JP3089585B2 - 印刷され次いで熱乾燥させられた、運動する材料ウェブに給湿する方法および装置 - Google Patents

印刷され次いで熱乾燥させられた、運動する材料ウェブに給湿する方法および装置

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JP3089585B2 JP06505756A JP50575694A JP3089585B2 JP 3089585 B2 JP3089585 B2 JP 3089585B2 JP 06505756 A JP06505756 A JP 06505756A JP 50575694 A JP50575694 A JP 50575694A JP 3089585 B2 JP3089585 B2 JP 3089585B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1もしくは2の上位概念に記載の、
印刷され次いで熱乾燥させられた、運動する材料ウェブ
に給湿する方法および装置に関する。
面状、特に帯状の材料を加工処理する場合に頻繁に必
要となるのは、加工しようとする材料が、別の加工ステ
ップのまえに給湿されることである。特に、例えば紙ウ
ェブまたは織布ウェブのような被印刷物を印刷して次い
で熱乾燥する場合には、再給湿が必要となる。
輪転オフセット印刷の場合、例えば紙ウェブは高速で
印刷され、次いで、印刷インキを乾燥させて硬化させる
ために、熱乾燥プロセスで処理される。この場合必要と
なるのは、元の紙湿分と、最終加工のために必要な紙の
弾性と寸法安定性とを保証するために、印刷された紙ウ
ェブに最終加工前に給湿することである。このような給
湿が必要なのは、乾燥させられた紙が極めて脆く、これ
により紙折り時または紙断ち時に、容易に破断または裂
断してしまうからである。さらに、乾燥させられた紙
は、この紙が空気から湿分を吸収すると膨張し、これに
より、例えばサイジングされた雑誌またはこれに類似の
ものの場合、完成した雑誌のきれいでない波形部分が生
ぜしめられ、さらに個々の頁の紙断ち域が不揃いにな
る。
ウェブ状材料に給湿するための公知の方法(ドイツ連
邦共和国特許第3115958号明細書)の場合、給湿ステー
ションで材料ウェブに湿し水を着けるまえに、この材料
ウェブはコロナ処理を受ける。これにより、湿し水粒子
の付着のための複数の粘着性の付着中心部が提供される
ようになっている。給湿ステーションとしては、湿し水
浴または詳細には説明されていない噴霧装置が使用され
る。
運動する材料ウェブ、特に紙ウェブに給湿する公知の
装置(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3823739号明細
書)の場合、この紙ウェブの一方の面がエンドレス帯材
の傍らを、接触した状態で案内される。このエンドレス
帯材の上面は高電圧を印加された導電性の層を支持して
いる。湿し水エアゾールを生成するために、導電性の噴
霧器が設けられている。この噴霧器は紙ウェブの他方の
面に、この紙ウェブに対して所定の間隔を置いて配置さ
れている。噴霧器と導電性の層との間には、強電界が形
成される。この強電界によりエアゾールは磁性を与えら
れ、次いで、このエアゾールが紙ウェブに給湿するよう
に促進されるだけでなく、エアゾールがこの紙ウェブの
細孔に浸入するようにも促進される。
このような公知の装置の場合の欠点は、50kVの範囲に
おける高電圧による比較的高出力で運転しなければなら
ない場合、給湿装置が空気湿分変動に対して極めて不安
定なことである。それというのは、空気湿分が余りにも
高い場合、紙ウェブの損傷をもたらすような火花放電が
生ぜしめられる恐れがあるからである。さらに、安全性
の理由から、手間のかかるシールド手段が設けられなけ
ればならない。別の欠点は、このような公知の装置は比
較的大きなスペースを必要とするので、このような装置
は現存の印刷機または他の加工機械に付加的に組み付け
ることができないことにある。
さらに別の公知の装置(ドイツ連邦共和国特許出願公
