JP2008207236A - 減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法 - Google Patents

減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャビティ内への溶湯の先走り浸入を防止する減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法を提供すること。
【解決手段】金型のキャビティ13が鋳造方案15〜17を介してスリーブ18と連結し、そのスリーブ18内に充填された溶湯をプランジャチップ19で押し出すとともに、その下流側を減圧させながら溶湯をキャビティ13内へ射出するようにしたものであって、鋳造方案に連結された第1減圧ライン21と、キャビティに連結された第2減圧ライン22と、その第1減圧ライン21及び第2減圧ライン22が接続された減圧手段23,24,30と、その減圧手段を制御するコントローラ31と有し、コントローラ31が第1減圧ライン21及び第2減圧ライン22から異なる所定のタイミングで鋳造方案やキャビティの減圧を行うようにした減圧ダイカスト装置1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属等の溶湯を金型内に射出して鋳造成形品を製造する減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法に関し、特に、キャビティ内への溶湯の先走り浸入を防止する減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法に関する。
減圧ダイカスト装置としては、例えば下記特許文献1に記載された、図4に示すような構造のものがある。この減圧ダイカスト装置100は、金型101,102によって形成されたキャビティ110内にスリーブ103が連結するように構成され、不図示のラドルによってスリーブ103内に供給された溶湯がプランジャチップ105の摺動によって押し出され、キャビティ110内に射出されるようになっている。そして、そのキャビティ110には減圧バルブ106を介して減圧装置107と接続され、キャビティ110内を減圧することができるようになっている。
この減圧ダイカスト装置100を使用した鋳造方法では、先ずラドルによって供給口108からスリーブ103内に必要量の溶湯が供給される。そして、溶湯はスリーブ103内に充填され後、プランジャチップ105が図面左側へ移動してスリーブ103内の溶湯が押し出され、鋳造方案を流れてゲート109からキャビティ110内に射出される。このときキャビティ110内は減圧装置107によって真空引され、減圧されている。
特に、この減圧ダイカスト装置100では、低減圧から高減圧への切り替えが行われ、例えばプランジャチップ105により押し出された溶湯がスリーブ103空間を満たす位置で高減圧に切り替えられるようにしている。従って、最初は低減圧にすることで、溶湯への空気の巻き込みを抑制し、その後、高減圧にしてもプランジャチップ105の隙間から空気の流入を抑えて巻き込みを防止している。
特開2003−62652号公報
ところが、こうして減圧の高低をコントロールしても、当初からキャビティ内を減圧しているため、スリーブ103内の溶湯に対して空気の巻き込みを無くすことは困難である。そのため、プランジャチップ105とスリーブ108との摺動面に存在する隙間から漏れ入る空気の流れにより、スリーブ空間内の溶湯が吹き飛ばされて、キャビティ内に先走り浸入していまい、そのまま凝固して後から射出されてくる溶湯と融合できずに湯境欠陥が発生してしまう。また、先走り溶湯がゲート位置で凝固してしまい、その後に行うキャビティ内への溶湯の射出を妨げることにもなる。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、キャビティ内への溶湯の先走り浸入を防止する減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法を提供することを目的とする。
