JP3094300B2 - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JP3094300B2
JP3094300B2 JP02171799A JP17179990A JP3094300B2 JP 3094300 B2 JP3094300 B2 JP 3094300B2 JP 02171799 A JP02171799 A JP 02171799A JP 17179990 A JP17179990 A JP 17179990A JP 3094300 B2 JP3094300 B2 JP 3094300B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/28Arrangements of guides for the impression-transfer material

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 熱転写記録装置に係り、特に、剥離角が大きくとれる
熱転写記録装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭60−23078号公報や特開昭60−27579号公報に記
載されているような公知の装置は、記録装置側に剥離ガ
イド、インク供給ガイドがあった。顔料または染料を用
いた濃度階調のできるインク紙を使用する剥離機構につ
いては明らかにされていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、記録紙よりインク紙を剥離する剥離
力およびインクの転写量、インク紙のシワの点について
配慮されておらず、剥離力が過大であったり、転写が十
分に行われない、濃度むらが発生する、シワが発生する
などの問題があった。
本発明は、剥離力を小さくし、転写が十分に行なえる
剥離機構、剥離力の小さいインク紙の構成およびシワの
発生防止機構を備えた熱転写記録装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、記録紙にインクカセットのインク供給
ロールから繰り出されたインク紙が圧着され、該インク
紙に接するサーマルヘッドの加熱により該インク紙から
記録紙にインクが転写され、転写後のインク紙は前記記
録紙から剥離されたのち、インクカセットのインク巻取
ロールに巻きとられる熱転写記録装置において、前記サ
ーマルヘッドの加熱位置よりもインク紙移動方向下流側
の該サーマルヘッド基板に、インク紙と接する部分がV
形状をなしてインク紙の幅方向に延在する剥離爪を設
け、前記インクカセットのインク巻取ロール上流側でか
つ前記剥離爪の下流側にインク紙の経路を変更するイン
クガイドを設けることによって達成される。
上記の課題は、また、記録紙にインクカセットのイン
ク供給ロールから繰り出されたインク紙が圧着され、該
インク紙に接するサーマルヘッドの加熱により該インク
紙から記録紙にインクが転写され、転写後のインク紙は
前記記録紙から剥離されたのち、インクカセットのイン
ク巻取ロールに巻きとられる熱転写記録装置において、
サーマルヘッドに設けられたV形の剥離爪と、インクカ
セットに設けられたインクガイドとにより、転写後のイ
ンク紙が記録紙より剥離され、インク巻取ロールに巻き
とられる熱転写記録装置によっても達成される。
上記の課題は、また、記録紙にインクカセットのイン
ク供給ロールから繰り出されたインク紙が圧着され、該
インク紙に接するサーマルヘッドの加熱により該インク
紙から記録紙にインクが転写され、転写後のインク紙は
前記記録紙から剥離されたのち、インクカセットのイン
ク巻取ロールに巻きとられる熱転写記録装置において、
前記サーマルヘッドの加熱位置よりもインク紙移動方向
下流側の該サーマルヘッドに、インク紙幅方向に延在
し、該インク紙と接触する部分が回転する機構を設け、
前記インクカセットのインク巻取ロール上流側にインク
紙の経路を変更するインクガイドを設けることによって
も、達成される。
上記の課題は、また、記録紙供給手段とインクフィル
ム加熱手段とインクフィルム移動手段とを含んでなる熱
転写記録装置本体と、インクフィルムが内装され前記熱
転写記録装置本体に脱着自在であるインクカセットとを
含んで構成される熱転写記録装置において、該インクカ
セットの側面に角状と丸状の位置決め案内部を設け、該
案内部と係合する案内溝を前記熱転写記録装置本体に形
成することによっても達成される。
上記の課題は、また、供給ロールホルダとサーマルヘ
ッドの間に、サーマルヘッドに供給されるインク紙の角
