JP3093200U - 蓋付き容器 - Google Patents

蓋付き容器

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JP3093200U
JP3093200U JP2002006272U JP2002006272U JP3093200U JP 3093200 U JP3093200 U JP 3093200U JP 2002006272 U JP2002006272 U JP 2002006272U JP 2002006272 U JP2002006272 U JP 2002006272U JP 3093200 U JP3093200 U JP 3093200U
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浩一 飯島
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日本ザンパック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体と容器本体とが外れ難く、内容物の取り
出しが容易であり、さらにはスーパーマーケット等にお
いて惣菜等の陳列に適した蓋付き容器を提供すること。 【解決手段】 容器本体10の後部上面に複数の円形凹
部18を形成し、蓋体20の後部下面に複数の円形凸部
25を形成し、それらの円形凹部18及び円形凸部25
を互いに嵌合させて前記蓋体20を前記容器本体10に
結合させると共に、前記蓋体20の前記端部に幅方向に
延びるヒンジ28を形成し、端部を除く蓋部22を前記
容器本体10に対して開閉自在にしたことを特徴として
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、蓋付き容器に関するもので、詳しくは、容器本体と蓋体とを合成樹 脂材料でそれぞれ一体成形し、それらを互いに係合させて容器を形成する蓋付き 容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット等において、カツ、コロッケ、てんぷら等の惣菜は、それ らをトレー上に並べた状態で販売されており、購入者はそこからトングで惣菜を 挟んで取り出し、別の容器に入れてレジまで持参する。 このように惣菜がトレー上に裸のまま並べられていると、周囲から塵埃等が付 着する虞があり非衛生的である。 そこで、スーパーマーケットによっては、透明な蓋を有する容器(例えば公知 文献1)を使用し、容器内に惣菜を並べた状態で収容し、蓋をして食品を保護し 、購入する際に、購入者が蓋を開けて中から惣菜を取り出し、その後蓋を閉じる ようにしている。
【0003】
【公知文献1】 登録意匠第1053235号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の蓋付き容器は、容器本体の周縁に蓋部を有する蓋体の周縁を嵌着さ せている。そして、この容器では、蓋体の天井部の3辺に切込みを入れ、他の一 辺をヒンジとして蓋を形成している。
【0005】 従って、この従来の蓋付き容器では、容器を移動させる際、或いは蓋体の開閉 作業の際に蓋体が容器本体から外れ易いものであった。また、蓋部は蓋体天井部 の一部に形成されているため、内容物の取り出しが容易ではないものであった。
【0006】 そこで、本考案の目的は、蓋体が容器本体から外れ難く、内容物の取り出しが 容易で、さらにはスーパーマーケット等において惣菜等の陳列に適した蓋付き容 器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の蓋付き容器では、容器本体の端部上面、及び蓋体の端部下面に各々凹 部及び/又は凸部を形成し、それらの凹部及び凸部を互いに嵌合させて前記蓋体 を前記容器本体に結合させると共に、前記蓋体の前記端部に幅方向に延びるヒン ジを形成し、端部を除く蓋部を前記容器本体に対して開閉自在にしたことを特徴 としている。 この考案の蓋付き容器によれば、容器本体と蓋体がそれらの端部に形成された 凹部と凸部との嵌合によって結合されているので、信頼性の高い結合が可能とな り、蓋体が容器本体から外れ難いものとなる。 また、この考案の蓋付き容器によれば、蓋体の端部に形成したヒンジによって その端部を除く部分(蓋部分)を開くことができるので、開放される部分が広く 、従って、内容物の取り出しが容易となる。
