JP3085905U - ダイカストマシンバキュームバルブ構造 - Google Patents

ダイカストマシンバキュームバルブ構造

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JP3085905U
JP3085905U JP2001007308U JP2001007308U JP3085905U JP 3085905 U JP3085905 U JP 3085905U JP 2001007308 U JP2001007308 U JP 2001007308U JP 2001007308 U JP2001007308 U JP 2001007308U JP 3085905 U JP3085905 U JP 3085905U
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俊 賢 李
雲 旺 古
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李 俊賢
古 雲旺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 バキュームバルブゲートに異物が侵入しても
優れるさ銅製を維持出来るバキュームバルブ構造を提供
する。 【解決手段】 バルブベース5と上型ベース7と下型ベ
ース6とを有し、下型ベースと上型ベースとの間に波浪
状の導入流路を有し、上型ベースに導入口71を有し、
下型ベースに排気口61を有し、且つ下型ベースに複数
の位置決め孔62,63を有し、バルブベースにおける
複数の位置決め柱52,53,57と接する。導入口近
傍のラックに検知ロッド57が接され、排気口近傍のラ
ックにコントロールバルブロッド58が接され、コント
ロールバルブロッド58を検知ロッド57に従って移動
させることによってコントロールバルブゲート穿孔を閉
鎖するようにする、ダイカストマシンバキュームバルブ
構造を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はダイカストマシンバキュームバルブ構造に係わり、特にバキュームバ ルブにおける、吸気を開始・閉鎖することを制御するためのコントロールバルブ ロッドの外端部近傍のバルブコア部分の構造に関する考案であり、バルブコアの 移動するコントロールバルブゲート穿孔部位における異物の粘着を防止出来るダ イカストマシンバキュームバルブ構造に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来では、ダイカストマシンのバキュームバルブ構造が提案されていた。その ものには主にバキュームバルブベース1と活動ベース2とを有し、前記バキュー ムバルブベースには検知ロッド11とコントロールロッド12とを有し、前記バ キュームバルブ1の内部空間における検知ロッド11の部分とコントロールロッ ド12の部分にはそれぞれ対向しあうラック同士13、14が配置され、それら のラック13、14の間の空間部位にギヤ同士15、16を挟んでおり、且つそ れらのギヤ同士15、16がバキュームバルブベース1における槽部10内に枢 着される。
【0003】 前記のギヤ同士15、16の伝動によって検知ロッド11とコントロールロッ ド12とを同期に伝動し、バキュームバルブには成形型3の側に配置され、溶融 金属の流れ込みを許容し、溶融金属流が高圧高速の状態で成形型3内を充満する 必要があるが、成形型3内にエアを有するので、エアが溶融金属の流動過程中に 阻止力を生成し、そのエアを排出しなければ、成形型3の最後の部分にエアの存 在による疵が生じるようになる。
【0004】 そのため、バキュームバルブを利用する必要があり、バキュームバルブによっ て真空吸引力を生成し、成形型内部のエアを排出し、且つ吸引力によって溶融金 属の流動速度を加速し、溶融金属がバキュームバルブに流れ込む場合、連動する 検知ロッド11によってコントロールロッド12を作動すると共に、バキューム バルブベースの検知通孔17とバルブゲート18を閉鎖し、且つ成形型3に金属 が充満することを確保出来、エアがすべて排出され、且つ溶融金属が成形型3よ り流れ出てバキュームバルブベース1に至り、バキュームバルブベース1におけ る保留空間に充満する。
