JP2006026698A - ダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置 - Google Patents

ダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 キャビティ内の正確な圧力値を安定して測定することができるダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置を提供する。
【解決手段】
押し出しピン22を有する金型12において、該金型12の押し出しピン22を挿通する押し出しピン挿通部42と連通するように圧力測定用通路28を形成し、該圧力測定用通路28に直接圧力検出ユニット30を接続する。これにより、押し出しピン挿通部42を介してキャビティ32内の圧力を測定する。さらに、圧力検出ユニット30は、圧力測定用通路28に、低圧エアーあるいは高圧エアーを供給する機能も有しており、低圧エアーにより押し出しピン挿通部42に離型剤が侵入するのを抑制するとともに、高圧エアーにより押し出しピン挿通部42で生じた鋳バリを除去することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイカスト金型のキャビティ内の圧力を測定するための圧力測定装置に関する。
近年、ダイカスト製品に求められる品質レベルは高くなってきており、ダイカスト製品の品質を向上させる試みが数々なされている。例えば、ダイカスト製品の品質を向上させる技術として、真空ダイカスト法がある。この真空ダイカスト法は、ダイカスト金型に形成されるキャビティ内を減圧し高真空状態として、そのキャビティ内に溶融金属を射出・充填するものである。この方法によれば、キャビティ内が高真空で鋳造が行われるため、ダイカスト製品に鋳巣等の鋳造欠陥が生じるのを抑制することができる。このような真空ダイカスト法においては、キャビティ内の真空度が高いほどより品質の良い製品が製造されやすいので、溶融金属をキャビティに射出するまでに、如何にキャビティ内を減圧し低い圧力を保持することができるかが重要となる。そのため、キャビティ内が所望の圧力まで減圧されているかどうかをキャビティ内の圧力を測定することにより確認することが必要となる。
キャビティ内の圧力を測定するための技術として、例えば、下記特許文献1に開示されているように、キャビティ内を減圧するために真空ポンプと接続するガス抜き通路を金型に設け、このガス抜き通路における雰囲気の圧力を計測することでキャビティ内の圧力を測定する技術がある。このような技術においては、ガス抜き通路の圧力を測定することから、実際にキャビティ内からガスが漏れてキャビティ内が十分に減圧されていない状態でも、測定結果として低い値が測定される可能性もあり、正確にキャビティ内の圧力を測定することができにくいという問題がある。また、型内の吸引経路内に何らかの閉塞が生じた場合(例えば、ランナーへの金属の固着等)、本来吸引すべき体積に比べて実際の吸引体積が著しく小さくなることから、計測データに異常が出ないにも関らず、実際の鋳造品には欠陥が多数含まれるという問題が生じることもある。また、ガス抜き通路とは別に、圧力測定用の溝を金型に形成して、この圧力測定用の溝における圧力を測定して、キャビティ内の圧力を測定する技術もあるが、ガス抜き通路や圧力測定用の溝がキャビティに充填される溶融材料により塞がれやすく、また侵入した材料を除去するのが困難であるという問題がある。また、キャビティ内の圧力を測定する技術として焼結ベントを利用するものもあるが、この方法の場合、鋳造サイクル毎に焼結ベントを金型に設置しなければならず、連続鋳造には採用できないという問題があった。
特許2587759号公報
前述したように、従来の技術においては、キャビティ内の圧力を正確に測定できなかったり、あるいは圧力測定用の通路が目詰まりしやすかったりという問題があった。
そこで、本発明は上記のような現状を鑑みてなされたものであり、キャビティ内の正確な圧力値を安定して測定することができるダイカスト金型のキャビティ圧力測定装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置は、キャビティ面を有する金型と、前記キャビティ面により成形された鋳造品をキャビティ面から離間するために、前記キャビティ面により構成されるキャビティに向かって進退する押し出しピンと、前記金型に形成され前記押し出しピンを挿通する押し出しピン挿通部とを有し、前記金型には、前記押し出しピン挿通部と通じる圧力測定用通路が接続されており、該圧力測定用通路と直接接続して、該圧力測定用通路の圧力を検出することにより、前記キャビティ内の圧力を測定する圧力検出装置とを有することを特徴とする。
