JP3397815B2 - 射出成形用金型および射出成形方法 - Google Patents

射出成形用金型および射出成形方法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/34Moulds having venting means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックの射出成
形時のガス抜きに優れた射出成形用金型および射出成形
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の金型キャビティーでのガスの除去
方法として、例えば特開平2−217218号公報に開
示されているものが知られている。すなわち、金型キャ
ビティーの樹脂流入口から最端位置に位置する最端部に
開閉可能なベント溝を設ける方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、金型キャビティーの樹脂入口からの
最端部にベント溝が設けられている為、金型キャビティ
ー面に触れるガス量が多く、金型の腐食及び汚れが発生
しやすいという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、金型キャビティー面
に触れるガス量が少なく、ガス抜きが確実に行える射出
成形用金型および射出成形方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る射出成
形用金型は、金型の樹脂入口からキャビティーに通じる
湯道の途中に設けられ、前記樹脂入口側の湯道と前記キ
ャビティー側の湯道とを連通させる連通部と、前記樹脂
入口側の湯道を金型外の大気に連通させるベント溝とを
有するベント開閉部材と、前記金型の樹脂入口から樹脂
の射出を開始したときに、前記樹脂入口側の湯道を前記
ベント溝を介して金型外の大気に連通させると共に、前
記樹脂が前記ベント溝に到達する前に、前記樹脂入口側
の湯道を前記連通部を介して前記キャビティー側の湯道
に連通させるように、前記ベント開閉部材を駆動する駆
動手段と、を具備するものである。また、第2の発明に
係る射出成形用金型は、第1の発明に係る射出成形用金
型において、ベント溝の大気側出口が吸引ポンプに接続
されたものである。さらに、第3の発明に係る射出成形
方法は、金型の樹脂入口からキャビティーに通じる湯道
を介して、前記樹脂入口から射出された樹脂をキャビテ
ィーに導いて充填する射出成形方法において、前記樹脂
の射出を開始したときには、前記樹脂入口側の湯道をベ
ント開閉部材に設けられたベント溝を介して金型外の大
気に連通させ、前記樹脂の射出時に発生するガスを前記
樹脂に先立って前記ベント溝を介して金型外に放出する
工程と、前記樹脂が前記ベント溝に到達する前に、前記
ベント開閉部材を駆動させ、前記樹脂入口側の湯道を前
記ベント開閉部材に設けられた連通部を介して前記キャ
ビティー側の湯道に連通させ、前記樹脂を前記キャビテ
ィーに導いて充填する工程と、を有する。
【0006】
【作用】上記構成の射出成形用金型によれば、ベント開
閉部材を樹脂入口側湯道とベント溝が連通する位置に保
持した状態で、成形機シリンダより金型湯道内に樹脂を
射出する。この時、射出開始時に発生するガスはベント
溝から金型外へ放出される。次に前記樹脂が前記ベント
溝に達する直前に、ベント開閉部材を移動せしめ、樹脂
入口側湯道とキャビティー側湯道を連通させる。また上
記構成の射出成形方法によれば、金型内への溶融樹脂の
射出前にキャビティーに通じる湯道が切り換えられて金
型外へとガスが放出されるようになっており、溶融樹脂
の射出時に発生するガスは確実にベント溝から放出され
る。次いで湯道の遮断を解除して湯道を連通させるとと
もにベント溝を閉ざしているから、湯道を通る溶融樹脂
がキャビティーに導かれて充填されるので、キャビティ
ー面に触れるガス量が少なくなっており、ガス抜きが確
実に行われている。
【0007】
【実施例1】図1〜図3は、本実施例の射出成形用金型
であり、固定側型板1にはスプルー2が設けられてい
る。可動側型板3には、スプルー溜り4と樹脂入口側ラ
ンナー5aとキャビティー側ランナー5bとゲート6と
から成る湯道及びキャビティー7が設けられている。ま
た、樹脂入口側ランナー5aとキャビティー側ランナー
5bの間に、各ランナー5a,5bと同じ断面形状を有
するランナー連通部8と型の外部に開口端を有するベン
ト溝9が設けられたベント開閉部材10がランナー5
a,5bに直交する方向に摺動可能に設けられている。
【0008】前記ベント開閉部材10は、一端を駆動手
段としての駆動シリンダ11のシリンダロッド12に連
結され、駆動シリンダ11は、固定治具13を介し可動
