JP3086544B2 - 実装機の基板搬送装置 - Google Patents

実装機の基板搬送装置

Info

Publication number
JP3086544B2
JP3086544B2 JP04262308A JP26230892A JP3086544B2 JP 3086544 B2 JP3086544 B2 JP 3086544B2 JP 04262308 A JP04262308 A JP 04262308A JP 26230892 A JP26230892 A JP 26230892A JP 3086544 B2 JP3086544 B2 JP 3086544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
stopper
holding member
mounting
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04262308A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06115685A (ja
Inventor
博 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP04262308A priority Critical patent/JP3086544B2/ja
Publication of JPH06115685A publication Critical patent/JPH06115685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086544B2 publication Critical patent/JP3086544B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板にIC等のチップ
部品を実装する実装機において上記基板の搬送を行う基
板搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送ラインに沿って基板を搬送す
る基板搬送手段と、搬送ライン上の所定の実装作業部分
で基板を位置決め状態で保持する基板保持手段とを備
え、上記実装作業部分でチップ部品を基板に実装する作
業を自動的に行なうとともに、この実装作業部分への基
板の搬送、および実装後の基板の搬出を自動的に行なう
ようにした実装機は知られている。
【0003】従来のこの種の実装機における基板搬送装
置の一例を図12に示す。この搬送装置は、搬送ベルト
2による搬送ラインの途中に実装作業部分Aを有すると
ともに、その上流側に、次の基板を待機させておく基板
待機部分Bを有し、上記実装作業部分Aの前端位置にメ
インストッパー101を昇降可能に設けるとともに、上
記基板待機部分Bの前端位置にサブストッパー102を
設けている。そして、実装作業部分Aへの基板搬送時に
は、メインストッパー101を上昇させておくことによ
り、コンベア2で搬送された基板P1がメインストッパ
ー101に当接して停止し、更に位置決めピン103,
104で位置決めされた状態に保持され、作業が行なわ
れる。そして、実装作業が終了すると、メインストッパ
ー101が下降して、基板P1が搬出され、その後にサ
ブストッパー102が下降して基板P2が前進するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような機構にお
いて、実装作業部分Aからの基板P1の搬出と実装作業
位置への基板P2の移動とを同時的に行なえば、作業能
率の向上が期待できる。しかし、このようにすると、搬
出される基板P1とその次の基板P2との距離が小さいの
で、メインストッパー101を上昇させるタイミングが
非常に難しい。また、搬出されるべき基板P1が何かに
支えて移動できず、もしくは速度が低下した場合に、次
の基板P2が前の基板P1に乗り上げて基板P1を損傷す
るなどの事態が生じる。このような事態を避けるため、
従来は、基板P1の搬出が終了してから、次の基板P2
取り込みを行なうようになっており、作業能率が十分に
高められていなかった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、実装作業部分
への基板の移動を能率よく行なうことができるととも
に、この場合の上記問題点を解消することができる基板
搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、搬送ラインに沿って基板を搬送する基板搬送手段
と、搬送ライン上の所定の実装作業部分で基板を位置決
め状態で保持する基板保持手段とを備えるとともに、実
装作業部分に対する搬入側の搬送ライン上に基板待機部
分を有する実装機の基板搬送装置において、上記搬送ラ
インに沿った部分に基板移動規制装置が設けられ、この
基板移動規制装置は、上記基板待機部分に対応する後退
