JP2004067140A - 食品収納容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器本体と蓋体双方の開口部周縁に、嵌合用のフランジ部を有する食品収納容器において、容器の上から包装したプラスチックフィルムを剥がす際や、蓋体を取り外す際等に、蓋体の端縁部で指等を切る虞れのない食品収納容器を提供する。
【解決手段】本発明の食品収納容器1は、容器本体2の開口周縁部と蓋体3の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部4a、5aと、該水平部4a、5aから下方向に設けた側壁部4b、5bとからなるフランジ部4、5を有し、該双方のフランジ部4、5同士が重ね合わされて容器本体2に蓋体3が嵌合する食品収納容器1において、容器本体2がポリオレフィン系樹脂シート又は合成樹脂発泡シートで構成され、かつ容器本体2に蓋体3を嵌合した際に、容器本体2のフランジ部4の側壁部4bの端部が蓋体3のフランジ部5の側壁部5bの端部より突出するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明の食品収納容器1は、容器本体2の開口周縁部と蓋体3の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部4a、5aと、該水平部4a、5aから下方向に設けた側壁部4b、5bとからなるフランジ部4、5を有し、該双方のフランジ部4、5同士が重ね合わされて容器本体2に蓋体3が嵌合する食品収納容器1において、容器本体2がポリオレフィン系樹脂シート又は合成樹脂発泡シートで構成され、かつ容器本体2に蓋体3を嵌合した際に、容器本体2のフランジ部4の側壁部4bの端部が蓋体3のフランジ部5の側壁部5bの端部より突出するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は食品を包装するための容器であって、容器本体と蓋体からなり、収納された食品を密閉して包装可能な食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品を密閉して収納するためのプラスチック製の容器であって、蓋体の開口周縁部を容器本体の開口周縁部に嵌合する構造のものが従来から知られている。該食品容器は、食品を密閉して包装することができるという点では優れたものであり、コンビニやスーパーマーケット等において広く使用されている。その一例として、例えば実用新案登録第3070846号公報に開示されている食品容器が挙げられる。
【0003】
また、上記食品容器を用いて包装された食品は、蓋が開いて中身がでないように更に容器の上からプラスチックフィルムで包装されてから、コンビニやスーパーマーケット等の店頭に置いて販売されるのが通常である。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の食品容器では、容器に収納した食品を外から容易に確認できるようにすることを目的として、蓋体として透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートを成形したものが用いられている。しかしながらポリスチレン系樹脂延伸シート製の蓋体は鋭く硬い縁部を有するため、容器の上から包装されたプラスチックフィルムを手で剥ぎ取る際等に蓋体の縁部で指を切り易い等の危険性を有するものであった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、蓋体が透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートよりなる容器であっても、容器の上から包装されたプラスチックフィルムを剥ぎ取る際等に、蓋体の縁部で指や手を傷つける可能性が低い食品収納容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、
容器本体の開口周縁部と蓋体の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部と該水平部から下方向に設けた側壁部とからなるフランジ部を有し、該双方のフランジ部同士が重ね合わされて容器本体に蓋体が嵌合する食品収納容器において、前記容器本体がポリオレフィン系樹脂体又は合成樹脂発泡体で構成されているとともに、容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成されていることを特徴とする食品収納容器、
2)容器本体を構成するポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であるか、または合成樹脂発泡体がポリスチレン系樹脂発泡体であることを特徴とする上記(1)に記載の食品収納容器、
を要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の食品収納容器の一実施態様を図面に基づき説明する。
【0008】
図1に示すように、本発明の食品収納容器1(以下、単に食品容器ということがある)は、容器本体2と蓋体3とからなる。
【0009】
容器本体2には、図2に示すように開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部4aと、該水平部4aから下方向に設けた側壁部4bとからなるフランジ部4が設けられ、一方、蓋体3の開口部周縁にも外方向に水平に張り出した水平部5aと、該水平部5aから下方向に設けた側壁部5bとからなるフランジ部5が設けられている。
【0010】