さらに、前記圧力検出装置は、前記圧力測定用通路と接続可能に配置される圧力センサと、前記圧力測定用通路と接続可能に配置され、前記圧力測定用通路を介して前記押し出しピン挿通部にガスを供給するガス供給配管と、前記圧力測定用通路が前記圧力センサと接続する第1状態と、前記圧力測定用通路が前記ガス供給配管と接続する第2状態との間で、前記圧力測定用通路の接続先を切換える切換バルブを有するのがよい。
さらに、前記圧力検出装置は、前記ガス供給配管から前記圧力測定用通路に供給するガスの圧力を低圧側と高圧側とで切換えるガス圧力切換機構を有するのがよい。
さらに、前記ガス圧力切換機構は、前記ガス供給配管と接続可能に配置されるガス供給源と、前記ガス供給配管と前記ガス供給源とを接続し前記ガス供給配管に低圧ガスを供給する低圧ガス供給配管と、前記ガス供給配管と前記ガス供給源とを接続し前記ガス供給配管に高圧ガスを供給する高圧ガス供給配管と、前記低圧ガス供給配管に設けられ該低圧ガス供給配管を開閉する低圧側バルブと、前記高圧ガス供給配管に設けられ該高圧ガス供給配管を開閉する高圧側バルブと、を有するのがよい。
上記本発明の構成のように、押し出しピンと押し出しピン挿通部とを有する金型において、該押し出しピン挿通部と連通するように圧力測定用通路を形成するととともに、該圧力測定用通路に直接接続する圧力検出装置を有するので、圧力測定用通路の圧力ひいてはキャビティ内の圧力を測定することができる。この方法によれば、ガス抜き通路の圧力を測定する方法と比較して、より正確なキャビティ内の圧力を測定することができる。さらに、押し出しピン挿通部に圧力測定用通路を介して圧力を測定する場合、押し出しピンは鋳造サイクルの毎サイクルごとに押し出しピン挿通部に対して相対移動するため、押し出しピン挿通部に溶融金属が侵入しても、この押し出しピンの移動により押し出しピン挿通部に侵入した溶融金属を除去しやすくなるという効果もある。つまり、押し出しピンが押し出しピン挿通部に対して相対移動することにより押し出しピン挿通部の内周面から鋳バリを剥離させることができる。これにより、鋳バリの除去が比較的容易に行われる。その結果、圧力測定用通路内に鋳バリによる目詰まりが生じていないかどうかを常に監視していなくても、結果としてキャビティ内の圧力を正確に測定することができる。
さらに、圧力検出装置は、該圧力測定用通路と圧力センサとを接続する第1状態と、該圧力測定用通路とガス供給配管とを接続する第2状態との間で、圧力測定用通路の接続先を切り換える切換バルブを有するようにしたので、切換バルブを第1状態としたときに、圧力測定用通路ひいてはキャビティ内の圧力を測定することができ、一方、切換バルブを第2状態としたときには、圧力測定用通路にガスを供給することができる。例えば、金型のキャビティ面には、キャビティへの溶融金属の充填前に離型剤が塗布される。離型剤は金型を型締めする前に塗布されるが、押し出しピン挿通部は金型のキャビティ面に通じているので、離型剤が塗布される際に該離型剤が押し出しピン挿通部に侵入しないようにしておく必要がある。ここで、圧力測定用通路を介して押し出しピン挿通部にガスを供給した状態でキャビティ面に離型剤を塗布すると、押し出しピン挿通部におけるガスの圧力により離型剤が押し戻されて押し出しピン挿通部への離型剤の侵入が抑制されることになる。あるいは、押し出しピン挿通部に侵入した溶融金属が固化することにより形成される鋳バリを、押し出しピン挿通部にガスを供給することにより除去することもできる。つまり、圧力測定用通路に供給されるガスは、キャビティ面に離型剤が塗布される場合に押し出しピン挿通部への離型剤の侵入を防止する機能と、キャビティへの溶融金属の充填後に押し出しピン挿通部に生じる鋳バリを除去する機能とを有するものとできる。キャビティ内に溶融金属を充填する工程及びキャビティ内からガスを吸引する工程以外においては、キャビティ内の圧力を測定する必要は必ずしもないので、溶融金属を充填する工程及びキャビティ内を吸引する工程では切換バルブを第1状態としておき、上記以外の工程においては、切換バルブを第2状態としておくことができる。
