JP3093917B2 - ラミネート鋼板およびその原板 - Google Patents

ラミネート鋼板およびその原板

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JP3093917B2
JP3093917B2 JP05307225A JP30722593A JP3093917B2 JP 3093917 B2 JP3093917 B2 JP 3093917B2 JP 05307225 A JP05307225 A JP 05307225A JP 30722593 A JP30722593 A JP 30722593A JP 3093917 B2 JP3093917 B2 JP 3093917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工後のフィルム密着性
および耐食性に優れたラミネート鋼板およびその原板に
関するのものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板上にフィルムを被覆するラミ
ネート鋼板の原板として用いられる表面処理鋼板として
は、例えば、特開平3−236954「スリーピース缶
用フィルム積層鋼帯およびその製造方法」に記載された
ような、Ni、Sn、Crの少なくとも1種をめっきし
た鋼板がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記表面処理
鋼板は、従来からある溶接性の改善を主目的として提案
された表面処理鋼板であって、熱可塑性樹脂フィルムと
の密着性の良否について特に検討したものではないた
め、深絞り缶や、缶エンドなど加工の厳しい用途への適
用は困難であった。深絞り缶や、缶エンドなどの加工後
も優れた密着性と耐食性を確保するためには、めっき金
属の種類や厚み、めっき層の加工性等を具体的に検討し
て、めっき皮膜組成の決定が必要とされる。そこで本発
明の目的は、従来の表面処理鋼板の欠点を改善しつつ、
加工後のフィルム密着性および耐食性に優れたラミネー
ト鋼板およびその原板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のラミ
ネート鋼板は、鋼板の一方の面に、めっき量が鋼板側か
ら順次30〜300mg/m2 のクロムめっき層
(A)、50〜1000mg/m2 の錫めっき層
(B)、5〜300mg/m2 のクロムめっき層
(C)、クロム換算で2〜40mg/m2 のクロム水和
酸化物層(D)が形成され、鋼板の他方の面に、めっき
量が鋼板側から順次30〜300mg/m2のクロムめ
っき層(E)、クロム換算で2〜40mg/m2のクロ
ム水和酸化物層(F)が形成されていることを特徴とす
る、加工後のフィルム密着性および耐食性に優れたもの
である。また、缶に成形する場合には、前記鋼板の一方
の面を缶の内側とすることが望ましい。さらに前記鋼板
の少なくとも一方の表層に、ニッケル、錫またはクロム
のいずれかの成分またはそれらの合金と前記鋼板との拡
散層が形成されていることが好ましく、前記拡散層中に
含まれているニッケル、錫またはクロムのいずれかの成
分またはそれらの合金の含有量が、50〜600mg/
2 であることが望ましい。さらにラミネート鋼板の原
板としては、鋼板の一方の面に、鋼板側から順次30〜
300mg/m2 のクロムめっき層(A)、50〜10
00mg/m2 の錫めっき層(B)、5〜300mg/
2 のクロムめっき層(C)、クロム換算で2〜40m
g/m2 のクロム水和酸化物層(D)が形成され、鋼板
の他方の面に、鋼板側から順次30〜300mg/m2
のクロムめっき層(E)、クロム換算で2〜40mg/
2 のクロム水和酸化物層(F)が形成されていること
が望ましい。そして、缶の内側と成るべき面が、前記鋼
板の一方の面である原板が望ましく、鋼板の少なくとも
一方の表層に、ニッケル、錫またはクロムのいずれかの
成分またはそれらの合金が前記鋼板へ拡散している拡散
層が形成されていることが望ましい。また、拡散層中に
含まれているニッケル、錫またはクロムのいずれかの成
分またはそれらの合金の含有量が、50〜600mg/
2 であることが好ましい。
【0005】
【作用】本発明のラミネート鋼板は、加工後のフィルム
密着性および耐食性に優れており、深絞り缶や、缶エン
ドなど加工の厳しい用途への適用ができる。また、この
ラミネート鋼板の一方の面を缶の内側として成形するこ
とにより、優れた内部耐食性を有する缶ができる(請求
項2)。さらに鋼板の少なくとも一方の表層に、ニッケ
ル、錫またはクロムのいずれかの成分またはそれらの合
金を拡散させることにより、より優れた加工後のフィル
ム密着性および耐食性を有するラミネート鋼板が得られ
る(請求項3および4)。そして請求項5〜8に記載の
原板は、上記ラミネート鋼板用として用いると優れた加
工後のフィルム密着性および耐食性を備えたラミネート
鋼板を提供できる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のラミネート鋼板の一実施例の模式
的断面図である。図1において、10は鋼板、20は熱
可塑性樹脂フィルム、(A)はクロムめっき層、(B)
は錫めっき層、(C)はクロムめっき層、(D)はクロ
ム水和酸化物層であり、(E)はクロムめっき層、
(F)はクロム水和酸化物層である。鋼板10は通常の
低炭素鋼、極低炭素、高炭素鋼などが用いられる。熱可
塑性樹脂フィルム20としては、(1)ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチ
レンー酢酸ビニル共重合体、エチレンーアクリルエステ
ル共重合体、アイオノマー等のオレフィン系樹脂フィル
ム、(2)ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、エチレン
テレフタレート/イソフタレート共重合体等のポリエス
テル、(3)ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン1
1、ナイロン12等のポリアミド、(4)ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン等をあげることができる。これ
らの熱可塑性樹脂フィルム20は、耐熱性、耐食性、鋼
板との接着性の点において、それぞれ、異なる特徴を有
するが、食缶の内容物に応じて使い分けることができ
る。また、これら熱可塑性樹脂フィルムの原板への密着
性が十分でない場合には、例えば、エポキシ系接着剤、
フェノール系接着剤、アミド系接着剤、ウレタン系接着
剤、酸変性オレフィン樹脂系接着剤、コポリアミド系接
着剤、コポリエステル系接着剤、これらのブレンド物な
どを介在させることもできる。また、熱可塑性樹脂フィ
ルムの厚みは、一般に、3〜50μmの範囲にあること
が望ましい。厚みが3μm以下の場合は被覆作業性が著
しく低下するとともに、ピンホールが発生し易く十分な
加工耐食性が得られない。一方、50μmを超えた場合
は、製缶分野で広く用いられている塗料と比較して経済
的でない。熱可塑性樹脂フィルム20は、原板の両面に
被覆される場合、片面に被覆される場合がある。
【0007】クロムめっき層(A)は、めっき量30〜
300mg/m2 が施されている。望ましくは30〜1
00mg/m2 である。下限を30mg/m2 とする理
由はラミネート時の加熱により錫−鉄合金層が形成され
るのを防ぐためであり、上限を300mg/m2 とする
理由はこれ以上、増やしても効果が飽和し、経済的でな
くなるためである。
【0008】錫めっき層(B)は、めっき量50〜10
00mg/m2 が施されている。望ましくは50〜50
0mg/m2 である。下限を50mg/m2 とする理由
は錫の防食効果が発揮される必要最小限の量であり、上
限を1000mg/m2 とする理由は、錫をこれ以上増
やすと、更なる防食効果は認められるが、錫層と後処理
層間の密着不良を原因とするフィルム剥離が深絞り加工
時に起こり易いためである。したがって、錫めっき層の
めっき量は上記範囲に特定する。
【0009】クロムめっき層(C)は、めっき量5〜3
00mg/m2 が施されている。望ましくは5〜100
mg/m2 である。下限を5mg/m2 とする理由は錫
層とクロムめっき層の加工密着性を向上させるためであ
り、上限を300mg/m2 とする理由はこれ以上、増
やしても加工密着性の効果が飽和し、外観が黒味を帯び
