JP4684867B2 - 部品実装方法 - Google Patents

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本発明は、部品吸着用のノズルを有するヘッドにより電子部品を基板上に実装する部品実装方法に関するものである。
従来から、部品吸着用のノズルを備えるヘッドを前記ノズル中心軸回りに回転可能とし、高さ方向に昇降動作可能に支持するヘッドユニットにより、IC等の電子部品をパーツフィーダ等の部品供給部から吸着して、プリント基板上の所定位置に実装する表面実装機が知られている。
この表面実装機の部品搭載動作として、まず実装すべき部品を供給する部品供給部までヘッドユニットを移動させた後、ヘッドユニットに対してヘッドを下降させ、部品供給部の電子部品(以下部品)をノズルで吸着する。そして、カメラ等で吸着した部品を撮像した後、部品搭載位置までヘッドユニットを移動させながら、ノズルに吸着された部品姿勢と搭載位置における正規の搭載姿勢とを比較して、ヘッドをノズル中心軸方向(R軸方向)に回転させて部品の回転角度を調整した後、プリント基板の搭載位置に部品を搭載する(例えば特許文献1参照)。
前記表面実装機では、プリント基板(以下基板)に部品を時間的に効率よく搭載するために、ヘッドユニットには複数のヘッドが備えられ、各ヘッドのそれぞれが上記部品搭載動作を行う。すなわち、複数のヘッドがそれぞれ部品を吸着した後、ヘッドユニットの第1のヘッドに吸着された部品(第1部品)を所定の搭載位置に移動させつつ、第1部品のR軸方向の回転角度を調整し、所定の搭載位置に第1部品を下降させて搭載する。次に、ヘッドユニットの第2のヘッドに吸着された部品(第2部品)を所定の搭載位置に移動させつつ、第2部品のR軸方向の回転角度を調整し、所定の搭載位置に第2部品を下降させて搭載する。このように各ヘッドに吸着された部品は、それぞれ上記回転角度調整動作と部品下降動作とを各ヘッドごとに別々行うことによって、確実に所定の搭載位置に搭載されていた。
特開平11−145692号公報
近年では、基板に実装する部品の高密度化に伴い、さらなる部品実装の高速化が求められている。そのため、上記部品搭載時についても、ヘッドユニットの移動中に部品の回転角度を調整する等、実装時間の短縮化が図られている。しかし、各ヘッドの移動時間内にそのヘッドの角度調整動作を行った上に、さらなる実装時間の短縮化を図るには限界があった。すなわち、基板上に順次部品を搭載する際に部品搭載位置間の移動距離が短い場合等には、移動時間に比べて回転角度調整動作が遅れる場合があった。したがって、ヘッドユニットの移動中に完全に回転角度の調整を行いきれない場合には、ヘッドユニットの移動が終了しているにもかかわらず部品を搭載できずにヘッドが部品搭載位置上で待機し、実装時間をロスしてしまう場合があった。
従来では、各ヘッドの移動時間にそのヘッドにおける回転角度調整動作を行っているため、移動時間内に行いきれない回転角度調整動作の超過時間は、そのまま積算されることになり、この各ヘッドにおける超過時間が実装のタクトタイムに大きく影響していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電子部品を基板に実装するために要する時間を短縮することができる部品実装方法及び部品実装機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の部品実装方法は、複数のヘッドのノズルに電子部品を吸着させて搬送し、基板上に搭載する部品実装方法であって、各ヘッドをそれぞれのノズルの中心軸回りに独立して回転可能とし、前記電子部品の搬送中でかつ前記電子部品が前記基板に搭載される前に、搭載位置に応じた姿勢となるように、前記ヘッドをノズルの中心軸回りに回転させて前記電子部品の回転角度を調整するR軸調整ステップ、前記複数のヘッドのうち、一のヘッドに吸着された前記電子部品が搭載位置に到達するまでの移動時間内に、他のヘッドに対しそれぞれ前記R軸調整ステップを行うことが可能か否かを判断する判断ステップとを有し、前記一のヘッドにおける前記R軸調整ステップを行う時期と重複する部分を有する時期に、前記判断ステップによりR軸調整可能と判断された前記他のヘッドに対し前記R軸調整ステップを行うことを特徴としている。
この部品実装方法によれば、ヘッドをノズルの中心軸回りに回転させて、所定の回転角度となるように調整するR軸調整ステップについて、このR軸調整ステップを行う時期を一のヘッドと他のヘッドとで重複させて行うため、それぞれを独立してR軸調整を行う時間を各ヘッド毎に画一的に行っていた従来の方法に比べて、実装に要する時間を短縮することができる。
すなわち、一のヘッド(先行ヘッド)におけるR軸調整中に、次ヘッド(先行ヘッドよりも後に動作するヘッド)のR軸調整を行えば、先行ヘッドのR軸調整に必要な時間を利用して次ヘッドのR軸調整を行うことができるため、実装に要する時間を短縮することができる。
特に、前記部品実装方法では、前記R軸調整は、前記電子部品の搬送中に行われ、前記電子部品が前記基板に搭載される前に、搭載位置に応じた姿勢となるように、前記ヘッドをノズルの中心軸回りに回転させて前記電子部品の回転角度を調整するものである。
このため、次ヘッドにおける前記R軸調整は、先行ヘッドにおける前記電子部品の搬送中に行われることにより、実装に要する時間を短縮することができる。すなわち、次ヘッドにおけるR軸調整を先行ヘッドの移動時間を利用して行うことにより、次ヘッドの移動時間に当該次ヘッドのR軸調整を行う必要がない。したがって、所定のヘッドのR軸調整が当該ヘッドの移動時間を越えて行われる従来の場合に比べて当該ヘッドの移動完了後、すぐに部品を搭載でき、実装に要する時間を短縮することができる。
また、好ましい形態として、前記部品実装方法は、前記電子部品の搬送中に、前記ヘッドを高さ方向に移動させ前記電子部品を前記基板に対して所定高さに近づけるZ軸調整ステップをさらに有し、前記Z軸調整ステップは、各ヘッドのノズルに吸着された電子部品をノズルの中心軸回りに回転させると隣接する前記電子部品同士が接触するヘッドについて、それらの電子部品の高さ位置が下方側から基板搭載順になるように、前記ヘッドを高さ方向に移動させるものであって、このZ軸調整ステップ後に、前記一のヘッドを含む複数のヘッドに対し前記R軸調整ステップを並行して行う。
このような構成によれば、電子部品の搬送中に、予め基板に対して所定高さに近づけるZ軸調整ステップを行って、基板と吸着された電子部品との距離を小さくしておくことにより、電子部品を搭載する際のヘッドの下降時間を短縮することができ、結果として実装に要する時間をより一層短縮することができる。
また、電子部品をノズルの中心軸回りに回転させると隣接する電子部品に接触するおそれのある電子部品を吸着するヘッドについて、前記R軸調整ステップを行う前に、電子部品の高さ位置が下方側から基板搭載順に配列するように前記ヘッドを移動させるため、R軸調整ステップを行った際に隣接する電子部品同士が接触することを回避することができる。また、搭載順に配列されているため、R軸調整ステップ後に搭載姿勢となった電子部品を所定の搭載位置でその姿勢のまま下降させても他の電子部品と接触することはない。よって、比較的大きな電子部品を吸着した場合であっても実装に要する時間を短縮することができる。
本発明の部品実装方法によれば、電子部品を基板に実装するために要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる部品実装機の平面図、図2は、本実施形態にかかる部品実装機の側面図である。
図1及び図2は本発明が適用される表面実装機(以下、実装機と略す)を概略的に示している。同図に示すように実装機の基台1上には、基板3搬送用のコンベア2が配置され、基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の実装作業位置で停止されるようになっている。
上記コンベア2の両側には、部品供給部4が配置されている。これら部品供給部4には、多数列のテープフィーダー4aが設けられている。各テープフィーダー4aは、それぞれ、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔おきに収納、保持したテープがリールから導出されるように構成されており、後述するヘッドユニット6により部品が取出されるに伴い間欠的に部品を繰り出すように構成されている。
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット6が装備されている。このヘッドユニット6は、部品供給部4と基板3が位置する実装作業位置とにわたって移動可能とされ、X軸方向(コンベア2と平行な方向)及びY軸方向(コンベア2と直交する方向)に移動することができるようになっている。
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット6支持部材11が配置され、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分(図示せず)がボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