フランジ部4とフランジ部5は相似の形状を有し、フランジ部4の水平部4aと、フランジ部5の水平部5aが重ね合わされ、フランジ部4の側壁部4bと、フランジ部5の側壁部5bとが重ね合わされ、以てフランジ部4とフランジ部5がいわゆる外嵌合する。
【0011】
フランジ部4とフランジ部5とは、図2、図3に示すように、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bに凹溝6を設ける一方、蓋体3におけるフランジ部5の側壁5bの前記凹溝6と対応する位置に凸条7を設け、凹溝6に凸条7が嵌り込むことによって嵌合するように設けられていることが好ましい。フランジ部4とフランジ部5とは、上記凹溝6、凸条7を設けなくても嵌合することができるが、フランジ部の側壁部に上記した凹溝6及び凸条7が形成されていると、フランジ部4とフランジ部5とが更に確実に嵌合するので、食品を容器に収納して持ち運ぶ際などに蓋体3が外れて食品が飛出すことを防ぐことができる。
【0012】
上記した例では、容器本体2のフランジ部4の側壁部4bに凹溝6を設け、蓋体3のフランジ部5の側壁部5bに凸条7を設けた場合を示したが、凸条を容器本体2のフランジ部4の側壁部4b側に設け、凹溝を蓋体3のフランジ部5の側壁部5b側に設けても良い。また図1に示した例では凹溝6と凸条7を、側壁部4b、5bのコーナー部分のみに設けた場合を示したが、凹溝6及び凸条7を側壁部4b、5bの全周にわたって形成されていても、いずれか一方のみが部分的に形成されていても良い。凹溝6、凸条7は、双方または一方が全周にわたって形成されていても、部分的に形成されていても、両者が互いに対応する位置に形成されていて嵌合可能でありさえすれば良い。
【0013】
本発明の食品容器1は図3に示すように、容器本体2のフランジ部4と蓋体3のフランジ部5とを嵌合せしめて容器本体2を蓋体3によって閉蓋した際に、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部より突出して構成されている。
本発明でいう「容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成されている」とは、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部より長めに構成されていることを意味する。例えば、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が下方に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に下方に位置することを意味する。また、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が側方外側に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に側方外側に位置することを意味する。蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が上方に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に上方に位置することを意味する。
このため食品容器1の上からプラスチックフィルムで包装した場合、プラスチックフィルムを剥ぎ取る際に、指が容器本体2の側壁部4bの端縁部8に触れることはあっても、蓋体2の側壁部5bの端縁部9には触れることがない。更に本発明の食品容器1は容器本体2が比較的軟質のポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体で構成されているため、容器本体2の側壁部4bの端縁部8に指がふれても指を怪我しにくい。
さらに、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bに、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が密着していることが前述した端部の突出と密着により指を怪我しにくいことから好ましい。密着とは、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bと蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部との距離が0〜0.5mmをいう。
【0014】
容器本体2を構成するポリオレフィン系樹脂の基材樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン系樹脂、高密度ポリエチレン系樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂等のポリエチレン系樹脂、プロピレン単独重合体、プロピレン成分単位を60モル%以上含有する(好ましくはプロピレン成分単位を80モル%以上含有する)プロピレンと共重合可能な他のα−オレフィンとの共重合体、例えば、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体、プロピレン−アクリル酸共重合体等のポリプロピレン系樹脂が挙げられ、それらの単独又は2種以上の混合物が挙げられる。中でも、熱成形が容易で容器とした際の保形性等の剛性に優れ、耐熱性や耐油等にも優れ、しかも安価であるという点からポリプロピレン系樹脂が好ましい。
【0015】
