JPS61197448A - 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 - Google Patents
光通信ガラスフアイバ用被覆剤Info
- Publication number
- JPS61197448A JPS61197448A JP60035147A JP3514785A JPS61197448A JP S61197448 A JPS61197448 A JP S61197448A JP 60035147 A JP60035147 A JP 60035147A JP 3514785 A JP3514785 A JP 3514785A JP S61197448 A JPS61197448 A JP S61197448A
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- Japan
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- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/104—Coating to obtain optical fibres
- C03C25/106—Single coatings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
この発明は光通信ガラスファイバ用被覆剤に関するもの
であり、さらに詳しくは石英系光通信ガラスファイバ用
のシリコーン系被覆剤に関するものである。
であり、さらに詳しくは石英系光通信ガラスファイバ用
のシリコーン系被覆剤に関するものである。
[従来の技術1
光通信ガラスファイバ(以後光ファイバという)には石
英系、多成分系、プラスチック系など多くの種類がある
が、長距離通信や大容量通信には石英系光ファイバが使
用されている。この石英系光ファイバの表面には外力や
水分などからファイバを保護する目的で被覆を施すのが
一般的である。特開昭55−130844号公報に示さ
れるようにメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
る被覆剤組成物はこのような被覆剤として適するもので
あり、これまでに多くの光ファイバに使われてきた。
英系、多成分系、プラスチック系など多くの種類がある
が、長距離通信や大容量通信には石英系光ファイバが使
用されている。この石英系光ファイバの表面には外力や
水分などからファイバを保護する目的で被覆を施すのが
一般的である。特開昭55−130844号公報に示さ
れるようにメチルフェニルポリシロキサンを主成分とす
る被覆剤組成物はこのような被覆剤として適するもので
あり、これまでに多くの光ファイバに使われてきた。
[発明が解決しようとする問題点1
ところがこの発明以前の被覆剤は、石英ガラスの表面に
強固に接着するあまり光フアイバ接続作業時の硬化被膜
の除去が困難であるという欠点があった。また、硬化物
の強度が低過ぎて光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破
壊するという欠点もあった。
強固に接着するあまり光フアイバ接続作業時の硬化被膜
の除去が困難であるという欠点があった。また、硬化物
の強度が低過ぎて光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破
壊するという欠点もあった。
この発明の目的は、かかる従来技術の欠点を除去し1.
光ファイバの表面に過度に接着することなく、しかも硬
化物の強度が高い被覆剤を提供すること、光フアイバ接
続作業時に硬化被膜の除去が容易であり、光フアイバ製
造工程中に硬化被膜が破壊されることがほとんどない被
覆剤を提供することにある。
光ファイバの表面に過度に接着することなく、しかも硬
化物の強度が高い被覆剤を提供すること、光フアイバ接
続作業時に硬化被膜の除去が容易であり、光フアイバ製
造工程中に硬化被膜が破壊されることがほとんどない被
覆剤を提供することにある。
[問題点を解決するための手段とその作用1この目的1
土、 (イ) 平均単位式 %式% (式中、Rは一価炭化水素基であり、そのうちの20モ
ル%以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル
%以上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基と
メチル基の合計量は100モル%未満である。aは1.
8〜2.2の平均数である)で示され、1分子中に少な
くとも2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する
オル〃7ボリシロキサン 100重量部、 (ロ) (CH=)2(CH2=CH)SiO2単位
5〜80モτ ル%、(CI=)psi01単位O〜50モル%および
SiO□単位20〜70モル%から成り、25℃1こお
ける粘度が10,000センチポイズ以下のポリシロキ
サン 0.5〜30重量部、 (ハ) 1分子中に少なくとも2個のケイ素原子直結水
素原子を有するオルガ/ハイドロジエンポリシロキサン (ハ)成分中のケイ素原子直結水素 原子の合計量と(イ)成分および (ロ)成分中の全フルケニル基の合 計量とのモル比がO’、7:1〜3゜ 0:1となるような重量部、 (ニ) 白金系触媒 (イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量100万重量部に対
して白金金属とし て0.1〜100重量部 からなることを特徴とする光通信ガラスファイバ用被覆
剤により達成される。
土、 (イ) 平均単位式 %式% (式中、Rは一価炭化水素基であり、そのうちの20モ
ル%以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル
%以上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基と
メチル基の合計量は100モル%未満である。aは1.
