JP2505976B2 - 地下構築物の造成方法 - Google Patents

地下構築物の造成方法

Info

Publication number
JP2505976B2
JP2505976B2 JP5287100A JP28710093A JP2505976B2 JP 2505976 B2 JP2505976 B2 JP 2505976B2 JP 5287100 A JP5287100 A JP 5287100A JP 28710093 A JP28710093 A JP 28710093A JP 2505976 B2 JP2505976 B2 JP 2505976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underground
underground structure
wall
diameter
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5287100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07138938A (ja
Inventor
光弘 國藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ask Kenkyusho KK
Original Assignee
Ask Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ask Kenkyusho KK filed Critical Ask Kenkyusho KK
Priority to JP5287100A priority Critical patent/JP2505976B2/ja
Publication of JPH07138938A publication Critical patent/JPH07138938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505976B2 publication Critical patent/JP2505976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、止水壁や土留め壁等の
地中壁を造成して、この地中壁の片側に沿って地下構築
物を造成する地下構築物の造成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から新たに地下構築物を造成する場
合、地下構築物の造成エリアの地盤を掘削して地下構築
物を造成したり、あるいはシールドを掘進させて排水
管、水道管、トンネル等を造成したりしている。上記何
れの場合も、止水壁や土留め壁等の地中壁を地下構築物
の造成に先立って地下構築物の造成エリアに沿って造成
し、新たな地下構築物の造成時に周辺土砂の崩壊を防止
したり、あるいは地下水の流出を防止したりしている。
このように地下壁を造成した後、地下壁の一方の側方に
地下構築物を造成するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例にあって
は、止水壁や土留め壁等の地中壁は単に周辺土砂の崩壊
の防止や地下水の流出を防止しているのみで、新たに造
成する地下構築物の荷重を支持するようにはなっていな
かった。このため、地下構築物が建物などの場合、必要
に応じて新たな地下構築物の荷重を支持するための杭を
打設するものであり、杭の打設本数が多くて施工に時間
がかかるという問題があり、また、シールド工法などで
地下構築物を構築する場合や、建物などの場合でも杭打
ちをしないものにおいては、地震などの際に、液状化現
象により地下構築物が浮き上がるおそれがある。また、
地下構築物の下方の地盤が軟弱地盤の場合など垂直荷重
により沈下したりするという問題がある。また、新たな
地下構築物を造成する際に地中壁を造成するといえども
隣接する既存地下構築物の側方に地中壁が造成してある
のみで、既存地下構築物の下方の地盤は何ら補強されて
おらず、このため、新たな地下構築物を築造している途
中において、隣接する既存の地下構築物が沈下して傾い
たりするおそれもあった。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、止水や
土留めをするための地中壁を造成することで同時に新た
に造成する地下構築物の真下の地盤改良を行って一種の
基礎の役目をさせることができ、新たに造成する地下構
築物の浮き上がりや沈下を防止でき、また、隣接の既存
の地下構築物の真下の地盤改良も同時にできて隣接の既
存の地下構築物の沈下、及び沈下による傾きを確実に防
止しながら新たな地下構築物を造成することができる地
下構築物の造成方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の地下構築
物の造成方法は、地中の土砂と固結材4とを攪拌混合し
て地中に巾狭の壁体K 1 とこの巾狭の壁体K1 の下方に
連続する巾広の壁体K2 とよりなる止水壁や土留め壁等
の地中壁Kを造成し、その後、該地中壁Kの一方の側方
に地下構築物Aを造成すると共に該地下構築物Aの下面
部の真下に地中壁Kの巾広の壁体K2 の側方突出部31
を位置させることを特徴とするものである。
【0006】また、一対の地中壁Kを造成し、次に該一
対の地中壁Kの間に地下構築物Aを造成すると共に地下
構築物の下面部の真下に両側の地中壁Kの巾広の壁体K
2 の側方突出部31を位置させることも好ましい。ま
た、地下構築物Aを造成しようとする区域の外周に沿っ
て地中壁Kを造成し、次にこの地中壁Kに囲まれた区域
に地下構築物Aを造成すると共に地下構築物Aの下面部
の周囲の真下に周囲の地中壁Kの巾広の壁体K2 の側方
突出部31を位置させることも好ましい。
【0007】また、拡縮自在な攪拌手段2と固結材噴射
口3とを備えた回転軸1を用いて攪拌手段2を縮径した
り、拡径したりして固結材4と土砂とを攪拌混合して地
中に土砂と固結材4とを攪拌混合した小径の柱体C1
これの下方に連続する土砂と固結材4とを攪拌混合した
大径の柱体C2 を造成し、同様にして順次柱体Cを造成
して地中壁Kを造成することも好ましい。
【0008】また、地下構築物Aを造成しようとする区
域の外側に存在する既存地下構築物Bに沿って、拡縮自
在な攪拌手段2と固結材噴射口3とを備えた回転軸1を
攪拌手段2を縮径した状態で地中に挿入して既存地下構
築物Bの外面に沿った小径の柱体C1 を造成し、次に、
攪拌手段2が既存地下構築物Bの下端より下方に位置し
た段階で攪拌手段2を拡径して攪拌手段2の拡径した部
分を既存地下構築物Bの真下の地中に位置させ、この状
態で固結材4と土砂とを攪拌混合して小径の柱体C1
連続し且つ側方突出部31が既存地下構築物Bの真下に
位置する大径の柱体C2 を造成し、同様にして順次柱体
Cを造成して地中壁Kを造成し、その後、該地中壁Kの
一方の側方に地下構築物Aを造成すると共に該地下構築
物Aの下面部真下に地中壁Kの巾広の壁体Kの側方突出
部31を位置させることも好ましい。
【0009】また、固結材4に繊維Sを混入した状態で
地中に噴射して土砂と攪拌混合することも好ましい。
【0010】
【作用】しかして、上記の構成の本発明によれば、まず
地中の土砂と固結材4とを攪拌混合して地中に巾狭の壁
体K1 とこの巾狭の壁体K1 の下方に連続する巾広の壁
体K2 とよりなる止水壁や土留め壁等の地中壁Kを造成
する。次に、地中壁Kの一方の側方に地下構築物Aを造
成するのであるが、この場合、造成する地下構築物Aの
下面部の真下に地中壁Kの巾広の壁体K2 の側方突出部
31が位置するように施工するものであり、このことに
より、止水壁や土留め壁等の地中壁Kの下部の巾広の壁
体K2 が新たに造成する地下構築物Aの真下の地盤改良
部となって新たに造成する地下構築物Aの基礎の一部を
兼用することになる。
【0011】また、一対の地中壁Kを造成し、次に該一
対の地中壁Kの間に地下構築物Aを造成すると共に地下
構築物の下面部の真下に両側の地中壁Kの巾広の壁体K
2 の側方突出部31を位置させると、新たに造成する地
下構築物Aの下面部の両側を地盤改良した巾広の壁体K
2 の側方突出部31により支持できることになる。ま
た、地下構築物Aを造成しようとする区域の外周に沿っ
て地中壁Kを造成し、次にこの地中壁Kに囲まれた区域
に地下構築物Aを造成すると共に地下構築物Aの下面部
の周囲の真下に周囲の地中壁Kの巾広の壁体K2 の側方
突出部31を位置させると、新たに造成する地下構築物
Aの下面部の周囲を地盤改良した巾広の壁体K2 の側方
突出部31により支持できることになる。
【0012】また、拡縮自在な攪拌手段2と固結材噴射
口3とを備えた回転軸1を用いて攪拌手段2を縮径した
り、拡径したりして固結材4と土砂とを攪拌混合して地
中に土砂と固結材4とを攪拌混合した小径の柱体C1
これの下方に連続する土砂と固結材4とを攪拌混合した
大径の柱体C2 を造成し、同様にして順次柱体Cを造成
して地中壁Kを造成することで、簡単な方法で、止水壁
や土留め壁となり且つ新たな地下構築物Aの下面部にお
いて基礎の役目も兼用する地中壁Kを造成することがで
きることになる。
【0013】また、地下構築物を造成しようとする区域
の外側に存在する既存地下構築物Bに沿って、拡縮自在
な攪拌手段2と固結材噴射口3とを備えた回転軸1を攪
拌手段2を縮径した状態で地中に挿入して既存地下構築
物Bの外面に沿った小径の柱体C1 を造成し、次に、攪
拌手段2が既存地下構築物Bの下端より下方に位置した
段階で攪拌手段2を拡径して攪拌手段2の拡径した部分
を既存地下構築物Bの真下の地中に位置させ、この状態
で固結材4と土砂とを攪拌混合して小径の柱体C1 に連
続し且つ側方突出部31が既存地下構築物Bの真下に位
置する大径の柱体C2 を造成し、同様にして順次柱体C
を造成して地中壁Kを造成することで、簡単な方法で、
止水壁や土留め壁となり且つ隣接する既存地下構築物B
の真下の地盤改良をした地中壁Kが造成でき、しかも、
その後、地中壁Kの一方の側方に地下構築物Aを造成す
ると共に該地下構築物Aの下面部真下に地中壁Kの巾広
の壁体Kの側方突出部31を位置させることで、上記止
水壁や土留め壁となり且つ隣接する既存地下構築物Bの
真下の地盤改良部を兼用した地中壁Kが、更に新たに造
成する地下構築物Aの真下の地盤改良部となって新たに
造成する地下構築物Aの基礎の一部を兼用することにな
る。
【0014】また、固結材4に繊維Sを混入した状態で
地中に噴射して土砂と攪拌混合することで、止水壁や山
止め壁となり且つ新たに形成される地下構築物Aや既存
地下構築物Bの基礎の一部となる地中壁Kは土砂と繊維
と固結材4とが攪拌混合されて一体化した強固な地盤改
良がなされることになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図3乃至図6には本発明の方法において
地中壁Kを造成するために用いる装置の一例が示してあ
る。図中1は回転軸であって、実施例においては複数本
の回転軸1がクローラクレーン等の施工機のリーダに沿
って昇降する昇降体に設けた多軸装置12に上端部を回
転自在に取付けてあり、回転装置13により回転軸1を
回転するようになっている。図3の実施例においては回
転軸1は複数本昇降体12に回転自在に取付けてある
が、単軸であってもよいのはもちろんである。昇降体は
ワイヤーにより吊り下げてあり、巻取ドラムのような巻
取り手段により巻き取るようになっている。回転軸1の
下端部にはビットのような掘削手段15が設けてあり、
また、この回転軸1には拡縮自在な攪拌手段2が設けて
ある。攪拌手段2は上下方向に1乃至複数設けてある。
また、回転軸1の上下方向の任意の位置にスクリューや
翼等の拡縮しない攪拌部14を設けてもよく、この攪拌
部14の回転軌跡の半径は後述の攪拌手段2を拡径した
場合の回転軌跡の半径よりも小さく、攪拌手段2を縮径
した状態における回転軌跡の半径とほぼ同じとなってい
る。ここで、回転軸1を多軸としたものにおいては、隣
り合う回転軸1に設ける攪拌手段2の位置を上下にずら
してあって、隣合う攪拌手段2の拡径状態において描く
回転軌跡が平面視で一部重複するようにしてある。ま
た、攪拌手段2を縮径した状態で隣合う攪拌手段2の描
く回転軌跡も平面視で一部重複するようにしてもよい。
【0016】攪拌手段2を拡縮する機構としては、図3
乃至図6に示すものは回転軸1に取付け部16を設け、
取付け部16に攪拌部材17を枢支軸18により回動自
在に取付け、攪拌部材17は油圧シリンダーのような拡
縮駆動装置19により駆動されるようになっていて拡縮
自在な攪拌手段2が構成してある。この実施例において
は図6の実線状態が攪拌手段2を拡径した状態であり、
図6の破線の状態が攪拌手段2を縮径した状態である。
【0017】また、拡縮する攪拌手段2としては図3乃
至図6の実施例にのみ限定されず、図7、図8の実施例
のようなものでもよい。すなわち、この実施例では攪拌
部材17が油圧シリンダーのような拡縮駆動装置19に
より垂直面で起倒自在に駆動されるのであり、図7の実
線が攪拌部材17が拡径した状態、図7の破線が攪拌部
材17が縮径した状態を示している。
【0018】また、図9乃至図11の実施例において
は、回転軸1に取付け部16を設け、この取付け部16
に攪拌部材17の一端部を回転自在に取付けて攪拌手段
2が構成してある。取付け部16は上下に対向した上下
突部16a、16bと上下突部16a、16b間に位置
する略ひし形をした中央柱部16cとで構成してあり、
上下突部16a、16bの対角線上において対向する一
組の角部付近において攪拌部材17の後端部を枢支軸1
8により枢支してある。しかして、攪拌部材17の図1
0の状態が攪拌手段2の拡径した状態であり、図11の
状態が攪拌手段2が縮径した状態である。そして回転軸
1を矢印イ方向に回転すると攪拌部材17の一側面30
が中央柱部16cの当たり面31に当たって拡径状態が
保たれる。一方、図10の矢印ロ方向に回転軸1を回転
すると攪拌部材17は土砂の抵抗で矢印ハ方向に回転
し、図11の状態(つまり攪拌部材17の他側面22が
中央柱部16cの傾斜した当たり面31に当たって止ま
る状態)に縮径する。図11に示すような攪拌部材17
の縮径状態において回転軸1を矢印イ方向に回転する
と、土の抵抗で攪拌部材17が矢印ニ方向に回転して図
10のように拡径する。
【0019】また、本発明の上記各実施例において、攪
拌手段2に掘削機能を有する刃部を設けてもよい。回転
軸1の先端のビット部分や攪拌手段2の近傍等には固結
材噴射口3が設けてある。固結材噴射口3はセメントミ
ルク、セメントミルクとアスファトとの混合液、あるい
は、セメントミルクと他の薬品との混合液、生石灰や消
石灰等の硬化剤や安定剤等の固結材4を地中に噴射する
ためのものであり、攪拌手段2近傍に設けた固結材噴射
口3は固結材4を横又は斜め横に向けて噴射するように
なっており、固結材4を拡縮する攪拌手段2の近傍で横
又は斜め横に噴射することで、噴射されている固結材4
と土砂とを拡径した状態又は縮径した状態の攪拌手段2
により混合攪拌できるようになっている。回転軸1は中
空で内部に固結材供給路20が設けてあり、この固結材
供給路20には固結材供給手段5からホースを介して固
結材4が供給され、固結材噴射口3から横方向又は斜め
横方向に固結材4が噴射されるようになっている。回転
軸1には更に拡縮駆動装置19が油圧シリンダーのよう
な場合油圧用の油通路21が配置してある。
【0020】本発明は上記のような攪拌混合装置を用い
て施工するものである。施工に当たっては、まず、新た
に造成しようとする地下構築物Aの造成区域の縁に沿っ
て攪拌手段2を縮径した状態で回転軸1を垂直な姿勢の
状態を保って回転しながら地中に挿入する。この場合、
回転軸1を地中に挿入する際には固結材噴射口3から固
結材4を噴出しながら掘削する。このようにして回転軸
1を地中に挿入していって、攪拌手段2が目的とするレ
ベルよりも下位に位置すると、攪拌手段2を拡径して攪
拌手段2の拡径し、この状態で、固結材噴射口3から固
結材4を噴出しながら回転軸1を回転することで拡径し
た攪拌手段2により土砂と固結材4とを攪拌混合する。
この場合、必要長さだけ回転軸1を上下方向に移動して
上記拡径した攪拌手段2により土砂と固結材4とを攪拌
混合するものである。ここで、回転軸1を地中に挿入し
て攪拌手段2が目的とするレベルよりも下位のレベルに
なった時点から攪拌手段2を拡径して土砂と固結材4と
を攪拌混合し、この攪拌混合を継続しながら所定深さま
で施工し、所定深さまで到ると、攪拌手段2を拡径させ
たまま、固結材4を噴射するかまたは噴射しないで回転
軸1を回転させながら上下に回転軸1を何度か移動させ
て土砂と固結材4とを再度攪拌混合し、その後、目的と
するレベルまで攪拌手段2を上昇させて、ここで回転軸
1を縮径させて引き上げるものである。この引き上げ時
には固結材4を噴射してもしなくてもよいものである。
また、上記実施例においては、回転軸1を地中に挿入し
て攪拌手段2が目的とするレベルよりも下位のレベルに
到達した時点から攪拌手段2を拡径して土砂と固結材4
とを攪拌混合を開始して下降したが、攪拌手段2を縮径
した状態で回転軸1を地中に挿入する際、縮径した攪拌
手段2を最大下降位置まで下降させ、次に、この最大下
降位置に攪拌手段2が位置した時点で攪拌手段2を拡径
すると共に固結材4を噴出して土砂と固結材4とを混合
攪拌しながら回転軸1を上昇させ、必要に応じて上記混
合攪拌をしながら回転軸1の上下を繰り返し、必要な混
合攪拌が行われた後、攪拌手段2を縮径して回転軸1を
引き上げるようにしてもよい。この引き上げ時には固結
材4を噴射してもしなくてもよいものである。そして、
このようにして攪拌手段2を縮径した状態で土砂と固結
材4とを混合攪拌して小径の柱体C1 を造成すると共に
攪拌手段2を拡径した状態で土砂と固結材4とを混合攪
拌して小径の柱体C1 の下に連続する大径の柱体C2
造成する。同様にして順次柱体Cを造成して地中壁Kを
造成する。この場合、隣合う柱体Cは小径の柱体C1
士、大径の柱体C2 同士が平面視で一部重複するように
施工する。ここで、形成された地中壁Kの下端は支持地
盤まで到るようにするのが好ましい。なお、固結材4の
噴射に当たっては攪拌手段2を縮径した状態では噴射圧
を低く、攪拌手段2を拡径した状態では噴射圧を高くす
ることが好ましい。また、上記柱体Cには硬化前に必要
に応じてH綱その他の応力材やあるいは止水部材等を埋
設する。添付図面中Dは地盤を示している。
【0021】上記のようにして図1(a)に示すように
地中壁Kを造成した後、図1(b)に示すように地中壁
Kの一方の側方に地下構築物Aを造成するものである。
この新たに造成する地下構築物Aは例えば、建築物や排
水管、水道管、トンネル等種々のものがあるが、建築物
の場合には地上から地盤を掘って地下構築物を構成する
ものであり、また、排水管、水道管、トンネル等の地下
筒状体の場合にはシールド工法により地下構築物を構成
する(もちろん地上から地盤を掘って排水管や水道管、
トンネル等を形成してもよい)。図1には地下構築物A
が建物1Aの場合を示し、図12には地下構築物Aが排
水管、水道管、トンネル等の地下筒状体2Aの場合を示
している。そして、いずれの場合においても、地中壁K
の一方の側方に地下構築物Aを造成するに当たり、地下
構築物Aの下面部の真下に地中壁Kの巾広の壁体K2
側方突出部31を位置させるように造成するものであ
る。このことにより、本来、止水壁や土留め壁としての
機能しかない地中壁Kに地下構築物Aの下面部の真下の
地盤改良による一種の基礎の役目を付与することにな
る。ここで、地上から地盤を掘って地下構築物Aを形成
する場合には杭打ちをする場合としない場合とがある
が、杭打ちをする場合でも上記地中壁Kの巾広の壁体K
2 の側方突出部31が新たに造成する地下構築物Aの基
礎の一部を兼用することで、杭の打設本数を少なくでき
ることになる。また、シールド2Aの場合には造成され
るシールド2Aの下方は従来は現状の地盤のままである
が、本発明によれば、シールド2Aの真下に地中壁Kの
巾広の壁体K2 の側方突出部31が位置し、シールド2
Aの沈下や浮き上がり等が防止されることになる。
【0022】上記のように地下構築物Aを造成する際、
シールド2Aの造成に当たっては、シールド2Aを造成
しようとする区域の両側に沿って一対の地中壁Kを造成
し、次に該一対の地中壁Kの間に地下構築物Aを造成す
ると共に地下構築物Aの下面部の真下に両側の地中壁K
の巾広の壁体K2 の側方突出部31を位置させる。ま
た、地下構築物Aを造成する際、建物1Aの造成に当た
っては、建物1Aを造成しようとする区域の外周に沿っ
て地中壁Kを造成し、次にこの地中壁Kに囲まれた区域
に地下構築物Aを造成すると共に地下構築物Aの下面部
の周囲の真下に周囲の地中壁Kの巾広の壁体K2 の側方
突出部31を位置させる。
【0023】ところで、地下構築物Aを造成しようとす
る区域に隣接して図13(a)のように既存地下構築物
Aが存在する場合には、次のように施工する。すなわ
ち、まず、地下構築物Aを造成しようとする区域の外側
に存在する既存地下構築物Bの外側に沿って、拡縮自在
な攪拌手段2と固結材噴射口3とを備えた回転軸1を攪
拌手段2を縮径した状態で地中に挿入して既存地下構築
物Bの外面に沿った小径の柱体C1 を造成し、次に、攪
拌手段2が既存地下構築物Bの下端より下方に位置した
段階で攪拌手段2を拡径して攪拌手段2の拡径した部分
を既存地下構築物Bの真下の地中に位置させ、この状態
で固結材4と土砂とを攪拌混合して小径の柱体C1 に連
続し且つ一部が既存地下構築物Bの真下に位置する大径
の柱体C2を造成する。次に、同様にして順次柱体Cを
造成して図13(b)のように地中壁Kを造成し、その
後、図13(c)のように地中壁Kの一方の側方に地下
構築物Aを造成すると共に該地下構築物Aの下面部真下
に地中壁Kの巾広の壁体K2の側方突出部31を位置さ
せる。このようにすることで、地中壁Kは止水壁や山止
め壁の役目をするだけでなく、地中壁Kの下部の巾広の
壁体K2 の一方の側方への突出部が既存地下構築物Bの
真下に存在して既存地下構築物Bの真下の地盤改良部と
なり、一種の基礎の役目をし、新たに隣りに地下構築物
Aを形成する際に既存の地下構築物Bが沈下したり、傾
いたりするのを防止することができる。そして、地中壁
Kの下部の巾広の壁体K2 の他方の側方突出部31が新
たに造成する地下構築物Aの真下に存在して新たに造成
する地下構築物Aの真下の地盤改良部となり、一種の基
礎の役目をするのである。
【0024】ところで、新しく造成する地下構築物Aが
建物1Aなどの場合、地中壁Kを造成し、その後、該地
中壁Kの側方の敷地を掘って新しく地下構築物Aを造成
するのであるが、この場合、図14のように巾広の壁体
2 の一方の側方突出部31の上部を所定深さ削り、削
って残った側方突出部31の上に新たに造成する地下構
築物Aの下面部が位置するように施工することもでき
る。
【0025】なお、図14にはH綱のような応力材30
を入れた例が示してあるが、他の実施例でもH綱のよう
な応力材30を入れてもよく、また入れない場合もあ
る。また、後述の繊維Sを入れる場合に更にこのH綱の
ような応力材30を入れてもよい。本発明の上記各実施
例において地中壁Kを造成する際に使用する固結材4に
は必要に応じて繊維Sを混入して地中に噴射して土砂と
攪拌混合するようにしてもよい。繊維Sを入れた一例を
図15に示す。この場合、使用する繊維Sとしては、例
えば綱繊維であり、長さが数センチ(例えば3〜6c
m)、直径が0.3〜1.5mm程度のものが用いら
れ、必要に応じて繊維の端部を屈曲して屈曲部を形成す
る。勿論、長さや直径や形状は上記のもののみに限定さ
れるものではない。そして、このように繊維Sと固結材
4と土砂とが混合一体化することで強度の強い地中壁K
を造成することができる。特に、新しく造成する地下構
築物Aや既存地下構築物Bの一種の基礎となる部分であ
る巾広の壁体K2 が繊維Sと固結材4と土砂とが混合一
体化したものであると、基礎としての強度を十分発現さ
せることが可能である。そして、この場合、繊維Sは固
結材4と共に固結材噴射口3から噴出しながら拡径した
攪拌手段2で土砂と繊維Sと固結材4とを攪拌混合する
ので、巾広の壁体K2 の側方突出部31にも確実に引張
材である繊維Sが存在するように施工できる。つまり、
上記のようにすることで新しく造成する地下構築物Aや
既存地下構築物Bの一種の基礎となる部分である巾広の
壁体K2 の側方突出部31に確実に繊維Sが存在するよ
うに施工できるのである。
【0026】
【発明の効果】本発明の装置にあっては、上述のよう
に、地中の土砂と固結材とを攪拌混合して地中に巾狭の
壁体とこの巾狭の壁体の下方に連続する巾広の壁体とよ
りなる止水壁や土留め壁等の地中壁を造成し、その後、
該地中壁の一方の側方に地下構築物を造成すると共に該
地下構築物の下面部の真下に地中壁の巾広の壁体の側方
突出部を位置させるので、止水壁や土留め壁等の地中壁
の下部の巾広の壁体が新たに造成する地下構築物の真下
の地盤改良部となって新たに造成する地下構築物の基礎
の一部を兼用するものであり、新たに造成される地下構
築物を安定して施工できると共に新たに造成される地下
構築物が沈下したり、浮き上がったりするのを防止でき
るものである。
【0027】また、一対の地中壁を造成し、次に該一対
の地中壁の間に地下構築物を造成すると共に地下構築物
の下面部の真下に両側の地中壁の巾広の壁体の側方突出
部を位置させると、特に、地下構築物がシールドの場合
には対向する地中壁間においてシールドを造成していく
だけで、形成されたシールドの両側の真下に巾広の壁体
の側方突出部が位置することになり、工事としては地中
壁の造成とシールドの造成のみで、造成されるシールド
の浮き上がりや沈下を防止できるものである。
【0028】また、地下構築物を造成しようとする区域
の外周に沿って地中壁を造成し、次にこの地中壁に囲ま
れた区域に地下構築物を造成すると共に地下構築物の下
面部の周囲の真下に周囲の地中壁の巾広の壁体の側方突
出部を位置させるものにおいては、新たに造成する地下
構築物の下面部の周囲を地盤改良した巾広の壁体の側方
突出部により支持できるものである。
【0029】また、拡縮自在な攪拌手段と固結材噴射口
とを備えた回転軸を用いて攪拌手段を縮径したり、拡径
したりして固結材と土砂とを攪拌混合して地中に土砂と
固結材とを攪拌混合した小径の柱体とこれの下方に連続
する土砂と固結材とを攪拌混合した大径の柱体を造成
し、同様にして順次柱体を造成して地中壁を造成するこ
とで、簡単な方法で、止水壁や土留め壁となり且つ新た
な地下構築物の下面部において基礎の役目も兼用する地
中壁を造成することができるものである。
【0030】また、地下構築物を造成しようとする区域
の外側に存在する既存地下構築物に沿って、拡縮自在な
攪拌手段と固結材噴射口とを備えた回転軸を攪拌手段を
縮径した状態で地中に挿入して既存地下構築物の外面に
沿った小径の柱体を造成し、次に、攪拌手段が既存地下
構築物の下端より下方に位置した段階で攪拌手段を拡径
して攪拌手段の拡径した部分を既存地下構築物の真下の
地中に位置させ、この状態で固結材と土砂とを攪拌混合
して小径の柱体に連続し且つ側方突出部が既存地下構築
物の真下に位置する大径の柱体を造成し、同様にして順
次柱体を造成して地中壁を造成することで、簡単な方法
で、止水壁や土留め壁となり且つ隣接する既存地下構築
物の真下の地盤改良をした地中壁が造成できて隣接する
既存地下構築物の沈下や傾き等を確実に防止でき、しか
も、その後、地中壁の一方の側方に地下構築物を造成す
ると共に該地下構築物の下面部真下に地中壁の巾広の壁
体の側方突出部を位置させることで、上記止水壁や土留
め壁となり且つ隣接する既存地下構築物の真下の地盤改
良部を兼用した地中壁が、更に新たに造成する地下構築
物の真下の地盤改良部となって新たに造成する地下構築
物の基礎の一部を兼用するものである。このように、施
工が簡略化され、しかも隣接の既存地下構築物が傾いた
り沈下したりするのを確実に防止しながら安定して新し
い地下構築物を造成できるものである。
【0031】また、固結材に繊維を混入した状態で地中
に噴射して土砂と攪拌混合することで、止水壁や山止め
壁となり且つ新たに形成される地下構築物や既存地下構
築物の基礎の一部となる地中壁は土砂と繊維と固結材と
が攪拌混合されて一体化した強固な地盤改良がなされて
新しい地下構築物の真下において基礎となる部分の強度
を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の一実施例の施工順序を
示す断面図である。
【図2】同上の施工後の状態の破断斜視図である。
【図3】本発明に用いる装置の一例の正面図である。
【図4】同上の攪拌手段を拡径した状態の一部拡大正面
図である。
【図5】同上の攪拌手段を縮径した状態の一部拡大正面
図である。
【図6】同上の一部拡大平面断面図である。
【図7】本発明に用いる装置の他の実施例の攪拌手段の
一部拡大正面図である。
【図8】同上の一部拡大平面断面図である。
【図9】本発明の用いる装置の更に他の実施例の攪拌手
段の正面図である。
【図10】同上の攪拌手段の拡径状態の平面断面図であ
る。
【図11】同上の攪拌手段の縮径状態の平面断面図であ
る。
【図12】(a)(b)は本発明の他の実施例の施工順
序を示す断面図である。
【図13】(a)(b)(c)は本発明の更に他の実施
例の施工順序を示す断面図である。
【図14】(a)(b)(c)は本発明の更に他の実施
例の施工順序を示す断面図である。
【図15】(a)(b)は本発明の更に他の実施例の施
工順序を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 攪拌手段 3 固結材噴射口 4 固結材 31 側方突出部 A 地下構築物 B 既存地下構築物 C 柱体 C1 小径の柱体 C2 大径の柱体 K 地中壁 K1 巾狭の壁体 K2 巾広の壁体 S 繊維

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中の土砂と固結材とを攪拌混合して地
    中に巾狭の壁体とこの巾狭の壁体の下方に連続する巾広
    の壁体とよりなる止水壁や土留め壁等の地中壁を造成
    し、その後、該地中壁の一方の側方に地下構築物を造成
    すると共に該地下構築物の下面部の真下に地中壁の巾広
    の壁体の側方突出部を位置させることを特徴とする地下
    構築物の造成方法。
  2. 【請求項2】 一対の地中壁を造成し、次に該一対の地
    中壁の間に地下構築物を造成すると共に地下構築物の下
    面部の真下に両側の地中壁の巾広の壁体の側方突出部を
    位置させることを特徴とする請求項1記載の地下構築物
    の造成方法。
  3. 【請求項3】 地下構築物を造成しようとする区域の外
    周に沿って地中壁を造成し、次にこの地中壁に囲まれた
    区域に地下構築物を造成すると共に地下構築物の下面部
    の周囲の真下に周囲の地中壁の巾広の壁体の側方突出部
    を位置させることを特徴とする請求項1記載の地下構築
    物の造成方法。
  4. 【請求項4】 拡縮自在な攪拌手段と固結材噴射口とを
    備えた回転軸を用いて攪拌手段を縮径したり、拡径した
    りして固結材と土砂とを攪拌混合して地中に土砂と固結
    材とを攪拌混合した小径の柱体とこれの下方に連続する
    土砂と固結材とを攪拌混合した大径の柱体を造成し、同
    様にして順次柱体を造成して地中壁を造成することを特
    徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の地下
    構築物の造成方法。
  5. 【請求項5】 地下構築物を造成しようとする区域の外
    側に存在する既存地下構築物に沿って、拡縮自在な攪拌
    手段と固結材噴射口とを備えた回転軸を攪拌手段を縮径
    した状態で地中に挿入して既存地下構築物の外面に沿っ
    た小径の柱体を造成し、次に、攪拌手段が既存地下構築
    物の下端より下方に位置した段階で攪拌手段を拡径して
    攪拌手段の拡径した部分を既存地下構築物の真下の地中
    に位置させ、この状態で固結材と土砂とを攪拌混合して
    小径の柱体に連続し且つ側方突出部が既存地下構築物の
    真下に位置する大径の柱体を造成し、同様にして順次柱
    体を造成して地中壁を造成し、その後、該地中壁の一方
    の側方に地下構築物を造成すると共に該地下構築物の下
    面部真下に地中壁の巾広の壁体の側方突出部を位置させ
    ることを特徴とする地下構築物の造成方法。
  6. 【請求項6】 固結材に繊維を混入した状態で地中に噴
    射して土砂と攪拌混合することを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれかに記載の地下構築物の造成方法。
JP5287100A 1993-11-16 1993-11-16 地下構築物の造成方法 Expired - Fee Related JP2505976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287100A JP2505976B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 地下構築物の造成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287100A JP2505976B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 地下構築物の造成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07138938A JPH07138938A (ja) 1995-05-30
JP2505976B2 true JP2505976B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=17713066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5287100A Expired - Fee Related JP2505976B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 地下構築物の造成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2505976B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5542633B2 (ja) * 2010-11-18 2014-07-09 株式会社竹中工務店 地盤改良体及び地盤改良体の水平耐力算定方法
KR101542078B1 (ko) * 2014-09-03 2015-08-06 유구이앤씨(주) 친환경 흙막이벽 및 그 시공방법
JP2016160700A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 東日本旅客鉄道株式会社 基礎補強方法
JP6718767B2 (ja) * 2016-07-29 2020-07-08 大成建設株式会社 土構造物とコンクリート構造物の複合体とその施工方法
JP7184244B2 (ja) * 2018-01-24 2022-12-06 株式会社竹中工務店 浮上り抑制構造、及び逆打ち工法
JP7326679B2 (ja) * 2019-05-21 2023-08-16 株式会社竹中工務店 山留め工法
JP7435970B2 (ja) * 2019-12-27 2024-02-21 ジェコス株式会社 ソイルセメント柱列壁のソイル欠損部の対策工法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07138938A (ja) 1995-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07113214B2 (ja) 地中連続壁用掘削装置とその装置を使用する工法
JP5282541B2 (ja) 覆工体の浮き上がり防止方法
JP2505976B2 (ja) 地下構築物の造成方法
EP1600560B1 (en) A method and device for forming a pile
JP4074198B2 (ja) 既設杭の撤去方法
JP3948655B2 (ja) 山留め壁及び地下構造物の構築方法
JPH0656015B2 (ja) 杭の中掘り工法
JP6729902B1 (ja) ソイルセメント連続壁の施工法
JP2942779B1 (ja) 地中壁の施工法
CN209620033U (zh) 主动式双向倾斜排桩基坑支护结构
JPH10131217A (ja) 立坑等の地下構築物およびその構築方法
JPS5827366B2 (ja) 頭部補強杭造成用装置
JPH03257215A (ja) 杭造成工法
KR102627320B1 (ko) 연약지반 보강용 경사 그라우팅 장비
JP2003056001A (ja) 拡幅掘削装置及び拡幅掘削方法
JPH0114378B2 (ja)
JPH07138965A (ja) 既存の地下構築物の真下の地盤の補強方法
JP7566235B1 (ja) 地盤の改良方法
CN209620034U (zh) 主动式x形双排桩基坑支护结构
JP3440661B2 (ja) トンネルの防護工法
JP3146375B2 (ja) 既設構造物の保持方法
JPS58120918A (ja) 杭の埋設方法
JPS6254929B2 (ja)
JPH07158389A (ja) 崩壊性地山トンネルの切羽自立工法
JPS6062333A (ja) 掘削機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960206

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees