JP2014197039A - 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ - Google Patents

光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014197039A
JP2014197039A JP2011166314A JP2011166314A JP2014197039A JP 2014197039 A JP2014197039 A JP 2014197039A JP 2011166314 A JP2011166314 A JP 2011166314A JP 2011166314 A JP2011166314 A JP 2011166314A JP 2014197039 A JP2014197039 A JP 2014197039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
ferrule
core fiber
polishing
optical plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011166314A
Other languages
English (en)
Inventor
幸宏 尾関
Yukihiro Ozeki
幸宏 尾関
利幸 今井
Toshiyuki Imai
利幸 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011166314A priority Critical patent/JP2014197039A/ja
Priority to PCT/JP2012/068573 priority patent/WO2013018567A1/ja
Publication of JP2014197039A publication Critical patent/JP2014197039A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3863Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using polishing techniques
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02042Multicore optical fibres
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/25Preparing the ends of light guides for coupling, e.g. cutting
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/40Mechanical coupling means having fibre bundle mating means
    • G02B6/403Mechanical coupling means having fibre bundle mating means of the ferrule type, connecting a pair of ferrules

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】マルチコアファイバを用いた光プラグにおける光の接続損失の低減を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】光プラグの製造方法は、複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いる。光プラグの製造方法は、研磨工程を含む。研磨工程は、マルチコアファイバの端面及びマルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面を複数のコアと等しい数の孔部が設けられた第1研磨部材で研磨することにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
【選択図】図14

Description

この発明は、光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタに関する。
光通信等において、光の伝送路を確保するために、光ファイバを利用した光プラグが用いられる。アダプタを介して光プラグ同士を接続することにより、2つの光ファイバを連結し、光の伝送路を形成することができる。
光プラグに利用される光ファイバの種類としては、シングルコアファイバやマルチコアファイバがある。シングルコアファイバは、クラッド内に一つのコアが設けられた光ファイバである。一方、マルチコアファイバは、クラッド内に複数のコアが設けられた光ファイバである(特許文献1、2参照)。なお、光プラグ内において、光ファイバはフェルールに挿入されている。
光プラグ同士を接続する際、光ファイバ同士(コアの端面同士)に隙間が形成されると、コアの端面でのフレネル反射等による光の損失(以下、「接続損失」という場合がある)が生じる場合がある。
このような接続損失を低減させるために、光ファイバ同士(コアの端面同士)を直接に密着させるフィジカルコンタクト(Physical Contact)という手法がある(特許文献3参照)。フィジカルコンタクトは、たとえば以下の手順で行われる。まず、フェルールに保持されたシングルコアファイバの端面をフェルール端面と共に凸球面に研磨し、コアの端面同士を接触させる。そして、フェルールに押圧をかけることにより、シングルコアファイバとその周囲のフェルールを弾性変形させ、コアの端面同士を隙間なく接続させる。