【0005】 図に示すのは、バルブゲート18とコントロールロッド12とがペアになって 配置されるものであり、バルブゲート18はラッパ状を呈する台形孔部であり、 コントロールロッド12の末端に逆台形状のロッド部121を有し、台形孔部の バルブゲート部位に汚れ物や異物が存在する場合、逆台形状のロッド121のバ ルブゲート18に対する閉鎖機能が低減されるようになり、吸気状態を維持し、 溶融金属がバルブゲート18と吸気通路41に入り込み、事後の処理の面倒さを 招き、ひどい場合では真空吸気設備に悪影響を及ぼすこともあり、前記の異物の 存在の課題を解決し、確実的な閉鎖効果を有させるようにし、実際のニーズに該 当する製品を製造出来るようにするために、本考案の考案者は研究開発を進め、 前記従来のバルブゲートにおける異物の詰め込みの課題を解決しようとしていた 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、コントロールバルブロッドの外端部に近いバルブコア部分に特殊な 配置の複数の軸方向溝を形成し、バルブコアをコントロールバルブロッドの端部 に位置させるようにし、且つコントロールバルブロッドと検知ロッドとを連動さ せ、バルブコアに検知ロッドが圧着される際に同期的に移動させ、バルブコアに おける排気連通孔かを形成するバルブゲートを閉鎖し、吸気しないように形成さ せ、最も大切なのはバルブコアとバルブゲートとの間に異物が存在する場合、バ ルブゲートの開閉には影響を与えず、即ち、バルブコアの閉鎖状態を確保出来、 溶融金属液をバルブゲートより流れ出ることを防止出来ることを特徴とするダイ カストマシンバキュームバルブ構造を提供することをその主要な目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を図るために、本考案は、バルブベースと上型ベースと下型ベース とを有し、下型ベースと上型ベースとの間に波浪状の導入流路を有し、上型ベー スに導入口を有し、下型ベースに排気口を有し、且つ下型ベースに複数の位置決 め孔を有し、バルブベースにおける複数の位置決め柱と接され、バルブベースに 収納槽が形成され、収納槽に一対のギヤ同士が枢着され、それぞれのギヤの側に それぞらラックが配置され、導入口近傍のラックに検知ロッドが接され、検知ロ ッドが下型ベースにおける検知穿孔に貫通され、排気口近傍のラックにコントロ ールバルブロッドが接され、コントロールバルブロッドが下型ベースにおけるコ ントロールバルブゲート穿孔外部へ突出し、コントロールバルブロッドの外端部 近傍に複数の軸方向溝が形成され、それらの軸方向溝をコントロールバルブゲー ト穿孔の外部へ露出させ、コントロールバルブロッドを検知ロッドに従って移動 させることによってコントロールバルブゲート穿孔を閉鎖するようにする、ダイ カストマシンバキュームバルブ構造を提供する。
【0008】 以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構造や機能や説明などが単に本考案の好適な実施の形態に過ぎなく、 本考案の範囲をそれらの構造のみに狭義的に制限するものではない。
【0009】
【考案の実施の形態】
図2ないし図6に示すように、本考案によるダイカストマシンバキュームバル ブ構造は、そのバキュームバルブにはバルブベース5と下型ベース6と上型ベー ス7とを有し、下型ベース6と上型ベース7との間に波浪状の導入流路81が形 成され、導入流路81が成形型と接され、且つ波浪状に形成しなくてもよく、し かしながら、波浪状に形成される場合に溶融金属の流動速度を緩衝する効果を有 するようになると共に、直接に後部へ快速的に衝撃するようになることを防止出 来る。また、上型ベース7には導入口71を有し、それに対して下型ベース6に は排気口61を有し、排気口61と吸気設備9と接され、吸気設備9として真空 吸気装置を採用でき、排気口61の外部が排気通路91であると共に、その内部 が排気通路65である。また、下型ベース6には複数の位置決め孔62を有し、 バルブベース5における複数の位置決め柱52と接される。
【0010】 バルブベース5には収納槽51を有し、収納槽51には一対のギヤ同士53、 54が枢着され、それぞれのギヤ53、54の近傍にそれぞれラック55、56 が接され、導入口71近傍のラック55に検知ロッド57が接され、検知ロッド 57を下型ベース6における検知穿孔63に通させ、排気口61近傍のラック5 6にコントロールバルブロッド58が接され、コントロールバルブロッド58が 下型ベース6におけるコントロールバルブゲート穿孔64を通し、コントロール バルブロッド58の外端部近傍に複数の軸方向溝59が形成され、軸方向溝59 をコントロールバルブゲート穿孔64の外部へ突出させ、コントロールバルブロ ッド58が検知ロッド57の移動にしたがって移動してコントロールバルブゲー ト穿孔64を閉鎖する場合、コントロールバルブロッド58の移動過程中にコン トロールバルブゲート穿孔64に存在される異物による影響を受けないようにな る。そのうち、下型ベース6の検知穿孔63の後側に半円形の案内フランジ66 が形成され、それによって溶融金属を流暢に検知穿孔に導入することができる。