本発明の減圧ダイカスト装置は、金型のキャビティが鋳造方案を介してスリーブと連結し、そのスリーブ内に充填された溶湯をプランジャチップで押し出すとともに、その下流側を減圧させながら溶湯をキャビティ内へ射出するようにしたものであって、前記鋳造方案に連結された第1減圧ラインと、前記キャビティに連結された第2減圧ラインと、その第1減圧ライン及び第2減圧ラインが接続された減圧手段と、その減圧手段を制御するコントローラと有し、当該コントローラが第1減圧ライン及び第2減圧ラインから異なる所定のタイミングで前記鋳造方案やキャビティの減圧を行うようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明の減圧ダイカスト装置は、前記第1減圧ラインが、前記鋳造方案の湯口部からゲートまでの間の湯道部に接続され、前記第2減圧ラインが、前記キャビティの最終充填部に接続されたものであることが好ましい。
また、本発明の減圧ダイカスト装置は、前記第1減圧ラインの接続位置が前記ゲートの近傍であることが好ましい。
また、本発明の減圧ダイカスト装置は、前記減圧手段が、前記第1減圧ライン及び第2減圧ラインにそれぞれ設けられた減圧バルブと、前記第1減圧ライン及び第2減圧ラインが接続された一つの真空ポンプであり、前記プランジャチップに対してはその位置を検出するストロークセンサが設けられ、前記コントローラが、ストロークセンサからの検出信号に基づいて真空ポンプの駆動や減圧バルブの開閉を制御するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明の減圧ダイカスト装置は、前記コントローラが、前記プランジャチップが前記スリーブの給湯口を塞いだ位置で前記第1減圧ライン側を減圧させ、前記プランジャチップが前記鋳造方案を溶湯で充填する位置で前記第1減圧ライン側の減圧を止め、前記前記第2減圧ライン側を減圧させるようにしたものであることが好ましい。
本発明の減圧ダイカスト方法は、金型のキャビティに鋳造方案を介して連結したスリーブから、そのスリーブ内に充填された溶湯をプランジャチップで押し出すことによりキャビティ内へ溶湯を射出する際、先ず、第1のタイミングで前記鋳造方案の湯口部からゲートまでの間の湯道部に接続され第1減圧ラインを介して減圧し、その後、第2のタイミングで第1減圧ラインから前記キャビティの最終充填部に接続された第2減圧ラインに切り替えて減圧するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の減圧ダイカスト方法は、前記第1のタイミングは、前記プランジャチップが前記スリーブの給湯口を塞いだ位置に達する時点であり、前記第2のタイミングは、前記プランジャチップの押し出しにより前記鋳造方案が溶湯で充填される時点であることが好ましい。
本発明によれば、キャビティに連結された第2減圧ラインに加え、鋳造方案を減圧する第1減圧ラインを設け、減圧のタイミングを切り替えながら、溶湯をスリーブから押し出し、鋳造方案を通してキャビティ内へ射出するようにしたので、先に第1減圧ラインで鋳造方案を減圧することにより、先走り溶湯を排除してキャビティ内への浸入を防止することができ、高品質な鋳造品を製造することが可能になる。
次に、本発明に係る減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法について、一実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の減圧ダイカスト装置を示した概略図である。
減圧ダイカスト装置1は、ダイカスト金型が固定型11と可動型12とから構成され、両者の合せ部にキャビティ13が形成されている。更に、固定型11と可動型12の合せ部には、湯口部(ビストケット形成部)15、湯道部16およびゲート17の鋳造方案が形成されている。ここで、図2は可動型12の合せ面側を示した図であるが、図示するように湯口部15から湯道部16が延び、複数のゲート17,17…によってキャビティ13に連結されている。
また、固定型11には前記湯口部15に合うようにスリーブ18が嵌め合わされ、このスリーブ18から溶湯がキャビティ13へと押し出されるようになっている。スリーブ18は、その中にプランジャチップ19が摺動可能に挿入され、ロッドを介して不図示のアクチュエータによって軸方向に移動するよう構成されている。スリーブ18には上方に開口した給湯口20が形成され、そこからスリーブ18内に溶湯がラドルによって流し込まれるようになっている。そして、そのスリーブ18内に充填された溶湯が、プランジャチップ19により鋳造方案へ押し出され、キャビティ13へと射出される。
更に、減圧ダイカスト装置1には真空ポンプ30が設けられている。特に、本実施形態では、その真空ポンプ30によってキャビティ13の最終充填部だけではなく、湯口部15からゲート17までの間の湯道部16からも真空引きするように構成されている。すなわち、減圧ダイカスト装置1には、鋳造方案の湯道部16に接続された第1減圧ライン21と、キャビティ13の最終充填部に接続された第2減圧ライン22が設けられ、それらが共に真空ポンプ30に接続されている。そして、その第1減圧ライン21と第2減圧ライン22には、それぞれ減圧バルブ23,24が設けられている。
キャビティ13の最終充填部に接続された第2減圧ライン22は、例えば従来例と同様に、キャビティ13内を減圧にすることで溶湯への空気の巻き込み防止を目的としている。一方、鋳造方案の湯道部16に接続された第1減圧ライン21は、スリーブ18とプランジャチップ19との隙間から空気がリークし、それによって生じる先走り溶湯がキャビティ13内に浸入しないように排除することを目的としている。そのため、第1減圧ライン21の接続位置は、先走り溶湯がゲート17を詰まらせたりしないように、例えば図2に示すようにゲート17からの距離が短い位置に形成されることが好ましい。また、この減圧ライン21は、図示するように1本に限定されるものではなく、鋳造方案の形状などによって複数箇所に接続させることもある。
減圧バルブ23,24は、ソレノイドによって駆動する電磁開閉弁であり、本装置に設けられたコントローラ31によって開閉制御が行われるようになっている。すなわち、この減圧ダイカスト装置1は、スリーブ18内におけるプランジャチップ19の位置に基づいて第1減圧ライン21と第2減圧ライン22との減圧を制御するようようにしたものであり、そのためプランジャチップ19の位置を検出するストロークセンサ25が備えられ、その検出信号を受けたコントローラ31が、真空ポンプ30の駆動や減圧バルブ23,24の開閉を制御するよう構成されている。ストロークセンサ25は、例えば必要な部位に設置されたリミットスイッチの組み合わせや、磁気スケール、リニアインダクトシン等の公知の位置測定手段の使用が可能である。
続いて、この減圧ダイカスト装置1を用いた本実施形態の減圧ダイカスト方法について説明する。ダイカスト鋳造に当たっては、先ずスリーブ18内のプランジャチップ19が所定位置まで後退しているとともに、固定型11に対して可動型12が移動して型閉じした状態になっている。その後、ラドルによって給湯口20からスリーブ18内に所定量の溶湯が供給され、溶湯が充填された後、スリーブ18内をプランジャチップ19が移動する。それにより溶湯が鋳造方案へと押し出され、キャビティ13へと射出される。本実施形態の減圧ダイカスト方法では、こうしてプランジャチップ19がスリーブ18内を移動する際に、所定のタイミングで第1及び第2減圧ライン21,22を介した減圧の切り替え操作が行われる。
図3は、プランジャチップ19の位置と第1及び第2減圧ライン21,22における真空引きのタイミングを示した図である。縦軸にプランジャチップ19の位置を、横軸に時間をとって示したプランジャチップ19の変位グラフに、減圧バルブ23(実線)と減圧バルブ24(破線)の開閉のタイミングを重ねて示したものである。本実施形態の減圧ダイカスト方法では、このように第1及び第2減圧ライン21,22の部分から時間をずらせて真空引きすることで、鋳造方案とキャビティ13との異なる部分について段階的な減圧を行うようにしている。
先ず、プランジャチップ19がスリーブ18内を後退した待機位置をゼロとし、その位置から湯口部15に向けてスリーブ18内のプランジャチップ19を移動させる。移動当初は、プランジャチップ19は低速で移動している。そして、スリーブ18の給湯口20がプランジャチップ19によって塞がれずに開口した状態にある場合には、減圧バルブ23,24は両方ともが閉弁されている。給湯口20が開口した状態で真空引きすると、空気の巻き込みや溶湯の先走りを引き起こすことになるからである。
そこで、本実施形態では先ず、プランジャチップ19が給湯口20を塞ぐ位置N1(時間t1)に達したところで第1減圧ライン21の減圧バルブ23が開けられる(実線)。その一方で、第2減圧ライン22の減圧バルブ24は閉じたままである(破線)。
プランジャチップ19の移動はストロークセンサ25によって検出され、位置N1への移動を検知した検出信号に基づいてコントローラ31からの制御信号によって減圧バルブ23が開けられる。そして、真空ポンプ30もコントローラ31の制御によって駆動しているため、減圧バルブ23の開弁によって、減圧ライン21を介して鋳造方案が減圧される。
これにより、プランジャチップ19がスリーブ18内を移動して溶湯が送られる際、真空引きによってプランジャチップ19とスリーブ18との隙間から空気リークが発生しても、先走りした溶湯はキャビティ13内に浸入することなく第1減圧ライン21側に排除される。特に、ゲート17近傍に形成した第1減圧ライン21から真空引きしているので、先走り溶湯がゲート17を詰まらせないよう効率良く排除することができる。
そして、第1減圧ライン21からの真空引きにより鋳造方案が減圧されたまま更にスリーブ18内をプランジャチップ19が移動する。スリーブ18内から押し出された溶湯は、湯口部15から湯道部16へと流れて鋳造方案に充填されることになる。そこで次に、鋳造方案に充填された溶湯がゲート17に達するようなプランジャチップ19の位置N2(時間t2)において、第1及び第2減圧ライン21,22の減圧バルブ23,24の開閉が切り替えられる。
すなわち、プランジャチップ19の移動位置がN2に達したことがストロークセンサ25によって検出され、その検出信号に基づいてコントローラ31からの制御信号によって減圧バルブ23が閉じられ(実線)、逆に減圧バルブ24が開けられる(破線)。これにより、真空ポンプ30による真空引きが第1減圧ライン21から第2減圧ライン22へと切り替えられ、減圧箇所が第1減圧ライン21の接続されている鋳造方案から、第2減圧ライン22の接続されているキャビティ13内に切り替えられる。
よって、キャビティ13内に溶湯を射出する段階では、従来の真空ダイカスト法と同様に、キャビティ13の最終充填部から第2減圧ライン22を介して真空引きが行われるため、減圧したキャビティ13内に空気が巻き込まれることなく溶湯を充填することができる。そして、このキャビティ13内へ溶湯を射出する段階では、溶湯の先走りも生じないため、図3に示すようにプランジャチップ19の移動速度が速くなる。
次に、溶湯がキャビティ13内の最終充填位置にまで達する、プランジャチップ19の位置N3(時間t3)で第2減圧ライン22の減圧バルブ24が閉じられ、その後、プランジャチップ19の移動も停止してキャビティ13への射出が終了する。すなわち、プランジャチップ19の移動位置がN3に達したことがストロークセンサ25によって検出され、その検出信号に基づいてコントローラ31からの制御信号によって減圧バルブ24が閉じられる。
本実施形態の減圧ダイカスト装置1によれば、こうして従来からある第2減圧ライン22に加え、鋳造方案を減圧する第1減圧ラインを新たに設け、減圧のタイミングを切り替える減圧ダイカスト方法を実行することで、先走り溶湯を排除してキャビティ13内への浸入を防止し、高品質な鋳造品を製造することができるようになった。
また、第1減圧ライン21を鋳造方案の特にゲート17近傍に設けたので、先走り溶湯がゲートに詰まってしまうようなことはなく、その後に行うキャビティ13内への溶湯の射出をスムーズに行うことができるようになった。
以上、本発明に係る減圧ダイカスト装置及び減圧ダイカスト方法の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、図2に示すように第1減圧ライン21を一箇に接続したものを示したが、ゲート17に合わせて複数の箇所に連結するようにしてもよい。
減圧ダイカスト装置の概略を示した図である。 減圧ダイカスト装置の金型における鋳造方案を平面的に示した概略図である。 プランジャチップの位置と第1及び第2減圧ラインにおける真空引きのタイミングを示した図である。 従来の減圧ダイカスト装置の概略図を示した図である。
符号の説明
1 減圧ダイカスト装置
11 固定型
12 可動型
13 キャビティ
15 湯口部
16 湯道部
17 ゲート
18 スリーブ
19 プランジャチップ
21,22 減圧ライン
23,24 減圧バルブ
25 ストロークセンサ
30 真空ポンプ
31 コントローラ

Claims (7)

  1. 金型のキャビティが鋳造方案を介してスリーブと連結し、そのスリーブ内に充填された溶湯をプランジャチップで押し出すとともに、その下流側を減圧させながら溶湯をキャビティ内へ射出するようにした減圧ダイカスト装置であって、
    前記鋳造方案に連結された第1減圧ラインと、前記キャビティに連結された第2減圧ラインと、その第1減圧ライン及び第2減圧ラインが接続された減圧手段と、その減圧手段を制御するコントローラと有し、当該コントローラが第1減圧ライン及び第2減圧ラインから異なる所定のタイミングで前記鋳造方案やキャビティの減圧を行うようにしたものであることを特徴とする減圧ダイカスト装置。
  2. 請求項1に記載する減圧ダイカスト装置において、
    前記第1減圧ラインは、前記鋳造方案の湯口部からゲートまでの間の湯道部に接続され、前記第2減圧ラインは、前記キャビティの最終充填部に接続されたものであることを特徴とする減圧ダイカスト装置。
  3. 請求項2に記載する減圧ダイカスト装置において、
    前記第1減圧ラインの接続位置は、前記ゲートの近傍であることを特徴とする減圧ダイカスト装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載する減圧ダイカスト装置において、
    前記減圧手段は、前記第1減圧ライン及び第2減圧ラインにそれぞれ設けられた減圧バルブと、前記第1減圧ライン及び第2減圧ラインが接続された一つの真空ポンプであり、前記プランジャチップに対してはその位置を検出するストロークセンサが設けられ、前記コントローラが、ストロークセンサからの検出信号に基づいて真空ポンプの駆動や減圧バルブの開閉を制御するようにしたものであることを特徴とする減圧ダイカスト装置。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載する減圧ダイカスト装置において、
    前記コントローラは、前記プランジャチップが前記スリーブの給湯口を塞いだ位置で前記第1減圧ライン側を減圧させ、前記プランジャチップが前記鋳造方案を溶湯で充填する位置で前記第1減圧ライン側の減圧を止め、前記前記第2減圧ライン側を減圧させるようにしたものであることを特徴とする減圧ダイカスト装置。
  6. 金型のキャビティに鋳造方案を介して連結したスリーブから、そのスリーブ内に充填された溶湯をプランジャチップで押し出すことによりキャビティ内へ溶湯を射出する際、
    先ず、第1のタイミングで前記鋳造方案の湯口部からゲートまでの間の湯道部に接続され第1減圧ラインを介して減圧し、その後、第2のタイミングで第1減圧ラインから前記キャビティの最終充填部に接続された第2減圧ラインに切り替えて減圧するようにしたことを特徴とする減圧ダイカスト方法。
  7. 請求項6に記載する減圧ダイカスト方法において、
    前記第1のタイミングは、前記プランジャチップが前記スリーブの給湯口を塞いだ位置に達する時点であり、前記第2のタイミングは、前記プランジャチップの押し出しにより前記鋳造方案が溶湯で充填される時点であることを特徴とする減圧ダイカスト方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107570677A (zh) * 2017-09-24 2018-01-12 广东鸿泰科技股份有限公司 一种用于高压压铸工艺的料管抽真空的加工方法
KR101846747B1 (ko) * 2016-12-15 2018-04-06 현대자동차주식회사 자화 방식 알루미늄 사출물 제조 방법 및 다이캐스팅 금형 시스템

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