JP2000114783A - 部品の実装方法及び表面実装機 - Google Patents

部品の実装方法及び表面実装機

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JP2000114783A
JP2000114783A JP10284189A JP28418998A JP2000114783A JP 2000114783 A JP2000114783 A JP 2000114783A JP 10284189 A JP10284189 A JP 10284189A JP 28418998 A JP28418998 A JP 28418998A JP 2000114783 A JP2000114783 A JP 2000114783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の取出し動作におけるヘッドの待機の機
会を少なくすることによりタクトタイムを短縮する。 【解決手段】 同一の部品を供給する2つのトレイフィ
ーダー5a,5bを部品供給部5に配置し、ヘッドユニ
ット7によりこれらフィーダー5a,5bから部品を吸
着してプリント基板3上に実装するように表面実装機を
構成した。各フィーダー5a,5bは、複数のトレイ6
を備え、チャック部材37により所定の部品供給部にト
レイ6をセットするようにした。そして、実装動作中
は、チャック部材37を駆動する引出しモータ35のエ
ンコーダ36からの出力に基づいてチャック部材37の
位置を調べてフィーダー5a,5bがトレイ6の入替え
動作中か否かを判断し、トレイ6の入替え動作中でない
フィーダー5a(又は5b)から部品を吸着すべくコン
トローラ40によりヘッドユニット7を制御するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドユニットに
よりIC等の電子部品を部品供給部から取り出してプリ
ント基板やセラミック基板等の基板上の所定位置に実装
する部品の実装方法及び表面実装機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、吸着ヘッドを有するヘッドユ
ニットにより、IC等の電子部品を部品供給部から吸着
して、部品装着部に設置されているプリント基板上に移
送し、プリント基板の所定位置に装着するようにした表
面実装(以下、実装機と略す)は一般に知られており、
例えば、1乃至複数の吸着ヘッドを具備したヘッドユニ
ットがX軸方向およびY軸方向に移動可能となっている
とともに、部品供給部に、各種部品を供給可能とすべく
テープフィーダー、スティックフィーダーあるいはトレ
イフィーダー等の部品供給装置(以下、フィーダーとい
う)が配置され、上記ヘッドユニットによりフィーダー
から部品が取出されてプリント基板に実装されるような
実装機がある。
【0003】また、最近では、上記ヘッドユニットに複
数の吸着ヘッドを搭載することにより、一度に複数の部
品を吸着してプリント基板上に移送できるようにした実
装機も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のテープフィーダ
ーやスティックフィーダーでは、一の部品を吸着ヘッド
により取り出させた後、次の部品を所定の品取出し位置
に繰り出すまでには所定の時間が必要である。そのた
め、ヘッドユニットに複数の吸着ヘッドを備えた装置で
は、連続して同一の部品を吸着する場合に、次の部品が
繰り出されるまで吸着ヘッドを待機させる必要が生じる
ことがある。
【0005】また、複数の部品をトレイフィーダーから
連続して取出す場合も、トレイ上に必要な数の部品が無
い場合には、次のトレイとの入替えが完了するまで吸着
ヘッドを待機させる必要がある。
【0006】しかし、このように吸着ヘッドを待機させ
るのはタクトタイムの短縮化を図る上で好ましくなく、
この点に改良の余地がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、部品の取出し動作におけるヘッドの待
機の機会を少なくすることによりタクトタイムを短縮す
ることができる部品の実装方法及び表面実装機を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、部品装着用の移動可能なヘッドユニット