【0011】
【考案の効果】
前記に説明した通りに、本考案は真っ直ぐなロッドのタイプのコントロールバ ルブロッドに真っ直ぐな穿孔のタイプのコントロールバルブゲート穿孔を合わせ るものを利用すると共に、コントロールバルブロッドの軸方向溝をエアの流路と することによって吸気の進行に利するようになり、図4に示すように、溶融金属 が検知ロッドに至る際にその押し付け力と案内フランジによる案内作用により充 分が力を生じ、そのため、検知ロッドの移動によって、図5に示すように、コン トロールバルブロッドの先端部の円周面がバルブゲート穿孔に対する閉鎖作用を 生じ、吸気の進行を中断し、図6に示すように、安全な操作状態を形成し、特に 軸方向溝の部分が同時にバルブゲートに塞がれる異物を繰り出し、バルブゲート に堆積しないようになり、本考案に従来のラッパ状の穿孔の場合よりもっと優れ る安全性と精確的な作動性を有するように形成させ、異物の入り込むことによる 課題を解決出来るようになり、本考案は好ましい使用性を提供出来るので、従来 物とまったく異なる構造を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のバキュームバルブの構造を示す組合せ断
面図である。
【図2】本考案のバキュームバルブの構造を示す分解斜
視図である。
【図3】本考案のバキュームなる部の構造を示す分解断
面図である。
【図4】本考案のバキュームバルブの構造の組み合わせ
後の断面図である。
【図5】本考案のバキュームバルブの構造の作動途中の
断面図である。
【図6】本考案のバキュームバルブの構造の作動後の断
面図である。
【符号の説明】
5 バルブベース 6 下型ベース 7 上型ベース 8 成形型 9 吸気設備 10 槽部 17 検知通孔 18 バルブゲート 51 収納槽 52 位置決め柱 53、54 ギヤ 55、56 ラック 57 検知ロッド 58 コントロールバルブロッド 59 軸方向溝 61 排気口 62 位置決め孔 63 検知穿孔 64 コントロールバルブゲート穿孔 65 排気通路 66 案内フランジ 71 導入口 81 導入流路 91 吸気通路 121 逆台形状ロッド

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の位置決め柱と1つの収納槽を有
    し、前記収納槽に一対のギヤ同士を枢着し、それぞれの
    ギヤの側にそれぞれラックが接される、バルブベース
    と、 排気口を有し、前記バルブベースと接され、複数の位置
    決め孔を有し、それぞれの位置決め孔に前記バルブベー
    スにおける対応し合う位置決め柱に貫通され、検知穿孔
    とコントロールバルブゲート穿孔を有する、下型ベース
    と、 導入口を有し、前記下型ベースに接され、前記下型ベー
    スとの間に導入流路を有する、上型ベースと、 前記導入口の近傍のラックに配置され、下型ベースの検
    知穿孔を貫通する、検知ロッドと、 前記排気口の近傍のラックに配置され、前記下型ベース
    におけるコントロールバルブゲート穿孔を貫通し、外端
    部近傍に複数の軸方向溝が形成され、それらの軸方向溝
    をコントロールバルブゲート穿孔外へ突出させ、検知ロ
    ッドにしたがって移動する場合に前記軸方向溝をコント
    ロールバルブゲート穿孔内に縮み込ませることによっ
    て、コントロールバルブゲート穿孔を閉鎖するようにす
    る、コントロールバルブロッドとを、 有することを特徴とするダイカストマシンバキュームバ
    ルブ構造。
  2. 【請求項2】 前記コントロールバルブゲート穿孔は真
    っ直ぐな穿孔であることを特徴とする請求項1に記載の
    ダイカストマシンバキュームバルブ構造。
  3. 【請求項3】 前記コントロールバルブロッドは真っ直
    ぐなロッドであることを特徴とする請求項1に記載のダ
    イカストマシンバキュームバルブ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011055544A1 (ja) * 2009-11-06 2011-05-12 サンデン株式会社 真空バルブ装置およびそれを用いた真空ダイカスト装置

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