特開平10−104443号公報 特開平8−119656号公報 特公平5−39445号公報
ここで、マルチコアファイバを利用した光プラグ同士をフィジカルコンタクトで接続する場合について、図31を参照して説明する。図31は、マルチコアファイバMF1(MF2)及びフェルールF1(F2)の軸方向の断面図である。また、図31では、マルチコアファイバMF1(MF2)及びフェルールF1(F2)の先端部のみを拡大して示している。
図31に示すように、従来の方法で研磨されたマルチコアファイバMF1及びMF2の端面同士を接続した場合、マルチコアファイバMF1の端面(凸球面)の頂点に位置するコアCc1の端面と、マルチコアファイバMF2の端面(凸球面)の頂点に位置するコアCc2の端面とは、密着された状態で接続できる。従って、コアCc1−コアCc2間では接続損失を生じ難い。
しかし、コアCcの端面同士を接続した状態において、コアCc1の周辺のコアCa1とコアCc2の周辺のコアCa2との間には隙間Sが形成される。すなわち、コアCaの端面同士を密着させることができないため、接続が不十分となる。従って、コアCa1−コアCa2間には接続損失が生じやすいという問題がある。なお、図31の破線矢印は、接続損失が生じていることを示している。また、図31の凸球面の曲率等は、上記問題点を理解し易くするために誇張して記載されている。
この発明は上記の問題点を解決するものであり、マルチコアファイバの接続時における光の接続損失の低減を図ることができる光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1記載の光プラグの製造方法は、複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いる。光プラグの製造方法は、研磨工程を含む。研磨工程は、マルチコアファイバの端面及びマルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面を複数のコアと等しい数の孔部が設けられた第1研磨部材で研磨することにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
また、上記課題を解決するために、請求項2記載の光プラグの製造方法は、請求項1記載の光プラグの製造方法であって、研磨工程は、複数の孔部と複数のコアの端面とが一対一に対向するよう、第1研磨部材に対してマルチコアファイバの端面を配置する配置工程を含む。また、研磨工程は、コアの端面が孔部の範囲内で移動するよう、第1研磨部材と、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面とを相対的に移動させ、フェルールの端面を研磨することにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
また、上記課題を解決するために、請求項3記載の光プラグの製造方法は、請求項2記載の光プラグの製造方法であって、塗布工程と、剥離工程を含む。塗布工程は、マルチコアファイバの端面及びマルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する。剥離工程は、クラッドの端面及びフェルールの端面に塗布されたレジストを剥離する。研磨工程は、レジストが剥離されたクラッドの端面及びレジストが剥離されたフェルールの端面を第1研磨部材で研磨する。
また、上記課題を解決するために、請求項4記載の光プラグの製造方法は、請求項1から3のいずれかに記載の光プラグの製造方法であって、曲面形成工程を含む。曲面形成工程は、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面の全体を曲面状に形成する。研磨工程は、曲面形成工程で形成された曲面を研磨することにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
また、上記課題を解決するために、請求項5記載の光プラグの製造方法は、複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いる。光プラグの製造方法は、塗布工程と、剥離工程とを含む。塗布工程は、マルチコアファイバの端面及びマルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する。剥離工程は、クラッドの端面及びフェルールの端面に塗布されたレジストを剥離する。また、光プラグの製造方法は、塗布工程及び剥離工程がなされたマルチコアファイバ及びフェルールの端面に対しブラスト加工を行うことにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる工程を含む。
また、上記課題を解決するために、請求項6記載の光プラグの製造方法は、複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いる。光プラグの製造方法は、塗布工程と、剥離工程と、エッチング工程と、を含む。塗布工程は、マルチコアファイバの端面及びマルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する。剥離工程は、クラッドの端面及びフェルールの端面に塗布されたレジストを剥離する。エッチング工程は、塗布工程及び剥離工程がなされたマルチコアファイバ及びフェルールを、エッチング溶液に浸してエッチングを行うことにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
また、上記課題を解決するために、請求項7記載の光プラグの製造方法は、請求項5又は6記載の光プラグの製造方法であって、曲面形成工程を含む。曲面形成工程は、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面の全体を曲面状に形成する。塗布工程は、曲面形成工程で形成された曲面にレジストの塗布を行う。
また、上記課題を解決するために、請求項8記載の光プラグの製造方法は、複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いる。光プラグの製造方法は、エッチング工程を含む。エッチング工程は、マルチコアファイバ及びフェルールをエッチング溶液に浸してエッチングを行うことにより、複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出させる。
また、上記課題を解決するために、請求項9記載の光プラグの製造方法は、請求項8記載の光プラグの製造方法であって、曲面形成工程を含む。曲面形成工程は、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、マルチコアファイバの端面及びフェルールの端面の全体を曲面状に形成する。エッチング工程は、曲面形成工程で形成された曲面をエッチングする。
また、上記課題を解決するために、請求項10記載の光プラグは、請求項1から9のいずれかに記載の光プラグの製造方法を用いて製造されている。
また、上記課題を解決するために、請求項11記載の光コネクタは、請求項10に記載の光プラグがスリーブの双方から挿入され、複数のコアがそれぞれ当接して接続されている。
本発明によれば、マルチコアファイバを用いた光プラグの接続時における光の接続損失の低減を図ることができる光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタを提供することが可能となる。
実施形態に共通のマルチコアファイバを示す図である。 実施形態に共通の光プラグを示す図である。 第1実施形態に係る光プラグの製造手順を示すフローチャートである。 図3のフローチャートの説明を補足する図である。 図3のフローチャートの説明を補足する図である。 図3のフローチャートの説明を補足する図である。 図3のフローチャートの説明を補足する図である。 第1実施形態に係る研磨部材を示す図である。 第1実施形態に係る研磨部材を示す図である。 第1実施形態に係る光プラグの研磨手順を示すフローチャートである。 図10のフローチャートの説明を補足する図である。 図10のフローチャートの説明を補足する図である。 図10のフローチャートの説明を補足する図である。 図10のフローチャートの説明を補足する図である。 光プラグの端面の変形例を示す図である。 第1実施形態に係る光プラグ同士の接続状態を示す図である。 第1実施形態に係る光プラグ同士の接続状態を示す図である。 第2実施形態に係る光プラグの製造手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るレジストの塗布・剥離手順を示すフローチャートである。 図19のフローチャートの説明を補足する図である。 図19のフローチャートの説明を補足する図である。 図19のフローチャートの説明を補足する図である。 図19のフローチャートの説明を補足する図である。 第3実施形態に係る光プラグの製造手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係るエッチング手順を示すフローチャートである。 図25のフローチャートの説明を補足する図である。 図25のフローチャートの説明を補足する図である。 図25のフローチャートの説明を補足する図である。 第4実施形態に係る光プラグの製造手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係るエッチング手順を示すフローチャートである。 マルチコアファイバを利用した光プラグ同士をフィジカルコンタクトで接続した状態を示す図である。
[マルチコアファイバの構成]
図1を参照して、マルチコアファイバ1の構成について説明する。マルチコアファイバ1は、一般に可撓性を有する長尺の円柱部材である。図1は、マルチコアファイバ1の斜視図である。図1では、マルチコアファイバ1の先端部分のみを示している。
マルチコアファイバ1は、たとえば石英ガラスやプラスチック等、光の透過性が高い素材により形成されている。マルチコアファイバ1は、複数のコアC(k=1〜n)と、クラッド2を含んで構成されている。
コアCは、光源(図示なし)からの光を伝送する伝送路である。コアCはそれぞれ端面E(k=1〜n)を有する。端面Eからは、光源(図示なし)で発せられた光が出射される。クラッド2よりも屈折率を高めるために、コアCは、たとえば石英ガラスに酸化ゲルマニウム(GeO)が添加された素材により形成されている。なお、図1では7つのコアC〜Cを有する構成を示したが、コアCの数は少なくとも2つ以上であればよい。
