JP3091401B2 - プリンタのトルクリミッター - Google Patents

プリンタのトルクリミッター

Info

Publication number
JP3091401B2
JP3091401B2 JP07267417A JP26741795A JP3091401B2 JP 3091401 B2 JP3091401 B2 JP 3091401B2 JP 07267417 A JP07267417 A JP 07267417A JP 26741795 A JP26741795 A JP 26741795A JP 3091401 B2 JP3091401 B2 JP 3091401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
blade
slip base
ink
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07267417A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09109524A (ja
Inventor
忠 穐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP07267417A priority Critical patent/JP3091401B2/ja
Publication of JPH09109524A publication Critical patent/JPH09109524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3091401B2 publication Critical patent/JP3091401B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタのトルク
リミッターに関し、特にビデオプリンタ用インクシート
カセットの供給側のインクリールに一定のスリップトル
クを与えるプリンタのトルクリミッターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオプリンターは、画像信号
に基づいて画像情報をプリント紙に印刷して出力する。
ビデオプリンタにおける画像情報の印刷は、インクカセ
ットに収納されたインクシートをプリント紙に重ね、そ
のインクシート上をサーマルヘッドで加熱することによ
り、インクシート上の色素をプリント紙上に転写して行
う。
【0003】前記インクカセットは、ロール状にインク
シートが巻かれた供給側のインクリールと、このインク
シートを巻き取る巻き取り側のインクリールとの2本の
インクリールが組み込まれたものであり、インクシート
の使用済の部分が巻き取り側のインクリールに巻き取ら
れると、未使用部分が供給側のインクリールから現れる
ものとなっている。
【0004】巻き取り側のインクリールに使用済み部分
のインクシートを巻き取って、未使用部分のインクシー
トをプリント紙に重ねる場合、サーマルヘッドの下に位
置するインクシートに弛みが生じないようにする必要が
ある。このため、トルクリミッターにより供給側のイン
クリールの回転に一定のスリップトルク(回転抵抗)を
付加することによって、インクシートに一定のテンショ
ンを与えている。
【0005】図5(a)は、従来のトルクリミッターの
構造を表す断面図であり、同図(b)は、供給側のイン
クリールと従来のトルクリミッターとの接続関係を表す
外観図である。図5に示すように、トルクリミッターに
は、その回転構造物の中心軸位置に中心支持軸体として
のシャフト100が固定されており、このシャフト10
0の一端から他端に向けて、ボトムホルダー101、ス
リップベース103、プーリー羽根104、トップホル
ダー107が配設されている。
【0006】前記ボトムホルダー101は、前記シャフ
ト100の一端に軸着して固定されていて、シャフト1
00に対して垂直方向の平面部101aを有している。
この平面部101aには、シャフト100を中心とする
平板環状に形成されたフェルト102が接着されてい
る。前記ボトムホルダー101を図示しないプリンタの
構造物に固定して、トルクリミッターがプリンタに実装
されている。
【0007】また、前記スリップベース103は、シャ
フト100に軸支されて回転可能な円盤部103aと、
この円盤部103aの外周縁部から前記他端側に延びる
概略円筒形状を呈した連結部103bとからなり、この
連結部103bの外周面部は開口側から切り込みを入れ
て凹凸が形成されている。プーリー羽根104は、シャ
フト100に軸支された円筒状のリール支持体106
と、このリール支持体106の外周面に矢羽根状に形成
された羽根部105と、スリップベースの連結部103
bの凹凸部と組み合うように凹凸が形成された連結部1
04aとから構成されている。
【0008】また、シャフト100の他端にはトップホ
ルダー107が固定されており、このシャフト100の
中央部には回転可能に固定円盤110が軸支されてい
る。さらに、固定円盤110とスリップベース103
(円盤部)との間にはバネ108が装着され、固定円盤
110とプーリー羽根104との間にはバネ109が装
着されている。なお、バネ108は、開き方向に一定の
圧縮荷重が発生するように装着されたものとなってい
る。
【0009】このように構成された従来のトルクリミッ
ターにインクリールを装着する場合、図5(b)に示す
ように、インクリール200側に形成された結合部20
0aにプーリー羽根104が嵌合するように、インクリ
ール200をプーリー羽根104に押し当てて接続す
る。このとき、バネ109が生じる圧縮荷重により、イ
ンクリールが付勢され、トルクリミッターとインクリー
ルとの結合が安定的に維持される。
【0010】また、このようにインクリール200が接
続された従来のトルクリミッターは、インクリール20
0にロール状に巻かれたインクシートが図示しない巻き
取り側のインクリールに巻き取られると、インクリール
200と共にプーリー羽根104が回転する。この回転
力は連結部104aと103bとを介して、プーリー羽
根104側からスリップベース103側に伝えられ、ス
リップベース103が回転を始める。
【0011】このとき、バネ108が発生する圧縮荷重
により、スリップベース103の円盤部103aがフェ
ルト102に一定の力で押し付けられているので、スリ
ップベースの円盤部103aとフェルト102との接触
部では一定の摩擦力が発生する。この摩擦力がスリップ
トルクとなってインクシートに一定のテンションを与
え、これによりプリンタのサーマルヘッドの下に位置す
るインクシートの弛みの発生を防止するものとなってい
る。
【0012】以上説明したように、従来のトルクリミッ
ターは、スリップトルクを得るための機構と、インクリ
ールとトルクリミッターとの接続の安定化のための機構
とを独立に備えて機能するものとなっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0013】しかしながら、上述したように、従来のト
ルクリミッターは、インクリールのスリップトルクを得
るための機構と、インクリールとの接続の安定化を図る
ための機構とが独立しているので、構成する部品点数が
多くなる。このため、装置の小型化と製造コストの低減
が困難であるという問題があった。本発明は、このよう
な問題に鑑みてなされたものであり、構成部品点数が少
なく、安価に且つ小型に実現することができるプリンタ
のトルクリミッターを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決達成するため、以下の構成を有する。請求項1記載の
発明にかかるプリンタのトルクリミッターは、インクシ
ートが収納されたインクカセットの供給側のインクリー
ルと嵌合して回転するプーリー羽根に対して、インクシ
ートが巻き出されるときに所定のスリップトルクを与え
るプリンタのトルクリミッターにおいて、前記プーリー
羽根に対して前記回転の軸方向に可動にかつ回転方向に
固定されるように前記プーリー羽根と嵌合したスリップ
ベースと、前記プーリー羽根およびスリップベースをそ
れらの軸中心位置で回転可能に支持するプーリー軸筒
と、前記プーリー羽根およびスリップベースの間に介装
されてそれら同士を開き方向に付勢する弾性体と、前記
スリップベースを挟んでプーリー羽根の反対側に配設さ
れてスリップベースに対向しかつ前記プーリー軸筒に固
定されたベース体とを少なくとも有してなり、前記スリ
ップベースおよびベース体の各対向面のうちのいずれか
一面に摩擦部材が固定されかつ他面に挽目が形成されて
おり、前記装着されたインクカセットによってプーリー
羽根がベース体に向けて押しやられたときの該プーリー
羽根の移動に基づく弾性体の圧縮荷重により前記摩擦部
材と挽目面との摩擦抵抗が生じて、前記スリップトルク
が得られるように構成されている。
【0015】請求項2記載の発明にかかるプリンタのト
ルクリミッターは、請求項1記載のプリンタのトルクリ
ミッターにおいて、スリップベースが、プーリー軸筒と
嵌合して回転可能に支持された円筒形状の回転軸体と、
該回転軸体の長手方向の端部にツバ状に形成された円盤
部と、該回転軸体の外周面上の長手方向にリブ状に形成
された凸部とを備え、プーリー羽根が、前記回転軸体と
リブ状の凸部に嵌合する貫通孔を有し、該貫通孔に前記
回転軸体とリブ状の凸部を嵌入してスリップベースと嵌
合するように構成されている。
【0016】請求項1および請求項2記載のプリンタの
トルクリミッターによれば、インクシートが収納された
インクカセットの供給側のインクリールを、プーリー羽
根に押し当てるようにして嵌合(装着)すると、スリッ
プベースとプーリー羽根との間に介装された弾性体が圧
縮されて圧縮荷重が生じる。この圧縮荷重はスリップベ
ースの挽目が形成された対向面(または、スリップベー
スの対抗面に固定された摩擦部材)をベース体の対向面
に固定された摩擦部材(または、ベース体の挽目が形成
された対抗面)に押し当てるように働く。一方、スリッ
プベースおよびプーリー羽根は、プーリー軸筒に支持さ
れて回転可能であり、スリップベースとプーリー羽根と
の間の関係においては回転せず固定される。したがっ
て、インクカセットのインクシートが巻き出されて、イ
ンクリールと嵌合したプーリー羽根が回転すると、この
回転力はスリップベースに伝達され、スリップベースは
プーリー羽根と共に回転を始める。このとき、弾性体が
生じる圧縮荷重に応じて、スリップベースの挽目が形成
された対向面と摩擦部材との間に摩擦力が生じる。この
摩擦力がスリップトルクとしてプーリー羽根に現れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態にか
かるプリンタのトルクリミッターの全体断面説明図であ
る。図1に示すように、本発明にかかるプリンタのトル
クリミッターには、その回転構造物の中心軸位置に中心
支持軸体としてのシャフト18が固定されており、シャ
フト18の一端から他端に向けて、ボトムホルダー50
0、スリップベース501、バネ9、プーリー羽根50
2、トップホルダー503が順に配設されている。 ま
た、ボトムホルダー500側には、スリップベース50
1と接触する位置に摩擦部材としてフェルト4が接着さ
れており、さらに、スリップベース501とプーリー羽
根502との間には、弾性体としてのバネ9が装着され
ている。
【0018】図2は、前記トルクリミッターの分解斜視
図であり、図3は、トルクリミッターの構成部品である
ところのスリップベースの斜視図である。図2に示すよ
うに、前記ボトムホルダー500は、概略椀状を呈し
て、底部に相当するところに円形平板1に形成された円
形平面部1cを有している。この円形平面部1cの中心
部には、内径孔3を有する円筒形状のプーリー軸筒2
が、円形平面部1cに対して垂直に固定されている。こ
の円形平面部1cには、プーリ軸筒2を中心として平板
環状に形成されたフェルト4が接着されている。
【0019】また、円形平面部1cの外周縁部には概略
円筒形状のガード部1bが形成されており、このガード
部1bの外周面上には穴を備えたアーム1aが形成され
ている。前記穴にネジを通してこのアーム1aを図示し
ないプリンタの構造物に固定することによって、このト
ルクリミッターを図示しないプリンタに実装するものと
なっている。なお、ボトムホルダーの外周部の一部に
は、切り欠き部が設けられている。このような形状構造
を有するボトムホルダー500は、プーリー軸筒2の内
径孔3にシャフト18を圧入して、シャフト18の一端
側に固定される。
【0020】スリップベース501は、円筒形状の回転
軸体5と、この回転軸体5の外周面上で回転軸体5の長
手方向に沿って形成されたリブ状の凸部6と、回転軸体
5の一端側にツバ状に形成された円盤部7とから構成さ
れている。また、回転軸体5は、プーリー軸筒2を嵌入
可能な内径孔8を有しており、この内径孔8にプーリー
軸筒2を嵌入して、フェルト4と円盤部7が接するよう
にボトムホルダー500に装着される。このようにボト
ムホルダー500に装着されたスリップベース501
は、プーリー軸筒2を回転中心として回転可能となって
いる。
【0021】図3は、スリップベース501の斜視図で
あり、円盤部7がフェルト4と接する面となる挽目面7
aを説明するための図である。この挽目面7aには、挽
目として同心円状の多数の溝が形成されている。後述す
るように、スリップホルダー501の円盤部7の面がフ
ェルト4に押し当てられて回転するにあたって、フェル
ト4との接触面にこのような挽目を形成しておくことに
より、フェルト4と挽目面7aとの間の摩擦力を一定と
して滑らかな回転を得ることができ、これにより安定的
なスリップトルクを得ることができる。なお、この挽目
を渦巻状に形成してもよく、または上述したように同心
円状に形成してもよい。
【0022】図2において、弾性体としてのバネ9は、
リブ状の凸部6を有する回転軸体5を巻くようにスリッ
プベース501に装着される。プーリー羽根502は、
ギヤ部11と、中心軸を共通にしてギヤ部11に固定さ
れた概略円筒形状のリール支持体10と、リール支持体
10の外周面上でリール支持体10の長手方向に沿って
凸状に形成された羽根部12とを備えており、ギヤ部1
1とリール支持体10との軸中心部には、内周面部に溝
14を備えた貫通孔13が軸中心線に沿って形成されて
いる。この貫通孔13に、リブ状の凸部6が溝14に位
置するように回転軸体5を嵌入して、プーリー羽根50
2をスリップベース501に装着する。
【0023】このように装着されたプーリー羽根502
は、回転軸体5にガイドされて、スリップベース501
を構成する回転軸体5の長手方向への移動が可能なもの
となっている。また、後述するように、プーリー羽根5
02の回転力は、溝14と組み合うリブ状の凸部6を介
してプーリー羽根502側からスリップベース501側
に伝達される。
【0024】トップホルダー503は、円筒形状のプー
リー軸筒15と、このプーリー軸筒15の他端側に固定
された概略三角錐形状のヘッド部16とからなる。ま
た、プーリー軸筒15とヘッド部16には、これらの軸
中心線に沿って貫通孔17が形成されている。この貫通
孔17にシャフト18の他端側を圧入して、ヘッドホル
ダ503は、シャフト18に固定される。このとき、プ
ーリー軸筒15は、プーリー軸筒2と連続するものとな
り、スリップベース501の回転の軸となる。
【0025】図1および図2に示すように、円形平板1
とヘッド部16との間に、プーリー軸筒2および15と
嵌合して回転可能なスリップベース501が装着され
る。また、プーリー羽根502は、このスリップベース
501と嵌合し、スリップベース501を構成する回転
軸体5の長手方向に移動可能に且つスリップベース50
1に対する関係では回転が固定される。さらに、スリッ
プベース501の円盤部7とプーリー羽根502との間
には、これらを離間する方向(開き方向)に付勢するよ
うに、バネ9が介装される。
【0026】図4(a)は、本実施の形態にかかるトリ
クリミッターの外観図であり、インクカセットのインク
リールが装着されていない状態を表したものである。ま
た、図4(b)は、本発明の実施の形態にかかるトルク
リミッターの外観図であり、インクカセットのインクリ
ールが装着された状態を表したものである。
【0027】以下、本実施の形態にかかるトルクリミッ
ターの動作について、図1から図4を参照して詳述す
る。インクカセット200は、プーリー羽根502にイ
ンクカセットの結合部を押し当てるようにしてプリンタ
に装着される。これにより、プーリー羽根502は、ス
リップベース501を構成する回転軸体5をガイドとし
て、円盤部7に向かって押しやられ、バネ9に一定の変
位が与えられる(圧縮される)。この結果、バネ9が一
定の圧縮荷重を生じ、この圧縮荷重により、円盤部7の
挽目面がボトムホルダー500側に接着されたフェルト
4に押し付けられると同時に、プーリー羽根502がイ
ンクリール200に向かって付勢される。
【0028】次に、インクリール200にロール状に巻
かれたインクシートが巻き出されると、プーリー羽根5
02は、インクリール200と嵌合して回転する。この
回転力は、プーリー羽根502に形成された溝14と組
み合うリブ状の凸部6を介して、プーリー羽根502側
からスリップベース501側に伝達され、このスリップ
ベース501が回転を始める。
【0029】このとき、スリップベース501を構成す
る円盤部7の挽目面7aとボトムホルダー500に接着
されたフェルト4との間に、バネ9が発生する圧縮荷重
に応じた摩擦抵抗が生じて、プーリー羽根502にスリ
ップトルクが発生する。このスリップトルクは、インク
リール200の回転抵抗となり、インクリール200か
ら巻き出されるインクシートに一定のテンションを与え
る。
【0030】以上説明した本発明の実施の形態にかかる
プリンタのトルクリミッターは、挽目をスリップベース
501側に形成し、フェルト4をボトムホルダー500
の円形平面部1c側に配置したものとしたが、これらを
逆に配置しても同様の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プーリー羽根が、スリップベースと嵌合して
回転し、且つプーリー羽根とスリップベースとの間に、
互いが離間するように(開き方向に)弾性体を介装して
構成したので、一の弾性体がスリップトルクの発生とイ
ンクリールの付勢とを同時に担うことが可能となる。し
たがって、トルクリミッターを構成する部品点数の低減
を図ることができ、安価で小型なトルクリミッターを実
現することができる。
【0032】また、インクカセットのインクリールを押
し付けて装着する際、プーリー羽根の移動量を拡大する
ことが可能となる。したがって、インクカセットの装着
位置の許容範囲を広げることができるので、このプーリ
ー羽根の位置を検出してインクリールがトルクリミッタ
ーに正常に接続されたか否かを検出する検出機構の動作
を安定化することができるとともに、弾性体としてのバ
ネが発生する圧縮荷重のバラツキを小さく抑えて、個体
差によるスリップトルクのバラツキを抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるトルクリミッター
の全体断面説明図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるトルクリミッター
の分解斜視図である。
【図3】円盤部の挽目面を説明するためのスリップベー
スの斜視図である。
【図4】(a)は、本発明の実施の形態にかかるプリン
タのトリクリミッターの外観図である。(b)は、イン
クカセットのインクリールが装着された本発明の実施の
形態にかかるプリンタのトルクリミッターの外観図であ
る。
【図5】(a)は、従来のトルクリミッターの全体断面
構造図である。(b)は、従来のトルクリミッターとイ
ンクリールとの接続関係を表す外観図である。
【符号の説明】
1 円形平板 2,15 プーリー軸筒 4 フェルト 5 回転軸体 6 リブ状の凸部 7 円盤部 7a 挽目面 9 バネ 10 リール支持体 11 ギヤ部 12 羽根 13 貫通孔 14 溝 16 ヘッド部 18 シャフト 500 ボトムホルダー 501 スリップベース 502 プーリー羽根 503 トップホルダー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシートが収納されたインクカセッ
    トの供給側のインクリールと嵌合して回転するプーリー
    羽根に対して、インクシートが巻き出されるときに所定
    のスリップトルクを与えるプリンタのトルクリミッター
    において、 前記プーリー羽根に対して前記回転の軸方向に可動にか
    つ回転方向に固定されるように前記プーリ羽根と嵌合
    したスリップベースと、 前記プーリー羽根およびスリップベースをそれらの軸中
    心位置で回転可能に支持するプーリー軸筒と、 前記プーリー羽根およびスリップベースの間に介装され
    てそれら同士を開き方向に付勢する弾性体と、 前記スリップベースを挟んでプーリー羽根の反対側に配
    設されてスリップベースに対向しかつ前記プーリー軸筒
    に固定されたベース体とを少なくとも有してなり、 前記スリップベースおよびベース体の各対向面のうちの