容器本体2の剛性や焼却処分する際の燃焼性を向上させるために、前記ポリオレフィン系樹脂に無機充填剤を添加することが好ましい。無機充填剤としては、例えば、タルク、炭酸カルシウム、カオリン、マイカ、アルミナ、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。無機充填剤の添加量は樹脂100重量部当たり5乃至100重量部が好ましい。添加量が少ないと剛性を向上させるという効果が不充分となり、添加量が多いと熱成形の際に、伸びが低下し金型と同じ形状が得られない等の支障をきたす虞れがある。
【0016】
容器本体2を構成するポリオレフィン系樹脂は通常は単層で構成されるが、リサイクル原料の再利用、表裏の色彩の変化等を考慮して、多層構造のものとすることができる。又、各層が異なる合成樹脂樹脂からなる多層構造とすることにより、機能性を付加することもできる。
【0017】
一方、容器本体2を構成する合成樹脂発泡体の基材樹脂としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、芳香族ポリエステル系樹脂、脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。これらの基材樹脂の中では、熱成形が容易で、剛性と断熱性と軟らかさのバランスに優れ、しかも安価であるという点でポリスチレン系樹脂が好ましい。
【0018】
上記ポリスチレン系樹脂とは、スチレンを主体とする重合体をいい、スチレン単独重合体のみならず、スチレンと共重合し得るビニル系単量体とスチレンとの共重合体、例えば、ポリスチレンとスチレンーブタジエン共重合体との共重合物(一般に耐衝撃性ポリスチレン樹脂と呼ばれている。)、又は前記2種以上の混合物も本発明のポリスチレン系樹脂の範囲に含まれるものである。尚、本発明におけるポリスチレン系樹脂は、スチレン成分単位が60モル%以上のものであり、80モル%以上のものが好ましい。
【0019】
容器本体2の厚さは、容器本体2の強度と容器を積み重ねてコンパクトに保管するという点からポリオレフィン系樹脂の場合では0.2〜1.2mmが好ましく、合成樹脂発泡体の場合では0.5〜4.0mmが好ましい。
【0020】
本発明における容器本体2は、以上説明したポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体からなるシートを用いて、従来公知の真空成形や圧空成形によって熱成形することにより製造することができる。
【0021】
本発明の蓋体3を構成する素材としては、従来から用いられている合成樹脂シートを任意に使用することができる。例えば、芳香族ポリエステル系樹脂、脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ゴム分が配合されたポリスチレン系樹脂、耐熱性ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等からなる合成樹脂シートが挙げられる。これらの合成樹脂シートは熱成形が可能で剛性にも優れていることから好ましいものである。
【0022】
上記各種の合成樹脂シートの中でも、透明度が高く収納した食品を容易に外部から見ることができ、熱成形が容易で、安価であるという点から、二軸延伸ポリスチレン(OPS)シートを用いることが好ましい。
【0023】
蓋体3の厚さは、蓋体3の強度と価格のバランスに優れているという点から0.3〜1.0mmが好ましい。
【0024】
本発明における蓋体2を構成する合成樹脂シートは通常は単層で構成されるが、多層構造のものとすることができる。又、各層が異なる合成樹脂樹脂からなる多層シートとすることにより、機能性を付加することもできる。
【0025】
本発明における蓋体は、以上説明した合成樹脂シートを用いて、従来公知の真空成形や圧空成形によって熱成形することにより製造することができる
【0026】
本発明の食品容器1は、図4に示すように容器本体2のフランジ部4の側壁部の一部に蓋体2を外しやすくするための凹陥部10が形成されていることが好ましい。図4は容器本体2のフランジ部4の各コーナー部に凹陥部10を設けた場合を示す。かかる凹陥部10が形成されていると、凹陥部10の位置に対応する部分の蓋体3の端縁部8に指を掛けることにより、蓋体3を容易に外すことができる。
【0027】
前記した凹陥部10の平面形状(容器本体2の開口部側より見た形状)としては、蓋体3の端縁部9に指を掛け易い形状であれば特に制限されるものではないが、例えば、正方形、長方形、前記した以外の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
【0028】
凹陥部10の数は特に限定されるものではないが、少なくともひとつの凹陥部10を設けることが好ましい。凹陥部10の平面状が正方形や長方形の食品容器の場合は、開封する際の開封しやすさの観点からコーナー部に設けることが好ましく、意匠的な観点と蓋体3の取り外しの際、方向性が少ない観点から偶数個を対称位置に形成することが好ましい。また、食品容器の形状が円形、楕円形の場合も、意匠的な観点と蓋体の取り外しの際、方向性が少ない観点から容器本体2の対称位置に形成することが好ましく、偶数個形成することが好ましい。
【0029】
本発明の食品容器1は前記したように、容器本体2がポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体により構成されているとともに、容器本体2を蓋体3で閉蓋した際に、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4b端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5b端部よりも突出するように構成されているため、蓋体3が透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートよりなる場合でも、食品容器1の上から包装したプラスチックフィルムを剥ぎ取る際や、容器本体2から蓋体2を外す際に指を怪我する等の虞れがきわめて少ないが、更にこの効果を高めるためには、図5に示すように蓋体2の側壁部5bの端部及び、容器本体2の側壁部4bの端部を上方に折り返した構成としておくことが好ましい。
