JP2014234209A - 詰替え容器 - Google Patents

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Tsutomu Tomikanehara
勉 冨金原
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Abstract

【課題】本発明の解決しようとする課題は、詰替え容器の一部を利用して漏斗を作成することのできる詰替え容器において、漏斗が本来の円形形状になりやすく、閉塞することのない漏斗を備えた詰替え容器を提案するものである。【解決手段】基材層とシーラント層を有する積層体を、シーラント層を内側にして対向させ、周縁部を熱シールしてなる詰替え容器1であって、シール部の一部に、扇形の部分3を切り取り可能に形成し、該扇形の部分3は、詰替え時に用いる漏斗7として組立可能であることを特徴とする詰替え容器である。【選択図】図1

Description

本発明は、液体洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンスなどのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品等を収納する詰め替え容器に関する。
液体洗剤や柔軟仕上げ剤などのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品は、それぞれ使いやすいような形状の専用容器に収納されている。専用容器は、構造もしっかりしており、従って高価であることから、内容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるように、内容物のみを詰替える詰替え容器入りの製品が別途販売されていることが多い。
例えば液体洗剤の専用容器は、洗剤を使用する時にその都度適切な量を計量して取り出す必要があるため、軽量カップに注ぎやすいように、注出口にノズルを備えた剛性のあるプラスチック容器が、専用容器として用いられている。
繰り返し使用する専用容器は、もっぱら注出し易いように設計されているため、詰替え容器から内容物を補充する詰替え操作の利便性を考慮したものでは必ずしもなかった。特に専用容器の口が狭いような場合には、詰替え容器の注出口が挿入しずらい場合があった。特許文献1に記載された詰め替え用容器は、容器自身を利用して詰め替え時に使用する漏斗を簡単に作ることのできる詰め替え用容器である。
特許文献1に記載された詰め替え用容器は、図5に示したように、切取り線(4)に沿って容器の角部を切り取ることにより、切り取った角部を漏斗(7)として利用しようとするものである。
特許文献1に記載された詰め替え容器においては、漏斗が容器そのものの一部であり、しかもかなりの部分を占めるため、容器を大きく開封しなければ漏斗を作ることができない。このため漏斗をセットする間、開封した容器から内容物がこぼれないように注意しなければならない。また切り取った漏斗は、内容液で濡れているので、取扱い時に手が汚れるという問題もある。
特許文献2に記載された詰替用組立式漏斗は、詰替え容器の上部に漏斗となるべき部分を形成しておき、これを切り離すことにより、漏斗として利用しようとするものである。特許文献2に記載された詰替用組立式漏斗は、この手が汚れるという問題は解決されている。
特開2003−81289号公報 実用新案登録第3182438号公報
特許文献1に記載された詰め替え用容器における漏斗も、特許文献2に記載された詰替用組立式漏斗も、いずれも2枚のフィルムの左右両端部を熱シールした構造となっている。図5に示したように、シール部が存在するために2枚のフィルム同士が付着しやすく、完全に円形には開きにくい。このため、最も肝心な漏斗としての使い勝手が十分ではなかった。
本発明の解決しようとする課題は、詰替え容器の一部を利用して漏斗を作成することのできる詰替え容器において、漏斗が本来の円形形状になりやすく、閉塞することのない漏斗を備えた詰替え容器を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、基材層とシーラント層を有する積層体を、シーラント層を内側にして対向させ、周縁部を熱シールしてなる詰替え容器であって、シール部の一部に、扇形の部分を切り取り可能に形成し、該扇形の部分は、詰替え時に用いる漏斗として組立可能であることを特徴とする詰替え容器である。
本発明に係る詰替え容器は、漏斗として組立可能な扇形の部分をシール部の一部に形成したので、漏斗として組み立てる前の状態は、腰のある平面状のシートであり、このため漏斗に成形し易い。
また、請求項2に記載の発明は、前記扇形の部分が、注出口を開口するための開封タブを兼ねるものであることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器である。
また、請求項3に記載の発明は、前記扇形の部分が、サイドシール部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器である。
また、請求項4に記載の発明は、前記扇形の部分が、トップシール部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器である。
また、請求項5に記載の発明は、前記扇形の部分が、漏斗として組み立てるための固定手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の詰替え容器である。
本発明に係る詰替え容器は、容器のシール部の一部に、扇形の部分を切り取り可能に形成し、この扇形の部分を、詰替え時に用いる漏斗として組立可能なものとしたので、詰替え操作時に使い捨ての漏斗として用いることができ、内容物の移し替えが容易かつ確実にできる。
また漏斗となる扇形の部分は、シール部の一部であるから表裏面の積層体が1枚に重なっており、従って十分な腰があるため、漏斗として成形し易く、かつ整った形状に仕上がる。
請求項2に記載の発明のように、扇形の部分が、注出口を開口するための開封タブを兼ねるものである場合には、開封タブとして用いる場合に持ちやすく開封しやすい。また開封操作と漏斗のブランクを切り取る操作が一度にできる。
請求項3に記載の発明のように、扇形の部分が、サイドシール部の一部である場合や、請求項4に記載の発明のように、扇形の部分が、トップシール部の一部である場合には、材料の無駄が少なくて済み、通常の包装袋の製造ラインにおいて、シール板の形状や抜き型を変更するだけで、製造することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、扇形の部分が、漏斗として組み立てるための固定手段を有することにより、ホッチキスなどを用いなくても手で簡単に漏斗を組み立てる
ことができる。
図1は、本発明に係る詰替え容器の一実施態様を示した模式図である。 図2は、図1に示した詰替え容器の使用方法を示した模式図である。 図3は、本発明に係る詰替え容器の他の実施態様を示した模式図である。 図4は、本発明に係る詰替え容器の他の実施態様を示した模式図である。 図5は、従来の詰め替え用容器の例を示した模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る詰替え容器について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る詰替え容器(1)の一実施態様を示した模式図である。また図2は、図1に示した詰替え容器の使用方法を示した模式図である。
本発明に係る詰替え容器(1)は、基材層とシーラント層を有する積層体を、シーラント層を内側にして対向させ、周縁部を熱シールしてなる詰替え容器であって、シール部の一部に、扇形の部分(3)を切り取り可能に形成し、扇形の部分(3)は、詰替え時に用いる漏斗(7)として組立可能であることを特徴とする。
図1に示した実施態様においては、扇形の部分(3)が、注出口(9)を開口するための開封タブ(10)を兼ねている。扇形の部分(3)を持って開封線(8)に沿って開封すると、扇形の部分(3)が取れる。開封線(8)としては、表裏面の積層体にハーフカット線を施しておくと切り口がきれいに仕上がるのでよい。ハーフカット線の本数や形状については、任意である。
この例では、扇形の部分(3)に、漏斗に組み立てる際の固定手段として、係止突起(6)と、この係止突起がぴったり入る切込(5)が設けられているため、切込に係止突起を差し込むだけの簡単な操作で漏斗(7)を作ることができる。
この扇形の部分(3)は、包装容器の表裏面を形成する積層体2枚が重なって熱シールされた部分であるため、十分な腰があり、漏斗(7)の成形が容易に、また確実にできる。成形された漏斗(7)は、ふにゃふにゃせずにしっかりしており、取扱いもし易い。
扇形の部分(3)における熱シールは、図1のように、全面べた状でもよいが、図4に示した例のように、適切に抜き部分を設けて、シール面積を少なくしてもよい。
作成した漏斗(7)は、図2に示したように、繰り返し使用する専用容器(20)の口部に取り付けて、詰め替え操作を安全に、また確実に行うことができる。
漏斗(7)を組み立てる際には、係止突起(6)を漏斗の外側から切込(5)に挿入するようにすると漏斗の形状を円形にすることができる。扇形の部分(3)には、このような漏斗の組み立て方の説明書きなどを印刷しておくとよい。またそれ以外にも商品をアピールするための印刷スペースとして利用することができる。
図3は、本発明に係る詰替え容器(1)の他の実施態様を示した模式図である。
図3に示した実施態様においては、扇形の部分(3)が、サイドシール部(12)の一部として形成されている。この例では、扇形の部分(3)は、左側のサイドシール部(12)との間に設けられた切取り線(4)によって本体から切り離すことができる。
この例では、扇形の部分(3)には、漏斗に組み立てる際の固定手段として、二つの係止突起(6)とこれに対応する二つの切込(5)が設けられている。このように固定手段が二つ並んでいると、扇形の2辺の角度が決まるのでぐらぐらせずきちっとした漏斗を形成することができる。
図4は、本発明に係る詰替え容器(1)の他の実施態様を示した模式図である。
図4に示した例では、扇形の部分(3)が、トップシール部(11)の一部として形成されている。この例では、扇形の部分(3)は、上部のトップシール部(11)との間に設けられた切取り線(4)によって本体から切り離すことができる。
図4に示した例では、扇形の部分(3)には、漏斗に組み立てる際の固定手段として、一つの係止突起(6)と、これに対応する直列する二つの切込(5)が設けられている。このように切込を配置することにより、係止突起(6)を二つの切込の間に挟み込むことができるため、接続面が平面になりやすくなり、漏斗をしっかりと組み立てることができる。
またこの例では、扇形の部分(3)に、熱シールの抜き部分(14)が設けられており、これが線状でかつ放射線状に配置されている。抜き部分(14)を設けると、シール面積が減るので、熱シールが安定する。また抜き部分(14)をこのように放射線状に配置したことにより、漏斗の成形性が向上する。
図3に示した例や、図4に示した例では、図1に示した例と異なり、いずれも扇形の部分(3)が、本来の包装袋の外形からはみだしていない。このため、図3に示した例や、図4に示した例では、従来の包装袋の生産ラインにおいて、シール板の形状と、抜き型の形状を変更するだけで生産することができる。
本発明に係る詰替え容器(1)に用いる積層体に使用する材料としては、通常詰替え容器に用いられる各種材料が使用できる。具体的には、各種合成樹脂フィルム、アルミニウム箔、無機蒸着フィルム、紙などである。
基材層としては、一般的に軟包装材料として用いられる各種合成樹脂フィルムが使用可能である。一例を挙げれば、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、二軸延伸ナイロンフィルム(ONy)などである。また紙を使用することもできる。基材層(21)には、一般的に印刷加工が施されることが多い。
シーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE) 、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。
この他、ガスバリア層として、アルミニウム箔などの金属箔や、PETなどの基材フィルムにアルミニウムなどの金属や、酸化アルミニウム、酸化錫などの金属酸化物あるいは
二酸化珪素などの無機酸化物を蒸着したガスバリアフィルムを用いることもできる。
1・・・詰替え容器
2・・・詰替え容器本体
3・・・扇形の部分
4・・・切取り線
5・・・切込
6・・・係止突起
7・・・漏斗
8・・・開封線
9・・・注出口
10・・・開封タブ
11・・・トップシール部
12・・・サイドシール部
13・・・ボトムシール部
14・・・抜き部分
20・・・専用容器

Claims (5)

  1. 基材層とシーラント層を有する積層体を、シーラント層を内側にして対向させ、周縁部を熱シールしてなる詰替え容器であって、シール部の一部に、扇形の部分を切り取り可能に形成し、該扇形の部分は、詰替え時に用いる漏斗として組立可能であることを特徴とする詰替え容器。
  2. 前記扇形の部分は、注出口を開口するための開封タブを兼ねるものであることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器。
  3. 前記扇形の部分は、サイドシール部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器。
  4. 前記扇形の部分は、トップシール部の一部であることを特徴とする請求項1に記載の詰替え容器。
  5. 前記扇形の部分は、漏斗として組み立てるための固定手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の詰替え容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018127251A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 信浩 野々垣 詰め替え用袋

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