JP3098218B2 - 掘削機用液体飛散防止装置 - Google Patents

掘削機用液体飛散防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、建築
構造物や土木構造物の基礎部分を構成する杭を現場で造
成する際に使用する安定液が、掘削機の周囲に飛散しな
いようにする液体飛散防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築構造物や土木構造物を構
築する際、特に構造物の基礎部分が接地する地盤が軟弱
な場合などは、構造物の傾きや沈下などを防止するため
に地中深い部分に基礎を設ける代わりとして杭が採用さ
れている。この杭を採用する場合でも、特に、大型の構
造物の場合や、工場で製造した杭による施工が困難な場
合には、現場において杭が造成されている。
【0003】図8は、このように現場で杭(以下「現場
造成杭」ともいう)を造成する場合の重機を示す図面で
あり、(a) は側面図、(b) はA−A断面図である。この
ような重機Bで掘削する場合、まず、重機Bを掘削位置
にセットし、掘削中心(杭中心)と重機Bに設けられた
掘削機であるケリーバEの中心とを合致させる。そし
て、ケリーバEの先端に掘削用の爪が設けられたバケッ
トCを取付け、駆動機BaでケリーバEを回転させなが
ら下降させることによりバケットCで地盤を掘削する。
このケリーバEの断面は、(b) に示すように、径の異な
る複数の管体Eaを挿入したようなものであり、この例
では、角型断面のケリーバEの全管体Eaが同一回転を
するように構成されている。つまり、径の異なる各管体
Eaを順次内部に納めることで伸縮機構を構成してお
り、先端のバケットCに回転力を伝達しながら伸縮する
ことが可能となっている。
【0004】このケリーバEの伸縮は、図9(a),(b),
(c) に示すケリーバの使用状態を示す工程図のように、
まず、初めに全体の長さで掘削可能な部分まで掘削し
(a) 、次に2段目以下が同時に下がり始め、2段目で掘
削可能な部分まで到達すると(b)、3段目以下が伸びて
順次掘削する(c) 。
【0005】また、このケリーバEは、上部からワイヤ
Wで吊下げられており、このワイヤWは一番内部の管体
eの上部に接続され、掘削時はこのワイヤWを繰り出す
ことによりバケットCを下降させ、掘削後はこのワイヤ
Wを巻き上げることによりバケットCを上昇させてい
る。
【0006】さらに、掘削する地盤が軟弱な場合など
は、掘削した地盤周囲が崩壊して正規の大きさの穴を掘
ることができない場合がある。そのため、このような場
合には、地表面に表層ケーシングDを設け、掘削ととも
に掘削した穴内に安定液Vを入れることによって穴の壁
面の崩壊防止が図られる。一般的に、この安定液Vとし
てベントナイトを主成分としたものを使用する場合が多
く、液体の比重を上げるとともに、混入された鉱物によ
り掘削壁面に一種の膜を形成し、これにより周囲の崩壊
を防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たように上下動させられるケリーバEを吊下げているワ
イヤWの先端部は、掘削深度の増加に伴って安定液面よ
り下方に位置することとなり、管体Ea内に浸入した安
定液中に浸されることになる。
【0008】そのため、バケットCで掘削した土砂を地
中より地上部に引き上げる際、ワイヤWに安定液Vが付
着した状態で引き上げられることになり、ワイヤWが重
機Bのブームの先端に設けられた滑車Bb部分を通過す
る時や、掘削時にケリーバEを回転させるために生じた
ワイヤWのねじれが開放される時等に安定液Vが周囲に
飛散してしまう。
【0009】この安定液は、前記したようにベントナイ
ト(鉱物)を含んでいるため、工事現場の周囲に飛散し
て建物の窓や外壁、あるいは洗濯物等を汚すと、その洗
浄が困難な場合があり問題となる。
【0010】また、このような安定液の飛散を防止する
ために、重機の前面に飛散防止用覆いを設けて飛散防止
を図ることも考えられるが、重機Bの高さが20m程度
の場合もあり、その作業に多くの時間と労力を要し、効
率の良い飛散防止を図ることは困難である。
【0011】なお、この種の従来技術として、実開昭6
3−86143号公報記載の発明があるが、この発明の
飛散防止装置ではワイヤから泥水を除去したとしても、
この飛散防止装置から泥水が飛散するおそれがあり、十
分な飛散防止効果を図ることは困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、ワイヤで吊下げて
上下動させる掘削機の上部でワイヤから液体が飛散する
のを防止するための液体飛散防止装置であって、前記掘
削機の上部に中空部を有する所定高さのカバー部材を設
、このカバー部材の上部に前記ワイヤの通過部を形成
した保持部材を設け、この保持部材の下部開口を掘削機
の上部開口と連通させ、この保持部材にワイヤの外周面
に接して付着した液体を除去する液体除去部材を着脱自
在に設けるとともに、この保持部材を自重でカバー部材
の上端に位置するように構成している。これにより、保
持部材に設けられた液体除去部材がワイヤ通過時に液体
を除去するので、安定液等の液体を使用して掘削機で掘
削したとしても、ワイヤに付着した液体を周囲に飛散さ
せることがない。また、掘削機上部のカバー部材内でワ
イヤから液体を振り落した後、保持部材に設けた液体除
去部材でワイヤ表面の液体を除去するので、効果的な液
体除去を図ることができる。
【0013】この保持部材の下面に位置決め部材を設け
てもよい。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この出願に係る発明の一実
施形態を図面に基づいて説明する。図1(a),(b),(c) は
この出願に係る発明の液体飛散防止装置を示す第1実施
形態の組立工程を示す斜視図であり、図2は同液体飛散
防止装置を保持する状態を示す図面であり、(a) は斜視
図、(b) は側面図である。
【0019】図示するように、この第1実施形態の液体
飛散防止装置Fは、ワイヤWを挟むようにして取着され
る左右2分割構造の保持部材たる保持プレートPと、こ
の保持プレートP上に設けられた液体除去部材1A,1
Bとその支持部材2A,2Bと、保持プレートPを上部
に設けとともに、下部を掘削機たるケリーバE(図3参
照)の上部に設けるためのカバー部材3とから構成され
ている。
【0020】前記保持プレートPは、上部プレート4と
下部プレート5とで構成されている。この上部プレート
4は矩形の板体であり、中央部に向けてワイヤW挿入用
の溝6が設けられている。この上部プレート4の上部に
は半分割された支持部材2Aが固定され、この支持部材
2A内に半分割された液体除去部材1Aが設けられてい
る。4aは固定用の孔である。また、下部プレート5も
矩形の板体であり、中央部に向けてワイヤWを挿入する
ための溝7が設けられており、前記上部プレート4と固
定した時に両溝6,7の最深部がワイヤWの通過部Gと
なる。この下部プレート5の下面には、カバー部材3の
上端に形成された開口部3aに挿入して液体飛散防止装
置Fの位置決めする円筒状の位置決め部材8が設けられ
ている。この位置決め部材8の前記溝7位置は切除され
ている。5aは固定用の孔である。
【0021】さらに、前記上部プレート4に設けられた
半分割の支持部材2Aと固定する半分割の支持部材2B
が設けられ、この支持部材2B内にも半分割された液体
除去部材1Bが設けられている。この支持部材2Bには
前記支持部材2Aと固定するためのブラケット2aが設
けられている。
【0022】これらの液体除去部材1A,1Bにスポン
ジを用いれば、ワイヤWの表面と柔軟に接して安定液を
吸湿しながら除去することができる。この液体除去部材
1A,1Bとしては、弁状に形成されたゴム材やブラシ
材等、あるいは後述する滑車等も利用可能であり、液体
の種類や使用条件等に応じて好ましい液体除去部材を決
定すればよい。
【0023】また、カバー部材3は、円錐形に形成され
ており、上端に前記位置決め部材8が挿入される開口部
3aが設けられ、下端には、後述する図3のように、ケ
リーバEの上端に形成された鍔部Eaに接する保持部3
bが形成されている。
【0024】このように構成された液体飛散防止装置F
の取付け手順を以下に説明する。まず、一方から下部プ
レート5の溝7をワイヤWに挿入する[図1(a) ]。次
に、上部プレート4に設けられた支持部材2A内に半分
割された液体除去部材1Aを挿入し、下部プレート5の
上部で、下部プレート5の挿入方向とは反対方向から上
部プレート4の溝6をワイヤWに挿入する[図1(b)
]。そして、上部プレート4と下部プレート5の四隅
に設けられた孔4a,5aをボルト・ナット9にて固定
する。その後、半分割された支持部材2Bに液体除去部
材1Bを挿入し、上部プレート4に固定されている支持
部材2Aと結合する。この時、ブラケット2aの孔2b
と支持部材2Aの孔2cとがボルト・ナット10にて固
定される[図1(c) ]。このようにして下部プレート5
と上部プレート4と液体除去部材1A,1Bとが一体化
される。これにより、左右の液体除去部材1A,1Bに
よってワイヤWの周囲を所定圧で挟んだ状態となる。
【0025】そして、カバー部材3の上部開口3aに下
部プレート5に設けられた位置決め部材8が挿入される
[図2(a),(b) ]。この下部プレート5とカバー部材3
との間は、ボルト・ナットや係止部材を設けることによ
って固定してもよいが、この実施形態では保持プレート
P等の自重でカバー部材3の上端に位置するように構成
されている。
【0026】図3は前記液体飛散防止装置を掘削機に保
持した状態での液体除去作用を示す断面図である。この
図では、ケリーバE内へと伸長されたワイヤWを引き上
げる状態を示しており、安定液中に浸されたワイヤWを