により部品供給部の部品供給装置から部品を取出して基
板に実装する部品の実装方法において、複数の部品供給
装置により同一の部品を供給するとともに、当該部品を
実装する際に、上記各部品供給装置の作動状態を調べ、
所定の部品取出し位置に部品がセットされている部品供
給装置から部品を取出すようにしたものである(請求項
1)。
【0009】このようにすれば、複数の部品供給装置の
うち、部品取出し位置に部品がセットされている部品供
給装置に対してヘッドユニットによる部品の取出しが行
われるため、連続して同一の部品を取出す場合でもヘッ
ドユニットを待機させることなく部品を取出すことが可
能となる。
【0010】また、上記課題を解決するために、本発明
は、部品装着用の移動可能なヘッドユニットと部品供給
部とを備え、ヘッドユニットにより部品供給部の部品供
給装置から部品を取出して基板に装着する実装機におい
て、同一の部品を供給する複数の部品供給装置を部品供
給部に配設するとともに、これら部品供給装置の作動状
態を検知する検知手段と、ヘッドユニットによる部品取
出しの際に検知手段による検出結果に基づいて所定の部
品取出し位置に部品がセットされている部品供給装置を
判別し、その部品供給装置から部品を取出させるべくヘ
ッドユニットを制御する制御手段とを設けものである
(請求項2)。
【0011】この装置によれば、上記請求項1における
実装方法を自動的に行うことが可能となる。特に、上記
制御手段は、いずれの部品供給装置の部品取出し位置に
も部品がセットされていない場合には、各部品供給装置
のうち最も早く部品取出し位置に部品がセットされる装
置を判別し、その部品供給装置から部品を取出させるべ
く上記ヘッドユニットを制御するのが望ましい(請求項
3)。
【0012】また、上記装置においては、上記同一の部
品を供給する各部品供給装置を相互に隣設するのが好ま
しい(請求項4)。このようにすれば当該部品のヘッド
ユニットによる取出しが効率良く行われる。
【0013】なお、部品を載置したトレイを複数段に備
え、各トレイを順次所定の部品取出し位置にセットする
ように構成されたトレイフィーダーの場合には、トレイ
の入替えに時間がかかるため、本発明は、この種の部品
供給装置に適用すると有効である(請求項5)。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0015】図1及び図2は本発明の実施の形態に係る
表面実装機(以下、実装機と略す)の全体を概略的に示
している。この図において、基台1上には、搬送ライン
を構成するコンベア2が配置され、プリント基板3が上
記コンベア2上を搬送されて所定の装着作業用位置で停
止されるようになっている。
【0016】上記コンベア2の両側にはそれぞれ部品供
給部4,5が配置されている。これらの部品供給部4,
5のうち、一方側(図1では下側)の部品供給部4には
多数列のテープフィーダー4a(部品供給装置)が備え
られている。各テープフィーダー4aは、それぞれI
C、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品
を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導
出されるように構成されるとともに、テープ送り出し端
には送り機構が具備され、後述のヘッドユニット7によ
り部品がピックアップされるにつれてテープが間欠的に
送り出されるようになっている。一方、他方側の部品供
給部5には、二つのトレイフィーダー5a,5bが備え
られている。各トレイフィーダー5a,5bは、後に詳
述するが、それぞれPLCC、QFP等の比較的大型の
部品を並べて載置した複数のトレイ6を有するととも
に、これらのうち一のトレイ6を択一的にコンベア側近
の供給位置にセットできるようになっており、ヘッドユ
ニット5によりトレイ6上の部品をピックアップさせつ
つ、トレイ6上に部品が無くなると当該トレイ6を別の
トレイ6と入れ替えるように構成されている。
【0017】一方、基台1の上方には、部品装着用のヘ
ッドユニット7が装備され、このヘッドユニット7がX
軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上
でX軸と直交する方向)に移動することができるように
なっている。
