JP2009297944A - 熱転写プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インクリボンにシワが発生する問題を、用紙を傷づけることなく解消し、更にシワの発生メカニズムを踏まえた設計を通じて、印刷品質の向上と用紙品質の向上とを適切に両立させる。
【解決手段】サーマルヘッド2とプラテンローラ5の間に設定される印刷位置Pの下流に配置されてインクリボン4の剥離開始位置を規定する剥離ローラ8と、この剥離ローラ8よりも更に下流側に配置されて剥離ローラ8を介して印刷位置Pとの間でインクリボン4を摺動可能に張設する張設プレート9とを備え、張設プレート9によりバックテンションTを担保してインクリボン4の弛みを防ぎつつ、剥離を剥離ローラ8によって行うことでゴミ等の滞留、これに起因した用紙品質の低下を回避することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、剥離位置に滞留するゴミ等に起因した用紙の傷の発生の問題や、インクリボンに発生するシワに起因した印刷ムラの問題に善処した熱転写プリンタに関するものである。
インクリボンを用いた熱転写プリンタでは、サーマルヘッドとプラテンローラの間にインクリボンと用紙を挟み込み、サーマルヘッドよりインクリボンに熱を付与して、インクリボンの染料を用紙に転写する。印刷後は、インクリボンを剥離させて巻き取る必要があるため、特許文献1に示されるように、印刷位置の下流に剥離部材を配置して、インクリボンを用紙から離れる方向に誘導するようにしている。
その際、同特許文献では、剥離部材として剥離プレートを採用している。この剥離プレートは、インクリボンに当接する当接部のうちの紙送り方向の下流側に位置する部位が、インクリボンの幅方向の中央部分において最も凸となる曲線状に形成されている。これにより、インクリボンと用紙との剥離部のうちのインクリボンの幅方向の中央部分が先に用紙から引き剥がされ、インクリボンの幅方向の両端部に位置する部位が後から用紙より引き剥がされるようにして、インクリボンと用紙との剥離部に働く最初の引き剥がし力を小さくし、用紙にダメージを与えることなく、用紙からインクリボンを引き剥がすことができるようにしている。
特開2002−144614
ところが、上記のような剥離プレートを用いてインクリボンと用紙を剥離させるようにすると、当該剥離プレートにおいて用紙とインクリボンが押し付けられた状態となるため、インクリボンの背面に付着したゴミ等が剥離プレートの摺動部において滞留し易く、そのゴミの付着・滞留により用紙への押し付け力が局所的に高くなって、用紙に跡がつくなどの新たな用紙品質の低下の原因になるという問題がある。
また、上記の剥離プレートは、幅方向に沿ってインクリボンに同時に剥離力が作用することで用紙側にシワが発生するという知見に基づく対策であるが、この種のプリンタには、次のようなメカニズムを通じてインクリボン側に発生するシワにも対処する必要がある。
すなわち、図5に示すように、サーマルヘッド2とプラテンローラ5による印刷位置Pの印刷幅W1に比して、インクリボン4のリボン幅W2およびリボンロール7のロール幅W3が幅広となる関係を有する場合、印刷位置Pにおける抵抗によって、インクリボン4の幅方向中央部の搬送力f1に比して端部側の搬送力f2が相対的に強くなり、インクリボン4の端部側が進み側、中央側が遅れ側となって、図中斜線Xで示すようなインクリボン4側でのシワの発生要因となる。
また、インクリボン4のうち、印刷がされた部位はそれ以外の部位に比して熱的負荷が大きく掛けられ、高濃度印刷を施した場合等にはインクリボン4の中央部を中心にしてダメージが大きくなるため、インクリボン4の中央部が端部に比して伸び易い状態となり、これが図中斜線Xで示すシワの発生を助長することも考えられる。
前記特許文献には、剥離部材として剥離プレートに代替して剥離ローラを用いることができる旨の記載もされており、このような剥離ローラを用いればローラは常に回転するためゴミの一箇所での滞留が少なく、用紙に作用する局所的な押し付け力が解消されて用紙品質を担保できる可能性はあるものの、剥離ローラは用紙とともに転動するため、インクリボンの張力が低下し、これに起因してインクリボンのシワ、ひいては印刷ムラの発生を助長する結果を招くことが予想される。
本発明は、このような新たな知見に基づいてなされたものであって、先ずもってインクリボン側におけるシワの発生を助長せずに用紙品質を向上させる構成を実現し、更に、かかる構成において上記のインクリボン側におけるシワ発生メカニズムを踏また対策を講じることによりシワの発生を適切に解消ないし低減して、用紙品質の向上と印刷品質の向上とを適切に両立させた熱転写プリンタを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の熱転写プリンタは、サーマルヘッドとプラテンローラの間に設定される印刷位置の下流に配置されてインクリボンの剥離開始位置を規定する剥離ローラと、この剥離ローラよりも更に下流側に配置されて前記剥離ローラを介して印刷位置との間でインクリボンを摺動可能に張設する張設部材とを具備してなることを特徴とする。
すなわち、本発明は、剥離開始位置を剥離ローラによって構成し、その下流に張設部材を配置して、この張設部材にインクリボンを摺接させ、張設部材から剥離ローラを介して印刷位置にあるインクリボンにバックテンションを掛けるようにしたものである。
このため、インクリボンが弛んでシワの発生を助長することを張設部材によって有効に回避しつつ、剥離ローラがインクリボンとともに転動しながら剥離基点となることで、ゴミ等が1箇所に滞留して用紙を傷つけることによる用紙品質の低下の問題を有効に解消することができる。しかも、前記張設部材は剥離位置から離れた下流側に位置づけられており、この位置では使用済のインクリボンが単体で張設プレートに圧接され、用紙は既に剥離されて存在しないため、張設部材にゴミ等が溜まっても用紙を傷つける等の不都合を伴うことはない。
上記の構成において、インクリボンのシワの発生に積極的に対処するためには、前記張設部材のリボン対向面を、幅方向端部側よりも中央側が膨出した形状(例えば湾曲形状)となるように設けておくことが望ましい。
このようにすると、インクリボンの幅方向に沿った各部位におけるバックテンションを制御できるので、インクリボンの幅方向中央部が伸びたりインクリボンの幅方向端部の搬送力が相対的に強くなる等のアンバランス状態を有効に解消して、インクリボンのシワ発生防止に顕著な効果を奏することとなる。
張設部材は、ブロック体などの一部に構成することもできるが、構造簡素にして印刷特性に応じた適宜の湾曲度も簡単に得るためには、当該張設部材に板材を用いた張設プレートを採用することが望ましい。
本発明の構成は、サーマルヘッドとプラテンローラの間に設定される印刷位置における印刷幅に比して、インクリボンのリボン幅およびリボンロールのロール幅が幅広となる関係を有する熱転写プリンタに適用して極めて有用なものとなり得る。
本発明は、以上説明した構成であるから、インクリボンに極力シワを生起させることなくゴミの滞留に起因した用紙品質の低下を解消することができ、更にシワの発生メカニズムを踏まえた適切なシワ対策のための設計を可能にして、用紙品質の向上と印刷品質の向上とを適切に両立させた、新規有用な熱転写プリンタを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る熱転写プリンタは、ライン式昇華型のもので、図1に模式的に示すように、サーマルヘッド構造体1にサーマルヘッド2を備えている。サーマルヘッド2は、用紙3及びインクリボン4の搬送方向(重合位置に付した符号Xに示す方向)と直交する紙面垂直方向に延在しており、印刷面2aに複数の発熱素子(図示せず)が整列配置され、外部からの印刷信号に基づいて選択的に発熱されるようになっている。このサーマルヘッド2の対向位置には、プラテンローラ5が回転自在に配設され、外周面5aをサーマルヘッドの印刷面2aに対向させている。
サーマルヘッド2は図示しないヘッド駆動機構によって昇降駆動可能とされ、ヘッドダウンした図示の状態で、印刷面2aはプラテンローラ5に弾接され、その印刷面2aとプラテンローラ5の外周面5aとの間が印刷位置Pとして設定される。
プラテンローラ5とサーマルヘッド2との間には、プラテンローラ5側に用紙3、サーマルヘッド2側にインクリボン4が位置する関係で挿通され、ヘッドダウンした際に両者の圧接状態下に印刷が実行されて、インクリボン4の染料を用紙3に転写する。
前記印刷位置Pの下流には、ガイドローラ6を介してリボンロール7が配置されており、リボンロール7は図示しないモータに接続されて前記サーマルヘッド2への印刷信号と同期して回転し、インクリボン4の巻き取りを行う。用紙3も同様、図示しないフィードローラやピンチローラ等によって上記サーマルヘッド2への印刷信号と同期して搬送方向に駆動される。
印刷位置Pの周辺ではインクリボン4と用紙3は重合されるが、印刷後はインクリボン4と用紙3を剥離し、インクリボン4はリボンロール7に巻き取り、用紙3は図示しないフィードローラによってページカット位置まで搬送する必要がある。
そこで本実施形態では、そのうちのインクリボン4の剥離から巻き取りまでのラインの一部において、印刷位置Pの下流に剥離ローラ8を配置するとともに、この剥離ローラ8よりも更に下流に、印刷位置Pとの間でインクリボン4を張設するための張設部材たる張設プレート9を配置している。
剥離ローラ8は、インクリボン4と用紙3の剥離基点となるもので、サーマルヘッド構造体1の一部にライン方向の軸mを介して回転自在に取り付けた従動ローラである。
張設プレート9は、剥離ローラ8からガイドローラ6に至る部位に存するインクリボン4にリボン対向面9cを押し付けた状態で、前記サーマルヘッド構造体1の一部に取り付けられている。この張設プレート9は、板材の縁部を折り返した位置に横断面R状の前記リボン対向面9cを形成したもので、インクリボン4はこのR部に沿って角度を変えて張設される。張設プレート9の長手方向(紙面垂直方向)は基本的にラインに沿っているが、詳細には張設プレート9は直線状ではなく、その長手方向と直交する方向に緩やかに湾曲し、中央が最も膨出する形状となっている。
図2及び図3は、この張設プレート9とともに剥離ローラ8をサーマルヘッド構造体1に付帯させた具体的な構成例を示すものである。図2における下面側にサーマルヘッド2が位置しており、剥離ローラ8はその下流側にラインに平行な軸mを介して取り付けられている。張設プレート9は更にその下流隣接位置において長手方向を軸mに沿ってサーマルヘッド構造体1に取り付けられている。張設プレート9は、両端部9aを固定され、中央部9bとサーマルヘッド構造体1との間に介在させたスペーサ10によって押圧されて、全体が緩やかに湾曲し、中央部9bが最も膨出した形態をなしている。勿論、張設プレート9自体に塑性変形加工を施して所定の湾曲形状を得るようにしても構わない。この張設プレート9のリボン対向面9cも、図1に示したように板材の折り返した位置に形成される横断面R状の部分である。
そして、このサーマルヘッド構造体1と所定の位置関係をなすようにプリンタ本体に図1に示したガイドローラ6およびインクローラ7を配置して、インクリボン4を剥離ローラ8、張設プレート9、ガイドローラ6およびリボンロール7に順次巻き掛け、剥離プレート9の膨出したリボン対向面9cがインクリボン4の染料の塗布されていない裏面に押し付けられた状態を実現するようにしている。
なお、上記において、ヘッドアップ時にはインクリボン4が張設プレート9に接触しない状態が得られるように構成して、インクリボン4に与える影響を排除している。また、この熱転写プリンタは、図5に対応した図4に示されるように、サーマルヘッド2とプラテンローラ5の間に設定される印刷位置Pにおける印刷幅W1に比して、インクリボン4のリボン幅W2およびリボンロール7のロール幅W3が幅広となる関係を有するものである。加えて、本実施形態で新たに採用する剥離ローラ8および湾曲した張設プレート9は、その長手寸法L1、L2を、少なくともインクリボン4のリボン幅W2よりも大きく設定されている。
以上の構成において、印刷を実行すると、張設プレート9においてインクリボン4が摺接した状態となって、張設プレート9から剥離ローラ8を介して印刷位置Pにあるインクリボン4にバックテンションTが作用することとなる。このため、インクリボン4が弛んでシワの発生を助長することを張設プレート9によって有効に回避しつつ、剥離ローラ8がインクリボン4とともに転動しながら剥離基点を与えることで、ゴミ等が1箇所に滞留して用紙を傷つけることによる用紙品質の低下の問題も有効に解消することができる。しかも、前記張設プレート9は剥離位置から離れた下流側に位置づけられており、この位置では使用済のインクリボン4が単体で張設プレート9に圧接するだけで、用紙3は既に剥離されて存在しないため、張設プレート9の摺動部分にゴミ等が溜まっても用紙を傷つける等の不都合を生じることはない。
そして、印刷位置Pにおける抵抗によってインクリボン4の中央部の搬送力f1が端部の搬送力f2よりも低下しても、張設プレート9の湾曲形状に応じて当該張設プレート9から剥離ローラ8を介して印刷位置Pにあるインクリボン4にバックテンションTが作用し、そのバックテンションTは幅方向端部が中央部よりも先行して発現して印刷位置Pに作用するので、搬送力f1、f2の差が相殺されて、インクリボン4に対する搬送力が幅方向に沿って均一化される。別の見方をすれば、インクリボン4の幅方向中央部が伸びた際に、幅方向端部が進み側、中央部が遅れ側になろうとしても、張設プレート9の中央部を膨出させてパスを長くし、余分に引っ張ることで、テンションの均一化、あるいはインクリボン4の中央部の速度を一時的に速めることによる用紙速度のバランス化が図られる。
何れにせよ、図1に示す張設プレート9のリボン対向面9aを、図4等に示すように幅方向端部側よりも中央側を膨出した形状にしてインクリボン4に押し付ける構成を採用し、インクリボン4の幅方向に対して実質的に均等な搬送が行われるようにしたので、搬送力の大小やインクリボン4の伸びの有無に起因したシワの発生、ひいては印刷ムラの発生の問題を有効に解消ないし低減することができる。
また、張設部材としては、インクリボン4を摺接させる面を有していればブロック体の一部等に構成することもできるが、本実施形態では、張設部材として板材からなる張設プレート9を用いているため、構造が簡素であり、しかも板材を利用することで、印刷特性に応じた適切な湾曲度を自由に設定することができる。
さらに、この実施形態の熱転写プリンタは、サーマルヘッド2とプラテンローラ5の間に設定される印刷位置における印刷幅W1に比して、インクリボンのリボン幅W2およびリボンロール7のロール幅W3が幅広となる関係をなしているが、このような熱転写プリンタは、印刷領域と印刷外領域との間における搬送力や熱的にダメージの有無の相違で特にインクリボンにシワが発生し易いため、印刷領域と印刷外領域との間でインクリボン9のバックテンションを制御する本発明を適用することで、印刷品質や用紙品質を格段に向上させることができるという特段の効果を奏することとなる。
なお、前述した特許文献と対比すると、同文献ではプレートを剥離プレートとして用いるが、本実施形態では剥離位置に剥離ローラを配置し、プレートは張設を目的とする張設プレートである点で異なる。また、本実施形態では先に端部から剥離が始まることになる点で湾曲の形態も相違する。さらに、プレートの湾曲度も、特許文献では剥離タイミングをずらすことで用紙のダメージを低減することを主眼とし、剥離プレートはローラに代替することができるものであるのに対し、本実施形態では用紙の搬送力や熱的負荷に応じてバックテンションを制御することでインクリボンのシワの発生を低減することを主眼とし、張設部材はインクリボンを摺動させる部材に限られる点で異なり、プレートの湾曲形状も用紙の搬送力や熱的負荷という新たに知見した明確な基準に基づいて設定される点で本質を異にする。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る熱転写プリンタの要部を模式的に示す図。 図1の熱転写プリンタを構成するサーマルヘッド周辺の具体的構成を示す斜視図。 図2に対応した平面図。 同実施形態の作用説明図。 従来の不具合を説明するための図。
符号の説明
2…サーマルヘッド
4…インクリボン
5…プラテンローラ
8…剥離ローラ
9…張設部材(張設プレート)
P…印刷位置
W1…印刷幅
W2…リボン幅
W3…ロール幅

Claims (4)

  1. サーマルヘッドとプラテンローラの間に設定される印刷位置の下流に配置されてインクリボンの剥離開始位置を規定する剥離ローラと、この剥離ローラよりも更に下流側に配置されて前記剥離ローラを介して印刷位置との間でインクリボンを摺動可能に張設する張設部材とを具備してなることを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 前記張設部材のリボン対向面を、幅方向端部側よりも中央側が膨出した形状となるように設けている請求項1記載の熱転写プリンタ。
  3. 張設部材が、板材を用いた張設プレートである請求項1又は2何れかに記載の熱転写プリンタ。
  4. サーマルヘッドとプラテンローラの間に設定される印刷位置における印刷幅に比して、インクリボンのリボン幅およびリボンロールのロール幅が幅広となる関係を有する請求項1〜3何れかに記載の熱転写プリンタ。

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