【0030】
本発明の食品容器1は図6に示すように、容器本体2のフランジ部4を容器本体の開口部周縁より上方に立ち上がる内側の側壁部4cと、該側壁部4cに繋がる水平部4aと、該水平部4aの端部より下方に向かって設けた外側の側壁部4bとより構成するとともに、蓋体3のフランジ部5を蓋体の開口部周縁より立ち上がる内側の側壁部5cと、該側壁部5cに繋がる水平部5aと、該水平部5aの端部より下方に向かって設けた外側の側壁部5bとにより構成すると、容器本体2におけるフランジ部4の内側の側壁部4cと、蓋体3におけるフランジ部5の内側の側壁部5cとが内嵌合するとともに、容器本体2におけるフランジ部4の外側の側壁部4bと、蓋体3におけるフランジ部5の外側の側壁部5bとが外嵌合した二重嵌合構造となるため、汁や水分を多量に含む食品を収納する場合であっても、汁や水分が外側に滲み出ることをより確実に防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の食品収納容器は、容器本体の開口周縁部と蓋体の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部と該水平部から下方向に設けた側壁部とからなるフランジ部を有し、フランジ部同士を重ね合わせて容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成したとともに、容器本体をポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体で構成したため、容器の上から包装したプラスチックフィルムを剥ぎ取る際や、蓋体を取り外す際等に、蓋体の端縁部に指が触れる虞れがないから、蓋体を透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートで形成した場合でも、指を蓋体端縁部に引っかけて怪我する等の可能性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品収納容器の開蓋状態の一例を示す斜視図である。
【図2】容器本体及び蓋体のフランジ部付近の要部拡大縦断面図である。
【図3】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の一例を示す要部拡大縦断面図である。
【図4】本発明の容器本体の一例を示す平面図である
【図5】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【図6】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の更に他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 食品容器
2 容器本体
3 蓋体
4 フランジ部
4a フランジ部の水平部
4b フランジ部の側壁部
5 フランジ部
5a フランジ部の水平部
5b フランジ部の側壁部
【発明の属する技術分野】
本発明は食品を包装するための容器であって、容器本体と蓋体からなり、収納された食品を密閉して包装可能な食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品を密閉して収納するためのプラスチック製の容器であって、蓋体の開口周縁部を容器本体の開口周縁部に嵌合する構造のものが従来から知られている。該食品容器は、食品を密閉して包装することができるという点では優れたものであり、コンビニやスーパーマーケット等において広く使用されている。その一例として、例えば実用新案登録第3070846号公報に開示されている食品容器が挙げられる。
【0003】
また、上記食品容器を用いて包装された食品は、蓋が開いて中身がでないように更に容器の上からプラスチックフィルムで包装されてから、コンビニやスーパーマーケット等の店頭に置いて販売されるのが通常である。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の食品容器では、容器に収納した食品を外から容易に確認できるようにすることを目的として、蓋体として透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートを成形したものが用いられている。しかしながらポリスチレン系樹脂延伸シート製の蓋体は鋭く硬い縁部を有するため、容器の上から包装されたプラスチックフィルムを手で剥ぎ取る際等に蓋体の縁部で指を切り易い等の危険性を有するものであった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、蓋体が透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートよりなる容器であっても、容器の上から包装されたプラスチックフィルムを剥ぎ取る際等に、蓋体の縁部で指や手を傷つける可能性が低い食品収納容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、
容器本体の開口周縁部と蓋体の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部と該水平部から下方向に設けた側壁部とからなるフランジ部を有し、該双方のフランジ部同士が重ね合わされて容器本体に蓋体が嵌合する食品収納容器において、前記容器本体がポリオレフィン系樹脂体又は合成樹脂発泡体で構成されているとともに、容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成されていることを特徴とする食品収納容器、
2)容器本体を構成するポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であるか、または合成樹脂発泡体がポリスチレン系樹脂発泡体であることを特徴とする上記(1)に記載の食品収納容器、
を要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の食品収納容器の一実施態様を図面に基づき説明する。
【0008】
図1に示すように、本発明の食品収納容器1(以下、単に食品容器ということがある)は、容器本体2と蓋体3とからなる。
【0009】
容器本体2には、図2に示すように開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部4aと、該水平部4aから下方向に設けた側壁部4bとからなるフランジ部4が設けられ、一方、蓋体3の開口部周縁にも外方向に水平に張り出した水平部5aと、該水平部5aから下方向に設けた側壁部5bとからなるフランジ部5が設けられている。
【0010】
フランジ部4とフランジ部5は相似の形状を有し、フランジ部4の水平部4aと、フランジ部5の水平部5aが重ね合わされ、フランジ部4の側壁部4bと、フランジ部5の側壁部5bとが重ね合わされ、以てフランジ部4とフランジ部5がいわゆる外嵌合する。
【0011】
フランジ部4とフランジ部5とは、図2、図3に示すように、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bに凹溝6を設ける一方、蓋体3におけるフランジ部5の側壁5bの前記凹溝6と対応する位置に凸条7を設け、凹溝6に凸条7が嵌り込むことによって嵌合するように設けられていることが好ましい。フランジ部4とフランジ部5とは、上記凹溝6、凸条7を設けなくても嵌合することができるが、フランジ部の側壁部に上記した凹溝6及び凸条7が形成されていると、フランジ部4とフランジ部5とが更に確実に嵌合するので、食品を容器に収納して持ち運ぶ際などに蓋体3が外れて食品が飛出すことを防ぐことができる。
【0012】
上記した例では、容器本体2のフランジ部4の側壁部4bに凹溝6を設け、蓋体3のフランジ部5の側壁部5bに凸条7を設けた場合を示したが、凸条を容器本体2のフランジ部4の側壁部4b側に設け、凹溝を蓋体3のフランジ部5の側壁部5b側に設けても良い。また図1に示した例では凹溝6と凸条7を、側壁部4b、5bのコーナー部分のみに設けた場合を示したが、凹溝6及び凸条7を側壁部4b、5bの全周にわたって形成されていても、いずれか一方のみが部分的に形成されていても良い。凹溝6、凸条7は、双方または一方が全周にわたって形成されていても、部分的に形成されていても、両者が互いに対応する位置に形成されていて嵌合可能でありさえすれば良い。
【0013】
本発明の食品容器1は図3に示すように、容器本体2のフランジ部4と蓋体3のフランジ部5とを嵌合せしめて容器本体2を蓋体3によって閉蓋した際に、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部より突出して構成されている。
本発明でいう「容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成されている」とは、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部より長めに構成されていることを意味する。例えば、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が下方に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に下方に位置することを意味する。また、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が側方外側に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に側方外側に位置することを意味する。蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が上方に向いている場合、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bの端部が、更に上方に位置することを意味する。
このため食品容器1の上からプラスチックフィルムで包装した場合、プラスチックフィルムを剥ぎ取る際に、指が容器本体2の側壁部4bの端縁部8に触れることはあっても、蓋体2の側壁部5bの端縁部9には触れることがない。更に本発明の食品容器1は容器本体2が比較的軟質のポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体で構成されているため、容器本体2の側壁部4bの端縁部8に指がふれても指を怪我しにくい。
さらに、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bに、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部が密着していることが前述した端部の突出と密着により指を怪我しにくいことから好ましい。密着とは、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4bと蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5bの端部との距離が0〜0.5mmをいう。
【0014】
容器本体2を構成するポリオレフィン系樹脂の基材樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン系樹脂、高密度ポリエチレン系樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂等のポリエチレン系樹脂、プロピレン単独重合体、プロピレン成分単位を60モル%以上含有する(好ましくはプロピレン成分単位を80モル%以上含有する)プロピレンと共重合可能な他のα−オレフィンとの共重合体、例えば、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−ブテン共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン三元共重合体、プロピレン−アクリル酸共重合体等のポリプロピレン系樹脂が挙げられ、それらの単独又は2種以上の混合物が挙げられる。中でも、熱成形が容易で容器とした際の保形性等の剛性に優れ、耐熱性や耐油等にも優れ、しかも安価であるという点からポリプロピレン系樹脂が好ましい。
【0015】
容器本体2の剛性や焼却処分する際の燃焼性を向上させるために、前記ポリオレフィン系樹脂に無機充填剤を添加することが好ましい。無機充填剤としては、例えば、タルク、炭酸カルシウム、カオリン、マイカ、アルミナ、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム等が挙げられる。無機充填剤の添加量は樹脂100重量部当たり5乃至100重量部が好ましい。添加量が少ないと剛性を向上させるという効果が不充分となり、添加量が多いと熱成形の際に、伸びが低下し金型と同じ形状が得られない等の支障をきたす虞れがある。
【0016】
容器本体2を構成するポリオレフィン系樹脂は通常は単層で構成されるが、リサイクル原料の再利用、表裏の色彩の変化等を考慮して、多層構造のものとすることができる。又、各層が異なる合成樹脂樹脂からなる多層構造とすることにより、機能性を付加することもできる。
【0017】
一方、容器本体2を構成する合成樹脂発泡体の基材樹脂としては、例えば、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、芳香族ポリエステル系樹脂、脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。これらの基材樹脂の中では、熱成形が容易で、剛性と断熱性と軟らかさのバランスに優れ、しかも安価であるという点でポリスチレン系樹脂が好ましい。
【0018】
上記ポリスチレン系樹脂とは、スチレンを主体とする重合体をいい、スチレン単独重合体のみならず、スチレンと共重合し得るビニル系単量体とスチレンとの共重合体、例えば、ポリスチレンとスチレンーブタジエン共重合体との共重合物(一般に耐衝撃性ポリスチレン樹脂と呼ばれている。)、又は前記2種以上の混合物も本発明のポリスチレン系樹脂の範囲に含まれるものである。尚、本発明におけるポリスチレン系樹脂は、スチレン成分単位が60モル%以上のものであり、80モル%以上のものが好ましい。
【0019】
容器本体2の厚さは、容器本体2の強度と容器を積み重ねてコンパクトに保管するという点からポリオレフィン系樹脂の場合では0.2〜1.2mmが好ましく、合成樹脂発泡体の場合では0.5〜4.0mmが好ましい。
【0020】
本発明における容器本体2は、以上説明したポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体からなるシートを用いて、従来公知の真空成形や圧空成形によって熱成形することにより製造することができる。
【0021】
本発明の蓋体3を構成する素材としては、従来から用いられている合成樹脂シートを任意に使用することができる。例えば、芳香族ポリエステル系樹脂、脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ゴム分が配合されたポリスチレン系樹脂、耐熱性ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等からなる合成樹脂シートが挙げられる。これらの合成樹脂シートは熱成形が可能で剛性にも優れていることから好ましいものである。
【0022】
上記各種の合成樹脂シートの中でも、透明度が高く収納した食品を容易に外部から見ることができ、熱成形が容易で、安価であるという点から、二軸延伸ポリスチレン(OPS)シートを用いることが好ましい。
【0023】
蓋体3の厚さは、蓋体3の強度と価格のバランスに優れているという点から0.3〜1.0mmが好ましい。
【0024】
本発明における蓋体2を構成する合成樹脂シートは通常は単層で構成されるが、多層構造のものとすることができる。又、各層が異なる合成樹脂樹脂からなる多層シートとすることにより、機能性を付加することもできる。
【0025】
本発明における蓋体は、以上説明した合成樹脂シートを用いて、従来公知の真空成形や圧空成形によって熱成形することにより製造することができる
【0026】
本発明の食品容器1は、図4に示すように容器本体2のフランジ部4の側壁部の一部に蓋体2を外しやすくするための凹陥部10が形成されていることが好ましい。図4は容器本体2のフランジ部4の各コーナー部に凹陥部10を設けた場合を示す。かかる凹陥部10が形成されていると、凹陥部10の位置に対応する部分の蓋体3の端縁部8に指を掛けることにより、蓋体3を容易に外すことができる。
【0027】
前記した凹陥部10の平面形状(容器本体2の開口部側より見た形状)としては、蓋体3の端縁部9に指を掛け易い形状であれば特に制限されるものではないが、例えば、正方形、長方形、前記した以外の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
【0028】
凹陥部10の数は特に限定されるものではないが、少なくともひとつの凹陥部10を設けることが好ましい。凹陥部10の平面状が正方形や長方形の食品容器の場合は、開封する際の開封しやすさの観点からコーナー部に設けることが好ましく、意匠的な観点と蓋体3の取り外しの際、方向性が少ない観点から偶数個を対称位置に形成することが好ましい。また、食品容器の形状が円形、楕円形の場合も、意匠的な観点と蓋体の取り外しの際、方向性が少ない観点から容器本体2の対称位置に形成することが好ましく、偶数個形成することが好ましい。
【0029】
本発明の食品容器1は前記したように、容器本体2がポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体により構成されているとともに、容器本体2を蓋体3で閉蓋した際に、容器本体2におけるフランジ部4の側壁部4b端部が、蓋体3におけるフランジ部5の側壁部5b端部よりも突出するように構成されているため、蓋体3が透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートよりなる場合でも、食品容器1の上から包装したプラスチックフィルムを剥ぎ取る際や、容器本体2から蓋体2を外す際に指を怪我する等の虞れがきわめて少ないが、更にこの効果を高めるためには、図5に示すように蓋体2の側壁部5bの端部及び、容器本体2の側壁部4bの端部を上方に折り返した構成としておくことが好ましい。
【0030】
本発明の食品容器1は図6に示すように、容器本体2のフランジ部4を容器本体の開口部周縁より上方に立ち上がる内側の側壁部4cと、該側壁部4cに繋がる水平部4aと、該水平部4aの端部より下方に向かって設けた外側の側壁部4bとより構成するとともに、蓋体3のフランジ部5を蓋体の開口部周縁より立ち上がる内側の側壁部5cと、該側壁部5cに繋がる水平部5aと、該水平部5aの端部より下方に向かって設けた外側の側壁部5bとにより構成すると、容器本体2におけるフランジ部4の内側の側壁部4cと、蓋体3におけるフランジ部5の内側の側壁部5cとが内嵌合するとともに、容器本体2におけるフランジ部4の外側の側壁部4bと、蓋体3におけるフランジ部5の外側の側壁部5bとが外嵌合した二重嵌合構造となるため、汁や水分を多量に含む食品を収納する場合であっても、汁や水分が外側に滲み出ることをより確実に防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の食品収納容器は、容器本体の開口周縁部と蓋体の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部と該水平部から下方向に設けた側壁部とからなるフランジ部を有し、フランジ部同士を重ね合わせて容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成したとともに、容器本体をポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体で構成したため、容器の上から包装したプラスチックフィルムを剥ぎ取る際や、蓋体を取り外す際等に、蓋体の端縁部に指が触れる虞れがないから、蓋体を透明性に優れたポリスチレン系樹脂延伸シートで形成した場合でも、指を蓋体端縁部に引っかけて怪我する等の可能性が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品収納容器の開蓋状態の一例を示す斜視図である。
【図2】容器本体及び蓋体のフランジ部付近の要部拡大縦断面図である。
【図3】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の一例を示す要部拡大縦断面図である。
【図4】本発明の容器本体の一例を示す平面図である
【図5】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【図6】本発明の食品収納容器の閉蓋状態の更に他の例を示す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 食品容器
2 容器本体
3 蓋体
4 フランジ部
4a フランジ部の水平部
4b フランジ部の側壁部
5 フランジ部
5a フランジ部の水平部
5b フランジ部の側壁部
Claims (2)
- 容器本体の開口周縁部と蓋体の開口周縁部の双方に、開口周縁部より外方向に水平に張り出した水平部と該水平部から下方向に設けた側壁部とからなるフランジ部を有し、該双方のフランジ部同士が重ね合わされて容器本体に蓋体が嵌合する食品収納容器において、前記容器本体がポリオレフィン系樹脂又は合成樹脂発泡体で構成されているとともに、容器本体に蓋体を嵌合した際に、容器本体のフランジ部の側壁部の端部が蓋体のフランジ部の側壁部の端部より突出して構成されていることを特徴とする食品収納容器。
- 容器本体を構成するポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン系樹脂であるか、または合成樹脂発泡体がポリスチレン系樹脂発泡体であることを特徴とする請求項1に記載の食品収納容器。
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