JP3095446U - チップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造及び面実装型部品のリフローによるハンダ固定構造 - Google Patents

チップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造及び面実装型部品のリフローによるハンダ固定構造

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多層基板上の一対のハンダ付けランドに、チ
ップコンデンサをハンダ付け固定するとき、チップコン
デンサの容量、サイズを問わず、どのサイズのチップコ
ンデンサもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板
のパターンを変更せずに適正値の容量、サイズのチップ
コンデンサ選択してハンダ付け固定できる構造の提供。 【解決手段】 対向する一対のハンダ用ランド2、2を
多層基板1に設け一対のハンダ用ランド間に容量の異な
るチップコンデンサ3、4、5を架渡してハンダ付け固
定可能とし、一対のハンダ付けランドに外側に寸法の大
きいチップコンデンサ3をハンダ付け固定する幅の広い
大ランド部2a、2aを形成し内側に寸法の小さなチッ
プコンデンサ5をハンダ付け固定する幅の狭い小ランド
部2b、2bを形成して大ランド部と小ランド部と間に
銅箔の無い間隙6を形成し間隙6に外側の大ランド部と
内側の小ランド部を導通させる線状銅部7を3方に形成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、多層基板上に設けられたハンダ用ランドに、容量の異なる大小の各 種のチップコンデンサ及び面実装型部品をリフロー時にハンダ付けで取付固定す るようにしたチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造及び実装型部品 のリフローによるハンダ固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、多層基板上に大小各種サイズのチップコンデンサをハンダ付け固定する には、チップコンデンサの大小各種のサイズに合わせて多層基板上にそれぞれ定 められたサイズのハンダ用ランドを設けて、それぞれのハンダ用ランドのサイズ に合ったサイズのチップコンデンサをハンダ付け固定していた。 ところが、大小各種サイズのハンダ用ランドを多層基板上に設けるには、多く のスペースを必要とするという問題があった。 また、多層基板上に設けられたハンダ用ランドのサイズに合わないサイズのチ ップコンデンサをハンダ付け固定するには、多層基板を変更しなくてはならない 場合もあった。
【0003】 第1の従来技術を図4に示す。プリント基板104に角板形の面実装部品を搭 載するはんだ付け用電極構造において、はんだ付けランドが、第1の面実装部品 101の幅とほぼ同一な幅を有する第1のランド階段部161と、第1の面実装 部品の幅より大きな幅を持つ第2の面実装部品102の幅とほぼ同一な幅を有す る第2のランド階段部162とを備え、はんだ付けランドは第1と第2の面実装 部品の中心点Sをほぼ一致させて配置できるように形成されたものである。(例 えば、特許文献1参照)。 ところが、これにおいては、各はんだ付けランドの間に切り込みが無くて、こ のはんだ付けランドの全体にはんだ付けの熱が分散されるために、はんだ付け時 にこのはんだが溶けにくいという問題があった。
【0004】
【特許文献1】 特開2001−308503号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、多層基板上に設けた一対のハンダ付けランドに、チップコンデンサ 及び抵抗等の面実装型部品をハンダ付け固定するときに、チップコンデンサ及び 抵抗等の面実装型部品の容量、サイズを問わず、どのサイズのチップコンデンサ 及び面実装型部品でもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板のパターンを 変更することなく適正値の容量、サイズのチップコンデンサ及び抵抗等の面実装 型部品を選択してハンダ付け固定できるチップコンデンサのリフローによるハン ダ固定構造及び面実装型部品のリフローによるハンダ固定構造を提供することを 目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、請求項1に記 載の考案は、多層基板上に設けられたハンダ用ランドに、容量の異なる大小の各 種のチップコンデンサをリフロー時にハンダ付けで取付固定するようにしたチッ プコンデンサのリフローによるハンダ固定構造において、互いに対向する一対の ハンダ用ランドが前記多層基板上に設けられて、この一対のハンダ用ランド間に 容量の異なる各種のチップコンデンサを架け渡してハンダ付け固定可能とされ、 この一対のハンダ付けランドには、外側に寸法の大きいチップコンデンサをハン ダ付け固定するための幅の広い大ランド部がそれぞれ形成され、内側に寸法の小 さなチップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の狭い小ランド部がそれぞ れ形成されて、前記外側の大ランド部と内側の小ランド部と間に銅箔の無い間隙 が形成され、この間隙には、前記外側の大ランド部と内側の小ランド部を導通さ せるための線状銅部が3方に形成され、前記小ランド部の対向する箇所は前記大 ランド部の対向する端部より対向する内向きに突出して形成されて、この突出部 分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部がそれぞれ形成されてい ることを特徴としている。
【0007】 請求項2に記載の考案は、多層基板上に設けられたハンダ用ランドに、容量の 異なる大小の各種の面実装型部品をリフロー時にハンダ付けで取付固定するよう にした面実装型部品のリフローによるハンダ固定構造において、互いに対向する 一対のハンダ用ランドが前記多層基板上に設けられて、この一対のハンダ用ラン ド間に容量の異なる各種の面実装型部品を架け渡してハンダ付け固定可能とされ 、この一対のハンダ付けランドには、外側に寸法の大きいチップコンデンサをハ ンダ付け固定するための幅の広いの大ランド部がそれぞれ形成され、内側に寸法 の小さなチップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の狭い小ランド部がそ れぞれ形成されて、前記外側の大ランド部と内側の小ランド部と間に銅箔の無い 間隙が形成され、この間隙には、前記外側の大ランド部と内側の小ランド部を導 通させるための線状銅部が形成されていることを特徴としている。
【0008】 請求項3に記載の考案は、前記一対の小ランド部には、更にその内側に極小ラ ンド部がそれぞれ形成され、この極小ランド部と前記小ランド部との間には、銅 箔の無い間隙が形成され、この間隙には、前記小ランド部と前記極小ランド部と を導通させるための線状銅部が形成されていることを特徴としている。 請求項4に記載の考案は、前記一対の小ランド部と極小ランド部の対向する箇 所は、前記大ランド部の対向する端部より対向する内向きに突出してそれぞれ形 成されて、これらの突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー 部がそれぞれ形成されていることを特徴としている。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造及び面 実装型部品のリフローによるハンダ固定構造の実施の形態について、図を参照し つつ説明する。 図1は本考案の第1実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定 構造を示し、(a)はその平面図、(b)はその縦断面図である。
【0010】 この第1実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造は、図 1(a)に示すように、多層基板1上に互いに対向する一対のハンダ用ランド2 、2が設けられていて、この一対のハンダ用ランド2、2間に容量の異なる各種 のチップコンデンサ3、4、5を架け渡してハンダ付け固定可能とされ、この一 対のハンダ付けランド2、2には、外側に寸法の大きいチップコンデンサ3をハ ンダ付け固定するための幅の広い略コ字形の大ランド部2a、2aがそれぞれ形 成され、内側に寸法の小さなチップコンデンサ5をハンダ付け固定するための幅 の狭い小ランド部2b、2bがそれぞれ形成されて、外側の大ランド部2a、2 aと内側の小ランド部2b、2bと間に銅箔の無い間隙6が形成され、この間隙 6には、外側の大ランド部2a、2aと内側の小ランド部2b、2bを導通させ るための線状銅部7が3方に形成され、小ランド部2b、2bの対向する箇所2 c、2cは大ランド部2a、2aの対向する端部より対向する内向きに突出して 形成されて、この突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部 2d、2dがそれぞれ形成されている。
【0011】 そして、ハンダ付けランド2、2の大ランド部2a、2aには、図1(a)に 鎖線で示すように、容量、サイズの大きいチップコンデンサ3を架け渡して、リ フロー時にハンダ付け固定され、容量、サイズの中程度のチップコンデンサ4は 小ランド部2b、2bと大ランド部2a、2aの境の間隙6の部分間に架け渡さ れてリフロー時にハンダ付け固定され、容量、サイズの小さいチップコンデンサ 5は、小ランド部2b、2bのテーパー部2d、2dの内側部分の間に架け渡さ れてリフロー時にハンダ付け固定されるようになっている。
【0012】 したがって、この第1実施形態によれば、多層基板1上に設けた一対のハンダ 付けランド2、2に、チップコンデンサ3、4、5をハンダ付け固定するときに 、チップコンデンサ3、4、5の容量、サイズを問わず、どのサイズのチップコ ンデンサ3、4、5でもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板1のパター ンを変更することなく適正値の容量、サイズのチップコンデンサ3、4、5を選 択してハンダ付け固定できる。 また、小ランド部2b、2bの対向する箇所2c、2cは大ランド部2a、2 aの対向する端部より対向する内向きに突出して形成されて、この突出部分の両 側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部2d、2dがそれぞれ形成され ているので、このテーパー部2d、2dの先端の幅の狭い部分に容量、サイズの 小さいチップコンデンサ5を位置決めしてリフロー時にハンダ付け固定でき、こ の容量、サイズの小さいチップコンデンサ5の位置がずれることなく、小ランド 部2b、2bの所定の箇所に正確にハンダ付け固定することができる。
【0013】 図2は第2実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造を示 す平面図である。 この第2実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造は、図 2に示すように、多層基板1上に互いに対向する一対のハンダ用ランド2A、2 Aが設けられていて、この一対のハンダ用ランド2A、2A間に容量の異なる各 種のチップコンデンサ3、4、5を架け渡してハンダ付け固定可能とされ、この 一対のハンダ付けランド2A、2Aには、外側に寸法の大きいチップコンデンサ 3をハンダ付け固定するための幅の広い略コ字形の大ランド部2a、2aがそれ ぞれ形成され、内側に寸法の小さなチップコンデンサ5をハンダ付け固定するた めの幅の狭い長方形の小ランド部2e、2eがそれぞれ形成されて、外側の大ラ ンド部2a、2aと内側の小ランド部2e、2eと間に銅箔の無い間隙6が形成 され、この間隙6には、外側の大ランド部2a、2aと内側の小ランド部2e、 2eを導通させるための線状銅部7が3方に形成されている。
【0014】 そして、ハンダ付けランド2A、2Aの大ランド部2a、2aには、図2に鎖 線で示すように、容量、サイズの大きいチップコンデンサ3を架け渡して、リフ ロー時にハンダ付け固定され、容量、サイズの中程度のチップコンデンサ4は小 ランド部2e、2eと大ランド部2a、2aの境の間隙6の部分間に架け渡され てリフロー時にハンダ付け固定され、容量、サイズの小さいチップコンデンサ5 は、小ランド部2e、2eの間に架け渡されてリフロー時にハンダ付け固定され るようになっている。
【0015】 したがって、この第2実施形態によれば、多層基板1上に設けた一対のハンダ 付けランド2A、2Aに、チップコンデンサ3、4、5をハンダ付け固定すると きに、チップコンデンサ3、4、5の容量、サイズを問わず、どのサイズのチッ プコンデンサ3、4、5でもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板1のパ ターンを変更することなく適正値の容量、サイズのチップコンデンサ3、4、5 を選択してハンダ付け固定できる。
【0016】 図3は第3実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造を示 す平面図である。 この第3実施形態のチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構造は、図 3に示すように、図1(a)に示すように、多層基板1上に互いに対向する一対 のハンダ用ランド2B、2Bが設けられていて、この一対のハンダ用ランド2B 、2B間に容量の異なる各種のチップコンデンサ3、4、5、8を架け渡してハ ンダ付け固定可能とされ、この一対のハンダ付けランド2B、2Bには、外側に 寸法の大きいチップコンデンサ3をハンダ付け固定するための幅の広い略コ字形 の大ランド部2a、2aがそれぞれ形成され、内側に寸法の小さなチップコンデ ンサ5をハンダ付け固定するための幅の狭い小ランド部2f、2fがそれぞれ形 成されて、外側の大ランド部2a、2aと内側の小ランド部2f、2fと間に銅 箔の無い間隙6が形成され、この間隙6には、外側の大ランド部2a、2aと内 側の小ランド部2f、2fを導通させるための線状銅部7が3方に形成され、小 ランド部2f、2fの対向する箇所2c、2cは大ランド部2a、2aの対向す る端部より対向する内向きに突出して形成されて、一対の小ランド部2f、2f には、更にその内側に極小ランド部2g、2gがそれぞれ形成され、この極小ラ ンド部2g、2gと小ランド部2f、2fとの間には、銅箔の無い間隙9が形成 され、この間隙9には、小ランド部2f、2fと極小ランド部2g、2gとを導 通させるための線状銅部10が形成されている。
【0017】 また、一対の小ランド部2f、2fと極小ランド部2g、2gの対向する箇所 は、大ランド部2a、2aの対向する端部より対向する内向きに突出してそれぞ れ形成されて、これらの突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテー パー部2i、2iがそれぞれ形成されている。
【0018】 したがって、この第3実施形態によれば、多層基板1上に設けた一対のハンダ 付けランド2B、2Bに、チップコンデンサ3、4、5、8をハンダ付け固定す るときに、チップコンデンサ3、4、5、8の容量、サイズを問わず、どのサイ ズのチップコンデンサ3、4、5、8でもリフロー時にハンダ付け固定でき、多 層基板1のパターンを変更することなく適正値の容量、サイズのチップコンデン サ3、4、5、8を選択してハンダ付け固定できる。
【0019】 また、小ランド部2f、2fと極小ランド部2g、2gの対向する箇所は大ラ ンド部2a、2aの対向する端部より対向する内向きに突出して形成されて、こ の突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部2i、2iが形 成されているので、このテーパー部2i、2iの先端の幅の狭い部分に容量、サ イズの小さいチップコンデンサ5を位置決めしてリフロー時にハンダ付け固定で き、この容量、サイズの小さいチップコンデンサ5の位置がずれることなく、小 ランド部2f、2fの所定の箇所に正確にハンダ付け固定することができる。 尚、上記各実施形態では、チップコンデンサについて説明したが、これに限ら ず、抵抗等の各種の面実装型部品にも適用できることは勿論である。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の考案は、多層基板上に設けられたハン ダ用ランドに、容量の異なる大小の各種のチップコンデンサをリフロー時にハン ダ付けで取付固定するようにしたチップコンデンサのリフローによるハンダ固定 構造において、互いに対向する一対のハンダ用ランドが多層基板上に設けられて 、この一対のハンダ用ランド間に容量の異なる各種のチップコンデンサを架け渡 してハンダ付け固定可能とされ、この一対のハンダ付けランドには、外側に寸法 の大きいチップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の広い大ランド部がそ れぞれ形成され、内側に寸法の小さなチップコンデンサをハンダ付け固定するた めの幅の狭い小ランド部がそれぞれ形成されて、外側の大ランド部と内側の小ラ ンド部と間に銅箔の無い間隙が形成され、この間隙には、外側の大ランド部と内 側の小ランド部を導通させるための線状銅部が3方に形成され、小ランド部の対 向する箇所は大ランド部の対向する端部より対向する内向きに突出して形成され て、この突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部がそれぞ れ形成されているので、以下に述べる効果を奏する。
【0021】 即ち、多層基板上に設けた一対のハンダ付けランドに、チップコンデンサをハ ンダ付け固定するときに、チップコンデンサの容量、サイズを問わず、どのサイ ズのチップコンデンサでもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板のパター ンを変更することなく適正値の容量、サイズのチップコンデンサを選択してハン ダ付け固定できる。 また、小ランド部の対向する箇所は大ランド部の対向する端部より対向する内 向きに突出して形成されて、この突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭く なるテーパー部がそれぞれ形成されているので、このテーパー部の先端の幅の狭 い部分に容量、サイズの小さいチップコンデンサを位置決めしてリフロー時にハ ンダ付け固定でき、この容量、サイズの小さいチップコンデンサの位置がずれる ことなく、小ランド部の所定の箇所に正確にハンダ付け固定することができる。
【0022】 請求項2に記載の考案は、多層基板上に設けられたハンダ用ランドに、容量の 異なる大小の各種の面実装型部品をリフロー時にハンダ付けで取付固定するよう にした面実装型部品のリフローによるハンダ固定構造において、互いに対向する 一対のハンダ用ランドが多層基板上に設けられて、この一対のハンダ用ランド間 に容量の異なる各種の面実装型部品を架け渡してハンダ付け固定可能とされ、こ の一対のハンダ付けランドには、外側に寸法の大きいチップコンデンサをハンダ 付け固定するための幅の広いの大ランド部がそれぞれ形成され、内側に寸法の小 さなチップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の狭い小ランド部がそれぞ れ形成されて、外側の大ランド部と内側の小ランド部と間に銅箔の無い間隙が形 成され、この間隙には、外側の大ランド部と内側の小ランド部を導通させるため の線状銅部が形成されているので、以下に述べる効果を奏する。
【0023】 即ち、多層基板上に設けた一対のハンダ付けランドに、各種の面実装型部品を ハンダ付け固定するときに、各種の面実装型部品の容量、サイズを問わず、どの サイズの面実装型部品でもリフロー時にハンダ付け固定でき、多層基板のパター ンを変更することなく適正値の容量、サイズの面実装型部品を選択してハンダ付 け固定できる。
【0024】 請求項3に記載の考案は、一対の小ランド部には、更にその内側に極小ランド 部がそれぞれ形成され、この極小ランド部と小ランド部との間には、銅箔の無い 間隙が形成され、この間隙には、小ランド部と極小ランド部とを導通させるため の線状銅部が形成されているので、この極小ランド部に小ランド部にハンダ付け 固定される容量、サイズの小さい面実装型部品より更に容量、サイズの小さい極 小の面実装型部品をハンダ付け固定することができる。
【0025】 請求項4に記載の考案は、一対の小ランド部と極小ランド部の対向する箇所は 、大ランド部の対向する端部より対向する内向きに突出してそれぞれ形成されて 、これらの突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテーパー部がそれ ぞれ形成されているので、これらのテーパー部の先端の幅の狭い部分に容量、サ イズの小さい面実装型部品を位置決めしてリフロー時にハンダ付け固定でき、こ の容量、サイズの小さい面実装型部品の位置がずれることなく、小ランド部の所 定の箇所に正確にハンダ付け固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態のチップコンデンサのリ
フローによるハンダ固定構造を示し、(a)はその平面
図、(b)はその縦断面図である。
【図2】第2実施形態のチップコンデンサのリフローに
よるハンダ固定構造を示す平面図である。
【図3】第3実施形態のチップコンデンサのリフローに
よるハンダ固定構造を示す平面図である。
【図4】従来のはんだ付け用電極構造の正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 多層基板 2 一対のハンダ用ランド 2A 一対のハンダ用ランド 2B 一対のハンダ用ランド 2a 大ランド部 2b 小ランド部 2d テーパ部 2e 小ランド部 2f 小ランド部 2g 極小ランド部 2i テーパー部 3 チップコンデンサ 4 チップコンデンサ 5 チップコンデンサ 6 銅箔の無い間隙 7 線状銅部 8 チップコンデンサ 9 銅箔の無い間隙 10 線状銅部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層基板上に設けられたハンダ用ランド
    に、容量の異なる大小の各種のチップコンデンサをリフ
    ロー時にハンダ付けで取付固定するようにしたチップコ
    ンデンサのリフローによるハンダ固定構造において、互
    いに対向する一対のハンダ用ランドが前記多層基板上に
    設けられて、この一対のハンダ用ランド間に容量の異な
    る各種のチップコンデンサを架け渡してハンダ付け固定
    可能とされ、この一対のハンダ付けランドには、外側に
    寸法の大きいチップコンデンサをハンダ付け固定するた
    めの幅の広い大ランド部がそれぞれ形成され、内側に寸
    法の小さなチップコンデンサをハンダ付け固定するため
    の幅の狭い小ランド部がそれぞれ形成されて、前記外側
    の大ランド部と内側の小ランド部と間に銅箔の無い間隙
    が形成され、この間隙には、前記外側の大ランド部と内
    側の小ランド部を導通させるための線状銅部が3方に形
    成され、前記小ランド部の対向する箇所は前記大ランド
    部の対向する端部より対向する内向きに突出して形成さ
    れて、この突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭
    くなるテーパー部がそれぞれ形成されていることを特徴
    とするチップコンデンサのリフローによるハンダ固定構
    造。
  2. 【請求項2】 多層基板上に設けられたハンダ用ランド
    に、容量の異なる大小の各種の面実装型部品をリフロー
    時にハンダ付けで取付固定するようにした面実装型部品
    のリフローによるハンダ固定構造において、互いに対向
    する一対のハンダ用ランドが前記多層基板上に設けられ
    て、この一対のハンダ用ランド間に容量の異なる各種の
    面実装型部品を架け渡してハンダ付け固定可能とされ、
    この一対のハンダ付けランドには、外側に寸法の大きい
    チップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の広い
    の大ランド部がそれぞれ形成され、内側に寸法の小さな
    チップコンデンサをハンダ付け固定するための幅の狭い
    小ランド部がそれぞれ形成されて、前記外側の大ランド
    部と内側の小ランド部と間に銅箔の無い間隙が形成さ
    れ、この間隙には、前記外側の大ランド部と内側の小ラ
    ンド部を導通させるための線状銅部が形成されているこ
    とを特徴とする面実装型部品のリフローによるハンダ固
    定構造。
  3. 【請求項3】 前記一対の小ランド部には、更にその内
    側に極小ランド部がそれぞれ形成され、この極小ランド
    部と前記小ランド部との間には、銅箔の無い間隙が形成
    され、この間隙には、前記小ランド部と前記極小ランド
    部とを導通させるための線状銅部が形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の面実装型部品のリフロー
    によるハンダ固定構造。
  4. 【請求項4】 前記一対の小ランド部と極小ランド部の
    対向する箇所は、前記大ランド部の対向する端部より対
    向する内向きに突出してそれぞれ形成されて、これらの
    突出部分の両側に先端になるにつれて幅が狭くなるテー
    パー部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の面実装型部品のリフローによるハンダ固定
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015135906A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 富士通株式会社 プリント配線板および情報処理装置

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JP2015135906A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 富士通株式会社 プリント配線板および情報処理装置

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