JP3157876U - 包装用容器 - Google Patents

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昌史 合田
昌史 合田
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Abstract

【課題】ミシン目に沿って蓋を容器本体から切り離しやすい包装用容器を提供する。【解決手段】ゴム成分を1重量%以上含有する合成樹脂シートから成形され、容器本体と、該容器本体の上面開口を覆う蓋と、前記容器本体及び前記蓋とを連結するヒンジ部とを備え、前記ヒンジ部にミシン目が設けられることにより、前記蓋を容器本体から切り離し可能であることを特徴とする包装用容器である。【選択図】図3

Description

本考案は、蓋と容器本体とを切り離し可能な包装用容器に関する。
ご飯、惣菜等の食品を収容する包装用容器は、二軸延伸ポリスチレン(OPS)、ポリプロピレン等の合成樹脂シートを成形して製造される。このような包装用容器としては、食品を収容する収容凹部を有する容器本体に、ヒンジ部を介して蓋が設けられたものがある。このような蓋が容器本体に連結された包装用容器の場合、蓋を開いたそのままの状態で食卓に並べると、蓋が食卓上のスペースを奪ってしまって邪魔になる。また、使用後、ごみとして捨てる場合にもかさばる。
そこで、蓋と容器本体とを連結するヒンジ部に切り取り線を設けて、蓋を容器本体から切り離し可能とした包装用容器がある(特許文献1参照)。特許文献1記載の包装用容器は、上面が開放されたほぼ長方形の容器本体と、容器本体の一側に設けられた薄肉ヒンジ部を介して連設された蓋体とよりなる加工食品用容器であって、ヒンジ部に平行した2本の切断用ミシン目を設けてあり、食事をする場合に必要に応じてミシン目で切断して、蓋体を容器本体から切り離して使用することができる。
特開2008−174278号公報
しかしながら、従来の合成樹脂製の包装用容器は、ヒンジ部に設けられたミシン目に沿って裂きにくく、誤って容器本体又は蓋が裂けてしまい、中身がこぼれてしまう場合があるという課題があった。
本考案は、上記課題を解決するためになされたもので、ミシン目に沿って蓋を容器本体から切り離しやすい包装用容器の提供を目的とするものである。
上記の課題を解決するため、本考案は、ゴム成分を1重量%以上含有する合成樹脂シートから成形されたことを特徴とする包装用容器であって、容器本体と、容器本体の上面開口を覆う蓋と、容器本体及び前記蓋とを連結するヒンジ部とを備え、ヒンジ部にミシン目が設けられ、ミシン目に沿って蓋を容器本体から切り離し可能である。
従来の包装用容器にも微量のゴム成分が添加材として含有されたものがあるが、本考案においては、通常よりも大幅に多い1重量%以上、好ましくは1重量%〜8重量%のゴム成分を含有したことを特徴としている。このように、多量のゴム成分を含有した合成樹脂シートを用いることにより、ヒンジ部に設けられたミシン目に沿って蓋と容器本体とを切り離す際に、ミシン目に沿って直線状に切離しやすくなる。したがって、ミシン目からそれて、誤って蓋又は容器本体が裂けるのを防ぐことができる。なお、ゴム成分の含有量が上記範囲であれば十分なミシン目での切離性を得られる。また、上記範囲よりも多ければ、樹脂シートの透明性が低くなるので好ましくない。
なお、ゴム成分としてはブタジエンゴムを主成分とするのが好ましいが、これに限定されるものではなく、イソプレンゴム、アクリルゴム、ニトリルゴム等の他のゴム成分を1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、合成樹脂シートの主成分としては、透明性及び剛性を備えているためにスチレン系樹脂が好ましい。透明性があれば包装用容器内の内容物を外から見ることができる。なお、スチレン系樹脂に限定されるものではなく、他の合成樹脂シートを使用してもよい。例えば、電子レンジでの加熱調理を可能とする場合には、プロピレン系樹脂が挙げられる。
また、合成樹脂シートは、延伸したものを用いるのが好ましい。延伸方法としては2軸延伸が樹脂シートの剛性を高めるため好ましいが、これに限定されるものではなく、例えば一軸延伸、多軸延伸、インフレーション延伸等の他の延伸方法を使用してもよい。
なお、合成樹脂シートには、シート化の為の溶融混練時あるいは原料製造時に、本発明の目的を損なわない範囲で必要に応じて、酸化防止剤、滑材、離型材、可塑剤、顔料、染料、発泡剤、発泡核材、炭酸カルシウム等の無機フィラー、帯電防止剤、等公知の添加剤を含有することができる。
以上の説明から明らかな通り、合成樹脂シートに1重量%以上のゴム成分を含有させた構成とすることにより、ヒンジ部に設けられたミシン目に沿って蓋と容器本体とを切り離す際に、ミシン目に沿って直線状に切離しやすくなる。したがって、ミシン目からそれて、蓋又は容器本体が裂けるのを防ぐことができる。
本考案の実施形態に係る包装用容器の閉蓋状態における斜視図 本考案の実施形態に係る包装用容器の開蓋状態における斜視図 図2において、蓋を切り離した状態を示す斜視図 本考案の実施形態に係る包装用容器の閉蓋状態における正面図 本考案の実施形態に係る包装用容器の閉蓋状態における右側面図 本考案の実施形態に係る包装用容器の閉蓋状態における平面図 本考案の実施形態に係る包装用容器の閉蓋状態における底面図 A−A断面図
以下、本考案の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、図7において、点線で表されているものはミシン目である。
本考案の包装用容器1は、ゴム成分を1重量%以上含有する透明な合成樹脂シートから真空・圧空成形によって一体的に成形される。図1及び図2に示すように、包装用容器1は、食品を収容するための収容凹部2aを有する容器本体2と、容器本体2の上面開口を覆う蓋3と、両者2、3を一体的に連結するヒンジ部4とから構成される。
本考案の包装用容器1を形成する合成樹脂シートとしては、ブタジエンゴムを1重量%以上含有する二軸延伸ポリスチレン(OPS)シートが用いられる。具体的には電気化学工業株式会社製の商品名「ソフリア」が用いられる。なお、ゴム成分としては、ブタジエンゴムに限定されるものではなく、他のゴム成分を用いてもよい。また、合成樹脂シートの主成分の素材としてはポリスチレンに限定されるものではなく、ポリプロピレン、ポリエチレン等のその他の合成樹脂を用いてもよい。さらにまた、延伸方法は2軸延伸が好ましいが、これに限定されるものではなく、例えば一軸延伸、多軸延伸、インフレーション延伸等の他の延伸方法を使用してもよい。
図2、図4〜図8に示すように、容器本体2は、平面視で略四角形の皿状に形成され、その開口周縁には、蓋3と嵌合可能な凸状の容器フランジ5が形成される。容器フランジ5の外壁5aには、内側にくぼむ嵌合溝6が周方向にわたって形成される。
蓋3は、容器本体2と平面視同形状に形成され、天面部7と、その周縁から垂下した側壁8とを備える。側壁8の下部には、上述の容器フランジ5と嵌合可能な蓋フランジ9が形成される。蓋フランジ9の外壁9aには、内側にくぼむ凸条10が周方向にわたって形成される。この凸条10を容器本体2の容器フランジ5の嵌合溝6に嵌めることにより、蓋フランジ9を容器フランジ5に外嵌合により固定することができる。なお、上記では容器本体2及び蓋の平面視形状を略四角形に構成したが、これに限定されるものではなく、円形、三角形、五角形等の種々の形状を採用できるのは勿論である。
ヒンジ部4は、容器本体2及び蓋3のそれぞれの一端側を連結する。図7に示すように、ヒンジ部4には、容器本体2と蓋3との境界線を引くように、略直線状にミシン目11が設けられる。このミシン目11により、図3に示すように、蓋3を容器本体2から切り離すことができる。なお、ミシン目11は、ヒンジ部4のどの位置に形成してもよいが、本実施形態においては、ヒンジ部4と容器本体2との境界部分に設けられる。この構成により、蓋3を容器本体2から切り離した後に、容器本体2にヒンジ部4の一部又は全部が残らないですむ。
以上の構成の包装用容器1を利用する場合は、図2に示すように、容器フランジ5の嵌合溝6と蓋フランジ9の凸条10との嵌合状態を解除して、包装用容器1の蓋3を開く。容器本体2の収容凹部2aに、ご飯、惣菜等の食品を収容できる。そして、図1のように、再び容器フランジ5の嵌合溝6と蓋フランジ9の凸条10とを嵌合させて、蓋3を閉めることができる。
次に、蓋3を容器本体2から切り離す場合には、蓋3を開き、容器本体2を支えながら、ミシン目11の端から蓋3を横方向へ引っ張る。ヒンジ部4に形成されたミシン目11に沿って、蓋3を容器本体2から切り離すことができる。このとき、包装用容器1がゴム成分を1重量%以上含有した合成樹脂シートにより構成されているので、ヒンジ部4に形成されたミシン目11に沿って、蓋3と容器本体2とを簡単に切り離すことができる。したがって、容器本体2又は蓋3に裂け目が入りにくく、容器本体2又は蓋3が損壊せず、容器本体2内の食品が飛び散らないで済む。
また、このように、蓋3を容器本体2から切り離すことにより、食卓に並べた時に蓋3が邪魔にならず、食卓にスペースができる。見栄えもよい。また、蓋3を取り皿や、たれ入れ、ごみ入れとしても使用することができ便利である。蓋と容器本体とを分離できることにより、ごみとして捨てる場合、かさばらないですむ。
1 包装用容器
2 容器本体
3 蓋
4 ヒンジ部
5 容器フランジ
9 蓋フランジ
11 ミシン目

Claims (2)

  1. ゴム成分を1重量%以上含有する合成樹脂シートから成形され、容器本体と、該容器本体の上面開口を覆う蓋と、前記容器本体及び前記蓋とを連結するヒンジ部とを備え、前記ヒンジ部にミシン目が設けられることにより、前記蓋を前記容器本体から切り離し可能であることを特徴とする包装用容器。
  2. 前記合成樹脂シートは、ゴム成分を1重量%以上含有する2軸延伸ポリスチレンシートであることを特徴とする請求項1記載の包装用容器。
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