    いずれか一面に摩擦部材が固定されかつ他面に挽目が形
    成されており、 前記装着されたインクカセットによってプーリー羽根が
    ベース体に向けて押しやられたときの該プーリー羽根の
    移動に基づく弾性体の圧縮荷重により前記摩擦部材と挽
    目面との摩擦抵抗が生じて、前記スリップトルクが得ら
    れるように構成されたことを特徴とするプリンタのトル
    クリミッター。
  2. 【請求項2】 スリップベースは、プーリー軸筒に回転
    可能に嵌合された円筒形状の回転軸体と、該回転軸体の
    長手方向のベース体側の端部にツバ状に形成された円盤
    部と、該回転軸体の外周面上の長手方向に沿ってリブ状
    に形成された凸部とを備え、 プーリー羽根は、前記回転軸体とリブ状の凸部に嵌合す
    る貫通孔を有し、該貫通孔に前記回転軸体とリブ状の凸
    部とを嵌入してスリップベースと嵌合することを特徴と
    する請求項1記載のプリンタのトルクリミッター。
JP07267417A 1995-10-16 1995-10-16 プリンタのトルクリミッター Expired - Fee Related JP3091401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07267417A JP3091401B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 プリンタのトルクリミッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07267417A JP3091401B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 プリンタのトルクリミッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09109524A JPH09109524A (ja) 1997-04-28
JP3091401B2 true JP3091401B2 (ja) 2000-09-25

Family

ID=17444567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07267417A Expired - Fee Related JP3091401B2 (ja) 1995-10-16 1995-10-16 プリンタのトルクリミッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3091401B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7258501B2 (en) 2004-03-15 2007-08-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink ribbon cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09109524A (ja) 1997-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2943616B2 (ja) リボンカセット
JP3091401B2 (ja) プリンタのトルクリミッター
US5503485A (en) Tape printing apparatus
JPH07290803A (ja) リボンカセット
JP4311786B2 (ja) プリンタ及び被印刷物巻取装置
JP2913614B2 (ja) ロール状記録紙の保持構造
JP5932252B2 (ja) バックテンション機構を備えた印刷装置
JP3031450B2 (ja) 印字用カセット
JPH0313074B2 (ja)
JP3160054B2 (ja) リール機構
JP3918210B2 (ja) インクリボン巻取装置
JPH0110771Y2 (ja)
JPH05208544A (ja) プリンタ
US20050100380A1 (en) Novel ribbon cassette
JP3555282B2 (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPS61125875A (ja) 熱転写プリンタのインクリボン供給装置
JPH0138108Y2 (ja)
JPH05254203A (ja) インクリボンロール取り付け機構
JP2607522Y2 (ja) インクリボンの供給用又は巻取用ローラ
JPH0371875A (ja) 熱転写プリンタ
JPH08310092A (ja) インクリボン巻き取り装置
JP3063387B2 (ja) 熱転写プリンター
JPH09150567A (ja) インクリボンカセット
JP2003165256A (ja) インクリボン巻取装置
JPH072218Y2 (ja) インクリボン巻取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070721

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080721

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees