JP3083973B2 - 無人搬送車用吊下治具 - Google Patents
無人搬送車用吊下治具Info
- Publication number
- JP3083973B2 JP3083973B2 JP07112429A JP11242995A JP3083973B2 JP 3083973 B2 JP3083973 B2 JP 3083973B2 JP 07112429 A JP07112429 A JP 07112429A JP 11242995 A JP11242995 A JP 11242995A JP 3083973 B2 JP3083973 B2 JP 3083973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic guided
- guided vehicle
- hook
- hanging
- hanging jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無人搬送車用吊下治具
に係り、更に詳しくは、キャリアに巻回されたコイルの
安定した吊下運搬の自動化が図れる無人搬送車用吊下治
具に関する。
に係り、更に詳しくは、キャリアに巻回されたコイルの
安定した吊下運搬の自動化が図れる無人搬送車用吊下治
具に関する。
【０００２】
【従来の技術】伸線機から導出されたコイルは、金属パ
イプを屈曲して製造されたキャリアに巻回した状態で出
荷されている。キャリアは、金属パイプを環状に曲げた
底受部上に、コイルが巻回される４本脚の胴部が組み付
けられたものであり、胴部の上端部はコイルの上端面か
ら突出して、天井クレーンのフックに掛止される玉掛け
部となっている。荷揚げ場所において、天井クレーンに
よりフックが下降され、玉掛け作業者が、フックをキャ
リアの４本脚の隙間に差し込んで玉掛け部に掛止し、次
いでコイルを吊り上げて荷下ろし場所まで運搬する。そ
の後、天井クレーンによりコイルを下降させて、玉掛け
作業者が、フックをキャリアの玉掛け部から外す。
イプを屈曲して製造されたキャリアに巻回した状態で出
荷されている。キャリアは、金属パイプを環状に曲げた
底受部上に、コイルが巻回される４本脚の胴部が組み付
けられたものであり、胴部の上端部はコイルの上端面か
ら突出して、天井クレーンのフックに掛止される玉掛け
部となっている。荷揚げ場所において、天井クレーンに
よりフックが下降され、玉掛け作業者が、フックをキャ
リアの４本脚の隙間に差し込んで玉掛け部に掛止し、次
いでコイルを吊り上げて荷下ろし場所まで運搬する。そ
の後、天井クレーンによりコイルを下降させて、玉掛け
作業者が、フックをキャリアの玉掛け部から外す。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の吊下治具においては、このように荷揚げ場所や
荷下ろし場所において、玉掛け作業者が手作業で、フッ
クをキャリアの玉掛け部に掛脱しなければならず、人件
費が嵩張ると共に作業性に問題があり、通常、重量が２
トン以上にもなる巻回されたコイルを取り扱うために、
安全性にも課題があった。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、キャリアに巻回されたコイルの安定し
た吊下運搬の自動化を可能とすることで、人件費の削
減、作業性および安全性の向上が図れる無人搬送車用吊
下治具を提供することを目的とする。
来技術の吊下治具においては、このように荷揚げ場所や
荷下ろし場所において、玉掛け作業者が手作業で、フッ
クをキャリアの玉掛け部に掛脱しなければならず、人件
費が嵩張ると共に作業性に問題があり、通常、重量が２
トン以上にもなる巻回されたコイルを取り扱うために、
安全性にも課題があった。本発明はかかる事情に鑑みて
なされたもので、キャリアに巻回されたコイルの安定し
た吊下運搬の自動化を可能とすることで、人件費の削
減、作業性および安全性の向上が図れる無人搬送車用吊
下治具を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の無人搬送車用吊下治具は、胴部にコイルが巻回さ
れたキャリアの上方突出する３本以上の支持枠の上部に
形成された玉掛け部に掛止して吊り上げる無人搬送車用
吊下治具であって、無人運搬車の昇降アームに、屈曲性
を有する吊下部材を介して吊り下げられた吊下フレーム
と、該吊下フレームの下部に対称に軸着されて、先端が
平面視して円弧状または先細り状の対向するＣ形のフッ
クと、該フックを開閉させる回動手段を備えるように構
成されている。なお、無人運搬車の昇降アームに吊下フ
レームを吊り下げる屈曲性の吊下部材としては、チェー
ンやワイヤなどが採用できる。
記載の無人搬送車用吊下治具は、胴部にコイルが巻回さ
れたキャリアの上方突出する３本以上の支持枠の上部に
形成された玉掛け部に掛止して吊り上げる無人搬送車用
吊下治具であって、無人運搬車の昇降アームに、屈曲性
を有する吊下部材を介して吊り下げられた吊下フレーム
と、該吊下フレームの下部に対称に軸着されて、先端が
平面視して円弧状または先細り状の対向するＣ形のフッ
クと、該フックを開閉させる回動手段を備えるように構
成されている。なお、無人運搬車の昇降アームに吊下フ
レームを吊り下げる屈曲性の吊下部材としては、チェー
ンやワイヤなどが採用できる。