【0018】すなわち、上記基台1上には、Y軸方向に
延びる一対の固定レール8と、Y軸サーボモータ10に
より回転駆動されるボールねじ軸9とが配設され、上記
固定レール8上にヘッドユニット支持部材12が配置さ
れて、この支持部材12に設けられたナット部分13が
上記ボールねじ軸9に螺合している。また、上記支持部
材11には、X軸方向に延びるガイド部材14と、X軸
サーボモータ16により駆動されるボールねじ軸15と
が配設され、上記ガイド部材14にヘッドユニット7が
移動可能に保持され、このヘッドユニット7に設けられ
たナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸15に螺
合している。そして、Y軸サーボモータ10の作動によ
りボールねじ軸9が回転して上記支持部材12がY軸方
向に移動するとともに、X軸サーボモータ16の作動に
よりボールねじ軸15が回転してヘッドユニット7が支
持部材12に対してX軸方向に移動するようになってい
る。
【0019】なお、Y軸サーボモータ10及びX軸サー
ボモータ16には、それぞれエンコーダ11,17が一
体に設けられ、これらエンコーダ11,17によりヘッ
ドユニット7の位置が検知されるようになっている。
【0020】上記ヘッドユニット7には、部品を吸着す
るための吸着ヘッド20が搭載され、当実施形態では3
本の吸着ヘッド20がX軸方向に並べて配設されてい
る。
【0021】各ヘッド20は、それぞれヘッドユニット
7のフレームに対して昇降及び回転が可能となってお
り、Z軸サーボモータ22(図4示す)を駆動源とする
昇降駆動手段及びR軸サーボモータ24(図4に示す)
を駆動源とする回転駆動手段により駆動されるようにな
っている。また、上記各ヘッド20の下端には部品吸着
用のノズル21が設けられており、部品吸着時には、電
磁バルブ等からなる吸装着バルブ26(図4に示す)を
介して図外の負圧供給手段からノズル21に負圧が供給
され、その負圧による吸引力で部品が吸着されるように
なっている。
【0022】図3は上記トレイフィーダー5a(5b)
の構成を示している。この図に示すように、トレイフィ
ーダー5a(5b)は、基台1の側方にトレイ収納部3
0を有し、この収納部30内に複数のトレイ6を上下多
段に備えている。図示を省略するが、トレイ収納部30
には、上下動モータ31(図4示す)を駆動源とする昇
降駆動手段が搭載されており、収納されているトレイ6
を一体にトレイ収納部内で昇降させるようになってい
る。
【0023】上記トレイ収納部30の前方(同図では左
方)には、上記基台1上に、Y軸方向に延びてコンベア
2の近傍に至る固定レール33と、引出しモータ35に
より回転駆動されるボールねじ軸34が配設され、上記
固定レール33上にチャック部材37が移動可能に配置
されて、このチャック部材37に設けられたナット部分
(図示せず)が上記ボールねじ軸34に螺合している。
これにより引出しモータ35の作動によりボールねじ軸
34が回転すると、これに応じてチャック部材37が固
定レール33に沿って移動し、同図の実線に示すコンベ
ア近傍の所定のトレイセット位置と、一点鎖線に示すト
レイ収納部側近のチャック位置とにわたってチャック部
材37が変位するようになっている。また、上記固定レ
ール33の上方には、上記固定レール33と平行な一対
のトレイガイド38が設けられ、このトレイガイド38
が上記トレイ収納部30からコンベア2の近傍に至って
いる。
【0024】つまり、上記トレイフィーダー5a(5
b)では、トレイ収納部30内のトレイ6を一体に昇降
させて所望のトレイ6をトレイガイド38に対応する所
定の引出し位置にセットすると、上記チャック位置にセ
ットされたチャック部材37によりトレイ6がチャック
される。そして、この状態でチャック部材37が固定レ
ール33に沿ってトレイセット位置まで移動すると、当
該トレイ6がトレイガイド38に沿ってコンベア側方の
所定の部品供給位置に引出される。そして、上記ヘッド
ユニット7によりトレイ上の部品が取出されると、上記
と逆の動作によりトレイ6がトレイ収納部30に戻さ
れ、新たなトレイ6がトレイ収納部30から引出されて
上記の部品供給位置にセットされるようになっている。
【0025】なお、上記上下動モータ31及び引出しモ
ータ35には、それぞれエンコーダ32(図4に示
す),36が一体に設けられており、エンコーダ32に
より、上記引出し位置のトレイ6を検出する、すなわち
トレイ収納部30内の何段目のトレイ6が引出し位置に
セットされたかが検出される一方、エンコーダ36によ
りチャック部材37の位置が検出されるようになってい
る。
【0026】図4は、上記実装機の制御系を示してい
る。この図に示すように、上記実装機は、部品の実装動
作を統括的に制御するコントローラ40(制御手段)を
有しており、上記各モータ10,16,22,24,3
1,36、吸装着バルブ17、あるいは上記各モータに
付設されるエンコーダ11,17,23,25,32,
37等がこのコントローラ40に接続されている。
【0027】そして、実装動作時には、予め記憶された
プログラムに従ってプリント基板3に対して所定の部品
を実装すべくヘッドユニット7の動作や各トレイフィー
ダー5aにおけるトレイ6の入替え動作等がコントロー
ラ40により制御されるようになっている。
【0028】特に、この実装機ではトレイフィーダー5
a,5bにより同一部品を供給するようになっており、
ヘッドユニット7による各トレイフィーダー5a,5b
からの部品の取出し(部品吸着)動作においては、各ト
レイフィーダー5a,5bの作動状態が調べられ、その
状態に応じていずれのトレイフィーダー5a,5bから
部品を取り出すかが決定され、これに基づいてヘッドユ
ニット7の動作が制御される。
【0029】すなわち、コントローラ40は、上記エン
コーダ36の出力に基づいてチャック部材37の位置を
調べ、トレイフィーダー5a,5bがトレイ6の入替え
動作中か否かを判断し、トレイ6の入替え動作中でない
トレイフィーダー5a(又は5b)、すなわち所定の部
品供給位置にトレイ6がセットされているトレイフィー
ダー5a(又は5b)から部品を吸着すべくヘッドユニ
ット7を制御するようになっている。なお、トレイ6の
入替え動作中か否かの判断は、チャック部材37が上記
トレイセット位置にあるか否かを上記エンコーダ36の
出力に基づいて判断することにより行うようになってい
る。
【0030】次に、上記実装機における部品の吸着動作
について図5のフローチャートを用いて説明する。な
お、以下の説明では、ヘッドユニット7により部品供給
部5から部品を取出す場合について説明する。
【0031】部品吸着動作においては、まず、部品を取
出すべきトレイフィーダー5a(又は5b)がReady状
態に有るか否か、すなわちトレイ6の入替え動作中でな
いか否かを判断する(ステップS1)。
【0032】ここで、トレイフィーダー5a(又は5
b)がReady状態に有ると判断した場合には、ヘッドユ
ニット7をトレイフィーダー5aのトレイ6上に移動さ
せた後、吸着ヘッド20を昇降させてトレイ6上の部品
を吸着させる(ステップS2)。
【0033】一方、ステップS1において、部品を取出
すべきトレイフィーダー5a(又は5b)がReady状態
にないと判断した場合には、スペアのフィーダーがある
か否かを判断し(ステップS6)、スペアがないと判断
した場合にはステップS1に移行し、スペアがあると判
断した場合には、部品を取り出すべきフィーダーをスペ
アのフィーダーに変更してステップS1に移行する(ス
テップS6,S7)。この際、上記実装機には同一部品
を供給する2つのトレイフィーダー5a,5bが搭載さ
れているため、通常、ステップS6はYESと判断する
が、例えば、他方のトレイフィーダー5b(又は5a)
が故障等により稼動していないような場合にはNOと判
断する。
【0034】ステップS2において一の部品を吸着した
ら、次いで、ステップS3においてさらに吸着する部品
があるか否かを判断し、吸着する部品があると判断した
場合にはステップS1に移行する。一方、吸着する部品
がないと判断した場合には、ヘッドユニット7を図外の
CCDカメラからなる部品認識装置上に移動させて部品
の吸着状態を調べ、その後、ヘッドユニット7をプリン
ト基板3上に移動させて部品を実装する(ステップS3
〜S5)。こうして本フローチャートを終了する。
【0035】以上説明したように上記実装機では、同一
の部品を供給する2つのトレイフィーダー5a,5bを
部品供給部5に配設し、部品供給部5から部品を取出す
場合には、トレイ6の入替え動作が行われていないトレ
イフィーダー5a,5bを調べながら部品を取出すよう
にしているので、部品供給部5から連続して部品を取出
す場合でも吸着ヘッド20を待機させることが殆どな
く、これによりタクトタイムが短縮される。
【0036】すなわち、トレイフィーダー5a(又は5
b)は、上述のように複数のトレイ6を備えているた
め、トレイ6を順次入替えながら一つのトレイフィーダ
ーのみで部品を供給することも考えられる。しかし、こ
の場合には、連続的に部品を取出す際に途中でトレイ6
上に取出すべき部品が無くなると、トレイ6を入替える
間、吸着ヘッド20を待機させる必要がある。これに対
し、上記実施形態の実装機では、連続的に部品を取出す
際に途中で一方のトレイフィーダー5a(又は5b)の
トレイ6上に取出すべき部品が無くなっても、他方のト
レイフィーダー5a(5b)から部品を取出させること
で吸着ヘッド20の待機時間をなくし、もしくは短縮さ
せることができる。そのため、タクトタイムが短縮され
ることとなる。
【0037】ところで、上記実装機は、本発明に係る実
装機の一の実施の形態であって、その具体的な構成は、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0038】例えば、上記部品供給部4に、同一の部品
を供給する2つのテープフィーダー4aを並設し、テー
プフィーダー4aが部品繰り出し動作中か否かを調べな
らが各テープフィーダー4aから択一的に部品を取出さ
せるようにしてもよい。すなわち、テープフィーダー4
aにおいては、部品取出し後、テープを送って次の部品
を繰り出すまでに一定の時間が必要であり、そのため一
のテープフィーダー4aから連続して部品を取出そうと
すると、その時間だけ吸着ヘッド20を待機させる必要
が生じる場合ある。しかし、上記のように、2つのテー
プフィーダー4aを並設して部品繰り出し動作中でない
テープフィーダー4aから部品を取出させるようにすれ
ば、吸着ヘッド20を待機させることなく連続してテー
プフィーダー4aから部品を取出すことができる。従っ
て、このような構成をさらに採用するようにすれば、タ
クトタイムをより短縮することが可能となる。この場
合、同一の部品を供給するテープフィーダーを必ずしも
隣設する必要はないが、隣設する方がヘッドユニット7
の移動量を小さくすることができ効率的である。なお、
トレイフィーダー、テープフィーダー以外の例えばステ
ィックフィーダー等のフィーダーを搭載する場合にも同
様の構成を採用することができる。
【0039】また、上記実施形態の実装機では、上記エ
ンコーダ36の出力に基づいてチャック部材37がトレ
イセット位置にあるか否かを判断することにより、トレ
イフィーダー5a又は5bがトレイ6の入替え動作中に
あるか否かを判断するようにしているが、例えば、これ
以外に、トレイ6の入替えに要する時間をタイマーによ
り計時する方法、各トレイフィーダー5a,5bからト
レイ6の入替え完了を示す信号をコントローラ40に出
力させる方法、あるいはCCDカメラによる画像認識に
よりトレイ6の入替えが完了したことを検知する方法等
に基づいてトレイフィーダー5a,5bがトレイ6の入
替え動作中か否かを判断するようにしてもよい。
【0040】さらに、上記実施形態では説明していない
が、例えば、トレイフィーダー5a,5bのいずれもが
トレイ6の入替え動作中である場合の制御としては、こ
れらトレイフィーダー5a,5bのうち、トレイ6の入
替え動作が早く完了するフィーダー5a,5bを判断
し、そのフィーダー5a,5bから部品を吸着すべくヘ
ッドユニット7を制御するようにすればよい。すなわ
ち、ヘッドユニット7をトレイ6の入替え動作が早く完
了するフィーダー5a,5bの部品取出し位置の上方で
待機させておくようにすればよい。この場合には、エン
コーダ36の出力に基づいて入替え動作が早く完了する
フィーダー5a,5bを判断することがき、また、トレ
イ6の入替えに要する時間をタイマーにより計時しつつ
その残り時間を調べることにより判断することもでき
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、部品装
着用の移動可能なヘッドユニットにより部品供給部の部
品供給装置から部品を取出して基板に実装する部品の実
装方法において、複数の部品供給装置により同一の部品
を供給するとともに、当該部品を実装する際に、各部品
供給装置の作動状態を調べ、所定の部品取出し位置に部
品がセットされている部品供給装置から部品を取出すよ
うにしたので、連続して同一の部品を取出す場合でもヘ
ッドユニットを待機させることなく部品を取出すことが
できる。そして、このように部品の取出し動作において
ヘッドユニットを待機させることがなくなる分、タクト
タイムが効果的に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面実装機を示す平面図である。
【図2】本発明に係る表面実装機を示す正面図である。
【図3】表面実装機に搭載されるトレイフィーダーの構
成を示す側面略図である。
【図4】表面実装機の制御系を示すブロック図である。
【図5】実装制御の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4,5 部品供給部 4a テープフィーダー 5a,5b トレイフィーダー 6 トレイ 7 ヘッドユニット 10 Y軸サーボモータ 16 X軸サーボモータ 11,17,23,25,32,36 エンコーダ 22 Z軸サーボモータ 24 R軸サーボモータ 26 吸装着バルブ 30 トレイ収納部 31 上下動モータ 35 引出しモータ 37 チャック部材 40 コントローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品装着用の移動可能なヘッドユニット
    により部品供給部の部品供給装置から部品を取出して基
    板に実装する部品の実装方法において、複数の部品供給
    装置により同一の部品を供給するとともに、当該部品を
    実装する際に、上記各部品供給装置の作動状態を調べ、
    所定の部品取出し位置に部品がセットされている部品供
    給装置から部品を取出すことを特徴とする実装方法。
  2. 【請求項2】 部品装着用の移動可能なヘッドユニット
    と部品供給部とを備え、上記ヘッドユニットにより部品
    供給部の部品供給装置から部品を取出して基板に装着す
    る実装機において、同一の部品を供給する複数の部品供
    給装置を上記部品供給部に配設するとともに、これら部
    品供給装置の作動状態を検知する検知手段と、上記ヘッ
    ドユニットによる部品取出しの際に検知手段による検出
    結果に基づいて所定の部品取出し位置に部品がセットさ
    れている部品供給装置を判別し、その部品供給装置から
    部品を取出させるべく上記ヘッドユニットを制御する制
    御手段とを設けたことを特徴とする表面実装機。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、いずれの部品供給装置
    の部品取出し位置にも部品がセットされていない場合に
    は、各部品供給装置のうち最も早く部品取出し位置に部
    品がセットされる装置を判別し、その部品供給装置から
    部品を取出させるべく上記ヘッドユニットを制御するこ
    とを特徴とする請求項2記載の表面実装機。
  4. 【請求項4】 上記同一の部品を供給する各部品供給装
    置を相互に隣設したことを特徴とする請求項2又は3記
    載の表面実装機。
  5. 【請求項5】 上記部品供給装置は、部品を載置したト
    レイを複数段に備え、各トレイを順次所定の部品供給位
    置にセットするように構成されたトレイフィーダーであ
    ることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の
    表面実装機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8328498B2 (en) 2007-01-25 2012-12-11 Panasonic Corporation Component feeding unit and method, and component mounting apparatus and method
JP2015005589A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 パナソニック株式会社 トレイ交換方法及び部品実装装置

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