側型板3に固定されている。また駆動シリンダ11は、
油圧ホース14aと油圧ホース14bによって成形機の
油圧回路(図示省略)に連結されている。
【0009】上記のように構成した射出成形用金型にお
ける動作を説明すると、成形機の型閉が開始されると同
時に成形機油圧回路より油圧ホース14aを介し、駆動
シリンダ11に油圧が送られ、シリンダロッド12が金
型と反対方向へ移動させられる。これにより、シリンダ
ロッド12に連結されたベント開閉部材10が移動させ
られ、樹脂入口側ランナー5aとベント溝9が連通させ
られる。次に、型閉めが完了すると成形機シリンダ(図
示省略)より溶融樹脂がスプルー2に射出される。この
際に溶融樹脂から発生するガスは、溶融樹脂に先立ち、
スプルー2とスプルー溜り4と樹脂入口側ランナー5a
とベント溝9を通り金型外へ放出される。
【0010】次に、あらかじめ射出開始から溶融樹脂が
ベント溝9の直前に達するまでの時間が設定された成形
機内タイマー(図示省略)がタイムアップすると、成形
機油圧回路より油圧が油圧ホース14bを介し、駆動シ
リンダ11に送られる。これにより、シリンダロッド1
2が金型側へ移動すると共にシリンダロッド12に連結
されたベント開閉部材10が移動させられ、樹脂入口側
ランナー5a及びキャビティー側ランナー5bにランナ
ー連通部8が連通される。次に溶融樹脂がランナー連通
部8とキャビティー側ランナー5bとゲート6を通りキ
ャビティー7に充填される。
【0011】以上説明した本実施例の射出成形用金型お
よびこの金型による射出成形方法においては、射出時に
樹脂入口側ランナー5aがベント溝9を介して金型外の
大気に連通される為に、射出初期に成形機シリンダから
多量に噴出されるガスが抵抗なく金型外へ放出される。
また、この際にキャビティー側ランナー5bが樹脂入口
側ランナー5aと遮断されている為に、ガスがキャビテ
ィーに達することがなく、キャビティーの金型表面が汚
れることがない効果がある。
【0012】
【実施例2】図4は、本実施例の射出成形用金型に用い
るベント開閉部材10を示し、前述の実施例1のベント
開閉部材10に相当するものである。すなわち、ベント
溝91の大気放出口91aと吸気ポンプ16が排気ホー
ス15によって連通され、吸気ポンプ16によつてガス
が強制的に金型外へ放出される。
【0013】以上説明した本実施例の射出成形用金型お
よびこの金型による射出成形方法においては、吸気ポン
プ16によってガスが強制的に金型外へ放出される為
に、実施例1よりもガス放出が完全に行われる効果があ
る。
【0014】
【実施例3】図5及び図6は、本実施例の射出成形用金
型を示し、固定側型板21には、スフルー22が設けら
れ、可動側型板23にはスプルー溜り24と樹脂入口側
ランナー25aとキャビティー側ラナンー25bとゲー
ト26から成る湯道及びキャビティー27が設けられて
いる。また、樹脂入口側ランナー25aとキャビティー
側ランナー25bの間に、ベント入口溝28とランナー
連通部29が設けられたベント開閉部材30が回転自在
に設けられている。また、前記ベント開閉部材30の下
部には、ピニオン30aが設けられ、可動型板23内に
摺動可能に設けられたラック31と噛み合っている。前
記ラツク31の端部は、固定部材32を介して可動側型
板23に固定された駆動シリンダ33のシリンダロツト
34に連結されている。また、駆動シリンダ33は、油
圧ホース35a、35bを介し成形機の油圧回路(図示
省略)に接続されている。
【0015】上記のように構成した射出成形用金型にお
ける動作を説明すると、成形機の型閉が開始されると同
時に、成形機の油圧回路より油圧ホース35aに圧油が
送られ、シリンダロッド34が金型の中心方向に移動さ
せられる。これにより、シリンダロッド34に連結され
たラック31が移動させられることにより、ラック31
と噛み合ったピニオン30aを介し、ベント開閉部材3
0が回転し、ベント入口溝28が樹脂入口側ランナー2
5aと連通すると共に、ランナー連通部29がベント溝
36bと連通する。
【0016】次に、型閉めが完了すると成形機シリンダ
(図示せず)より溶融樹脂がスプルー22に射出され
る。この際、溶融樹脂から発生するガスは、溶融樹脂に
先立ちスプルー22とスプルー溜り24と樹脂入口側ラ
ンナー25aとベント入口溝28とランナー連通部29
とベント溝36a、36bを通り、金型外の大気に放出
される。次にあらかじめ射出開始から溶融樹脂がベント
入口溝の直前に達するまでの時間が設定された成形機内
タイマー(図示省略)がタイムアップすると成形機の油
圧回路より圧油が油圧ホース35bを介して駆動シリン
ダ33に送られ、シリンダロッド34が金型と反対の方
向へ移動させられる。
【0017】これに伴い、前記シリンダロッド34に連
結されたラック31が移動させられ、前記ラック31と
噛み合ったピニオン30aが回転せしめられることによ
り、ベント開閉部材30が回転させられ、樹脂入口側ラ
ンナー25aとキャビティー側ランナー25bにランナ
ー連通部29が連通させられる。この後、溶融樹脂がラ
ンナー連通部2とキャビティー側ランナー25bとゲー
ト26を通り、キャビティー27に充填される。
【0018】以上説明した本実施例の射出成形用金型お
よびこの金型による射出成形方法においては、実施例1
の効果に加え、ガスが2つのベント溝36a,37bか
ら金型外に放出される為に、実施例1よりもガス逃げ時
の抵抗が小さく、ガス抜きが完全に行われる効果があ
る。
【0019】
【実施例4】図7は、本実施例の射出成形用金型を示
し、前述の実施例1の構成において、樹脂入口ランナー
5a部に赤外線式温度センサー15を埋設して構成した
ものである。他の構成は実施例1と同様であるから同一
符号を付してその説明は省略する。すなわち本実施例に
おける射出成形用金型においては、駆動シリンダ11の
駆動を成形機タイマーのタイムアップの代わりに赤外線
式温度センサー15が樹脂温度を感知した信号により開
始する。
【0020】以上説明した本実施例の射出成形用金型お
よびこの金型による射出成形方法においては、実施例1
の効果に加え、ベント開閉部材10の駆動開始を正確に
行える効果がある。
【0021】
【実施例5】図8〜図11は、本実施例の射出成形用金
型を示し、図8は、射出成形用金型の全体を示し、図9
は可動側型板を分割線側から見た正面図、図10はベン
ト開閉部材50の外観図、図11はキャビティー充填
時、をそれぞれ示す。
【0022】固定側型板41には、スプルー42が設け
られ、可動側型板43にはスプルー溜り44と樹脂入口
側ランナー45aとキャビティー側ランナー45bとゲ
ート46とから成る湯道及びキャビティー47が設けら
れている。また、前記樹脂入口側ランナー45aとキャ
ビティー側ランナー45bの間の湯道には、ベント開閉
部材50が設けられている。
【0023】図10に示す前記ベント開閉部材50は、
湯道形成部51とベント溝52を有する嵌合部53と鍔
部54から形成され、前記嵌合部53が前記可動側型板
43に設けられた嵌合穴55に樹脂が漏れることがない
クリアランスを有し、摺動可能に嵌合されている。ま
た、鍔部54は、可動側受板56に設けられたバネ挿入
穴57に摺動可能に埋設され、可動側型板43と鍔部5
4のバネ受面54aの間に設けられたバネ58の復元力
によって鍔部54の当て付け面54bがバネ挿入穴57
の底面59に当て付いている。
【0024】この時、湯道形成部51が前記樹脂入口側
ランナー45aとキャビティー側ランナー45bを連通
させ、ベント溝52が湯道と遮断される様にベント溝5
2及びベント開閉部材50の長さが調整されている。ま
た、可動側受板56には、駆動手段としてのエアシリン
ダ60が固設され、前記エアシリンダのロッド62が可
動側受板56に設けられたロッド61を介し、ベント開
閉部材50の当て付け面54bに当て付いている。ま
た、前記エアシリンダ60は、エアチューブ63を介
し、成形機タイマー(図示省略)に連動するエア供給機
(図示省略)に連結されている。
【0025】この時、エア供給機よりエアチューブ63
を介し、エアシリンダ60にエアが供給されるとロッド
62がバネ58の復元力よりも強い力で当て付け面54
bを押圧することにより、ベント開閉部材50が湯道側
へ移動させられ、ベント溝52が樹脂入口側ランナー4
5aと可動側型板43に設けられ、ベント管66により
金型外の大気と連通させられたベント用ざぐり67を連
通せしめる様に、ロッド62の移動ストロークとベント
溝52が調整されている(図11参照)。
【0026】上記のように構成した射出成形用金型にお
ける動作を説明すると、エア供給機65よりエアチュー
ブ63を介し、エアシリンダ60にエアを供給し、ロッ
ド62が当て付け面54bを押圧することにより、ベン
ト開閉部材50を湯道側へ移動せしめ、ベント溝52に
より樹脂入口側ランナー45aとベント用ざぐり67を
連通せしめた状態で、成形機ノズル(図示省略)より樹
脂をスプルー42に射出する。この時、成形機シリンダ
(図示省略)内、または樹脂が湯道形成部51に達する
直前までに樹脂から発生したガスは、ベント溝52とベ
ント用ざぐり67とベント管66により金型外へ放出さ
れる。
【0027】次に、射出開始から樹脂が湯道形成部51
の直前に達する時間があらかじめ設定された成形機タイ
マーがタイムアップし、エア供給機65からエアシリン
ダ60へのエアの供給が停止されると、バネ58の復元
力によりベント開閉部材50が湯道と反対の方向へ移動
させられ、樹脂入口側ランナー45aとキャビティー側
