JPH09257026A - ネジ式固定具 - Google Patents

ネジ式固定具

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JPH09257026A
JPH09257026A JP28761596A JP28761596A JPH09257026A JP H09257026 A JPH09257026 A JP H09257026A JP 28761596 A JP28761596 A JP 28761596A JP 28761596 A JP28761596 A JP 28761596A JP H09257026 A JPH09257026 A JP H09257026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、木造建築物において、2つの木材の固定
は、2つの木材に貫通させたボルトにナットを締めるこ
とにより行われている。しかしながら、木材の固定後、
数か月から数年経過すると、木材が乾燥して収縮し、ボ
ルトとナットの締め付けが弛んでしまう。 【解決手段】雄ネジ6が形成されたボルト2と、雌ネジ
16が形成されたナット15とを有し、雄ネジ6を雌ネ
ジ16に締結することにより、木材G2を木材G1に固
定するネジ式固定具1において、ナット15の締結後の
おいてもナット15を雌ネジ16が締まる方向へ付勢す
るナットキャップ17、コイルスプリング19、収納カ
バー21、キャップ23、ロックナット25とからなる
ネジ式固定具1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネジ式固定具にかか
り、特に木造建築物に使用される複数の木材どうしを固
定し、しかも木材が乾燥し収縮した場合にも締め付けが
弛むことがないネジ式固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造建築物における梁と柱、小梁
と軒桁等の固定は、接合する梁や柱等の木材に貫通させ
たボルトにナットを締め付けることによって行われる場
合が多い。建築直後はボルトにナットが弛みなく締め付
けられており、2つの木材は強固に連結された状態とな
っている。
【0003】しかしながら、建築後数か月から数年経過
すると、木材は乾燥し収縮する。このため、ボルトおよ
びナットと木材との間に隙間が生じ、ボルトとナットに
よる木材の締め付けが弛んでしまう。この場合、ボルト
とナットを締め直そうとしても、通常ボルトとナットは
壁等に隠れてしまって締め直すことは不可能である。ボ
ルトとナットによる木材の締め付けが弛むと、建築物の
耐震性が低くなり、地震によって建築物が倒壊する危険
性が大きい。また、建築物が傾き、電気の配線およびガ
ス、水道等の配管に亀裂が生じることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の問
題点に着目してなされたものであり、被固定部材である
木材に固定部材である木材を固定した後、数か月から数
年経過し、固定している木材が乾燥し収縮した場合で
も、雄ネジ部材の雄ネジと雌ネジ部材の雌ネジとの締め
付けが弛むことがないネジ式固定具を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雄ネ
ジが形成された雄ネジ部材と、前記雄ネジ部材の雄ネジ
が取り付けられる雌ネジが形成された雌ネジ部材とを有
し、前記雄ネジと前記雌ネジとを締結することによっ
て、固定部材を被固定部材に固定するネジ式固定具にお
いて、前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材の少なくとも一
方を、前記雄ネジと前記雌ネジの締結後においても、ネ
ジが締まる方向へ付勢するネジ締め付け機構を具備する
ことを特徴とするネジ式固定具である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、ネ
ジ締め付け機構は、バネと、前記バネの一端を雄ネジ部
材と雌ネジ部材の少なくとも一方に取り付ける一端部取
り付け手段と、前記バネの一端を取り付けた前記雄ネジ
部材と前記雌ネジ部材の少なくとも一方以外の箇所に前
記バネの他端を取り付ける他端部取り付け手段とからな
り、前記バネは、前記バネの一端を取り付けた前記雄ネ
ジ部材と前記雌ネジ部材の少なくとも一方をネジが締ま
る方向へ付勢する状態に備えられていることを特徴とす
るネジ式固定具である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1において、ネ
