JP3397814B2 - プラスチックの射出成形方法 - Google Patents

プラスチックの射出成形方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス抜きを行いながらプ
ラスチックを射出して成形するプラスチックの射出成形
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金型内からガス抜きを行う従来方法とし
て、特開平2−217218号公報が知られている。こ
の方法は金型のキャビティ内部のガス圧力をセンサで検
出し、その検出圧力に応じて、ガスベントを開閉してキ
ャビティ内のガス抜きを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来方法
では、キャビティ内に充満したガスの圧力を検出した後
にガス抜きを行うため、射出当初に多量に発生するガス
がキャビティの成形面に接触する。このため成形面が汚
れたり、腐食する不都合があった。
【0004】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、キャビティに達するガス量を極力少なくするこ
とにより、成形面の汚れおよび腐食を抑制することが可
能なプラスチックの射出成形方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明に係るプラスチックの射出成形方法は、
金型のキャビティ内に気体を圧入すると共に、溶融プラ
スチックを射出するノズルのノズルタッチ面と前記キャ
ビティとを結ぶ通路に連通するように設けたベント手段
から前記気体を排気させながら、前記溶融プラスチック
を前記キャビティに内に射出するものである。また、第
2の発明に係るプラスチックの射出成形方法は、金型の
キャビティ内に気体を圧入すると共に、、溶融プラスチ
ックを射出するノズルのノズルタッチ面と前記キャビテ
ィとを結ぶ通路に連通するように設けた第1のベント手
段から前記気体を排気させながら、前記溶融プラスチッ
クを前記キャビティに内に射出する工程と、前記キャビ
ティ内に流入したガスを前記キャビティ内の気体と共に
前記溶融プラスチックの射出圧力で第2のベント手段か
ら排気しなから溶融プラスチックを成形する工程と、を
有するものである。
【0006】
【作用】上記構成では、金型の外部に流れる気体の流れ
がキャビティ内に形成された状態となっているため、溶
融プラスチックから発生したガスはキャビティ方向から
圧力を受けて、気体と共にベント手段から排出される。
このため、キャビティに達するガス量が少なくなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の断面図、図2は金
型の分割線からの下型の平面図、図3は図2におけるA
−A線断面図を示す。上型の型板1と下型の型板3とが
分割線16で密着することにより型締めされ、これによ
り型板1,3の間にキャビティ6が形成される。本実施
例は三角プリズムを成形するものであり、上型の型板1
に入子2が設けられると共に、下型の型板3に入子4,
5が設けられることにより、キャビティ6が三角プリズ
ムの外形々状に対応した形状となっている。
【0008】上型の型板1には射出成形機のノズル(図
示省略)が当接するノズルタッチ面7aと、ノズルタッ
チ面7aに連通するスプルー7とが形成されている。一
方、下型の型板3にはスプルー7に連通するスプルー溜
り8と、スプルー溜り8と連通するランナ9と、ランナ
9に連通するゲート10が形成され、ゲート10がキャ
ビティ6に連通している。この場合、スプルー溜り8に
は突出し用穴11が下方向に連続しており、この突出し
用穴11内にスプルー突出しピン12が0.003mm以下
のクリアランスを有して摺動自在に挿入されている。ま
た、下型の型板3におけるキャビティ6の両側には、キ
ャビティ鍔部13が形成されると共に、このキャビティ
鍔部13に対応する突出し用穴14が形成されている。
そして、この突出し用穴14内に成形品の突出しピン1
5が0.003mm以下のクリアランスを有した状態で摺動
自在に挿入されている。
【0009】下型の型板3におけるゲート10の反対側
には気体注入溝17が形成され、この気体注入溝17に
注入管18が連結している。気体注入溝17は分割線1
6よりも0.03mm程度の深さを有しており、その先
端部がキャビティ6に連通している。また注入管18は
フィルタ22を介してコンプレッサー19に連結してお
り、コンプレッサー19が駆動すると所定の圧力の気体
が気体注入溝17からキャビティ6内に圧入されるよう
になっている。一方、下型の型板3のランナ9の両側に
はベント溝20が形成されている。ベント溝20は分割
線16よりも0.03mm程度の深さで形成されてお
り、このベント溝20にベント管21が連通している。
ベント管21は下型の型板3を貫通しており、これ(ベ
ント溝20及びベント管21(第1のベント手段))に
よりキャビティ6内のガス抜きが行われる。さらに、気
体注入溝17には下型の型板3を貫通するエアベント2
3が連通している。このエアベント23(第2のベント
手段)はキャビティ6内に流入したガスを気体と共に、
溶融プラスチックの射出圧力で金型外へ放出するもので
ある。
【0010】次に上記構成による射出成形の作動を説明
する。射出成形機のノズルをノズルタッチ面7aに圧接
させた状態で、コンプレッサー19を駆動して圧縮空気
を注入管18および気体注入溝17を介して注入する。
かかる空気はキャビティ6内で例えば、2kg/cm2以上の
圧力となるように調整される。このように注入された空
気はベント溝20およびベント管21から金型の外部へ
放出される。そして、この気体の注入および放出による
流れを生じている状態でノズルから溶融プラスチックを
射出し、キャビティ6内に充填する。
【0011】かかるプラスチックの射出開始からベント
溝20に達するまでの間に、プラスチックから発生した
ガスはキャビティ6内の空気流により、ベント溝20お
よびベント管21から金型の外部へ放出される。また、
プラスチックから発生してキャビティ6内に流入したガ
スは溶融プラスチックの射出圧力によってエアベント2
3から気体と共に金型の外部へ放出される。これにより
キャビティ6内に流入するプラスチックからのガス量が
極めて少なくなるため、成形面の汚染や腐食を防止する
ことができる。
【0012】その後、キャビティ6内のプラスチックが
冷却固化し、型開きが行われるとコンプレッサー19が
停止して気体の注入が停止する。そして、スプルー突出
しピン12および成形品突出しピン15が突き出されて
成形品が離型される。この場合、コンプレッサー19に
接続された注入管18などに開閉自在に電磁弁を設け
て、その閉作動により気体の注入を停止しても良く、こ
の場合はコンプレッサー19を停止する必要がなくな
る。このような本実施例では、プラスチックの射出開始
時に発生したガスをキャビティ6からの気体の圧力で金
型に放出するため、キャビティ6に達するガス量が削減
され、入子2,4,5の成形面の汚れおよび腐食を防止
することができる。
【0013】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変更が可能である。例えばベント管21における出
口部分に吸引ポンプを連結してコンプレッサー19によ
るキャビティ6への気体の流入と同時に吸引ポンプによ
って気体を強制的に吸引しても良い。これによりキャビ
ティ6内の気圧とベント管21内の気圧との差が大きく
なるため、さらに大量のガスを迅速に放出でき、成形面
への悪影響をさらに軽減することができる。
【0014】また本発明においてはベント管21の出口
部分に圧力スイッチを設けて、ベント管の圧力を検出し
ても良い。この圧力スイッチはベント管の圧力が小さく
なったとき、コンプレッサー19を停止するように作動
する。このような圧力スイッチを設けた場合において
は、溶融プラスチックによってベント溝が塞がれたとき
に、圧力スイッチによってコンプレッサー19が停止す
る。これにより、キャビティ6内の気体の圧力が低下す
るため、溶融プラスチックが円滑にキャビティ内に流入
して、転写による成形性が良好になると共に、プラスチ
ックからのガスは溶融プラスチックがゲート10および
キャビティ6を流動する圧力で空気注入溝17,流入管
18およびコンプレッサー19を介した流路およびエア
ベント23を介した流路から外部に放出されるため、成
形面への悪影響を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の通り本発明はプラスチックからの
ガスを金型の外側へ放出される気体と共に放出するた
め、キャビティ内に流入するガス量が少なくなり、これ
により成形面の汚れや腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図。
【図2】下型の平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【符号の説明】
6 キャビティ 17 気体流入溝 18 注入管 19 コンプレッサー 20 ベント溝 21 ベント管 23 エアベント

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティ内に気体を圧入すると
    共に、溶融プラスチックを射出するノズルのノズルタッ
    チ面と前記キャビティとを結ぶ通路に連通するように設
    けたベント手段から前記気体を排気させながら、前記溶
    融プラスチックを前記キャビティに内に射出することを
    特徹とするプラスチックの射出成形方法。
  2. 【請求項2】 金型のキャビティ内に気体を圧入すると
    共に、溶融プラスチックを射出するノズルのノズルタッ
    チ面と前記キャビティとを結ぶ通路に連通するように設
    けた第1のベント手段から前記気体を排気させながら、
    前記溶融プラスチックを前記キャビティに内に射出する
    工程と、 前記キャビティ内に流入したガスを前記キャビティ内の
    気体と共に前記溶融プラスチックの射出圧力で第2のベ
    ント手段から排気しながら溶融プラスチックを成形する
    工程と、 を有することを特徴とするプラスチックの射出成形方
    法。
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