るためである。
【0010】クロム水和酸化物層(D)は、クロム換算
でめっき量2〜40mg/m2 が施されている。望まし
くは2〜20mg/m2 である。下限を2mg/m2
する理由は、これ以下ではフィルムとの密着性に劣るた
めであり、上限を40mg/m2 とする理由は、これ以
上増やしても密着性の効果が飽和し、外観が暗褐色とな
るためである。
【0011】クロムめっき層(E)は、30〜300m
g/m2 が施されている。望ましくは30〜100mg
/m2 である。下限を30mg/m2 とする理由は塗装
印刷後の耐食性を持たせるためであり、上限を300m
g/m2 とする理由は、これ以上増やしても耐食性の効
果が飽和し、経済的でなくなるためである。
【0012】クロム水和酸化物層(F)は、クロム換算
で2〜40mg/m2 が施されている。望ましくは2〜
20mg/m2 である。下限を2mg/m2 とする理由
は、これ以下ではフィルムとの密着性に劣るためであ
り、上限を40mg/m2 とする理由は、これ以上増や
しても効果が飽和し、外観が暗褐色となるためである。
【0013】さらに本発明のラミネート鋼板用の原板に
は、拡散層が形成されているものが好ましい。拡散層を
設ける理由は以下のようである。即ち、上記のように金
属錫による防食効果を本発明では期待するものである
が、厳しい加工を受けると、めっき層は破壊され下地の
基板の露出が多くなる。このような条件下では、防食に
多量の金属錫を必要とするため経済的でなくなる。通
常、冷延鋼板は圧延後に焼鈍処理工程を経るので、少量
のめっきを焼鈍前に鋼板に施せば容易に拡散層を形成さ
せることができる。この拡散層は鋼の電位を貴にする
外、鋼の耐食電流も小さくする傾向があるため、耐食性
向上に寄与するところが大きい。拡散層を形成する金属
としてはSn、Ni、Crなどが好適であり、めっき量
はいずれも50〜600mg/m2 の範囲が適当であ
る。下限を50mg/m2とした理由は、これ以上では
拡散層の効果が明瞭でなくなるからであり、上限を60
0mg/m2 とした理由は、これ以上にすると通常の焼
鈍条件でめっき金属が鋼中に拡散しきれないからであ
る。
【0014】次に、本発明のラミネート鋼板用の原板の
製造方法について述べる。まず、鋼板表面を脱脂、酸洗
する。その後、無水クロム酸を主体とした浴に、めっき
助剤として少量の硫酸、硫酸塩、弗酸、弗化物、硅弗化
物のうち1種以上添加した電解クロム酸浴中で、鋼板を
陰極としてクロムめっき層(A)を析出させる。このク
ロムめっき層上にはクロム水和酸化物が必然的に形成さ
れるが、このクロム水和酸化物は、錫めっき層(B)の
電着性を阻害するので極力少なくするようにクロムめっ
き条件を設定しておく必要がある。公知のクロムめっき
技術においてクロム水和酸化物を少なくするめっき条件
は経験上次のことが良く知られており実施も容易であ
る。
【0015】通常のクロムめっきは50〜300g/l
で行われているが、濃度を高め(80〜300g/l)
にした方が、クロム水和酸化物の生成は少ない。代表的
な助剤として硫酸を使用する。その他、弗酸、硅弗酸、
ホウ弗酸やそれらのアルカリ金属塩の単独または硫酸と
の併用添加も行われる。一般に弗素系の助剤の方が硫酸
系の助剤よりもクロム水和酸化物の生成を少なくする傾
向がある。助剤の量は、その種類により若干異なってく
るが、クロム酸濃度の1〜10重量%程度が適当であ
る。浴温度は、通常30〜60℃で行われているが、5
0〜60℃と高めにした方がクロム水和酸化物の生成は
少ない傾向にある。陰極電流密度は、通常10から10
0A/dm2 で行われるが、30〜100A/dm2
高めの方がクロム水和酸化物の生成は少ない傾向にあ
る。
【0016】以上述べた公知のクロムめっき技術におい
て、クロム水和酸化物の生成が少なくなる条件を選定
し、更に必要に応じてクロムめっき通電終了後に、同浴
中で数秒間浸漬保持することにより、クロム水和酸化物
は直ちに溶解を開始するので、クロム水和酸化物を2〜
40mg/m2 程度にする事が可能である。このように
して、本発明のクロムめっき層(A)とクロムめっき層
(E)およびクロム水和酸化物層(F)とが一工程で形
成される。クロムめっきに引き続いて錫めっき層(B)
を形成するため、錫めっきが施される。前述したように
錫めっき層(B)の錫めっき量は50〜1000mg/
2 が適性範囲である。錫めっき後に光沢を付与するた
めのリフロー処理を施しても、施さなくても本発明の効
果に変わりはない。
【0017】本発明における錫めっきの実施は、ぶりき
製造において使用されている公知の錫めっき浴の錫イオ
ン濃度を通常濃度の約1/3以下に選定する。即ち、錫
めっき浴としての酸濃度や添加剤の種類などは、基本的
に公知の錫めっき浴である硫酸第一錫浴、塩化第一錫浴
で用いられているものと同じであるが、本発明において
は、錫イオン濃度を下げ、錫析出電流効率を約60%以
下とする必要がある。電流効率を下げることにより、ク
ロムめっき表面での水素発生が激しくなり、クロム水和
酸化物が剥離してクロムめっき表面は著しく活性化さ
れ、錫の良好な電着がクロムめっき層上に達成されると
推定される。例えば、硫酸第一錫浴の場合は通常錫イオ
ン濃度として20〜30g/l以上で使用されている
が、クロムめっき上に適用するに際しては錫濃度を10
g/l以下とすることにより実施でき、めっき条件とし
ては例えば、下記の通りである。
【0018】硫酸第一錫浴としては、 硫酸第一錫(錫イオンとして) : 1〜10g/l フェノールスルフォン酸(60%渡しとして)または硫酸 : 5〜30g/l エトキシ化αナフトールスルフォン酸またはエトキシ化αナフトール : 2〜8g/l 浴温度 : 30〜60℃ 陰極電流密度 : 3〜20A/dm2 が採用される。 塩化第一錫浴としては 塩化第一錫(錫イオンとして) : 1〜10g/l 弗化ナトリウム : 20〜30g/l 塩化ナトリウム : 40〜50g/l ゼラチン : 0.5〜3g/l 浴温度 : 50〜60℃ 陰極電流密度 : 3〜50A/dm2 などが採用される。
【0019】本発明の特徴は特定範囲のめっき量の錫め
っき層(B)が一方の面にのみ形成されていることであ
る。他方の面に錫が析出するのを防止するためには、電
流の裏回りをエッジマスクで防止するなどの工夫が必要
である。クロムめっき層(C)およびクロム水和酸化物
層(D)の形成は通常のクロメート処理法が使用され
る。例えば、クロム酸、重クロム酸塩(重クロム酸ソー
ダ、重クロム酸カリ、重クロム酸アンモン)などの水溶
液中で陰極電解する。なお、上記の浴においてクロム水
和酸化物の析出効率のために、少量の硫酸、弗化物など
通常クロムめっきで使われている助剤を加えることもで
きる。この場合、同時に金属クロムも析出するが本発明
の特性を阻害するものではない。クロム酸、重クロム酸
塩を使用し、助剤を全く添加しない場合は、Cr+6
度:5〜30g/l、温度:30〜70℃、陰極電流密
度:1〜50A/dm2 、電気量:1〜40クーロン/
dm2 で処理される。クロム酸を使用し助剤を添加する
場合は、CrO3 濃度を10〜50g/lとし、助剤は
クロム酸濃度に対して0.2〜1重量%添加する。浴温
度は30〜60℃、陰極電流密度は5〜100A/dm
2 、電気量は0.5〜50クーロン/dm2 でそれぞれ
処理される。
【0020】拡散層を形成させるための、焼鈍前のニッ
ケル、錫、クロムのめっき方法は、公知のめっき方法が
用いられる。例えば、錫拡散層を形成させるには、フェ
ロスタン浴を用いるのが好ましく、浴温は30〜60
℃、電流密度は1〜10A/dm2 が好適である。また
ニッケル拡散層を形成させるには、ワット浴を用いるの
が好ましく、浴温は30〜50℃、電流密度は1〜20
A/dm2 が好適である。さらに、クロム拡散層を形成
させるには、無水クロム酸浴に硫酸あるいはフッ化物の
助剤を加えた浴が好適であり、浴温は30〜60℃、電
流密度は10〜100A/dm2 が好適である。
【0021】以下、本発明の好適な実施例について詳細
に説明する。 (実施例1)板厚0.16mmの冷延鋼板を通常の方法
で電解脱脂、酸洗した後、CrO3:100g/l、N
aF:5g/lのクロムめっき浴を用い、浴温度:45
℃、電流密度:50A/dm2 で、100mg/m2
金属クロムを板の両面にめっきした。すなわち、クロム
めっき層(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水
