JP3091826B2 - 多層基板のピン打ち方法 - Google Patents
多層基板のピン打ち方法Info
- Publication number
- JP3091826B2 JP3091826B2 JP07151547A JP15154795A JP3091826B2 JP 3091826 B2 JP3091826 B2 JP 3091826B2 JP 07151547 A JP07151547 A JP 07151547A JP 15154795 A JP15154795 A JP 15154795A JP 3091826 B2 JP3091826 B2 JP 3091826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- substrate
- holding pad
- guide
- guide bush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Description
スタックピンを打ち込むピン打ち方法に関するものであ
る。
む装置としては、基板の種類、すなわち単一層基板及び
多層基板の何れかによってそれぞれ別々の装置を使用し
ていた。なんとなれば単一層基板の場合は孔あけ下降後
ピンの打ち込みを行うが、多層基板の場合はすでに孔あ
け加工がされているのでピンの打ち込みのみを行うだけ
であるからである。
仕事を継続的に行っている工場は別々の機械を用意して
もよいが、仕事が途切れる工場では両方の装置を備える
ことは設備投資の無駄であり、またスペース的にも無駄
である。このために1台の装置で両方の仕事が処理でき
るようにすることが本発明の解決しようとする課題であ
る。
め本発明に係る多層基板のピン打ち方法は、立設したフ
レームの中間部にワークテーブルを突設すると共に、こ
のワークテーブルと同一平面を形成する固定ブラケット
を設け、この固定ブラケットに上下に貫通孔を有するガ
イドブッシュを設け、このガイドブッシュの直下に孔あ
け機を設けて、そのドリルを前記ガイドブッシュに対し
て昇降自在とし、前記ガイドブッシュの直上に、ガイド
ブッシュの孔と合致する孔を有するワーク押えパットを
昇降自在に設け、このワーク押えパットの直上に、スタ
ックピン圧入用の圧入ピンを昇降自在に設け、前記ワー
ク押えパットの孔内に側方よりスタックピンを挿入でき
るパーツフィーダーおよび、このパーツフィーダーとワ
ーク押えパット間を接続するホースとを設けたピン打ち
装置を使用し、孔あけ機のドリルをガイドピンに取り換
えた後、このガイドピンをワークテーブル上に突出さ
せ、このガイドピンに多層基板の孔を嵌合して多層基板
をワークテーブル上に設定後、ワーク押えパットを下降
させて基板をクランプし、ついでガイドピンを下降させ
て基板より抜き出し、その後スタックピンをガイドブッ
シュ内に供給すると共に、圧入ピンを下降させてスタッ
クピンを基板に対して所定の深さに打ち込んだ後、圧入
ピンとワーク押えパットを上昇させることを特徴とする
ものである。
ルをガイドピンに取り換えることで、1台のピン打ち装
置で、単一層基板と多層基板の双方のピン打ち作業がで
きるから、従来のように単一層基板用と多層基板用の2
台のピン打ち装置を設備する必要がなくなる。したがっ
て本発明によれば、設備投資が節約できると共に、ピン
打ち装置の設置スペースも減小させることができる。
る。図5のAはプリント基板の単一層基板で、この単一
層基板Aには基準ピン孔はあいていないから、基準とな
るスタックピンを打ち込むには、先ずピン孔をあけてか
らスタックピンを打ち込まなければならない。
Bにはピン孔1があけられている。図7はこのピン孔1
にスタックピン2が打ち込まれた状態を示すもので、図
8はその断面図である。図中3は敷板、4はプリント基
板、5は当板である。したがって単一層基板Aに対して
は、先ず孔あけしてからスタックピン2を打ち込まねば
ならず、多層基板Bに対しては、すでにあけられている
ピン孔1にスタックピン2を打ち込めばよい。
れに対しても、スタックピン2を打ち込める兼用の装置
を用いるもので、図1〜図4はその一実施例を示すもの
である。
状のフレーム6を立設し、このフレーム6の中間部にワ
ークテーブル7を水平に突設すると共に、このワークテ
ーブル7と同一平面を形成する固定ブラケット8を設
け、この固定ブラケット8に上下に貫通孔9aを有する
ガイドブッシュ9を設け、このガイドブッシュ9の直下
に孔あけ機10を設けて、そのドリル11を前記ガイド
ブッシュ9に対して昇降自在とする。図中12は孔あけ
機10のスピンドルホルダー、13はこのホルダー12
に対して昇降自在なスピンドル、14はこのスピンドル
13の先端に設けたコレットチャックである。
ドブッシュ9の孔9aと合致する孔15aを有するワー
ク押えパット15を昇降自在に設ける。16はワーク押
えパット15を保持する基板押えホルダー、17はこの
基板押えホルダーを支持するブラケットで、このブラケ
ット17と結合したスライドユニット18を介して、フ
レーム6に設けたガイドレール19に対して昇降自在に
してある。20はこの昇降駆動用のシリンダーで、フレ
ーム6の上端に設けた台板6aに取り付けてあり、その
ピストンロッド20aがスライドユニット18と連結し
ている。
上半部15bを上方に向って円錐状に拡開し、この孔1
5bと連通する孔16aを前記基板押えホルダー16に
設け、この孔16aの直上に、スタックピン圧入用の圧
入ピン21を昇降自在に設ける。22はこの圧入用の圧
入シリンダーで、台板6aに取り付けられており、その
ピストンロッド22aの下端部に圧入ピン21が取り付
けられている。
内に側方よりスタックピン2を挿入できるピン供給用の
ホース接続ジョイント23を基板押えホルダー16に接
続すると共に、前記台板6a上にスタックピン2のパー
ツフィーダー24を設け、このパーツフィーダー24と
前記ホース接続ジョイント23とを合成樹脂製のホース
25により接続する。
セットする場合の位置決め装置を示すもので、この場合
基板Bは奥の端縁b1 を基準ブロック26に押し当て
ると共に、左側の側縁b2 を基準ブロック27に押し
当てることによって位置決めするようになっている。2
8は基準ブロック26に突設した摺動杆、29はそのガ
イドブロック、30はガイドブロック29に螺合したノ
ブである。
定ユニットで、32は基板Bの右側に設けた移動ユニッ
トで、基板サイズの変更の場合はこの移動ユニット32
を移動させて対応するようになっている。また図3はコ
レットチャック14にドリル11を取り付けた状態を示
しており、図4はコレットチャック14からドリル11
を外してガイドピン33を取り付けた状態を示すもので
ある。
を使用して行う単一層基板のピン打ち方法を説明する。
すなわち前記したピン打ち装置のワークテーブル7上の
所定の位置に単一層基板Aを設定後、ワーク押えパット
15をシリンダー20を操作して下降させて基板Aをク
ランプし、下方より孔あけ機10のドリル11を回転さ
せながら上昇させて孔あけ加工をしてから下降させ、そ
の後パーツフィーダー24よりスタックピン2をホース
25、ホース接続ジョイント23、基板押えホルダー1
6を介してガイドブッシュ15の孔15a内に供給する
と共に、圧入ピン21をシリンダー22により下降させ
てスタックピン2を基板Aに対して所定の深さに打ち込
んだ後、圧入ピン21とワーク押えパット15を上昇さ
せる。
板Bのピン打ちを行うには、前記ピン打ち装置の孔あけ
機10のドリル11を図4に示すようにガイドピン33
に取り換えた後、このガイドピン33をワークテーブル
7上に突出させ、このガイドピン33に多層基板Bの孔
1を嵌合して多層基板Bをワークテーブル7上に設定
後、ワーク押えパット15をシリンダー22により下降
させて基板Bをクランプし、ついでガイドピン33を下
降させて基板Bより抜き出し、その後スタックピン2を
ガイドブッシュ15の孔15a内に供給すると共に、圧
入ピン21をシリンダー22により下降させてスタック
ピン2を基板Bに対して所定の深さに打ち込んだ後、圧
入ピン21とワーク押えパット15を上昇させる。図9
は上述した単一層基板と多層基板に対するピン打ち方法
を示すフローチャートである。
ン打ち装置で、単一層基板と多層基板の双方のピン打ち
作業ができるから、従来のように単一層基板用と多層基
板用の2台のピン打ち装置を設備する必要がなくなる。
したがって本発明によれば、設備投資が節約できると共
に、ピン打ち装置の設置スペースも減小させることがで
きるというすぐれた効果が得られる。
す立面図である。
置を示す平面図である。
リルを取り付けた状態を示す部分図である。
を示す部分図である。
状態を示す斜視図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 立設したフレームの中間部にワークテー
ブルを突設すると共に、このワークテーブルと同一平面
を形成する固定ブラケットを設け、この固定ブラケット
に上下に貫通孔を有するガイドブッシュを設け、このガ
イドブッシュの直下に孔あけ機を設けて、そのドリルを
前記ガイドブッシュに対して昇降自在とし、前記ガイド
ブッシュの直上に、ガイドブッシュの孔と合致する孔を
有するワーク押えパットを昇降自在に設け、このワーク
押えパットの直上に、スタックピン圧入用の圧入ピンを
昇降自在に設け、前記ワーク押えパットの孔内に側方よ
りスタックピンを挿入できるパーツフィーダーおよび、
このパーツフィーダーとワーク押えパット間を接続する
ホースとを設けたピン打ち装置を使用し、孔あけ機のド
リルをガイドピンに取り換えた後、このガイドピンをワ
ークテーブル上に突出させ、このガイドピンに多層基板
の孔を嵌合して多層基板をワークテーブル上に設定後、
ワーク押えパットを下降させて基板をクランプし、つい
でガイドピンを下降させて基板より抜き出し、その後ス
タックピンをガイドブッシュ内に供給すると共に、圧入
ピンを下降させてスタックピンを基板に対して所定の深
さに打ち込んだ後、圧入ピンとワーク押えパットを上昇
させることを特徴とする多層基板のピン打ち方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07151547A JP3091826B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 多層基板のピン打ち方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07151547A JP3091826B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 多層基板のピン打ち方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091428A JPH091428A (ja) | 1997-01-07 |
JP3091826B2 true JP3091826B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15520908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07151547A Expired - Fee Related JP3091826B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 多層基板のピン打ち方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091826B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279349B1 (ko) * | 2012-01-06 | 2013-07-15 | 주식회사 선일기연 | 이중기판의 고정핀 삽입장치 |
CN109304595B (zh) * | 2018-12-12 | 2019-10-25 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种定位销自动压装机构 |
CN109773458B (zh) * | 2019-03-19 | 2020-11-03 | 安阳工学院 | 液压式两端互为基准的差速器轴承装配过程 |
CN114311134B (zh) * | 2022-02-18 | 2023-08-11 | 鹤山市泰利诺电子有限公司 | 用于pcb钻孔机的自动装销钉机构 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP07151547A patent/JP3091826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH091428A (ja) | 1997-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60211996A (ja) | 回路板用製品担持体 | |
JP3091826B2 (ja) | 多層基板のピン打ち方法 | |
JPH04294949A (ja) | プリント基板穴明機のワーククランプ装置 | |
JPH0382197A (ja) | 電子部品装着装置 | |
JP3016225B2 (ja) | 積重ね基板の固着・分離装置 | |
JP3151695B2 (ja) | 外部リードボンデイング方法及び装置 | |
JP2003094218A (ja) | ワーク押え装置 | |
EP1818150A1 (en) | Device for making holes on glass board | |
JP2006088286A (ja) | ダイホルダの芯出し装置 | |
JP3366515B2 (ja) | 位置決め装置 | |
JP4307330B2 (ja) | 多層基板用ピン打ち装置 | |
CN218053008U (zh) | 一种基于道威棱镜的旋切打孔装置 | |
JPH05345299A (ja) | 穿孔装置 | |
JP4305219B2 (ja) | 電子部品供給用テープの接続用治具および接続方法 | |
JPH08141998A (ja) | 基板分割治具 | |
JPH08195595A (ja) | プリント基板の支持装置および方法 | |
JPH0739593Y2 (ja) | 穿孔装置の位置決め機構 | |
JPH0118318Y2 (ja) | ||
KR920010772B1 (ko) | 박판상태 물체의 천공장치 및 천공장치용 펀칭유닛트 | |
JPH073399Y2 (ja) | 自動作図機 | |
JP2544145Y2 (ja) | プリント基板の自動面取り装置 | |
JPH0457518B2 (ja) | ||
JP2601937Y2 (ja) | 突当てゲージ機能付き曲げ加工用金型 | |
JPS6198510A (ja) | 抜き型 | |
JPH0429926Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070721 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |