JPH0795263A - 故障検出回路 - Google Patents

故障検出回路

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JPH0795263A
JPH0795263A JP5196646A JP19664693A JPH0795263A JP H0795263 A JPH0795263 A JP H0795263A JP 5196646 A JP5196646 A JP 5196646A JP 19664693 A JP19664693 A JP 19664693A JP H0795263 A JPH0795263 A JP H0795263A
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JP
Japan
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signal
pseudo
circuit
processing circuit
pseudo signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5196646A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Mizobe
正敏 溝邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はディジタル信号伝送装置内の故障を
伝送ディジタル信号に基づいて検出する故障検出回路に
関し、簡単な回路構成で、誤動作の少ない故障検出を行
うことを目的とする。 【構成】 信号処理回路11は入力信号aに対して速度
変換を行うと共に、擬似信号発生回路12からの第1の
擬似信号cに対しても同じ速度変換を行う。第1の擬似
信号cは入力信号aと同一の伝送速度の、既知の固定パ
ターンであるため、擬似信号発生回路13からは第1の
擬似信号と同一の固定パターンの第2の擬似信号eを出
力する。擬似信号発生回路15はこの第2の擬似信号e
と信号処理回路11で信号処理された第1の擬似信号d
とを比較する。警報処理回路16は比較結果fが不一致
のとき警報を発生するための処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は故障検出回路に係り、特
にディジタル信号伝送装置の故障を、伝送ディジタル信
号に基づいて検出する故障検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号伝送システムにおいて、
伝送信号が正しく処理されているか、あるいは装置内の
回路が正しく動作しているかを判別するために、装置に
入力される信号と出力される信号を比較する方法が用い
られる。従来、この信号比較には、サイクリック・リダ
ンダンシイ・チェック・コード(CRC)などの誤り訂
正符号やパリティビットのような誤り検出符号が用いら
れることは周知の通りである。従って、例えば無線端局
受信部で回線障害の状態をパリティビットで検出する場
合には、中継局が主信号の代わりの擬似ランダム信号
と、そのパリティビットとして擬似ランダム信号から生
成された本来の値とは反転した値を出力することによ
り、後段の故障検出回路でパリティビットに基づき障害
発生を検出させるようにした回路が従来より知られてい
る(例えば特開昭62−299129号公報)。
【0003】そして、このような場合、パリティビット
に基づいて故障を検出する回路は、従来図3のブロック
図に示すような構成とされている。同図中、信号処理回
路21は、入力ディジタル信号aに対して予め定められ
た所定の信号処理を行う回路で、所定の信号処理を行っ
て得た信号bを後段へ出力する。また、この信号処理回
路21は、入力ディジタル信号aからパリティ検出回路
22で生成したパリティビットgを一旦保持した後、そ
のままパリティ比較回路24へ出力する。
【0004】信号処理回路21の出力信号bは、またパ
リティ検出回路23にも供給され、前記パリティ検出回
路22と同一の検出方法でパリティビットを検出(生
成)する。このパリティ検出回路23の出力パリティビ
ットhはパリティ比較回路24に供給される。パリティ
比較回路24は上記の信号処理回路21の入力側で検出
されたパリティビットgと信号処理回路21の出力側で
検出されたパリティビットhとをそれぞれ比較し、両者
が一致したときは正常、不一致のときは異常を示す論理
レベルの信号を出力する。この従来の故障検出回路によ
れば、信号処理回路21の故障などに起因する1ビット
エラーを検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の故障検出回路では、信号処理回路21の入力側と出力
側に、伝送ディジタル信号a、bを1ビットずつ抜き取
り、その抜き取ったデータが”1”か”0”かを判別
し、判別した”1”の数を計数して、その計数値が偶数
個か奇数個かに基づいて1ビットのパリティビットの値
を決定するという構成のパリティ検出回路22と23を
それぞれ有するため、全体としてかなり大規模な回路構
成となる。更に、パリティ検出回路22、23自体は、
半ビットのタイミングでのデータ処理や、データ以外の
信号を計数からはずす必要があること、計数区間の分か
れ目でのリセットなど動作が複雑であり、誤動作し易い
という問題がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
予め定めた固定パターンの擬似信号を用いて故障検出す
ることにより、上記の課題を解決した故障検出回路を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ディジタル信号伝送装置内において入力
信号に対して所定の信号処理を行う信号処理回路と、固
定パターンの第1の擬似信号を発生して、信号処理回路
の入力信号と同一の伝送速度で信号処理回路に入力する
第1の擬似信号発生手段と、第1の擬似信号が信号処理
回路で正常に信号処理されて出力されたときと同一の固
定パターンの第2の擬似信号を発生して、信号処理回路
の出力信号と同一の伝送速度で出力する第2の擬似信号
発生手段と、信号処理回路で信号処理されて取り出され
た前記第1の擬似信号と、上記の第2の擬似信号とをそ
れぞれ比較する比較手段とを有する構成としたものであ
る。
【0008】
【作用】本発明では、信号処理回路で信号処理された前
記第1の擬似信号と第2の擬似信号とをそれぞれ比較手
段により比較することで、故障の有無を検出するように
しているため、固定パターンである第1の擬似信号と第
2の擬似信号を用いて故障検出することができる。従っ
て、データを1ビットずつ抜き取って”1”の数を計数
するなどの複雑な処理を不要にすることができる。
【0009】また、本発明では、上記の第1及び第2の
擬似信号発生手段を、前記ディジタル信号伝送装置内で
用いられている既存の記憶装置の一部を利用して構成さ
れる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図を示
す。同図中、信号処理回路11は所定の信号処理を行う
回路で、例えばディジタル信号伝送システムの装置内の
速度変換を行う回路である。また、信号処理回路11
は、2入力信号に対して並列に同時に同一の速度変換が
できる構成とされている。擬似信号発生回路12と13
は基準信号発生回路14からの同一の基準信号が供給さ
れて、擬似信号を同様のタイミングで出力する回路で、
例えば信号処理回路11が設けられている同じ装置内の
タイミング用のリード・オンリ・メモリ(ROM)ある
いはFIFOで構成されている。ただし、擬似信号発生
回路12は信号処理回路11の入力信号と同一の伝送速
度で第1の擬似信号を発生出力し、擬似信号発生回路1
3は信号処理回路11の出力信号と同一の伝送速度で、
第1の擬似信号が信号処理回路11から出力されると予
測される内容の第2の擬似信号を発生出力する。
【0011】また、擬似信号比較回路15は、2入力信
号が同一であるかどうかを比較し、その比較結果を警報
処理回路16へ出力する回路で、例えば2入力排他的論
理和回路で構成されている。警報処理回路16は入力比
較結果が不一致を示す論理レベルのとき、警報を発生す
る処理を行う回路である。
【0012】次に本実施例の動作について、図2のタイ
ムチャートを併せ参照して説明する。信号処理回路11
は図2(A)に示す如き6ビットが625μsで伝送さ
れる、伝送速度9.6kbpsの入力信号aが入力され
ると、これを図2(B)に示すように伝送速度8.19
2Mbpsに速度変換して、625μsで伝送される5
120ビットのうち、最初の6ビットが入力信号aと同
一データで、7ビット以降はオール”1”の信号bを後
段の回路へ出力する。
【0013】また、信号処理回路11は、擬似信号発生
回路12からの図2(C)に示す既知の固定パターンの
6ビットの伝送速度9.6kbpsの第1の擬似信号c
が入力され、擬似信号発生回路12からのタイミング信
号に基づき入力信号aと同一のタイミングで、伝送速度
8.192Mbpsに速度変換して図2(D)に示す擬
似信号dを、擬似信号発生回路13からのタイミング信
号に基づいたタイミングで出力する。
【0014】第1の擬似信号cは既知であり、また信号
処理回路11の処理内容は速度変換であるから、擬似信
号発生回路13は第1の擬似信号cと同一のパターン
で、かつ、信号処理回路11の出力信号b及び出力擬似
信号dと同一の伝送速度8.192Mbpsの、図2
(E)に示す第2の擬似信号eを発生し、これを信号処
理回路11へ出力するタイミング信号に同期して出力す
る。
【0015】擬似信号比較回路15は上記の出力擬似信
号dと第2の擬似信号eがそれぞれシリアルに入力さ
れ、両者が一致するとき第1の論理レベル、両者が不一
致のとき第2の論理レベルの信号を比較結果fとして出
力する。この比較結果fは警報処理回路16に供給さ
れ、ここで警報処理が行われる。上記の出力擬似信号d
は、信号処理回路11が正常なときには第2の擬似信号
eと同一であるから、警報処理回路16は上記の第1の
論理レベルの比較結果fが入力されたときは正常と判断
し、上記の第2の論理レベルの比較結果fが入力された
ときは、警報を発生すべく所定の信号処理を行う。
【0016】このように、本実施例によれば、半ビット
のタイミングでのデータ処理や、データ以外の信号を計
数からはずしたり、計数区間の分かれ目でのリセットな
どの動作が必要である従来のパリティ検出回路に比し、
予め記憶された固定パターンの擬似信号を所定の伝送速
度で出力するだけで良いため、回路動作が簡単であり、
故障検出回路の誤動作を従来に比し大幅に少なくするこ
とができる。
【0017】また、本実施例によれば、擬似信号発生回
路12と13は装置内のタイミングROMの一部などを
用いているため、従来に比し回路構成をかなり小規模と
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定パターンである第1の擬似信号と第2の擬似信号を
用いて故障検出することができ、データを1ビットずつ
抜き取って”1”の数を計数するなどの複雑な処理を不
要にすることができるため、回路動作が簡単で、誤動作
の発生を従来に比べて大幅に少なくすることができる。
また、本発明では、上記の第1及び第2の擬似信号発生
手段を、前記ディジタル信号伝送装置内で用いられてい
る既存の記憶装置の一部を利用して構成しているため、
従来に比し回路構成をかなり小規模とすることができる
という特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【図3】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
11 信号処理回路 12 第1の擬似信号発生回路 13 第2の擬似信号発生回路 14 基準信号発生回路 15 擬似信号比較回路 16 警報処理回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号伝送装置内において入力
    信号に対して所定の信号処理を行う信号処理回路と、 固定パターンの第1の擬似信号を発生して、該信号処理
    回路の入力信号と同一の伝送速度で該信号処理回路に入
    力する第1の擬似信号発生手段と、 該第1の擬似信号が該信号処理回路で正常に信号処理さ
    れて出力されたときと同一の固定パターンの第2の擬似
    信号を発生して、該信号処理回路の出力信号と同一の伝
    送速度で出力する第2の擬似信号発生手段と、 該信号処理回路で信号処理されて取り出された該第1の
    擬似信号と、該第2の擬似信号発生手段からの該第2の
    擬似信号とをそれぞれ比較する比較手段とを有すること
    を特徴とする故障検出回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の擬似信号発生手段
    は、前記ディジタル信号伝送装置内で用いられている既
    存の記憶装置の一部を利用して構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の故障検出回路。
JP5196646A 1993-06-15 1993-06-15 故障検出回路 Pending JPH0795263A (ja)

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JP5196646A JPH0795263A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 故障検出回路

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JP5196646A JPH0795263A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 故障検出回路

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JPH0795263A true JPH0795263A (ja) 1995-04-07

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ID=16361241

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JP5196646A Pending JPH0795263A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 故障検出回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041732A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Sharp Corp データ受信装置、データ送信装置、データ転送システム、プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162042A (ja) * 1989-11-20 1991-07-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル信号処理回路の自己診断装置
JPH04241547A (ja) * 1991-01-14 1992-08-28 Nec Corp 回線品質チェック方法

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