ランナー45bが湯道形成部51により連通させられる
と共に、ベント溝52と湯道が遮断される。この後、樹
脂は湯道形成部51とキャビティー側ランナー45bと
ゲート46を通り、キャビティー47へ充填させられ
る。
【0028】以上説明した本実施例の射出成形用金型お
よびこの金型を用いた射出成形方法においては、ベント
開閉部材50が金型の厚さ方向に埋設されている為に、
ベント開閉部材50が湯道及びキャビティー47の配置
に与える制約が少ないという効果がある。
【0029】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型および射出成形
方法においては、ガス逃げ時の抵抗が少なく、ガスが逃
げやすい。また、射出初期に多量に発生するガスがキャ
ビティーの金型表面に触れないため、キャビティーの金
型表面の腐食及び汚れが少ないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の射出成形用金型の概略図と
そのA−A線断面矢視図である。
【図2】同実施例1におけるベント開閉部材の断面図で
ある。
【図3】同実施例1におけるキャビティー充填時の概略
図である。
【図4】本発明の実施例2の射出成形用金型におけるヘ
ント開閉部材の概略図である。
【図5】本発明の実施例3の射出成形用金型の概略図と
そのB−B線断面矢視図である。
【図6】同実施例3におけるキャビティー充填時の概略
図である。
【図7】本発明の実施例4の射出成形用金型の概略図と
そのC−C線断面矢視図である。
【図8】本発明の実施例5の射出成形用金型の概略図で
ある。
【図9】同実施例5における射出成形用金型の可動側型
板を分割線側から見た正面図である。
【図10】同実施例5におけるベント開閉部材の外観図
である。
【図11】同実施例5におけるキャビティー充填時の概
略図である。
【符号の説明】
1 固定側型板 2 スプルー 3 可動側型板 4 スプルー溜り 7 ゲート 9 ベント溝 5a 樹脂入口側ランナー 5b キャビティー側ランナー 10 ベント開閉部材 11 駆動シリンダ 12 シリンダロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−8014(JP,A) 特開 昭60−19519(JP,A) 特開 昭63−7638(JP,A) 特開 昭49−81460(JP,A) 実開 平1−171623(JP,U) 実開 平3−129430(JP,U) 実開 昭62−159611(JP,U) 実開 平1−127822(JP,U) 実開 平1−166518(JP,U) 実開 昭64−50430(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29C 45/00 - 45/84

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の樹脂入口からキャビティーに通じ
    る湯道の途中に設けられ、前記樹脂入口側の湯道と前記
    キャビティー側の湯道とを連通させる連通部と、前記樹
    脂入口側の湯道を金型外の大気に連通させるベント溝と
    を有するベント開閉部材と、 前記金型の樹脂入口から樹脂の射出を開始したときに、
    前記樹脂入口側の湯道を前記ベント溝を介して金型外の
    大気に連通させると共に、前記樹脂が前記ベント溝に到
    達する前に、前記樹脂入口側の湯道を前記連通部を介し
    て前記キャビティー側の湯道に連通させるように、前記
    ベント開閉部材を駆動する駆動手段と、を具備すること
    を特徴とする射出成形用金型。
  2. 【請求項2】 ベント溝の大気側出口が吸引ポンプに接
    続されたことを特徴とする請求項1記載の射出成形用金
    型。
  3. 【請求項3】 金型の樹脂入口からキャビティーに通じ
    る湯道を介して、前記樹脂入口から射出された樹脂をキ
    ャビティーに導いて充填する射出成形方法において、 前記樹脂の射出を開始したときには、前記樹脂入口側の
    湯道をベント開閉部材に設けられたベント溝を介して金
    型外の大気に連通させ、前記樹脂の射出時に発生するガ
    スを前記樹脂に先立って前記ベント溝を介して金型外に
    放出する工程と、 前記樹脂が前記ベント溝に到達する前に、前記ベント開
    閉部材を駆動させ、前記樹脂入口側の湯道を前記ベント
    開閉部材に設けられた連通部を介して前記キャビティー
    側の湯道に連通させ、前記樹脂を前記キャビティーに導
    いて充填する工程と、 を有することを特徴とする射出成形方法。
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