JP3095179B2 - シリコーン感圧接着剤組成物 - Google Patents
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Description
る組成物に関する。より具体的に言えば、本発明は、フ
ルオロシリコーン剥離ライナーから取り去った後に改良
された性質を有するシリコーン感圧接着剤に関する。
ブネスはシリコーン技術分野において十分に文献に記載
されている。シリコーン感圧接着剤の乾燥粘着性(以
下、アグレッシブ接着性ともいう)、すなわち粘着性
(以下、タックともいう)及び/又は接着強さは有益で
あるとは言え、それは重要な問題でもある。シリコーン
感圧接着剤は例えば、テープのロールの形をした基材上
の接着剤層の形であろうと、自動車へ接着されるべき装
飾品もしくは人間の皮膚へ付着されるべき医療品のよう
な可剥性裏地(以下、裏材料ともいう)で保護された物
品上の接着剤層の形であろうと、あるいは可剥性裏材料
により二つの面を保護された移行接着剤層の形であろう
と、シリコーン感圧接着剤をその所期の目的のために使
用する前に隣接面から分離されなくてはならない。
6048号明細書は、溶剤流延された熱硬化したシリコーン
感圧接着剤を剥離するため有効であると言われるフルオ
ロシリコーン剥離ライナーを開示した。 Brownらは、彼
らのフルオロシリコーンライナーと接して溶剤流延され
そして熱硬化させられた、過酸化物で硬化させたシリコ
ーン感圧接着剤を含んでなる積層品の例を提供したが、
白金で硬化させたシリコーン感圧接着剤を含んでなる積
層品の例は少しも開示しなかった。
IVE ADHESIVE/RELEASE LINERLAMINATE" という発明の
名称の同時係属米国特許出願明細書において、 Tangney
は付加硬化するシリコーン感圧接着剤とフルオロシリコ
ーン剥離コーティングとを含んでなる積層品を開示し
た。フルオロシリコーン剥離コーティング上へ流延しそ
してそれと接して硬化させた後に付加硬化したシリコー
ン感圧接着剤をフルオロシリコーン剥離コーティングか
ら分離するのに要する剥離力は、 300g/インチ(300g
/2.54cm)未満の安定な値を有する一方で、同時に安定
な後の接着性と安定な後のタックとが示される。
願明細書の積層品は極めて望ましい物品であるとは言
え、それには一つの欠点がある。シリコーン感圧接着剤
をライナーから分離した後には、後のタックと称される
そのタック及び/又は後の付着力と称されるその付着力
は時として望まれるほど大きくはない、ということが分
った。
圧接着剤を提供することが本発明の目的である。本発明
の特別な目的は、当該技術分野の類似の付加硬化シリコ
ーン感圧接着剤よりも後のタックの良好な付加硬化シリ
コーン感圧接着剤を提供することである。
特許請求の範囲の記載を検討して明らかになるであろう
その他の目的は、簡単に述べれば、ポリジオルガノシロ
キサン、オルガノポリシロキサン樹脂を含み、そして任
意的に硬化剤を含んでなるシリコーン感圧接着剤に限ら
れた量のある一定のオルガノポリシロキサン樹脂を加え
ることによって得られる組成物を含む本発明によって達
成される。
接着剤組成物は、米国特許第 2736721号、第 2814601
号、第 2857356号、第 3528940号、第 3929704号、第 4
309520号、第 4584355号、第 4591622号各明細書、カナ
ダ国特許第711756号明細書、及び英国特許第998232号明
細書に開示される。付加硬化させられるシリコーン感圧
接着剤として知られる白金で硬化させられるシリコーン
感圧接着剤は、米国特許第 3527842号、第 3983298号、
第 4774297号各明細書、及び特願昭61−283343号公報に
開示される。本発明はこれらのシリコーン感圧接着剤に
応用可能であると信じられる。
を含んでなり、(A)と(B)との合計が 100重量部で
あるシリコーン感圧接着剤に関する。
し、式中の各Rが一価の炭化水素基を表し、各R1 がR
基とOH基とからなる群より選ばれる基を表し、そして
nが0より大きい平均値を有する数であるポリジオルガ
ノシロキサン30〜70重量部。
のR3SiO1/2シロキサン単位と (R2O) a SiO (4-a)/2 シロ
キサン単位とから本質的になり、式中のRが上記の成分
(A)について言及されたとおりであって、メチル基が
全R基のうちの少なくとも50モル%を構成し、R2 がH
又はRを表し、そしてaが0〜0.3の値を有するオルガ
ノポリシロキサン30〜70重量部。
R3SiO1/2シロキサン単位と (R2O)a SiO (4-a)/2 シロキ
サン単位とから本質的になり、式中のR,R2 及びaが
上記の成分(B)について言及されたとおりであって、
メチル基が全R基のうちの少なくとも50モル%を構成す
るオルガノポリシロキサン1〜25重量部。
R2R1を有するポリジオルガノシロキサンである。この式
においては、各Rは任意の一価炭化水素基、典型的には
炭素原子数10以下、好ましくは炭素原子数6以下の一価
炭化水素基を表す。
ピル基、ヘキシル基及びオクチル基のようなアルキル基
や、ビニル基、アリル基、プロペニル基及びヘキセニル
基のようなアルケニル基や、シクロヘキシル基及びシク
ロヘキセニル基のような環式炭化水素基や、フェニル
基、2−フェニルエチル基、トリル基及びベンジル基の
ようなアリール基が含められる。メチル基、ビニル基及
びフェニル基が一般には好ましいR基であり、そしてメ
チル基は好ましくは、全部のR基の少なくとも50モル
%、最も好ましくは95モル%の割合を占める。シリコー
ン感圧接着剤の耐熱性及び/又は低温柔軟性が要望され
る場合には、フェニル基とメチル基が一緒に存在する。
基でもよい。例えば、両方のR1 基ともR基、例えばメ
チル基、ビニル基、フェニル基の如きもの又はヒドロキ
シル基でよい。あるいはまた、R1基は異なるもの、例
えばメチル基とビニル基又はメチル基とヒドロキシル基
といったようなものでもよい。
成物の加工性に関して不利な影響が生じない限りは、成
分(A)の分子量について、又は上式中のnの値につい
て重要な制限は少しもない。
サン成分(A)の25℃での粘度が100mPa・s(100cP)から
100kPa・s(100,000,000cP)までであるような値である。
この範囲内に入る粘度値を与えるのに必要とされるnの
正確な値はR基の種類に依存するが、とは言えヒドロキ
シル基を末端基とする及び/又はR基を末端基とするポ
リジメチルシロキサンについては、nの値は約50から約
10,000までであろう。
くとも 500,000cPであるのが好ましく、より好ましくは
少なくとも1,000,000cP 、最も好ましくは少なくとも1
0,000,000cPである。全てのR基がメチル基であり、あ
るいは任意的に約5%までがビニル基及び/又はフェニ
ル基であって残りがメチル基である場合には、nの平均
値は約1500から上の、好ましくは約1800から上の、最も
好ましくは約3000から上の範囲に及ぶ。そのほかのR基
の場合には、nの対応する値はポリジオルガノシロキサ
ン中に存在している特定のR基に依存しよう。一般に、
ここではいわゆるシリコーンガムが好ましく、この場合
にnの値は5000程度及びそれ以上であることができる。
ルガノシロキサン(A)は、下式、すなわち R1R2SiO(Me2SiO)n-b (RPhSiO)b SiR2R1 を有し、この式中のR及びR1 は上記の意味を有し、M
e はメチル基を表し、Ph はフェニル基を表し、nの値
は少なくとも500 、好ましくは25℃で少なくとも10,00
0,000cPの粘度を与えるのに十分な値であり、そしてb
の値は最大でnの値までの範囲であることができ、例え
ば0,0.05n,0.1n,0.5n及びnのような値であ
る。
具体的な例には、下記のものが含められるが、具体例は
これらには限定されない。
PhMeVi これらの式中のMe ,Vi 及びPh は、それぞれメチル
基、ビニル基及びフェニル基を表す。
において 100cPから 100,000cPまでであるような整数で
ある場合には、無溶剤の感圧接着剤組成物を調製するこ
とができる。有機溶剤は、ポリジオルガノシロキサンが
少なくとも 1,000,000cPの粘度を有する、すなわちいわ
ゆるシリコーンガムである場合に、典型的に使用され
る。成分(A)の粘度が 100,000cPより高いが 1,000,0
00cPより低い場合には、適当量の有機溶剤を加えてよ
く、その量は当該組成物の樹脂含有量に依存する。
リコーン技術分野においてよく知られており、それらの
合成をここで広範囲にわたり説明する必要はない。R基
を末端基とするポリジオルガノシロキサン類を合成する
場合には、R基を含有している末端用反応物例えばジビ
ニルテトラメチルシロキサン又はヘキサメチルジシロキ
サンのような反応物を酸性又はアルカリ性触媒の存在下
でオクタメチルシクロテトラシロキサンのようなジオル
ガノシロキサンと平衡させる。フェニル基を含有してい
る及び/又はビニル基を含有しているジオルガノシロキ
サン反応物も、所望される場合には重合体の鎖にフェニ
ル基及び/又はビニル基を導入するために反応混合物に
含ませることができる。その上、所望される場合には、
フェニル基をR基を含有している末端用反応物に取入れ
ることができる。ポリジオルガノシロキサンの分子量
は、適当量の末端用反応物を公知のように使って制御す
ることができる。典型的には、OH基を末端基とするポ
リジオルガノシロキサン類の合成の場合について言え
ば、オクタメチルシクロテトラシロキサンのようなジオ
ルガノシロキサン反応物を酸性又はアルカリ性触媒の存
在下で平衡させる。フェニル基を含有している及び/又
はビニル基を含有しているジオルガノシロキサン反応物
も、所望される場合には重合体の鎖にフェニル基及び/
又はビニル基を導入するために反応混合物に含ませるこ
とができる。OH基を末端基とするポリジオルガノシロ
キサンの分子量は、よく知られているように、適当量の
触媒を使って制御することができる。
O (4-a)/2 単位とから構成されるオルガノポリシロキサ
ンである。この成分においては、R3SiO1/2単位が (R2O)
a SiO (4-a)/2 単位と結合し、そしてそれらのうちの大
部分も (R2O)a SiO (4-a)/2 単位と結合する。
(4-a)/2 単位と結合したヒドロキシル(R 2 =H)基及
びヒドロカルボノキシ(R2 =R)基を最大で約5重量
%まで有し、実際の量はその成分をどのように調製した
かに依存する。それに応じて、 (R2O)a SiO (4-a)/2 単
位式中のaの値は0から約0.3までの範囲にわたる。主
要な(R2O)a SiO (4-a)/2 単位は、もちろんながらSiO
4/2である。
したアルケニル基との間の付加反応によって硬化する本
発明の組成物について言えば、成分(B)のケイ素と結
合したヒドロキシル基の含有量は1.0未満、好ましくは
0.6未満であるのが大いに好ましい。オルガノポリシロ
キサン樹脂のケイ素と結合したヒドロキシル基の含有量
は、SiOH原子団をトリメチルクロロシラン又はヘキサメ
チルシラザンのようなシリル化剤と反応させるような、
あるいはアルカリ性触媒の存在下でSiOH原子団を相互縮
合させて追加の樹脂結合を形成させるような、周知の化
学反応により減少させることができる。
Rは、成分(A)について先に説明したR基のうちの、
それらの好ましい態様を含めていずれでもよい。全部の
R基のうちの少なくとも50モル%、好ましくは95モル%
は、メチル基であるべきである。更に、本発明において
は、R基の全体はアルケニル基を0.5モル%以下含有
し、好ましくは少しも含有しない。R2 はH又は任意の
R基、好ましくはアルキル基、典型的にはメチル基、エ
チル基もしくはイソプロピル基でよい。
に対するモル比は、0.6:1から0.9:1までの範囲内
でなくてはならない。 (R2O)a SiO (4-a)/2 単位当り0.
6未満のR3SiO1/2単位ではシリコーン感圧接着剤の粘着
性が低下し、その一方、 (R2O)a SiO (4-a)/2 単位当り
0.9を超えるR3SiO1/2単位では凝集強さが低下する。
SiO (4-a)/2 単位から構成されるオルガノポリシロキサ
ンであるという点で成分(B)と同様である。とは言う
ものの、成分(C)は、少なくともR3SiO1/2単位の (R2
O)a SiO (4-a)/2 単位に対する比の値がより大きいとい
う点で成分(B)とはきわどく異なる。
a SiO (4-a)/2 単位に対するモル比は、1:1から1.
7:1までの範囲でなくてはならず、その値は好ましく
は1.2/1から1.4/1までである。1:1の比率未満
では粘着性が向上せず、その一方1.7:1の比率より大
きくては凝集強さが低下する。
好ましい態様を含めて成分(B)について上で述べたと
おりである。
どのように調製されたかに応じて、(R2O)a SiO (4-a)/2
単位に結合したケイ素結合ヒドロキシル(R2 =H)基
及びケイ素結合アルコキシ(R2 =R)基を最大で約5
重量%まで有することができる。それに応じて、 (R2O)
a SiO (4-a)/2 単位式中のaの値は0から約0.3までの
範囲にわたる。
したアルケニル基との付加反応により硬化する本発明の
組成物について言えば、成分(B)のケイ素結合ヒドロ
キシル基の含有量は1.0未満、好ましくは0.6未満であ
るのが好ましい。成分(C)のケイ素結合ヒドロキシル
基の含有量は、成分(B)について先に言及したように
低下させることができる。
(C)を合成するための方法及び特性を決定する方法は
公知である。米国特許第 2676182号、第 3284406号、第
3527659号及び第 4707531号各明細書の開示は、本発明
における成分(B)及び(C)として適当であるオルガ
ノポリシロキサン類の調製を示す。成分(B)は好まし
くは、米国特許第 2676182号明細書の方法によって調製
され、そして所望ならば、ケイ素と結合したヒドロキシ
ル基の含有量を減らすため、米国特許第 3527659号明細
書に開示されたように更に処理される。成分(C)は好
ましくは、米国特許第 4707531号明細書の方法により調
製される。
これらの成分の個々の量及び種類に従って種々の付着特
性を有するとは言え、それらの付着特性は、組成物を硬
化すなわち加硫させることにより通常は更に改良するこ
とができる。硬化は、より初期のシリコーン感圧接着剤
組成物で実施された周知のやり方でもって、組成物を最
高 300℃までの温度で適当な時間加熱して達成すること
ができる。
組成物は、シリコーン感圧接着剤の付着特性を改良する
ため硬化剤を更に含有する。この硬化剤は、アルケニル
基を含有している組成物のためのオルガノ水素ポリシロ
キサン又は有機過酸化物でよい。
型的に使用される有機過酸化物の例には、ベンゾイルペ
ルオキシド、ジクミルペルオキシド、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン及びジ
クロロベンゾイルペルオキシドが含められ、そのほかの
よく知られた過酸化物も適当である。有機過酸化物は、
シリコーン感圧接着剤の技術分野において典型的に使用
される量で使用することができる。
素結合水素原子を有するオルガノ水素ポリシロキサン類
は、アルケニル基を含有している成分(A)のための架
橋剤成分(D)として働く。硬化は、この成分のケイ素
と結合した水素原子と成分(A)のアルケニル基との白
金族金属含有触媒の触媒活性下での付加反応により進行
する。
個の、好ましくは3個以上のケイ素結合水素原子を有す
るいずれのオルガノ水素ポリシロキサンも、特にいずれ
のメチル水素シロキサンも、本発明の組成物において成
分(D)として使用することができる。この成分の分子
構造は重要ではなく、所望のままに、環状、線状、枝分
れ及び/又は網状構造であることができる。このオルガ
ノ水素ポリシロキサン中の有機基は、周知のように、脂
肪族不飽和のないいずれの一価炭化水素基でもよく、例
えば成分(A)について先に言及した一般的及び具体的
なアルキル基やアリール基でよい。相容性を最大にする
ためには、オルガノ水素ポリシロキサンの有機基は、脂
肪族不飽和のない成分(A)〜(C)におけるそれらと
同じである。
メチル水素シロキサン単位から構成され、そして任意的
にジメチルシロキサン単位から構成される線状のメチル
水素ポリシロキサンである。この線状シロキサンの末端
シロキサン単位は重要ではなく、トリオルガノシロキサ
ン単位又はジオルガノ水素シロキサン単位あるいはそれ
らの混合物でよく、この場合の有機基は例えばメチル基
である。
は、式Me3SiO(MeHSiO)c (Me2SiO)d SiMe3 を有し、この
式において、cは少なくとも3の平均値を有し、dは0
又はこれより大きな平均値を有し、そしてc+dは典型
的に最大 100までの平均値を有する。それらの例には、
式Me3SiO(Me2SiO)c SiMe3 を有しcの値が30〜70である
化合物や、 Me3SiO(Me2SiO)3(MeHSiO)5SiMe3が含められ
る。
ガノ水素ポリシロキサン類はよく知られており、一般式
を示す以外に説明を行う必要はない。一部のものは商業
的に入手可能である。米国特許第 4154714号明細書の開
示は、本発明で使用するのに適したオルガノ水素ポリシ
ロキサン類の更にいくつかの例を示す。
は成分(A)と成分(D)との付加反応を促進する。具
体的な例は、塩化白金酸、塩化白金酸−オレフィン錯
体、塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体、及びアルミナ
のような微小粒状物に担持された白金である。
白金含有触媒は、Willingにより米国特許第 3419593号
明細書に開示された塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体
である。とは言うものの、白金含有触媒は、ケイ素と結
合した水素原子とケイ素と結合したアルケニル基とのヒ
ドロシリル化反応を触媒するのに有効である周知の物質
のいずれでもよい。
するシリコーン感圧接着剤のための硬化剤は更に、本発
明の付加硬化性シリコーン感圧接着剤を処理し及び取扱
うのを助けるために、反応抑制剤すなわち成分(F)を
含むことができる。成分(F)は、当該技術分野で公知
のいずれの白金触媒抑制剤でもよい。
例には、エチレン系(以下、列ともいう)又は芳香族系
不飽和のあるアミド類(米国特許第 4337332号明細書)
、アセチレン列化合物(米国特許第 3445420号明細書)
、エチレン列不飽和イソシアネート類(米国特許第 38
82083号明細書) 、オレフィン系シロキサン類(米国特
許第 3989667号明細書) 、不飽和炭化水素ジエステル類
(米国特許第 4256870号、第 4476166号及び第 4562096
号各明細書) 、共役エン−イン類(米国特許第 4465818
号及び第 4472563号各明細書) といったような不飽和有
機化合物や、他の有機化合物、例えばヒドロペルオキシ
ド類(米国特許第 4061609号明細書) 、ケトン類(米国
特許第 3418731号明細書) 、スルホキシド類、アミン
類、ホスフィン類、ホスフィット類、ニトリル類(米国
特許第 3344111号明細書) 、ジアジリジン類(米国特許
第 4043977号明細書) の如きものや、種々の塩類(例え
ば米国特許第 3461185号明細書) が含められる。
剤は、エン−イン類、例えば3−メチル−3−ペンテン
−1−インや3,5−ジメチル−3−ヘキセン−1−イ
ンのようなもの、そしてアセチレン列アルコール類、例
えば3−メチル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジ
メチル−1−ヘキシン−3−オール、3−メチル−1−
ペンチン−3−オール、フェニルブチノールの如きもの
である。
(C)を溶解して粘度をより低くし、それゆえに感圧接
着剤組成物の種々の基材への適用をより容易にするた
め、適当量の有機溶剤を更に含む。この成分の具体的な
例は、炭化水素類、例えばトルエン、キシレン、ヘプタ
ン及びミネラルスピリットの如きものや、ハロ炭化水素
類、アルコール類、エステル類、ケトン類、並びにこれ
らの溶剤の組み合わせである。溶剤の量は重要ではない
が、そうは言うものの、組成物の調製、取扱い及び適用
を容易にするのに十分な量だけが推奨される。
加えることが許される。そのような補足成分は、例え
ば、種々の酸化防止剤、顔料、安定剤及び充填剤であ
る。
(B)の相対量は、おのおの30〜70部、好ましくは40〜
60部、最も好ましくは45〜55部の範囲にわたることがで
きる。
部ごとに、成分(C)の量は1〜25重量部、好ましくは
3〜12重量部に制限される。
分(A)のアルケニル基当り1〜40個、好ましくは10〜
20個のケイ素結合水素原子を供給するのに十分であるべ
きである。
(A)〜(D)を一緒にした量の 100万重量部ごとに0.
1〜1000重量部、好ましくは1〜 500重量部、最も好ま
しくは10〜 300重量部の白金を与えるのに十分な量で加
えられる。0.1重量部未満では架橋反応が不十分であ
り、従って凝集強さが低下し、その一方1000重量部を超
えると、使用時間が短くなり且つ経費が高くなるため不
利である。
合、その量が重要であるとは知られておらず、その量は
上で説明した触媒される付加反応を高温では妨げずに室
温で妨げるいずれの量でもよい。シリコーン感圧接着剤
組成物のために室温での特定の浴寿命を得るために具体
的な抑制剤の量を提示することはできないが、これは、
使用すべきいずれの特定の抑制剤の所望量も白金族金属
含有触媒の濃度と種類、成分(A)〜(D)の性質と
量、そして任意的な成分の存否に依存するからである。
理論により本発明を限定したいわけではないながらも、
発明者らは、組成物中の白金族金属原子ごとに抑制剤分
子が、それらの間で室温で安定な錯体を形成するために
少なくとも1個存在すべきであると信じる。本発明の無
溶剤組成物においては、抑制剤の量は典型的に、溶剤含
有組成物で使用される量よりも多く、且つ典型的に、組
成物中の白金族金属ごとに25〜50個の分子を供給するの
に十分な量である。
について広い範囲及び狭い範囲を一般的に教示してはい
るが、当業者は通常の実験を利用しておのおのの系につ
いてそれらの最適量をたやすく決めることができる。
(C)を、好ましくは混合を助けるため有機溶剤の存在
下で、最適な混合手段、例えばへら、ドラムローラー、
機械式攪拌機、三本ロールミル、シグマブレードミキサ
ー、ブレッドドウミキサー及び二本ロールミルといった
ようなものを使って、均一混合して作られる。この後
は、結果として得られた溶液は使用する用意ができてい
る。
〜(C)の混合物に加えられる。組成物を使用しようと
する直前に上記混合物へ硬化剤を加えるのが好都合であ
る。付加硬化するシリコーン感圧接着剤の場合には、成
分(D)及び(F)は上記混合物にいつでも加えること
ができ、そして成分(E)は組成物を使用する直前に加
えられる。あるいはまた、成分(D)又は(F)を成分
(E)と共に加えることができる。
接着剤が有する全ての用途を有する。
施するかを更に教示するために開示されるものであり、
そして本発明の例示と見なされるべきであって本発明を
限定するものと見なされるべきではない。本発明は、特
許請求の範囲に正確に記述されている。これらの例にお
いては、部数及び百分率は特に記載がない限りはいずれ
も重量によるものである。またこれらの例で報告される
性質は、次に述べる方法により測定された。
計を使って室温でセンチポアズを単位として測定し、そ
して 0.001を掛けてパスカル秒(Pa・s)に換算した。
わち、2gの試料を1時間 150℃に加熱して、残留物の
重量を最初の試料の重量の百分率として表現した。
ち、シリコーン感圧接着剤の溶液をバードバーを用いて
フルオロシリコーン剥離ライナー上へ乾燥厚さ1.5ミル
(38.4μm)の接着剤を供給するのに十分な厚さで流延
し、そして 100°で3分間加熱した。この硬化したシリ
コーン感圧接着剤へ厚さ2ミル(50.8μm)のマイラー
(Mylar 、商標)ブランドのポリエステルフィルムを1
枚当てて、その結果できた積層品をゴム被覆した2kgの
ローラーで圧縮した。次いでこの試験積層品を室温にお
いて様々な時間間隔で老化させて、1×6インチ(2.54
×15.24 cm) のストリップに切断した。この積層品をカ
イル試験機を使って12インチ(304.8cm)/分の速度で引
き剥した。報告される値は、試料ごとに1回の引き剥し
を行う間に読まれた多数の値の平均である。カイル試験
機(Keil Tester)は、TAPPI,Vol.43,No.8(1960年8月)
p.164A,165A に記載されている。試験の読み取り値はオ
ンス/インチの単位であった。
去られた接着剤のその後の付着力は、剥離された接着剤
を清浄なステンレス鋼パネルへ当て、そして上述のカイ
ル試験機を使ってそれからテープを取り除くのに要する
力を測って測定された。その後の付着力は接着強さの百
分率として表現される。
たように調製された試料について、ポリケン(POLYKEN、
商標)ブランドのプローブタック試験機(米国ニューヨ
ーク州アミティビル(Amityville)のテスティング・マシ
ーンズ社)を使用して測定した。この試験では、20gの
おもりを用い、0.5秒の停止時間及び0.5cm/s の引張
速度を使用した。結果はg/cm2 の力の単位で表され
る。
いう)は、フルオロシリコーン剥離ライナーから手で剥
されたテープを使用することを除いて、タックを測定す
るために先に説明したとおりに測定した。その後のタッ
クはタックの百分率として表現される。
(4-a)/2 単位から構成されそしてヒドロキシル基含有量
が1%未満であるメチルポリシロキサンの60%キシレン
溶液55部、ビニル基含有量が0.03%でありそして粘度が
10kPa・s より高い、ジメチルビニルシロキシ単位を末
端単位とするポリジメチルシロキサン25部、0.4部のMe
3SiO(Me2SiO)3(MeHSiO)5SiMe3 、0.06部のフェニルブチ
ノール反応抑制剤及び57.5部のキシレンを混合し、続い
てこのシキレン溶液の重量を基準として0.9%の塩化白
金酸−ビニルシロキサン錯体を加えて、本発明の組成物
ではない付加硬化するシリコーン感圧接着剤対照組成物
を調製した。 SiH/SiVi比は20/1 であった。
の組成物を三つ作り、おのおのに、モル比1.2:1の(C
H3)3SiO1/2単位と (R2O)a SiO (4-a)/2 単位から構成さ
れそしてヒドロキシル基及びエトキシ基含有量が1%未
満であるメチルポリシロキサンの70%キシレン溶液をそ
れぞれ5.17部、 10.34部及び 15.52部加えて、本発明の
組成物の例1,2及び3を調製した。上記成分及びその
調製は、米国特許第 4707531号明細書に開示される。
びSticklesの米国特許第 4736048号明細書に開示された
ように調製した別々のフルオロシリコーン剥離ライナー
上へ、1.5ミル(38.1μm) の硬化接着剤塗膜が得られ
るように塗布した。組成物の硬化を 100℃で3分間行
い、続いて2ミル(50.8μm) のマイラー(商標)と共
に積層した。これらの積層品の性質を、室温で1日、1
週間、2週間、4週間及び8週間老化させてから測定し
た。
は対照組成物のその後のタックよりも優れたその後のタ
ックを有することが分った。本発明の組成物は未改良の
対照組成物よりも小さなタックを有するシリコーン感圧
接着剤を与えたとは言え、それらは、その後のタックが
対照組成物のその後のタックより優れており、且つ大抵
の場合には対照組成物のタックより優れているシリコー
ン感圧接着剤を提供した。
35SiMe3 であったことを除いて、例1の組成物を上述の
とおり調製した。この組成物から得られた硬化したシリ
コーン感圧接着剤の性質は表2に掲載される。
を除いて、例4の組成物を上述のように調製した。この
組成物から得られた硬化したシリコーン感圧接着剤の性
質は表2に掲載される。
を除いて、例1の組成物を上述のとおり調製した。この
組成物から得られた硬化したシリコーン感圧接着剤の性
質は表2に掲載される。
の組成物から得られた硬化したシリコーン感圧接着剤の
性質は表2に掲載される。
(4-a)/2 単位から構成され、そしてヒドロキシル基含有
量が1%未満であるメチルポリシロキサンの60%キシレ
ン溶液 170.4部、フェニル基含有シロキサン単位を7.5
モル%有し、ビニル基含有量が0.03%でありそして粘度
が 10kPa・s より高い、ジメチルビニルシロキシ単位を
末端単位とするポリジメチル−コ−メチルフェニルシロ
キサン75部、1.2部のMe3SiO(Me2SiO)3(MeHSiO)5SiMe
3 、0.18部のフェニルブチノール反応抑制剤及び52.9部
のキシレンを混合し、続いてこのキシレン溶液の重量を
基準として0.9%の塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体
を加えて、本発明の組成物ではない付加硬化するシリコ
ーン感圧接着剤対照組成物を調製した。 SiH/SiVi比は
20/1 であった。
離し、そしてこれに、モル比1.2:1の(CH3)3SiO1/2単
位とSiO2単位から構成されそしてヒドロキシル基及びエ
トキシ基含有量が1%未満である例1で使用したメチル
ポリシロキサンの70%キシレン溶液を3部加えて、本発
明の組成物の例8を調製した。
離し、米国特許第 2676182号明細書の方法により調製さ
れた、モル比1.2:1の(CH3)3SiO1/2単位とSiO2単位か
ら構成されそしてヒドロキシル基含有量が1%を超える
メチルポリシロキサンの60%キシレン溶液4部を上記 1
00部の組成物に加えて、本発明の組成物の例9を調製し
た。
μm) の硬化接着剤塗膜が得られるように別々のフルオ
ロシリコーン剥離ライナー上へ塗布した。組成物の硬化
を 100℃で3分間行い、続いて2ミル(50.8μm)のマ
イラー(商標)で積層した。これらの積層品の性質を、
室温で1日、1週間、2週間、4週間及び8週間老化さ
せてから測定した。結果を要約して表3に示す。
とも、対応する最初の値の百分率として表されている。
Claims (3)
- 【請求項1】 シリコーン感圧接着剤組成物であって、 (A)一般式R1R2SiO(R2SiO)n SiR2R1を有し、式中の各
Rが、炭素原子10個以下を有する一価の炭化水素基を表
し、各R1 が、R基とOH基とからなる群より選ばれる
基を表し、そしてnが、オルガノポリシロキサン成分
(A)の25℃における粘度が100mPa・s(100cP) 〜100k
Pa・s(100,000,000cP) を有するような数であるポリジ
オルガノシロキサン30〜70重量部、 (B)0.6:1〜0.9:1のモル比のR3SiO1/2シロキサ
ン単位と (R2O)a SiO(4-a)/2 シロキサン単位とからな
り、式中のRが、上記の成分(A)について言及したと
おりであって、メチル基が、全R基のうちの少なくとも
50モル%を構成し、R2 が、H又はRを表し、そしてa
が0〜0.3の値を有するオルガノポリシロキサン30〜70
重量部であり、かつ成分(A)及び(B)の合計が 100
重量部であり、 (C)1:1〜1.7:1のモル比のR3SiO1/2シロキサン
単位と (R2O)a SiO (4-a)/2 シロキサン単位とからな
り、式中のR,R2 及びaが上記の成分(B)について
言及したとおりであって、メチル基が、全R基のうちの
少なくとも50モル%を構成し、R2 が、HまたはRを表
し、そしてaが、0〜0.3 の値を有するオルガノポリシ
ロキサン1〜25重量部を含むことを特徴とする組成物。 - 【請求項2】 当該組成物のための有効量の硬化剤を更
に含む、請求項1記載のシリコーン感圧接着剤組成物。 - 【請求項3】 シリコーン感圧接着剤組成物であって、 (A)一般式ViMe2SiO(Me2SiO)n SiMe2Vi を有し、式中
のMe が、メチル基を表し、Vi が、ビニル基を表し、
そしてnの値が、少なくとも 1,500であるポリジオルガ
ノシロキサン40〜50重量部、 (B)0.6:1〜0.9:1のモル比の Me3SiO1/2シロキ
サン単位と (R2O)a SiO (4-a)/2 シロキサン単位とから
なるオルガノポリシロキサンであって、式中のR2 が、
H又はRを表し、Rが、炭素原子10個以下を有する一価
の炭化水素基を表し、aの値が、0〜0.1であり、そし
てOH基が、当該シロキサンの0.6重量%以下を構成す
るオルガノポリシロキサン50〜60重量部であり、かつ成
分(A)及び(B)の合計が100 重量部であり、 (C)1.2:1〜1.4:1のモル比の Me3SiO1/2シロキ
サン単位と (R2O)a SiO (4-a)/2 シロキサン単位とから
なるオルガノポリシロキサンであって、式中のR2 が、
H又はRを表し、Rが、炭素原子10個以下を有する一価
の炭化水素基を表し、aが、0〜0.1の値を有し、そし
てOH基が、オルガノポリシロキサンの0.6重量%以下
を構成するオルガノポリシロキサン3〜12重量部、 (D)式 Me3SiO(MeHSiO)35SiMe3を有するオルガノ水素
ポリシロキサン0.1〜1重量部、 (E)成分(A)〜(D)の1,000,000 重量部当り 100
〜 500重量部の白金を供給するのに十分な量のクロロ白
金酸のビニルシロキサン錯体、 (F)触媒を抑制する量のアセチレン系アルコール抑制
剤、及び (G)当該組成物の25℃での粘度を10〜100Pa ・s(1
0,000〜100,000cP )とするのに十分な量の炭化水素溶
剤を含むことを特徴とする組成物。
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