JP3095407B2 - 多重分離装置 - Google Patents

多重分離装置

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JP3095407B2
JP3095407B2 JP02275736A JP27573690A JP3095407B2 JP 3095407 B2 JP3095407 B2 JP 3095407B2 JP 02275736 A JP02275736 A JP 02275736A JP 27573690 A JP27573690 A JP 27573690A JP 3095407 B2 JP3095407 B2 JP 3095407B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の概要】
本発明は、自己診断機能をもったディジタル多重分離
装置に関し、回路規模の増大を招くことなく、また付加
機能の障害による誤診断を生じることなく、ディジタル
多重分離装置の確実な動作チェックを可能にする。
【0002】 実動作時及び自己診断時に動作する各種アラーム検出
手段の出力に応じて自己診断エラー情報を出力する手段
と、自己診断時に、多重装置に信号を入力する信号発生
手段と、自己診断時に、多重装置からの信号を分離装置
に折り返す折返手段と、を設け、自己診断時に信号発生
手段からの信号を多重装置、折返手段及び分離装置を介
して出力し、その時得られる前記各種アラーム検出手段
の出力に応じて出力される前記自己診断エラー情報によ
り自己診断を行う構成をもつ。
【0003】
【産業上の利用分野】
本発明は、自己診断機能をもったディジタル多重分離
装置(MUXユニット)に関する。本発明のディジタル多
重分離装置によれば、電源立上げ時またはユニット交換
時に、該ユニットの動作の正常性を自動的に確認でき、
また交換時に他のユニットの信号を壊すこともない。
【0004】
【従来の技術】
従来MUXユニットの自己診断においては、ユニットの
低次群側に内蔵の信号発生器を接続し、高次群側を折返
し(インターナルフィールドバックし)、折返した信号
を低次群側に設置したエラーディテクタに加え、ビット
バイビットの比較をする、という方法をとっている。
【0005】 第3図で説明すると、10はUXユニットで多重装置16と
分離装置18を備える。Lは低次群側、Hは多重後の高次
群側である。低次群側に信号発生器12とエラーディテク
タ14を設ける。
【0006】 第3図(b)に示すように信号発生器12はクロック発
生器12aとPNパターン発生器12bを備える。Aはその出力
クロック、BはPNパターンである。自己診断の際には、
このPNパターンBとクロックAをMUX16に入力する。ま
た自己診断に際しては第3図(b)に示すように高次群
側を折返す、即ちMUX16の出力をDMUX18へ入力する。
C、Dはこの折返しで得られるクロックとPNパターンで
ある。
【0007】 エラーディテクタ14は第3図(d)に示すようにパタ
ーン発生器14aと比較器14bを備え、折返されてきたクロ
ック(ここではC)はパターン発生器14aに入力してPN
パターンを発生し、折返されてきたPNパターン(ここで
はD)は比較器14bの一方の入力になる。比較器14bの他
方の入力はパターン発生器14aが発生したPNパターンで
ある。
【0008】 従ってMUX16及びDMUX18が正常、等なら、そして同期
がとれれば(同期がとれるよう14aでシフトなどす
る)、折返されてきたPNパターンは発生させたPNパター
ンと同じであり、比較器14bでのビットバイビットの比
較結果は全て一致、となる。不一致ならMUX16またはDMU
X18などが不良であり、こうして正常/異常チェックが
できる(自己診断ができる)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】 このように従来はMUXユニットの低次群側に信号発生
器を接続し、高次群側で折返し、折返した信号を低次群
側に設置したエラーディテクタに入力してビットバイビ
ットの比較をするという方法で自動的に自己診断してい
る。
【0010】 しかしながらインターナルループバック以外の信号発
生器及びエラーディテクタは自己診断時しか使用され
ず、不経済であるだけでなく、回路規模が本目的のため
にのみ増大するという欠点がある。また信号発生器やエ
ラーディテクタに故障があると、実動作では正常に動作
するものが、不良と診断されてしまうという問題があ
る。
【0011】 本発明はかかる点を改善して、回路規模の増大を招く
ことなく、付加機能の障害による誤診断を生じることな
く、確実な動作チェックを行なうことができる多重分離
装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のディジタル多重分離装置では、自己診断のた
めに特別な機能例えばビットバイビット比較のエラーデ
ィテクタなどは使用せず、高次群同期外れ、パリティエ
ラー等の実動作で動作する検出器を使用して自己診断す
る。
【0013】 第1図では、MUXユニット10にある出力ダウン検出器
(OUT DWN)、入力ダウン検出器(IN DWN)、同期外
れ検出器、およびパリティエラー検出器を利用し、これ
らの検出出力をオアゲート20に纏めて、該ゲートの出力
を自己診断エラーとする。
【0014】
【作用】
内蔵の信号発生器12を低次群側に接続し、高次群側で
折返す所までは従来と同じである。しかし、エラーディ
テクタ14は用いない。代りに既存の各部アラーム検出器
の出力を用いる。
【0015】 信号発生器12からのPNパターン信号の入力、折返し
で、出力ダウン検出器OUT DWN、入力断検出器IN DW
N、同期外れ検出器、パリティエラー検出器が動作し、
それぞれの事象が発生すれば出力を生じる(本例ではL
レベル出力がHレベル出力になる)。1つでも出力があ
ればオアゲート20は出力を生じ、これは自己診断でエラ
ーあり、になる。検出の精度は、パリティエラーなどの
検出スレッシュホールドを変えることで高めることがで
きる。
【0016】 この方式では、エラーディテクタは使用しないから、
それだけ回路規模増大を抑えることができ、エラーディ
テクタの故障によってMUXユニットは正常なのに不良と
判定される、こともない。
【0017】 また本発明では既設のアラーム検出器即ち入/出力断
検出器、同期外れ検出器、パリティエラー検出器、ライ
ン符号則違反検出器、などを使用して判断するので、MU
XとDMUXの正常/異常診断だけでなく、これらの検出器
の正常/異常も診断することもできる。なお後者の場合
は、信号発生器12の出力信号をそのように変更する(パ
リティエラー検出器の診断なら、パリティエラーを起し
ておく)。
【0018】
【実施例】
第2図は本発明を北米仕様のM23MUXユニット(2次群
6312Mb/s←→3次群4473Mb/s変換)に適用した例を示
す。多重装置16の高次群側に符号器22があり、また分離
装置18の高次群側に復号24がある。本例では信号発生器
12は分離装置18の低次群側に接続し、図示のように低次
群側と高次群側で折返している。本ユニットでは実動作
時の検出アラームとしてBPV(ライン符号則違反)、パ
リティエラー、同期外れ、高/低次群側の入出力断など
がある。これらの出力をオアゲートで集約して自己診断
エラーとして出力する。パリティエラー等のアラーム閾
値は、必要な精度に十分な値を自動的に選択する。自己
診断エラーは、1つの検出器でも障害であれば当該MUX
ユニットは不良とするから、全検出器の出力のオアでよ
い。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、MUXユニットの
動作時に動作するアラーム検出器を有効に利用して自己
診断を行なうので、回路規模を小さくし、付加機能での
エラー発生によって信頼度が落ちることを防止し、更に
アラーム検出器の正常動作をも確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図である。
【図2】 本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】 従来の自己診断法の説明図である。
【符号の説明】
10……MUXユニット 12……信号発生器 16……多重装置 18……分離装置 20……オアゲート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低次群信号を多重装置により多重化して高
    次群信号を出力するとともに、高次群信号を分離装置に
    より分離して複数の低次群信号を出力する多重分離装置
    において、 実動作時及び自己診断時に動作する各種アラーム検出手
    段の出力に応じて自己診断エラー情報を出力する手段
    と、 自己診断時に、多重装置に信号を入力する信号発生手段
    と、 自己診断時に、多重装置からの信号を分離装置に折り返
    す折返手段と、 を設け、自己診断時に信号発生手段からの信号を多重装
    置、折返手段及び分離装置を介して出力し、その時得ら
    れる前記各種アラーム検出手段の出力に応じて出力され
    る前記自己診断エラー情報により自己診断を行うことを
    特徴とする多重分離装置。
JP02275736A 1990-10-15 1990-10-15 多重分離装置 Expired - Fee Related JP3095407B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9108308B2 (en) 2011-11-14 2015-08-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Switch operation device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9108308B2 (en) 2011-11-14 2015-08-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Switch operation device

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JPH04150630A (ja) 1992-05-25

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