8〜2.2の平均数である)で示され、1分子中に少な
くとも2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する
オル〃7ボリシロキサン 100重量部、 (ロ) (CH=)2(CH2=CH)SiO2単位
5〜80モτ ル%、(CI=)psi01単位O〜50モル%および
SiO□単位20〜70モル%から成り、25℃1こお
ける粘度が10,000センチポイズ以下のポリシロキ
サン 0.5〜30重量部、 (ハ) 1分子中に少なくとも2個のケイ素原子直結水
素原子を有するオルガ/ハイドロジエンポリシロキサン (ハ)成分中のケイ素原子直結水素 原子の合計量と(イ)成分および (ロ)成分中の全フルケニル基の合 計量とのモル比がO’、7:1〜3゜ 0:1となるような重量部、 (ニ) 白金系触媒 (イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量100万重量部に対
して白金金属とし て0.1〜100重量部 からなることを特徴とする光通信ガラスファイバ用被覆
剤により達成される。
これを詳しく説明すると、(イ)成分はこの発明による
被覆剤の主成分となるものであり、(ニ)成分の触媒作
用のもと(ハ)成分と付加反応して架橋し被膜を形成す
るものである。本成分は平均単位式 %式% で示されるポリシロキサンであり、1分子中に少なくと
も2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する9式
中、Rは一価炭化水素基であり、Rのうちの20モル%
以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル%以
上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基とメチ
ル基の合計量は100モル%未満であることが必要であ
る、が、これは被覆された光ファイバの伝送特性を維持
するために重要である。−価炭化水素基Rとしてはメチ
ル基、フェニル基の池にビニル基、アリル基などのフル
ケニル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアル
キル基およびこれらの炭化水素基の一部の水素をハロゲ
ンで置換したハロゲン化炭化水素基が例示される。また
、本成分中はごく少量のケイ素原子直結の水酸基やアル
コキシ基が含まれてもよい。
被覆剤の主成分となるものであり、(ニ)成分の触媒作
用のもと(ハ)成分と付加反応して架橋し被膜を形成す
るものである。本成分は平均単位式 %式% で示されるポリシロキサンであり、1分子中に少なくと
も2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する9式
中、Rは一価炭化水素基であり、Rのうちの20モル%
以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル%以
上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基とメチ
ル基の合計量は100モル%未満であることが必要であ
る、が、これは被覆された光ファイバの伝送特性を維持
するために重要である。−価炭化水素基Rとしてはメチ
ル基、フェニル基の池にビニル基、アリル基などのフル
ケニル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などのアル
キル基およびこれらの炭化水素基の一部の水素をハロゲ
ンで置換したハロゲン化炭化水素基が例示される。また
、本成分中はごく少量のケイ素原子直結の水酸基やアル
コキシ基が含まれてもよい。
通常の光ファイバに用いられる被覆剤としてはRのうち
25〜35モル%がフェニル基、0゜3〜3.0モル%
がビニル基、残りがメチル基であることが望ましい。a
は1.8〜2.2の平均数とされるが良好な被覆特性を
得るためには1.95〜2.05の平均数であることが
望ましい。本成分の重合度は特に限定されないが被覆作
業性を考えると25°Cにおける粘度が500〜20,
000センチボイズであることが好ましい。本成分の構
造は直鎖状、分岐した鎖状、網状のいずれでもかまわな
いが、良好な被覆作業性を得るためには直鎖状または分
岐を含む直鎖状が好ましい。本成分を構成するシロキ単
位などがある。本成分の具体例としてはつぎのちのがあ
げられる。両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメ
チルシロキサンーノフェニルシロキサン共重合体、両末
端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−メチルフェニルシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチルフ
ェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重
合体、両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロ
キサン−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチ
ルシロキサン−メチルフェニルシロキサン−メチルビニ
ルシロキサン共重合体。
25〜35モル%がフェニル基、0゜3〜3.0モル%
がビニル基、残りがメチル基であることが望ましい。a
は1.8〜2.2の平均数とされるが良好な被覆特性を
得るためには1.95〜2.05の平均数であることが
望ましい。本成分の重合度は特に限定されないが被覆作
業性を考えると25°Cにおける粘度が500〜20,
000センチボイズであることが好ましい。本成分の構
造は直鎖状、分岐した鎖状、網状のいずれでもかまわな
いが、良好な被覆作業性を得るためには直鎖状または分
岐を含む直鎖状が好ましい。本成分を構成するシロキ単
位などがある。本成分の具体例としてはつぎのちのがあ
げられる。両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメ
チルシロキサンーノフェニルシロキサン共重合体、両末
端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−メチルフェニルシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチルフ
ェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重合体、
両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン
−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサン共重
合体、両末端トリノチルシロキシ基封鎖のジメチルシロ
キサン−ジフェニルシロキサン−メチルビニルシロキサ
ン共重合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のジメチ
ルシロキサン−メチルフェニルシロキサン−メチルビニ
ルシロキサン共重合体。
(ロ)成分はこの発明による被覆剤の光ファイバ特に石
英系光ファイバの接着性を低減し、さらに硬化物に高い
強度を与えるのに重要な役割を果たす成分である。この
発明の被覆剤における最も特徴的な成分である。本成分
は (CH=)2(CH2=CI)SiO1単位5〜80モ
ル%、(C113)、SiO1単位0〜50モル%およ
びSiO2単位20〜70モル%から成り、25℃にお
ける粘度が10,000センチボイズ以下のポリシロキ
サンである。
英系光ファイバの接着性を低減し、さらに硬化物に高い
強度を与えるのに重要な役割を果たす成分である。この
発明の被覆剤における最も特徴的な成分である。本成分
は (CH=)2(CH2=CI)SiO1単位5〜80モ
ル%、(C113)、SiO1単位0〜50モル%およ
びSiO2単位20〜70モル%から成り、25℃にお
ける粘度が10,000センチボイズ以下のポリシロキ
サンである。
(CL)2(CL =CH)SiO1単位は5モル%よ
り少ないと接着性低減の効果が発現しないばかりでなく
、(イ)成分との相溶性が悪くなり架橋反応が阻害され
る。該単位が80モル%以上になると被覆層が柔軟性を
失い、光フアイバ用被覆剤に適さなくなる。該単位の好
ましい含有量は10〜75モル%である。(CL )z
si01単位は存在しなくてもよいが、コストを低減し
たり柔軟性を与えるために50モル%まで存在してもよ
い。
り少ないと接着性低減の効果が発現しないばかりでなく
、(イ)成分との相溶性が悪くなり架橋反応が阻害され
る。該単位が80モル%以上になると被覆層が柔軟性を
失い、光フアイバ用被覆剤に適さなくなる。該単位の好
ましい含有量は10〜75モル%である。(CL )z
si01単位は存在しなくてもよいが、コストを低減し
たり柔軟性を与えるために50モル%まで存在してもよ
い。
SiO□単位は20モル%未満であると接着性低減効果
が発現しないからであり、70モル%を越えると本成分
が常温で固形状になり(イ)成分との相溶性が悪くなる
ので20〜70モル%とされる。本成分はSiO□単位
を核とする三次元高分子であるが、その粘度は25℃に
おいて10゜000センチボイズ以下である必要がある
。それは10,000センチボイズよりも大ぎい粘度で
あると(イ)成分との相溶性が悪くなり、架橋反応が阻
害されるからである。本成分の好ましい粘度は10〜5
000センチボイズであり、さらに好ましくは50〜2
000センチボイズである。 本成分の添加量は(イ)
成分100重量部に対し、0.5〜30重量部であり、
好ましくは1〜20重量部である。0.5重量部よりも
少ないと光フアイバ表面への硬化被膜の過度の接着防止
に十分でなく、30重量部より多いと光フアイバ用被覆
剤としては柔軟性が乏しくなるからである。
が発現しないからであり、70モル%を越えると本成分
が常温で固形状になり(イ)成分との相溶性が悪くなる
ので20〜70モル%とされる。本成分はSiO□単位
を核とする三次元高分子であるが、その粘度は25℃に
おいて10゜000センチボイズ以下である必要がある
。それは10,000センチボイズよりも大ぎい粘度で
あると(イ)成分との相溶性が悪くなり、架橋反応が阻
害されるからである。本成分の好ましい粘度は10〜5
000センチボイズであり、さらに好ましくは50〜2
000センチボイズである。 本成分の添加量は(イ)
成分100重量部に対し、0.5〜30重量部であり、
好ましくは1〜20重量部である。0.5重量部よりも
少ないと光フアイバ表面への硬化被膜の過度の接着防止
に十分でなく、30重量部より多いと光フアイバ用被覆
剤としては柔軟性が乏しくなるからである。
本成分は従来公知の方法で合成することができる。例え
ばケイ酸ナトリウムとジメチルビニルジクロロシランを
縮合反応させることによって合成することができる。
ばケイ酸ナトリウムとジメチルビニルジクロロシランを
縮合反応させることによって合成することができる。
(ハ)成分は、(イ)成分、(ロ)成分の架橋剤であり
、(ニ)成分の触媒作用のもと(イ)、(ロ)同成分と
付加反応して硬化被膜を与える。本成分は1分子中に少
なくとも2個のケイ素原子直結水素原子を有するオルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンであり、その構造は特
に限定されない。直鎖状、分岐した鎖状、環状、網状な
とのいずれでもよい。(イ)、(ロ)同成分との相溶性
を考えると分子内にフェニル基を含有するか、もしくは
分子量の小さいほうが好ましい。フェニル基を含有しな
い場合の分子量としては25゛°Cにおける粘度が10
00センチボイズ以下になるような分子量が好ましく、
フェニル基を含有する場合としては25°Cにおける粘
度が10゜000センチボイズ以下になるような分子量
が好ましい。本成分中のケイ素原子直結水素原子数は1
分子中少なくとも2個とされているが、良好な硬化被膜
を得るためには1分子中に3〜10個程度含まれること
が好ましい。ケイ素原子に結合している有機基としては
メチル基、フェニル基、エチル基、プロピル基、ヘキシ
ル基、3・3・3−トリフルオロプロピル基が例示され
る。
、(ニ)成分の触媒作用のもと(イ)、(ロ)同成分と
付加反応して硬化被膜を与える。本成分は1分子中に少
なくとも2個のケイ素原子直結水素原子を有するオルガ
ノハイドロジエンポリシロキサンであり、その構造は特
に限定されない。直鎖状、分岐した鎖状、環状、網状な
とのいずれでもよい。(イ)、(ロ)同成分との相溶性
を考えると分子内にフェニル基を含有するか、もしくは
分子量の小さいほうが好ましい。フェニル基を含有しな
い場合の分子量としては25゛°Cにおける粘度が10
00センチボイズ以下になるような分子量が好ましく、
フェニル基を含有する場合としては25°Cにおける粘
度が10゜000センチボイズ以下になるような分子量
が好ましい。本成分中のケイ素原子直結水素原子数は1
分子中少なくとも2個とされているが、良好な硬化被膜
を得るためには1分子中に3〜10個程度含まれること
が好ましい。ケイ素原子に結合している有機基としては
メチル基、フェニル基、エチル基、プロピル基、ヘキシ
ル基、3・3・3−トリフルオロプロピル基が例示され
る。
本成分の具体例としては、両末端トリメチルシロキシ基
封鎖のメチルハイドロジエンポリシロキサン、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチル
ハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端トリメチル
シロキシ基ff1t iAのメチルフェニルシロキサン
−メチルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチ
ルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイドロジエン
ポリシロキサン、両末端ジ/+ルハイドロジェンシロキ
シ基封鎖のツメチルシロキサン−メチルハイドロジエン
シロキサン共重合体、両末端ジメチルノ1イドロジエン
シロキシ基封鎖のメチルフェニルシロキサン−メチルハ
イドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイ
ドロジエンシロキシ基封鎖のンフェニルシロキサンーメ
チルハイドロシエンシロキサン共重合体、ジメチルシロ
キサン−メチルハイドロジエンシロキサン環状共重合体
、(CI=)2HSi01単位とSiO□単位からなる
共とS;02単位とからなる共重合体があげられる。
封鎖のメチルハイドロジエンポリシロキサン、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジメチルシロキサン−メチル
ハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端トリメチル
シロキシ基ff1t iAのメチルフェニルシロキサン
−メチルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチ
ルハイドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチル
ハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイドロジエン
ポリシロキサン、両末端ジ/+ルハイドロジェンシロキ
シ基封鎖のツメチルシロキサン−メチルハイドロジエン
シロキサン共重合体、両末端ジメチルノ1イドロジエン
シロキシ基封鎖のメチルフェニルシロキサン−メチルハ
イドロジエンシロキサン共重合体、両末端ジメチルハイ
ドロジエンシロキシ基封鎖のンフェニルシロキサンーメ
チルハイドロシエンシロキサン共重合体、ジメチルシロ
キサン−メチルハイドロジエンシロキサン環状共重合体
、(CI=)2HSi01単位とSiO□単位からなる
共とS;02単位とからなる共重合体があげられる。
本成分の添加量としては本成分中のケイ素原子直結水素
原子の合計量と(イ)成分および(ロ)成分中の全フル
ケニル基とのモル比が0.7:1〜3.0:1となるよ
うな重量部とされるが、これは0.7:1より少ないと
架橋が不十分で良好な硬化被膜が得られないし3.0:
1より多いと硬化被膜が固くなり過ぎて光フアイバ用被
覆剤に適さないからである。最も好ましい添加量は前記
モル比がo、s:i〜2.0:1となるような重量部で
ある。
原子の合計量と(イ)成分および(ロ)成分中の全フル
ケニル基とのモル比が0.7:1〜3.0:1となるよ
うな重量部とされるが、これは0.7:1より少ないと
架橋が不十分で良好な硬化被膜が得られないし3.0:
1より多いと硬化被膜が固くなり過ぎて光フアイバ用被
覆剤に適さないからである。最も好ましい添加量は前記
モル比がo、s:i〜2.0:1となるような重量部で
ある。
(ニ)成分の白金系触媒は(ハ)成分中のケイ素原子直
結水素原子と(イ)成分、(ロ)I&仕分中フルケニル
基とを付加反応させる。従来から種々のものが知られて
おり具体例をあげると、塩化白金酸、塩化白金酸をアル
コール類やケトン類に溶解させたものおよびその溶液を
熟成させたもの、塩化白金酸とオレフィン類との錯化合
物、塩化白金酸とフルケニルシロキサンとの錯化合物、
白金黒および白金を担体に保持させたものなどである。
結水素原子と(イ)成分、(ロ)I&仕分中フルケニル
基とを付加反応させる。従来から種々のものが知られて
おり具体例をあげると、塩化白金酸、塩化白金酸をアル
コール類やケトン類に溶解させたものおよびその溶液を
熟成させたもの、塩化白金酸とオレフィン類との錯化合
物、塩化白金酸とフルケニルシロキサンとの錯化合物、
白金黒および白金を担体に保持させたものなどである。
本成分の添加量は(イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量1
00万重量部に対して白金重量として0.1〜100重
量部とされるが、これは0.1重量部以下では架橋反応
が十分進行しないし、100重量部以上では不経済であ
るばかりでなく被覆剤の室温での可使時間が短かくなり
すぎるからである。白金金属として0゜5〜50重量部
重量部一般的である。
00万重量部に対して白金重量として0.1〜100重
量部とされるが、これは0.1重量部以下では架橋反応
が十分進行しないし、100重量部以上では不経済であ
るばかりでなく被覆剤の室温での可使時間が短かくなり
すぎるからである。白金金属として0゜5〜50重量部
重量部一般的である。
この発明による被覆剤は(イ)成分〜(ニ)r&分を単
に混合するだけで得られるが、混合にはプラネタリ−型
ミキサー、スクリュウ−型ミキサーなど液体の攪拌に適
する各種混合装置が使用される。
に混合するだけで得られるが、混合にはプラネタリ−型
ミキサー、スクリュウ−型ミキサーなど液体の攪拌に適
する各種混合装置が使用される。
この発明の被覆剤により光ファイバを被覆するには、(
イ)成分〜(ニ)成分を混合し脱気した組成物を光ファ
イバに塗布した後硬化させる必要があるが、その硬化に
は電熱炉、赤外線炉などを通して加熱するのが好ましい
。
イ)成分〜(ニ)成分を混合し脱気した組成物を光ファ
イバに塗布した後硬化させる必要があるが、その硬化に
は電熱炉、赤外線炉などを通して加熱するのが好ましい
。
この発明による被覆剤には(イ)成分〜(ニ)成分の他
に室温での反応を抑制するための添加剤としてアセチレ
ン系化合物、アルケニル基含有化合物、ヒドラジン類、
トリアゾール類、7オスフイン類、メルカプタン類等を
少量添加することが推奨される。また、この発明の目的
を損なわない範囲においてシリカ系粉末等の充填剤、耐
熱添加剤、着色剤、難燃性付与剤などを添加しても差し
支えない。この発明による被覆剤は無溶剤で使用するの
が好ましいが、粘度を下げる目的などで芳香族系炭化水
素、アルカン系炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン
類などの有機溶剤で希釈して使用しても何ら差し支えな
い。
に室温での反応を抑制するための添加剤としてアセチレ
ン系化合物、アルケニル基含有化合物、ヒドラジン類、
トリアゾール類、7オスフイン類、メルカプタン類等を
少量添加することが推奨される。また、この発明の目的
を損なわない範囲においてシリカ系粉末等の充填剤、耐
熱添加剤、着色剤、難燃性付与剤などを添加しても差し
支えない。この発明による被覆剤は無溶剤で使用するの
が好ましいが、粘度を下げる目的などで芳香族系炭化水
素、アルカン系炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ケトン
類などの有機溶剤で希釈して使用しても何ら差し支えな
い。
[実施例1
以下に実施例をあげてこの発明を説明するが、実施例中
、粘度は25°Cにおける値であり、「部」とあるのは
「重量部」を意味し、「%」とあるのは「重量%」を意
味する。
、粘度は25°Cにおける値であり、「部」とあるのは
「重量部」を意味し、「%」とあるのは「重量%」を意
味する。
実施例1
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が40:60、粘度8000センチボイズ)1
00部、 (Ctl 2 = CH) (C113) z S ;
01単位75モル%と5i02単位25モル%からな
るポリシロキサン(粘度85センチポイズ)5部、両末
端ツメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイ
ドロノニンポリシロキサン(粘度8センチボイズ)4部
、塩化白金酸の2−メチルヘキサノール溶液(濃度2%
)0.2部および3−フェニル−1−ブチン−3−オー
ル0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(
全ケイ素原子直結水素原子と全ビニル基とのモル比は1
.5:1である)。この被覆剤をコーティングダイを用
いて直径125μmの石英系光ファイバに塗布した後6
00℃の電気炉中で2秒°間加熱し硬化させた。光フア
イバ専用の被膜除去器を用いて厚さ50μmの硬化被膜
を光フアイバ表面から剥がしたところ、硬化被膜は光フ
アイバ上に残存することなく剥がすことができた。また
、硬化被膜の引張強度はSkg/cm2であった。
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が40:60、粘度8000センチボイズ)1
00部、 (Ctl 2 = CH) (C113) z S ;
01単位75モル%と5i02単位25モル%からな
るポリシロキサン(粘度85センチポイズ)5部、両末
端ツメチルハイドロジエンシロキシ基封鎖のメチルハイ
ドロノニンポリシロキサン(粘度8センチボイズ)4部
、塩化白金酸の2−メチルヘキサノール溶液(濃度2%
)0.2部および3−フェニル−1−ブチン−3−オー
ル0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(
全ケイ素原子直結水素原子と全ビニル基とのモル比は1
.5:1である)。この被覆剤をコーティングダイを用
いて直径125μmの石英系光ファイバに塗布した後6
00℃の電気炉中で2秒°間加熱し硬化させた。光フア
イバ専用の被膜除去器を用いて厚さ50μmの硬化被膜
を光フアイバ表面から剥がしたところ、硬化被膜は光フ
アイバ上に残存することなく剥がすことができた。また
、硬化被膜の引張強度はSkg/cm2であった。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の(C112
=CI)(C)1.)2SiO2単位と51部2単位か
らなるポリシロキサンを除いた被覆剤および該ポリシロ
キサンを除き、しかも減少したビニル基とのバランスを
とるために両末端ノメチルハイドロジェンシaキシ基封
鎖のメチルハイドロノニンポリシロキサンの量を2部に
減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、両方と
も石英系光フアイバ上に硬化被膜が20%以上残存した
。また、硬化被膜の引張強度はそれぞれ1゜5kg/a
m2と2.0kg/cm2であった。
=CI)(C)1.)2SiO2単位と51部2単位か
らなるポリシロキサンを除いた被覆剤および該ポリシロ
キサンを除き、しかも減少したビニル基とのバランスを
とるために両末端ノメチルハイドロジェンシaキシ基封
鎖のメチルハイドロノニンポリシロキサンの量を2部に
減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、両方と
も石英系光フアイバ上に硬化被膜が20%以上残存した
。また、硬化被膜の引張強度はそれぞれ1゜5kg/a
m2と2.0kg/cm2であった。
実施例2
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のツメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が42:S 8、粘度2500センチボイズ)
100部、 (CH2=CI)(CH−)2SiO2単位46モル%
と(CI、)3SiO1単位18モル%とS:02単位
36モτ ル%からなるポリシロキサン(粘度3200センチボイ
ズ) 8 fffJ−(CH−)JS+01単位28モ
ルモル%と(C11z)−S!01単位32モル%とS
;02単位40モル%からなるポリシロキサン(粘度7
5センチボイ7:)13部、塩化白金酸の2−エチルヘ
キサノール溶液(濃度2%)0.3部、3−フェニル−
1−ブチン−3−オール0,01部をよく混合し光フア
イバ用被覆剤とした(全ケイ素原子直結水素原子と全ビ
ニル基とのモル比は1.O:1である)。この被覆剤を
フーティンググイを用いて直径125μmの石英系光フ
ァイバに塗布した後700°Cの電気炉中で1秒間加熱
し硬化させた。光フアイバ専用の被膜除去器を用いて厚
さ60μmの硬化被膜を光フアイバ表面から剥がしたと
ころ、硬化被膜は光フアイバ上に残存することなく剥が
すことができた。また、硬化被膜の引張強度は6.5k
g/cll12であった。
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が42:S 8、粘度2500センチボイズ)
100部、 (CH2=CI)(CH−)2SiO2単位46モル%
と(CI、)3SiO1単位18モル%とS:02単位
36モτ ル%からなるポリシロキサン(粘度3200センチボイ
ズ) 8 fffJ−(CH−)JS+01単位28モ
ルモル%と(C11z)−S!01単位32モル%とS
;02単位40モル%からなるポリシロキサン(粘度7
5センチボイ7:)13部、塩化白金酸の2−エチルヘ
キサノール溶液(濃度2%)0.3部、3−フェニル−
1−ブチン−3−オール0,01部をよく混合し光フア
イバ用被覆剤とした(全ケイ素原子直結水素原子と全ビ
ニル基とのモル比は1.O:1である)。この被覆剤を
フーティンググイを用いて直径125μmの石英系光フ
ァイバに塗布した後700°Cの電気炉中で1秒間加熱
し硬化させた。光フアイバ専用の被膜除去器を用いて厚
さ60μmの硬化被膜を光フアイバ表面から剥がしたと
ころ、硬化被膜は光フアイバ上に残存することなく剥が
すことができた。また、硬化被膜の引張強度は6.5k
g/cll12であった。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の(CII2
=C11)(CHs)2SiO2単位と(Ct13)3
Si01単位と5i02単位からなるポリシロキサンを
除き、しかも減少したビニル基とのバランスをとるため
に上記の(Ctl=)2Hsi01単位と(Ctls)
isi01単位とSiO□単位とからなるボリン0キサ
ンを3部に減じた被覆剤について同様の試験を行なった
が、光フアイバ上に硬化被膜が30%以上残存した。ま
た、硬化被膜の引張強度は2.8kg/am2であった
。
=C11)(CHs)2SiO2単位と(Ct13)3
Si01単位と5i02単位からなるポリシロキサンを
除き、しかも減少したビニル基とのバランスをとるため
に上記の(Ctl=)2Hsi01単位と(Ctls)
isi01単位とSiO□単位とからなるボリン0キサ
ンを3部に減じた被覆剤について同様の試験を行なった
が、光フアイバ上に硬化被膜が30%以上残存した。ま
た、硬化被膜の引張強度は2.8kg/am2であった
。
実施例3
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が70:30、粘度3000センチボイズ)1
00部、 (CH2=CI)(CH−)zsi01単位64モル%
とSiO□単位36モル%からなるポリシロキサン(粘
度1600センチポイズ)3部、式 [(CHz)dlsio]、si で示されるポリシ
ロキサン4部、塩化白金酸のイソプロピルアルコール(
濃度2%)0.15部および3−メチル−1−ブチン−
3−オール0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤
とした(全ケイ素原子直結水素原子とビニル基とのモル
比は1.4:1である)。この被覆剤をコーティングダ
イを用いて直径125μmnの石英系光ファイバに塗布
した後600°Cの電気炉中で2秒間加熱し硬化さぜt
−7七トンをΦみ込ませたガーゼを用いて硬化被膜を光
フアイバ表面から拭い取ろうとしたところ、5回の拭い
取り作業で硬化被膜はファイバ上に残存することなく剥
がすことかできた。
サン−メチルフェニルシロキサン共重合体(前者と後者
のモル比が70:30、粘度3000センチボイズ)1
00部、 (CH2=CI)(CH−)zsi01単位64モル%
とSiO□単位36モル%からなるポリシロキサン(粘
度1600センチポイズ)3部、式 [(CHz)dlsio]、si で示されるポリシ
ロキサン4部、塩化白金酸のイソプロピルアルコール(
濃度2%)0.15部および3−メチル−1−ブチン−
3−オール0.01部をよく混合し光フアイバ用被覆剤
とした(全ケイ素原子直結水素原子とビニル基とのモル
比は1.4:1である)。この被覆剤をコーティングダ
イを用いて直径125μmnの石英系光ファイバに塗布
した後600°Cの電気炉中で2秒間加熱し硬化さぜt
−7七トンをΦみ込ませたガーゼを用いて硬化被膜を光
フアイバ表面から拭い取ろうとしたところ、5回の拭い
取り作業で硬化被膜はファイバ上に残存することなく剥
がすことかできた。
比較例として、上記被覆剤の組成からL記の(CH2=
Ctl)(Cll、)2SiO2単位と5i02単位か
らなるポリシロキサンを除き、しかも減少したビニル基
とのバランスをとるために上記の式[(CH=)211
SiO]=Siで示されるポリシロキサンの量を2部に
滅した被覆剤について同様の試験を行なったが、20回
の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすことは
できなかった。
Ctl)(Cll、)2SiO2単位と5i02単位か
らなるポリシロキサンを除き、しかも減少したビニル基
とのバランスをとるために上記の式[(CH=)211
SiO]=Siで示されるポリシロキサンの量を2部に
滅した被覆剤について同様の試験を行なったが、20回
の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすことは
できなかった。
実施例4
両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖のジメチルシロキ
サン−ジフェニルシロキサン共重合体(前者と後者のモ
ル比が67:33.粘度2800センチポイズ)100
部、 (CH2=CH)(CH3)2SiO2単位18モル%
と] (C11,)、5iO1単位46モル%とS;02単位
36モル%からなるポリシロキサン(粘度1200セン
チボイズ)10部、両末端ジメチルハイドロジエンシロ
キシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチルハイドロジ
エンシロキサン共重合体(前者と後者のモル比が20:
80、粘度が45センチボイズ)6.5部、塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液(濃度2%)o、is部
および3−メチル−1−ブチン−3−オール0゜01部
をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(全ケイ素原子
直結水素原子と全ビニル基とのモル比は2.1:1であ
る)。この被覆剤をコーティンググイを用いて直径12
5μmの石英系光ファイバに塗布した後、450℃の赤
外線炉中で1.3秒間加熱し硬化させた。アセトンを染
み込ませたが一ゼを用いて硬化被膜を光フアイバ表面か
ら拭い取ろうとしたところ、7回の拭い取り作業で硬化
被膜はファイバ上に残存することなく剥がすことができ
た。
サン−ジフェニルシロキサン共重合体(前者と後者のモ
ル比が67:33.粘度2800センチポイズ)100
部、 (CH2=CH)(CH3)2SiO2単位18モル%
と] (C11,)、5iO1単位46モル%とS;02単位
36モル%からなるポリシロキサン(粘度1200セン
チボイズ)10部、両末端ジメチルハイドロジエンシロ
キシ基封鎖のジフェニルシロキサン−メチルハイドロジ
エンシロキサン共重合体(前者と後者のモル比が20:
80、粘度が45センチボイズ)6.5部、塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液(濃度2%)o、is部
および3−メチル−1−ブチン−3−オール0゜01部
をよく混合し光フアイバ用被覆剤とした(全ケイ素原子
直結水素原子と全ビニル基とのモル比は2.1:1であ
る)。この被覆剤をコーティンググイを用いて直径12
5μmの石英系光ファイバに塗布した後、450℃の赤
外線炉中で1.3秒間加熱し硬化させた。アセトンを染
み込ませたが一ゼを用いて硬化被膜を光フアイバ表面か
ら拭い取ろうとしたところ、7回の拭い取り作業で硬化
被膜はファイバ上に残存することなく剥がすことができ
た。
比較例として、上記被覆剤の組成から上記の単位とSi
O□単位からなるポリシロキサンを除と、しかも減少し
たビニル基とのバランスをとるために両末端ジメチルハ
イトロンエンシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−
メチルハイドロジエンシロキサン共重合体の量を1.2
部に減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、2
0回の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすこ
とはできなかった。
O□単位からなるポリシロキサンを除と、しかも減少し
たビニル基とのバランスをとるために両末端ジメチルハ
イトロンエンシロキシ基封鎖のジフェニルシロキサン−
メチルハイドロジエンシロキサン共重合体の量を1.2
部に減じた被覆剤について同様の試験を行なったが、2
0回の拭い取り作業ですら硬化被膜を完全には剥がすこ
とはできなかった。
[発明の効果1
この発明の光フアイバ用被覆剤は、上述した(イ)成分
、(ロ)成分、(ハ)成分、(ニ)成分からなり、それ
らの配合比も限定されているため、これにより光ファイ
バ特に石英系光ファイバを被覆し硬化させたときに、硬
化被膜が光ファイバに過度に接着せず、しかも強度が高
いので光フアイバ接続作業時の硬化被膜除去が容易であ
り、また、光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破壊され
ることがほとんどないという特徴がある。
、(ロ)成分、(ハ)成分、(ニ)成分からなり、それ
らの配合比も限定されているため、これにより光ファイ
バ特に石英系光ファイバを被覆し硬化させたときに、硬
化被膜が光ファイバに過度に接着せず、しかも強度が高
いので光フアイバ接続作業時の硬化被膜除去が容易であ
り、また、光フアイバ製造工程中に硬化被膜が破壊され
ることがほとんどないという特徴がある。
この発明の被覆剤により被覆された光ファイバは長距離
通信はもとより海底用光ファイバ、CA T V月光フ
ァイバ、加入者用光ファイバなどとして幅広く有用であ
る。
通信はもとより海底用光ファイバ、CA T V月光フ
ァイバ、加入者用光ファイバなどとして幅広く有用であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (イ)平均単位式 RaSiO_(_4_−_a_)_/_2 (式中、Rは一価炭化水素基であり、そのうちの20モ
ル%以上50モル%未満がフェニル基であり、50モル
%以上80モル%未満がメチル基であり、フェニル基と
メチル基の合計量は100モル%未満である、aは1.
8〜2.2の平均数である)で示され、1分子中に少な
くとも2個のケイ素原子直結低級アルケニル基を有する
オルガノポリシロキサン 100重量部、 (ロ)(CH_3)_2(CH_2=CH)SiO1/
2単位5〜80モル%、(CH_3)_3SiO1/2
単位0〜50モル%およびSiO_2単位20〜70モ
ル%から成り、25℃における粘度が10,000セン
チポイズ以下のポリシロキサン 0.5〜30重量部、 (ハ)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子直結水素
原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (ハ)成分中のケイ素原子直結水素 原子の合計量と(イ)成分および (ロ)成分中の全アルケニル基の合 計量とのモル比が0.7:1〜3. 0:1となるような重量部、 (ニ)白金系触媒 (イ)、(ロ)、(ハ)成分合計量10 0万重量部に対して白金金属とし て0.1〜100重量部 からなることを特徴とする光通信ガラスファイバ用被覆
剤。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60035147A JPS61197448A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 |
CA000502435A CA1249384A (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Composition for coating optical communication glass fibers |
DE8686102275T DE3662869D1 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Composition for coating optical communication glass fiber |
AU53879/86A AU584984B2 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Composition for coating optical communication glass fiber |
ES552301A ES8802364A1 (es) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Un procedimiento para la produccion de una fibra optica de vidrio. |
EP86102275A EP0192275B1 (en) | 1985-02-22 | 1986-02-21 | Composition for coating optical communication glass fiber |
US06/944,718 US4755577A (en) | 1985-02-22 | 1986-12-22 | Composition for coating optical communication glass fiber |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60035147A JPS61197448A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197448A true JPS61197448A (ja) | 1986-09-01 |
Family
ID=12433787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60035147A Pending JPS61197448A (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | 光通信ガラスフアイバ用被覆剤 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4755577A (ja) |
EP (1) | EP0192275B1 (ja) |
JP (1) | JPS61197448A (ja) |
AU (1) | AU584984B2 (ja) |
CA (1) | CA1249384A (ja) |
DE (1) | DE3662869D1 (ja) |
ES (1) | ES8802364A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2005336270A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状シリコーンゴムコーティング剤組成物およびエアーバッグ |
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FR2736060B1 (fr) * | 1995-06-30 | 1998-10-23 | Gen Electric | Compositions a base de silicone elastomere, durcissables par la chaleur, et articles obtenus a partir de ces compositions |
US6171698B1 (en) | 1999-08-19 | 2001-01-09 | Alcatel | Radiation curable coating composition for optical fibers and optical fibers coated thereby |
US6538045B1 (en) | 1999-12-23 | 2003-03-25 | Dsm N.V. | Optical fiber coating compositions containing secondary or tertiary amino silicone-containing additive |
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CN114773992A (zh) * | 2022-04-07 | 2022-07-22 | 浙江泰仑电力集团有限责任公司 | 一种adss光缆用防鼠油 |
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-
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- 1985-02-22 JP JP60035147A patent/JPS61197448A/ja active Pending
-
1986
- 1986-02-21 EP EP86102275A patent/EP0192275B1/en not_active Expired
- 1986-02-21 CA CA000502435A patent/CA1249384A/en not_active Expired
- 1986-02-21 ES ES552301A patent/ES8802364A1/es not_active Expired
- 1986-02-21 AU AU53879/86A patent/AU584984B2/en not_active Ceased
- 1986-02-21 DE DE8686102275T patent/DE3662869D1/de not_active Expired
- 1986-12-22 US US06/944,718 patent/US4755577A/en not_active Expired - Fee Related
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