ジ締め付け機構は、バネと、雄ネジ部材と雌ネジ部材の
少なくとも一方に取り付けられ、取り付けられた前記雄
ネジ部材と前記雌ネジ部材の少なくとも一方と共にネジ
が締まる方向へ回転する取り付け部材と、前記バネの一
端を前記取り付け部材に取り付ける一端部取り付け手段
と、前記バネの他端を前記取り付け部材および前記取り
付け部材が取り付けられた前記雄ネジ部材と前記雌ネジ
部材の少なくとも一方以外の箇所に取り付ける他端部取
り付け手段とからなり、前記バネは、前記取り付け部材
と共に前記取り付け部材が取り付けられた前記雄ネジ部
材と前記雌ネジ部材の少なくとも一方をネジが締まる方
向へ付勢する状態に備えられていることを特徴とするネ
ジ式固定具である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1、2または3
において、雄ネジ部材はボルトであり、雌ネジ部材はナ
ットであることを特徴とするネジ式固定具である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1、2、3また
は4において、雄ネジ部材は羽子板ボルトであることを
特徴とするネジ式固定具である。
【0010】請求項6の発明は、請求項1、2、3また
は4において、雄ネジ部材と雌ネジ部材のうち、ネジが
締まる方向へ付勢されている一方側が回転する際に、雄
ネジ部材と雌ネジ部材のうち、ネジが締まる方向へ付勢
されていない他方側が、ネジが締まる方向へ付勢されて
いる一方側と共に回転するのを規制する回転規制手段を
具備することを特徴とするネジ式固定具である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1から図3にしたがって、本発
明の第1の実施の形態に係るネジ式固定具1を説明す
る。このネジ式固定具1は、木造建築物の梁と柱、小梁
と軒桁等の固定に使用される。図1において符号2は雄
ネジ部材としてのボルトを示し、ボルト2は頭部3と軸
部4とから構成されており、軸部4には雄ネジ6が形成
されている。頭部3には一対の凸部5が設けられ、この
凸部5は、軸部4側の面に設けられている。符号7は正
方形の座金を示し、この座金7の中央には丸穴8が形成
され、また、座金7のボルト2の凸部5に対応する位置
に一対の角穴9が形成されている。さらに座金7の2つ
の角部には一対の爪11が形成され、この爪11は木材
Gと接する側に突出している。座金7とボルト2の凸部
5とから回転規制手段が構成されている。
【0012】符号15は雌ネジ部材としての取り付けナ
ットを示し、この取り付けナット15の内周面には雌ネ
ジ16が形成されている。この雌ネジ16は雄ネジ6に
対応している。符号17は取り付け部材としてのキャッ
プナットを示し、このキャップナット17の内周面には
ナット15が嵌合する形状の嵌合部20が形成されてい
る。また、キャップナット17には一端部取り付け手段
としての係止穴18が形成されている。
【0013】符号21は収納カバーを示し、この収納カ
バー21は大径部27と小径部22とから構成されてい
る。大径部27には、収納部26が形成されている。収
納部26の内周面には、他端部取り付け手段としての係
止穴28が形成されている。小径部22は円筒形をして
おり、この小径部22には一対の切欠き24が形成され
ている。符号19はコイルスプリングを示し、このコイ
ルスプリング19は、収納カバー21の収納部26に収
納されている。また、コイルスプリング19の内側には
キャップナット17が収納されている。コイルスプリン
グ19の一端はキャップナット17の係止穴18に取り
付けられ、他端は収納カバー21の係止穴28に取り付
けられている。符号23はキャップを示し、このキャッ
プ23には嵌合穴29が形成されている。この嵌合穴2
9の径寸法は、小径部22の径寸法よりやや小さくなっ
ている。
【0014】ネジ式固定具1を使用して、被固定部材と
しての木材G1に、固定部材としての木材G2を固定す
る作業について説明する。木材G1および木材G2に
は、木造建築物における梁と柱、小梁と軒桁等が用いら
れる。まず、合欠きとなっている木材G1に木材G2を
接合する。そして、木材G1と木材G2との接合部分の
中心に挿通穴27をあける。座金7の丸穴8と挿通穴2
7を対向させて、座金7の爪11が突出している面を木
材Gに接触させる。そして、座金7を木材Gにハンマ等
で打ちつけ、爪11を木材Gに食い込ませて、座金7を
木材G1に取り付ける。そしてボルト2の軸部4を丸穴