位置から上記実装作業部分に対応する前進位置までわた
って上記搬送ラインの方向に移動可能なストッパー保持
部材と、このストッパー保持部材を移動させる駆動手段
と、上記ストッパー保持部材に設けられて、搬送ライン
上の基板に対応するストッパー位置と基板を避ける退避
位置とに位置変更可能となったストッパー部材と、この
ストッパー部材を作動する駆動手段とを備え、この基板
移動規制装置に対し、そのストッパー保持部材およびス
トッパー部材を制御する制御手段が設けられ、この制御
手段は、上記ストッパー保持部材が後退位置にあるとき
に上記ストッパー部材を上記ストッパー位置とし、上記
基板待機部分から上記基板実装作業部分への基板移動時
に、上記ストッパー部材を基板の前方に位置させた状態
で上記ストッパー保持部材を前進位置まで移動させ、基
板が上記実装作業部分に達して上記基板保持手段が作動
したときにストッパー部材を退避位置に移動させてから
ストッパー保持部材を後退位置へ戻すように、上記各駆
動手段を制御するものである。
【0007】
【作用】上記構成によると、実装作業中には次の基板が
基板待機部分で上記基板移動規制装置のストッパー部材
で制止され、実装作業部分への基板移動時には、上記ス
トッパー部材が基板に先行して移動し、実装作業部分の
所定位置に達したときはこの位置で基板が制止される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例による基板搬送装置を備えた実
装機の全体構造を示している。これらの図において、基
台1上には、所定間隔をもって平行に延びる一対のプリ
ント基板搬送用のコンベア2からなる基板搬送手段を備
えた搬送ラインLが配置されている。上記コンベア2に
より、基板Pの両側部が支持されつつ、一定方向に搬送
され、この図では右側から左側へ搬送されるようになっ
ている。そして、基板Pは搬送ラインL上の所定の実装
作業部分Aで停止して、後述のように位置決め状態で保
持されるようになっている。コンベア2の基板搬入側の
端部および基板搬出側の端部には、搬入検出センサ3お
よび搬出検出センサ4がそれぞれ配置されている。
【0009】実装作業部分Aで上記基板Pに対してチッ
プ部品の実装を行うため、部品供給部5と、ヘッドユニ
ット6が装備されている。上記部品供給部5は、上記コ
ンベア2の外側方に位置し、リールに巻回された多数列
の供給テープ5aを備え、各供給テープ5aは、それぞ
れ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチッ
プ部品を等間隔に収納、保持して、順次繰り出すことが
できるようになっている。
【0010】また、上記ヘッドユニット6は、X軸方向
(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上でX軸
と直交する方向)に移動することができるようになって
いる。すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に延びる
一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転
駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レー
ル7上にヘッドユニット支持部材11が配置されて、こ
の支持部材11に設けられたナット部分(図示せず)が
上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部
材11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、X軸
サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14と
が配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット6が
移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられ
たナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺
合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により
ボールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸方向
に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によ
りボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット6が支
持部材11に対してX軸方向に移動するようになってい
る。
【0011】上記ヘッドユニット6には、チップ部品を
吸着する適宜数の吸着ノズル16(図3参照)が設けら
れ、この吸着ノズル16は、Z軸方向(上下方向)の移
