JP2007268550A - 真空ダイカスト装置及び真空ダイカスト方法 - Google Patents

真空ダイカスト装置及び真空ダイカスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】排気速度を制御するタイミングを高精度且つ再現性よく決めることができ、低コストの真空ダイカスト装置及び方法を提供することを課題とする。
【解決手段】可動型12と固定型11とからなり、キャビティ13が形成される金型1と、キャビティ13に充填される溶湯が供給されるスリーブ6と、金型1に設けられ、スリーブ6とキャビティ13の入口側とを連通するゲート部14と、ゲート部14に設けられた入口側溶湯検知センサ2aと、キャビティ13を真空吸引する真空手段Pと、キャビティ13と真空手段Pとを連通させる連通経路3と、連通経路3の連通を開閉する真空弁装置4と、入口側溶湯センサ2aによる溶湯の検知に基づいて、真空弁装置4の開度が増大するように制御する制御装置9と、を備えることを特徴とする真空ダイカスト装置。
【選択図】図1

Description

本発明は真空ダイカスト装置及び真空ダイカスト方法に関する。
真空ダイカスト方法は、キャビティ内を減圧して溶湯を射出することで、キャビティ内に射出された溶湯にキャビティ内の空気が巻き込まれることを防止する方法である。しかし、キャビティ内の減圧度の制御が不十分であると、溶湯に空気が巻き込まれたり、溶湯の先走りが発生したりしてダイカスト製品の品質が低下する。キャビティ内の減圧度を制御する方法としては、プランジャヘッドが注湯口を塞ぐ位置(第1位置)に達したときに低真空減圧手段とキャビティを連通させ、プランジャチップが第2位置に達したとき高真空減圧手段とキャビティを連通させる方法がある(例えば、特許文献1参照。)。第2位置としては、プランジャヘッドが溶湯を押し出し溶湯がプランジャヘッドとスリーブの摺動面の隙間を満たす位置、或いは、溶湯がスリーブ空間を満たす位置とするものである。
特開2003−62652号公報
しかしながら、上記従来の真空ダイカスト方法は、高真空減圧手段とキャビティを連通させるタイミングを決める第2位置が、溶湯がプランジャヘッドとスリーブの摺動面の隙間を満たす位置、或いは、溶湯がスリーブ空間を満たす位置であり、プランジャヘッドの位置とは精度よく対応しない。すなわち第2位置の測定誤差が大きく、再現性のよいダイカストができない。また、低真空減圧手段と高真空減圧手段を必要とし、装置コスト、運転コストが高くなる。
本発明は、上記従来の真空ダイカスト方法の問題に鑑みてなされたもので、減圧度或いは排気速度を制御するタイミングを高精度且つ再現性よく決めることができ、低コストの真空ダイカスト装置及び方法を提供することを課題とする。
課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、可動型と固定型とからなり、キャビティが形成される金型と、前記キャビティに充填される溶湯が供給されるスリーブと、前記金型に設けられ、前記スリーブと前記キャビティの入口側とを連通するゲート部と、前記ゲート部に設けられた入口側溶湯検知センサと、前記キャビティを真空吸引する真空手段と、前記キャビティと前記真空手段とを連通させる連通経路と、前記連通経路の連通を開閉する真空弁装置と、前記入口側溶湯センサによる溶湯の検知に基づいて、前記真空弁装置の開度が増大するように制御する制御装置と、を備えることを特徴とする真空ダイカスト装置である。
ゲート部に設けられた溶湯検知センサで溶湯を検出し、そのタイミングを、真空弁装置の開度を制御して低排気速度から高排気速度へ切り換えるタイミングとするので、排気速度を制御するタイミングを高精度且つ再現性よく決めることができる。その結果、溶湯吸い上げによる外観不良のない製品を再現性よくダイカストすることができる。また、真空弁装置の開度を制御するだけで、低排気速度による低減圧度化、高排気速度による高減圧度化が行われるので、低真空減圧手段と高真空減圧手段を必要せず、低コスト化が図れる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の真空ダイカスト装置であって、前記金型において、前記キャビティの出口側端部と前記連通経路とを連通する排気ランナー部を備え、前記真空弁装置は前記排気ランナー部に配設されていることを特徴としている。
排気ランナー部に設けられた真空弁装置と真空手段とを繋ぐ連通経路内を予め高減圧度にしておくことで、真空弁装置を開いてキャビティ内を減圧するとき、連通経路内の減圧損失を除去することができる。その結果、キャビティ内の減圧度を高速で高くすることができる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の真空ダイカスト装置であって、前記真空弁装置は、シリンダと、該シリンダに滑合され該シリンダに供給される圧油により移動するピストンと、該ピストンに固定されたロッドと、該ロッドの一端部に固定された弁体と、該ピストンの一方の側又は他方の側に選択的に油圧を供給する電磁バルブと、を備えることを特徴としている。
本発明の真空弁装置は、電磁バルブで弁体を電気−油圧式に制御するので、弁体の制御を高精細且つ高速に行うことができる。その結果、キャビティからの排気速度を弁体の開度で自由に制御でき、キャビティ内を大気圧から所定の低減圧度に、所定の低減圧度から所定の高減圧度に、精度よく高速に行うことができる。
また、前記排気ランナー部に出口側溶湯検知センサを備えるようにしてもよい。
排気ランナー部に設けられた出口側溶湯検知センサで溶湯を検出し、そのタイミングで真空弁装置を全閉とすることができる。その結果、排気ランナー部より先に溶湯が流れ込むことがない。
また、前記真空弁装置は、前記ロッドのストロークを検出するロッド位置検出センサを備えるようにしてもよい。
ロッド位置検出センサの出力で電磁バルブをフィードバック制御することで、弁体の開度をより一層高精細に制御することができる。その結果、キャビティ内からの排気速度を微調整でき、溶湯吸い上げによる製品の外観不良を大幅に低減することができる。
課題を解決するためになされた請求項4に係る発明は、スリーブ内に摺動自在に嵌合されたプランジャヘッドにより該スリーブ内の溶湯を押し出し金型のキャビティ内に該溶湯を射出する射出工程と、真空手段と該キャビティとの連通を開閉する真空弁装置の該開閉を該溶湯の先端位置により制御することで該キャビティ内からの排気速度を制御する排気速度制御工程と、を有し、前記排気速度制御工程は、前記溶湯先端が前記キャビティの入口部と連通するゲート部に達する前は前記排気速度を低排気速度とし、該溶湯先端が該ゲート部に達したとき該排気速度を高排気速度とする工程であることを特徴とする真空ダイカスト方法である。
溶湯先端の検出は容易であり、排気速度を制御するタイミングを高精度且つ再現性よく決めることができる。その結果、再現性よいダイカストを行うことができる。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載の真空ダイカスト方法であって、前記溶湯先端が前記キャビティの出口部と連通する排気ランナー部に達したとき前記真空弁装置を全閉する全閉工程を有することを特徴としている。
溶湯先端がキャビティの排気ランナー部に達したとき真空弁装置を閉じるので、排気ランナー部より先に溶湯が流れ込むことがない。
また、請求項6に係る発明は、請求項4或いは5記載の真空ダイカスト方法であって、前記真空弁装置は前記排気ランナー部に設けられ、前記排気速度制御工程の前に前記真空手段と該真空弁装置との間の前記連通経路を高減圧度にする連通経路減圧工程を有することを特徴としている。
排気ランナー部に設けられた真空弁装置と真空手段とを繋ぐ配管内を予め高減圧度にしておくことで、真空弁装置を開いてキャビティ内を排気するとき、配管内の減圧損失を除去することができる。その結果、キャビティ内の減圧度を高速で高くすることができる。
ゲート部に設けられた入口側溶湯検知センサで溶湯を検出し、そのタイミングを、真空弁装置の開度を制御して低排気速度から高排気速度へ切り換えるタイミングとするので、排気速度を制御するタイミングを高精度且つ再現性よく決めることができる。その結果、溶湯吸い上げによる外観不良のない製品を再現性よくダイカストすることができる。また、真空弁装置の開度を制御するだけで、低排気速度による低減圧度化、高排気速度による高減圧度化が行われるので、低真空減圧手段と高真空減圧手段を必要せず、低コスト化が図れる。
以下に図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1は、本発明を実施するための最良の形態の真空ダイカスト装置の模式図、図2は、溶湯検知センサの断面図、図3は、真空弁装置の模式図である。
本発明の真空ダイカスト装置は、図1に示すように、可動型12と固定型11とからなり、キャビティ13が設けられた金型1と、キャビティ13の入口部に連通するゲート部14と、キャビティ13の出口部に連通する排気ランナー部15と、ゲート部14に設けられた入口側溶湯検知センサ2aと、排気ランナー部15に設けられた出口側溶湯検出センサ2bと、キャビティ13を真空手段Pに連通させる連通経路3と、排気ランナー部15の出口部16に配設された真空弁装置4と、制御装置9と、を備えている。
ゲート部14には、スリーブ6が連通し、スリーブ6内に射出プランジャ5のプランジャヘッド52が摺動自在に嵌合されている。スリーブ6のゲート部14と連通する側の反対側には、外部から溶湯を図示しないラドルによりスリーブ6内に供給できる注湯口61が開口している。