クラッド2は、複数のコアCを覆う部材である。クラッド2は、光源(図示なし)からの光をコアC内に閉じ込める役割を有する。クラッド2は端面2aを有する。コアCの端面E及びクラッド2の端面2aは同一面(マルチコアファイバ1の端面1b)を形成している。クラッド2の素材としては、コアCの素材よりも屈折率が低い素材が用いられる。たとえば、コアCの素材が石英ガラスと酸化ゲルマニウムからなる場合には、クラッド2の素材としては石英ガラスを用いる。このように、コアCの屈折率をクラッド2の屈折率よりも高くすることで、光源(図示なし)からの光をコアCとクラッド2の境界面で全反射させる。よって、コアC内に光を伝送させることができる。なお、コアCは、径方向外側へゆくに従い屈折率が高くなるように構成し、コアC内に入射した光を内部で屈折させながら伝送させるものであってもよい。
[光プラグの構成]
次に、図2を参照して、光プラグ10の構成例を説明する。図2は、光プラグ10の軸方向の断面図である。
本実施形態に係る光プラグ10は、マルチコアファイバ1、フェルール11、フレーム12、フード13を含んで構成されている。
マルチコアファイバ1は、上述のようにクラッド2内に複数のコアCを有している。また、マルチコアファイバ1は、プラスチック等の保護材1aで覆われている。
フェルール11は、可撓性のあるマルチコアファイバ1を支持するための円筒形状の部材である。フェルール11は、たとえばガラス(石英ガラスやホウケイ酸ガラス)、結晶化ガラス、ステンレス、ジルコニア(ZrO)等を含む素材で形成されている。
フェルール11の内部には、円筒形状の空間部11aと、空間部11aよりも径が大きい空間部11bとが設けられている。空間部11aには、マルチコアファイバ1が挿入される。空間部11bには、保護材1aが挿入される。また、空間部11aと空間部11bはテ―パ面11cにより連結されている。テ―パ面11cに保護材1aの先端面が突き当たることにより、フェルール11に対してマルチコアファイバ1の位置決めがなされている。マルチコアファイバ1とフェルール11とは、位置決めされた状態で接着剤等により固定される。
また、フェルール11の先端には端面11dが形成されている。光プラグ10において、端面1b(コアCの端面E及びクラッド2の端面2a)と端面11dとは同一面を形成している。
更に、フェルール11の外周には、フランジ部11eが設けられている。フランジ部11eがフレーム12の一部と突き当たることにより、フェルール11に対するフレーム12の位置決めがなされている。フランジ部11eとフレーム12とは、位置決めされた状態で接着剤等により固定される。
フレーム12は、フェルール11を覆う部材である。フレーム12は、アダプタ30(後述)と嵌合される嵌合溝12aが形成されている。フード13は、フェルール11から突出する保護材1aを覆う部材である。
<第1実施形態>
[光プラグの製造方法について]
図3から図7を参照して、第1実施形態に係る光プラグ10の製造方法の概略を説明する。図3は光プラグ10の製造手順を示すフローチャートである。図4から図7は、光プラグ10を構成する部材(マルチコアファイバ1、フェルール11、フレーム12及びフード13)の軸方向の断面図である。
まず、保護材1aを一部剥離したマルチコアファイバ1をフェルール11に挿入する(S10。図4参照)。保護材1aの先端面がテ―パ面11cに突き当たることにより、フェルール11に対するマルチコアファイバ1の位置決めがなされる(図5参照)。この際、マルチコアファイバ1の端面1bは、フェルール11の端面11dから突出した状態となっている(図5参照)。マルチコアファイバ1及びフェルール11は、位置決めがなされた状態で接着剤等により固定される。
S10の状態で、フェルール11の端面11dから突出したマルチコアファイバ1を切断する(S11。図5参照)。マルチコアファイバ1の突出部分を切断する(図5の矢印方向)ことにより、フェルール11の端面11dとマルチコアファイバ1の端面1bは、同一面を形成する(図6参照)。
その後、マルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11に対し、フレーム12及びフード13を組み付ける(S12。図7参照)。なお、フレーム12及びフード13は、予めS10、S11の工程前にマルチコアファイバ1に通されており、ステップS10、S11の工程の後、マルチコアファイバ1及びフェルール11の先端部に移動させて組み付けられることが好ましい。
そして、端面(マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11d)を研磨することにより(S13)、図2に示すような光プラグ10が完成する(S14)。研磨の詳細については後述する。なお、研磨(S13)は、S12と逆であってもよい。
[研磨について]
図8から図14を参照して、S13の研磨について詳述する。図8は、本実施形態で用いられる研磨部材20の上面図である。図9は、図8のA−A断面図である。図10は図3に示す研磨(S13)の手順を示すフローチャートである。図11から図14は、マルチコアファイバ1及びフェルール11の軸方向の断面を示す拡大図である。なお、図12から図14におけるマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの曲率は、実施形態の内容を理解し易くするために誇張して記載されている。
まず、図8及び図9を参照して、研磨部材20について詳述する。研磨部材20は、研磨台21、研磨台21上に配置される弾性板22、弾性板22上に配置されるシート状の研磨フィルム23を含んで構成される。研磨フィルム23には、研磨面23aと、孔部H(k=1〜n)とが設けられている。研磨面23aは、マルチコアファイバ1やフェルール11の研磨を行うための面である。孔部Hは、複数のコアCと等しい数だけ設けられている。本実施形態では、7つのコアC〜Cに対して7つの孔部H〜Hが設けられている。孔部Hのそれぞれの中心位置は、マルチコアファイバ1のそれぞれのコアCの中心位置と略一致するよう形成されると共に、孔部Hの径はコアCの径(図8に破線で示す)よりも大きく形成されている。また、研磨フィルム23は、たとえばダイヤモンドにより形成されている。本実施形態における研磨部材20は、「第1研磨部材」の一例である。
コアCの端面Eが孔部Hの範囲内での移動となるよう、研磨部材20とマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dとを相対的に移動させることにより、孔部Hに対向する位置に配置されたコアCの端面Eは研磨されず、それ以外の部分(フェルール11の端面11d及びクラッド2の端面2a)が研磨される。このような研磨を行う場合には、孔部H内でコアCが移動できる幅が確保されていなければならない。このため、上述のように孔部Hの径はコアCの径よりも大きく形成されている。なお、研磨部材20とマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dとを相対的に移動させるために、研磨台21を移動可能に構成してもよい。
次に、図10から図14を参照して、研磨部材20を用いた研磨工程について詳述する。
まず、研磨部材20´を用いてマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを共に研磨し、端面全体を曲面状に形成する(S131。図11及び図12参照)。
具体的には、研磨台21´、研磨台21´上に配置される弾性板22´、弾性板22´上に配置されるシート状の研磨フィルム23´を含む研磨部材20´を用いる。なお、研磨フィルム23´には、研磨フィルム23のような孔部Hは形成されていない。この研磨部材20´に対し、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを押し当てる。そして、押し当てた部分に対し、滴下装置SAにより研磨スラリーsを添加し、マルチコアファイバ1の軸(図11の破線)を中心として回転させることにより研磨を行う。このように研磨することで、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの全体を曲面状に形成することができる(図12参照)。本実施形態におけるS131の工程は、「曲面形成工程」の一例である。また、本実施形態における研磨部材20´は、「第2研磨部材」の一例である。なお、S131の工程は、必須の工程ではない。
次に、S131で研磨された曲面(マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11d)における複数のコアCの端面Eと複数の孔部Hとが一対一に対向するよう、研磨部材20に対してマルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11を配置する(S132)。本実施形態では、コアC〜コアCに対し、孔部H〜孔部Hが一対一に対向するように、研磨部材20に対し、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを配置する。本実施形態におけるS132の工程は、「配置工程」の一例である。
なお、配置が適切になされているかどうかは、たとえば、マルチコアファイバ1に光を入力し、研磨部材20の孔部Hを介して研磨部材20の下側で光を検出する。そして、全てのコアCからの光が検出された場合に適切な配置であると判断することが可能である。この場合、研磨台21及び弾性板22は光を透過できるような素材により形成されていることが望ましい。
S132の状態で、研磨部材20に対してマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを振動させて研磨する(S133。図13参照)。
具体的には、保持部材(図示なし)に保持されたマルチコアファイバ1及びフェルール11に対し、振動部材(図示なし)によりピエゾ振動(図13の矢印方向)を与え、コアCの端面Eが孔部Hの範囲内で移動するよう研磨を行う。これにより、孔部Hに対向する位置に配置されたコアCの端面Eは研磨されず、それ以外の部分(フェルール11の端面11d及びクラッド2の端面2a)が研磨される。よって、複数のコアCそれぞれの端面Eを、クラッド2の端面2aよりも突出させることができる(図14参照)。なお、端面全体を均一に研磨するためには、ピエゾ振動の方向を適宜変更することが望ましい。本実施形態におけるS132及びS133は、「研磨工程」の一例である。
なお、S133における研磨は、マルチコアファイバ及びフェルール11を固定し、研磨部材20を移動させることでも可能である。すなわち、S133における研磨は、研磨部材20とマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dとを孔部Hの直径以下の移動範囲で相対的に移動させてもよい。
また、コアC同士を確実に接続することができれば、研磨後の光プラグ10の端面形状は上記実施形態の形状に限られない。