また、Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15には、それぞれエンコーダ9a,15aが設けられており、これによって上記ヘッドユニット6の位置が検出されるようになっている。
前記ヘッドユニット6には部品装着用の複数のヘッド20が搭載されており、図示の例では4本のヘッド20がX軸方向に等間隔で一列に並べて搭載されている。
ヘッド20は、それぞれヘッドユニット6のフレームに対してZ軸方向の移動及びR軸(吸着ノズル21中心軸)回りの回転が可能とされ、Z軸サーボモータ16(図3参照)を駆動源とする昇降駆動手段およびR軸サーボモータ17(図3参照)を駆動源とする回転駆動手段により駆動されるようになっている。また、各ヘッド20には、その先端(下端)に吸着ノズル21が装着されており、図外の負圧供給手段から吸着ノズル21の先端に負圧が供給されることにより、この負圧による吸引力で部品を吸着するようになっている。本実施形態では、各サーボモータ15,9,16,17及びエンコーダ15a,9a,16a,17aにより本発明の駆動部が構成されている。
前記基台1上には、さらにヘッドユニット6による部品の吸着状態を画像認識するための撮像ユニット18(撮像手段)が設けられており、この実施形態では、実装作業位置と各部品供給部4との間にそれぞれ撮像ユニット18が設けられている。この撮像ユニット18は、カメラ及び照明装置等からなっている。
図3は、上記実装機の制御系をブロック図で示している。なお、このブロック図は実装機の制御系統のうち主に本発明に関連する部分を抽出して示している。
上記実装機は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROMおよび装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM等から構成される制御装置10(本発明の制御部)を有している。この制御装置10は、その機能構成として、軸制御部101、画像処理部102および記憶部103および主制御部104を含んでいる。
軸制御部101は、X軸サーボモータ15、Y軸サーボモータ9、各ヘッド20に設けられるR軸サーボモータ17及びZ軸サーボモータ16と、これらに設けられたエンコーダ15a、9a、17a、16aとが接続されており、これらのエンコーダ15a、9a、17a、16aの検出値に基づいて、各サーボモータ15,9,17,16の駆動制御を行うものである。
画像処理部102は、前記撮像ユニット18に接続されており、この撮像ユニット18に備えられたカメラによって取り込まれた部品の画像に所定の画像処理を行い、各ヘッド20におけるテープフィーダー4aからの部品の吸着の有無に関する情報、部品の形状、部品の吸着位置、部品のX方向及びY方向に対するR軸回りの角度を検出し、この検出した値を主制御部104に送信するものである。
記憶部103は、基板3に搭載する部品の位置及び方向などに関する基板データ103bと、テープフィーダー4aから供給される部品の形状等に関する部品データ103cと、基板3にテープフィーダー4aの部品を実装する動作を制御する動作プログラム103aとを記憶している。
主制御部104は、部品を基板3に実装する実装動作を統括的に制御するものである。具体的には、ヘッドユニット6を部品供給部4に移動させて負圧供給手段(不図示)を制御することにより、テープフィーダー4aからの部品の吸着を行わせる(吸着動作)。そして、部品を吸着したヘッドユニット6を撮像ユニット18のカメラ上に移動させ(認識動作)、部品認識後、基板3の部品搭載位置にヘッドユニット6を移動させて、吸着した部品を基板3に搭載させる(移載動作)。この一連の動作を記憶部103に記憶されている前記動作プログラム103a、基板データ103b及び部品データ103cに基づいて、前記軸制御部101を介して各サーボモータを制御するものである。
次に図4を参照して本実施形態にかかる実装機の動作について説明する。
まず、ステップS1において、部品の吸着が行われる。すなわち、主制御部104は、軸制御部101を介してX軸、Y軸サーボモータ15,9を駆動制御して、ヘッドユニット6を所定の部品供給部4まで移動させる。そして、一定の高さ(初期位置)に配列されているヘッド20のうち、Z軸サーボモータ16を駆動制御して特定のヘッド20を吸着位置まで下降させ、負圧供給手段を制御して吸着ノズル21内を負圧にして、必要な部品を吸着ノズル21先端に吸着させる。この動作を複数のヘッド20について繰り返し、各ヘッド20に実装すべき部品を吸着させる(吸着動作)。吸着後、各ヘッド20は、再び初期位置に配列される。
なお、この吸着動作では、部品の吸着前に、吸着すべき部品の形状等に合わせて各ヘッド20を吸着ノズル21の中心軸回りに回転させて調整するR軸調整動作が含まれるが、この吸着動作の詳細については後述する。