引き上げる時に、液体飛散防止装置Fの液体除去部材1
がワイヤWの外周面に接して付着した安定液を除去して
いる。
【0027】また、図示するように、この実施形態では
円錐状のカバー部材3を設けることにより、液体飛散防
止装置Fで除去した安定液VをケリーバEの外部へ出す
ことなくワイヤW沿いにケリーバE内の隙間を通過させ
て落としているので、安定液Vのケリーバ周囲への流出
を確実に防止することができる。しかも、このカバー部
材3により、ケリーバEの上部でワイヤWのねじれで生
じた反動で飛散する安定液Vを止めることもでき、カバ
ー部材3の内壁で止めた安定液VもケリーバE内へと落
とすことができる。
【0028】その上、常にケリーバEの上端で安定液V
を除去することができるため、掘削深度やケリーバEの
高さ位置が変化しても常に同一位置関係で安定した液体
除去効果を発揮することができる。
【0029】また、このようにケリーバEの上端に設け
る液体飛散防止装置Fによれば、重機にケリーバEを組
立てる際に容易に取付けることができるとともに、内部
の液体除去部材1が消耗した場合でも容易に交換するこ
とができる。
【0030】この第1実施形態ではカバー部材3を設け
て液体飛散防止装置Fで除去した安定液Vの飛散を防止
しているが、前記位置決め部材8をカバー部材3の代わ
りとして使用することも可能であり、溝7の部分が縦方
向に切除されてワイヤWを挿入できるように形成された
所定高さの位置決め部材であればよい。また、このよう
に形成された位置決め部材の下端形状をケリーバEの上
端に係合させることができるようにすれば、ケリーバE
との一体化が図れるとともに、液体飛散防止装置Fで除
去した安定液を確実にケリーバEの内部へ落とすことが
できる。なお、このカバー部材3、あるいはカバー部材
3に代えた位置決め部材8を設けない液体除去部材であ
っても液体の飛散を防止することは可能である。
【0031】図4(a),(b) は、この出願に係る発明の液
体飛散防止装置における液体除去部材の第2実施形態を
示す図面であり、(a) はワイヤ直線配置例、(b) はワイ
ヤ屈曲配置例を示す側面図である。この実施形態は、液
体除去部材としてワイヤWの通過部に滑車11を設けた
例を示しており、(a) はワイヤWがほぼ垂直に昇降する
ように滑車11を配設した例であり、(b) はワイヤWが
僅かに屈曲しながら昇降するように滑車11を配設した
例である。このようにワイヤWを滑車11で挟むことに
よっても接触部で安定液を落とすことができる。この滑
車11の配設条件も、安定液の種類等によって適宜決定
すればよい。
【0032】図5(a),(b) は、液体除去部材を支持する
支持部材における固定手段の別例を示す図面であり、
(a) は取付状態を示す平面図、(b) は取外し状態を示す
平面図である。この実施形態は、液体除去部材1を支持
する半分割された支持部材2A,2Bの固定手段とし
て、上述したボルト・ナット10に代えて係止部材12
と固定部材13とを設けてワンタッチで着脱自在なよう
に構成した例である。この係止部材12によれば、固定
部材13との固定を係止部材12の回動操作のみで行う
ことができる。
【0033】図6は、この出願に係る発明の液体飛散防
止装置の第3実施形態における支持部材を示す斜視図で
ある。この支持部材2は、前記第1実施形態における支
持部材2Aと支持部材2Bとを屈曲可能な連結部材14
で連結した例である。この連結部材14を設けることに
より、支持部材2Bを上部プレート4から分離させるこ
となく開閉して内部の液体除去部材1A,1Bを交換す
ることができる。
【0034】また、この実施形態でも支持部材2A,2
Bがワンタッチで着脱できるように構成されており、支
持部材2Aに固定部材13が設けられ、支持部材2Bに
係止部材12が設けられている。この係止部材12の端
部に設けられた係止材12aを固定部材13に係合さ
せ、係止部材12に設けられた止め具12bを反固定部
材13側に回動させることにより、これら係止材12a
と止め具12bとの間に設けられたバネ材12cの張力
によって係止部材12が固定部材13と固定される。
【0035】このように構成された支持部材2によれ
ば、短時間で液体除去部材1A,1Bを交換することが
容易に可能となり、作業効率を上げることができる。な
お、これら支持部材2A,2Bの固定手段はこれら以外
であってもよく、上述した例に限定されるものではな
い。
【0036】図7(a),(b) は、液体飛散防止装置におけ
るカバー部材と掘削機の上端部とを固定する場合の図面
であり、(a) はケリーバEの上端に形成された鍔部Ea
の下面に固定する第1例、(b) はケリーバEの上端に形
成された鍔部Eaの上面に固定する第2例を示してい
る。これらの図では省略しているが、ケリーバEの鍔部
Eaとカバー部材3の保持部3bとは、図示しないボル
ト・ナット又は係止部材等によって固定される。Waは
ワイヤWとケリーバEとの連結具である。
【0037】このようにケリーバEの上端にカバー部材
3を係合させて固定することにより、液体飛散防止装置
Fの自重を調整することなく、ワイヤWを引き上げる時
の液体除去部材1との摩擦抵抗によって液体飛散防止装
置FがケリーバEから上方へ引き上げられるのを確実に
防止することができる。
【0038】また、カバー部材3を鍔部Eaに固定する
ことにより、掘削時にケリーバEの回転と同時に液体飛
散防止装置Fが一緒に廻らないようにすることができ、
これによって、掘削時にケリーバEと同時に回転させる
ことによって生じるワイヤWと接する液体除去部材1の
摩耗を低減させることができる。
【0039】なお、上述した液体飛散防止装置Fでは円
筒状の液体除去部材1(1A,1B)を設けた実施形態
を説明したが、液体除去部材1の形状や保持プレートP
の形状等は限定されるものではなく、この出願に係る発
明の趣旨を損なわない範囲での変更は可能である。
【0040】また、前記実施形態ではカバー部材3を円
錐形に形成しているが、箱状やテーパ状、あるいは他の
形状であってもよく、カバー部材3の形態も限定される
ものではない。このことはカバー部材3に代えて位置決
め部材8を用いても同様である。
【0041】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0042】保持部材に設けられた液体除去部材がワイ
ヤ通過時に液体を除去するので、安定液等の液体を使用
して掘削機で掘削した場合でも容易に液体の飛散防止を
図ることができ、ワイヤに付着した液体を周囲に飛散さ
せることのない掘削作業が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c) はこの出願に係る発明の液体飛散
防止装置を示す第1実施形態の組立工程を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す液体飛散防止装置を保持する状態を
示す図面であり、(a) は斜視図、(b) は側面図である。
【図3】図1に示す液体飛散防止装置を掘削機に保持し
た状態での液体除去作用を示す断面図である。
【図4】この出願に係る発明の液体飛散防止装置におけ
る液体除去部材の第2実施形態を示す図面であり、(a)
はワイヤ直線配置例、(b) はワイヤ屈曲は位置例を示す
側面図である。
【図5】液体除去部材を支持する支持部材の固定手段の
別例を示す図面であり、(a) は取付状態を示す平面図、
(b) は取外し状態を示す平面図である。
【図6】この出願に係る発明の液体飛散防止装置におけ
る支持部材の別例を示す斜視図である。
【図7】この出願に係る発明の液体飛散防止装置におけ
るカバー部材と掘削機の上端部とを固定する場合の図面
であり、(a) は第1例、(b) は第2例を示す断面図であ
る。
【図8】従来から使用されている掘削機でありケリーバ
を示す側面図である。
【図9】(a),(b),(c) は図8に示すケリーバの使用状態
を示す工程図である。
【符号の説明】
1A,1B…液体除去部材 2A,2B…支持部材 3…カバー部材 4…上部プレート 5…下部プレート 6,7…溝 8…位置決め部材 11…滑車 12…係止部材 13…固定部材 14…連結部材 W…ワイヤ G…通過部 P…保持プレート E…ケリーバ F…液体飛散防止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−88469(JP,A) 実開 昭63−86143(JP,U) 実公 昭63−12226(JP,Y2) 実公 昭63−12225(JP,Y2) 実公 昭63−12224(JP,Y2) 実公 平5−27588(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21B 12/06 E02F 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤで吊下げて上下動させる掘削機の
    上部でワイヤから液体が飛散するのを防止するための液
    体飛散防止装置であって、 前記掘削機の上部に中空部を有する所定高さのカバー部
    材を設け、該カバー部材の上部に前記ワイヤの通過部を
    形成した保持部材を設け、該保持部材の下部開口を掘削
    機の上部開口と連通させ、該保持部材にワイヤの外周面
    に接して付着した液体を除去する液体除去部材を着脱自
    在に設けるとともに、該保持部材を自重でカバー部材の
    上端に位置するように構成したことを特徴とする掘削機
    用液体飛散防止装置。
  2. 【請求項2】 保持部材の下面に位置決め部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の掘削機用液体飛散防止
    装置。
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