射出プランジャ5は、プランジャ軸51と射出駆動装置53を備え、射出駆動装置53は、プランジャヘッド52の位置を検出するリミットスイッチ(図示せず。)を備えている。
可動型12には製品押出機構8が、連通経路には3方バルブVが、取り付けられ、真空弁装置4とバルブVとの間に圧力センサ7が取り付けられている。
入口側溶湯検知センサ2a、出口側溶湯検知センサ2bは、例えば図2に示すようなセンサである。図2に示す溶湯検知センサは、電気絶縁体(例えば、セラミックス)22の中に電気伝導性の金属(例えば、銅)線21を埋め込んだものである。金型1と接する金属製ケース23をアースとすることで、溶湯が金属線21に接触すると、金属線21がアース電位となり、溶湯の接触(溶湯が溶湯検知センサに達したこと)を検出することができる。
真空弁装置4は、図3に示すように、シリンダ41と、シリンダ41に滑合されシリンダ41に供給される圧油により移動するピストン42と、ピストン42に固定されたロッド43と、ロッド43の一端部に固定された弁体44と、ピストンの一方の側又は他方の側に選択的に油圧を供給する電気−油圧式電磁バルブ45と、を備えている。その油圧の供給は、シリンダ41と電磁バルブ45とを連通する穴47a、47bを通して行われる。また、ロッド43の後端部は、差動トランス式ロッド位置検出センサ46の差動トランスに挿入されている。電磁バルブ45は、フィードバック制御が可能なサーボバルブが好ましい。ロッド位置検出センサ46の信号に基づいてフィードバック制御することで、弁体44の移動を0.1mm単位で自由に制御可能になる。その結果、キャビティ13からの排気速度(排気抵抗)を自由に制御することができる。
9は制御装置で、可動型12の前進後退、プランジャ51の前進後退、真空手段(真空ポンプ)Pの運転/停止、及びバルブVの切り換えを制御すると共に、射出駆動装置53のリミットスイッチ、入口側溶湯検出センサ2a、出口側溶湯検出センサ2b、圧力センサ7、及びロッド位置検出センサ46からの信号を入力してサーボバルブ45に制御信号を出力する。
以下に、図4〜図6を参照して本発明の真空ダイカスト装置の動作について説明する。図4は図1に示す真空ダイカスト装置の動作流れ図であり、図5、6は真空ダイカストのプロセスを模式的に示す図である。
先ず、S1で真空ダイカスト装置を起動する。すると、バルブVが排気側に切り換られ、真空手段Pが運転を開始し、真空手段Pと排気ランナー部15の出口部16との間の連通経路3内が排気され高減圧度になる。次にS2で真空弁装置4の全閉を確認する。この状態が図5(a)であり、全閉の確認は、ロッド位置検出センサ46からの信号を制御装置9が入力して行われる。S2でYの場合はS3に進み、圧力センサ7の正常が確認される。S3でYの場合は、S4の型締めに進む。この状態が図5(b)である。S4の型締めが完了する(図5(c)参照。)とS5に進み射出を開始する。S5の射出開始は、図5(d)に示すように、注湯口61から注湯し、その後制御装置9が注湯監視センサ(図示せず)から注湯完了信号を受けて、射出駆動装置53を制御してプランジャ5を前進させて(図5(e)参照。)行われる。次にS6でリミットスイッチのオンが確認される。射出駆動装置53のリミットスイッチは、プランジャヘッド52が注湯口61を塞ぐ位置まで前進するとオンするように設定されているので、S6でYの場合は、S7に進み真空弁装置4を1/3開にする(図5(f)参照)。なお、この1/3開は、予め、1/3開いたときの排気速度で排気すると、キャビティ13内の減圧度が溶湯吸い上げの起こらない所定の低減圧度、例えば、70000Paに到達することを確認しておいたことによる。このとき、弁体44から延びるロッド43の位置をロッド位置検出センサ46で検出してサーボバルブ45をフィードバック制御するので、弁体を精度よく1/3開くことができる。S7で真空弁装置4を1/3開にすることでキャビティ13内が排気されると、射出が進み、溶湯がゲート部14に達するようになる。するとS8に進み検出センサ2aのオンが確認される。S8でYの場合、S9に進み、真空弁装置4を全開にする(図6(g)参照。)。すると、キャビティ13内が高排気速度で排気され、真空手段Pの排気能力で決まる高真空度、例えば、10000Paになる。すると、射出が進行して溶湯が排気ランナー部15に達するようになる。次に、S10に進み検出センサ2bのオンが確認される(図6(h)参照。)。S10でYの場合、S11に進み、真空弁装置4が全閉される。このとき、真空弁装置4が全閉されているので、溶湯がそれ以上進むことがなく、S12で射出が完了する(図6(i)参照。)。次にS13に進み、型が開かれ(図6(j)参照。)、S14で製品押出機構8により製品が押し出される。同時に、プランジャ51を後退させ、真空弁装置4を全開し、且つ3方バルブVを吸気側に切り換える。これにより、圧縮エアーが注入され、真空弁装置4が洗浄される(図6(k)参照。)。
なお、S2及びS3でNの場合は、型締めが禁止され、原因究明がなされる。同様に、S6、S8及びS10でNの場合は、吸引不良であり、原因究明がなされる。
上記の動作では、プランジャヘッド52が注湯口61を塞ぐタイミングで真空弁装置4の開度を1/3開(低排気速度)にし、溶湯が入口側溶湯検出センサ2aで検出されるタイミングで全開(高排気速度)にしたが、このように開度を1/3に固定制御すると、キャビティ13内の減圧度が変化し、場合によっては、キャビティ13内が所定の低減圧度より高くなる恐れがある。そこで、次のようにしてもよい。すなわち、プランジャヘッド52が注湯口61を塞ぐタイミングで真空弁装置4の開度を1/3開にして低排気速度で排気し、圧力センサ7でキャビティ13内の圧力を検出してその信号で真空弁装置4の開度をフィードバック制御してキャビティ13内が所定の低減圧度になるようにする。こうすることで、キャビティ13内を所定の減圧度に保持することができ、溶湯の先走りをより一層抑制することができる。
本発明は、自動車産業や工作機械産業などにおける金属部品製造に広く利用される可能性が極めて高い。
本発明を実施するための最良の形態の真空ダイカスト装置の模式図である。 溶湯検知センサの断面図である。 真空弁装置の模式図である。 図1に示す真空ダイカスト装置の動作流れ図である。 真空ダイカストのプロセスを模式的に示す図である。 図5に続くプロセスを模式的に示す図である。
符号の説明
1・・・・ 金型
2a・・・・入口側溶湯検出センサ
2b・・・・出口側溶湯検出センサ
3・・・・ 連通経路
4・・・・ 真空弁装置
6・・・・ スリーブ
9・・・・ 制御装置
11・・・ 固定型
12・・・ 可動型
13・・・ キャビティ
14・・・ ゲート部
15・・・ 排気ランナー部
16・・・ 排気ランナー部の出口部
41・・・ シリンダ
42・・・ ピストン
43・・・ ロッド
44・・・ 弁体
45・・・ 電磁バルブ
46・・・ ロッド位置検出センサ
52・・・ プランジャヘッド
P・・・・ 真空手段

Claims (6)

  1. 可動型と固定型とからなり、キャビティが形成される金型と、
    前記キャビティに充填される溶湯が供給されるスリーブと、
    前記金型に設けられ、前記スリーブと前記キャビティの入口側とを連通するゲート部と、
    前記ゲート部に設けられた入口側溶湯検知センサと、
    前記キャビティを真空吸引する真空手段と、
    前記キャビティと前記真空手段とを連通させる連通経路と、
    前記連通経路の連通を開閉する真空弁装置と、
    前記入口側溶湯センサによる溶湯の検知に基づいて、前記真空弁装置の開度が増大するように制御する制御装置と、を備えることを特徴とする真空ダイカスト装置。
  2. 前記金型において、前記キャビティの出口側端部と前記連通経路とを連通する排気ランナー部を備え、前記真空弁装置は前記排気ランナー部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の真空ダイカスト装置。
  3. 前記真空弁装置は、シリンダと、該シリンダに滑合され該シリンダに供給される圧油により移動するピストンと、該ピストンに固定されたロッドと、該ロッドの一端部に固定された弁体と、該ピストンの一方の側又は他方の側に選択的に油圧を供給する電磁バルブと、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の真空ダイカスト装置。
  4. スリーブ内に摺動自在に嵌合されたプランジャヘッドにより該スリーブ内の溶湯を押し出し金型のキャビティ内に該溶湯を射出する射出工程と、真空手段と該キャビティとの連通を開閉する真空弁装置の該開閉を該溶湯の先端位置により制御することで該キャビティ内からの排気速度を制御する排気速度制御工程と、を有し、
    前記排気速度制御工程は、前記溶湯先端が前記キャビティの入口部と連通するゲート部に達する前は前記排気速度を低排気速度とし、該溶湯先端が該ゲート部に達したとき該排気速度を高排気速度とする工程であることを特徴とする真空ダイカスト方法。
  5. 前記溶湯先端が前記キャビティの出口部と連通する排気ランナー部に達したとき前記真空弁装置を全閉する全閉工程を有することを特徴とする請求項4に記載の真空ダイカスト方法。
  6. 前記真空弁装置は前記排気ランナー部に設けられ、前記排気速度制御工程の前に前記真空手段と該真空弁装置との間の前記連通経路を高減圧度にする連通経路減圧工程を有することを特徴とする請求項4或いは5に記載の真空ダイカスト方法。
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