次に各ヘッド20により部品を吸着させた後、ステップS2において、部品の認識が行われる。すなわち、主制御部104は、軸制御部101を介してX軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御してヘッドユニット6を撮像ユニット18の上を通過するように移動させる。そして、各ヘッド20に吸着された部品のすべての画像が撮像ユニット18のカメラによって取り込まれ、部品データ103cと比較して部品の認識が行われる(認識動作)。
次に吸着された部品すべての画像を取り込んだ後、ステップS3において、部品の搬送が行われる。すなわち、主制御部104は、軸制御部101を介してX軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御して部品を搭載する所定の搭載位置にヘッドユニット6を移動させてヘッド20に吸着された部品を搬送する。すなわち、基板3に搭載すべき特定の部品が所定搭載位置の直上に位置するようにヘッドユニット6を移動させる(搬送動作)。
次に前記搬送動作により所定搭載位置の直上まで部品を搬送させた後、ステップS4において、基板3上に部品を搭載する。すなわち、主制御部104は、軸制御部101を介してZ軸サーボモータ16を駆動制御してヘッド20を下降させて基板3の搭載位置に部品を載置する。そして、負圧供給手段を制御して吸着ノズル21内の負圧を解除してヘッド20を初期位置まで上昇させる(搭載動作)。
なお、上記の搬送動作及び搭載動作からなる移載動作においては、部品を搭載する前に、吸着された部品の姿勢を吸着ノズル21中心軸回りに回転させて搭載位置の姿勢に調整するR軸調整動作が含まれるが、この移載動作の詳細については後述する。
次にステップS5において、各ヘッド20に吸着したすべての部品についての搭載が完了したか否かが判断される。吸着した部品がいずれかのヘッド20に残っている場合には、ステップS5でNOと判断されてステップS3に戻って残った部品について搬送・搭載動作が行われる(ステップS3、S4)。そして、ヘッド20に吸着された部品をすべて搭載し終えた場合には、ステップS6において、基板3に搭載すべきすべての部品が搭載されたかどうか判断され、搭載されていない場合には、ステップS6でNOと判断され、ステップS1の処理に戻ってステップS1〜S5の処理が行われる。そして、基板3に搭載すべきすべての部品を搭載した場合には、部品の実装動作が終了する。
次に、図5を参照して吸着動作ついて詳細に説明する。図5は、本実施形態における吸着動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、ヘッドユニット6には4本のヘッド20が設けられている場合について説明するが、ヘッドの数は4本に限定されるものではない。
4本のヘッド20それぞれについて実装すべき部品が決定されると、吸着動作が開始され、吸着動作を行う対象となるヘッド20を決定するヘッド決定値Nに初期値ゼロが入力される(ステップS11)。
次に、複数のヘッド20から吸着動作を行うヘッドを選択する(ステップS13)。すなわち、初期値ゼロのヘッド決定値Nに1が加算され(ステップS12)、一番目に吸着動作を行うヘッド20を選択する。
ここで、最初に吸着動作を行うヘッド20を第1ヘッド20、次に吸着動作を行うヘッド20を第2ヘッドとし、最後に吸着動作を行うヘッド20を第4ヘッド20とする。そして、第1〜第4ヘッドに吸着される部品をそれぞれ、第1部品、第2部品・・第4部品とする。
次に、吸着すべき部品の存在について判断される(ステップS14)。すなわち、主制御部104により第1ヘッド20に部品を吸着させるか否かが判断され、吸着させる部品がある場合にはステップS14でYESと判断され、X軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御してヘッドユニット6を所定の部品供給部4に移動させる(ステップS15)。また、今回の吸着動作において第1ヘッド20には部品を吸着させる必要がない場合には、ステップS14でNOと判断され、再びステップS12、S13の処理により、次ヘッドである第2ヘッド20が吸着動作の対象として選択される。
次に、当該ヘッド20について後述するR軸調整が起動されたか否かが判断される(ステップS16)。すなわち、吸着ノズル21先端部分は、吸着対象部品の形状や吸着ノズル21先端部分の形状等により、部品に対して吸着に適した回転角度に位置している必要がある。したがって、吸着ノズル21先端部分が吸着対象部品の吸着に適した回転角度になっていない場合には、R軸サーボモータ17を駆動制御してヘッド20を吸着ノズル21の中心軸回りに回転させて調整するR軸調整が行われる(ステップS17:R軸調整ステップ)。ステップS16では、このR軸調整が起動されたか否かが判断され、当該ヘッド20に対しR軸調整ステップを経ていない場合には、ステップS16でNOと判断されステップS17においてR軸調整が行われる。