8および挿通穴27に挿通し、一対の凸部5と一対の角
穴9を嵌合させる。
【0015】次に、座金13の丸穴14に軸部4を挿通
させて、座金13を木材G2に密着させる。そして取り
付けナット15の雌ネジ16をボルト2の雄ネジ6に締
結し、木材G1に木材G2を固定する。次にキャップナ
ット17およびコイルスプリング19が収納されている
収納カバー21を軸部4に挿通させ、嵌合部20と取り
付けナット15とを嵌合させる。
【0016】そして、取り付けナット15がボルト2に
対し完全に締められた状態で、収納カバー21を雌ネジ
16が締まる方向へ回転させる。収納カバー21内のコ
イルスプリング19は、一端がキャップナット17に固
定され、他端が収納カバー21の回転に伴い雌ネジ16
が締まる方向へ回転させられる。このため、コイルスプ
リング19はキャップナット17を締まる方向に付勢
し、キャップナット17に、取り付けナット15を締め
る方向の力がかかり続ける。
【0017】収納カバー21を雌ネジ16が締まる方向
へ回転させた状態で、キャップ23を軸部4に挿通さ
せ、嵌合穴29と小径部22を対向させる。そして、キ
ャップ23を収納カバー21に押しつけ、小径部22と
嵌合穴29とを嵌合させる。嵌合穴29の径寸法は小径
部22の径寸法よりもやや小さくなっており、また、小
径部22には一対の切欠き24が形成されているので、
嵌合穴29と小径部22とを嵌合させると、小径部22
はすぼまり、小径部22の内周面が軸部4に圧接し、収
納カバー21がボルト2に固定される。次いで、ロック
ナット25をボルト2に締めて、キャップ23をボルト
2に固定する。
【0018】ネジ式固定具1で木材G1に木材G2を固
定した直後は、木材G1と木材G2とは図2において実
線で示す状態となっており、木材G1および木材G2と
座金13との間に隙間は生じておらず、ボルト2と取り
付けナット15との締め付けは弛んでいない。このた
め、木材G2は木材G1に強固に固定されている。数か
月から数年経過すると、図2において仮想線で示すよう
に木材G1および木材G2が乾燥し収縮する。キャップ
ナット17は、コイルスプリング19によって締める方
向に付勢されている。このため、取り付けナット15
は、木材Gが収縮していくにしたがい、キャップナット
17と共に締まる方向へ回転させられる。したがって、
ボルト2と取り付けナット15との締め付けは弛むこと
はなく、木材G1と木材G2との固定を強固に保つこと
ができる。
【0019】図4によって、本発明の第2の実施の形態
にかかるネジ式固定具31を説明する。ネジ式固定具3
1は、ボルト2を羽子板ボルト33とした点を除き、ネ
ジ式固定具1と同様の構成となっているので、同じ符号
を付して説明を省略する。
【0020】羽子板ボルト33はボルト35によって木
材G1に固定されている。このため座金7や頭部2の凸
部5等の木材G1に固定する手段は不要である。このネ
ジ式固定具31は、木造建築物において、小梁と軒桁、
軒桁と柱等の固定に使用され、木材G1が、ボルト2を
貫通させることが困難または不適切な場合等に使用され
る。
【0021】図5によって、本発明の第3の実施の形態
にかかるネジ式固定具41を説明する。符号43は雄ネ
ジ部材としてのボルトを示し、このボルト43の軸部4
5には雄ネジ46が形成されている。
【0022】符号47は雌ネジ部材としてのナットを示
し、このナット47の内周面には、雌ネジ50が形成さ
れ、また、ナット47にはスプリング嵌合部48が設け
られている。さらにナット47には、コイルスプリング
51の一端を係止する一端部取り付け手段としての係止
部49が形成されている。
【0023】符号53はキャップナットを示し、このキ
ャップナット53は大径部56と小径部57とから構成
されている。大径部56には収納部54が形成され、こ
の収納部54の大きさは、ナット47とコイルスプリン
グ51とを収納できる大きさとなっている。また収納部
54には、コイルスプリング51の他端を係止する他端
部取り付け手段としての係止部55が形成されている。
小径部57の内周面には雌ネジ58が形成され、この雌
ネジ58はボルト43の雄ネジ46と対応している。ま
た、小径部57の上端には、バーリング加工が施されて
いる。
【0024】ネジ式固定具41を使用して、2つの木材
Gを接合して固定する作業について説明する。合い欠き
となっている木材G1に木材G2を接合し、この接合部
分の中心に挿通穴27をあける。ボルト43の軸部45
に座金63を通し、軸部45を挿通穴27に挿通する。
次に軸部45の突出している部分に座金63を通し、さ
らにナット47の雌ネジ50をボルト43の雄ネジ46
に締結する。この締結によって木材G2を木材G1に固
定する。
【0025】次に、ナット47のスプリング嵌合部48
にコイルスプリング51を嵌合させ、ナット47の係止
部49にコイルスプリング51の一端65を係止させ
る。そして、キャップナット53をボルト43の軸部4
5に取り付け、キャップナット53の雌ネジ58が雄ネ
ジ46に締まる方向に回転させて、キャップナット53
の係止部55に、コイルスプリング51の他端67を係
止させる。さらにキャップナット53を雌ネジ58が締
まる方向へ回転させる。コイルスプリング51の一端6
5をナット47に係止させ、他端67をキャップナット
53と共に雌ネジ58が締まる方向へ回転させると、コ
イルスプリング51は、一端65が固定されているた
め、ねじれた状態となる。このため、コイルスプリング
51はナット47を締める方向に付勢し、ナット47に
は常に締まる方向の力が加えられる。
【0026】そして、キャップナット53をボルト43
にさらに締め、キャップナット53の下端を座金63に
圧接させる。キャップナット53と座金63との摩擦力
により、キャップナット53はボルト43に固定され
る。そして平ナット61をボルト43に締めて、キャッ
プナット53のボルト43への固定をより強固なものと
する。
【0027】上記のナット47をボルト43に締め付け
た状態から、数か月から数年経過すると、木材G1およ
び木材G2は乾燥し収縮する。ナット47は、コイルス
プリング51によって締まる方向に付勢されているの
で、木材G1および木材G2が収縮していくにしたが
い、締まる方向へ動作させられる。このため、ナット4
7とボルト43の締め付けが弛むことはなく、木材G1
と木材G2との固定が強固に保たれる。
【0028】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。
【0029】上記実施の形態では、コイルスプリング1
9によって締まる方向に付勢されているのはナット15
のみであるが、ボルト2をコイルスプリング19によっ
て締まる方向へ付勢してもよく、またボルト2およびナ
ット15の双方を、コイルスプリング19によって締ま
る方向へ付勢してもよい。
【0030】上記実施の形態では、ボルト2およびナッ
ト15を用いているが、ボルト2以外の雄ネジ部材を用
いてもよく、またナット15以外の雌ネジ部材を用いて
もよい。
【0031】上記第3の実施の形態では、ボルト43を
木材G1に固定する手段を用いていないが、上記第1の
実施の形態のように、座金63に爪を形成して座金63
を木材G1に固定し、また座金63に角穴を形成し、ボ
ルト43に凸部を設けて、この角穴と凸部を嵌合させて
ボルト43を座金63に固定するボルト43を木材Gに
固定する手段を用いてもよい。また、座金63に爪を形
成して、座金63を木材G2に固定し、さらに座金63
に角穴を形成し、キャップナット53に凸部を設け、こ
の角穴と凸部を嵌合させてキャップナット53を座金6
3に固定するキャップナット53を木材Gに固定する手
段を用いてもよい。
【0032】さらに、コイルスプリング19、51の代
わりに、板バネ、巻きバネ等、他の種類のバネを使用し
てもよい。また、キャップナット17、53、収納カバ
ー21、キャップナット53等の部品を取り付け前より
組み付けて、ネジ式固定具1、31をワンユニットのも
のとして構成してもよい。このようにすれば、ネジ式固
定具1、31を現場でいちいち組み立てなくてもよくな
り、作業性を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のネジ式固定具によ
れば、被固定部材である木材に固定部材である木材を固
定した後、数か月から数年経過し、固定している木材が
乾燥し収縮した場合にも、雄ネジ部材の雄ネジと雌ネジ
部材の雌ネジが弛むことがなく、木材の固定を常に強固
に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるネジ式固定
具の分解斜視図である。
【図2】木材が乾燥して収縮する状態を示す本発明の第
1の実施の形態にかかるネジ式固定具の断面図である。
【図3】木材が乾燥して収縮し、ネジ締め付け機構によ
って締め付けが行われた場合の本発明の第1の実施の形
態にかかるネジ式固定具の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかるネジ式固定
