JP3082359U - 細管清拭用綿棒 - Google Patents
細管清拭用綿棒Info
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47K—SANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
- A47K7/00—Body washing or cleaning implements
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さな径の端部に少量の繊維を確実に巻回固
定することができる軸体を有する綿棒であって、細管の
内側を清拭することができる細管清拭用綿棒を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 綿などの繊維が巻回固定される軸体10
の先端部には、他の部分の径Aよりも小さな径Bの巻回
部11が形成されている。巻回部11の外周壁には繊維
が絡み易くなるようにスパイラル状の溝が形成されてい
る。巻回部11と軸体10のその他の部分との間にはテ
ーパー部12が形成されている。
定することができる軸体を有する綿棒であって、細管の
内側を清拭することができる細管清拭用綿棒を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 綿などの繊維が巻回固定される軸体10
の先端部には、他の部分の径Aよりも小さな径Bの巻回
部11が形成されている。巻回部11の外周壁には繊維
が絡み易くなるようにスパイラル状の溝が形成されてい
る。巻回部11と軸体10のその他の部分との間にはテ
ーパー部12が形成されている。
Description
【0001】
本考案は、細管の内側を拭くための細管清拭用綿棒に関するものである。
【0002】
従来の綿棒の構成を図4(a)に示し、その端部の断面図を図4(b)に示す 。このような綿棒は、棒状の軸体10の端部に接着剤を塗布しておき、軸体10 を回転させた状態で綿等の繊維20に接触させて、その繊維20を軸体10の端 部に巻回固定することによって製造されている。
【0003】 このようにして製造された綿棒は、身体のみならず精密機械の清拭用として広 く用いられている。
【0004】
近年、光通信の発展に伴い光ファイバー同士を接続するためのアダプタが多数 使用されている。そして、このようなアダプタの接続孔を確実に清拭し得る綿棒 が求められていた。
【0005】 しかしながら、従来から市販されている綿棒の繊維部分の直径は最小のもので も1.8mmであり、この従来の綿棒では1.25mm径のアダプタの接続孔の 清拭を行うことはできなかった。
【0006】 ここで現在の技術では、綿等の繊維の量を少なくして、その厚みを薄くすると しても、清拭用綿棒として機能させるためには、その厚みを0.3mm以下にす ることはできない。
【0007】 従って1.25mm径のアダプタの接続孔の清拭用綿棒としては、約0.8m m径の軸体10に繊維を巻回固定しなければならなかった。
【0008】 ここで、軸体10の径を約0.8mmにした場合には、軸体10が針のように 細くなるために少量の繊維を確実に巻回固定することが困難になるという新たな 問題が生じる。
【0009】 本考案の目的は、小さな径の端部に少量の繊維を確実に巻回固定することがで きる軸体を有する綿棒であって、細管の内側を清拭することができる細管清拭用 綿棒を提供することにある。
【0010】
以上の目的を達成するために、本考案は、棒状の軸体の端部に繊維が巻回固定 されている細管清拭用綿棒であって、前記繊維が巻回固定される前記軸体の巻回 部は、その径が前記軸体の他の部分の径よりも小さな値となるように形成され、 且つ当該巻回部の外周壁には凹部または凸部が形成されていることを特徴とする ものである。
【0011】
以下、図面を用いて本考案の実施形態を説明する。
【0012】 図1(a)は本考案の一実施形態に係る細管清拭用綿棒の棒状の軸体10の構 成を示す斜視図であり、図1(b)はその端部の拡大図である。
【0013】 この軸体10は、先に説明したように回転している状態でその先端部に綿等の 繊維を巻回固定するものであり、本実施形態のように繊維が巻回される巻回部1 1の径Bが小さいものでは、その強度が問題となる。従ってこの軸体10の材料 としては、強度が高いアルミニウム,ステンレスなどの金属や合成樹脂を選ぶ必 要がある。本実施形態では、強度と柔軟性に富むポリカーボネートをその材料と している。
【0014】 軸体10の先端部には、繊維が巻回固定される巻回部11が形成されている。 この巻回部11の径Bは、軸体10の他の部分の径Aよりも小さな値に選ばれて いる。この巻回部11と軸体10の他の部分との間にはテーパー部12が形成さ れている。
【0015】 このように本実施形態では、使用者が手で持つ部分の径Aを、巻回部11の径 よりも太くするように構成することにより、この部分の強度が低下しないように してある。
【0016】 巻回部11の外周壁には、繊維が絡み易くなるように凹部または凸部が形成さ れている。本実施形態においては、図1(b)に示したようにスパイラル状の溝 が構成されるように凸部が形成されている。
【0017】 ここで、本実施形態は光ファイバー用のアダプタの接続孔を清拭するための綿 棒の軸体10であり、巻回部11の径Bは0.8mm、長さCは16mmに選ば れている。また、軸体10のその他の部分の径Aは1.5mmに選ばれており、 テーパー部12の長さDは6mmに選ばれている。
【0018】 次に、以上のように構成された軸体10を用いた綿棒の製造方法について図2 (a)を用いて説明する。
【0019】 巻回部11の長さCと略同じ幅を有する帯状の適量の繊維20と共に、軸体1 0を回転させた状態で、成型機30に形成されている隙間31に挿入する。
【0020】 成型機30には、外部から供給される接着剤40の湿潤孔32が設けられてお り、また隙間31の間隔Eは所定の間隔に選ばれているので、この成型機30を 通過した時点で、軸体10の先端部の巻回部11には、図2(b)に示したよう に所定径の繊維20が巻回固定されることになる。
【0021】 ここで、本実施形態においては巻回部11にスパイラル状の溝が形成されてい るために、成型機30を用いた繊維20の巻回固定時に、余分な繊維20がテー パー部12の方に移動する。従って本実施形態においては、巻回部11上に巻回 固定される繊維20の厚みを均一にすることができる。因みに、本実施形態では 巻回固定された繊維20の径が1.1mmとなるように、成型機30の隙間31 の間隔Eが選ばれている。
【0022】 以上のようにして製造された本実施形態によれば、軸体10の先端部に1.1 mm径の繊維20が約16mm(巻回部11の長さC)に亘って形成されている ので、図3に示したような通常の長さが26mmである光ファイバー用のアダプ タ50に形成されている接続孔を確実に清拭することができる。
【0023】
以上説明したように本考案によれば、小さな径の端部に少量の繊維を確実に巻 回固定することができる軸体を有する綿棒であって、細管の内側を清拭すること ができる細管清拭用綿棒を提供することができる。
【図1】本考案の一実施形態に係る軸体の構成の示す構
成図である。
成図である。
【図2】本考案の一実施形態の製造方法の説明図であ
る。
る。
【図3】本考案の一実施形態の使用方法の説明図であ
る。
る。
【図4】従来の綿棒の構成図である。
10 軸体 11 巻回部 12 テーパー部 20 繊維 30 成型機 31 隙間 32 湿潤孔 40 接着剤 50 アダプタ A,B 径 C,D,E 長さ
Claims (4)
- 【請求項1】 棒状の軸体の端部に繊維が巻回固定され
ている細管清拭用綿棒であって、 前記繊維が巻回固定される前記軸体の巻回部は、その径
が前記軸体の他の部分の径よりも小さな値となるように
形成され、且つ当該巻回部の外周壁には凹部または凸部
が形成されていることを特徴とする細管清拭用綿棒。 - 【請求項2】 前記軸体の前記巻回部の外周壁に形成さ
れている凹部または凸部は、当該外周壁にスパイラル状
の溝を構成するように形成されていることを特徴とする
請求項1に記載の細管清拭用綿棒。 - 【請求項3】 前記軸体の前記巻回部と前記他の部分と
の間にはテーパー部が形成されていることを特徴とする
請求項1または2に記載の細管清拭用綿棒。 - 【請求項4】 前記軸体は合成樹脂で構成されているこ
とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの項に記載
の細管清拭用綿棒。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003512U JP3082359U (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 細管清拭用綿棒 |
KR2020020011749U KR200284743Y1 (ko) | 2001-06-01 | 2002-04-18 | 세관 청소용 면봉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001003512U JP3082359U (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 細管清拭用綿棒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3082359U true JP3082359U (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=43215073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001003512U Expired - Lifetime JP3082359U (ja) | 2001-06-01 | 2001-06-01 | 細管清拭用綿棒 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3082359U (ja) |
KR (1) | KR200284743Y1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015054296A (ja) * | 2013-09-12 | 2015-03-23 | エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株式会社 | 清掃具 |
JP7391311B1 (ja) | 2022-08-29 | 2023-12-05 | 広陵化学工業株式会社 | ロッド及び検体採取スワブ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101611266B1 (ko) | 2014-08-01 | 2016-04-11 | 서동진 | 회전식 흡인기 |
-
2001
- 2001-06-01 JP JP2001003512U patent/JP3082359U/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-04-18 KR KR2020020011749U patent/KR200284743Y1/ko not_active IP Right Cessation
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JP2024032473A (ja) * | 2022-08-29 | 2024-03-12 | 広陵化学工業株式会社 | ロッド及び検体採取スワブ |
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---|---|
KR200284743Y1 (ko) | 2002-08-13 |
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