次に、次ヘッド20のR軸調整について可否が判断される(ステップS18)。すなわち、設定条件、例えば第1ヘッドが部品供給部4に到達するまでの移動時間内に次ヘッドである第2ヘッド20におけるR軸調整が可能であるか否かが判断され、第2ヘッド20に対してR軸調整を行うことができる場合には、ステップS18でYESと判断され、第1ヘッド20のR軸調整動作と並行して第2ヘッド20のR軸調整が行われる(ステップS17)。そして、さらにステップS18において、第2ヘッドの次ヘッドに該当する第3ヘッドに対しても同様にしてR軸調整の可否が判断される。このように、このS17、S18の処理を繰り返すことによって、第1ヘッド20のR軸調整動作と並行して、R軸調整が必要なヘッド20すべて(第2〜第4ヘッド20)についてZ軸調整が行われる。すなわち、第1ヘッド20のR軸調整ステップを行う時期とその他のヘッド20のR軸調整ステップを行う時期とが互いに重複するように各ヘッド20についてR軸調整が行われる。本実施形態においては、原則的には第1ヘッド20の移動時間内に第2〜第4ヘッドすべてのR軸調整が行われるものとする。
また、ステップS18において、すべてのヘッド20(第1〜第4ヘッド20)についてR調整を行った場合や次ヘッド20についてR軸調整が不可と判断された場合には、ステップS18でNOと判断されて、ヘッドユニット6(第1ヘッド20)の部品供給部4への移動が完了した後、Z軸サーボモータ16を駆動制御して第1ヘッド20を下降させる(ステップS19)。すなわち、第1部品を吸着する吸着高さ位置に第1ヘッド20を下降させ、第1部品の吸着を行う。
次に、ステップS20において、全ヘッド20の吸着が完了したか否かが判断され、部品の吸着が完了していないヘッド20が存在する場合には、ステップS12からステップS20が繰り返される。
すなわち、各ヘッド20で順次部品を吸着する場合は、第1ヘッド20による第1部品の吸着が完了すると、部品を吸着していないヘッド20(第2〜第4ヘッド20)が存在しているため、ステップS20でNOと判断される。そして、ステップS12、13において、ヘッド決定値Nに1が加算され第2ヘッドが選択された後、第2ヘッド20の吸着ノズル21先端部分にも部品を吸着させる場合には、ステップS14でYESと判断され、X軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御して、第2ヘッド20を第2部品を供給する部品供給部4にヘッドユニット6を移動させる(ステップS15)。ここで、第2ヘッド20では、上述のようにすでにR軸調整済みであるため、ステップS16においてYESと判断される。したがって、ヘッドユニット6の移動完了後、そのままZ軸サーボモータ16を駆動制御して第2ヘッド20を下降させ第2部品を吸着させる(ステップS19)。
このようにして、第1ヘッド20から第4ヘッド20まで第1部品から第4部品を吸着し終えた場合には、ステップS20でYESと判断され、吸着動作は終了する(ステップS21)。なお、各ヘッド20がR軸調整を終えた後、複数のヘッドが同時に部品を吸着するものであってもよい。
次に、図6、7を参照して移載動作について詳細に説明する。図6は、本実施形態における移載動作を示すフローチャートである。また、図7は、移載動作におけるタイムチャートであり、第1〜第4ヘッド20に吸着された部品が基板3に搭載される場合における各軸の駆動時間を時系列的に表したものである。
すなわち、図7におけるXYは、ヘッドユニット6を移動させるためのX軸、Y軸サーボモータ9の駆動時間を示している。また、各ヘッド20のR軸及びZ軸は、それぞれ各ヘッド20のR軸サーボモータ17、Z軸サーボモータ16の駆動時間を表している。
図6において、認識動作が終了すると、移動動作及び搭載動作からなる移載動作が開始され、まず搭載動作を行う対象ヘッド20を決定するヘッド決定値Nに初期値ゼロが入力される(ステップS31)。
次に、複数のヘッド20から移載動作を行うヘッドを選択する(ステップS33)。すなわち、初回は、初期値ゼロのヘッド決定値Nに1が加算され(ステップS32)、1番目に移載動作を行うヘッド20を選択する。
ここで、最初に移載動作を行うヘッド20を第1ヘッド20、次に移載動作を行うヘッド20を第2ヘッドとし、最後に移載動作を行うヘッド20を第4ヘッド20とする。そして、第1〜第4ヘッドに吸着されている部品をそれぞれ、第1部品、第2部品・・第4部品とする。