開第4021296号明細書)の場合、材料ウェブに湿し水を
着けるために水着けローラが設けられている。この水着
けローラは、湿し水浴に浸入した水汲みローラによって
給湿される。材料ウェブに給湿するために、水着けロー
ラは材料ウェブまたは紙ウェブに向かって旋回する。こ
の場合、この水着けローラはこのようなウェブを搬送路
から変位させる。これにより、水着けローラを介して運
動する材料ウェブが、この水着けローラに位置する湿し
水膜をある程度削り取る。
このような装置の場合、材料ウェブが水着けローラに
不均一に接触しているので、材料ウェブの被印刷表面を
通して湿し水の均一な加圧浸透を行うことはできない。
さらに、湿し水の必要な正確な調量を行うこともできな
い。
スイス国特許第467159号明細書に基づき公知の方法お
よび装置によれば、材料ウェブの被印刷面に湿し水が類
似の形式で移される。この場合、材料ウェブもしくは紙
ウェブは印刷後先ず熱乾燥させられ、次いで冷却され、
このとき回転冷却ローラの形の冷却されたガイドエレメ
ントを介して案内される。冷却段階時には、紙ウェブの
一方の扁平面が、ウェブに再給湿するために湿し水で給
湿される。このために、湿し水膜は先ずローラ機構の移
しローラに着けられ、次いで移しローラが転動すること
によりこの移しローラら冷却ローラの周面に着けられ
る。これを目的として、紙ウェブは固有張力下で冷却ロ
ーラに巻き掛けられている。この場合、ローラ周面の大
部分は移しローラの転動のために露出している。
18m/sまでの高い搬送速度が要求される場合、冷却ロ
ーラを介したこのような紙ウェブガイドの場合に必然的
に生じる大きな欠点は、冷却ローラの回転方向で見て、
冷却ローラと移しローラの周面と紙ウェブとの間に存在
する楔状空気クッションによって、湿し水と一緒に空気
も材料ウェブと冷却ローラの露出した周面区分との間に
連行されることである。
これにより紙ウェブと冷却ローラとの間に組ウェブの
冷却を著しく損なう断熱体が形成されることは度外視し
ても、紙ウェブが半径方向にローラ周面から持ち上げら
れてしまう。これにより、紙ウェブの摩擦が著しく損な
われ、湿し水を調量された状態で強制的に紙ウェブ内に
供給することはできない。
さらに、移しローラは、水溜めから水を汲むローラ機
構を介して給湿される。このことにより必然的に比較的
低いウェブ搬送速度で作業せざるを得なくなる。それと
いうのは、さもなければ水がローラから跳ね返り、これ
により高いウェブ走行速度の場合には、要求される水量
を紙ウェブにもはや供給することができないからであ
る。
本発明の課題は冒頭で述べた方法を改良して、熱乾燥
された印刷済みの材料ウェブ、特に紙ウェブに、極めて
高い搬送速度で、もしくは最小時間で、極めて強力にイ
ンキ定着された疎水性のウェブ扁平面から再給湿を行
い、これにより、乾燥プロセスにより生ぜしめられた、
材料ウェブの後加工にとって不都合なあらゆる問題(紙
ウェブの場合には折れや皺)を伴う湿分損失が十分に補
償されるようにすることである。インキ定着された材料
ウェブ表面における湿し水の接触個所に湿し水の余剰の
容積が集まらず、これにより材料ウェブの全幅にわたっ
て均一な扁平な湿分分布が保証されることが望ましい。
前記の公知の方法および装置から出発して、この課題
は、請求項1および請求項2に記載の特徴により解決さ
れる。
本発明の特徴により、まだ高温の乾燥した材料ウェブ
がガイドエレメントと、湿し水を移すローラとの間に貫
通案内されることにより、再給湿のまえには乾燥プロセ
スによって少なくとも外側の層が既に比較的著しく硬化
されているような被印刷層つまりインキ着け部分に、湿
し水を数ミリセカンド内で浸透させることができる。こ
れにより、湿し水膜がインキ着け部分内に加圧浸透させ
られ、さらにこのインチ着け部分を通って材料ウェブに
十分に給湿するために集中的に加圧浸透させられる。こ
の場合ローラにとってガイドエレメントは極めて重要で
ある。一方では、このガイドエレメントは、材料ウェブ
を支持する受けボルダを形成する。この受けホルダは先
ず、ローラによって付与しようとする、湿し水のために