度を規制するインクガイドが配置され、剥離爪と巻取ロ
ールホルダの間に、記録紙から剥離されるインク紙と前
記記録紙とがなす角度を規制するインクガイドが配置さ
れている請求項1に記載の熱転写記録装置によっても達
成される。
上記の課題は、また、供給ロールホルダと、巻取ロー
ルホルダと、前記供給ロールホルダと前記巻取ロールホ
ルダの間にインク紙幅方向に設けられてインク紙の移動
方向を変化させる少なくとも1個のインクガイドとを含
んでなる熱転写記録装置用のインクカセットにおいて、
前記インクガイドのインク紙に接する面の、インク紙の
幅方向中央部分に接する部分をインク紙側に凸な形状と
することによっても達成される。
上記の課題は、また、供給ロールホルダと、巻取ロー
ルホルダと、前記供給ロールホルダと前記巻取ロールホ
ルダの間にインク紙幅方向に設けられてインク紙の移動
方向を変化させる少なくとも1個のインクガイドとを含
んでなる熱転写記録装置用のインクカセットにおいて、
前記巻取ロールホルダの上流側に配置されたインクガイ
ドと巻取ロールホルダとの間に、インク紙及びまたはイ
ンク巻取ロールが前記インクガイドと巻取ロールホルダ
を結ぶ面を通過するのを妨げる通過防止材を配置するこ
とによっても達成される。
上記の課題は、また、供給ロールホルダと、巻取ロー
ルホルダと、前記供給ロールホルダと前記巻取ロールホ
ルダの間にインク紙幅方向に設けられてインク紙の移動
方向を変化させる少なくとも1個のインクガイドとを含
んでなる熱転写記録装置用のインクカセットにおいて、
インクガイドをインク紙移動方向に進退可能に配置し、
熱転写記録装置本体に装着されているサーマルヘッドの
位置を変化させる手段に係合して前記インクガイドを進
退させる手段を設けることによっても達成される。
上記の課題は、また、通過防止材のインク紙移動方向
上流側端面がインクガイドを形成し、かつ該インクガイ
ドは剥離ガイドである請求項7に記載のインクカセット
によっても達成される。
上記の課題は、また、柔軟な薄膜状の基材と、該基材
表面に形成されたインク層とを含んでなる熱転写記録装
置用のインク紙において、前記基材の背面に低摩擦係数
の材料を積層し、基材表面に顔料及びまたは染料とバイ
ンダとを含有する多孔質層であるインク層を形成するこ
とによっても達成される。
上記の課題は、また、インク層と基材面の間に剥離層
が設けられている請求項10に記載のインク紙によっても
達成される。
上記の課題は、また、インク層に粒状の材料が混入さ
れ、該粒状の材料の融点は、熱転写時の加熱により該イ
ンク層が昇温される温度よりも高い温度である請求項10
もしくは11に記載のインク紙によっても達成される。
上記の課題は、また、剥離爪とサーマルヘッドの基板
とが同一材料で一体に形成されている請求項1に記載の
熱転写記録装置によっても達成される。
上記の課題は、また、インクガイドが回転可能な剥離
ガイドをなしており、インクカセットに該剥離ガイドを
回転駆動する手段が設けら、前記剥離ガイドに圧着され
て剥離後のインク紙を挾持する回転可能なローラがその
回転軸を前記剥離ガイドの回転軸と平行にして熱転写記
録装置本体側に配設されている請求項1乃至3のいずれ
かの項に記載の熱転写記録装置によっても達成される。
〔作用〕
サーマルヘッドに設けられた剥離爪とインクカセット
に設けられた剥離ガイドとにより、インク紙と記録紙の
剥離角が一定に保たれるため、濃度むらのない画像が得
られる。
また、インクカセットに剥離ガイドを設けることによ
り、剥離爪に近づいた位置に剥離ガイドを設けることが
できるため剥離角を大きくすることができる。これによ
り、剥離力の低減と転写濃度の上昇が可能となり、濃度
むらのない画像が得られる。
また、インクガイド(剥離ガイド)を移動できるよう
にして、記録時(熱転写時)には剥離位置よりもサーマ
ルヘッド側にインクガイドが位置するようにしたので、
大きな剥離角を得られ、さらに剥離力が低減されるとと
もに転写濃度と濃度むらが改善される。
また、インクカセットにインク供給ガイドとなるイン
クガイドが設けられると、該インク供給ガイドとサーマ
ルヘッド間のインク紙に張力が発生し、シワの発生が防
止される。
さらに、剥離ガイド、インク供給ガイドのインク紙に
接する面の形が、インク紙幅方向中心がインク紙に対し
て凸になる形状に形成されると、インク紙の幅方向中央
部から端部に向う張力が発生し、インクシワの発生が防
止される。同様に剥離ガイドが回転駆動され、一定トル
クでインク紙に張力が与えられると同様効果がある。
また、顔料または染料を使用する濃度階調タイプのイ
ンク紙の基材とインク層の間に、剥離しやすい材料が塗
布されると、剥離力が低減される。
さらに、インク層に溶融しない粒状のフィラーを混入
されると、剥離力が低減される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る熱転写記録装置の第1の実施例を
第1図、第2図により説明する。第1図、第2図は、本
発明のインクカセットを使用した熱転写記録装置の記録
機構の構成を示す。また第2図は、第1図を上側から見
た構成図である。
まず、熱転写記録装置本体およびインクカセットの本
発明に係る要部の構成を第1図、第2図を用いて説明す
る。熱転写記録装置本体の本発明に関係する機構は、ス
テッピングモータ77、歯車76,75,73の記録部回転機構お
よびモータ59、歯車60のインクフィルム巻取り回転機構
を除いては左右対称である。本機構は、フレーム58,78
に固定された固定軸53と、固定軸53に取付けられた支持
台55,79と、支持台55,79に取付けられた軸受65(55側図
示せず)と、支持台55,79で支持され回転する上ローラ1
6と、固定軸53に取付けられた軸受72,54と、軸受72,54
に取付けられ回転できる回転軸71,56と、回転軸71に取
付けられた歯車73と、回転軸71,56に取付けられたワン
ウェイクラッチ74,52と、ワンウェイクラッチ74,52に取
付けられた歯車69,57と、歯車69,57に駆動されて回転す
るローラA21,ローラB22,ローラC23,ローラD24,ローラE2
9,ローラF25,ローラG26,ローラH27,ローラJ61,ローラK6
3と、ローラAからローラHを通りフランジ28に接触す
るベルト18(ローラJ、K側はベルト80)と、回転軸7
1,56に取付けられた歯車70,(56側図示せず)およびフ
ランジ28,51と、歯車70から動力を与えられる歯車66(5
6側図示せず)からなる。また、歯車66は、ゴムローラ1
4の回転軸81に取付けられている。回転軸81は軸受65で
支持され回転する。フレーム78,58にワンウェイクラッ
チ68,50が取付けられ、該ワンウェイクラッチ68,50に軸
64が結合されている。軸64に取付けられた歯車67,62は
歯車69,57と噛み合う。フレーム58には、DCモータ59が
装着され、該DCモータ59には、歯車60が結合されてい
る。DCモータ59と歯車60は、インク巻取りロール4を回
転させる。DCモータ59は一定トルクを保つように制御さ
れるか、歯車60に摩擦クラッチを設けて一定トルクを伝
達するように構成されている。サーマルヘッド7は、基
板6,アルミナ基板11,カバー12で構成されている。サー
マルヘッド7の基板6に剥離爪9が取付けられ、カバー
12にカバー付インクガイド13が取付けられている。サー
マルヘッド7は、バネ8で記録時は押圧される。記録時
は、アルミナ基板上に形成された発熱体31が加熱され、
記録紙(以下インクフィルムという)3に塗布された顔
料とワックスまたは昇華染料インクが、溶融または昇華
して、記録紙17に画像が記録される。インクカセット5
は、インク供給ロール1とインク巻取りロール4、剥離
ガイド10であるインクガイドで構成されている。インク
供給ロール1は巻芯2にインクフィルムが巻付けられた
もので、サーマルヘッド7側へインクを供給する。イン
ク巻取りロール4は巻芯30にインクフィルム3を巻付け
ながら、サーマルヘッド7において記録動作終了後のイ
ンクフィルム3を巻取る。剥離ガイド10は、剥離爪9と
記録紙17の間の剥離角15を一定に保つために取付けられ
る。
次に、動作について説明する。
給紙時、サーマルヘッド7がゴムローラ14より離され
た状態でフランジ28,51及びゴムローラ14が反時計方向
に回転され、記録紙17が給紙口19より供給されて、フラ
ンジ28,50に巻付けられる。記録紙17は、ベルト18,80と
フランジ28,51の間で固定される。この時、歯車69,57は
ワンウェイクラッチ74,52により回転軸71,56からの動力
の伝達を阻止されて回転しない。さらに、歯車67,62が
取付けられている軸64もワンウェイクラッチ68,50によ
り回転を阻止されて回転しない。
記録時、サーマルヘッド7はバネ8によりゴムローラ
14に押圧され、インクフィルム3と、記録紙17をゴムロ
ーラ14との間で挾持する。回転軸71,56は時計方向に回
転され、この回転により歯車69,57及び歯車70、(回転
軸56側図示せず)が回転するとともにゴムローラ14が回
転する。歯車57の回転は、歯車67,62により伝達され、
フランジ51の回転は歯車66とゴムローラ14(フランジ51
側のゴムローラ軸の歯車は図示せず)により伝達され
る。この時のフランジ28,51の周速Fとゴムローラ14の
周速Rは、F≦Rとする。これにより、記録紙17に張力
が発生する。サーマルヘッド7の発熱体31は、入力画像
データに従って発熱量を制御され、記録紙17にインクフ
ィルム3のインクを溶融又は昇華して転写、記録する。
記録後インクフィルム3は記録紙17から、剥離爪9と剥
離ガイド10により引き剥がされる。上ローラ16は、記録
紙17がインクフィルム3で持ち上げられないように、記
録紙17を押えるものである。さらに、下ローラ125とに
より記録紙を挾持すると効果が大きい。
この剥離爪9、剥離ガイド10によって、90度以上の剥
離角15が得られ、インク巻取りロール4の回転トルクを
制御すること及び上ローラ16の作用により、常に一定な
剥離角度15が得られる。また、剥離ガイド10をインクか
セット5に取付けることにより、よりサーマルヘッド7
側に剥離ガイド10を近づけることができ、剥離角15を90
度以上にすることができる。インク供給ロールは、摩擦
板32とバネ33によりその回転を抑制する力を加えられ、
サーマルヘッド7との間のインクフィルム3に張力を発
生させる。また、カバー付インクガイド13はインクフィ
ルム3のシワの発生を防いでいる。
排紙時は、反時計方向に回転軸71,56が回転され、フ
ランジ28,51のみ回転されて、記録紙が排紙口20より排
出される。
次に、本発明のインクカセットの第1の実施例を説明
する。第3図は、本実施例の構成を示し、第4図は第3
図のIV−IV線矢視側面図を示す。図に示すインクカセッ
トは、フレーム90にインク供給ロールが入る供給ロール
ホルダ94と、インク巻取りロールが入る巻取りロールホ
ルダ102と、記録装置のフレームに挿入し位置決めする
ための角ガイド91,95,丸ガイド93,106と、剥離ガイド96
(第1図の剥離ガイド10に相当、以下同じ)が取付けら
れた構造である。剥離ガイド96は、両端を止め輪92,97
でフレーム90に固定又は回転できるよう装着されてい
る。巻取りロールホルダ102は、巻芯30の回転止めのツ
メ98を備えてインク巻取りロール4の巻芯30の一端と嵌
合する嵌合部101と、この嵌合部101を回転可能に支持す
る軸99と、該軸99に固定された歯車100と、巻芯30の他
端に嵌合する嵌合部103と、この嵌合部103を前記軸99の
軸線上で回転可能に支持するとともに、該軸線上で進退
可能に支持する軸105と、該軸105を丸ガイド106を介し
て、フレーム90に保持する止め輪107と、前記嵌合部103
とフレーム90の間の軸105に嵌装されて嵌合部103を嵌合
部101の方向に付勢するバネ104と、を含んでいる。
第5図は、第3図のインクカセットにインク供給ロー
ル1とインク巻取りロール4が装着された状態を示す。
インクカセットへのインク供給ロール1とインク巻取り
ロール4の装着は、まず、インク供給ロール1の巻芯2
が、供給ロールホルダ94に挿入され、次いで、剥離ガイ
ド96の上にインクフィルム3が通され、インク巻取りロ
ール4の巻芯30が各嵌合部101,103に挿入されて終了す
る。
第6図にインク供給ロール1とインク巻取りロールの
構成を示す。インクフィルム3は、巻芯2に巻付けら
れ、始端が巻芯30に巻付けられた状態でユーザに供給さ
れる。
巻芯30の一端に切欠き110が設けられ、前記ツメ98に
この切欠き110が係合することにより、ユーザの誤挿入
が防止されている。
また、第5図、第7図は、記録機構に装着されたとき
のインクカセット5とフレーム78,58の関係を示す。第
7図は第5図の側面図を示す。インクカセット5の角ガ
イド91,95は、フレーム78,58の案内溝である角ガイド受
け91A,95A(91A図示せず)に嵌合し、また、インクカセ
ット5の丸ガイド106,93はフレーム78,58の案内溝であ
る丸ガイド受け93A,106A(93A図示せず)に嵌合し、上
下方向、左右方向のインクカセットとフレームの相対位
置が位置決めされる。そして、インク巻取りロール側の
嵌合部101の歯車100と装置側の巻取り歯車60が噛み合い
動力が伝達される。このように、熱転写記録装置の剥離
機構において、サーマルヘッドに剥離爪が設けられ、イ
ンクカセットに剥離ガイドが設けられたので、記録紙と
インクフィルムの間の剥離角度を大きくとれ、転写量が
安定し、濃度むらのない高品質な画像が得られる効果が
ある。
次に、本発明のインクカセットの第2の実施例を第8
図、第9図で説明する。第8図に示す実施例は、インク
カセットのサーマルヘッドへインクフィルムを供給する
側にインクガイド108が設けられたものである。第9図
は、第8図を側面から見た図である。インクガイド108
は、インクカセットのフレーム90に止め輪107,109で固
定、または回転可能に装着されている。このように、イ
ンクカセットにインクガイドが設けられると、該インク
ガイドとインクフィルムとの間の摩擦力により、該イン
クガイドとサーマルヘッド間のインクフィルムに張力を
発生させることができるため、シワの発生を防止する効
果がある。
次に、本発明のインクカセットの第3の実施例を第10
図、第11図で説明する。第10図、第11図は、剥離ガイド
またはインクガイドの形状を変えた場合の実施例を示
す。第10図は、丸棒115の径を端から中央116に向かって
徐々に大きくした場合である。第11図は平板117の高さ
を端から中央118に向かって徐々に大きくした場合であ
り、また、インクフィルムの接触する面118の形状を円
弧状にしてある。このように、剥離ガイドまたはインク
ガイドの形状を端と中央で変えることにより、インクフ
ィルムには中央から端に向かって張力が発生し、インク
フィルムを外側に引っ張る作用により、インクフィルム
のシワの発生が防止される。
次に、本発明の熱転写記録装置の第2の実施例を第12
図、第13図で説明する。第12図に示す実施例は、第1図
の熱転写記録装置の剥離爪9が剥離ローラ123に代えら
れたものである。剥離ローラ123は、支持材120に軸124
で回転可能に支持されている。
支持材120は、サーマルヘッド7の基板6に軸121で支
持され、該支持材120の軸124が設けられた部分は、バネ
122によってフランジ28側へ押し下げられる。下ローラ1
25は、支持台79,55で支持され回転する。インクフィル
ム3と記録紙17は、剥離ローラ123と下ローラ125で挾持
される。このような構成により、インクフィルム3の剥
離位置が一定となり、濃度むらのない画像が得られる。
次に、本発明に係る熱転写記録装置の第4の実施例を
第14図で説明する。第14図は、記録紙132の搬送がゴム
ローラ134と突起ローラ131で行われ、記録紙の移動によ
ってゴムローラ14が従動する構造の熱転写記録装置を示
す。ここで突起ローラ131は、記録紙に食い込むように
芯金表面にアルミナ等固い材料の粒子が接着または溶着
されたもので、粒径は60μm〜100μmが適当である。
このような構造の熱転写記録装置においても、剥離爪9
と剥離ガイド10の設置により剥離角を90度以上にするこ
とができ、濃度むらのない画像が得られる。
第15図は、熱転写記録装置におけるインクフィルムの
剥離角と剥離力の関係を、縦軸に剥離力(g)をとり、
横軸に剥離角(度)をとって表わしたもので、特性135
に示すように剥離角が大きいほど剥離力は小さくなる。
第16図は、熱転写プリンタの剥離角とインクの熱写量
の関係を、縦軸に転写量(%)をとり、横軸に剥離角
(度)をとって表わしたもので、特性136に示すよう
に、剥離角が大きいほど転写むらがない。
第17図は、濃度階調タイプの顔料または染料を用いた
本発明に係るインクフィルムの構成を示す。図に示すイ
ンクフィルムは、ポリエステルの基材140の一方の面に
潤滑性,低摩擦係数の背面コート145が形成され、該基
材140の他の面にインク層141が塗布されたものである。
インク層141は、連続濃度階調とするために顔料または
染料144、バインダ142の他に多孔質樹脂143を混入し、
インク層を多孔質樹脂によりポーラス状にし、そこに、
インク144とバインダ142を含有する。バインダは、ワッ
クス、柔軟材などでできている。このタイプのインクフ
ィルムは、第21図の特性155に示すように剥離力が大き
い。このようなインクフィルムが用いられる場合、第1
図、第12図、第14図、第25図、第27図で示す剥離角が大
きくとれる剥離機構が用いられると、濃度むらのない安
定した画像が得られる。
また、第28図のように、転写濃度を縦軸に、横軸に印
加エネルギをとって、剥離角が小さく、剥離時にインク
紙の持上げのある従来のインクフィルムの特性159と、
上述の本発明に係るインクフィルムの特性160とを比較
すると、特性160の方が、印加エネルギー対転写濃度特
性がなだらかになり、特に、中間濃度から高濃度にかけ
ての濃度の飽和が緩和される効果がある。
第18図は、第17図のインク層にフィラー151が混入さ
れたものである。フィラー151には、アルミナ粒子、石
英粒子、カーボンブラック粒子などが使用できる。この
ように、フィラーを混入するとフィラーにより記録紙と
の接触面積が小さくなり、第21図に示されるように、フ
ィラーなしの場合の特性155に比べ、フィラー含有の場
合の特性156の方が剥離力を減少できる効果がある。
第19図、第20図は、第17図、第18図のインクフィルム
の基材とインク層の間に剥離層152が形成されたもので
ある。このように、剥離層を付けることにより、印加エ
ネルギーを大きくすると剥離層から剥離するので、第22
図のフィラー含有剥離層付の場合の特性157,フィラーな
し剥離層付の場合の特性158に示すように剥離力が減少
する。
第23図、第24図は、インクカセットの第3の実施例を
示す。図に示すインクカセットは、第3図のインクカセ
ットに通過防止材として仕切板180が設けられたもので
ある。仕切板180のインク紙移動方向上流側端面がイン
クガイドを形成し、かつ、該インクガイドは剥離ガイド
を兼ねるように構成、配置されている。このような構造
のインクカセットでは、インクフィルム交換時、インク
フィルムは必ず剥離ガイド上に通されインクフィルムの
誤挿入が防止される。図では、仕切板180が用いられて
いるが、板ではなく、網や格子等でも、インクフィルム
又は供給ロールが通過しないものであればよい。
第25図は、本発明に係る熱転写記録装置の第4の実施
例を示す。
本実施例に含まれたインクカセットの特徴は、剥離ガ
イド96がインクフィルム移動方向に進退可能に構成され
ている点にあり、その他の点は第23図に記載された実施
例と同様なので説明を省略する。本実施例のインクカセ
ットは、フレーム90の剥離ガイド96の装着位置の近傍に
取付けられた支持ピン186,188と、該支持ピン186,188に
支持されフレーム90に沿って図上左右方向に移動可能に
配置されたアーム185と、フレーム90の該アーム185の一
端に近接した位置に固着された軸194と、該軸194に回転
可能に装着された歯車193と、一端を前記アーム185にピ
ン189により枢着され、他端を前記歯車193にピン191に
より枢着されたリンク190と、一端を前記アーム185に、
他端をフレーム90に固着され前記アーム185を前記リン
ク190が連結されている側に付勢するバネ204と、該アー
ム185に固着された剥離ガイド96と、剥離ガイド96が挿
通され且つ該剥離ガイド96がインクフィルム移動方向に
移動可能に形成された穴202と、を含んでなっている。
この構成により、歯車193が回転すると、リンク190の動
作により、アーム185は支持ピン186,188に支持されつつ
図上左右に移動し、それにつれて剥離ガイド96も穴202
の中で左右に移動する。一方、このように構成されたイ
ンクカセットが装着される熱転写記録装置は、動力駆動
されるプーリ199と、該プーリ199の回転軸に固定されて
該プーリ199とともに回転する偏心ローラ200と、該プー
リ199によりベルト201を介して回転駆動されるプーリ19
7と、該プーリ197によりベルト203を介して回転駆動さ
れるプーリ195と、該プーリ195の回転軸に固定されてプ
ーリ195とともに回転する歯車196と、一端で前記偏心ロ
ーラ200の周面に接触し、他端をサーマルヘッド7に接
触させた上下棒198と、を備えている。
前記インクカセットが上記構成を備えた熱転写装置に
装着されると、歯車193と歯車196が噛み合って、プーリ
199の回転が歯車193に伝達され、歯車193の回転に伴っ
て剥離ガイド96が左右に往復動する。さらに、プーリ19
9の回転に伴って偏心ローラ200が回転し、偏心ローラ20
0が回転すると上下棒198が上下して、サーマルヘッド7
がゴムローラ14に接触したり、離れたりする。
よって、剥離ガイド96は、サーマルヘッド7の上下移
動に同期し、サーマルヘッド7がゴムローラ14より離れ
る場合には、剥離ガイドが障害となるため、187の位置
に移動し、接触する場合は、剥離爪15の位置よりもサー
マルヘッド7側に入った96の位置に移動する。
このように、インクカセットが構成されるので、剥離
角15をより大きくすることができ、剥離力を減らす効果
と、濃度むらを減らす効果がある。
なお、剥離爪から剥離ガイドまで、インクフィルムを
直線で引っ張る必要があるため、インクフィルムが剥離
爪側面に接触しないように、剥離爪の剥離後のインクフ
ィルムに対向する面が、斜めにカットされる。
また、インクカセットが装置外に取り出されるとバネ
204に押されて剥離ガイドは187の位置に移動する。これ
により、インクカセットを装置にセットた時に、サーマ
ルヘッドが剥離ガイドに当ることがないので、熱転写記
録装置本体の蓋を閉めることができる。
第26図は、剥離爪9をサーマルヘッドの基板6と一体
にした実施例を示す。このようにすることにより、剥離
爪を発熱体31に近づけることができ、溶融状態のインク
を剥離できるため、剥離力の低減と濃度むらのない画像
を得る効果がある。また、剥離爪を基板と一体とするこ
とで、組立の工数が低減される。
また、第27図は、本発明に係る熱転写記録装置の第6
の実施例を示す。本実施例において、剥離ガイド96は摩
擦係数の高い例えばゴムローラで、回転可能としてあ
る。剥離ガイド96の端部にプーリ223が設けられ、プー
リ223にはベルト224を介してプーリ226より動力が伝達
される。プーリ226は歯車225と一体であり、インクカセ
ット5の側面に取付けられる。歯車225は、記録装置側
に設けた歯車227と噛み合い、該歯車227より動力を伝達
される。ローラ220はバネ221を介してプリンタの蓋に取
付けられ、蓋が閉じられると、ローラ220は剥離ガイド9
6との間でインクフィルム3を挟持する。
上記機構では、インクフィルムを剥離爪9で剥離する
ために剥離ガイド96が回転駆動され、インクフィルムは
搬送されながら剥離される。搬送されたインクフィルム
は、インク巻取りロール4で巻取られる。これにより、
剥離爪と剥離ガイド間に張力が発生し、シワの発生が防
止され、インク巻取りロールの径に関係なく常に一定の
トルクで剥離ローラが駆動されるので、張力が一定とな
りシワの発生がなく、濃度むらのない画像が得られる。
なお、上記実施例では、本発明が熱転写記録装置に適用
された例であるが、熱転写カラープリンタおよび通電転
写プリンタにも適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、剥離爪と剥離ガイドをなすインクガ
イドが装着されたので剥離角を大きくすることができ、
剥離力を低減させ、濃度むらをなくす効果がある。
また、本発明によれば、インクフィルムに張力が加え
られ、シワの発生が防止される。
また、インクフィルムのインク層の構成が改善された
ので、剥離力が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱転写記録装置の第1の実施例の要部
を示す断面図、第2図は第1図のII−II線矢視平面図、
第3図は本発明にかかるインクカセットの第1の実施例
の平面図、第4図は第3図のIV−IV線矢視側面図、第5
図は第3図に示すインクカセットが熱転写記録装置本体
に装着された状態を示す平面図、第6図は、インク供給
ロールとインク巻取ロールの構成を示す平面図及び側面
図、第7図は第5図のVII−VII線矢視側面図、第8図は
本発明に係るインクカセットの第2の実施例を示す平面
図、第9図は第8図のIX−IX線矢視側面図、第10図、第
11図は本発明のインクカセットのインクガイドの形状の
例を示す図、第12図は本発明の熱転写記録装置の第2の
実施例の要部を示す断面図、第13図は第12図のXIII−XI
II線矢視平面図、第14図は本発明の熱転写記録装置の第
3の実施例の部分を示す断面図、第15図はインクフィル
ムの剥離力と剥離力の関係を示すグラフ、第16図はイン
クフィルムの転写量と剥離角の関係を示すグラフ、第17
図乃至第20図は、本発明に係るインク紙の実施例を示す
断面図、第21図、第22図は、本発明に係るインク紙の剥
離力と印加エネルギの関係を示すグラフ、第23図は、本
発明に係るインクカセットの第3の実施例を示す平面
図、第24図は、第23図のXXIV−XXIV線矢視側面図、第25
図は本発明に係る熱転写記録装置の第4の実施例の要部
を示す断面図、第26図は本発明に係る熱転写記録装置の
第5の実施例の部分を示す断面図、第27図は本発明に係
る熱転写記録装置の第6の実施例の要部を示す側面図
で、第28図は転写濃度と印加エネルギの関係を示すグラ
フである。 1……インク供給ロール、3……インク紙、インクフィ
ルム、4……インク巻取ロール、5……インクカセッ
ト、6……サーマルヘッド基板、7……サーマルヘッ
ド、インクフィルム加熱手段、9……剥離爪、10……イ
ンクガイド(剥離ガイド)、17……記録紙、18,21〜29
……記録紙供給手段、59,60……インクフィルム移動手
段、91,93,95,106……位置決め案内部、94……供給ロー
ルホルダ、95A,106A……案内溝、102……巻取ロールホ
ルダ、108……インクガイド、140……基材、141,150…
…インク層、143……多孔質層、144……顔料、染料、15
1……粒状の材料、152……剥離層、180……通過防止
材、195〜201,203……サーマルヘッドの位置を変化させ
る手段、185,186,188〜191,193,194,204……インクガイ
ドを進退させる手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−50870(JP,A) 特開 平1−146760(JP,A) 特開 昭62−83156(JP,A) 特開 昭63−197679(JP,A) 特開 平2−200469(JP,A) 特開 昭62−21566(JP,A) 特開 平1−146782(JP,A) 特開 昭61−199995(JP,A) 特開 昭63−87276(JP,A) 特開 昭62−39290(JP,A) 特開 昭60−219095(JP,A) 特開 昭60−127181(JP,A) 実開 昭62−142548(JP,U) 実開 昭61−138555(JP,U) 実開 昭63−93152(JP,U) 実開 平2−44067(JP,U) 実開 昭63−75357(JP,U) 実開 平2−73335(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 17/22 - 17/32 B41J 35/04 - 35/08 B41J 32/00 - 32/02 B41J 2/325 B41J 17/00 B41J 31/00 - 31/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク紙を供給するための供給ロールと転
    写後の前記インク紙を巻き取るための巻取ロールを装着
    でき、前記供給ロールと前記巻取ロールの端面を両側か
    ら支持する手段を取付けた平行な二つの側面を有する熱
    転写記録装置のインクカセットにおいて、 前記二つの側面は前記インクカセットの外郭の一部であ
    って、前記二つの側面の相対する位置に角状の突起の位
    置決め部と前記角状の突起から距離を隔てて丸状の突起
    の位置決め案内部を設け、前記側面に平行な面における
    前記角状の突起の断面はカセット装着方向に平行な互い
    に対向する2辺とこの2辺に直交して装着方向先端側を
    なす辺を有してなり、前記側面に平行な面における前記
    丸状の突起の断面は円形であることを特徴とする熱転写
    記録装置のインクカセット。
  2. 【請求項2】インク紙加熱手段と記録紙とインク紙を前
    記インク紙加熱手段とで挟持し移動させる手段とを含ん
    でなる熱転写記録装置本体と、前記インク紙が内装され
    前記熱転写記録装置本体に着脱自在であるインクカセッ
    トを含んで構成される熱転写記録装置において、前記イ
    ンクカセットは前記インク紙を供給するための供給ロー
    ルと転写後の前記インク紙を巻き取るための巻取ロール
    を装着でき、前記供給ロールと前記巻取ロールの端面を
    両側から支持する手段を取付けた相対する平行な二つの
    平行な側面を有し、前記二つの側面は前記インクカセッ
    トの外郭の一部であって、前記二つの側面の相対する位
    置に角状の突起の位置決め部と前記角状の突起から距離
    を隔てて丸状の突起の位置決め案内部を設け、前記側面
    に平行な面における前記角状の突起の断面はカセット装
    着方向に平行な互いに対向する2辺とこの2辺に直交し
    て装着方向先端側をなす辺を有してなり、前記側面に平
    行な面における前記丸状の突起の断面は円形であること
    と、前記角状の突起と前記丸状の突起とを挿入して係合
    する案内溝が前記熱転写記録装置本体内に形成されてお
    り、前記角状の突起と係合する案内溝は、前記角状の突
    起の平行な2面とこれに直交する面に当接する面を有し
    ていることを特徴とする熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】インク紙を供給するための供給ロールを装
    着する供給ロールホルダと転写後のインク紙を巻き取る
    ための巻取ロールを装着する巻取ロールホルダと、前記
    供給ロールホルダと前記巻取ロールホルダの間に前記イ
    ンク紙幅方向に延在して設けられて転写後の前記インク
    紙の移動方向を変化させる剥離ガイドを含んでなる熱転
    写記録装置のインクカセットにおいて、前記剥離ガイド
    がインク紙移動方向に進退可能に配置されていること
    と、熱転写記録装置本体からの駆動手段に係合して前記
    剥離手段を進退させる手段が設けられていることを特徴
    とする熱転写記録装置のインクカセット。
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