【０００５】請求項２記載の無人搬送車用吊下治具は、
請求項１記載の無人搬送車用吊下治具において、前記玉
掛け部が、平面視して四角配置された４本の前記支持枠
の上部を直角に中心側へ屈曲させると共に、さらに外側
に円弧状に屈曲させて隣接する該支持枠を溶接して形成
され、前記対向して配置されたフックが前記吊下フレー
ムの両側に平行に対配置されている。
請求項１記載の無人搬送車用吊下治具において、前記玉
掛け部が、平面視して四角配置された４本の前記支持枠
の上部を直角に中心側へ屈曲させると共に、さらに外側
に円弧状に屈曲させて隣接する該支持枠を溶接して形成
され、前記対向して配置されたフックが前記吊下フレー
ムの両側に平行に対配置されている。
【０００６】請求項３記載の無人搬送車用吊下治具は、
請求項１記載の無人搬送車用吊下治具において、前記玉
掛け部が、平面視して四角配置された４本の支持枠の上
部を直角に中心側へ屈曲させると共に、さらに外側に円
弧状に屈曲させて隣接する該支持枠を溶接して形成さ
れ、前記フックは、前記吊下フレームを中心に放射状に
９０°配置されている。
請求項１記載の無人搬送車用吊下治具において、前記玉
掛け部が、平面視して四角配置された４本の支持枠の上
部を直角に中心側へ屈曲させると共に、さらに外側に円
弧状に屈曲させて隣接する該支持枠を溶接して形成さ
れ、前記フックは、前記吊下フレームを中心に放射状に
９０°配置されている。
【０００７】
【作用】請求項１〜３記載の無人搬送車用吊下治具にお
いては、屈曲性の吊下部材を介して、吊下フレームが無
人運搬車の昇降アームに揺動可能に吊り下げられ、しか
もフックの先端が平面視して円弧状または先細り状にな
っているので、仮に玉掛け時に、回動手段により対向し
て配置されたフックを閉側へ回動させてキャリアの玉掛
け部に掛止する際、フックの先端が玉掛け部に当接して
も、フックの先部が玉掛け部に引っ掛かることなく、フ
ックが所定方向へ回転して、位置ずれしながら玉掛け部
に掛止される。そして、玉掛け解除時においては、キャ
リアを吊り降ろした後、回動手段によりフックを開側へ
回動させて玉掛け部から外すので、キャリアに巻回され
たコイルの吊下運搬が自動化でき、これにより人件費の
削減、作業性および安全性の向上が図れる。
いては、屈曲性の吊下部材を介して、吊下フレームが無
人運搬車の昇降アームに揺動可能に吊り下げられ、しか
もフックの先端が平面視して円弧状または先細り状にな
っているので、仮に玉掛け時に、回動手段により対向し
て配置されたフックを閉側へ回動させてキャリアの玉掛
け部に掛止する際、フックの先端が玉掛け部に当接して
も、フックの先部が玉掛け部に引っ掛かることなく、フ
ックが所定方向へ回転して、位置ずれしながら玉掛け部
に掛止される。そして、玉掛け解除時においては、キャ
リアを吊り降ろした後、回動手段によりフックを開側へ
回動させて玉掛け部から外すので、キャリアに巻回され
たコイルの吊下運搬が自動化でき、これにより人件費の
削減、作業性および安全性の向上が図れる。
【０００８】また、請求項２記載の無人搬送車用吊下治
具においては、玉掛け部が、平面視して四角配置された
４本の支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させると共
に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する支持枠を
溶接して形成された組み枠状のものであり、かつここで
採用されたフックが、吊下フレームの両側に平行に対配
置されたものであるので、キャリアの吊り上げ時に、例
えば１本のＣ形のフックを用いてキャリアを吊り上げる
と、キャリアが偏心して、吊り上げ状態が不安定になる
虞れがあるが、この請求項２のものでは、幾らかの位置
ずれがあっても、玉掛け部の両側に対配置されたフック
によりキャリアをしっかりと支持できるので、キャリア
を傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下運搬でき
る。なお、フックの幅を広くすれば、１本のフックでも
安定したキャリアの吊り下げ状態が得られる。しかし、
それでは、巻回コイル吊下治具のうちでも重量の大きな
ものであるフックが重くなり、またそれに合わせて、フ
ックを回動させる回動手段を大型装置にする必要がある
ので、コスト高にもなって好ましくない。
具においては、玉掛け部が、平面視して四角配置された
４本の支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させると共
に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する支持枠を
溶接して形成された組み枠状のものであり、かつここで
採用されたフックが、吊下フレームの両側に平行に対配
置されたものであるので、キャリアの吊り上げ時に、例
えば１本のＣ形のフックを用いてキャリアを吊り上げる
と、キャリアが偏心して、吊り上げ状態が不安定になる
虞れがあるが、この請求項２のものでは、幾らかの位置
ずれがあっても、玉掛け部の両側に対配置されたフック
によりキャリアをしっかりと支持できるので、キャリア
を傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下運搬でき
る。なお、フックの幅を広くすれば、１本のフックでも
安定したキャリアの吊り下げ状態が得られる。しかし、
それでは、巻回コイル吊下治具のうちでも重量の大きな
ものであるフックが重くなり、またそれに合わせて、フ
ックを回動させる回動手段を大型装置にする必要がある
ので、コスト高にもなって好ましくない。
【０００９】また、請求項３記載の無人搬送車用吊下治
具においては、玉掛け時に、吊下フレームを中心に放射
状に９０°配置されたフックを、回動手段により閉側へ
回動させると、玉掛け部の平面視して四角配置された４
本の支持枠間の各隙間に、それぞれ個別にフックが差し
込まれるので、例えば４本のフックを両側に一対ずつ並
べて、対向配置された支持枠間に差し込むものに比べ
て、各フックの隙間への差し込み自由度が大きい。
具においては、玉掛け時に、吊下フレームを中心に放射
状に９０°配置されたフックを、回動手段により閉側へ
回動させると、玉掛け部の平面視して四角配置された４
本の支持枠間の各隙間に、それぞれ個別にフックが差し
込まれるので、例えば４本のフックを両側に一対ずつ並
べて、対向配置された支持枠間に差し込むものに比べ
て、各フックの隙間への差し込み自由度が大きい。
【００１０】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図１は本発明の第１の実施例に係る無人搬
送車用吊下治具の使用状態を示す側面図、図２は同使用
状態を示す平面図、図３は同使用状態を示す要部正面
図、図４は同要部拡大側面図、図５は図４のＳ５−Ｓ５
断面図、図６は図４のＳ６−Ｓ６拡大断面図、図７
（ａ）はフックが玉掛けされた玉掛け部を下方視した要
部拡大断面図、図７（ｂ）はフックが他の掛止姿勢で玉
掛けされた玉掛け部を下方視した要部拡大断面図、図８
は本発明の第２の実施例に係る無人搬送車用吊下治具の
使用状態を示す側面図、図９は同使用状態を示す平面
図、図１０は同要部拡大側面図、図１１は図１０のＳ１
１−Ｓ１１拡大断面図である。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図１は本発明の第１の実施例に係る無人搬
送車用吊下治具の使用状態を示す側面図、図２は同使用
状態を示す平面図、図３は同使用状態を示す要部正面
図、図４は同要部拡大側面図、図５は図４のＳ５−Ｓ５
断面図、図６は図４のＳ６−Ｓ６拡大断面図、図７
（ａ）はフックが玉掛けされた玉掛け部を下方視した要
部拡大断面図、図７（ｂ）はフックが他の掛止姿勢で玉
掛けされた玉掛け部を下方視した要部拡大断面図、図８
は本発明の第２の実施例に係る無人搬送車用吊下治具の
使用状態を示す側面図、図９は同使用状態を示す平面
図、図１０は同要部拡大側面図、図１１は図１０のＳ１
１−Ｓ１１拡大断面図である。
【００１１】まず、図１〜７に基づいて、本発明の第１
の実施例に係る無人搬送車用吊下治具を説明する。図
１、２に示すように、本発明の第１の実施例に係る無人
搬送車用吊下治具１０は、無人運搬車１１の前部に取り
付けられた昇降装置１２の昇降アーム１３に装着された
治具であり、４本脚の門型の胴部１４にコイル１５が巻
回されたキャリア１６の上方突出する玉掛け部１７に掛
脱される。図３、７に示すように、玉掛け部１７は、胴
部１４を構成する支持枠の一例である平面視して四角配
置された４本の金属パイプ１４ａの上部を直角に中心側
へ屈曲させると共に、さらに外側に円弧状に屈曲させて
隣接する金属パイプ１４ａを溶接させることにより、強
度の向上を図ったものである。すなわち、玉掛け部１７
を上方から全体視すると、図７に示すように中央部に菱
形の空間が形成された略十字状となっている（以下、単
に十字配置という）。但し、玉掛け部１７における金属
パイプ１４ａの連結は、このような形状のものに限定さ
れない。すなわち、本手段の無人搬送車用吊下治具１０
は、概略、十字連結された形状の玉掛け部１７であれ
ば、その他どのような形状のものでもよい。
の実施例に係る無人搬送車用吊下治具を説明する。図
１、２に示すように、本発明の第１の実施例に係る無人
搬送車用吊下治具１０は、無人運搬車１１の前部に取り
付けられた昇降装置１２の昇降アーム１３に装着された
治具であり、４本脚の門型の胴部１４にコイル１５が巻
回されたキャリア１６の上方突出する玉掛け部１７に掛
脱される。図３、７に示すように、玉掛け部１７は、胴
部１４を構成する支持枠の一例である平面視して四角配
置された４本の金属パイプ１４ａの上部を直角に中心側
へ屈曲させると共に、さらに外側に円弧状に屈曲させて
隣接する金属パイプ１４ａを溶接させることにより、強
度の向上を図ったものである。すなわち、玉掛け部１７
を上方から全体視すると、図７に示すように中央部に菱
形の空間が形成された略十字状となっている（以下、単
に十字配置という）。但し、玉掛け部１７における金属
パイプ１４ａの連結は、このような形状のものに限定さ
れない。すなわち、本手段の無人搬送車用吊下治具１０
は、概略、十字連結された形状の玉掛け部１７であれ
ば、その他どのような形状のものでもよい。
【００１２】図４、６に示すように、無人搬送車用吊下
治具１０は、屈曲性の吊下部材としての４本のチェーン
４０を介して昇降アーム１３の先端部に吊り下げられ
た、Ｔ字形の吊下フレーム１８を有している。各チェー
ン４０は、玉掛け時にチェーン４０が捩じれた後に、す
ぐに元の垂直な吊り状態に戻れるように、下端どうしの