必要な対圧を形成することができる。他方では、このガ
イドエレメントはローラによる湿し水着けゾーンにおい
て、乾燥させられた、しかしまだ余熱を有している材料
ウェブに強力な冷却作用を生ぜしめる。
このような強力な冷却作用により、湿し水は材料ウェ
ブの極めて微細な毛管を介して、インキ着け層の前記ロ
ーラとは反対側で、強制的に材料ウェブ内に引き込まれ
て後流入し、ローラ転動時に先ず湿し水によって浸透さ
せられたインキ定着部分もしくは被印刷部分を集中的に
通って拡散することができる。
この強力な冷却により得られる極めて大きな利点は、
高速運動する印刷されたばかりの材料ウェブに極めて有
効に再給湿できることである。この場合、インキ被印刷
部分を通して湿し水を加圧浸透させるための圧力を、ロ
ーラを介して高く選択して、この被印刷部分の印刷され
たばかりの状態が不都合な結果を被ることを甘受せずに
済む。
加熱段階において材料ウェブは100℃を超える温度に
加熱され、空気と水蒸気とが追い出される。従って冷却
段階においては、湿分の少ないスペースに負圧が生じる
ので、湿分は均一かつ深く浸入することができる。
米国特許第3066046号明細書に基づき、ローラギャッ
プを形成するローラ対によって材料ウェブに湿し水を着
けることが公知である。しかしながら、このギャップに
作用する圧力は湿し水の微調量のために使用される。着
けローラには周面に吸引作用を有するゴム層が設けられ
ている。このゴム層には織布が被せられている。この織
布ウェブの糸は非吸収性に形成されている。給湿のため
に役立つ水はゴム層に貯えられ、着けローラへの紙ウェ
ブの圧着時にこの着けローラから、紙ウェブに給湿する
ために押し出される。このためにこの水は織布糸の間隙
に浸入する。
このような公知の方法によって可能になるのは、水を
紙ウェブに網目状に分配した状態で着けることだけであ
る。ただし、例えば強力にインキ定着された疎水性のウ
ェブ扁平面に湿し水を加圧浸透させ、かつ、インキ層を
通して紙ウェブに、再給湿のために面全体にこの湿し水
を浸入させるのには、決して適していない。さらにこの
ような方法は、紙ウェブの搬送速度が高い場合には決し
て使用することはできない。それというのは高い搬送速
度では、有効な遠心力により、ゴム層に貯えられた水が
このゴム層から遠心分離されることにより再び外部に出
されてしまうからである。
米国特許第3647525号明細書に基づき公知の方法およ
び装置の場合、やはり湿し水を材料ウェブに着けるため
に、この材料ウェブは別の可変のローラギャップを通っ
て貫通案内され、これにより湿し水が調量された状態で
この材料ウェブ内に導入される。
この場合、材料ウェブの給湿度は、専ら、ローラによ
って付与された半径方向の圧縮圧により規定される。そ
れというのは、材料ウェブへの湿し水の取り入れを能動
的に助成し、かつローラ接触圧を著しく減じるような強
力な冷却手段が、材料ウェブとビーム状のガイドエレメ
ントとの間の接触個所に全く設けられていないからであ
る。さらにこのような方法は高いウェブ搬送速度では使
用することができない。それというのは、材料ウェブに
沿って転動するローラへの湿し水着けが米国特許第3066
046号と同様に行われるからである。
材料ウェブへの湿し水の浸入は、材料ウェブが高電圧
域において静電荷電されることにより著しく助成され
る。特に、水着け後に未だある程度の不規則性を有する
湿し水膜が、この湿し水膜が材料ウェブの全幅にわたっ
て均一に形成され、かつ材料ウェブに良好に付着するよ
うに補償される。これにより、小さな湿し水滴が、材料
ウェブに着けられた湿し水膜から解離することが阻止さ
れる。しかもたとえ、例えば輪転オフセット印刷におけ
る紙ウェブのような材料ウェブが高い搬送速度で運動さ
せられても、このような解離は生ぜしめられない。
特に輪転オフセット印刷の場合、このことは有利であ
る。それというのはこの場合、印刷され次いで乾燥させ
られた紙ウェブに再給湿することが必要となるからであ
る。この紙ウェブには、被覆部が乾燥させられ場合によ
っては急冷された印刷インキを備えていることにより、
湿し水が比較的ゆっくりと浸入することができる。紙ウ
ェブにおける湿し水膜の均一な分配と付着とにより、画
像は湿し水膜によって損なわれず、しかも湿し水が、印
刷インキを通過して紙ウェブに浸入するための十分な時
間を得ることができる。
印刷インキは湿し水の加圧浸透に対して既にある程度
の抵抗力を有してはいるが、しかし未だ最終的な強度を
得てはいないような時点で給湿が行われるので、湿し水
が印刷インキを通って良好に、未だ比較的高温の紙に浸
入することができる。これにより、この紙は次の処理時
には既に、改善された弾性を有している。
本発明の有利な方法では、材料ウェブへの湿し水の加
圧浸透を、材料ウェブを能動的に冷却する間に行う。こ
れにより、材料ウェブは冷却時に既にこの材料ウェブの
出発湿分、ひいては元の弾性を取り戻す。紙の給湿は冷
却作用によって有効に助成されることが判っている。
本発明の別の有利な方法では、材料ウェブを、湿し水
の水着け領域で、荷電電極ユニットが対向して位置する
導電性のガイドエレメントを介して案内し、材料ウェブ
の静電荷電を、該材料ウェブがガイドエレメントから離
れるまえに行う。これにより、その都度の給湿時および
給湿後の申し分のない搬送が確実に行われる。この場
合、湿し水膜の均一化が得られるほかに、材料ウェブ
が、給湿域に続いて設けられたガイド手段に特に平滑に
接触することが可能になる。
本発明のさらに別の有利な方法によれば、材料ウェブ
への水着けのために第2のローラに転移させる湿し水膜
を形成するために、湿し水をローラユニットの第1のロ
ーラに噴霧する。これにより、特に均一な湿し水膜を材
料ウェブに着けることができる。
本発明のさらに別の有利な方法では、材料ウェブの両
面に湿し水を着け、材料ウェブの両面に有利には相前後
して給湿し、さらに、材料ウェブへの湿し水の水着け
を、相前後して複数のステップで行い、湿し水として純
水、または添加物を添加した水を使用し、水への添加物
として界面活性剤、または、水の表面張力および/また
は拡散特性および/または電気的な特性に影響を与える
他の化学物質を使用する。これにより、材料ウェブの給
湿ならびに材料ウェブへの湿し水の吸収性が改善され
る。
本発明のさらに別の有利な方法では、静電荷電を、正
の高電圧または有利には負の高電圧で、10kV〜約45kVの
範囲内で行う。これにより静電荷電が50kVより低い高電
圧で行われる。この場合、所要電力は僅かなので、高電
圧を用いて荷電を行うことにより、空気湿分が変動して
も望ましくない火花放電が生じる恐れはない。静電荷電
のために必要となる電流が僅かなので、高電圧を通す部
分のために必要なシールド手段は比較的簡単である。こ
の場合、整備員のための安全性がこれにより損なわれる
ことはない。
本発明のさらに別の有利な方法によれば、湿し水を、
材料ウェブへの水着け前に一定に温度調節し、湿し水を
15℃〜50℃の温度に維持する。これにより、湿し水の浸
入特性に付加的に影響を与えて、この湿し水特性を、所
定の湿し水において一定に保持することができる。これ
により、良好かつ均一な再給湿を達成することができ
る。
請求項2に記載の装置によって、本発明による方法が
有利に実施される。
本発明の有利な構成では、材料ウェブの運動方向で見
て、水着け装置の背後に、液体で給湿された材料ウェブ
に荷電するための荷電装置が配置されており、荷電装置
が、高電圧源に接続された荷電電極装置を有しており、
該荷電電極装置が材料ウェブの給湿された表面に対向し
て位置していて、導電性の、有利にはアース接続された
ガイドエレメントと協働する。これにより、本発明によ
る装置の実際的な手段が得られる。
本発明の別の有利な構成では、荷電装置が、高電圧源
に接続された荷電ロッドを有しており、該荷電ロッドが
複数のニードル電極を支持しており、該ニードル電極
が、互いに間隔を置いて配置されており、案内された材
料ウェブに対してほぼ直角に向けられている。これによ
り本発明による装置のための所要スペースが極めて小さ
く抑えられるため、このような装置は、材料ウェブのた
めの既存の加工機械に付加的に組み付けるにも適してい
るので有利である。
本発明のさらに別の有利な構成では、荷電電極装置
が、ガイドエレメントに対して20mm〜40mmの間隔を置い
て配置されており、湿し水膜の形成のための第1のロー
ラが、該ローラの表面に、湿し水噴霧装置によって噴霧
可能であり、第1のローラが、材料ウェブに湿し水を移
すための第2のローラと直接的に係合している。これに
より、給湿しようとする表面の大きさに関連して湿し水
量を特に正確かつ均一に調節することができる。このこ
とは特に、印刷され乾燥させられた紙ウェブの再給湿時
または給湿時に必要となる。それというのは、材料ウェ
ブの給湿のためには、1m2の材料ウェブに対してほぼ1.5
〜2mlが均一に着けられなければならないからである。
この場合、面積あたりのこのような湿し水量を極めて正
確に維持することが必要となる。それというのは過多の
湿し水は印刷された表面の染みまたは他の損傷を生ぜし
め、これに対して、着けられた湿し水が過少の場合に
は、乾燥させられた紙ウェブの脆性が十分には排除され
ないからである。
本発明のさらに別の構成では、第1のローラが親水性
の表面を有しており、この表面がセラミックスまたは有
利にはクロムから成っており、第2のローラがゴムまた
はゴム弾性プラスチックから成っており、この第2のロ
ーラのショア硬さが30゜〜70゜ショア、有利には45゜〜
55゜ショア、特に50゜ショアであり、さらに、0.9dN/cm
2〜2.5dN/cm2の範囲、有利には1.4dN/cm2〜2.0dN/cm2
範囲の、特に1.7N/cm2の面圧が生じるように、第2のロ
ーラが材料ウェブ表面にガイドエレメントの領域で圧着
しており、ローラユニットのローラが研削された表面を
有している。これにより、湿し水膜の均一な形成とこの
湿し水膜の材料ウェブ表面への転移とを特に良好に達成
することができる。
本発明の別の有利な構成では、湿し水噴霧装置が、材
料ウェブの全幅にわたって分配された個々のセクタを有
しており、該セクタが有利には個別に制御可能であり、
湿し水噴霧装置として、回転皿式の噴霧装置が設けられ
ている。これにより、湿し水膜を形成するために、合目
的的に制御した状態でかつ/または均一に、湿し水の噴
霧を行うことができる。
材料ウェブのためのガイドエレメントとして、駆動さ
れたローラを使用することができると特に有利である。
材料ウェブに給湿するためのこのような装置は、既存の
材料ウェブ加工機械に付加的に組み付けることができる
ので特に有利である。それというのは、このような機械
において既存の搬送ローラおよびガイドローラを、本発
明による装置のためにも同時に使用することができるか
らである。
例えば、輪転オフセット機械において、印刷されて乾
燥させられた紙ウェブを乾燥処理したのちに、印刷イン
キの急冷のために案内するような冷却用のローラを、本
発明によるガイドエレメントとして使用することができ
る。この場合、本発明による装置の組付けを可能にする
ために冷却ステーションをさほど変更しなくて済む。
この場合の別の利点は、材料ウェブの搬送速度が高め
られると、冷却のために必要な冷却用のローラの数も多
くなるので、本発明による給湿装置が配置可能であるよ
うな一層多くの冷却用のローラが提供されることであ
る。
本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
第1図は、運動する材料ウェブに給湿するための装置
の概略図である。
第2図は、輪転オフセット機械の冷却用のローラユニ
ットと、これに配置された装置とを簡単に示した概略図
である。
第3図は、湿し水噴霧装置とこれに対応するローラと
を、第1図の機械において使用した状態で概略的に示し
た簡略化された平面図である。
第4図は、第3図に示した噴霧装置のための回転皿の
図である。
第5図は、第1図の装置のための荷電ロッドを部分的
に示した概略図である。
これらの図においては、互いに一致する構成部分は同
一の符号で示されている。
第1図に概略的に示されているように、給湿しようと
する材料ウェブ10が、ガイドエレメントとして役立つ導
電性の、有利には駆動されたローラ11を介して案内さ
れ、矢印Bの示す方向に運動する。半径方向で見てロー
ラ11の近傍には、湿し水膜を材料ウェブ10に着けるため
の水着け装置12が配置されている。この水着け装置は、
噴霧装置13と第1および第2のローラ14;15とを有して
いる。
材料ウェブ10の運動方向Bで見て水着け装置12の背後
には、荷電装置の荷電ロッド16が配置されている。この
荷電ロッドは導電性のローラ11の長手方向に対して平行
に延びていて、コンデンサの形式でこのローラと協働す
る。これにより、材料ウェブ10が湿し水のための水着け
装置の領域を出たあとで、この材料ウェブ10に静電荷電
することができる。このために、荷電ロッド16は高電圧
源Uに接続され、導電性のローラ11はアース接続されて
いる。
第3図に示されているように、噴霧装置13は複数の回
転皿17を有している。これらの回転皿は、第1のローラ
14に対して平行に相並んで配置されている。図4が示す
ようにこれらの回転皿17は、駆動軸18の有利には下端部
に取り付けられており、中央のカップ領域19を有してい
る。このカップ領域に続いて、半径方向外側に向かって
延びる扁平な噴霧フランジ20が続いて設けられている。
これらの回転皿17を駆動するために、それぞれの駆動軸
18が適宜に(図示せず)モータ21に接続されている。
噴霧装置13のそれぞれの回転皿17のための規定された
噴霧域を定めるために、並んで配置された回転皿17と、
水着け装置12の第1のローラ14との間に絞り22が配置さ
れている。この絞りは各回転皿17の領域において、第1
のローラ14に噴霧しようとする湿し水のための通流口23
を有している。対応する絞り域を備えたこれらの回転皿
は個々のセクタを形成する。これらのセクタは有利には
個別に制御可能なので、材料ウェブの異なる区分に要件
に応じて望ましい形式で再給湿することができる。
第1のローラ14に噴霧された湿し水が、必要となる均
一な湿し水膜または合目的的に調節された湿し水膜をこ
のローラ表面に形成することを保証するために、第1の
ローラ14は親水性の、つまり良好に給湿可能な表面を備
えている。第1のローラ14の表面に適した材料は、例え
ばガラス、セラミックスおよびクロムである。しかしな
がらこの場合クロムが使用されると有利である。それと
いうのはこのローラ14は極めて高い回転速度に合わせて
構成されなければならないからである。
第1のローラ14に着けられた湿し水膜を引き取り、か
つこの湿し水膜を材料ウェブ10に引き渡すために、第1
のローラ14と係合する第2のローラ15はU字形機構24を
介して、図面平面において直角に位置する前記ローラ14
の長手方向軸線25を中心にして旋回可能に配置されてい
る。研削された表面を有し、かつゴムまたはゴム弾性プ
ラスチックから成るローラ15を、ローラ11を介して案内
された材料ウェブBに、押圧力Fで圧着させるために、
U字形機構24にはニューマチック式シリンダ装置26また
は別の適当な押圧力発生装置が作用する。
このゴムローラ(15)の材料は、30゜〜70゜ショア、
特にほぼ50゜ショアのショア硬さを有している。このよ
うな押圧力Fは、ほぼ0.9〜2.5dN/cm2、特に1.7dN/cm2
の表面押圧力が得られるように選択される。
第5図に示したように、導電性のローラ11に対して平
行に延びる荷電装置の荷電ロッド16は、複数のニードル
電極27を有している。これらのニードル電極は、互いに
間隔を置いて並んで配置されている。これらのニードル
電極27はローラ11に対して半径方向に向けられており、
ひいては材料ウェブ平面に対して直角に、つまり材料ウ
ェブに接する接線方向平面に対して直角に向けられてい
ると有利である。
運動する材料ウェブの給湿は、上に記載の装置によっ
て次のように行われる。
先ず、一定に温度調節された湿し水、例えば水、また
は、界面活性剤または他の化学物質を添加された水が、
水着け装置12の回転皿17のカップ領域19に導入される。
湿し水滴の噴霧のために、回転皿17が高速で、例えばほ
ぼ80mmの回転皿直径において5000rpmで回転する。この
ような回転から生ぜしめられた高い周速によって、さら
に、湿し水の表面張力と回転皿材料の給湿能力とに応じ
て、湿し水滴または湿し水エアゾールが、ほぼ50μm〜
75μm、有利には60μm〜65μmの直径で回転皿縁部か
ら放出される。このようなエアゾールは第1のローラ14
に噴霧され、この場所で、正確に調量可能な湿し水膜を
形成する。このような湿し水膜は第2のローラ15によっ
て引き取られ、導電性のローラ11の周りを運動する材料
ウェブ10に移される。ゴム弾性的なローラ15から材料ウ
ェブ10への湿し水膜の転移時には、この湿し水膜は材料
ウェブ10とローラ15との間に分配される。湿し水によっ
て材料ウェブ10に給湿したのちに、この材料ウェブは荷
電ロッド16の傍らを通って走行する。これにより、給湿
された材料ウェブ10の荷電が行われる。このような静電
荷電により、先ず、給湿された材料ウェブ10がぴたりと
かつ平滑に導電性のローラ11に巻き付く。同時にこのよ
うな静電荷電によって、材料ウェブ10に着けられた湿し
水膜の均一化も生ぜしめられるので、この湿し水膜は材
料ウェブの搬送速度が極めて高い場合でも、この材料ウ
ェブに確実に付着し、均一に材料ウェブに浸入すること
ができる。
上に述べた装置が、輪転オフセット印刷における印刷
された紙ウェブの再給湿のために用いることができると
特に有利である。
輪転オフセット印刷の場合、一貫して延びる紙ウェブ
がストックロールから極めて高速で、例えば5〜8m/sの
範囲内の速度で引き出され、例えば4色印刷の場合には
連続する4つの印刷機構において印刷される。次いで、
この印刷された紙ウェブは乾燥ステーションにおいて、
印刷インキを硬化させるためにほぼ200℃の温度で乾燥
させられるので、このような印刷インキが次の加工時に
もはや損なわれることはない。この乾燥プロセスに続い
て、印刷された紙ウェブの冷却が行われる。この紙ウェ
ブの冷却は、加熱されて乾燥させられた印刷インキの急
冷に役立つ。
印刷インキのための乾燥過程により、紙ウェブも乾燥
させられるので、この紙ウェブは、乾燥後には、ほぼ3
〜5%の僅かな残留湿分しか有していない。
紙の残留湿分がこのように極めて僅かなことにより、
この紙ウェブは比較的脆いので、この紙ウェブは、折
り、紙断ち、綴じのような後続の作業過程時に加工され
にくくなり、損傷を受けやすくなる。さらに、この紙が
最終加工過程後に周囲から再び湿分を吸収すると、加工
された紙ウェブの、制御できない寸法変化が生ぜしめら
れる。このことは質的に不良のまたはきれいでない印刷
製品を生ぜしめる。
印刷されかつ乾燥させられた紙ウェブに仕上げ加工の
まえに再び出発湿物を付与するために、輪転オフセット
印刷機の冷却ステーション内に、運動する材料ウェブの
給湿のための、第1図につき説明したような装置が配置
されてよい。このために、第2図に示したように、印刷
機の冷却ステーションの少なくとも1つの、または有利
には2つ以上の冷却用のローラ11(例えば合計8つの冷
却用のローラのうちの最初の4つの冷却用のローラ11し
か図示されていない)に、湿し水を着けるための水着け
装置12が配置されている。湿し水のための2つの水着け
装置を使用する場合には、これらの水着け装置は2つの
冷却用のローラに対応する。これらの2つの冷却用のロ
ーラはそれぞれ、紙ウェブ10の反対方向の変向を生ぜし
めるので、この紙ウェブ10の両面が相前後して給湿され
る。
これらの水着け装置12は入口側の冷却用のローラ11に
配置されると有利である。これにより紙ウェブの再給湿
を乾燥の出来るだけすぐあとに達成することができる。
例えば4つの冷却用のローラを備えた冷却ステーション
の場合、第1の水着け装置は第2図に破線で示したよう
に、例えば第2の冷却用のローラ11に配置されてよい。
水着け装置12を入口側に配置することは、このような
領域における紙ウェブよりも低い温度、例えば15℃の、
一定に温度調節された湿し水を使用することにより、印
刷された紙ウェブの付加的な冷却を可能にする。
給湿後に紙ウェブ10の寸法が特に幅方向において制御
不能に変化してしまうのを阻止するために、第2図にお
いて破線で示したように、水着け装置12に続いて幅出し
ローラ28が設けられていてよい。これにより紙ウェブの
横方向における収縮が回避される。
第2図において、紙ウェブ10の運動方向Bで見て最後
に図示された冷却用のローラ11に続いては、このような
幅出しローラは示されていないが、必要な場合にはこの
場所にもこのような幅出しローラを設けてよい。
本発明の装置の極めて大きな利点は、既に完成された
冷却ステーションにこの装置を大きな手間なしに組み込
むことができ、この場合冷却用のローラ11が、それぞれ
の荷電ロッド16とローラユニットの第2のローラ15と協
働する導電性のローラとして使用されることである。
フロントページの続き (72)発明者 セルネア,ギュンター ドイツ連邦共和国 D―71144 シュタ イネンブロン マックス―アイト―シュ トラーセ 5 (56)参考文献 特開 昭60−264253(JP,A) 特開 昭51−112607(JP,A) 特開 平3−143861(JP,A) 特開 昭52−76112(JP,A) 特開 平5−57877(JP,A) 実開 平5−5451(JP,U) 米国特許3647525(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 23/02 B41F 23/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷され次いで熱乾燥させられた、移動す
    る紙ウェブのような材料ウェブ(10)に給湿する方法で
    あって、材料ウェブを乾燥後に冷却し、その冷却段階時
    に、冷却されたガイドエレメント(11)を介して案内
    し、該ガイドエレメント(11)に対向して働くローラ機
    構(14,15)のローラ(15)に着けられかつ該ローラか
    ら材料ウェブ(10)に供給される湿し水膜で、材料ウェ
    ブの少なくとも一方の面に給湿する方法において、 噴霧によって生ぜしめられかつ調量された状態でローラ
    (15)に着けられる湿し水膜を、該ローラの転動によっ
    て規定の圧力で、ガイドエレメント(11)とローラ(1
    5)との間を通過案内されたまだ高温の乾燥した材料ウ
    ェブ(10)の被印刷面内に加圧浸透させ、次いで、湿し
    水膜で給湿した材料ウェブ(10)を高電圧域を通して案
    内し、ひいては静電荷電することを特徴とする、材料ウ
    ェブに給湿する方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法を実施する装置であっ
    て、熱乾燥された材料ウェブ(10)を冷却する冷却ステ
    ーションと、該冷却ステーションに配設された湿し水着
    け装置(12)とが設けられており、該湿し水着け装置
    が、材料ウェブ(10)を案内するガイドエレメント(1
    1)と、該ガイドエレメントに対向して働く、ローラ機
    構の少なくとも1つのローラ(15)とを有しており、該
    ローラ(15)に、材料ウェブ(10)に供給しようとする
    湿し水膜が移されるようになっている形式のものにおい
    て、 ローラ(15)に着けられる湿し水膜が、湿し水噴霧装置
    (13)によって生ぜしめられるようになっており、ロー
    ラ(15)が規定の圧力で、ガイドエレメント(11)によ
    って支持されたまだ高温の材料ウェブ(10)の被印刷面
    に圧着可能であり、材料ウェブ(10)の前記ローラとは
    反対側の面が、ガイドエレメント(11)によって冷却可
    能であり、材料ウェブ(10)の運動方向(B)でみて湿
    し水着け装置(12)の先方に、液体で給湿された材料ウ
    ェブ(10)を静電荷電する荷電装置が配置されているこ
    とを特徴とする、材料ウェブに給湿する装置。
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