動およびR軸(ノズル中心軸)回りの回転が可能とさ
れ、Z軸サーボモータ17およびR軸サーボモータ18
により作動されるようになっている。各吸着ノズル16
に対して吸着用の負圧が必要時に供給されるようになっ
ている。
【0012】そして、装着作業時には、ヘッドユニット
6の吸着ノズル16により部品供給部5から部品を吸着
し、基板上の定められた位置へ装着するようになってい
る。
【0013】図2〜図4は基板搬送装置を構成する部分
を示し、これらの図において、20は一対の枠体20
a,20bを有するコンベア用基枠であり、その枠体2
0a,20bの上端部にコンベア2が装備されるととも
に、基枠20の所定箇所にコンベアモータ21が取り付
けられている。また、実装作業部分Aで基板Pを位置決
め状態で保持する基板保持手段として、前後一対の位置
決めピン22,23と、プッシャー30とが具備されて
いる。
【0014】上記一対の位置決めピン22,23は、あ
らかじめ基板Pの前後2ヵ所に設けられている係合孔
(図示せず)に係合することにより基板Pを位置決めす
るものであり、ピン昇降用のシリンダ24,25で作動
されて昇降することにより、基板Pに対して係脱するよ
うになっている。これらのうちで基板搬送方向前方側に
位置する位置決めピン22およびシリンダ24は、一定
位置で枠体20aにブラケットを介して取付けられてい
る。一方、後方側の位置決めピン23およびシリンダ2
5は、基板のサイズに応じて前方側の位置決めピン22
との距離を調節できるように位置変更可能に設けられて
いる。図示の実施例では位置変更作業を容易にするた
め、ピン取付位置調節用のベルト26に、シリンダ25
および位置決めピン23がブラケットを介して取付けら
れるとともに、このベルト26が巻き掛けられているプ
ーリにハンドル27が連結され、このハンドル27が操
作されるとベルト26が作動して、位置決めピン23の
位置が変化するようになっている。28はハンドルをロ
ックして位置決めピンを固定させるクランプである。
【0015】また、上記プッシャー30は、実装作業部
分Aにおいて基板Pを下面側から押し上げることによ
り、基板Pをコンベア2から離間させてコンベア上方の
プレート33に押し付けるようにするものであり、台板
31上に設置され、この台板31がプッシャー用シリン
ダ32により昇降されることにより、上下動可能となっ
ている。台板31上のプッシャー30の設置位置は自由
に変更することができるようになっている。
【0016】さらに上記枠体20aの内側方部には、実
装作業部分Aの前端に位置して、シリンダ36により昇
降される定位置ストッパー35、基板Pが実装作業部分
Aに到達したことを検出する第1基板センサS1、基板
Pが実装作業部分Aの後方の基板待機部分Bに到達した
ことを検出する第2基板センサS2等が配設されてい
る。
【0017】コンベア用基枠20の枠体20bの内側方
部には、基板移動規制装置40が設けられている。図5
〜図7に示すように、この基板移動規制装置40は、搬
送ラインの方向に移動可能なストッパー保持部材41
と、このストッパー保持部材41の先端部に装備された
ストッパー部材42およびストッパー部材駆動用シリン
ダ43(駆動手段)を備えている。上記ストッパー保持
部材41はロッドレスシリンダにより形成され、駆動手
段を兼ねており、枠体20bに取り付けられているシリ
ンダホルダー44に、ガイド45を介して搬送ライン方
向に移動可能に保持され、シリンダ内の前後エア室に対
する加圧エアの給排に応じ、シリンダ自身がシリンダホ
ルダー44に対して前後に移動する構造となっている。
このストッパー保持部材41の前端近傍部に、ストッパ
ー部材駆動用シリンダ43が固着され、このシリンダ4
3から上方に突出するロッドの上端部にストッパー部材
42が設けられている。
【0018】そして、上記ストッパー部材42は、スト
ッパー保持部材41の作動により、基板待機部分Bの前
端付近の位置から実装作業部分Aの前端付近の位置にま
でわたって移動するとともに、上記シリンダ43の作動
により、コンベア上の基板Pより下方の位置から基板P
に対応する高さ位置までの範囲で昇降するようになって
いる。
【0019】また、上記ストッパー保持部材41の前端
部には、被検出部であるドグ46がブラケット47を介
して取り付けられている。一方、上記枠体20bには、
実装作業部分Aの前方所定位置と基板待機部分Bの前方
所定位置とに、前進位置検出用センサSFおよび後退位
置検出用センサSBが取付けられており、ストッパー保
持部材41の前進時、後退時に、上記ドグ46がセンサ
F,SBの位置に達することにより検出されるようにな
っている。
【0020】なお、実装作業部分Aにある基板P1と基
板待機部分Bにある基板P2との距離をできるだけ近付
けるように、基板のサイズに応じて基板待機部分Bの先
端となる位置を変更することが搬送能率の向上にとって
有利である。そのため、図示は省略するが枠体20bに
