠点が生
じるが、本発明の折機ではそのような欠点は生じない。
また、各個人宛帳票の切り離しを先に行う場合には、そ
の切断部と折部との間に個人宛帳票を送るための長いス
ペースを必要とするが、本発明ではそのようなスペース
を設ける必要がない。
【0012】次に、本発明の封書作成装置では、所定の
伝達情報を各個人宛帳票内に記録した連続帳票を引き出
しながら、上記の折機によってジグザグに折り畳み且つ
各個人宛帳票を切り離し、次いで、折り畳まれた個人宛
帳票を封入装置によって封筒に入れ、封緘装置で封緘す
る。これにより、長い情報領域を有する個人宛帳票を入
れた封書を作成でき、多くの情報を各個人に伝達するこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図8は、本発明に使用する連続帳票の1例を示
す概略平面図である。この連続帳票31は、両側にマー
ジナルパンチ32を有しており、且つ長手方向に多数の
個人宛帳票33を示す書式を繰り返し印刷している。こ
の個人宛帳票33の境界には、幅方向に延びる折り畳み
用の横ミシン目34が形成されており、また、各個人宛
帳票33内にも一定間隔で折り畳み用の横ミシン目35
が形成されており、各個人宛帳票33を、長手方向につ
らなる複数(本実施例では8個)の領域33a〜33h
に分割している。最初の領域33aは宛名情報Aを記録
する宛名領域であり、他の領域33b〜33hは情報領
域である。この情報領域33b〜33hは、少なくと
も、宛名領域33aに記入する個人に対する複数科目の
個人情報を記録しうるものであり、また、必要に応じチ
ラシ、パンフレット等の宣伝を印刷している。図面の実
施例では、領域33b、33c、33e、33gに複数
科目の伝達情報B、C、D、Eを記録するようになって
おり、その他の領域33d、33f、33hにはチラシ
が印刷されている。なお、これらの記録内容、配列順序
等は適宜変更しても差支えない。また、複数の領域にま
たがって同じ科目の情報を記録するようにしてもよい。
【0014】図8に示す連続帳票31は、コンピュータ
の出力装置にかけられ、各個人宛帳票33に必要な情報
が印字記録される。なお、一般に金融業界等における情
報管理用のコンピュータでは、各科目毎の情報管理を行
っているが、データの名寄せ化(各個人に対する複数科
目のデータを集める作業)を行うことにより、個人宛帳
票33に対する効率的な記録が可能である。
【0015】図1、図3は、所定の情報を記録済の連続
帳票31を封書化する封書作成装置の1例を示す概略側
面図である。同図において、41は、折り畳んだ状態で
セットした連続帳票31を引き出しながらジグザグに折
り畳み、かつ個人宛帳票の境界を切り離す折機である。
この折機41は、連続帳票31をマージナルパンチを利
用して引き出し下方に送り出すピン車42と、それを駆
動するサーボモータ(図示せず)と連続帳票31の先端
を検出する紙端検出器43等を備えた搬送装置と、連続
帳票31の両側のマージナルパンチ部分を切り離して除
去するスリッタ装置45と、下方に降下する連続帳票の
各横ミシン目に交互の方向となるように折り癖をつける
癖折り装置47と、折り癖を付けられて降下する連続帳
票31が自重によりジグザグ状に折り重なるように支持
するスタック台49と、このスタック台49上に集積さ
れる連続帳票を横切って走行可能な切断ブレード51
と、スタック台49上に集積される連続帳票に干渉しな
い待機位置とその連続帳票をスタック台に押し付ける作
動位置とに移動可能な紙押え具53等を備えている。
【0016】癖折り装置47は、連続帳票31の下方へ
の通路の左右にそれぞれ、上下に所定の間隔を開けて配
置された一対の折りローラ55と、上下の折りローラ5
5間に水平に移動可能に設けられた折りブレード56
と、その折りブレード56を水平に往復動させる駆動機
構(図示せず)を備えている。この折りブレード56は
中央に連続帳票31を通過させる開口57を有してお
り、図4(a)に示すように、その開口57の中央を連
続帳票31が通過する初期位置と、図4(b)に示すよ
うに開口57の左側の縁57aが連続帳票31を右側の
一対の折りローラ55間に押し込む右位置と、図4
(c)に示すように開口57の右側の縁57bが連続帳
票31を左側の一対の折りローラ55間に押し込む左位
置とに移動するようになっており、これにより折り癖が
付けられる。このような折りブレード56の移動を行う
駆動機構としては、モータによる回転をクランク機構に
よって往復動に変換する機構を用いたものが好ましい。
折りローラ55は回転自在なローラである。なお、図中
58は帳票ガイドである。
【0017】この癖折り装置47による癖折り動作は、
図5のタイムチャートにも示しているように、次のよう
に行われる。すなわち、折りブレード56が図4(a)
に示す初期位置に待機している状態で、連続帳票31が
ピン車42により帳票ガイド58の間を通過し下方へ搬
送される。この時、ピン車42は、連続帳票31の先端
を検出する紙端検出器43からの信号により、紙端検出
器43からの送り量を管理し、あらかじめ定められた紙
端検出器43と折りブレード56との間の距離から、搬
送中の連続帳票31の横ミシン目34、35の位置を管
理している。ピン車42は、連続帳票31を下方に所定
量(横ミシン目間の距離分だけ)下方へ搬送し、その連
続帳票31が、左右の折りローラ55間及び折りブレー
ド56の開口57を通過し、横ミシン目が折りブレード
57の真横近辺に達したところで、ピン車42は搬送を
停止し、それとタイミングをとって、折りブレード56
が図4(b)に示すように右方向に移動し、次いで元の
初期位置に復帰する。この時停止していたピン車42
は、折りブレード56の動作と同期し、折りブレードに
よる右方向への若干量の連続帳票の搬送(引張り)を吸
収すべく、若干量の送りを行い、また、折りブレード5
6の初期位置への復帰動作とタイミングをとって、若干
量の送り分を逆戻しし、停止する。折りは、折りブレー
ド56が右方向に移動した時に、その開口57の左側の
縁57aが連続帳票31の横ミシン目を押して、一対の
折りローラ55間に食い込ませることにより、行われ
る。
【0018】次に、折りブレード56の初期位置への復
帰をまって、これとタイミングをとってピン車42が再
び連続帳票31の搬送を開始し、所定量を送って、上述
のように次の横ミシン目が折りブレード56の真横近辺
に達したところで停止し、これとタイミングをとって、
折りブレード56が図4(c)に示すように、今度は左
方向に移動し連続帳票31を左側の一対の折りローラ5
5間に食い込ませることで折りが行われ、次いで折りブ
レード56は元の初期位置に復帰する。この時も同様に
ピン車42は、折りブレード56による連続帳票の引張
りを吸収すべく若干量の送りを行い、次いでその若干量
の送り分の逆戻しを行う。以上の動作を繰り返すことに
より、連続帳票31の各横ミシン目34、35には、交
互の方向の折り癖が付けられる。なお、折り癖を確実に
付けるために、スパイラル機構(ハタキ機構)を設けて
もよい。
【0019】第1図において、スタック台49は上方か
ら降下する連続帳票31を受け取り集積させるものであ
り、本実施例ではベルトコンベアが使用されている。こ
のベルトコンベアにはその上に支持する個人宛帳票33
を確実に排出するよう、搬送コマ60が取り付けられて
いる。なお、折りや切断を正確に行うために、真空によ
る吸着機構をスタック台49に持たせてもよい。
【0020】切断ブレード51は、スタック台49上に
ジグザグに集積される連続帳票31の一つの折り目を切
断するためのものであり、図2に示すように、全体が略
三角形状を為しており、先端側の二辺に切断刃51aが
形成されている。更に、その切断ブレード51は後ろ側
の中央部に切欠51bを形成している。この切断ブレー
ド51にはそれを水平に移動させる駆動機構(図示せ
ず)が連結されており、図6(a)、(A)に示すよう
に集積される連続帳票31に干渉しない待機位置から、
図6(d)、(D)に示すように切断刃51aが連続帳
票31を突っ切る位置まで移動するようになっている。
なお、切断ブレード51は連続帳票切断後、連続帳票に
干渉しない位置を通って元の位置に戻るようになってい
る。
【0021】図1、図2、図6において、紙押え具53
は、支軸62に取り付けられたアーム63に保持されて
おり、本実施例では回転しないローラが用いられてい
る。アーム63は支軸62を中心として揺動可能であ
り、エアシリンダ等の駆動機構(図示せず)に連結され
ている。これにより、紙押え具53は、図6(a)に示
すように、スタック台49上に集積される連続帳票31
に干渉しない待機位置と、図6(c)に示すように、集
積した連続帳票31をスタック台49に押し付けニップ
する作動位置とに移動するようになっている。なお、図
6(C)に示すように、紙押え具53が連続帳票31を
ニップする時、切断ブレード51は或る程度集積した連
続帳票31内に進入しており、紙押え具53が切断ブレ
ード51の切欠51b内で連続帳票31をニップしてい
る。このため、紙押え具53が連続帳票31をニップし
た状態で切断ブレード51は前進可能である。
【0022】図6(a)において、スタック台49上に
集積される連続帳票31の通過位置の近傍に、通過した
連続帳票を検出してカウントする第一帳票検出器65と
第二帳票検出器66が設けられている。
【0023】次に、この折機41による連続帳票31の
折り畳み動作及び切断動作を図6及び図7のタイムチャ
ートを参照して説明する。上記した癖折り装置47によ
る折り動作の繰り返しにより、ジグザグ状に折り癖を付
けられた連続帳票31は、ピン車42によって下方へ搬
送され、図6(a)、(A)に示すように、スタック台
49に達すると自重によりジグザグ状に安定的に集積さ
れていく。この時、あらかじめ入力されているセット枚
数(1個の個人宛帳票33を構成する領域33a〜33
hの個数)と、第一帳票検出器65による通過帳票検出
枚数をカウント比較し、一定のセット数に達したところ
で、切断ブレード51が前進を開始し、折り畳まれてい
る連続帳票31の切り離すべき横ミシン目34(図8参
照)の上下に位置する連続帳票の間に進入し、図6
(B)に示す位置で停止する。
【0024】次に、第二帳票検出器66により、切断す
べき横ミシン目34以降の所定数の帳票の通過を検出
し、その時点で、図6(c)、(C)に示すように、ア
ーム63が旋回を始め、先端に保持している紙押え具5
3で連続帳票31をスタック台49に押し付けニップす
る。次に、紙押え具53のニップを待って(アーム63
の一定角度の移動終了を確認後)、切断ブレード51が
再び右方向への進行を開始し、図6(d)、(D)に示
すように、切断ブレード51の切断刃51aが連続帳票
31の横ミシン目34を切断する。これにより、スタッ
ク台49上に集積された個人宛帳票33が、その上に続
く連続帳票31から切り離される。
【0025】切断後、紙押え具53は元の待機位置に戻
り、切断ブレード51も元の待機位置に復帰する。同時
に、切り離された個人宛帳票33は搬送コマ60によ
り、送り出される。以上の折り動作を繰り返すことによ
り、連続帳票31がジグザグに折り畳まれ、且つ各個人
宛帳票33に切り離され、次々と排出される。
【0026】図1及び図3において、68は、折機41
で折り畳まれた個人宛帳票33を排出する排出コンベ
ア、70は、折り畳んだ個人宛帳票33を窓開き封筒7
1に収納する封入装置である。この封入装置70は、多
数の封筒71をセットする封筒供給部72と、封筒71
を1枚ずつ送り出す供給ローラ73と、その封筒を封入
位置Pに搬送する搬送装置74と、封入位置Pにある封
筒71の口を開くガイド(図示せず)と、その封筒71
内に折り畳んだ個人宛帳票33を押し込む押し込み爪7
5等を有しており、封筒71がフラップを下にして封入
位置Pに送り込まれると、ガイドがその口を開き、押し
込み爪75が個人宛帳票33を押して封筒71内に封入
することができるものである。なお、押し込み爪75
は、排出コンベア68から折り畳まれた個人宛帳票33
が送り込まれる時には、その個人宛帳票33に干渉しな
い位置に退避するようになっている。
【0027】80は、個人宛帳票33を収容した封筒7
1を封緘する封緘装置であり、個人宛帳票を入れた封筒
71を搬送する搬送装置81と、搬送中の封筒のフラッ
プに糊或いは水を塗布するブラシ82と、封筒のフラッ
プを折りたたみ接着させるフラップ折部83とを備えて
いる。このフラップ折部83は矢印で示す方向に回転す
る3本のローラ83a、83b、83cと、封筒を収容
するガイド板83d、83eと、ストッパ83f等を備
えており、封筒71がローラ83a、83bの間を通っ
てガイド板83d、83eの間に送り込まれ、ストッパ
83fに突き当たった後、フラップ側からローラ83
b、83cの間を通って排出され、その際にフラップが
折り畳まれ、接着される。
【0028】90は封緘された封筒71の集積装置であ
る。
【0029】次に、上記構成の封書作成装置の動作を説
明する。図8に示す連続帳票31がコンピュータの出力
装置にかけられ、各個人宛帳票33に必要な情報が印字
記録された後、図1、図3の封書作成装置にセットされ
る。ここで連続帳票31は、宛名、伝達情報等を記録し
た印字面が下向きになって走行するようにセットされ
る。この封書作成装置において、折機41のピン車42
が連続帳票31を引き出しながら下方に搬送し、スリッ
タ装置45が両側のマージナルパンチ部分を切断除去す
る。
【0030】ピン車42で下方に送られた連続帳票31
は癖折り装置47によって横ミシン目が交互に癖折りさ
れ、スタック台49上にジグザグに積層される。そし
て、1個の個人宛帳票33を構成する領域が集積された
時点で、切断ブレード51が折り畳み中の連続帳票間に
進入し、次いで、紙押え具53が集積中の連続帳票31
をニップし、切断ブレード51が更に進入して連続帳票
31の横ミシン目34を切断する。これにより、スタッ
ク台49上に集積された個人宛帳票33が、その上に続
く連続帳票31から切り離される。この時、個人宛帳票
33の最初にある宛名欄を有する領域33aは最下部で
下向きとなっている。
【0031】折り畳まれた個人宛帳票33は、その後、
排出コンベア68によって封入装置70に送られ、次い
で、封入位置Pで、窓を下に向け且つ口を開いて待機し
ている封筒71内に押し込み爪75によって押し込まれ
る。個人宛帳票33を入れた封筒71は、その後封緘装
置80に送られ、フラップを折り畳まれ、且つ接着され
て封緘され、その後集積装置90に排出され、集積され
る。以上のようにして、個人宛帳票33が、窓開き封筒
71内に、宛名欄が封筒の窓に対向するように、収容さ
れ、封緘される。
【0032】以上のようにして作成された封書は、内部
に長い個人宛帳票33を収容しており、この個人宛帳票
33には複数の科目の情報を記録しているので、多くの
情報を伝達できる。また、この個人宛帳票33は単に折
り畳んで収容しているので、情報を脱落させるというこ
とがなく、また、複数の領域に渡る情報を記録しても見
やすいという利点を有している。
【0033】なお、上記した実施例では、連続帳票31
の各個人宛帳票33に、複数科目の情報を記録する場合
を説明したが、個人宛帳票33に記録する情報は必ずし
も複数科目に限らず、単一科目の長い情報であっても差
し支えない。
【0034】また、以上に説明した封書作成装置では、
使用する連続帳票31の仕様(例えば、一つの個人宛帳
票33の長さ、折り畳み回数、折り畳み位置間の長さ
等)に応じて、装置の運転条件(ピン車42による送り
量、切断ブレード51、紙押え具53等の作動タイミン
グ等)を変更する必要がある。この運転変更は、運転開
始前にオペレータが手動調整する構成としてもよいが、
各連続帳票の先頭部分にその連続帳票の仕様を示すマー
クを印刷しておき、一方、封書作成装置には、そのマー
