JP3282423B2 - 金型装置 - Google Patents

金型装置

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JP3282423B2
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勝司 関口
輝正 大崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor
    • B29C45/2896Closure devices therefor extending in or through the mould cavity, e.g. valves mounted opposite the sprue channel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂が流れるランナー
部と、成形品が成形されるキャビティー部との間にゲー
ト口部が設けられた射出成形用などの金型装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一例を図11、図12に示し説明する。
キャビティープレート101の内部には、成形品が成形
されるキャビティー部102が形成されている。そのキ
ャビティー部102の前方(以下、図中左方向を前方と
いう)には、ゲート口部103とランナー部104が形
成されている。なお、そのランナー部104は、縦方向
のランナー部と横方向のランナー部とより構成されてい
る。前記キャビティープレート101の前方には、成形
後にランナーを排出するランナーストリッパープレート
105が取り付けられている。また、そのランナースト
リッパープレート105の前方には、成形機に固定され
た固定板106が取り付けられている。そして、その固
定板106には一時的にランナーを保持するランナーロ
ックピン107が固定されている。
【0003】一方、前記キャビティープレート101の
後方には成形後、成形品を後述するコアピンより排出す
るストリッパープレート108と、成形品に空洞部を形
成するコアピン109が固定されたコアプレート110
が取り付けられている。なお、コアピン109の先端は
前記キャビティープレート101に形成された保持孔に
101aに嵌挿するようになっている。樹脂の圧力など
によるコアピンの曲がりを防止するためである。
【0004】次に動作について説明する。図11は金型
装置が閉まり樹脂がキャビティー部102に流れ込んで
いる状態である。この時、前記コアピン109は前述し
たようにコアピン109の先端が保持孔101aに嵌挿
されているため、樹脂の圧力によって曲がらないもので
ある。図12は金型装置が開いたときの状態である。ラ
ンナー111と成形品112はゲート113より引きち
ぎられランナー111はランナーロックピン107に、
成形品112はコアピン109に保持されている。図1
3はさらに金型が開いた状態である。前記ランナー11
1はランナーストリッパープレート105によりランナ
ーロックピン107が排出され、また、成形品112は
ストリッパープレート108によりコアピン109から
排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
にあっては、ランナーと成形品を分離した箇所にゲート
が残ってしまう。このゲートは微小な突起ではあるもの
の、特に小さな成形品にとっては目立ってしまい外観を
著しく損ねてしまうものである。また、手に触れる成形
品にあってはゲートが指などに触れ、痛く違和感があ
り、強いては指などに傷を付けてしまうこともあり危険
であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、樹脂が流れるランナー部先端と
成形品が形成されるキャビティー部入口との間のゲート
口部に、コアピン先端を前後動し得るように配設し、後
退位置でコアピン外周より樹脂キャビティー内に流入
させている時には、コアピン先端がゲート口部内に位置
するようにし、前進位置でゲート口部を閉じるようなし
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】コアピンをゲート口部に前後動し得るよう配設
し、コアピン先端外周とゲート口との間にすき間ができ
るようにコアピンを位置させ、コアピン外周よりキャビ
ティー部内に樹脂を流入し、流入完了後コアピンを前進
させてゲート口とキャビティー部とを遮断するようにす
る。
【0008】
【実施例】図1乃至図4に第1実施例を示し説明する。
キャビティープレート1の内部には成形品が成形される
キャビティー部2が形成されている。そのキャビティー
部2の前方には円錐状のゲート口部3が形成されてい
る。前記キャビティープレート1の前方にはランナー部
(孔)4が形成されたランナープレート5が取り付けら
れており、そのランナープレート5の前方には、成形後
にランナーを排出するランナーストリッパープレート6
が取り付けられている。また、そのランナーストリッパ
ープレート6の前方には成形機に固定された固定板が取
り付けられており、その固定板には一時的にランナーを
保持するランナーロックピン7が固定されている。
【0009】一方、前記キャビティープレート1の後方
には、成形機、成形品を後述するコアピンより排出する
ストリッパープレート8と、成形品に空洞部を形成する
中空状のコアピン9が固定されたコアプレート10が取
り付けられている。また、前記中空状のコアピン9の内
側には、中コアピン11が摺動自在に配置されている。
そして、その中コアピン11の後端11aは前記コアプ
レート10の後方に位置し前後動する中コアプレート1
2に固定されている。さらに、中コアピン11の中間部
11bは、前記ゲート口部3の直径と同じ径に形成され
ており、中間部11bの前方には円錐部11cを介して
縮径部11dと円錐状の先端部11eが形成されてい
る。13は前記中コアプレート12を移動させるための
エアシリンダのロッドであるが、中コアプレート12を
移動させるための手段としては歯車駆動や金型の開閉動
作を利用するものなど適宜のものが採用できる。
【0010】次に作用について説明する。金型装置を閉
じて樹脂をキャビティー部2に流し込むが、この時、中
コアピン11の位置は拡大して描いた図2に示すよう
に、縮径部11dがゲート口部3に位置するように配置
する。このように、縮径部11dとゲート口部3との間
に隙間を形成することにより、この隙間より樹脂をキャ
ビティー部2内に流し込むのである。次いで、キャビテ
ィー2部内に樹脂を流し込んだ後にエアシリンダ13を
作動させ、中コアピン11を前進させる。この中コアピ
ン11の前進により、中コアピン11の中間部11bが
ゲート口部3に嵌挿し、ゲート口部3が完全に塞がれる
(図3並びに、図3の要部を拡大した図4参照)。この
動作で、ゲート113は切断されランナー111と成形
品112とは分離された状態にもなる。なお、成形終了
後は、従来技術と同様に金型を開くとランナー111と
成形品112が各々ランナーストリッパープレート6と
ストリッパープレート8により、ランナープレート5並
びにコアピン9から排出される。最後に前記エアシリン
ダ13を復帰させる。
【0011】第2実施例を図5、図6に示し説明する。
前記第1実施例と特に相違する構成はコアピン14の前
方部の形状にある。前例のような縮径部を形成せずに連
設して円錐状の先端部14aを形成したものである。そ
して、成形時(キャビティーへの樹脂流し込み時)にお
いては、その円錐状の先端部14aをゲート口部3に位
置させたものである。このように、円錐形の先端部14
aをゲート口部3に位置させることにより、その位置を
容易に変えることができ、よって、先端部14aとゲー
ト口部3に生じる隙間の面積を容易に変えることができ
るから、キャビティーへの樹脂の流れ込みの量も容易に
変えることができる。
【0012】第3実施例を図7、図8に示し説明する。
前記第1実施例並びに第2実施例と特に相違する構成
は、コアピン15の前方部の形状と、ゲート口部3に対
する設定位置にある。本実施例におけるコアピン15の
前方には、円周方向に複数の縦溝15aが形成されてい
る。そして、成形時おいては、その縦溝15aが形成さ
れた部分までゲート口部3に嵌挿している。樹脂は縦溝
15aを通りキャビティー部2内に流れ込むのである。
本実施例においては、樹脂が流れ込んでいるとき、コア
ピン15がゲート口部3に嵌挿しているため、樹脂の圧
力によるコアピン15の曲がりを防止することができ
る。なお、本実施例においては、複数箇所から樹脂をキ
ャビティーに流し込むため成形条件によっては、図13
に示すように成形品112に樹脂の合わせ目112a
(一般的にはウエルドと云われている)が発生してしま
う場合もあるが、前記第1実施例並びに第2実施例にお
いては、円周方向から樹脂を流し込むためウエルドの発
生がない。以上、筒状物を成形する例を挙げ説明した
が、図9は本発明第4実施例で孔116aを有する箱体
116であっても良いし、図10は本発明の第5実施例
で孔117aを有する平板状物117であってもよい。
つまり、少なくとも1つの孔を有する成形物であるなら
ば良いのである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、樹脂が流れるランナー部先端
と成形品が形成されるキャビティー部入口との間のゲー
ト口部に、コアピン先端を前後動し得るように配設し、
後退位置でコアピン外周より樹脂がキャビティー内に流
させている時には、コアピン先端がゲート口部内に位
置するようにし、前進位置でゲート口部を閉じるように
したので、成形品にゲートを残すことなく、樹脂の圧力
などによるコアピンの曲がりを防止できる。又、ウエル
ド(樹脂の合わせ目)を生じないようにし外観が綺麗な
安全性にすぐれた成形品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例射出時正断面図である。
【図2】図1のゲート口部拡大正断面図である。
【図3】図1のコアピンを前進させゲート口部を閉じた
時の図である。
【図4】図3のゲート口部拡大正断面図である。
【図5】本発明の第2実施例射出成形時正断面図であ
る。
【図6】図5のコアピンを前進させゲート口部を閉じた
時の正断面図である。
【図7】本発明の第3実施例射出成形時正断面図であ
る。
【図8】図7のA−A側断面図である。
【図9】本発明の第4実施例正断面図である。
【図10】本発明の第5実施例正断面図である。
【図11】従来技術の射出成形時正断面図である。
【図12】図11の型開きをした時の図である。
【図13】図12の成形品取り出し時の正断面図であ
る。
【図14】従来装置による成形品の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 キャビティープレート 2 キャビティー部 3 ゲート口部 4 ランナー部 5 ランナープレート 6 ランナーストリッパープレート 7 ランナーロックピン 9 コアピン 10 コアプレート 11 中コアピン 11a 中コアピンの後端 11b 中コアピンの中間部 11c 中コアピンの円錐部 11d 中コアピンの縮径部 11e 中コアピンの先端部 12 中コアプレート 14 コアピン 14a コアピン先端部 15 コアピン 15a 縦溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂が流れるランナー部先端と成形品が
    形成されるキャビティー部入口との間のゲート口部に、
    コアピン先端を前後動し得るように配設し、後退位置で
    コアピン外周より樹脂キャビティー内に流入させてい
    る時には、コアピン先端がゲート口部内に位置するよう
    にし、前進位置でゲート口部を閉じるようなした金型装
    置。
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CN109159381A (zh) * 2018-11-09 2019-01-08 哈希斯热流道科技(苏州)有限公司 一种注塑模具胶口阀针控制装置

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