和酸化物層(F)を形成した。その後、直ちに硫酸第一
錫5g/l(錫イオンとして)、硫酸20g/l、エト
キシ化αナフトール:5g/l、浴温:45℃の錫めっ
き浴中で、クロムめっき層(A)の上部に電気量0.1
5クーロン/dm2 を通電し、500mg/m2 の錫め
っき層(B)を形成させた。更に引き続いて、CrO
3 :30g/l、硫酸:0.20g/l、浴温度:60
℃の後処理浴を用いて、錫めっき層(B)の上部に電気
量:4クーロン/dm2 を通電し、10mg/m2 のク
ロムめっき層(C)と8mg/m2 のクロム水和酸化物
層(D)を形成させた原板を製造した。さらにこの原板
のクロム水和酸化物層(D)の上にポリエチレンテレフ
タレート/イソフタレート共重合樹脂フィルムを250
℃で熱融着させた。
【0022】(実施例2)錫拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、200mg/m
2 の錫めっきを施し、600〜750℃、30秒〜3分
の熱処理条件で焼鈍炉中でめっき錫を鋼板表面に拡散さ
せた。その後実施例1と同様に、30mg/m2 の金属
クロムを、板の両面に直ちにめっきした(クロムめっき
層(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水和酸化
物層(F)を形成)。さらにその後実施例1と同様、錫
めっき浴で100mg/m2 の錫めっき層(B)を片面
に形成させ、引き続いて実施例1と同様の後処理浴を用
いて50mg/m2 のクロムめっき層(C)と15mg
/m2 のクロム水和酸化物層(D)を、錫めっき層
(B)上に形成させた原板を製造した。さらにこの原板
の両面上にポリエチレンテレフタレート/イソフタレー
ト共重合樹脂フィルムを250℃で熱融着させた。
【0023】(実施例3)クロム拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、50mg/m2
のクロムめっきを施し、600〜750℃、30秒〜3
分の熱処理条件で焼鈍炉中で金属クロムを鋼板の表面に
拡散させた。続いて実施例1と同様のクロムめっき浴
で、30mg/m2 の金属クロムを、板の両面に直ちに
めっきした(クロムめっき層(A)、クロムめっき層
(E)およびクロム水和酸化物層(F)を形成)。さら
にその後実施例1と同様、錫めっき浴で500mg/m
2 の錫めっき層(B)を片面に形成させ、引き続いて実
施例1と同様の後処理浴を用いて5mg/m2 のクロム
めっき層(C)と2mg/m2 のクロム水和酸化物層
(D)を、錫めっき層(B)上に形成させた原板を製造
した。さらにこの原板のクロム水和酸化物層(D)の上
にポリエチレンテレフタレートフィルムを熱融着で接着
した。
【0024】(実施例4)ニッケル拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、100mg/m
2 のニッケルめっきを施し、600〜750℃、30秒
〜3分の熱処理条件で焼鈍炉中でNiを鋼板の表面に拡
散させた。続いて実施例1と同様のクロムめっき浴で、
300mg/m2 の金属クロムをめっきした(クロムめ
っき層(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水和
酸化物層(F)を形成)。その後直ちに実施例1と同
様、錫めっき浴で100mg/m2 の錫めっき層(B)
を片面に形成させ、引き続いて実施例1と同様の後処理
浴を用いて300mg/m2 のクロムめっき層(C)と
40mg/m2 のクロム水和酸化物層(D)を、錫めっ
き層(B)上に形成させた原板を製造した。さらにこの
原板のクロム水和酸化物層(D)の上にポリエチレンテ
レフタレートフィルムを熱融着で接着した。
【0025】(実施例5)クロム−錫拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、100mg/m
2 のクロムめっきを施した後、その上に200mg/m
2 の錫めっきを施し、600〜750℃、30秒〜3分
の熱処理条件で焼鈍炉中で鋼板の表面にクロム−錫拡散
層を形成させた。その後実施例1と同様に、100mg
/m2 の金属クロムをめっきした(クロムめっき層
(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水和酸化物
層(F)を形成)。その後直ちに実施例1と同様、錫め
っき浴で1000mg/m2 の錫めっき層(B)を片面
に形成させ、引き続いて実施例1と同様の後処理浴を用
いて8mg/m2 のクロムめっき層(C)と20mg/
2 のクロム水和酸化物層(D)を、錫めっき層(B)
上に形成させた原板を製造した。さらにこの原板の両面
上にポリエチレンテレフタレートフィルムを熱融着で接
着した。
【0026】(実施例6)ニッケル−錫拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、150mg/m
2 のニッケルめっきを施した後、その上に150mg/
2 の錫めっきを施し、600〜750℃、30秒〜3
分の熱処理条件で焼鈍炉中で鋼板の表面にニッケル−錫
拡散層を形成させた。その後実施例1と同様に、200
mg/m2 の金属クロムをめっきした(クロムめっき層
(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水和酸化物
層(F)を形成)。さらにその後直ちに実施例1と同
様、錫めっき浴で100mg/m2 の錫めっき層(B)
を片面に形成させ、引き続いて実施例1と同様の後処理
浴を用いて30mg/m2 のクロムめっき層(C)と1
5mg/m2 のクロム水和酸化物層(D)を、錫めっき
層(B)上に形成させた原板を製造した。さらにこの原
板の両面上にポリエチレンテレフタレートフィルムを熱
融着で接着した。
【0027】(実施例7)ニッケル−クロム拡散層形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、100mg/m
2 のニッケルめっきを施した後、その上に100mg/
2 のクロムめっきを施し、600〜750℃、30秒
〜3分の熱処理条件で焼鈍炉中で鋼板の表面にニッケル
−クロム拡散層を形成させた。その後実施例1と同様
に、150mg/m2 の金属クロムをめっきした(クロ
ムめっき層(A)、クロムめっき層(E)およびクロム
水和酸化物層(F)を形成)。さらにその後直ちに実施
例1と同様、錫めっき浴で500mg/m2 の錫めっき
層(B)を片面に形成させ、引き続いて実施例1と同様
の後処理浴を用いて100mg/m2 のクロムめっき層
(C)と8mg/m2 のクロム水和酸化物層(D)を、
錫めっき層(B)上に形成させた原板を製造した。さら
にこの原板の両面上に酸変性ポリプロピレンフィルムを
熱融着で接着した。
【0028】(実施例8)ニッケル−クロム−錫拡散層
形成 板厚0.16mmの冷延鋼板の両面に、150mg/m
2 のニッケルめっきを施した後、その上に150mg/
2 のクロムめっきを施し、さらにその上に300mg
/m2 の錫めっきを施し、600〜750℃、30秒〜
3分の熱処理条件で焼鈍炉中で鋼板の表面にニッケル−
クロム−錫拡散層を形成させた。その後実施例1と同様
に、30mg/m2 の金属クロムをめっきした(クロム
めっき層(A)、クロムめっき層(E)およびクロム水
和酸化物層(F)を形成)。さらにその後直ちに実施例
1と同様、錫めっき浴で50mg/m2 の錫めっき層
(B)を片面に形成させ、引き続いて実施例1と同様の
後処理浴を用いて15mg/m2 のクロムめっき層
(C)と5mg/m2 のクロム水和酸化物層(D)を、
錫めっき層(B)上に形成させた原板を製造した。さら
にこの原板の両面上に共重合ポリエステルフィルムを熱
融着で接着した。
【0029】比較例1としてクロムめっき層(A)を省
略した原板を製造した。また、比較例2として、実施例
2と同様の錫拡散層を形成させた後、通常のクロム酸処
理でクロムめっき層とクロム水和酸化物層を形成させた
原板を製造した。これらの原板にポリエチレンテレフタ
レート/イソフタレート共重合樹脂フィルムを250℃
で熱融着させた。
【0030】表1に本発明の実施例と比較例とを一覧表
にして示した。評価結果についても表1に示す。
【表1】
【0031】表1中の特性評価は次の方法によって行っ
た。 (1).フィルム密着性 熱可塑性樹脂フィルムをラミネートした試料を、絞り比
2.8の深絞り缶に加工した。加工後のフランジ部から
のフィルム剥離の有無で、フィルム密着性を評価した。
本発明のラミネート鋼板はいずれもフィルムの剥離がみ
られず優れた結果が得られた。これに比べ、比較例1の
ラミネート鋼板は缶上部より40mm剥離が生じた。 (2).耐食性 前記(1)のフィルム密着性の欄で述べたと同様の条件
で製缶後、缶胴中央部を切り出し、5℃で硬球による落
下デントをしてフィルムに微細なクラックを与えた後、
1.5%クエン酸+1.5%食塩のモデル試験液に38
℃、1週間浸漬後の溶出鉄量を測定した。本発明のラミ
ネート鋼板はいずれも溶出鉄量の値が低く優れた結果が
得られた。これに比べ、比較例2のラミネート鋼板は溶
出鉄量の値が高く劣っている。
【0032】
【発明の効果】本発明のラミネート鋼板は、加工後のフ
ィルム密着性および耐食性に優れており、深絞り缶や、
缶エンドなど加工の厳しい用途への適用ができる。ま
た、このラミネート鋼板の一方の面を缶の内側として成
形することにより、優れた内部耐食性を有する缶ができ
る。さらに鋼板の少なくとも一方の表層に、ニッケル、
錫またはクロムのいずれかの成分またはそれらの合金を
冷延鋼板へ拡散させることにより、より優れた加工後の
フィルム密着性および耐食性を有するラミネート鋼板が
得られる。そして本発明の原板をラミネート鋼板用とし
て用いると、優れた加工後のフィルム密着性および耐食
性を備えたラミネート鋼板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラミネート鋼板の模式的断面図であ
る。
【符号の説明】
10 鋼板 20 熱可塑性樹脂フィルム A クロムめっき層(A) B 錫めっき層(B) C クロムめっき層(C) D クロム水和酸化物層(D) E クロムめっき層(E) F クロム水和酸化物層(F)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池高 聖 山口県下松市大字西豊井1720の13番地 (56)参考文献 特開 昭64−56895(JP,A) 特開 平5−177763(JP,A) 特開 昭62−40396(JP,A) 特開 平1−287280(JP,A) 特開 平1−136738(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の一方の面には鋼板との拡散層が形
    成されており、該拡散層は、鉄−錫拡散層、鉄−クロム
    拡散層、錫−ニッケル拡散層、クロム−ニッケル拡散
    層、又は錫−クロム−ニッケル拡散層であり、該拡散層
    の上には、めっき量が30〜300 mg/mのクロムめ
    っき層が形成されており、その上には、めっき量が50
    〜1000 mg/mの錫めっき層が形成されており、そ
    の上には、めっき量が5〜300 mg/mのクロムめっ
    き層が形成されており、その上には、クロム換算で2〜
    40 mg/mのクロム水和酸化物層が形成されており、
    その上には熱可塑性樹脂フィルムが被覆されており、 鋼板の他方の面には、鋼板の上にめっき量が30〜30
    0 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その上
    には、クロム換算で2〜40 mg/mのクロム水和酸化
    物層が形成されていることを特徴とする、加工後の密着
    性および耐食性に優れたラミネート鋼板。
  2. 【請求項2】 鋼板の一方の面には鋼板との拡散層が形
    成されており、該拡散層は、鉄−錫拡散層、鉄−クロム
    拡散層、錫−ニッケル拡散層、クロム−ニッケル拡散
    層、又は錫−クロム−ニッケル拡散層であり、該拡散層
    の上には、めっき量が30〜300 mg/mのクロムめ
    っき層が形成されており、その上には、めっき量が50
    〜1000 mg/mの錫めっき層が形成されており、そ
    の上には、めっき量が5〜300 mg/mのクロムめっ
    き層が形成されており、その上には、クロム換算で2〜
    40 mg/mのクロム水和酸化物層が形成されており、 鋼板の他方の面には、鋼板の上にめっき量が30〜30
    0 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その上
    には、クロム換算で2〜40 mg/mのクロム水和酸化
    物層が形成されており、その上には熱可塑性樹脂フィル
    ムが被覆されていることを特徴とする、加工後の密着性
    および耐食性に優れたラミネート鋼板。
  3. 【請求項3】 鋼板の一方の面には鋼板との拡散層が形
    成されており、該拡散層は、鉄−錫拡散層、鉄−クロム
    拡散層、錫−ニッケル拡散層、クロム−ニッケル拡散
    層、又は錫−クロム−ニッケル拡散層であり、該拡散層
    の上には、めっき量が30〜300 mg/mのクロムめ
    っき層が形成されており、その上には、めっき量が50
    〜1000 mg/mの錫めっき層が形成されており、そ
    の上には、めっき量が5〜300 mg/mのクロムめっ
    き層が形成されており、その上には、クロム換算で2〜
    40 mg/mのクロム水和酸化物層が形成されており、
    その上には熱可塑性樹脂フィルムが被覆されており、 鋼板の他方の面には、鋼板の上にめっき量が30〜30
    0 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その上
    には、クロム換算で2〜40 mg/mのクロム水和酸化
    物層が形成されており、その上には熱可塑性樹脂フィル
    ムが被覆されているとを特徴とする、加工後の密着性お
    よび耐食性に優れたラミネート鋼板。
  4. 【請求項4】 前記拡散層が、鋼板上に錫めっき後熱拡
    散により形成されたものであるか、クロムめっき後熱拡
    散により形成されたものであるか、クロムめっきに次い
    で錫めっき後熱拡散により形成されたものであるか、ニ
    ッケルめっきに次いで錫めっき後熱拡散により形成され
    たものであるか、ニッケルめっきに次いでクロムめっき
    後熱拡散により形成されたものであるか、又はニッケル
    めっきに次いでクロムめっき次いで錫めっき後熱拡散に
    より形成されたものである請求項1または2記載のラミ
    ネート鋼板。
  5. 【請求項5】 前記拡散層中に含まれている錫またはク
    ロムの成分の含有量が、あるいは、クロム−錫合金、ニ
    ッケル−錫合金またはニッケル−クロム−錫合金の含有
    量が、50〜600 mg/mである請求項1〜4のいず
    れかに記載のラミネート鋼板。
  6. 【請求項6】鋼板の一方の面には、めっき量が30〜3
    00 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その
    上には、めっき量が50〜1000 mg/mの錫めっき
    層が形成されており、その上には、めっき量が5〜30
    0 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その上
    には、クロム換算で2〜40 mg/mのクロム水和酸化
    物層が形成されており、その上には熱可塑性樹脂フィル
    ムが被覆されており、 鋼板の他方の面には、鋼板の上にめっき量が30〜30
    0 mg/mのクロムめっき層が形成されており、その上
    には、クロム換算で2〜40 mg/mのクロム水和酸化
    物層が形成されていることを特徴とする、加工後の密着
    性および耐食性に優れたラミネート鋼板。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかのラミネート鋼
    板を用いて形成された缶。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかのラミネート鋼
    板を用いて形成された缶であって、缶の内側と成るべき
    面が、請求項1〜4,6のいずれかに記載の一方の面で
    ある缶。
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