具の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態にかかるネジ式固定
具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ネジ式固定具 2 ボルト 3 頭部 4 軸部 5 凸部 6 雄ネジ 7 座金 8 丸穴 9 角穴 11 爪 13 座金 14 丸穴 15 取り付けナット 16 雌ネジ 17 キャップナット 18 係止穴 19 コイルスプリング 20 嵌合部 21 収納カバー 22 小径部 23 キャップ 24 切欠き 25 ロックナット 26 収納部 27 大径部 28 係止穴 29 嵌合穴 31 ネジ式固定具 33 羽子板ボルト 35 ボルト 41 ネジ式固定具 43 ボルト 45 軸部 46 雄ネジ 47 ナット 48 スプリング嵌合部 49 係止部 50 雌ネジ 51 コイルスプリング 53 キャップナット 54 収納部 55 係止部 56 大径部 57 小径部 58 雌ネジ 61 平ナット 63 座金 65 一端 67 他端 G1 木材 G2 木材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄ネジが形成された雄ネジ部材と、前記雄
    ネジ部材の雄ネジが取り付けられる雌ネジが形成された
    雌ネジ部材とを有し、前記雄ネジと前記雌ネジとを締結
    することによって、固定部材を被固定部材に固定するネ
    ジ式固定具において、前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材
    の少なくとも一方を、前記雄ネジと前記雌ネジの締結後
    においても、ネジが締まる方向へ付勢するネジ締め付け
    機構を具備することを特徴とするネジ式固定具。
  2. 【請求項2】請求項1において、ネジ締め付け機構は、
    バネと、前記バネの一端を雄ネジ部材と雌ネジ部材の少
    なくとも一方に取り付ける一端部取り付け手段と、前記
    バネの一端を取り付けた前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部
    材の少なくとも一方以外の箇所に前記バネの他端を取り
    付ける他端部取り付け手段とからなり、前記バネは、前
    記バネの一端を取り付けた前記雄ネジ部材と前記雌ネジ
    部材の少なくとも一方をネジが締まる方向へ付勢する状
    態に備えられていることを特徴とするネジ式固定具。
  3. 【請求項3】請求項1において、ネジ締め付け機構は、
    バネと、雄ネジ部材と雌ネジ部材の少なくとも一方に取
    り付けられ、取り付けられた前記雄ネジ部材と前記雌ネ
    ジ部材の少なくとも一方と共にネジが締まる方向へ回転
    する取り付け部材と、前記バネの一端を前記取り付け部
    材に取り付ける一端部取り付け手段と、前記バネの他端
    を前記取り付け部材および前記取り付け部材が取り付け
    られた前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材の少なくとも一
    方以外の箇所に取り付ける他端部取り付け手段とからな
    り、前記バネは、前記取り付け部材と共に前記取り付け
    部材が取り付けられた前記雄ネジ部材と前記雌ネジ部材
    の少なくとも一方をネジが締まる方向へ付勢する状態に
    備えられていることを特徴とするネジ式固定具。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3において、雄ネジ部
    材はボルトであり、雌ネジ部材はナットであることを特
    徴とするネジ式固定具。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4において、雄ネ
    ジ部材は羽子板ボルトであることを特徴とするネジ式固
    定具。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3または4において、雄ネ
    ジ部材と雌ネジ部材のうち、ネジが締まる方向へ付勢さ
    れている一方側が回転する際に、雄ネジ部材と雌ネジ部
    材のうち、ネジが締まる方向へ付勢されていない他方側
    が、ネジが締まる方向へ付勢されている一方側と共に回
    転するのを規制する回転規制手段を具備することを特徴
    とするネジ式固定具。
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