クを読み取ってその連続帳票に応じた運転条件に自動設
定する機構を設けておくことが好ましい。このようにす
れば、1つの個人宛帳票33が、複数の異なる長さの情
報領域33b〜33hを持つ場合の折りや切断に対応で
きる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の折機では、連続帳
票をジグザグに折り畳んだ後、適当な位置で切断して折
り畳んだ部分を切り離すことができ、連続帳票の折り畳
みを安定して行うことができ、しかも、連続帳票を所定
長さに切断した後折り畳む場合に比べて連続帳票の走行
経路の長さを短くでき、省スペースを図ることができる
と言う効果を有している。
【0036】また、本発明の封書作成装置では、所定の
伝達情報を各個人宛帳票内に記録した連続帳票を引き出
しながら、上記の折機によってジグザグに折り畳み且つ
各個人宛帳票を切り離し、次いで、折り畳まれた個人宛
帳票を封入装置によって封筒に入れ、封緘装置で封緘す
ることができ、これにより、長い情報領域を有する個人
宛帳票を入れた封書を作成し、多くの情報を各個人に伝
達することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による折機を備えた封書作成
装置の前半部分を示す概略側面図
【図2】上記実施例の折機における連続帳票の集積部分
を示す概略平面図
【図3】上記実施例の封書作成装置の後半部分を示す概
略側面図
【図4】(a)、(b)、(c)は上記実施例における
折機の癖折り装置の動作を説明する概略側面図
【図5】上記癖折り装置の動作を示すタイムチャート
【図6】(a)、(b)、(c)、(d)は上記実施例
における折機の折り畳み及び切断動作を説明する概略側
面図 (A)、(B)、(C)、(D)は上記実施例における
折機の折り畳み及び切断動作を説明する概略平面図
【図7】上記折機の折り畳み部分の動作を示すタイムチ
ャート
【図8】本発明に使用する連続帳票の1例を示す概略平
面図
【図9】従来の連続帳票の例を示す概略平面図
【図10】図9に示す連続帳票から切り離した個人宛帳
票を折り畳む状態を示す概略斜視図
【符号の説明】
31 連続帳票 32 マージナルパンチ 33 個人宛帳票 33a 宛名領域 33b〜33h 情報領域 34 折り畳み用横ミシン目 35 折り畳み用横ミシン目 41 折機 42 ピン車 45 スリッタ装置 47 癖折り装置 49 スタック台 51 切断ブレード 53 紙押え具 55 折りローラ 56 折りブレード 63 アーム 68 排出コンベア 70 封入装置 71 封筒 80 封緘装置 90 集積装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り目形成用の横ミシン目を備えた連続
    帳票を下方に送り出す搬送装置と、下方に降下する連続
    帳票の各横ミシン目に交互の方向となるように折り癖を
    つける癖折り装置と、折り癖を付けられて降下する連続
    帳票が自重によりジグザグに折り重なるように支持する
    スタック台と、このスタック台上に集積される連続帳票
    を横切って走行可能な切断ブレードと、前記スタック台
    上に集積される連続帳票に干渉しない待機位置とその連
    続帳票をスタック台に押し付ける作動位置とに移動可能
    な紙押え具とを有する折機。
  2. 【請求項2】 個人宛帳票を、多数長手方向に配列して
    なる連続帳票を封書形態にするための装置であって、こ
    の連続帳票を引き出しながらジグザグに折り畳み、かつ
    個人宛帳票の境界を切り離す請求項1記載の折機と、折
    り畳んだ個人宛帳票を封筒に収納する封入装置と、個人
    宛帳票を収容した封筒を封緘する封緘装置とを有するこ
    とを特徴とする封書作成装置。
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