たとえば、図15に示すように、中央のコアC´の端面E´周辺に位置するクラッド2´の端面2a´よりも周辺のコアC´及びC´の端面E´及びE´の方が低くなっている形状であってもよい。すなわち、複数のコアそれぞれの端面は、少なくとも当該端面に対しマルチコアファイバの径方向の外側に位置するクラッドの端面よりも突出されていればよい。
[光プラグ同士の接続について]
次に、図16及び図17を参照して、S14で形成された光プラグ10同士の接続について詳述する。図16は、光プラグ10の軸方向の断面図である。図17は、マルチコアファイバ1及びフェルール11の軸方向の断面を示す拡大図である。なお、図17におけるマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの曲率は、実施形態の内容を理解し易くするために誇張して記載されている。
図16に示すように、光プラグ10同士は、アダプタ30を介して接続される。アダプタ30は、嵌合部30aと、スリーブ30bとを含んで構成されている。
嵌合部30aは、フェルール11に形成された嵌合溝12aに嵌合される部位である。嵌合部30aに嵌合溝12aが嵌合されることにより、アダプタ30に対して光プラグ10が位置決めされる。
スリーブ30bは、フェルール11が挿入される円筒形状の部材である。2つの光プラグ10それぞれのフェルール11がスリーブ30bに挿入されることにより、マルチコアファイバ1の端面1b同士及びフェルール11の端面11d同士を接続すると共に、フェルール11同士の軸合わせ(マルチコアファイバ1同士の軸合わせ)が可能となる。軸合わせがなされた状態において、コアCのずれ(マルチコアファイバ1の周方向のずれ)がある場合には、一方の光プラグ10を他方の光プラグに対して回転させることによりそれぞれのコアC同士が当接するように位置合わせを行う。アダプタ30を介して光プラグ10同士を接続することにより光コネクタ100が形成される。なお、嵌合部30aに嵌合溝12aが嵌合されることにより、双方の光プラグ10のマルチコアファイバ1のコアC同士が押圧されつつ当接するよう構成されていることが好ましい。
光コネクタ100が形成された際、光プラグ10同士の接続は、図17に示すようになっている。すなわち、突出したコアCの端面E同士が密着された状態で接続されている。
一方、コアC周辺のクラッド2の端面2a同士は当該コアCの端面Eよりも凹んだ位置にあるため接触し難い。つまり、コアC同士の接続を邪魔することがない。従って、コアC同士を確実に接続することが可能なため、接続損失を低減させることができる。なお、コアC同士を確実に接続することができれば、クラッド2の端面2a同士やフェルール11の端面11d同士が当接されていてもよい。なお、図10に示すS131の工程を省略した場合、コアC周辺のクラッド2の端面2aが凹んだ状態で、複数のコアCそれぞれの端面Eは略等しい高さに形成されるため、同様に、突出したコアCの端面E同士を密着させた状態で接続させることができる。
[作用・効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、複数のコアCがクラッド2で覆われたマルチコアファイバ1を用いる。本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、研磨工程を含む。研磨工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びマルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11の端面11dを複数のコアCと等しい数の孔部Hが設けられた研磨部材20で研磨することにより、複数のコアCそれぞれの端面Eを、少なくとも当該端面Eに対しマルチコアファイバ1の径方向の外側に位置するクラッド2の端面2aよりも突出させる。
また、研磨工程は、配置工程を有する。配置工程は、複数の孔部Hと複数のコアCの端面Eとが一対一に対向するよう、研磨部材20に対してマルチコアファイバ1の端面1bを配置する。研磨工程は、コアコアCの端面Eが孔部Hの範囲内で移動するよう、研磨部材20と、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dとを相対的に移動させ、フェルール11の端面11dを研磨することにより、複数のコアCそれぞれの端面Eを、少なくとも当該端面Eに対しマルチコアファイバ1の径方向の外側に位置するクラッド2の端面2aよりも突出させる。
このように、複数のコアCと等しい数の孔部Hが設けられた研磨部材20を用いた研磨により、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させることができる。よって、突出したコアCの端面E同士を密着させた状態で接続することができるようになる。つまり、コアC同士を確実に接続させることが可能となる。従って、光プラグ同士を接続する際の光の接続損失を低減させることができる。
また、本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、曲面形成工程を含んでいてもよい。曲面形成工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを研磨部材20´で研磨することにより、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの全体を曲面状に形成する。研磨工程は、曲面形成工程で形成された曲面に対し、研磨部材20を用いて研磨することにより、複数のコアCそれぞれの端面Eを、少なくとも当該端面Eに対しマルチコアファイバ1の径方向の外側に位置するクラッド2の端面2aよりも突出させる。
このように、予めマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを曲面に形成する曲面形成工程を加え、該工程後、その曲面を研磨部材20で研磨することにより、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させる際の研磨にかかる時間を短縮することができ、量産性を向上させることができる。
<第2実施形態>
[光プラグの製造方法について]
図18を参照して、第2実施形態に係る光プラグ10の製造方法の概略を説明する。図18は光プラグ10の製造手順を示すフローチャートである。なお、第1実施形態と同様の構成や動作については、詳細な説明を省略する場合がある。
まず、保護材1aを一部剥離したマルチコアファイバ1をフェルール11に挿入する(S20)。S20の状態で、フェルール11の端面11dから突出したマルチコアファイバ1を切断する(S21)。その後、マルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11に対し、フレーム12及びフード13を組み付ける(S22)。
ここで、本実施形態では、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dに対して、レジストRの塗布・剥離を行う(S23)。そして、端面(マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11d)を研磨することにより(S24)、光プラグ10が完成する(S25、図2参照)。レジストRの塗布・剥離及び研磨の詳細については後述する。なお、レジストRの塗布・剥離(S23)は、S22と逆であってもよい。本実施形態におけるS24は、「研磨工程」の一例である。
[レジストの塗布工程及び剥離工程について]
図19から図22を参照して、レジストRの塗布・剥離の一例について説明する。図19はレジストRの塗布・剥離を示すフローチャートである。図20から図22は、マルチコアファイバ1及びフェルール11の軸方向の断面図である。本実施形態では、UV(Ultra Violet)硬化特性を有するネガ型レジストR(アクリル系或いはエポキシ系)を用いて説明する。
まず、図20に示すように、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dに対してレジストRを塗布する(S231)。この際、少なくとも複数のコアCの端面E全体にレジストRが塗布されるようにすることが望ましい。本実施形態におけるレジストを塗布する工程(S231)は、「塗布工程」の一例である。
次に、UV(Ultra Violet)光源(図示なし)から複数のコアCを通じてレジストRに対してUV照射を行う(S232。図21の矢印参照)。このようなUV照射により、塗布されたレジストRのうち、複数のコアCの端面Eに塗布されたレジストRのみが硬化され、それ以外(クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11d)に塗布されたレジストRは硬化されない。
最後に、レジストRを塗布した部分にレジスト剥離剤RAを塗布し、レジストRの剥離を行う(S233。図22参照)。本実施形態では、ネガ型のレジストRを用いているため、UV照射された部分(複数のコアCの端面E)のレジストRは、レジスト剥離剤RAに対する溶解性が低下している。よって、レジスト剥離剤RAが塗布された場合、複数のコアCの端面Eに塗布されたレジストRのみが残り、それ以外(クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11d)に塗布されたレジストRは剥離される(図22の点線は剥離されたレジストRを示す)。レジスト剥離剤RAとしては、たとえばアルキルベンゼンスルホン酸等を成分とする有機酸系の薬液を使用する。本実施形態におけるレジストを剥離する工程(S233)は、「剥離工程」の一例である。
[研磨について]
次に、S24の研磨について詳述する。本実施形態における研磨は、複数のコアCの端面EにレジストRが塗布され、それ以外(クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11d)に塗布されたレジストRが剥離された状態のマルチコアファイバ1及びフェルール11(図22参照)に対し、上述の第1実施形態で用いた、複数のコアCと等しい数の孔部Hが設けられた「第1研磨部材」である研磨部材20を用いて上記第1実施形態と同様に研磨し、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させる。
また、図18、図19に示す研磨(S24)の工程に代えて、該ステップS24をパウダーブラスト加工としてもよい。すなわち、図23に示すように、複数のコアCの端面EにレジストRが塗布され、それ以外(クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11d)に塗布されたレジストRが剥離された状態のマルチコアファイバ1及びフェルール11に対し、パウダーブラスト加工を行い、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させるということである。なお、パウダーブラスト加工とは、圧縮空気等のキャリアガスにより加速されたブラスト材と呼ばれる微細砥粒をノズルNZから噴出させ、被加工物表面(本願では、上記コアCの端面EにのみレジストRが塗布された状態のマルチコアファイバ1及びフェルール11)に高速かつ高密度で衝突させ被加工物表面の微細な加工を行うものである。ブラスト材には、シリカ、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素等の微細粉末が用いられる。