さらに、前記切換バルブが第2状態のときに、圧力測定用通路に供給するガスの圧力を低圧側と高圧側とで切り換えるガス圧力切換機構を有するようにすれば、例えば前述したように、押し出しピン挿通部に離型剤等の侵入を防止する目的でガスを供給する際にはガスの圧力を低圧側としておき、一方、押し出しピン挿通部に侵入した鋳バリを除去する目的で押し出しピン挿通部にガスを供給する際にはガスの圧力を高圧側とすることができる。つまり、離型剤の侵入防止と鋳バリの除去とでは、ガスの役割が異なるため、それぞれの役割を実現するために適当な圧力のガスを押し出しピン挿通部に供給する必要があるので、ガスの役割を変えるときにガス圧力切換機構により、押し出しピン挿通部に供給されるガスの圧力を低圧側と高圧側とで切り換えるようにしている。
また、ガス圧力切換機構として、前記ガス供給源と、前記低圧ガス供給配管と、前記高圧ガス供給配管とを有するようにして、これら低圧ガス供給配管と高圧ガス供給配管とに、それぞれこれらの配管を開閉する低圧側バルブと高圧側バルブとを設けるようにしたので、これら低圧側バルブ及び高圧側バルブの開閉によって、圧力測定用通路に供給されるガスを低圧側と高圧側との間で切り換えることができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置の実施形態について説明する。図1は、本発明にかかる圧力測定装置を備えるダイカスト鋳造装置100を示すものである。ダイカスト鋳造装置100は、固定型10と、該固定型10に対向する位置に配置され固定型に対して接近・離間する可動型12とを有する。これら固定型10と可動型12とにより金型が構成され、これら金型に形成されているキャビティ面10a、12aによりキャビティ32が形成されるようになっている。固定型10にはこのキャビティ32に連通する射出スリーブ14が配置されており、この射出スリーブ14内にプランジャーチップ16が摺動可能に配置されている。プランジャーチップ16はプランジャーロッド18の先端に固定され、シリンダ20によりプランジャーロッド18が射出スリーブ14の軸方向に往復移動され、プランジャーチップ16が射出スリーブ14の内壁と摺動するようになっている。射出スリーブ14には、射出スリーブ14内に溶湯を供給するための給湯口13が形成されており、該給湯口13から射出スリーブ14内に供給された溶湯をプランジャーチップ16によりキャビティ32に向かって射出することによりダイカスト鋳造が行われる。
また、ダイカスト鋳造装置100は、キャビティ32に充填され固化した鋳造品を金型から取り外すための押し出しピン22を有する。可動型12には、外部からキャビティ32に向かって延在する形で、押し出しピン22を挿通するための押し出しピン挿通部42が形成されており、該押し出しピン挿通部42内に所定のクリアランスを持って押し出しピン22が配置されている。図1において図示していないが、押し出しピン22のキャビティ32と反対側の一端は、該押し出しピン22をキャビティ32に押し出すための加圧装置が配置されており、押し出しピン22は押し出しピン挿通部42の軸方向に沿って、キャビティ32に向かって前後方向に移動される。
さらに、可動型12のキャビティ32と反対側にはブラケット24が配置されており、該ブラケット24の押し出しピン挿通部42裏側には押し出しピン22を配置するための押し出しピン配置スペース26が形成されている。また、ブラケット24には、押し出しピン配置スペース26と一端が接続する圧力測定用通路28が形成されており、この圧力測定用通路28の他端は該圧力測定用通路28を介してキャビティ32内の圧力を測定する圧力検出ユニット30に接続されている。
また、図1に示すダイカスト鋳造装置100は、少なくともキャビティ32内を減圧した状態で、該キャビティ32内に溶融金属を射出する減圧ダイカスト法あるいは真空ダイカスト法に使用されるものである。つまり、キャビティ32内を減圧するための減圧装置を備えるものである。具体的には、金型(ここでは固定型10及び可動側12の合わせ面)には該金型により形成されるキャビティ32に連通するガス抜き通路34が形成されており、該ガス抜き通路34に真空バルブ36が接続されている。さらに、真空バルブ36は真空ポンプ38に接続されている。真空バルブ36が開状態のときに、真空ポンプ38を作動させて、キャビティ32内を減圧することができる。
上記のように、キャビティ32内を減圧するダイカスト方法を採用する場合には、該キャビティ32内の圧力をリアルタイムに測定できる圧力検出装置が必要である。図2は、そのような圧力検出装置としての圧力検出ユニット30の詳細を説明するとともに、押し出しピン22の近傍の拡大図も合わせて示す概略図である。図2に示すように、圧力検出ユニット30は、圧力測定用通路28と圧力センサ50とを接続する第1状態と、圧力測定用通路28とガス供給源としてのエアー源48とを接続する第2状態とを有し、これら第1あるいは第2状態を切り換える第1ソレノイドバルブ56とを有する。この第1ソレノイドバルブ56が切換バルブに相当する。第1ソレノイドバルブ56により、圧力測定用通路28と圧力センサ50とが接続したときに、圧力センサ50により圧力測定用通路28内の圧力、ひいてはキャビティ32内の圧力を測定することができる。
さらに、図2に示す本実施形態にかかる圧力検出ユニット30は、圧力測定用通路28の圧力を測定する機能に加えて、圧力測定用通路28内、押し出しピン配置スペース26内及び押し出しピン挿通部42内の目詰まり防止機能を有するものである。目詰まり防止機能とは、圧力測定用通路28内、押し出しピン配置スペース26内及び押し出しピン挿通部42内に異物が侵入するのを防止したり、あるいは圧力測定用通路28内、押し出しピン配置スペース26内及び押し出しピン挿通部42内に侵入した異物(鋳バリ等)を取り除いたりする機能である。具体的には、以下のような構成を有するものである。つまり、第1ソレノイドバルブ56は三方弁であり、圧力測定用通路28を圧力センサ50あるいはエアー源48に通じるエアーブロー配管53のいずれか一方に接続するものである。エアーブロー配管53がガス供給配管に相当する。さらに、エアーブロー配管53は、低圧ガス供給配管としての低圧エアーブロー配管54と、高圧ガス供給配管としての高圧エアーブロー配管52に分岐している。低圧エアーブロー配管54には、エアー源48とエアーブロー配管53との接続を切り換える第2ソレノイドバルブ58が取り付けられている。一方、高圧エアーブロー配管52には、エアー源48とエアーブロー配管53との接続を切り換える第3ソレノイドバルブ60が取り付けられている。第2ソレノイドバルブ58が低圧側バルブに相当し、第3ソレノイドバルブ60が高圧側バルブに相当する。第2ソレノイドバルブ58とエアー源48とは、エアー源からのガスを低圧にする低圧手段としてのレギュレータ44を介して接続されている。一方、第3ソレノイドバルブ60とエアー源48とは、エアー源からのガスを高圧にする高圧手段としての高圧ユニット46を介して接続されている。ここで高圧ユニット46は、高圧タンクとコンプレッサにより構成されるものである。
以下、本明細書では、第1ソレノイドバルブ56が、圧力測定用通路28をエアーブロー配管53に接続する状態(第2状態)を第1ソレノイドバルブ56のON状態と定義し、圧力測定用通路28を圧力センサ50に接続する状態(第1状態)を第1ソレノイドバルブ56のOFF状態と定義する。また、第2ソレノイドバルブ58においては、低圧エアーブロー配管54とエアー源48とを接続する状態を第2ソレノイドバルブ58のON状態とし、接続していない状態をOFF状態と定義する。また、第3ソレノイドバルブ60においては、高圧エアーブロー配管52とエアー源48とを接続する状態を第3ソレノイドバルブ60のON状態とし、接続していない状態をOFF状態と定義する。
次に、圧力測定通路28が形成される押し出しピン22近傍の構造について詳細に説明する。図2に示すように、押し出しピン22は、その先端部22bと中央部22cとの径が異なるものである。つまり、押し出しピン22が挿通される押し出しピン挿通部42の内周面と押し出しピン22の外周面との距離が、押し出しピン22の軸方向において異なっている。より具体的には、先端部22bは押し出しピン挿通部42の内周面との間で所定のクリアランスl1を持ち、直径がr1とされている。一方、中央部22cは、押し出しピン挿通部42の内周面との間でl1よりも大きな所定のクリアランスl2を持ち、直径がr1よりも小さなr2とされている。
また、ブラケット24の押し出しピン22周囲にはシール部材としてOリング62が配置されており、押し出しピン配置スペース26とブラケット24外部との間の気密性が確保されている。一方、可動型12とブラケット24との間にもシール部材としてOリング62が配置されており、押し出し配置スペース26及び押し出しピン挿通部42と金型外部との間の気密性が確保されている。
また、図1に示すように、ダイカスト鋳造装置100は、溶融金属をキャビティ32内に充填するシリンダ20と、圧力測定用通路28内の圧力を測定するとともに該圧力測定用通路28にエアーを供給する圧力検出ユニット30と、キャビティ32内を減圧するための真空ポンプ38とは、それぞれ制御装置40に電気的に接続されており、制御装置40からの信号により、それぞれの動作を行うものである。圧力検出ユニット30においては、具体的に、図2に示す第1ソレノイドバルブ56と、第2ソレノイドバルブ58と、第3ソレノイドバルブ60と、圧力センサ50とがそれぞれ制御装置40に電気的に接続されている。つまり、制御装置40からの信号により、ソレノイドバルブ56、58、60の開閉状態や接続状態が変更されるとともに、圧力センサ50により測定された圧力の測定値は制御装置40に送信されて、例えば制御装置40に内蔵されている記憶手段に記憶される。
次に、本実施形態のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置の作動例を説明する。図4は、図1に示すダイカスト鋳造装置100の作動例を示すタイミングチャートである。図4のタイミングチャートは、一つの鋳造サイクルについて説明するものである。つまり連続鋳造の場合は、図4に示すタイミングチャートをワンサイクルとして、このサイクルを連続して行うことになる。
まず、ダイカストマシンを起動する状態においては、キャビティ32内を減圧するための真空バルブ36は閉状態となっている。さらに、図2に示す第1ソレノイドバルブ56はON状態となっており、第2ソレノイドバルブ58はON状態となっており、第3ソレノイドバルブ60はOFF状態となっている。そのため、圧力測定用通路28には低圧エアーブロー配管54が接続され、圧力測定用通路28に低圧エアーが供給されている状態となっている。さらに、第3ソレノイドバルブ60はOFF状態であることから、高圧ユニット46のコンプレッサにより高圧タンクにエアー源28のエアーが供給され続けるため、高圧タンク内においてエアーの圧縮が行われる。このとき、押し出しピン22の位置は、図3(a)に示すように押し出しピン22の先端面22aが可動型12のキャビティ面12aと略同様の位置となるように配置されており、押し出しピン22の先端面22aも鋳造品の表面形状を形作るものである。
また、図3(a)に示すような状態においては、押し出しピン22の先端部22bの外周面と押し出しピン挿通部42の内周面との間ではクリアランスが狭く設定されており、押し出しピン22の中央部22cの外周面と押し出しピン挿通部42の内周面との間のクリアランスは広く設定されている。この狭く設定されている押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに、低圧エアーが供給されるようになっている。
なお、金型の型締めが行われる前には、金型のキャビティ面に対して離型剤の塗布が行われるが、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに、低圧エアーを供給することにより、このクリアランスに離型剤が侵入するのを防止することができる。したがって、低圧エアーは、離型剤塗布装置から噴出される離型剤の圧力に抗して、該離型剤を押し戻すのに十分な圧力で、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスから噴出させるようにする必要がある。
次に、型締めの前に真空バルブ36を開け、キャビティ内減圧の準備を行う。真空バルブ36を開いた状態で、プランジャーチップ16を給湯口13の後方側(図1の右側)に移動させ(射出戻り)、続いて型締めを行う。次に、型締めが完了し給湯を開始する時点で、図2に示す第1ソレノイドバルブ56と第2ソレノイドバルブ58とをOFF状態にする。これにより、圧力測定用通路28は、圧力センサ50と接続されることになるとともに、圧力測定用通路28への低圧エアーブローの供給が停止される。そして、給湯が完了すれば、シリンダ20に信号を送信してプランジャーチップ16をキャビティ32に向かって移動させ射出を開始する。さらに、射出を開始しプランジャーチップ16が給湯口13を塞いでから、図1に示す制御装置40から真空ポンプ38に信号を送信して、真空ポンプ38を作動させ、キャビティ32内の減圧を開始する。このとき、図2に示す第1ソレノイドバルブ56がOFF状態となっているので、圧力測定用通路28を介してキャビティ32内の圧力を圧力センサ50により測定することができる。このように、キャビティ32内の圧力を直接測定することができるので、キャビティ32内が所望の圧力まで減圧されたかを確認することができる。そして、真空ポンプ38により所望の圧力までキャビティ32内が減圧されるので、この状態で溶融金属をキャビティ32内に射出することで鋳造欠陥の少ない鋳造品を製造することができる。一方、圧力測定用通路28内の圧力が所望の圧力とは異なっている場合(具体的には、圧力が規定値以上である場合)には、この鋳造サイクルで成形される鋳造品は不良品と判断されて捨打品となる。また、このような場合には、ダイカスト鋳造装置100に予期しない問題が発生している可能性が高いので、ダイカスト鋳造装置を停止させて連続鋳造を中断する。
なお、キャビティ32内の真空ポンプ38による真空吸引は、溶融金属がキャビティ32内に充填完了するまで行われる。これにより、溶融金属の射出によるキャビティ32内に残るガスの圧縮や、高速射出時の溶融金属の乱流によるエアーの巻き込み等が原因の鋳造欠陥を防止することができる。具体的には、キャビティ32内の最終充填部位に、溶融金属と接触することにより該溶融金属の存在を検知する接触通電型のセンサを配置しておき、このセンサに溶融金属が接触してセンサが反応したときに、真空バルブ36を閉じ、キャビティ32内の真空吸引をストップする。
次に、射出が完了してから所定時間保持するダイタイムにおいて、キャビティ32内に充填された溶融金属が金型により熱を奪われて冷却され、凝固して鋳造品が成形される。溶融金属が冷却固化されて鋳造品が成形されれば、該鋳造品を金型から取り出すために型開きを行う。このとき、型開きの直後においては、可動型12のキャビティ面12aに鋳造品が張り付いているため、図3(b)に示すように、押し出しピン22をキャビティ面12aに向かって突出させることにより、可動型12から鋳造品を取り外すようにしている。
このとき、可動型12に形成されている押し出しピン挿通部42は、圧力測定用通路28に接続して、キャビティ32内の圧力の測定に寄与するため、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間に所定のクリアランスが設けられている。そのため、キャビティ32内に溶融金属を充填する際に、溶融金属がこのクリアランスに入り込む可能性がある。このクリアランスに入り込んだ溶融金属が固化して、該クリアランスに鋳バリが形成されると、次の鋳造サイクルにおいて、キャビティ32内の圧力を正確に測定することができないばかりでなく、押し出しピン22の本来の機能にも支障をきたすので、クリアランスに入り込んだ鋳バリは除去する必要がある。ここで、押し出しピン22をキャビティ面12aから突出させることにより、押し出しピン22が押し出しピン挿通部42に対して相対移動することから、固化された溶融金属が押し出しピン22の外周面あるいは押し出しピン相通部42の内周面から剥離するとともに、破壊される場合もある。
そして、押し出しピン22をキャビティ面12aから完全に突出させたときに、制御装置40からの信号にしたがって、図2に示す第1ソレノイドバルブ56をON状態とするとともに、第3ソレノイドバルブ60をON状態とする。これにより、圧力測定用通路42が高圧エアーブロー配管52に接続されることになり、高圧エアーブロー配管52が高圧ユニット46に接続することになるので、高圧タンクで圧縮されたエアーが高圧エアーブロー配管52を介して圧力測定用通路28に供給されることになる。そして、図3(b)に示すように、圧力測定用通路28と、押し出しピン配置スペース26と、押し出しピン挿通部42とは連通しており、さらに押し出しピン挿通部42はキャビティ32に通じているので、高圧タンクで圧縮された高圧エアー64が押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間からキャビティ32に向かって噴出する。
高圧エアーを押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに供給する際に、第1ソレノイドバルブ56と第3ソレノイドバルブ60とをON状態にするには、以下のような方法により行うことができる。つまり、押し出しピン22が完全にキャビティ32内に突出したときに、押し出しピン22を押し出すための押し出し機構の一部が図示しないリミットスイッチに接触するようにし、押し出しピン22がキャビティ32内に完全に突出したことを検知する。そして、このリミットスイッチを図1に示す制御装置40に電気的に接続するようにして、リミットスイッチからの押し出しピン22のキャビティ3内への突出を検知した旨の信号を受けて、制御装置40から第1ソレノイドバルブ56と第3ソレノイドバルブ60とに、それぞれのバルブをON状態とする旨の信号が送られるようになっている。これにより、押し出しピン22がキャビティ32内に完全に突出したときに、高圧エアーが圧力測定用通路28を介して押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに供給される。
なお、図2において説明したように押し出しピンの中央部22cは先端部22bよりも径が小さく設計されている。さらに、押し出しピン22がキャビティ32に向かって完全に突出した状態において、押し出しピン22の先端部22b全体が可動型12のキャビティ面12aよりもキャビティ32に向かって突出するようになっている。すなわち、図3(b)に示すように、押し出しピン22がキャビティ32に向かって完全に突出することにより、可動型12のキャビティ面12aに、押し出しピン22の中央部22cと押し出しピン挿通部42との間のクリアランスにより、より大きな開口領域が形成されることになる。これにより、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスにおける通気性を良好にし、圧力測定用通路28から高圧エアー64が効果的にキャビティ32内に向かって噴出される。ひいては、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに侵入した鋳バリ等をより容易により確実に除去することができる。
また、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに溶融金属が侵入すると、押し出しピン22の温度が上昇しやすくなるが、高圧エアー64を鋳造サイクル毎に押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間に供給するようにしているので、高圧エアー64により押し出しピン22が冷却されることになり、特別な冷却機構を設けなくても押し出しピン22の温度上昇を抑制することができる。
なお、高圧エアー64は、押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに形成された鋳バリをクリアランスから吹き飛ばすのに十分な圧力で該クリアランスに供給される。
また、高圧エアーが供給される時間はタイマーにより設定されている。具体的には、押し出しピン22が鋳造品を押し出して、高圧エアーが押し出しピン22と押し出しピン挿通部42との間のクリアランスに供給された時点で、図1に示す制御装置40内に内蔵されているタイマー機能が起動するようになっており、該タイマー機能に予めインプットされている設定時間が経過したときに、制御装置40から圧力検出ユニット30に高圧エアーの供給を停止する旨の信号が送信されるようになっている。さらに具体的には、圧力検出ユニット30の第2ソレノイドバルブ58をON状態とする信号を送信するとともに、第3ソレノイドバルブ60をOFF状態とする信号を送信するようになっている。
これにより、高圧エアーブロー配管52と圧力測定用通路28との接続が遮断され、代わりに低圧エアーブロー配管54と圧力測定用通路28とが接続され、圧力測定用通路28に再び低圧エアーが供給されることになる。この際、第3ソレノイドバルブ60がOFF状態となるので、エアー源48からのエアーは、高圧ユニット46のコンプレッサを介して高圧タンクに供給されるので、高圧タンク内においてエアーの圧縮が再び行われ、次サイクルにおける高圧エアーの供給まで準備される。
以上の工程により、鋳造サイクルのワンサイクルが終了するが、このような鋳造サイクルを複数回連続して行うことで連続鋳造を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のキャビティ内の圧力測定技術によれば、キャビティ内を減圧するためのガス抜き通路ではなく、押し出しピンの押し出しピン挿通部を介してキャビティ内の圧力を測定しているので、より正確なキャビティ内の圧力を測定することができる。さらに、押し出しピンの押し出しピン挿通部を介してキャビティ内の圧力を測定するようにしたことで、押し出しピンと押し出しピン挿通部との間のクリアランスに侵入した溶融金属が固化しても、鋳造サイクル毎に押し出しピンが押し出しピンの押し出しピン挿通部に対して相対移動することにより、固化した鋳バリが押し出しピンあるいは押し出しピン挿通部から剥離しやすくなるので、鋳バリが生じても該鋳バリの除去がより容易となる。さらに、押し出しピンを押し出しピン挿通部に対して相対移動させて、押し出しピンをキャビティに向かって突出させた状態で、押し出しピンと押し出しピン挿通部との間のクリアランスに高圧エアーを供給することにより、該クリアランスに生じる鋳バリを除去することができる。そのため、連続鋳造中においても、押し出しピン挿通部が溶湯金属の凝固物等により閉塞されることがなく、より正確なキャビティ内の圧力を安定して測定することができる。
本発明にかかるダイカスト鋳造装置の概略を示す概略図。 本発明にかかる圧力測定装置の概略を示す概略図。 本発明にかかる圧力測定装置の作動を説明するための概略図。 本発明にかかるダイカスト鋳造装置の作動例を示し本発明にかかるダイカスト鋳造方法の概要を説明するタイムチャートを示す図。
符号の説明
10・・・固定型(金型)
12・・・可動型(金型)
10a、12a・・・キャビティ面
22・・・押し出しピン
28・・・圧力測定用通路
30・・・圧力検出ユニット(圧力検出装置)
32・・・キャビティ
42・・・押し出しピン挿通部
48・・・ガス供給源
50・・・圧力センサ
52・・・高圧エアーブロー配管(高圧ガス供給配管)
54・・・低圧エアーブロー配管(低圧ガス供給配管)
56・・・第1ソレノイドバルブ(切換バルブ)
58・・・第2ソレノイドバルブ(低圧側バルブ)
60・・・第3ソレノイドバルブ(高圧側バルブ)
64・・・高圧エアー(高圧ガス)

Claims (4)

  1. キャビティ面を有する金型と、前記キャビティ面により成形された鋳造品をキャビティ面から離間するために、前記キャビティ面により構成されるキャビティに向かって進退する押し出しピンと、前記金型に形成され前記押し出しピンを挿通する押し出しピン挿通部とを有し、
    前記金型には、前記押し出しピン挿通部と通じる圧力測定用通路が接続されており、該圧力測定用通路と直接接続して、該圧力測定用通路の圧力を検出することにより、前記キャビティ内の圧力を測定する圧力検出装置を有することを特徴とするダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置。
  2. 前記圧力検出装置は、前記圧力測定用通路と接続可能に配置される圧力センサと、
    前記圧力測定用通路と接続可能に配置され、前記圧力測定用通路を介して前記押し出しピン挿通部にガスを供給するガス供給配管と、
    前記圧力測定用通路が前記圧力センサと接続する第1状態と前記圧力測定用通路が前記ガス供給配管と接続する第2状態との間で、前記圧力測定用通路の接続先を切換える切換バルブとを有することを特徴とする請求項1に記載のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置。
  3. 前記圧力検出装置は、前記ガス供給配管から前記圧力測定用通路に供給するガスの圧力を低圧側と高圧側とで切換えるガス圧力切換機構を有することを特徴とする請求項2に記載のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置。
  4. 前記ガス圧力切換機構は、前記ガス供給配管と接続可能に配置されるガス供給源と、前記ガス供給配管と前記ガス供給源とを接続し前記ガス供給配管に低圧ガスを供給する低圧ガス供給配管と、前記ガス供給配管と前記ガス供給源とを接続し前記ガス供給配管に高圧ガスを供給する高圧ガス供給配管と、前記低圧ガス供給配管に設けられ該低圧ガス供給配管を開閉する低圧側バルブと、前記高圧ガス供給配管に設けられ該高圧ガス供給配管を開閉する高圧側バルブと、を有することを特徴とする請求項3に記載のダイカスト金型のキャビティ内圧力測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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