間隔より、上端どうしの間隔の方が大きい末広がりに連
結されている。吊下フレーム１８は、４個の凹部４１が
形成された上部枠部１８ａの中央下面に、大径な下部ロ
ッド部１８ｂが２本平行に垂設されたものであり、上部
枠部１８ａの各凹部４１の外側部に、ピン４９を介して
連結片４８が軸着され、連結片４８の先端部にピン４２
を介してチェーン４０の下端部が軸着されている。な
お、チェーン４０の上端部もピン４２を介して、昇降ア
ーム１３に軸着されている。
治具１０は、屈曲性の吊下部材としての４本のチェーン
４０を介して昇降アーム１３の先端部に吊り下げられ
た、Ｔ字形の吊下フレーム１８を有している。各チェー
ン４０は、玉掛け時にチェーン４０が捩じれた後に、す
ぐに元の垂直な吊り状態に戻れるように、下端どうしの
間隔より、上端どうしの間隔の方が大きい末広がりに連
結されている。吊下フレーム１８は、４個の凹部４１が
形成された上部枠部１８ａの中央下面に、大径な下部ロ
ッド部１８ｂが２本平行に垂設されたものであり、上部
枠部１８ａの各凹部４１の外側部に、ピン４９を介して
連結片４８が軸着され、連結片４８の先端部にピン４２
を介してチェーン４０の下端部が軸着されている。な
お、チェーン４０の上端部もピン４２を介して、昇降ア
ーム１３に軸着されている。
【００１３】また、上部枠部１８ａの各凹部４１の内側
には、Ｃ形のフック１９を垂直回動させる回動手段の一
例である油圧シリンダ２０が、合計４本軸着されてい
る。下方へ延びるそのロッド２０ａの先端部は、各下部
ロッド部１８ｂの下部に跨がった状態で昇降可能に装着
されたブラケット４３の上端部に軸着されている。ブラ
ケット４３には、各下部ロッド部１８ｂの両側方へ延び
る突片４３ａ間に、ピン４４を介して、若干上向きな若
干先細り化した先部１９ａの先端が、半球状になった合
計４本のＣ形のフック１９が、２対平行に軸着されてい
る。各下部ロッド部１８ｂの両周側部には、軸芯方向へ
延びるラック４５が設けられており、各フック１９の半
円形をした元部の内側面には、ラック４５に噛合するギ
ヤ歯４６が設けられている。それぞれの油圧シリンダ２
０のロッド２０ａを出し入れさせることにより、ブラケ
ット４３が下部ロッド部１８ｂを軸に昇降し、それに伴
ってラック４５に沿ってフック１９が転動して、フック
１９が垂直方向へ回動する。図１、２において、符号４
７は昇降アーム１３の長さ方向へのスライド装置であ
る。
には、Ｃ形のフック１９を垂直回動させる回動手段の一
例である油圧シリンダ２０が、合計４本軸着されてい
る。下方へ延びるそのロッド２０ａの先端部は、各下部
ロッド部１８ｂの下部に跨がった状態で昇降可能に装着
されたブラケット４３の上端部に軸着されている。ブラ
ケット４３には、各下部ロッド部１８ｂの両側方へ延び
る突片４３ａ間に、ピン４４を介して、若干上向きな若
干先細り化した先部１９ａの先端が、半球状になった合
計４本のＣ形のフック１９が、２対平行に軸着されてい
る。各下部ロッド部１８ｂの両周側部には、軸芯方向へ
延びるラック４５が設けられており、各フック１９の半
円形をした元部の内側面には、ラック４５に噛合するギ
ヤ歯４６が設けられている。それぞれの油圧シリンダ２
０のロッド２０ａを出し入れさせることにより、ブラケ
ット４３が下部ロッド部１８ｂを軸に昇降し、それに伴
ってラック４５に沿ってフック１９が転動して、フック
１９が垂直方向へ回動する。図１、２において、符号４
７は昇降アーム１３の長さ方向へのスライド装置であ
る。
【００１４】続いて、本発明の第１の実施例に係る無人
搬送車用吊下治具１０の動作を説明する。予め油圧シリ
ンダ２０のロッド２０ａを突出させて、フック１９を上
方回動させておく。図１に示すように、無人運搬車１１
を移動してスライド装置４７を外方へ移動させることに
より、昇降アーム１３に取り付けられた無人搬送車用吊
下治具１０を、荷揚げ位置のキャリア１６上に配置す
る。
搬送車用吊下治具１０の動作を説明する。予め油圧シリ
ンダ２０のロッド２０ａを突出させて、フック１９を上
方回動させておく。図１に示すように、無人運搬車１１
を移動してスライド装置４７を外方へ移動させることに
より、昇降アーム１３に取り付けられた無人搬送車用吊
下治具１０を、荷揚げ位置のキャリア１６上に配置す
る。
【００１５】次いで、昇降装置１２により昇降アーム１
３をキャリア１６の玉掛け部１７の高さまで下降させ、
それから油圧シリンダ２０のロッド２０ａを引き込ませ
てブラケット４３を上昇させ、ラック４５およびギヤ歯
４６を介して、フック１９を下方へ９０°回動させるこ
とにより、それぞれの先部１９ａを、キャリア１６の玉
掛け部１７の隙間に挿入する。この際、チェーン４０を
介して、吊下フレーム１８が昇降アーム１３に揺動可能
に吊り下げられ、しかもフック１９の先部１９ａの先端
が丸くなっているので、仮に、フック１９が玉掛け部１
７の金属パイプ１４ａに当接しても、先部１９ａが金属
パイプ１４ａに引っ掛かることなく、チェーン４０が撓
んでフック１９が所定方向へ回転し、位置ずれしながら
玉掛け部１７に自動的に掛止される。なお、フック１９
の玉掛け形態としては、図７（ａ）に示すように、十字
配置された玉掛け部１７の隣接する金属パイプ１４ａと
金属パイプ１４ａとの間に、２本ずつ両外からフック１
９を玉掛けする場合や、図７（ｂ）に示すように、１本
の金属パイプ１４ａを中間に置いて、隣合う金属パイプ
１４ａ間に形成された隙間と隙間とに、両側からフック
１９を玉掛けする場合がある。本実施例の無人搬送車用
吊下治具１０は、その何れの場合にも適合できる。
３をキャリア１６の玉掛け部１７の高さまで下降させ、
それから油圧シリンダ２０のロッド２０ａを引き込ませ
てブラケット４３を上昇させ、ラック４５およびギヤ歯
４６を介して、フック１９を下方へ９０°回動させるこ
とにより、それぞれの先部１９ａを、キャリア１６の玉
掛け部１７の隙間に挿入する。この際、チェーン４０を
介して、吊下フレーム１８が昇降アーム１３に揺動可能
に吊り下げられ、しかもフック１９の先部１９ａの先端
が丸くなっているので、仮に、フック１９が玉掛け部１
７の金属パイプ１４ａに当接しても、先部１９ａが金属
パイプ１４ａに引っ掛かることなく、チェーン４０が撓
んでフック１９が所定方向へ回転し、位置ずれしながら
玉掛け部１７に自動的に掛止される。なお、フック１９
の玉掛け形態としては、図７（ａ）に示すように、十字
配置された玉掛け部１７の隣接する金属パイプ１４ａと
金属パイプ１４ａとの間に、２本ずつ両外からフック１
９を玉掛けする場合や、図７（ｂ）に示すように、１本
の金属パイプ１４ａを中間に置いて、隣合う金属パイプ
１４ａ間に形成された隙間と隙間とに、両側からフック
１９を玉掛けする場合がある。本実施例の無人搬送車用
吊下治具１０は、その何れの場合にも適合できる。
【００１６】続いて、昇降装置１２により昇降アーム１
３を上昇させることにより、先部１９ａに玉掛け部１７
を引っ掛けて吊り上げる。ところで、１本のフックを用
いてキャリア１６を吊った場合には、吊下支点が決まり
難いために、キャリア１６が偏心して、吊り上げ状態が
不安定になる虞れがある。しかし、本手段では幾らかの
位置ずれがあっても、４本のフック１９によりキャリア
１６を４点でしっかりと支持できるので、キャリア１６
を傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下運搬でき
る。なお、フック１９に玉掛け部１７が引っ掛かったか
どうかは、例えば図４の二点鎖線に示すフック１９に反
射型の掛止有無センサ６０を装着することで検出でき
る。また、掛止有無センサ６０は、光線を利用した透過
型のセンサでもよい。それから、そのまま所定高さまで
吊り上げた後、スライド装置４７を引き込ませる。
３を上昇させることにより、先部１９ａに玉掛け部１７
を引っ掛けて吊り上げる。ところで、１本のフックを用
いてキャリア１６を吊った場合には、吊下支点が決まり
難いために、キャリア１６が偏心して、吊り上げ状態が
不安定になる虞れがある。しかし、本手段では幾らかの
位置ずれがあっても、４本のフック１９によりキャリア
１６を４点でしっかりと支持できるので、キャリア１６
を傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下運搬でき
る。なお、フック１９に玉掛け部１７が引っ掛かったか
どうかは、例えば図４の二点鎖線に示すフック１９に反
射型の掛止有無センサ６０を装着することで検出でき
る。また、掛止有無センサ６０は、光線を利用した透過
型のセンサでもよい。それから、そのまま所定高さまで
吊り上げた後、スライド装置４７を引き込ませる。
【００１７】その後、キャリア１６は、無人運搬車１１
により所定の荷下ろし位置まで運搬され、そこで昇降装
置１２によりキャリア１６が床面に着地されてから、油
圧シリンダ２０のロッド２０ａを突出させて、フック１
９を上方へ９０°回動させることにより、フック１９を
玉掛け部１７から外す。
により所定の荷下ろし位置まで運搬され、そこで昇降装
置１２によりキャリア１６が床面に着地されてから、油
圧シリンダ２０のロッド２０ａを突出させて、フック１
９を上方へ９０°回動させることにより、フック１９を
玉掛け部１７から外す。
【００１８】このように、玉掛け時において、無人運搬
車１１を操作し、チェーン４０を介して昇降アーム１３
に揺動可能に吊り下げられた、先端が丸い４本のフック
１９を、油圧シリンダ２０により閉側へ垂直回動させて
キャリア１６の玉掛け部１７を掛止し、荷下ろし時に、
油圧シリンダ２０により開側へ垂直回動させてフック１
９を玉掛け部１７から掛止解除するようにしたので、人
手により行なっていた金属パイプ１４ａの玉掛けおよび
キャリア１６の安定した吊下運搬の自動化が可能とな
り、これにより人件費の削減、作業性および安全性の向
上が図れる。
車１１を操作し、チェーン４０を介して昇降アーム１３
に揺動可能に吊り下げられた、先端が丸い４本のフック
１９を、油圧シリンダ２０により閉側へ垂直回動させて
キャリア１６の玉掛け部１７を掛止し、荷下ろし時に、
油圧シリンダ２０により開側へ垂直回動させてフック１
９を玉掛け部１７から掛止解除するようにしたので、人
手により行なっていた金属パイプ１４ａの玉掛けおよび
キャリア１６の安定した吊下運搬の自動化が可能とな
り、これにより人件費の削減、作業性および安全性の向
上が図れる。
【００１９】次に、図８〜１１に基づいて、本発明の第
２の実施例に係る無人搬送車用吊下治具を説明する。な
お、第１の実施例と同一要素については、同一符号を用
いてその説明を省略する。図８、９に示すように、第２
の実施例の無人搬送車用吊下治具５０は、無人運搬車１
１の昇降アーム５１に吊り下げられ、また平面視して十
字形状のブラケット５２に、４本のフック１９が、第１
の実施例の上部枠部１８ａと同一形状の上部枠部５３ａ
と、下部にラック４５が９０°毎に配設された１本の下
部ロッド部５３ｂとからなる吊下フレーム５３を中心
に、放射状に９０°配置されたものである（以下、単に
十字配置という）。図１０、１１に示すように、各油圧
シリンダ２０のロッド２０ａを出し入れさせることによ
り、ラック４５、ギヤ歯４６を介して、４本のフック１
９が十字状に内外方向へ９０°だけ垂直回動する。
２の実施例に係る無人搬送車用吊下治具を説明する。な
お、第１の実施例と同一要素については、同一符号を用
いてその説明を省略する。図８、９に示すように、第２
の実施例の無人搬送車用吊下治具５０は、無人運搬車１
１の昇降アーム５１に吊り下げられ、また平面視して十
字形状のブラケット５２に、４本のフック１９が、第１
の実施例の上部枠部１８ａと同一形状の上部枠部５３ａ
と、下部にラック４５が９０°毎に配設された１本の下
部ロッド部５３ｂとからなる吊下フレーム５３を中心
に、放射状に９０°配置されたものである（以下、単に
十字配置という）。図１０、１１に示すように、各油圧
シリンダ２０のロッド２０ａを出し入れさせることによ
り、ラック４５、ギヤ歯４６を介して、４本のフック１
９が十字状に内外方向へ９０°だけ垂直回動する。
【００２０】玉掛け時には、４本のフック１９が、玉掛
け部１７の金属パイプ１４ａに合わせて十字配置されて
いるので、それぞれのフック１９を、各金属パイプ１４
ａ間の隙間に１本ずつ余裕をもって差し込むことがで
き、フック１９の隙間への差し込み自由度の拡大が図れ
る。
け部１７の金属パイプ１４ａに合わせて十字配置されて
いるので、それぞれのフック１９を、各金属パイプ１４
ａ間の隙間に１本ずつ余裕をもって差し込むことがで
き、フック１９の隙間への差し込み自由度の拡大が図れ
る。
【００２１】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、キャリアの胴部として４本脚
のものを採用したが、これに限定しなくても、例えば３
本脚または５本脚以上のものでもよい。実施例では、屈
曲性の吊下部材としてチェーンを示したが、これに限定
しなくても、例えばワイヤなどでもよい。
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計などの変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、実施例では、キャリアの胴部として４本脚
のものを採用したが、これに限定しなくても、例えば３
本脚または５本脚以上のものでもよい。実施例では、屈
曲性の吊下部材としてチェーンを示したが、これに限定
しなくても、例えばワイヤなどでもよい。
【００２２】実施例では、回動手段として、油圧シリン
ダを示したが、これに限定しなくても、エアシリンダ、
電動シリンダ、電動モータなどが採用できる。また、フ
ックを、吊下フレームとフックとの間に設けられたラッ
ク、ギヤ歯の構造体により垂直回動させるようにした
が、これに限定しなくても、例えば軸支されたフックの
元部に軸着された各種シリンダのロッドを出し入れさせ
たり、電動モータにより、直接、フックの元部に固着さ
れた支軸を回動させるようにしてもよい。
ダを示したが、これに限定しなくても、エアシリンダ、
電動シリンダ、電動モータなどが採用できる。また、フ
ックを、吊下フレームとフックとの間に設けられたラッ
ク、ギヤ歯の構造体により垂直回動させるようにした
が、これに限定しなくても、例えば軸支されたフックの
元部に軸着された各種シリンダのロッドを出し入れさせ
たり、電動モータにより、直接、フックの元部に固着さ
れた支軸を回動させるようにしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】請求項１〜３記載の無人搬送車用吊下治
具においては、このように玉掛け時に無人運搬車を操作
し、屈曲性の吊下部材を介して昇降アームに揺動可能に
吊り下げられた、先端が平面視して円弧状または先細り
状の４本のフックを回動手段により閉側へ回動させて、
キャリアの玉掛け部を掛止し、また荷下ろし時には、回
動手段により各フックを開側へ回動させて、玉掛け部か
ら掛止解除するようにしたので、手作業であった玉掛け
作業の自動化が可能となり、人件費の削減、作業性およ
び安全性の向上が図れる。
具においては、このように玉掛け時に無人運搬車を操作
し、屈曲性の吊下部材を介して昇降アームに揺動可能に
吊り下げられた、先端が平面視して円弧状または先細り
状の４本のフックを回動手段により閉側へ回動させて、
キャリアの玉掛け部を掛止し、また荷下ろし時には、回
動手段により各フックを開側へ回動させて、玉掛け部か
ら掛止解除するようにしたので、手作業であった玉掛け
作業の自動化が可能となり、人件費の削減、作業性およ
び安全性の向上が図れる。
【００２４】特に、請求項２記載の無人搬送車用吊下治
具においては、玉掛け部が、平面視して四角配置された
４本の支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させると共
に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する支持枠を
溶接して形成された組み枠状のものであり、かつここで
採用されたフックが、吊下フレームの両側に平行に対配
置されているので、キャリアの吊り上げ時に、幾らか吊
り位置がずれていても、玉掛け部の両側に対配置された
フックによりキャリアをしっかりと支持でき、これによ
りキャリアを傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下
運搬できる。
具においては、玉掛け部が、平面視して四角配置された
４本の支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させると共
に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する支持枠を
溶接して形成された組み枠状のものであり、かつここで
採用されたフックが、吊下フレームの両側に平行に対配
置されているので、キャリアの吊り上げ時に、幾らか吊
り位置がずれていても、玉掛け部の両側に対配置された
フックによりキャリアをしっかりと支持でき、これによ
りキャリアを傾倒させることなく、安定した姿勢で吊下
運搬できる。
【００２５】請求項３記載の無人搬送車用吊下治具にお
いては、玉掛け時に、吊下フレームを中心に放射状に９
０°配置されたフックが、玉掛け部の４本の支持枠間の
各隙間に比較的余裕を持って個別に差し込めるので、フ
ックの隙間への差し込み自由度の拡大が図れる。
いては、玉掛け時に、吊下フレームを中心に放射状に９
０°配置されたフックが、玉掛け部の４本の支持枠間の
各隙間に比較的余裕を持って個別に差し込めるので、フ
ックの隙間への差し込み自由度の拡大が図れる。
【図１】本発明の第１の実施例に係る無人搬送車用吊下
治具の使用状態を示す側面図である。
治具の使用状態を示す側面図である。
【図２】同使用状態を示す平面図である。
【図３】同使用状態を示す要部正面図である。
【図４】同要部拡大側面図である。
【図５】図４のＳ５−Ｓ５断面図である。
【図６】図４のＳ６−Ｓ６拡大断面図である。
【図７】（ａ）フックが玉掛けされた玉掛け部を下方視
した要部拡大断面図である。 （ｂ）フックが他の掛止姿勢で玉掛けされた玉掛け部を
下方視した要部拡大断面図である。
した要部拡大断面図である。 （ｂ）フックが他の掛止姿勢で玉掛けされた玉掛け部を
下方視した要部拡大断面図である。
【図８】本発明の第２の実施例に係る無人搬送車用吊下
治具の使用状態を示す側面図である。
治具の使用状態を示す側面図である。
【図９】同使用状態を示す平面図である。
【図１０】同要部拡大側面図である。
【図１１】図１０のＳ１１−Ｓ１１拡大断面図である。
１０ 無人搬送車用吊下治具 １１ 無人運搬車 １２ 昇降装置 １３ 昇降アーム １４ 胴部 １４ａ 金属パイプ １５ コイル １６ キャリア １７ 玉掛け部 １８ 吊下フレーム １８ａ 上部枠部 １８ｂ 下部ロッド部 １９ フック １９ａ 先部 ２０ 油圧シリンダ ２０ａ ロッド ４０ チェーン ４１ 凹部 ４２ ピン ４３ ブラケット ４３ａ 突片 ４４ ピン ４５ ラック ４６ ギヤ歯 ４７ スライド装置 ４８ 連結片 ４９ ピン ５０ 無人搬送車用吊下治具 ５１ 昇降アーム ５２ ブラケット ５３ 吊下フレーム ５３ａ 上部枠部 ５３ｂ 下部ロッド部 ６０ 掛止有無センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 功 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (56)参考文献 特開 平２−225300（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−53770（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−71197（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭49−31058（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭48−21254（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B66C 1/34,1/62 B66F 9/18
Claims (3)
- 【請求項１】 胴部にコイルが巻回されたキャリアの上
方突出する３本以上の支持枠の上部に形成された玉掛け
部に掛止して吊り上げる無人搬送車用吊下治具であっ
て、 無人運搬車の昇降アームに、屈曲性を有する吊下部材を
介して吊り下げられた吊下フレームと、該吊下フレーム
の下部に対称に軸着されて、先端が平面視して円弧状ま
たは先細り状の対向するＣ形のフックと、該フックを開
閉させる回動手段を備えたことを特徴とする無人搬送車
用吊下治具。 - 【請求項２】 前記玉掛け部が、平面視して四角配置さ
れた４本の前記支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させ
ると共に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する該
支持枠を溶接して形成され、前記対向して配置されたフ
ックが前記吊下フレームの両側に平行に対配置されてい
る請求項１記載の無人搬送車用吊下治具。 - 【請求項３】 前記玉掛け部が、平面視して四角配置さ
れた４本の支持枠の上部を直角に中心側へ屈曲させると
共に、さらに外側に円弧状に屈曲させて隣接する該支持
枠を溶接して形成され、前記フックは、前記吊下フレー
ムを中心に放射状に９０°配置されている請求項１記載
の無人搬送車用吊下治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07112429A JP3083973B2 (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 無人搬送車用吊下治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07112429A JP3083973B2 (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 無人搬送車用吊下治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282961A JPH08282961A (ja) | 1996-10-29 |
| JP3083973B2 true JP3083973B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=14586427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07112429A Expired - Fee Related JP3083973B2 (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 無人搬送車用吊下治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083973B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108100853B (zh) * | 2017-12-18 | 2019-06-18 | 湖北金仕伟智能装备技术有限公司 | 一种自动起吊装置 |
| CN109051582B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-06-16 | 京港工业炉科技(苏州)有限公司 | 一种热处理周期炉自动装卸料系统 |
| CN109704238A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-05-03 | 苏州凯斯恩精密机械有限公司 | Agv自动搬运挂钩 |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP07112429A patent/JP3083973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08282961A (ja) | 1996-10-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5232192A (en) | Suspender arm for machinery | |
| JPH115683A (ja) | 荷の挟持吊り上げ装置 | |
| JP3083973B2 (ja) | 無人搬送車用吊下治具 | |
| JPH07137979A (ja) | 吊り具 | |
| JP4642393B2 (ja) | 起伏クランプ | |
| JPH0318466Y2 (ja) | ||
| JP2018080001A (ja) | ワーク吊具 | |
| JP3083974B2 (ja) | 巻回コイル吊下治具 | |
| JP2021102516A (ja) | 管状物用の吊り治具 | |
| JP2001302172A (ja) | ブロックの吊り方法および吊り込み用治具 | |
| JP3205218B2 (ja) | 巻回コイル吊り下げ治具 | |
| CN215475461U (zh) | 一种车门装配夹具及包括该夹具的装配辅助系统 | |
| CN211366081U (zh) | 用于钢丝卷翻转上料的装置 | |
| JPH0442307Y2 (ja) | ||
| JPH0733389A (ja) | ワイヤ仕込み装置 | |
| JP3344928B2 (ja) | ドラムハンドリング用吊り具 | |
| JP6130584B1 (ja) | 吊り具アダプタ | |
| JPS61257890A (ja) | パネル吊り治具及び該治具を用いたパネル吊持装置 | |
| JPH08290890A (ja) | ドラムのハンドリング装置 | |
| JPH086880Y2 (ja) | シールドセグメントの吊金具 | |
| KR20220043708A (ko) | 호이스트크레인 제조방법 | |
| JP2517995Y2 (ja) | パイプ吊具 | |
| JPH0535975Y2 (ja) | ||
| JPH06286990A (ja) | 配管リフトアップ装置及びこれを用いたリフトアップ工法 | |
| JPH086084Y2 (ja) | 路面切削機の吊りフック装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |