JPH073399Y2 - 自動作図機 - Google Patents

自動作図機

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JPH073399Y2
JPH073399Y2 JP1989038986U JP3898689U JPH073399Y2 JP H073399 Y2 JPH073399 Y2 JP H073399Y2 JP 1989038986 U JP1989038986 U JP 1989038986U JP 3898689 U JP3898689 U JP 3898689U JP H073399 Y2 JPH073399 Y2 JP H073399Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
punch
punch hole
forming means
plate mounting
hole forming
Prior art date
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JP1989038986U
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English (en)
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陽一朗 渥美
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動作図機に関し、さらに詳しくは基準パン
チ穴と版取付パンチ穴を同時に形成し、作図を行なう自
動作図機に関する。
<従来の技術> 印刷工程において、パンチ穴の役割は極めて重要なもの
であり、製版工程においてはこのパンチ穴を基準として
位置の規制が行われている。例えば印刷板にフィルム原
版を焼付ける場合、印刷版に描かれた「トンボ」とフィ
ルムの「トンボ」とを重ねて焼付けており、印刷版の
「トンボ」はこのパンチ穴を基準に作図されている。こ
の場合、印刷版にパンチ穴を形成する工程と、印刷版を
パンチに取付けて作図する工程の二工程に分けると、基
準となるパンチ穴の位置と作図位置との間にバラツキを
生じるため、印刷版にパンチ穴を形成するとともに作図
する自動作図機が提案されている。
一方、最近、印刷版の所定位置に所定形状の専用のパン
チ穴を形成しておき、このパンチ穴により印刷版を版胴
に自動的に、取付けられる印刷機が開発されている。
この専用の版取付パンチ穴を形成するパンチ台には2つ
のタイプがあり、基準パンチ穴と版取付パンチ穴とを同
時にあけるタイプのものと、予め形成されている基準パ
ンチ穴を基準にして版取付パンチ穴をあけるタイプのも
のがある。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記パンチ台を用いた場合、前者のタイ
プのものでは,このパンチ台であけた基準パンチ穴を基
準にして自動作図機でトンボを描画するためにトンボの
位置精度が低下するという問題点があり、一方、後者の
タイプのものでは、前述した自動作図機であけた基準パ
ンチ穴を基準にして専用の版取付パンチ穴をあけるた
め、版取付パンチ穴の位置精度が低下するという問題点
がある。
本考案は、基準となるパンチ穴に対してその位置精度の
高いトンボ及び版取付パンチを形成することのできる自
動作図機を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本考案は上記課題を解決するためになされたもので、XY
方向に移動可能なペンヘッドを駆動して作図板上に載置
された被作図物に線画を描画する自動作図機において、
前記被作図物を挟持する間隙を有し、かつ前記被作図物
を穿孔、固定するパンチピンを具備する基準パンチ穴形
成手段と、この基準パンチ穴に対して所定の位置関係を
なす版取付パンチ穴を形成するための、前記基準パンチ
穴形成手段と所定の位置関係をなす版取付パンチ穴形成
手段と、前記基準パンチ穴形成手段及び版取付パンチ穴
形成手段を同時に作動させる制御手段とを備えてなる自
動作図機である。
<作用> 本考案の自動作図機は、基準パンチ穴及び版取付パンチ
穴を同時に形成し、かつこの状態でトンボが描画され、
前記基準パンチ穴に対する版取付パンチ穴及びトンボの
位置精度は安定する。
<実施例> 本考案を実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案による自動作図機の平面図であり、図中
(1)は、印刷版等の被作図物を載置するための作図板
で、この作図板(1)の両側位置にY軸レール(2)
(3)が平行に設置されており、このY軸レール(2)
(3)上にY軸駆動部(5)(6)が取り付けられてい
る。さらにY軸駆動部(5)(6)にはX軸レール
(4)がかけ渡されており、X軸レール(4)には摺動
自在にペンヘッド(7)が取り付けられている。ペンヘ
ッド(7)には、ペン支持台(8)が突設されており、
このペン支持台(8)により作図用ペン(9)が保持さ
れることになる。また、(10)は固定原点、(11)は操
作パネルである。そして、基準となるパンチピン穴を形
成する2個の基準パンチ穴形成手段(20)(20)、及び
これら基準パンチ穴形成手段と所定の位置関係に配設さ
れた版取付パンチ穴形成手段(40)(40)を具備してい
る。この基準パンチ穴形成手段(20)(20)と版取付パ
ンチ穴形成手段(40)(40)との位置関係は、基準パン
チ穴と、これに対して予め決められている各種印刷機固
有の版取付パンチ穴との位置関係に対応している。
次に基準パンチ穴形成手段(20)及び版取付パンチ穴形
成手段(40)について具体的に説明する。
基準パンチ穴形成手段(20)は作図板(1)上にパンチ
受け(21)が突出し、作図板(1)下に後述するパンチ
ピン、レバー、アーム、エアシリンダー等が収納されて
いる。
第2図及び第3図に示すように、前記パンチ受け(21)
はネジ等によりパンチ台(22)に固着されており、この
パンチ台(22)の上面は、作図板(1)と同一平面であ
り、しかもこの上面上方には被作図物(51)を挟持する
ための断面コ字状の間隙がパンチ受け(21)とパンチ台
(22)により形成されている。
パンチピン(23)は、パンチ台(22)に摺動自在となる
ように挿嵌されており、スプリング(24)をパンチピン
(23)周囲に装着することにより,外部からの圧力に対
して位置復元可能となっている。なお、パンチピン(2
3)の上端は外部からの圧力が加わらない限り、パンチ
台(22)の上面から突出するものではない。
このようにパンチピン(23)が下方から上方へ動いて被
作図物を穿孔する構成とすることにより、作図板(1)
上に突出する部分を最小限におさえることができる。こ
のため作図板(1)上での作業性を大きく向上すること
になる。なお、パンチ受け(21)は、パンチピン(23)
を受ける穴が形成されているとともに、その近傍におい
て内部中空になっており、パイプ(23)を通じて抜きカ
スをサクションにより排出できるようにしてある。レバ
ー(25)は,レバー支持体(26)によりその中央部を支
持され、一端がパンチピン(23)下端に、他端がアーム
(27)上端に接続され、基準パンチブロックが形成され
る。
このようなパンチブロックが2つ設けられている。
一方、版取付パンチ穴形成手段(40)も、上述した基準
パンチ穴形成手段(20)の基準パンチブロックと同様の
パンチブロックからなり、パンチピンの形状が各印刷機
固有の版取付けパンチ穴の形状、例えば、円、半円等と
なっている。そして、このようなパンチブロックが前述
した所定の位置、本実施例では基準パンチブロックの両
側に配設されている。
これら複数のパンチブロックにおけるアームは一本の連
結棒(29)に接続され、さらに連結棒(29)はアーム
(28)を介してエアシリンダー(30)に接続されてい
る。
なお、エアシリンダー(30)はエアシリンダー支持台
(31)により固定されている。
なお、他の実施例として第4図(a)に示すように版取
付パンチ穴形成手段(40)をアーム(60)に取付けた形
状のものでもよく、基本的な駆動機構は同様である。こ
の場合、アーム(60)は上下動し、また、左右に移動す
るようにすれば,第4図(b)のような位置に版取付パ
ンチ穴(61)を形成することができる。
次に以上の如く構成した自動作図機においては、まず、
被作図物(51)例えば印刷版を作図板(1)上に載置す
るとともにパンチ受(21)及びパンチ台(22)よりなる
間隙に印刷版を挿入する。操作パネル(11)によりパン
チ穴あけの指示を与えると、エアーシリンダー(30)が
作動し、アーム(28)を引張る。この引張力は連結棒
(29)により一様に基準パンチ穴形成手段(20)及び版
取付パンチ穴形成手段(40)の各パンチブロックのアー
ム(27)に作用し、レバー(25)を介してパンチピン
(23)を押し上げる。
押し上げられたパンチピン(23)は同時にしかも同一の
力で印刷版に基準パンチ穴及び版取付パンチ穴を形成
し、その抜きカスはパンチ受け(21)内部よりサクショ
ンによりパイプ(32)を通じて排出される。
パンチピン(23)は下降の指令が与えられるまで上昇し
た状態のまま停止しており、印刷版は作図終了時点まで
位置ずれをおこすことはない。
次に、このように固定された印刷版に、X軸レール
(4)及びペンヘッド(7)をドライブすることで作図
する。作図終了後はパンチピン降下の命令によりエアー
シリンダー(30)が作動してパンチピン(23)が下降
し、被作図物を取り外し、基準パンチ穴、版取付パンチ
穴、トンボを有する印刷版が得られる。
<考案の効果> 本考案の自動作図機によれば、基準パンチ穴及び版取付
パンチ穴を同時に形成した状態で線画を描画するので、
基準パンチ穴に対する版取付パンチ穴及び線画の位置精
度が良い。
また、版取付パンチ穴をあける専用パンチ台が不要とな
り、作業スペースを小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその平面説明
図、第2図及び第3図はその断面説明図、第4図は他の
実施例を示す説明図である。 (1)…作図板、(2)(3)…Y軸レール (4)…X軸レール、(5)(6)…Y軸駆動部 (7)…ペンヘッド、(8)…ペン支持台 (9)…作図用ペン、(10)…固定原点 (11)…操作パネル (20)…基準パンチ穴形成手段 (21)…パンチ受け、(22)…パンチ台 (23)…パンチピン、(24)…スプリング (25)…レバー、(26)…レバー支持体 (27)(28)…アーム、(29)…連結棒 (30)…エアーシリンダー (31)…エアーシリンダー支持体 (32)…パイプ (40)…版取付パンチ穴形成手段 (60)…アーム、(61)…版取付パンチ穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】XY方向に移動可能なペンヘッドを駆動さ
    せ、作図板上に載置された被作図物に線画を描画する自
    動作図機において、前記被作図物を挟持する間隙を有
    し、かつ前記被作図物を穿孔、固定するパンチピンを具
    備する基準パンチ穴形成手段と、この基準パンチ穴に対
    して所定の位置関係をなす版取付パンチ穴を形成するた
    めの、前記基準パンチ穴形成手段と所定の位置関係をな
    す版取付パンチ穴形成手段と、前記基準パンチ穴形成手
    段及び版取付パンチ穴形成手段を同時に作動させる制御
    手段とを備えてなる自動作図機。
JP1989038986U 1989-03-31 1989-03-31 自動作図機 Expired - Lifetime JPH073399Y2 (ja)

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JPH02131751U JPH02131751U (ja) 1990-11-01
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