は基板移動規制手段40の取付け孔が多数設けられ、取
付け位置が変更可能となつている。
【0021】また、前進位置検出用センサSFが取り付
けられているブラケット48には、ショックアブソーバ
49も取り付けられている。このショックアブソーバ4
9は、上記ストッパー保持部材41が前進位置に達した
ときにこれに当接し、かつ、衝撃を緩和することによ
り、基板Pのがたつきやずれを防止するものである。
【0022】図8は上記基板位置規制装置の駆動部分等
に対するエア給排系統を示している。ストッパー保持部
材41に対しては、その前後のエア室に通じる通路5
1,52と加圧エア供給通路53との間に、加圧エアを
前側エア室に導く状態と後側エア室に導く状態とに切換
えるソレノイドバルブ54が設けられている。また、ス
トッパー部材駆動用シリンダ43に対しては、その上下
のエア室に通じる通路55,56と加圧エア供給通路5
7との間に、加圧エアを上側エア室に導く状態と下側エ
ア室に導く状態とに切換えるソレノイドバルブ58が設
けられている。その他の各種シリンダに対しても、同様
にソレノイドバルブを介して加圧エアの給排が切換えら
れるようになっている。
【0023】図9は制御系統を示し、コントローラ60
には、I/Oボード61を介して上記センサS1,S2
F,SBからの信号が入力されている。一方、コンベア
モータ21と、ストッパー保持部材41に対するソレノ
イドバルブ54、ストッパー部材駆動用シリンダ43に
対するソレノイドバルブ58、位置決めピン用のシリン
ダ24に対するソレノイドバルブ62、およびプッシャ
ー用のシリンダ32に対するソレノイドバルブ63に対
し、制御信号が出力されている。
【0024】上記コントローラ60によって制御される
搬送機構の動作を、図10のフローチャートと、図11
の動作説明図とによって説明する。なお、実装作業部分
Aでの基板P1に対するチップ部品の実装作業は、図1
0とは別の図外のルーチンにおいて行われる。
【0025】図10において、先ずステップS1では実
装作業が終了しているか否かが判定される。実装作業中
は、図11(a)のように、実装作業部分Aに位置する
基板P1が、位置決めピン22,23により位置決めさ
れ、かつプッシャー30によりプッシュアップされた状
態にある。また、通常、実装作業部分Aの後方の基板待
機部分Bに次の基板P2が搬入されており、ストッパー
保持部材41が後退位置にあり、かつ、ストッパー部材
42がストッパー位置に上昇していることにより、待機
中の基板P2の前進が阻止されている。
【0026】実装作業が終了すると、図10のステップ
S2で、第2基板センサS2がONであるか否かが判定
され、その判定がYESのときは、コンベア2が駆動さ
れるとともに(ステップS3)、位置決めピン22,2
3およびプッシャー30が下降され(ステップS4)、
またストッパー保持部材41が前進方向に作動される
(ステップS5)。これにより、図11(b)のよう
に、実装済みの基板P1の搬出と次の基板P2の実装作業
部分Aへの移動とが同時に行なわれ、ストッパー部材4
2が基板P2に先行して移動する。
【0027】次に、ステップS6で、第1基板センサS
1および上記前進位置検出センサSFがともにONである
か否かが判定される。その判定がYESのときは、基板
2とストッパー部材42がともに実装作業部分Aの所
定位置に達しており、この場合は、図11(c)にも示
すように、位置決めピン22,23およびプッシャー3
0が上昇され(ステップS7)、かつ、ストッパー部材
42が下降され(ステップS8)、それから、図11
(d)にも示すようにストッパー保持部材41が後退方
向に作動される(ステップS9)。この段階で実装作業
が開始される。
【0028】続いてステップS10で、後退位置検出セ
ンサSBがONであるか否かが判定され、その判定がY
ESのとき、つまりストッパー保持部材41がもとの後
退位置に戻ったときは、ストッパー保持部材41が停止
されるとともにストッパー部材42が上昇され(ステッ
プS11)、それから新たな基板が搬入され、ストッパ
ー部材42により基板待機部分Bの所定位置で制止され
る(ステップS12)。なお、ステップS2の判定がN
Oの時は、基板待機位置Bに基板が搬入されていないこ
とを意味し、この場合は、単に実装済みの基板を搬出す
る(ステップS13)。
【0029】このように制御されることにより、実装作
業中は上記ストッパー部材42が基板待機部分Bにある
基板P2を制止し、従来のサブストッパーの役目を果た
す。そして、実装作業後は実装済みの基板P1の搬出と
同時にストッパー部材42が前方へ移動し、これにつれ
て次の基板P2が前進し、実装作業部分Aへの移動が能
率よく行なわれる。この場合に、先行する実装済みの基
板P1が何かに支えて停止もしくは減速しているような
とき、これにストッパー部材42が当接し、ストッパー
部材42が基板P1を押すので、後続の基板P2が先行の
基板P1に乗り上げるようなことはない。なお、基板が
動かない状態が一定時間以上続くと、駆動が停止される
とともに、異常表示がなされる。
【0030】また、所定前進位置に達すると、ストッパ
ー部材42は、位置決めピン22,23が位置決めを行
なうまで基板を制止し、従って従来のメインストッパー
の役目も兼ねる。
【0031】なお、ストッパー部材42がメインストッ
パーの役目も兼ねるので、前記の定位置ストッパー35
は通常は必要でないが、基板が係合孔を有しないために
位置決めピン22,23での位置決めができないもので
ある場合には、定位置ストッパー35が作動される。
【0032】本発明の装置の具体的構造は上記実施例に
限定されず、変更可能である。例えば、ストッパー保持
部材はロッドレスシリンダに限らず、ロッドを有するシ
リンダで作動され、あるいはモータで作動されるように
しておいてもよい。また、ストッパー部材は、揺動式に
ストッパー位置と退避位置とに移動可能なものでもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の基板搬送装置は、
基板待機部分に対応する後退位置から実装作業部分に対
応する前進位置にまでわたって移動可能なストッパー保
持部材と、この部材の駆動手段と、上記ストッパー保持
部材に設けられて、ストッパー位置と退避位置とに位置
変更可能となったストッパー部材と、この部材の駆動手
段とを備えた基板移動規制装置を設け、上記ストッパー
保持部材が後退位置にあるときに上記ストッパー部材を
ストッパー位置とし、上記基板待機部分から上記実装作
業部分への基板移動時に、ストッパー保持部材を前進位
置まで移動させ、基板が上記実装作業部分に達して上記
基板保持手段が作動したときに、ストッパー部材を退避
位置に移動させてから、ストッパー保持部材を後退位置
へ戻すように制御している。このため、基板待機部分で
の基板の制止、実装作業部分への移動、実装作業部分で
の制止の各動作を確実に、かつ能率よく行なわせること
ができる。とくに、実装作業後の基板の搬出と同時に次
の基板を実装作業部分に移動させるようにした場合で
も、基板の前方にストッパー部材が存在するため、先行
の基板に次の基板が乗り上げるなどのトラブルを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による基板搬送装置を備えた
実装機の平面図である。
【図2】基板搬送装置を構成する部分の平面図である。
【図3】同部分の正面図である。
【図4】同部分の拡大側面図である。
【図5】基板移動規制装置が設けられている部分の拡大
図である。
【図6】基板移動規制装置の拡大正面図である。
【図7】基板移動規制装置の拡大側面図である。
【図8】加圧エア供給系統を示す説明図である。
【図9】制御系統のブロック図である。
【図10】制御のフローチャートである。
【図11】(a)(b)(c)(d)は動作説明図であ
る。
【図12】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
L 搬送ライン P 基板 2 コンベア 22,23 位置決めピン 40 基板移動規制装置 41 ストッパー保持部材 42 ストッパー部材 43 シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインに沿って基板を搬送する基板
    搬送手段と、搬送ライン上の所定の実装作業部分で基板
    を位置決め状態で保持する基板保持手段とを備えるとと
    もに、実装作業部分に対する搬入側の搬送ライン上に基
    板待機部分を有する実装機の基板搬送装置において、上
    記搬送ラインに沿った部分に基板移動規制装置が設けら
    れ、この基板移動規制装置は、上記基板待機部分に対応
    する後退位置から上記実装作業部分に対応する前進位置
    までわたって上記搬送ラインの方向に移動可能なストッ
    パー保持部材と、このストッパー保持部材を移動させる
    駆動手段と、上記ストッパー保持部材に設けられて、搬
    送ライン上の基板に対応するストッパー位置と基板を避
    ける退避位置とに位置変更可能となったストッパー部材
    と、このストッパー部材を作動する駆動手段とを備え、
    この基板移動規制装置に対し、そのストッパー保持部材
    およびストッパー部材を制御する制御手段が設けられ、
    この制御手段は、上記ストッパー保持部材が後退位置に
    あるときに上記ストッパー部材を上記ストッパー位置と
    し、上記基板待機部分から上記基板実装作業部分への基
    板移動時に、上記ストッパー部材を基板の前方に位置さ
    せた状態で上記ストッパー保持部材を前進位置まで移動
    させ、基板が上記実装作業部分に達して上記基板保持手
    段が作動したときにストッパー部材を退避位置に移動さ
    せてからストッパー保持部材を後退位置へ戻すように、
    上記各駆動手段を制御するものである実装機の基板搬送
    装置。
JP04262308A 1992-09-30 1992-09-30 実装機の基板搬送装置 Expired - Fee Related JP3086544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04262308A JP3086544B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 実装機の基板搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04262308A JP3086544B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 実装機の基板搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06115685A JPH06115685A (ja) 1994-04-26
JP3086544B2 true JP3086544B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=17373982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04262308A Expired - Fee Related JP3086544B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 実装機の基板搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086544B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5192657A (en) * 1990-12-18 1993-03-09 Ortho Diagnostic Systems, Inc. Stabilized proteolytic solution and reagent kit
US6118538A (en) * 1995-01-13 2000-09-12 Cyberoptics Corporation Method and apparatus for electronic component lead measurement using light based sensors on a component placement machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06115685A (ja) 1994-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7219787B2 (en) Device and method for conveying and holding plate-like member
JP3313224B2 (ja) 電子部品実装装置
JP3652397B2 (ja) 部品搭載方法および搭載装置
US6257391B1 (en) Part supplying device and method for supplying parts using the same device
JP3086544B2 (ja) 実装機の基板搬送装置
EP0259489B1 (en) Working apparatus
JP3987648B2 (ja) 表面実装機
JPWO2004093514A1 (ja) 基板搬送方法および装置
JPH1070398A (ja) 部品実装装置
JP5103814B2 (ja) ワーク搬送装置
JP3611649B2 (ja) 実装機の駆動制御方法及び同装置
EP0248904A1 (en) Method of carrying out operation in working apparatus
JPH10117092A (ja) 部品供給装置
JP3749045B2 (ja) 基板移送装置
JP4439706B2 (ja) 表面実装機および部品実装システム
JP2627007B2 (ja) マガジン自動供給装置
KR100612497B1 (ko) 폴리이미드 테이프 절단 및 접착장치
JP2003078290A (ja) 部品実装装置および部品実装方法
JPH04124900A (ja) 部品実装装置
JPH11112199A (ja) 基板のクランプ装置
JP2000151190A (ja) 実装機の基板搬送支持装置
JP2000114783A (ja) 部品の実装方法及び表面実装機
JPS61241033A (ja) 組立ラインにおけるワ−クのバツフア方法および装置
JPH03208536A (ja) テーブル移動型工作機械用ワーク移送装置
JPH0946096A (ja) 電子部品自動装着装置及び電子部品の装着方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees