JP3089064B2 - 二種波形の混合波形生成装置 - Google Patents

二種波形の混合波形生成装置

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JP3089064B2 JP03286324A JP28632491A JP3089064B2 JP 3089064 B2 JP3089064 B2 JP 3089064B2 JP 03286324 A JP03286324 A JP 03286324A JP 28632491 A JP28632491 A JP 28632491A JP 3089064 B2 JP3089064 B2 JP 3089064B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次遅れバンプレス切
換えによる二種波形の混合波形生成装置に係わり、特に
油圧シリンダ駆動シミュレータの動作指令波形を編集す
る計算機システムに適用される二種波形の混合波形生成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二種波形より動的に混合波形を生
成する場合、入力波形がA→B又はB→Aに切替わった
際にバンプが生じる。そこで、波形A→B,B→Aへの
バンプした部分は人手により波形データを修正し、バン
プレスな波形データを作成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる波形データ修正作業は誤修正の危険があり、また作
業者により修正方法が異なるため、生成された波形デー
タの均一性がない。上記により、誤った波形データが製
品に搭載されたままになり、場合によっては事故を招く
恐れがあった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、入力波形がA→B又はB
→Aに切替わった際にも、人手によることなくバンプレ
スの出力波形を得ることができ、波形データ修正作業の
自動化をはかり得る二種波形の混合波形生成装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次のような構成を採用している。
【0006】即ち本発明は、二種の波形A,Bを入力
し、入力波形の選択を動的に行って入力波形A又は入力
波形Bに近い波形Cを出力する二種波形の混合波形生成
装置において、波形Aを入力する第1の波形入力部と、
波形Bを入力する第2の波形入力部と、入力波形をAに
するかBにするかを選択する入力波形選択スイッチと、
入力波形切換え時に、二波形をスムーズに混合するため
の中間データであるオーバライド値を生成し、このオー
バライド値を入力波形に作用させて出力波形Cを生成す
る入力波形切換え時波形生成演算器と、入力波形切換え
後に上記オーバライド値を更新し、更新したオーバライ
ド値を入力波形に作用させたものを出力波形Cとして生
成する入力波形一定時波形生成演算器と、各演算器によ
り出力されるオーバライド値を格納するオーバライド値
保存用メモリと、各演算器により出力される波形Cを格
納する出力波形保存用メモリとを設け、入力波形切換え
時より前回の入力波形から今回の波形に対し一時遅れで
バンプレスに収束するよう出力波形Cを生成することを
特徴とする。
【0007】
【作用】従来装置では、入力波形がA→B又はB→Aに
切替わった際に、出力波形にバンプが発生する。これに
対し本発明では、スイッチ切換え時にオーバライド値を
生成し、このオーバライド値を入力波形に加えることに
より、バンプレスの出力波形を得ることができる。従っ
て、波形データの自動修正が可能となり、誤った波形デ
ータが製品に搭載される等の不都合を未然に防止するこ
とが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】この装置は、波形Aを入力する第1の波形
入力部1、波形Bを入力する第2の波形入力部2、入力
波形をA又はBに選択する入力波形選択スイッチ3、入
力波形切換え時にオーバライド値を生成して出力波形C
を生成する入力波形切換え時波形生成演算器4、入力波
形切換え時にオーバライド値を更新して出力波形を生成
する入力波形一定時波形生成演算器5、演算器4,5か
らのオーバライド値を格納するオーバライド値保存用メ
モリ6、演算器4,5からの出力波形を格納する出力波
形保存用メモリ7から構成されている。
【0010】演算器4には波形入力部1,2、入力波形
選択スイッチ3及びメモリ6,7が接続されており、演
算器5にも波形入力部1,2、入力波形選択スイッチ3
及びメモリ6,7が接続されている。演算器4又は5の
使用は、入力波形選択スイッチ3より入力されるスイッ
チ信号によって選択される。
【0011】次に、上記装置を用いた混合波形生成方法
について説明する。 (1) 図2(a)に示すように、第1の波形入力部1より
波形Aを入力し、演算器5により中間データであるオー
バライド値を生成する。即ち、メモリ6から入力したオ
ーバライド値に時定数を掛けたものをオーバライド値と
する。そして、図2(b)に示すように、入力波形Aに
オーバライド値を加えたものを出力波形Cとして生成
し、オーバライド値及び出力波形Cをそれぞれメモリ
6,7に格納する。 (2) 入力波形選択スイッチ3によりスイッチ切換えが無
ければ、上記(1) を続ける。
【0012】(3) 入力波形選択スイッチ3によりスイッ
チ切換えがあれば、図3(a)に示すように、第2の波
形入力部2より波形Bを入力し、演算器4によりオーバ
ライド値を更新する。即ち、メモリ7から入力したスイ
ッチ切換え直前の出力波形Cとスイッチ切換え時の入力
波形Bとの変位に時定数を掛けた値である(波形の中間
データ)オーバライド値を得る。そして、図3(b)に
示すように、入力波形Bにオーバライド値を加算して出
力波形Cを得、それぞれメモリ6,7に格納する。
【0013】(4) 入力波形選択スイッチ3によりスイッ
チ切換えがなければ、第2の波形入力部2より波形Bを
入力し、演算器5により波形の中間データであるオーバ
ライド値をメモリ6から入力し、これに時定数を掛けた
ものをオーバライド値とし、入力波形Bにオーバライド
値を加えたものを出力波形Cとして生成し、オーバライ
ド値及び出力波形Cをそれぞれメモリ6,7に格納す
る。
【0014】(5) 入力波形選択スイッチ3によりスイッ
チ切換えがあれば、図4(a)に示すように、第1の波
形入力部1より波形Aを入力し、演算器4によりメモリ
6から入力したオーバライド値に時定数を掛けたものを
オーバライド値とする。そして、図4(b)に示すよう
に、入力波形Aにオーバライド値を加えたものを出力波
形Cとして生成し、オーバライド値及び出力波形Cをそ
れぞれのメモリ6,7に格納する。 (6) 上記 (2)〜(5) を続ける。
【0015】なお、(1) において中間データであるオー
バライド値を生成するとあるのは、スイッチ切換え時の
入力波形と前回の出力波形との変位に時定数を掛けるこ
とである。オーバライド値は、入力波形と前回の出力波
形の差に時定数を掛けることで、初めは出力波形に近い
波形を、時間が立てば入力波形に近い波形を出す。時定
数は、0より大きく1より小さい数で、この値により収
束が決まる。一度上記のようにしてスイッチ切換え時に
オーバライド値が生成されると、時定数を掛ける毎にオ
ーバライド値の絶対値は小さくなり、現在の入力波形と
の変位の小さい波形が生成される。
【0016】具体的には、スイッチ切換え時のオーバラ
イド値は、前回の出力波形Cと今回の入力波形Aとの差
であり、次にスイッチ切換えするまでAに時定数を掛け
たものがオーバライド値となり、これを入力波形に加え
たものが出力波形となる。
【0017】また、(3) においてオーバライド値を更新
するとあるのは、前回生成されたオーバライド値に時定
数を掛けることではなく、波形の中間データより新たに
オーバライド値を生成することである。
【0018】このようにして本実施例では、上記 (1)〜
(6) により生成された二種波形混合波形をメモリ7に得
ることにより、バンプレスの出力波形を得ることができ
る。即ち、人手による波形データの修正作業が本装置に
より自動化され、波形データの誤修正がなくなった。こ
のため、作業者による修正方法の異なりがなくなり、波
形データが均一化した。従って、誤った波形データが製
品に搭載され、事故を招く恐れがなくなった。また、波
形データの生成作業工程数が削減された。なお、本発明
は上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが可能
である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、入
力波形の切換え時にオーバライド値を生成し、このオー
バライド値を入力波形に作用させることにより、入力波
形がA→B又はB→Aに切替わった際にも、バンプレス
の出力波形を得ることができ、波形データ修正作業の自
動化をはかり得る二種波形の混合波形生成装置を実現す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる混合波形生成装置の
概略構成を示すブロック図、
【図2】実施例における (1)の動作を説明するための模
式図、
【図3】実施例における (3)の動作を説明するための模
式図、
【図4】実施例における (5)の動作を説明するための模
式図。
【符号の説明】
1…第1の波形入力部、 2…第2の波形入力部、 3…入力波形選択スイッチ、 4…入力波形切換え時波形生成演算器、 5…入力波形一定時波形生成演算器、 6…オーバライド値保存用メモリ、 7…出力波形保存用メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−90839(JP,A) 特開 昭60−105079(JP,A) 特開 昭54−92066(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/02 H03B 21/00 H03B 28/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二種の波形A,Bを入力し、入力波形の選
    択を動的に行って入力波形A又は入力波形Bに近い波形
    Cを出力する二種波形の混合波形生成装置において、 波形Aを入力する第1の波形入力部と、 波形Bを入力する第2の波形入力部と、 入力波形をAにするかBにするかを選択する入力波形選
    択スイッチと、 入力波形切換え時に、二波形をスムーズに混合するため
    の中間データであるオーバライド値を生成し、このオー
    バライド値を入力波形に作用させて出力波形Cを生成す
    る入力波形切換え時波形生成演算器と、 入力波形切換え後に、上記オーバライド値を更新し、更
    新したオーバライド値を入力波形に作用させたものを出
    力波形Cとして生成する入力波形一定時波形生成演算器
    と、 上記各演算器により出力されるオーバライド値を格納す
    るオーバライド値保存用メモリと、 上記各演算器により出力される波形Cを格納する出力波
    形保存用メモリとを具備し、 入力波形切換え時より前回の入力波形から今回の波形に
    対し一時遅れでバンプレスに収束するよう出力波形Cを
    生成することを特徴とする二種波形混合波形生成装置。
JP03286324A 1991-10-31 1991-10-31 二種波形の混合波形生成装置 Expired - Fee Related JP3089064B2 (ja)

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