次に、ヘッド20に搭載すべき部品が存在しているか否かが判断される(ステップS34)。すなわち、第1ヘッド20の吸着ノズル21先端部分に部品が吸着されているか否かが判断され、第1ヘッドに第1部品が吸着されている場合には、ステップS34でYESと判断され、X軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御して、基板3上の第1部品が搭載される搭載位置にヘッドユニット6を移動させる(ステップS35)。また、今回の搭載動作において第1ヘッド20に第1部品が吸着されていない場合には、ステップS34でNOと判断され、再びステップS32、S33の処理が行われる。すなわち、次ヘッドである第2ヘッド20が搭載動作の対象として選択される。
次に、当該ヘッド20について後述するR軸調整が起動されたか否かが判断される(ステップS36)。すなわち、吸着動作により吸着された部品の姿勢と搭載位置における姿勢とは異なる場合があり、また吸着時における微少のずれも発生する。したがって、吸着された吸着対象部品の姿勢が搭載位置の姿勢に合致するように、ステップS37において、R軸サーボモータ17を駆動制御してヘッド20を吸着ノズル21の中心軸回りに回転させてR軸調整を行う(R軸調整ステップ)。ステップS36では、このR軸調整が起動されたか否かが判断され、当該ヘッド20に対しR軸調整ステップを経ていない場合には、ステップS36でNOと判断されステップS37においてR軸調整が行われる。
次に、次ヘッド20(本実施形態では第2ヘッド20)のR軸調整について可否が判断される(ステップS38)。すなわち、設定条件、例えば第1ヘッドが第1部品の搭載位置に到達するまでの移動時間内に第2ヘッド20のR軸調整が可能であるか否かが判断され、第2ヘッド20に対してR軸調整を行うことができる場合には、ステップS38でYESと判断され、第1ヘッド20のR軸調整動作と並行して第2ヘッド20のR軸調整が行われる(ステップS37)。そして、さらにステップS38において、第2ヘッドの次ヘッドに該当する第3ヘッドに対しても同様にしてR軸調整の可否が判断される。このように、このS37、S38の処理を繰り返すことによって、第1ヘッド20のR軸調整動作と並行して、R軸調整が必要なヘッド20すべて(第2〜第4ヘッド20)について軸調整が行われる。すなわち、第1ヘッド20のR軸調整ステップを行う時期とその他のヘッド20のR軸調整ステップを行う時期とが互いに重複するように各ヘッド20についてR軸調整が行われる。
本実施形態では、第1ヘッド20により第1部品が搭載位置に移動するまでの時間、すなわち、認識動作が完了する撮像ユニット18の位置から第1部品の搭載位置までの移動時間内(図7における第1部品移動の時間内)に、第1〜第4ヘッド20についてすべてR軸調整を行えると判断され、図7に示すように、第1ヘッド20のR軸調整と同時に第2〜第4ヘッド20のR軸調整が並行して行われる。したがって、第1ヘッド20に吸着された第1部品が基板3に搭載される前の状態では、それぞれのヘッド20に吸着された部品(第1〜第4部品)は、各ヘッド20によって、それぞれの搭載位置における姿勢と合致する姿勢で吸着・保持されている。
そして、すべてのヘッド20についてのR調整が完了した場合や次ヘッド20についてR軸調整不可と判断された場合(ステップS38でNO)には、第1ヘッド20(ヘッドユニット6)を搭載位置に移動させた後、Z軸サーボモータ16を駆動制御して第1ヘッド20を下降させる。すなわち、第1ヘッド20を搭載位置に下降させて第1部品を搭載させる(ステップS39)。
次に、ステップS40において、全ヘッド20の搭載が完了したか否かが判断され、搭載が完了していないヘッド20がある場合には、ステップS32からステップS40が繰り返される。
すなわち、第1ヘッドによる第1部品の搭載が完了すると、部品を搭載していないヘッド20(第2〜第4ヘッド20)の存在により、ステップS40でNOと判断される。そして次ヘッドである第2ヘッドが選択される(ステップS32,S33)。
図7に示す例では、第2ヘッド20の吸着ノズル21先端部分にも部品が吸着されているため、ステップS34でYESと判断され、X軸サーボモータ15及びY軸サーボモータ9を駆動制御して、第2ヘッド20が吸着している第2部品の所定の搭載位置にヘッドユニット6を移動させる(ステップS35)。そして、第2ヘッド20では、上述のようにすでにR軸調整済みであるため、ステップS36においてYESと判断され、ヘッドユニット6の移動完了後、Z軸サーボモータ16を駆動制御して第2ヘッド20を下降させ対象部品を搭載位置に搭載させる(ステップS39)。
すなわち、図7に示すように、第1ヘッド20に吸着された第1部品が基板3に搭載された後(第1ヘッドの搭載下降完了後)、第2ヘッドに吸着された第2部品を所定の搭載位置に移動させる第2部品移動が行われ、この第2部品移動完了後、第2ヘッド20の部品が基板3に搭載される(第2ヘッドの搭載動作)。このように、第3部品及び第4部品それぞれについて、所定の搭載位置に移動させる第3部品移動及び第4部品移動が行われ、第1ヘッド20から第4ヘッド20まで吸着している部品(第1〜第4部品)をすべて搭載し終えた場合には、ステップS40でYESと判断され、移載動作は終了する(ステップS41)。
このように、本実施形態では、吸着動作及び移載動作において、各ヘッド20のR軸調整を行うR軸調整ステップの時期を重複させて行っているため、従来のように各ヘッド毎に独立させて行う場合に比べて部品実装に要する時間を短縮することができる。また、上記実施形態では、撮像ユニット18のカメラ位置からの移動を伴うために最も時間的余裕のある第1部品移動の間に、第1〜第4ヘッド20のR軸調整を並行して行うため、それぞれのR軸調整を確実に第1部品移動の時間内に終えることができ、結果として実装時間を短縮することができる。
ここで、従来の方法におけるタイムチャートを図9に示す。各名称及び記号等は本実施形態のタイムチャートを示す図7と同じ意味である。この図9に示した従来の方法では、各ヘッド20が各搭載位置まで移動する第1〜第4部品移動の時間内にそれぞれのヘッド20における搭載下降を行っている。
この図9に示した従来の方法と図7に示した本実施形態とを比較すると、従来の方法では、第2〜4移動の時間内にR軸調整を終えることができないため、ヘッドユニット6の搭載位置までの移動が完了しているにもかかわらず、その位置でR軸調整が終了するまで停止する時間αが存在している。これに対し、本実施形態では、第1部品移動の時間内にすべてのヘッド20におけるR軸調整を並行して行ってすべて第1部品移動の時間内に終了するため、従来の方法では実装時間としてロスとなっていた時間αが不要となる。したがって、本実施形態では、従来の方法に対して時間αの総和、すなわち図7に示す短縮時間t分だけ実装時間を短縮することができる。
また、上記実施形態では、各ヘッド20(ヘッドユニット6)を各部品の搭載位置まで移動させた後、このヘッド20を初期位置から下降させて当該部品を搭載する場合について説明したが、部品の搬送中にヘッド20を基板3に対して所定高さに近づけるZ軸調整を行うものであってもよい。
具体的には、図6のフローチャートにおいて、ヘッドユニット6が移動を開始するステップS35から、部品のZ軸方向への搭載を開始するステップS39までの間で、吸着した部品を所定の高さになるように下降させるZ軸調整ステップを行う。すなわち、Z軸サーボモータ16を駆動制御してヘッド20の吸着部品が基板3に近づく所定の高さ位置になるように下降させる。この所定高さは、既に基板3上に搭載されている他の部品と干渉しない高さ位置であればよい。
このようなZ軸調整をヘッドユニット6が移動する間にR軸調整と並行して行った場合のタイムチャートを図8に示す。図8に示すように、図7では、第1部品移動と第2部品移動との間、第2部品移動と第3部品移動との間、第3部品移動と第4部品移動との間に搭載下降が画一的に行われていたのに対し、図8に示す実施形態では、第1〜第4部品移動の時間中にヘッド20に吸着された部品の高さ位置が所定高さとなるように、各ヘッド20に対しZ軸調整が行われる。したがって、ヘッドユニット6を停止させてから行われるヘッド20の下降時間は、前記所定高さ位置から搭載位置までの本下降の時間だけで済み、初期位置から搭載位置まで下降させる図7の場合に比べて下降時間は短縮される。すなわち、図8に示すように、Z軸調整を各ヘッド20の移動時間内に行う図8に示す実施形態では、図7に示す実施形態に比べて短縮時間T(図8参照)だけ実装時間を短縮することができる。
なお、図8に示す実施形態においては、各ヘッド20のZ軸調整をそれぞれの吸着部品を搭載位置に移動させる時間(第1〜第4部品移動の時間)に別々に行っているが、これに限定されず、第1部品移動の時間内にすべてのヘッド20に対して所定の高さ位置にZ軸調整を行うものであってもよい。
また、前記Z軸調整は、すべてのヘッド20を一律に同じ所定高さ位置に下降させるものについて説明したが、それぞれのヘッド20が上下方向に順次高さ位置が異なるように下降させるものであってもよく、それぞれランダムな高さ位置に下降させるものであってもよい。
