JP3096324U - 建築用ボルト - Google Patents

建築用ボルト

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JP3096324U
JP3096324U JP2003002023U JP2003002023U JP3096324U JP 3096324 U JP3096324 U JP 3096324U JP 2003002023 U JP2003002023 U JP 2003002023U JP 2003002023 U JP2003002023 U JP 2003002023U JP 3096324 U JP3096324 U JP 3096324U
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寅明 松村
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寅明 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建築構造において空回り防止機能付きのボルト
が要求されている。 【解決手段】四角形ボルト頭にピンを1〜2本植設し
て、ボルト締めの際に座金を使用することなく固定され
る。ボルトを締め直すときにボルトの空回りを防止して
確実に緊締できるため安全が保障される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、建築物の構築において部材を組立て接合する際に使用する締込みボ ルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
木造建築或は鉄骨構造材に使用するボルトは、その使用する場所や資材に応じ て色々な種類があるが、一般に長いボルト棒とこれを締めつけるナットによって 形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このボルトによる接合は、住宅構造が年を経て木材が乾燥等において 痩せたり、あるいは地震や自動車の振動等で、ボルト締めが緩んで来るおそれが ある。又鉄骨資材の場合には金属対金属のため緩みが早いという欠点がある。
【0004】 このような場合にはボルトを締め直す必要があるが、壁や資材の内側に隠され ている場合には発見が遅れ、さらには締め直しの際にボルトが空廻りをして完全 な締め直しができず、小さな規模の地震や台風などでも損壊が生じる危険が生じ る。
【0005】
【課題が解決するための手段】
考案者は永い間建築工事に携わり、種々経験した結果、先にボルト頭を丸形に した木造建築用のボルトを開発した。しかし、この丸形のボルト頭のボルトは座 金が必要であり、この座金の使用が面倒であるためボルト頭を角形に形成して座 金の使用を省略した。
【0006】 さらに図3、4に示す鉄骨材用のボルトにあっては木造用ボルトの爪(3)よ り短い凸片(3)を形成し、図5に示す接合用の加工板Bに凹孔を設け、これに 凸片(3)を挿入して締めることによって、完全な接合が得られ、経年による歪 みに対しても十分に安全に接合が保たれ、しかもこの緩みを発見した場合でも締 め直しに際してボルトAの空廻りがなく、締め直しが容易に出来て耐震性におい て、Zマーク認定と同様の強度を示し安全な建築が保全できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
添付図面により本考案の実施の形態を説明すると、図1および図2は木造建築 に使用するボルトAであって、四角形のボルト頭(1)に2本の爪(3)を内方 に向けて設けたものである。そして図1はボルト頭の対向する辺上に、また図2 は対角線上の隅部に設ける。図においては2本爪のボルトを示しているが、1本 爪でもよい。そしてこの他端にはナット螺合用のネジが(2)が刻設してある。 図中のイ図はボルト頭側からの平面図、ロ図はボルトの側面図を示している。
【0008】 図3、4は鉄骨材用のボルトであって、四角形のボルト頭(1)に1本の凸片 (3)を内方に向けて設けたものであって、この凸片(3)は図3のものは四角 形のボルト頭(1)の辺上に1本、また図4のボルトは四角形の隅部に1本設け る。この凸片(3)は図1又は図2の爪(3)よりは短く3〜6mm程度の長さ の凸片であって、このボルトも図1、2のボルト同様他端にはナット螺合用のネ ジ(2)を刻設する。図中のイ図はボルト頭側からの平面図、ロ図はボルトの側 面図を示している。
【0009】 図3、4に示している鉄骨材用のボルトAの使用に際しては、図5に示してい る加工鉄板Bを用いる。この加工鉄板Bは、鋼材(図示にあってはH鋼)にボル ト孔と凸片(3)を挿入する嵌合孔(4)を設け、H鋼材にこの加工鉄板Bを当 ててボルトAを通しボルトの凸片を加工鉄板Bに設けた嵌合孔(4)に挿入して 締付けることによってH鋼相互の接合が出来、しかも凸片(3)が嵌合孔(4) に挿入されているため鉄骨材の組立・接合も強固であり安全・確実性が期待でき る。
【0010】 このように本考案のボルトAは、1本乃至2本の爪又は凸片(3)を有するこ とによって、ボルト締めに際して爪又は凸片(3)が相手材料に当って強固な結 合が完成し、万一経年変化等によってボルトが緩んでもボルトAが空廻りするこ となく締め直しが完全にできるため耐震用の建築として安心して居住できる。
【0011】
【考案の効果】
上述のように本考案のボルトAはボルト頭にピンを設けることによって、空回 り防止機能を設けボルト締めを強固とするため、地震対策上極めて安全が確保さ れるもので、Zマーク同等の強度を示すため木造あるいは鉄骨建築において安全 上卓越した作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボルトAのイ図は平面図、ロ図は側面図
【図2】別なボルトAのイ図は平面図、ロ図は側面図
【図3】鉄骨用ボルトAのイ図は平面図、ロ図は側面図
【図4】別な鉄骨用ボルトAのイ図は平面図、ロ図は側
面図
【図5】加工鉄板の平面図
【図6】鉄骨材の接合の実施例図
【図7】鉄骨材の接合の断面図
【符号の説明】
(1)…ボルト頭 (2)…ネジ (3)…爪又は凸片 (4)…挿入孔 A…ボルト B…加工鉄板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボルト頭(1)を四角形に形成し、該四角
    形のボルト頭(1)の辺上に、又は角の隅部に1本乃至
    2本の爪(3)を設けたことを特徴とした木造建築用ボ
    ルト。
  2. 【請求項2】ボルト頭(1)を四角形に形成し、該四角
    形のボルト頭(1)の辺上に、又は角の隅部に1本乃至
    2本の凸片(3)を設けたことを特徴とした鉄骨材用の
    ボルト。
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