【0008】 なお、上記本考案において言う容器本体の端部上面、及び蓋体の端部下面に各 々凹部及び/又は凸部を形成し、それらの凹部及び凸部を互いに嵌合させて前記 蓋体を前記容器本体に結合させる態様としては、容器本体の端部上面に凹部を形 成し、該凹部に嵌合する凸部を蓋体の端部下面に形成する態様、容器本体の端部 上面に凸部を形成し、該凸部と嵌合する凹部を蓋体の端部下面に形成する態様、 さらには容器本体の端部上面に凹部及び凸部を形成し、該凹部及び凸部と各々嵌 合する凸部及び凹部を蓋体の端部下面に形成する態様を含むものである。
【0009】 また、本考案の蓋付き容器では、前記蓋体の蓋部の前端下面及び両側端下面に それらのほぼ全長にわたって凸条又は凹条の一方を形成し、前記容器本体におけ る前記蓋部と対向する部分に凸条又は凹条の他方を形成し、それらの凸条及び凹 条を互いに重なり合わせて、前記蓋部を前記容器本体に位置決めさせることを特 徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、蓋部のヒンジを除く周縁が容器本体の周縁に 凸条及び凹条によって重なり合うため、外部からの塵埃等の侵入を防ぐことがで きる。
【0010】 また、本考案の蓋付き容器では、前記蓋体の後面壁を立ち上げて形成したこと を特徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、蓋部を開成した場合に、蓋体の後面壁がフラ ンジに当たり、蓋部を確実に保持することができる。
【0011】 また、本考案の蓋付き容器では、前記蓋体の後面壁に外方へ突出する凸部を形 成し、該凸部を前記蓋体のフランジに当接させて前記蓋部を支持させることを特 徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、凸部の突出量を適宜に決定することによって 、蓋体の後面壁の形状如何にかかわらず、蓋部を任意の開成角度、好ましくは9 0〜120度に保持させることができる。
【0012】 また、本考案の蓋付き容器では、前記容器本体の後面壁に前記収容凹部及びフ ランジに開口する凹部を形成し、該凹部によって前記後面壁の外面に突出するリ ブを形成したことを特徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、容器本体における後部の強度を高めることが できる。
【0013】 また、本考案の蓋付き容器では、前記蓋体の前面壁に位置するフランジ部に該 フランジ部から外方へ張り出す把手を形成したことを特徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、把手を摘んで蓋体の蓋部を開くことができ、 操作性がよい。
【0014】 また、本考案の蓋付き容器では、蓋体がポリスチレン系樹脂,ポリエステル系 樹脂,ポリプロピレン系樹脂から選択される一種以上の熱可塑性樹脂からなるこ とを特徴としている。 この考案の蓋付き容器によれば、成形性に優れているため寸法精度のよい蓋体 が得られ、しかも透明性が高いため、内容物を厳密に吟味することができる。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、上記した本考案に係る蓋付き容器を、図面に示した一実施の形態に基づ いて詳細に説明する。
【0016】 図1乃至図5は本考案に係る蓋付き容器を示しており、図1は容器本体と蓋体 とを分解して示した斜視図,図2は容器本体に蓋体を組付けた状態で蓋を閉じた 状態の斜視図,図3は容器本体に蓋体を組付けた状態で蓋を開いた状態の斜視図 ,図4は図2におけるA−A線断面図,図5は図2におけるB−B線断面図であ る。
【0017】 この蓋付き容器の容器本体10は、惣菜等を並べて収容する収容凹部11を有 している。収容凹部11を画成する前面壁12a,両側面壁12b、12b,後 面壁12cの上端には、全周にわたって外方へ拡張されたフランジ13が形成さ れており、フランジ13の周縁には下方に折り曲げられ、さらに水平方向外方へ 張り出す縁部14が形成されている。
【0018】 そして、前面壁12a及び両側面壁12b,12bのフランジ部分13a,1 3b,13bには、その幅方向中央にほぼ全長にわたって凹条15が形成されて いる。また、後面壁12cのフランジ部分13cは、上記フランジ部分13a, 13b,13bよりも幅が広く形成されている。そして、そのフランジ部分13 cには、斜め上方に向けて収容凹部11に開口された3つの凹部16が形成され 、該凹部16によって後面壁12cの外方に向けて張り出す補強リブ17が構成 されている。また、このフランジ部分13cの凹部16を除く部分には、上方に 開口する4つの円形凹部18が形成されている。また、容器本体10の底壁12 dには、斜め帯状の凸模様19が収容空間11に突出形成されている。
【0019】 一方、蓋体20は中央がドーム状に形成され、それによって下方に向けて開放 された天井空間21を画成している。この蓋体20は上記容器本体10とほぼ同 じ外郭を有しており、前面壁22a,両側面壁22b,22b,後面壁22cの 下端には、全周にわたって外方へ拡張されたフランジ23が形成されている。そ して、前面壁22a及び両側面壁22b,22bのフランジ部分23a,23b ,23bには、その幅方向中央にほぼ全長にわたって下方に突出する凸条24が 形成されている。また、後面壁22cのフランジ部分23cは、上記フランジ部 分23a,23b,23bよりも幅が広く形成されている。
【0020】 この後面壁22cのフランジ部分23cには、下方へ突出する4つの円形凸部 25が形成され、それらの間には上方へ突出する3つの台部26が形成されてい る。また、後面壁22cの台部26に対応する位置には、外方へ突出する3つの 凸部27が形成されている。また、このフランジ部分23cには、台部26と後 面壁22cとの間にヒンジ28が形成されている。ヒンジ28は、フランジ部2 3cの幅方向に溝を形成することによって構成してもよく、又は折癖をつけるこ とによって構成してもよい。
【0021】 さらに、前面壁22aには外方に開口する窪み29が形成され、前面壁22a のフランジ部分23aには把手30が延設されている。そして、把手30には、 複数本のリブ30aが形成されている。
【0022】 このように構成された容器本体10と蓋体20とは、後述する合成樹脂材料に よる型成形によってそれぞれ一体に形成されている。そして、蓋体20は、その 円形凸部25を容器本体10の円形凹部18に嵌合することによって、容器本体 10に組み付けられる。
【0023】 このようにして、組み付けられた蓋付き容器は、容器本体10のフランジ部分 13cと蓋体20のフランジ部分23cとが互いに結合され、容器本体10の凹 条15に蓋体20の凸条24が挿嵌され、容器本体10からの蓋体10の離反を 防止する。
【0024】 この容器は、容器本体10の収容凹部11に惣菜等を並べて、陳列棚等に置か れる。その際、惣菜等から汁が流れ出た場合には、汁は凸模様19,19間の溝 に流れ込み、惣菜等の底面が濡れるのを防止する。 そして、把手30及び窪み29に指を入れて蓋体20の前面壁22aを上方に 引き上げると、蓋体20の蓋部22は、図3に示したように、ヒンジ28を中心 にして開成される。そこで、購買者は容器本体10の収容凹部11から惣菜等を 取り出すことができる。
【0025】 この蓋付き容器の大きさは、幅30×長さ35cm程度であり、収容凹部11 の深さは3.5cm程度である。
【0026】 容器本体10及び蓋体20は、いずれも熱可塑性樹脂シートを熱成形すること により得られるものであるが、その熱可塑性樹脂シートの基材樹脂としては、ス チレンの単独重合体樹脂、スチレンと他のモノマーとから製造されたスチレン系 共重合体樹脂、スチレンの単独重合体樹脂又は/及びスチレン系共重合体樹脂と スチレン−ブタジエンブロック共重合体との混合物、ゴム状重合体の存在下でス チレン系モノマーを重合することによって得られるゴム変性スチレン系樹脂(耐 衝撃性ポリスチレン、或いは上記したスチレン系の樹脂と他の樹脂又は/及びゴ ム状重合体との混合物等の、スチレン成分比率が50重量%以上であるポリスチ レン系樹脂或いはポリスチレン系樹脂組成物;エチレンの単独重合体樹脂、エチ レンと他のモノマーとから製造されたエチレン系共重合体樹脂、エチレンの単独 重合体樹脂又は/及びエチレン系共重合体樹脂にスチレン系モノマー等のビニル モノマーを含浸させて重合してなるグラフト変性エチレン系樹脂、或いは上記エ チレン系の樹脂と他の樹脂又は/及びゴム状重合体との混合物等の、エチレン成 分比率が50重量%以上であるポリエチレン系樹脂或いはポリエチレン系樹脂組 成物;プロピレンの単独重合体樹脂、プロピレンと他のモノマーとから製造され たプロピレン系共重合体樹脂、プロピレンの単独重合体樹脂又は/及びプロピレ ン系共重合体樹脂にスチレン系モノマー等のビニルモノマーを含浸させて重合し てなるグラフト変性プロピレン系樹脂、或いは上記プロピレン系の樹脂と他の樹 脂又は/及びゴム状重合体との混合物等の、プロピレン成分比率が50重量%以 上であるポリプロピレン系樹脂或いはポリプロピレン系樹脂組成物;ポリエチレ ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、テレフタル酸とエチレングリ コールとシクロヘキサンジメタノールとの共重合体等の芳香族ポリエステル樹脂 ;ポリカーボネート樹脂;ポリアミド樹脂;ポリフェニレンエーテル樹脂;或い は上記した樹脂の2以上の混合物等が例示される。
【0027】 特にその中でも、容器本体10としては、ポリスチレン系樹脂、ポリスチレン 系樹脂組成物、ポリプロピレン系樹脂或いはポリプロピレン系樹脂組成物を基材 樹脂とする熱可塑性樹脂発泡シートからなるものが強度、断熱性及び軽量性の点 で好ましく、その中でも、ポリプロピレン系樹脂或いはポリプロピレン系樹脂組 成物を基材樹脂とする熱可塑性樹脂発泡シートからなるものが耐油性及び耐熱性 が高いことから好ましく、また、ポリスチレン系樹脂或いはポリスチレン樹脂組 成物を基材樹脂とする熱可塑性樹脂発泡シートからなるものが安価である上、強 度、成形性に優れることから好ましい。また、容器本体10としては、上記した 通り、熱可塑性樹脂発泡シートからなるものが好適に使用されるが、コストや、 容器本体と蓋体との嵌合部の強度、成形性、使用形態を考慮して非発泡の熱可塑 性樹脂シートからなるものが使用される場合もある。
【0028】 一方、蓋体20としては、上記した樹脂又は樹脂組成物を基材樹脂とする透明 性の高い樹脂、中でも、ポリスチレン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリプロピ レン系樹脂、特に透明ポリプロピレン系樹脂から選択される一種以上の熱可塑性 樹脂シートからなるものが好適に使用される。上記透明ポリプロピレン系樹脂と しては、テルペン樹脂等の透明性改良剤をポリプロピレン系樹脂に添加したもの や、ポリプロピレン系樹脂の結晶性を調整したもの等が挙げられる。
【0029】 上記熱可塑性樹脂発泡シートは、通常、厚み0.3〜8.0mm、見掛密度0 .05〜0.5g/cmであるが、特に、厚み0.5〜5.0mm、見掛密度 0.06〜0.45g/cmであると熱成形に優れるため好ましい。 尚、熱可塑性樹脂発泡シートとしては、非発泡シート又は/及び非発泡フィル ムが積層された積層体であっても構わない。一方、上記非発泡の熱可塑性樹脂シ ートは、容器本体10として使用される場合にはその厚みは0.1〜3.0mm が好ましく、0.2〜2.0mmがより好ましく、蓋体20として使用される場 合にはその厚みは0.07〜2.0mmが好ましく、0.1〜1.0mmがより 好ましい。
【0030】 上記熱可塑性樹脂シート(上記した非発泡の熱可塑性樹脂シートと熱可塑性樹 脂発泡シートの双方を包括的に指す)は、従来周知の方法にて製造され、該熱可 塑性樹脂シートを従来周知の真空成形、圧空成形等の熱成形手段により成形する ことにより、上記容器本体10及び蓋体20を得ることができる。また、上記熱 可塑性樹脂シートは、着色剤、無機充填剤等の各種添加剤を配合したものとする こともできる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の蓋付き容器によれば、容器本体と蓋体がそれら の端部に形成された凹部と凸部との嵌合によって結合されているので、信頼性の 高い結合が可能となり、蓋体が容器本体から外れ難いものとなる。 また、この考案の蓋付き容器によれば、蓋体の端部に形成したヒンジによって その端部の除く部分(蓋部分)を開くことができるので、開放される部分が広く 、従って、内容物の取り出しが容易となる。
【0032】 また、この考案の蓋付き容器によれば、蓋部のヒンジを除く全周縁が容器本体 の周縁に凸条及び凹条によって重なり合うため、外部からの塵埃等の侵入を防ぐ ことができる。
【0033】 また、この考案の蓋付き容器によれば、前記蓋体の後面壁を略垂直に立ち上げ て形成しているので、蓋部を開成した場合に、蓋体の後面壁がフランジに当たり 、蓋部を確実に保持することができる。 また、この考案の蓋付き容器によれば、前記蓋体の後面壁に外方へ突出する凸 部を形成し、該凸部を前記蓋体のフランジに当接させて前記蓋部を支持させるの で、凸部の突出量を適宜に決定することによって、蓋体の後面壁の形状如何にか かわらず、蓋部を任意の開成角度、好ましくは90〜120度に保持させること ができる。
【0034】 また、この考案の蓋付き容器によれば、前記容器本体の後面壁に前記収容凹部 およびフランジに開口する凹部を形成し、該凹部によって前記後面壁の外面に突 出するリブを形成しているので、容器本体における後部の強度を高めることがで きる。
【0035】 また、この考案の蓋付き容器によれば、前記蓋体の前面壁に位置するフランジ 部に把手を形成しているので、把手を摘んで蓋体の蓋部を開くことができ、操作 性がよい。
【0036】 また、この考案の蓋付き容器によれば、蓋体がポリスチレン系樹脂,ポリエス テル系樹脂,ポリプロピレン系樹脂から選択される一種以上の熱可塑性樹脂によ って形成されるので、寸法精度がよく、しかも透明度が高いため、内容物を厳密 に吟味することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る蓋付き容器の一実施の形態を示し
た分解斜視図である。
【図2】図1の容器本体と蓋体を組付けた状態で蓋を閉
じた状態の斜視図である。
【図3】図2の容器の蓋を開いた状態の斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】図2におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 収容凹部 12a 前面壁 12b 側面壁 12c 後面壁 13 フランジ 14 縁部 15 凹条 16 凹部 17 補強リブ 18 円形凹部 19 凸条模様 20 蓋体 21 天井空間 22 蓋部 22a 前面壁 22b 側面壁 22c 後面壁 23 フランジ 23a,23b,23c フランジ部分 24 凸条 25 円形凸部 26 台部 27 凸部 28 ヒンジ 29 窪み 30 把手 30a リブ

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の端部上面、及び蓋体の端部下
    面に各々凹部及び/又は凸部を形成し、それらの凹部及
    び凸部を互いに嵌合させて前記蓋体を前記容器本体に結
    合させると共に、前記蓋体の前記端部に幅方向に延びる
    ヒンジを形成し、端部を除く蓋部を前記容器本体に対し
    て開閉自在にしたことを特徴とする蓋付き容器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体の周縁に外方へ張り出すフラン
    ジを形成し、そのフランジの前面壁及び側面壁に位置す
    るフランジ部のほぼ全長にわたって凸条又は凹条の一方
    を形成すると共に、前記容器本体の周縁に外方へ張り出
    すフランジを形成し、そのフランジの前面壁及び側面壁
    に位置するフランジ部に前記蓋部と対向する凸条又は凹
    条の他方を形成し、それらの凸条及び凹条を互いに重な
    り合わせて、前記蓋部を前記容器本体に位置決めさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の蓋付き容器。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の後面壁を立ち上げて形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の蓋付き容器。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の後面壁に外方へ突出する凸部
    を形成し、該凸部を前記蓋体のフランジに当接させて前
    記蓋部を支持させることを特徴とする請求項3に記載の
    蓋付き容器。
  5. 【請求項5】 前記蓋部の開成角度を90〜120度に
    設定したことを特徴とする請求項4に記載の蓋付き容
    器。
  6. 【請求項6】 前記容器本体の後面壁に前記収容凹部及
    びフランジに開口する凹部を形成し、該凹部によって前
    記後面壁の外面に突出するリブを形成したことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の蓋付き容器。
  7. 【請求項7】 前蓋体の前面壁に位置するフランジ部に
    該フランジ部から外方へ張り出す把手を形成したことを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の蓋付き容
    器。
  8. 【請求項8】 蓋体がポリスチレン系樹脂,ポリエステ
    ル系樹脂,ポリプロピレン系樹脂から選択される一種以
    上の熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の蓋付き容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081970A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Chuo Kagaku Co Ltd 包装容器
KR102457283B1 (ko) * 2022-01-24 2022-10-19 곽한대 식품 보관용 용기

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