より好ましい形態としては、ヘッド20に吸着された部品が下方側から基板3に搭載される順であって、隣接する部品同士が吸着ノズル21中心軸回りに回転した場合であっても互いに接触しない間隔で配列させるZ軸調整であることが好ましい(実装順高さ位置)。
具体的には、基板3に搭載する部品の搭載順序が第1ヘッド20、第2ヘッド20、第3ヘッド20の順であって、第2ヘッド20に吸着した大型の電子部品(第2部品)を同一高さ位置で吸着ノズル21の中心軸回りに回転させると、第1、第3ヘッド20に吸着した部品(第1部品、第3部品)に接触してしまう場合には、上記のようにZ軸調整を行った後、R軸調整を行うのがよい。
すなわち、制御装置10の記憶部103に予め記憶されている部品及びその部品に関する配列間隔等の情報に基づいて、R軸調整を行う前に、下方から第1部品、第2部品、第3部品となるように搭載順に配列し、かつ、第1、第3ヘッド20の吸着部品(第1、第3部品)と第2ヘッド20の吸着部品とが吸着ノズル21中心軸回りに回転した場合であっても互いに接触しない間隔になるようにZ軸調整を行う。その後、R軸調整を行って第1及び第2ヘッド20の部品をそれぞれ搭載位置姿勢になるように調整する。
このようにすれば、R軸調整を行っても第2部品と第1部品及び第3部品に接触することはなく、また、第1部品が搭載された後、大型の第2部品が搭載され、その後第3部品が搭載されるため、それぞれの部品同士を互いに接触することなく基板3に搭載させることができる。
また、上記実施形態については、第1部品移動の時間内にすべてのヘッド20についてR軸調整を完了させる場合について説明したが、一のヘッド20におけるR軸調整を行う時期と他のヘッド20におけるR軸調整を行う時期とが同時に行われる部分を有していればよい。例えば、第2〜第4ヘッド20のR軸調整について第2部品移動の時間内に行うものであってもよいし、第1部品移動の時間内に第1ヘッド20及び第2ヘッド20のR軸調整を行い、第3部品移動の時間内に第3ヘッド20及び第4ヘッド20のR軸調整を行うものであってもよい。この場合において、第3部品移動の時間が短かい場合には、第3及び4ヘッド20のR軸調整の時間が超過するが、第3及び4ヘッド20のR軸調整を行う時期が同時期であるため、第3ヘッド20と第4ヘッド20とのR軸調整を別々に行う場合に比べて実装時間を短くすることができる。
本発明の部品実装機を示す平面図である。 本発明の部品実装機を示す側面図である。 本発明の部品実装機の制御系を示すブロック図である。 実装動作を示すフローチャートである。 吸着動作を示すフローチャートである。 移載動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における移載動作におけるタイムチャートである。 本発明の他の実施形態における移載動作におけるタイムチャートである。 従来の移載動作におけるタイムチャートである。
3 基板
6 ヘッドユニット
10 制御装置
16 Z軸サーボモータ
17 R軸サーボモータ
20 ヘッド
21 吸着ノズル
101 軸制御部
104 主制御部

Claims (2)

  1. 複数のヘッドのノズルに電子部品を吸着させて搬送し、基板上に搭載する部品実装方法であって、
    各ヘッドをそれぞれのノズルの中心軸回りに独立して回転可能とし、
    前記電子部品の搬送中でかつ前記電子部品が前記基板に搭載される前に、搭載位置に応じた姿勢となるように、前記ヘッドをノズルの中心軸回りに回転させて前記電子部品の回転角度を調整するR軸調整ステップ
    前記複数のヘッドのうち、一のヘッドに吸着された前記電子部品が搭載位置に到達するまでの移動時間内に、他のヘッドに対しそれぞれ前記R軸調整ステップを行うことが可能か否かを判断する判断ステップとを有し、
    前記一のヘッドにおける前記R軸調整ステップを行う時期と重複する部分を有する時期に、前記判断ステップによりR軸調整可能と判断された前記他のヘッドに対し前記R軸調整ステップを行うことを特徴とする部品実装方法。
  2. 前記電子部品の搬送中に、前記ヘッドを高さ方向に移動させ前記電子部品を前記基板に対して所定高さに近づけるZ軸調整ステップをさらに有し、
    前記Z軸調整ステップは、各ヘッドのノズルに吸着された電子部品をノズルの中心軸回りに回転させると隣接する前記電子部品同士が接触するヘッドについて、それらの電子部品の高さ位置が下方側から基板搭載順になるように、前記ヘッドを高さ方向に移動させるものであって、このZ軸調整ステップ後に、前記一のヘッドを含む複数のヘッドに対し前記R軸調整ステップを並行して行うことを特徴とする請求項1に記載の部品実装方法。
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