JPH03257215A - 杭造成工法 - Google Patents
杭造成工法Info
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- JPH03257215A JPH03257215A JP5582990A JP5582990A JPH03257215A JP H03257215 A JPH03257215 A JP H03257215A JP 5582990 A JP5582990 A JP 5582990A JP 5582990 A JP5582990 A JP 5582990A JP H03257215 A JPH03257215 A JP H03257215A
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、土木の基礎工事として、既成杭や矢板を建込
むに際して、その根固めが確実かつ簡単に行える杭造成
工法に関する。
むに際して、その根固めが確実かつ簡単に行える杭造成
工法に関する。
止水土留壁を遺戒する方法として、鋼管矢板を連続して
建込み、これで柱列壁を形成する方法がよく採用される
。
建込み、これで柱列壁を形成する方法がよく採用される
。
第８図はその一例を示すもので、鋼管矢板１は側面長手
方向に沿って継手１ａを設けたものを使用し、該継手１
ａを介して矢板１を順次並列していく。図中２は、この
鋼管矢板１を建込むための掘削孔を示す。
方向に沿って継手１ａを設けたものを使用し、該継手１
ａを介して矢板１を順次並列していく。図中２は、この
鋼管矢板１を建込むための掘削孔を示す。
そして、河川等の水のある所で矢板１による止水土留壁
を形威するには、前記掘削孔２は河川底の砂礫層に形威
される。
を形威するには、前記掘削孔２は河川底の砂礫層に形威
される。
また、鋼管矢板１を建込む工程としては、地中にオーガ
等により掘削孔２を形威し、この掘削孔２内に砂等を充
填して複数本の連続した柱列孔を造威し、この孔内に矢
板１の先端を挿入して順次つなげていく。
等により掘削孔２を形威し、この掘削孔２内に砂等を充
填して複数本の連続した柱列孔を造威し、この孔内に矢
板１の先端を挿入して順次つなげていく。
前記掘削孔２は砂礫層下の岩盤層まで形威し、矢板１を
ここまで建込まなければ、充分な支持力を得ることがで
きないが、砂等が間に介在すると支持力に難がある。ま
た、地下水がある地盤においては、掘削孔２内への砂の
投入時孔壁が崩壊して岩盤層まで完全に矢板１を建込む
ことが困難である。そして、このように矢板１の根入れ
が不完全であると、矢板１の下端から地下水が浸透して
止水効果も失われるおそれもある。
ここまで建込まなければ、充分な支持力を得ることがで
きないが、砂等が間に介在すると支持力に難がある。ま
た、地下水がある地盤においては、掘削孔２内への砂の
投入時孔壁が崩壊して岩盤層まで完全に矢板１を建込む
ことが困難である。そして、このように矢板１の根入れ
が不完全であると、矢板１の下端から地下水が浸透して
止水効果も失われるおそれもある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、理想的な
根固めを建込む既成杭や矢板に与えることができる合理
的な抗造戒工法を提供することにある。
根固めを建込む既成杭や矢板に与えることができる合理
的な抗造戒工法を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、先端に掘削刃を有す
る掘削ケーシングにより岩盤層等の不透水層の所定深度
まで、ケーシング内の土砂をグラブハンマー等の掘削排
土手段で上方へ排除しつつ掘進し、所定深度に達したな
らば掘削ケーシング先端部分内に砕石または／及び砂を
投入し、掘削ケーシング内に中空ロッド先端に掘削スク
リューを設けた掘削機を挿入してその中空ロッド先端か
らセメントミルク又はモルタルを注出し、スクリューの
回転で撹拌して前記砕石や砂を骨材とするコンクリート
を作り、掘削ケーシングを引抜き、このコンクリート中
に先の部分を差し込むようにして既成杭や矢板を建込む
こと、もしくはこのコンクリート中に先の部分を差し込
むようにして既成杭や矢板を建込み、次いで掘削ケーシ
ングを引抜くことを要旨とするものである。
る掘削ケーシングにより岩盤層等の不透水層の所定深度
まで、ケーシング内の土砂をグラブハンマー等の掘削排
土手段で上方へ排除しつつ掘進し、所定深度に達したな
らば掘削ケーシング先端部分内に砕石または／及び砂を
投入し、掘削ケーシング内に中空ロッド先端に掘削スク
リューを設けた掘削機を挿入してその中空ロッド先端か
らセメントミルク又はモルタルを注出し、スクリューの
回転で撹拌して前記砕石や砂を骨材とするコンクリート
を作り、掘削ケーシングを引抜き、このコンクリート中
に先の部分を差し込むようにして既成杭や矢板を建込む
こと、もしくはこのコンクリート中に先の部分を差し込
むようにして既成杭や矢板を建込み、次いで掘削ケーシ
ングを引抜くことを要旨とするものである。
本発明によれば、矢板の根入部となる岩盤層部分には、
砕石または／及び砂による良質な骨材を用いたコンクリ
ートが充填され、既成杭や矢板はこのコンクリート中に
根入れされるので、岩盤層と一体化し、該根入部からの
地下水の浸透が防げるとともにコンクリート硬化後は大
きな支持力が得られる。
砕石または／及び砂による良質な骨材を用いたコンクリ
ートが充填され、既成杭や矢板はこのコンクリート中に
根入れされるので、岩盤層と一体化し、該根入部からの
地下水の浸透が防げるとともにコンクリート硬化後は大
きな支持力が得られる。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第１図〜第７図は本発明の抗遺戒工法の１実施例を示す
各工程の縦断正面図で、図中３は透水層である砂礫層、
４はその下の不透水層としての岩盤層、５はこれらの境
界をなす基岩線を示す。なお、本実施例では砂礫層１は
河川等の水底をなし、水中に柱列杭による止水壁を造築
する場合である。
各工程の縦断正面図で、図中３は透水層である砂礫層、
４はその下の不透水層としての岩盤層、５はこれらの境
界をなす基岩線を示す。なお、本実施例では砂礫層１は
河川等の水底をなし、水中に柱列杭による止水壁を造築
する場合である。
第１図に示すように、先端にカッタービットなどの掘削
刃６ａを有する掘削ケーシング６を用いて砂礫層１を掘
削していく。
刃６ａを有する掘削ケーシング６を用いて砂礫層１を掘
削していく。
図中７はこのケーシング６を回転駆動するヘースマシン
で、桟橋などの架台８上に設置され、ジヤツキ９で上下
動する駆動装置１０を有する。なお、図示は省略するが
、該駆動装置１０はケーシング６の外周をチャックする
チャック機構とこのチャック機構を回転させる油圧モー
ターからなり、該駆動装置１０の中央を貫通するケーシ
ング６の外周をチャック機構で係止し、油圧モーターの
回転力で回転させる。
で、桟橋などの架台８上に設置され、ジヤツキ９で上下
動する駆動装置１０を有する。なお、図示は省略するが
、該駆動装置１０はケーシング６の外周をチャックする
チャック機構とこのチャック機構を回転させる油圧モー
ターからなり、該駆動装置１０の中央を貫通するケーシ
ング６の外周をチャック機構で係止し、油圧モーターの
回転力で回転させる。
また、掘削ケーシング６で掘削する際には、該掘削ケー
シング６の上端開口よりハンマーグラブ１４等の掘削排
土手段をケーシング６内に吊り降ろし、ケーシング６内
の土砂はこれで掘削し、上方へ排出していく。
シング６の上端開口よりハンマーグラブ１４等の掘削排
土手段をケーシング６内に吊り降ろし、ケーシング６内
の土砂はこれで掘削し、上方へ排出していく。
このようにして掘削ケーシング６の先端が基岩線５を越
えてさらに根入れに必要な所定深度に達したならば、そ
こで掘削を停止する。
えてさらに根入れに必要な所定深度に達したならば、そ
こで掘削を停止する。
次いで、第２図に示すように掘削ケーシング６の先端内
に砕石・砂（砕石または砂、もしくは砕石と砂） １５
をケーシング６の上端間［」より投入する。
に砕石・砂（砕石または砂、もしくは砕石と砂） １５
をケーシング６の上端間［」より投入する。
この砕石・砂１５の充填高さは、前記基岩線５の付近ま
でとする。
でとする。
次いで、第３図に示すように中空ロッドｌｌａの先端に
掘削刃１１ｂを有する掘削スクリコ＝−１１ｃを設けた
掘削機１１を掘削ケーシング６内に上方より挿入し、第
４図に示すように該中空ロッドｌｌａの先端よりセメン
トミルク又はモルタルを注出し、また、回転する掘削ス
クリューｌｉｅでセメントミルク又はモルタルと前記投
入された砕石・砂１５とを撹拌する。
掘削刃１１ｂを有する掘削スクリコ＝−１１ｃを設けた
掘削機１１を掘削ケーシング６内に上方より挿入し、第
４図に示すように該中空ロッドｌｌａの先端よりセメン
トミルク又はモルタルを注出し、また、回転する掘削ス
クリューｌｉｅでセメントミルク又はモルタルと前記投
入された砕石・砂１５とを撹拌する。
この掘削機１１は、独自の駆動装置を有するものでもよ
いが、ロッドｌｌａの上部にケーシング６とほぼ同径の
ドラムｌｉｄを設け、これを前記駆動装置１０でチャッ
クして回転駆動すれば、掘削ケーシング６と駆動装置を
共用でき便利である。
いが、ロッドｌｌａの上部にケーシング６とほぼ同径の
ドラムｌｉｄを設け、これを前記駆動装置１０でチャッ
クして回転駆動すれば、掘削ケーシング６と駆動装置を
共用でき便利である。
前記掘削機１１で底部まて撹拌したならば、第５図に示
すようにこれを回転さゼながら引き抜けば、砕石・砂１
５を骨材とする（フィル）コンクリート１２が掘削ケー
シング６の先端部に形威される。
すようにこれを回転さゼながら引き抜けば、砕石・砂１
５を骨材とする（フィル）コンクリート１２が掘削ケー
シング６の先端部に形威される。
そして、第６図に示すように掘削ケーシング６を引き上
げ、コンクリ−１・１２が未硬化の段階で第７図に示す
ように鋼管矢板ｌなとの矢板や既成杭をその先端が岩盤
層４に充分根入れして建込む。
げ、コンクリ−１・１２が未硬化の段階で第７図に示す
ように鋼管矢板ｌなとの矢板や既成杭をその先端が岩盤
層４に充分根入れして建込む。
なお、鋼管矢板ｌを柱列杭の止水壁とする場合には、こ
のようなコンクリート１２を充填した掘削孔は第８図に
示すように相互に・一部う、７ブさせて２個、３個を連
続させて形威し、鋼管矢板１を継手１ａで順次並列して
建込む。
のようなコンクリート１２を充填した掘削孔は第８図に
示すように相互に・一部う、７ブさせて２個、３個を連
続させて形威し、鋼管矢板１を継手１ａで順次並列して
建込む。
以上は柱列杭とする場合であるが、単独に鋼管杭やＨ型
鋼を杭や矢板として建込む場合には、他の実施例として
、前記第５図に示すようにコンクリート１２を掘削ケー
シング６の先端部に形成したならば、さきにこれらの鋼
管杭やＨ型鋼を建込み、その後で掘削ケーシング６を引
き上げるようにしてもよい。
鋼を杭や矢板として建込む場合には、他の実施例として
、前記第５図に示すようにコンクリート１２を掘削ケー
シング６の先端部に形成したならば、さきにこれらの鋼
管杭やＨ型鋼を建込み、その後で掘削ケーシング６を引
き上げるようにしてもよい。
まノ、＼前記実施例は水中施工の場合について説明した
が、通常の地盤中での造成でも同様であり、前記根入れ
より上方の部分で掘削孔と抗や矢板との隙間二よ、砂や
土砂やセメント−ｓルク等で充填する。
が、通常の地盤中での造成でも同様であり、前記根入れ
より上方の部分で掘削孔と抗や矢板との隙間二よ、砂や
土砂やセメント−ｓルク等で充填する。
［発明の効果］
以」二述べたように本発明の杭造成工法は、既成杭や矢
板の根入部となる岩盤層は１、コンクリートを作り５、
これｔこ矢板を根入れするものであるから、該コンクリ
−１・を介して既成杭や矢板は岩盤層と一体化され、矢
板根入部からの地下水の浸透を防ぎ完全な止水が得られ
るものである。また、コンクリート硬化後はこの部分で
既成杭や矢板への強大な支持力が得られる。
板の根入部となる岩盤層は１、コンクリートを作り５、
これｔこ矢板を根入れするものであるから、該コンクリ
−１・を介して既成杭や矢板は岩盤層と一体化され、矢
板根入部からの地下水の浸透を防ぎ完全な止水が得られ
るものである。また、コンクリート硬化後はこの部分で
既成杭や矢板への強大な支持力が得られる。
そして、これらを行う一連の工程は、間を置かない連続
したものとして施丁の合理化と工期の短縮を図ることが
できるものである。
したものとして施丁の合理化と工期の短縮を図ることが
できるものである。
第１図〜第７図は本発明の杭造成工法の１実施例を示す
各工程の縦断正面図、第８図は鋼管矢板による止水土留
壁の一例を示す平面図である。 １・・・鋼管矢板 １ａ・・・継手２・・・掘削
孔 ３・・・砂礫層４・・・岩盤層 ５・・−基岩綿 ６ａ・・・掘削刃 ８・・・架台 ９・・・ジヤツキ １１・・・掘削機 １１ｂ−・・掘削刃 ｌｉｄ・・・ｔラム １４・−・ハンマーグラフ ＩＯ・・・駆動装置 １１ａ・・・中空口・２・１・ １１ｃ・・・掘削スクリュー １２・・・コンクリート ｉ５・・・砕石・砂 ６・・・掘削ケーシング ７・・・−１−スマシ：／
各工程の縦断正面図、第８図は鋼管矢板による止水土留
壁の一例を示す平面図である。 １・・・鋼管矢板 １ａ・・・継手２・・・掘削
孔 ３・・・砂礫層４・・・岩盤層 ５・・−基岩綿 ６ａ・・・掘削刃 ８・・・架台 ９・・・ジヤツキ １１・・・掘削機 １１ｂ−・・掘削刃 ｌｉｄ・・・ｔラム １４・−・ハンマーグラフ ＩＯ・・・駆動装置 １１ａ・・・中空口・２・１・ １１ｃ・・・掘削スクリュー １２・・・コンクリート ｉ５・・・砕石・砂 ６・・・掘削ケーシング ７・・・−１−スマシ：／
Claims (2)
- （１）先端に掘削刃を有する掘削ケーシングにより岩盤
層等の不透水層の所定深度まで、ケーシング内の土砂を
グラブハンマー等の掘削排土手段で上方へ排除しつつ掘
進し、所定深度に達したならば掘削ケーシング先端部分
内に砕石または／及び砂を投入し、掘削ケーシング内に
中空ロッド先端に掘削スクリューを設けた掘削機を挿入
してその中空ロッド先端からセメントミルク又はモルタ
ルを注出し、スクリューの回転で撹拌して前記砕石や砂
を骨材とするコンクリートを作り、掘削ケーシングを引
抜き、このコンクリート中に先の部分を差し込むように
して既成杭や矢板を建込むことを特徴とする杭造成工法
。 - （２）先端に掘削刃を有する掘削ケーシングにより岩盤
層等の不透水層の所定深度まで、ケーシング内の土砂を
グラブハンマー等の掘削排土手段で上方へ排除しつつ掘
進し、所定深度に達したならば掘削ケーシング先端部分
内に砕石または／及び砂を投入し、掘削ケーシング内に
中空ロッド先端に掘削スクリューを設けた掘削機を挿入
してその中空ロッド先端からセメントミルク又はモルタ
ルを注出し、スクリューの回転で撹拌して前記砕石や砂
を骨材とするコンクリートを作り、このコンクリート中
に先の部分を差し込むようにして既成杭や矢板を建込み
、次いで掘削ケーシングを引抜くことを特徴とする杭造
成工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582990A JPH03257215A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 杭造成工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5582990A JPH03257215A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 杭造成工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03257215A true JPH03257215A (ja) | 1991-11-15 |
Family
ID=13009857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5582990A Pending JPH03257215A (ja) | 1990-03-07 | 1990-03-07 | 杭造成工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03257215A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096772A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Nkk Corp | ねじ込み式鋼管杭及びその施工方法 |
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| JP2012102551A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Taisei Corp | 捨石層などにおける杭打ち工法 |
| CN108277800A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-07-13 | 李溯 | 一种固结砂层钢筋混凝土管节碎石桩及其施工方法 |
| RU2760287C1 (ru) * | 2020-08-12 | 2021-11-23 | Алексей Леонидович Калинин | Способ возведения причального сооружения на скальном основании и элемент причального сооружения на скальном основании, полученный данным способом |
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-
1990
- 1990-03-07 JP JP5582990A patent/JPH03257215A/ja active Pending
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