JPS61197448A - 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 - Google Patents

光通信ガラスフアイバ用被覆剤

Info

Publication number
JPS61197448A
JPS61197448A JP60035147A JP3514785A JPS61197448A JP S61197448 A JPS61197448 A JP S61197448A JP 60035147 A JP60035147 A JP 60035147A JP 3514785 A JP3514785 A JP 3514785A JP S61197448 A JPS61197448 A JP S61197448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
parts
component
units
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60035147A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
俊夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Toray Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Silicone Co Ltd filed Critical Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP60035147A priority Critical patent/JPS61197448A/ja
Priority to CA000502435A priority patent/CA1249384A/en
Priority to DE8686102275T priority patent/DE3662869D1/de
Priority to AU53879/86A priority patent/AU584984B2/en
Priority to ES552301A priority patent/ES8802364A1/es
Priority to EP86102275A priority patent/EP0192275B1/en
Publication of JPS61197448A publication Critical patent/JPS61197448A/ja
Priority to US06/944,718 priority patent/US4755577A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
    • C03C25/106Single coatings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は光通信ガラスファイバ用被覆剤に関するもの
であり、さらに詳しくは石英系光通信ガラスファイバ用
のシリコーン系被覆剤に関するものである。
[従来の技術1 光通信ガラスファイバ(以後光ファイバという)には石
英系、多成分系、プラスチック系など多くの種類がある
が、長距離通信や大容量通信には石英系光ファイバが使
用されている。この石英系光ファイバの表面には外力や
水分などからファイバを保護する目的で被覆を施すのが
一般的である。特開昭55−130844号公報に示さ
れるようにメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
る被覆剤組成物はこのような被覆剤として適するもので
あり、これまでに多くの光ファイバに使われてきた。
[発明が解決しようとする問題点1 ところがこの発明以前の被覆剤は、石英ガラスの表面に
強固に接着するあまり光フアイバ接続作業時の硬化被膜
の除去が困難であるという欠点があった。また、硬化物
の強度が低過ぎて光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破
壊するという欠点もあった。
この発明の目的は、かかる従来技術の欠点を除去し1.
光ファイバの表面に過度に接着することなく、しかも硬
化物の強度が高い被覆剤を提供すること、光フアイバ接
続作業時に硬化被膜の除去が容易であり、光フアイバ製
造工程中に硬化被膜が破壊されることがほとんどない被
覆剤を提供することにある。
[問題点を解決するための手段とその作用1この目的1
土、 (イ) 平均単位式 %式% (式中、Rは一価炭化水素基であり、そのうちの20モ
ル%以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル
%以上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基と
メチル基の合計量は100モル%未満である。aは1.
8〜2.2の平均数である)で示され、1分子中に少な
くとも2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する
オル〃7ボリシロキサン 100重量部、 (ロ)  (CH=)2(CH2=CH)SiO2単位
5〜80モτ ル%、(CI=)psi01単位O〜50モル%および
SiO□単位20〜70モル%から成り、25℃1こお
ける粘度が10,000センチポイズ以下のポリシロキ
サン 0.5〜30重量部、 (ハ) 1分子中に少なくとも2個のケイ素原子直結水
素原子を有するオルガ/ハイドロジエンポリシロキサン (ハ)成分中のケイ素原子直結水素 原子の合計量と(イ)成分および (ロ)成分中の全フルケニル基の合 計量とのモル比がO’、7:1〜3゜ 0:1となるような重量部、 (ニ) 白金系触媒 (イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量100万重量部に対
して白金金属とし て0.1〜100重量部 からなることを特徴とする光通信ガラスファイバ用被覆
剤により達成される。
これを詳しく説明すると、(イ)成分はこの発明による
被覆剤の主成分となるものであり、(ニ)成分の触媒作
用のもと(ハ)成分と付加反応して架橋し被膜を形成す
るものである。本成分は平均単位式 %式% で示されるポリシロキサンであり、1分子中に少なくと
も2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する9式
中、Rは一価炭化水素基であり、Rのうちの20モル%
以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル%以
上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基とメチ
ル基の合計量は100モル%未満であることが必要であ
る、が、これは被覆された光ファイバの伝送特性を維持
するために重要である。−価炭化水素基Rとしてはメチ
ル基、フェニル基の池にビニル基、アリル基などのフル
ケニル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアル
キル基およびこれらの炭化水素基の一部の水素をハロゲ
ンで置換したハロゲン化炭化水素基が例示される。また
、本成分中はごく少量のケイ素原子直結の水酸基やアル
コキシ基が含まれてもよい。
通常の光ファイバに用いられる被覆剤としてはRのうち
25〜35モル%がフェニル基、0゜3〜3.0モル%
がビニル基、残りがメチル基であることが望ましい。a
は1.8〜2.2の平均数とされるが良好な被覆特性を
得るためには1.95〜2.05の平均数であることが
望ましい。本成分の重合度は特に限定されないが被覆作
業性を考えると25°Cにおける粘度が500〜20,
000センチボイズであることが好ましい。本成分の構
造は直鎖状、分岐した鎖状、網状のいずれでもかまわな
いが、良好な被覆作業性を得るためには直鎖状または分
岐を含む直鎖状が好ましい。本成分を構成するシロキ単
位などがある。本成分の具体例としてはつぎのちのがあ
げられる。両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメ
チルシロキサンーノフェニルシロキサン共重合体、両末
端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−メチルフェニルシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチルフ
ェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重
合体、両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロ
キサン−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチ
ルシロキサン−メチルフェニルシロキサン−メチルビニ
ルシロキサン共重合体。
(ロ)成分はこの発明による被覆剤の光ファイバ特に石
英系光ファイバの接着性を低減し、さらに硬化物に高い
強度を与えるのに重要な役割を果たす成分である。この
発明の被覆剤における最も特徴的な成分である。本成分
は (CH=)2(CH2=CI)SiO1単位5〜80モ
ル%、(C113)、SiO1単位0〜50モル%およ
びSiO2単位20〜70モル%から成り、25℃にお
ける粘度が10,000センチボイズ以下のポリシロキ
サンである。
(CL)2(CL =CH)SiO1単位は5モル%よ
り少ないと接着性低減の効果が発現しないばかりでなく
、(イ)成分との相溶性が悪くなり架橋反応が阻害され
る。該単位が80モル%以上になると被覆層が柔軟性を
失い、光フアイバ用被覆剤に適さなくなる。該単位の好
ましい含有量は10〜75モル%である。(CL )z
si01単位は存在しなくてもよいが、コストを低減し
たり柔軟性を与えるために50モル%まで存在してもよ
い。
SiO□単位は20モル%未満であると接着性低減効果
が発現しないからであり、70モル%を越えると本成分
が常温で固形状になり(イ)成分との相溶性が悪くなる
ので20〜70モル%とされる。本成分はSiO□単位
を核とする三次元高分子であるが、その粘度は25℃に
おいて10゜000センチボイズ以下である必要がある
。それは10,000センチボイズよりも大ぎい粘度で
あると(イ)成分との相溶性が悪くなり、架橋反応が阻
害されるからである。本成分の好ましい粘度は10〜5
000センチボイズであり、さらに好ましくは50〜2
000センチボイズである。 本成分の添加量は(イ)
成分100重量部に対し、0.5〜30重量部であり、
好ましくは1〜20重量部である。0.5重量部よりも
少ないと光フアイバ表面への硬化被膜の過度の接着防止
に十分でなく、30重量部より多いと光フアイバ用被覆
剤としては柔軟性が乏しくなるからである。
本成分は従来公知の方法で合成することができる。例え
ばケイ酸ナトリウムとジメチルビニルジクロロシランを
縮合反応させることによって合成することができる。
(ハ)成分は、(イ)成分、(ロ)成分の架橋剤であり
、(ニ)成分の触媒作用のもと(イ)、(ロ)同成分と
付加反応して硬化被膜を与える。本成分は1分子中に少
なくとも2個のケイ素原子直結水素原子を有するオルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンであり、その構造は特
に限定されない。直鎖状、分岐した鎖状、環状、網状な
とのいずれでもよい。(イ)、(ロ)同成分との相溶性
を考えると分子内にフェニル基を含有するか、もしくは
分子量の小さいほうが好ましい。フェニル基を含有しな
い場合の分子量としては25゛°Cにおける粘度が10
00センチボイズ以下になるような分子量が好ましく、
フェニル基を含有する場合としては25°Cにおける粘
度が10゜000センチボイズ以下になるような分子量
が好ましい。本成分中のケイ素原子直結水素原子数は1
分子中少なくとも2個とされているが、良好な硬化被膜
を得るためには1分子中に3〜10個程度含まれること
が好ましい。ケイ素原子に結合している有機基としては
メチル基、フェニル基、エチル基、プロピル基、ヘキシ
ル基、3・3・3−トリフルオロプロピル基が例示され
る。
本成分の具体例としては、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖のメチルハイドロジエンポリシロキサン、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチル
ハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端トリメチル
シロキシ基ff1t iAのメチルフェニルシロキサン
−メチルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチ
ルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイドロジエン
ポリシロキサン、両末端ジ/+ルハイドロジェンシロキ
シ基封鎖のツメチルシロキサン−メチルハイドロジエン
シロキサン共重合体、両末端ジメチルノ1イドロジエン
シロキシ基封鎖のメチルフェニルシロキサン−メチルハ
イドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイ
ドロジエンシロキシ基封鎖のンフェニルシロキサンーメ
チルハイドロシエンシロキサン共重合体、ジメチルシロ
キサン−メチルハイドロジエンシロキサン環状共重合体
、(CI=)2HSi01単位とSiO□単位からなる
共とS;02単位とからなる共重合体があげられる。
本成分の添加量としては本成分中のケイ素原子直結水素
原子の合計量と(イ)成分および(ロ)成分中の全フル
ケニル基とのモル比が0.7:1〜3.0:1となるよ
うな重量部とされるが、これは0.7:1より少ないと
架橋が不十分で良好な硬化被膜が得られないし3.0:
1より多いと硬化被膜が固くなり過ぎて光フアイバ用被
覆剤に適さないからである。最も好ましい添加量は前記
モル比がo、s:i〜2.0:1となるような重量部で
ある。
(ニ)成分の白金系触媒は(ハ)成分中のケイ素原子直
結水素原子と(イ)成分、(ロ)I&仕分中フルケニル
基とを付加反応させる。従来から種々のものが知られて
おり具体例をあげると、塩化白金酸、塩化白金酸をアル
コール類やケトン類に溶解させたものおよびその溶液を
熟成させたもの、塩化白金酸とオレフィン類との錯化合
物、塩化白金酸とフルケニルシロキサンとの錯化合物、
白金黒および白金を担体に保持させたものなどである。
本成分の添加量は(イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量1
00万重量部に対して白金重量として0.1〜100重
量部とされるが、これは0.1重量部以下では架橋反応
が十分進行しないし、100重量部以上では不経済であ
るばかりでなく被覆剤の室温での可使時間が短かくなり
すぎるからである。白金金属として0゜5〜50重量部
重量部一般的である。
この発明による被覆剤は(イ)成分〜(ニ)r&分を単
に混合するだけで得られるが、混合にはプラネタリ−型
ミキサー、スクリュウ−型ミキサーなど液体の攪拌に適
する各種混合装置が使用される。
この発明の被覆剤により光ファイバを被覆するには、(
イ)成分〜(ニ)成分を混合し脱気した組成物を光ファ
イバに塗布した後硬化させる必要があるが、その硬化に
は電熱炉、赤外線炉などを通して加熱するのが好ましい
この発明による被覆剤には(イ)成分〜(ニ)成分の他
に室温での反応を抑制するための添加剤としてアセチレ
ン系化合物、アルケニル基含有化合物、ヒドラジン類、
トリアゾール類、7オスフイン類、メルカプタン類等を
少量添加することが推奨される。また、この発明の目的
を損なわない範囲においてシリカ系粉末等の充填剤、耐
熱添加剤、着色剤、難燃性付与剤などを添加しても差し
支えない。この発明による被覆剤は無溶剤で使用するの
が好ましいが、粘度を下げる目的などで芳香族系炭化水
素、アルカン系炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン
類などの有機溶剤で希釈して使用しても何ら差し支えな
い。
[実施例1 以下に実施例をあげてこの発明を説明するが、実施例中
、粘度は25°Cにおける値であり、「部」とあるのは
「重量部」を意味し、「%」とあるのは「重量%」を意
味する。
実施例1 両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が40:60、粘度8000センチボイズ)1
00部、 (Ctl 2 = CH) (C113) z S ;
 01単位75モル%と5i02単位25モル%からな
るポリシロキサン(粘度85センチポイズ)5部、両末
端ツメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイ
ドロノニンポリシロキサン(粘度8センチボイズ)4部
、塩化白金酸の2−メチルヘキサノール溶液(濃度2%
)0.2部および3−フェニル−1−ブチン−3−オー
ル0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(
全ケイ素原子直結水素原子と全ビニル基とのモル比は1
.5:1である)。この被覆剤をコーティングダイを用
いて直径125μmの石英系光ファイバに塗布した後6
00℃の電気炉中で2秒°間加熱し硬化させた。光フア
イバ専用の被膜除去器を用いて厚さ50μmの硬化被膜
を光フアイバ表面から剥がしたところ、硬化被膜は光フ
アイバ上に残存することなく剥がすことができた。また
、硬化被膜の引張強度はSkg/cm2であった。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の(C112
=CI)(C)1.)2SiO2単位と51部2単位か
らなるポリシロキサンを除いた被覆剤および該ポリシロ
キサンを除き、しかも減少したビニル基とのバランスを
とるために両末端ノメチルハイドロジェンシaキシ基封
鎖のメチルハイドロノニンポリシロキサンの量を2部に
減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、両方と
も石英系光フアイバ上に硬化被膜が20%以上残存した
。また、硬化被膜の引張強度はそれぞれ1゜5kg/a
m2と2.0kg/cm2であった。
実施例2 両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のツメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が42:S 8、粘度2500センチボイズ)
100部、 (CH2=CI)(CH−)2SiO2単位46モル%
と(CI、)3SiO1単位18モル%とS:02単位
36モτ ル%からなるポリシロキサン(粘度3200センチボイ
ズ) 8 fffJ−(CH−)JS+01単位28モ
ルモル%と(C11z)−S!01単位32モル%とS
;02単位40モル%からなるポリシロキサン(粘度7
5センチボイ7:)13部、塩化白金酸の2−エチルヘ
キサノール溶液(濃度2%)0.3部、3−フェニル−
1−ブチン−3−オール0,01部をよく混合し光フア
イバ用被覆剤とした(全ケイ素原子直結水素原子と全ビ
ニル基とのモル比は1.O:1である)。この被覆剤を
フーティンググイを用いて直径125μmの石英系光フ
ァイバに塗布した後700°Cの電気炉中で1秒間加熱
し硬化させた。光フアイバ専用の被膜除去器を用いて厚
さ60μmの硬化被膜を光フアイバ表面から剥がしたと
ころ、硬化被膜は光フアイバ上に残存することなく剥が
すことができた。また、硬化被膜の引張強度は6.5k
g/cll12であった。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の(CII2
=C11)(CHs)2SiO2単位と(Ct13)3
Si01単位と5i02単位からなるポリシロキサンを
除き、しかも減少したビニル基とのバランスをとるため
に上記の(Ctl=)2Hsi01単位と(Ctls)
isi01単位とSiO□単位とからなるボリン0キサ
ンを3部に減じた被覆剤について同様の試験を行なった
が、光フアイバ上に硬化被膜が30%以上残存した。ま
た、硬化被膜の引張強度は2.8kg/am2であった
実施例3 両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が70:30、粘度3000センチボイズ)1
00部、 (CH2=CI)(CH−)zsi01単位64モル%
とSiO□単位36モル%からなるポリシロキサン(粘
度1600センチポイズ)3部、式 [(CHz)dlsio]、si  で示されるポリシ
ロキサン4部、塩化白金酸のイソプロピルアルコール(
濃度2%)0.15部および3−メチル−1−ブチン−
3−オール0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤
とした(全ケイ素原子直結水素原子とビニル基とのモル
比は1.4:1である)。この被覆剤をコーティングダ
イを用いて直径125μmnの石英系光ファイバに塗布
した後600°Cの電気炉中で2秒間加熱し硬化さぜt
−7七トンをΦみ込ませたガーゼを用いて硬化被膜を光
フアイバ表面から拭い取ろうとしたところ、5回の拭い
取り作業で硬化被膜はファイバ上に残存することなく剥
がすことかできた。
比較例として、上記被覆剤の組成からL記の(CH2=
Ctl)(Cll、)2SiO2単位と5i02単位か
らなるポリシロキサンを除き、しかも減少したビニル基
とのバランスをとるために上記の式[(CH=)211
SiO]=Siで示されるポリシロキサンの量を2部に
滅した被覆剤について同様の試験を行なったが、20回
の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすことは
できなかった。
実施例4 両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−ジフェニルシロキサン共重合体(前者と後者のモ
ル比が67:33.粘度2800センチポイズ)100
部、 (CH2=CH)(CH3)2SiO2単位18モル%
と] (C11,)、5iO1単位46モル%とS;02単位
36モル%からなるポリシロキサン(粘度1200セン
チボイズ)10部、両末端ジメチルハイドロジエンシロ
キシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチルハイドロジ
エンシロキサン共重合体(前者と後者のモル比が20:
80、粘度が45センチボイズ)6.5部、塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液(濃度2%)o、is部
および3−メチル−1−ブチン−3−オール0゜01部
をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(全ケイ素原子
直結水素原子と全ビニル基とのモル比は2.1:1であ
る)。この被覆剤をコーティンググイを用いて直径12
5μmの石英系光ファイバに塗布した後、450℃の赤
外線炉中で1.3秒間加熱し硬化させた。アセトンを染
み込ませたが一ゼを用いて硬化被膜を光フアイバ表面か
ら拭い取ろうとしたところ、7回の拭い取り作業で硬化
被膜はファイバ上に残存することなく剥がすことができ
た。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の単位とSi
O□単位からなるポリシロキサンを除と、しかも減少し
たビニル基とのバランスをとるために両末端ジメチルハ
イトロンエンシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−
メチルハイドロジエンシロキサン共重合体の量を1.2
部に減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、2
0回の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすこ
とはできなかった。
[発明の効果1 この発明の光フアイバ用被覆剤は、上述した(イ)成分
、(ロ)成分、(ハ)成分、(ニ)成分からなり、それ
らの配合比も限定されているため、これにより光ファイ
バ特に石英系光ファイバを被覆し硬化させたときに、硬
化被膜が光ファイバに過度に接着せず、しかも強度が高
いので光フアイバ接続作業時の硬化被膜除去が容易であ
り、また、光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破壊され
ることがほとんどないという特徴がある。
この発明の被覆剤により被覆された光ファイバは長距離
通信はもとより海底用光ファイバ、CA T V月光フ
ァイバ、加入者用光ファイバなどとして幅広く有用であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)平均単位式 RaSiO_(_4_−_a_)_/_2 (式中、Rは一価炭化水素基であり、そのうちの20モ
    ル%以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル
    %以上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基と
    メチル基の合計量は100モル%未満である、aは1.
    8〜2.2の平均数である)で示され、1分子中に少な
    くとも2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する
    オルガノポリシロキサン 100重量部、 (ロ)(CH_3)_2(CH_2=CH)SiO1/
    2単位5〜80モル%、(CH_3)_3SiO1/2
    単位0〜50モル%およびSiO_2単位20〜70モ
    ル%から成り、25℃における粘度が10,000セン
    チポイズ以下のポリシロキサン 0.5〜30重量部、 (ハ)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子直結水素
    原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (ハ)成分中のケイ素原子直結水素 原子の合計量と(イ)成分および (ロ)成分中の全アルケニル基の合 計量とのモル比が0.7:1〜3. 0:1となるような重量部、 (ニ)白金系触媒 (イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量10 0万重量部に対して白金金属とし て0.1〜100重量部 からなることを特徴とする光通信ガラスファイバ用被覆
    剤。
JP60035147A 1985-02-22 1985-02-22 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 Pending JPS61197448A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60035147A JPS61197448A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光通信ガラスフアイバ用被覆剤
CA000502435A CA1249384A (en) 1985-02-22 1986-02-21 Composition for coating optical communication glass fibers
DE8686102275T DE3662869D1 (en) 1985-02-22 1986-02-21 Composition for coating optical communication glass fiber
AU53879/86A AU584984B2 (en) 1985-02-22 1986-02-21 Composition for coating optical communication glass fiber
ES552301A ES8802364A1 (es) 1985-02-22 1986-02-21 Un procedimiento para la produccion de una fibra optica de vidrio.
EP86102275A EP0192275B1 (en) 1985-02-22 1986-02-21 Composition for coating optical communication glass fiber
US06/944,718 US4755577A (en) 1985-02-22 1986-12-22 Composition for coating optical communication glass fiber

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60035147A JPS61197448A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光通信ガラスフアイバ用被覆剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61197448A true JPS61197448A (ja) 1986-09-01

Family

ID=12433787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60035147A Pending JPS61197448A (ja) 1985-02-22 1985-02-22 光通信ガラスフアイバ用被覆剤

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4755577A (ja)
EP (1) EP0192275B1 (ja)
JP (1) JPS61197448A (ja)
AU (1) AU584984B2 (ja)
CA (1) CA1249384A (ja)
DE (1) DE3662869D1 (ja)
ES (1) ES8802364A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153970A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Toshiba Silicone Co Ltd オプティカルファイバー素線集束用組成物
JP2005336270A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 液状シリコーンゴムコーティング剤組成物およびエアーバッグ

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135561A (ja) * 1985-12-10 1987-06-18 Toray Silicone Co Ltd 硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US4790619A (en) * 1986-04-25 1988-12-13 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Apparatus comprising Raman-active optical fiber
US4962996A (en) * 1987-09-11 1990-10-16 Raychem Corporation Protected fiber optic waveguide
EP0307218A1 (en) * 1987-09-11 1989-03-15 Raychem Corporation Protected fibre optic waveguide
US5024688A (en) * 1988-11-30 1991-06-18 Fujikura Ltd. Method for producing carbon-coated optical fiber
US5037464A (en) * 1988-12-01 1991-08-06 Fujikura Ltd. Method of cleaning and carbon coating optical fiber
US5266352A (en) * 1989-05-18 1993-11-30 At&T Bell Laboratories Devices featuring silicone elastomers
US5217811A (en) * 1989-05-18 1993-06-08 At&T Bell Laboratories Devices featuring silicone elastomers
DE4034428C2 (de) * 1989-10-30 1997-04-24 Shinetsu Chemical Co Masse zur Herstellung von Kernen von optischen Fasern und damit hergestellte optische Fasern
US5100976A (en) * 1990-01-16 1992-03-31 Dow Corning Corporation Silicon pressure sensitive adhesive compositions
IT1246760B (it) * 1990-07-02 1994-11-26 Pirelli Cavi Spa Cavi a fibre ottiche e relativi componenti contenenti una composizione barriera omogenea capace di proteggere le fibre ottiche dall'idrogeno e relativa composizione barriera omogenea.
US5152817A (en) * 1991-01-15 1992-10-06 Corning Incorporated Reactor for coating optical fibers
FR2736060B1 (fr) * 1995-06-30 1998-10-23 Gen Electric Compositions a base de silicone elastomere, durcissables par la chaleur, et articles obtenus a partir de ces compositions
US6171698B1 (en) 1999-08-19 2001-01-09 Alcatel Radiation curable coating composition for optical fibers and optical fibers coated thereby
US6538045B1 (en) 1999-12-23 2003-03-25 Dsm N.V. Optical fiber coating compositions containing secondary or tertiary amino silicone-containing additive
US11248091B2 (en) * 2016-09-29 2022-02-15 Dow Toray Co., Ltd. Curable silicone composition, cured product thereof, and optical semiconductor device
CN114773992A (zh) * 2022-04-07 2022-07-22 浙江泰仑电力集团有限责任公司 一种adss光缆用防鼠油

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2676182A (en) * 1950-09-13 1954-04-20 Dow Corning Copolymeric siloxanes and methods of preparing them
US3284406A (en) * 1963-12-18 1966-11-08 Dow Corning Organosiloxane encapsulating resins
CA1129270A (en) * 1979-03-05 1982-08-10 John D. Blizzard Method for coating a substrate using a curable silicone release composition
JPS6033777B2 (ja) * 1979-03-28 1985-08-05 ト−レ・シリコ−ン株式会社 光通信ガラスファイバ用被覆剤
CA1200635A (en) * 1982-04-14 1986-02-11 Randall P. Sweet Extrudable silicone elastomer compositions
JPS58194762A (ja) * 1982-05-11 1983-11-12 Toray Silicone Co Ltd 光通信ガラスフアイバ用被覆材
US4472563A (en) * 1984-02-06 1984-09-18 Dow Corning Corporation Heat curable silicones having improved room temperature stability
US4535141A (en) * 1984-03-23 1985-08-13 Dow Corning Corporation Liquid curable polyorganosiloxane compositions
US4623700A (en) * 1985-06-07 1986-11-18 General Electric Company Curable organopolysiloxane composition useful for coating optical fibers

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02153970A (ja) * 1988-12-06 1990-06-13 Toshiba Silicone Co Ltd オプティカルファイバー素線集束用組成物
JP2005336270A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 液状シリコーンゴムコーティング剤組成物およびエアーバッグ
US8304084B2 (en) 2004-05-25 2012-11-06 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Liquid silicone rubber coating composition and air bag

Also Published As

Publication number Publication date
DE3662869D1 (en) 1989-05-24
EP0192275B1 (en) 1989-04-19
ES552301A0 (es) 1988-02-16
AU584984B2 (en) 1989-06-08
EP0192275A1 (en) 1986-08-27
AU5387986A (en) 1986-08-28
US4755577A (en) 1988-07-05
ES8802364A1 (es) 1988-02-16
CA1249384A (en) 1989-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61197448A (ja) 光通信ガラスフアイバ用被覆剤
EP0464706B1 (en) Ultraviolet-curable silicone composition
US4623700A (en) Curable organopolysiloxane composition useful for coating optical fibers
GB2032300A (en) Process for reducing the surface tack of an organopolysiloxane gel or grease adheringly disposed on a substrate
EP1277802B1 (en) Silicone composition and release film
EP0025800B1 (en) Coating material for optical communication glass fiber
JPH0786193B2 (ja) 付加硬化型シリコーン感圧接着剤
JP3824072B2 (ja) プラスチックフィルム基材に密着良好なシリコーンエマルジョン組成物及び剥離フィルム
JPS6346784B2 (ja)
JPH02248463A (ja) シリコーンエマルション組成物
JPS6257585B2 (ja)
JPH037615B2 (ja)
JPH032270A (ja) 剥離性硬化皮膜形成用オルガノポリシロキサン組成物
JPH02261887A (ja) 氷を繰り返し剥離可能の物品
JPH07188562A (ja) シリコーン系剥離組成物
KR100571682B1 (ko) 실리콘방출피복조성물및이로처리된기판
JP3516410B2 (ja) シリコーンエマルジョン粘着剤組成物の製造方法
JPH05186695A (ja) 硬化性オルガノポリシロキサン組成物
EP0510608A1 (en) One part, solventless, siloxane conformal coating
JPS6030713B2 (ja) 被覆用組成物および被覆方法
JP3040287B2 (ja) オルガノポリシロキサン組成物
JPS59219366A (ja) 離型用シリコ−ン組成物
JPH09176491A (ja) 剥離性シリコーン組成物
JP3162259B2 (ja) 離型用シリコーンエマルジョン組成物
JPH0523305B2 (ja)