研磨又はパウダーブラスト加工の後、コアCの端面Eに塗布された残留するレジストRを、たとえばアセトン若しくはエタノールで除去した後、純粋等で洗浄することにより第1実施形態と同様の光プラグ10を製造することができる(S25、図2参照)。
なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様の曲面形成工程(S131)を行うことが望ましい。その場合、レジストRの塗布・剥離は、曲面形成工程の後に行われる。
[作用・効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、塗布工程と、剥離工程とを含む。塗布工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びマルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11の端面11dにレジストRを塗布する。剥離工程は、クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11dに塗布されたレジストRを剥離する。剥離工程の後、研磨工程を用いる場合には、上記第1実施形態で用いた、複数のコアCと等しい数の孔部Hが設けられた研磨部材20を用いて上記第1実施形態と同様に研磨する場合には、コアCの端面E上のみにレジストRが突出しているため、孔部Hに突出したレジストRを挿入させることで、複数のコアCの端面Eと孔部Hとを一対一に対向させる配置工程が極めて容易になる。また、剥離工程の後、パウダーブラスト工程を用いる場合には、第1実施形態における配置工程が不要になり量産性を向上させることができる。
このように、コアCそれぞれの端面EにのみレジストRを塗布した状態で、研磨又はパウダーブラスト加工を行うことでも、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させることができる。よって、突出したコアCの端面E同士を密着させた状態で接続することができるようになる。つまり、コアC同士を確実に接続させることが可能となる。従って、光プラグ同士を接続する際の光の接続損失を低減させることができる。
<第3実施形態>
[光プラグの製造方法について]
図24を参照して、第3実施形態に係る光プラグ10の製造方法の概略を説明する。図24は光プラグ10の製造手順を示すフローチャートである。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成や動作については、詳細な説明を省略する場合がある。
まず、保護材1aを一部剥離したマルチコアファイバ1をフェルール11に挿入する(S30)。S30の状態で、フェルール11の端面11dから突出したマルチコアファイバ1を切断する(S31)。その後、マルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11に対し、フレーム12及びフード13を組み付ける(S32)。
ここで、本実施形態では、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dに対して、レジストの塗布・剥離を行う(S33)。そして、端面(マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11d)をエッチングすることにより(S34)、光プラグ10が完成する(S35)。エッチングの詳細については後述する。本実施形態におけるS34は、「エッチング工程」の一例である。
[エッチングについて]
図25から図28を参照して、S34のエッチングについて詳述する。図25はエッチングの手順を示すフローチャートである。図26から図28は、マルチコアファイバ1及びフェルール11の軸方向の断面を示す拡大図である。なお、図26から図28におけるマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの曲率は、実施形態の内容を理解し易くするために誇張して記載されている。
本実施形態では、図26に示すような、端面全体が曲面状に形成され、且つコアCの端面EのみにレジストRが塗布されたマルチコアファイバ1及びフェルール11に対してエッチングを行う例について説明する。
端面全体を曲面状に形成する曲面形成工程は、第1実施形態におけるS131と同様の処理であるため詳細な説明を省略する。また、コアCの端面EのみにレジストRを塗布・剥離する工程(S33)は、第2実施形態におけるS23(S231〜S233)と同様の処理であるため詳細な説明を省略する。本実施形態における曲面形成工程は、S33のレジストを塗布・剥離する工程の前に実行されることが望ましい。
本実施形態におけるコアC及びクラッド2は、石英ガラスにより形成されている(コアCにはクラッド2よりも屈折率が高くなるような素材が添加されている)。本実施形態のフェルール11は、たとえば、石英ガラスに対し、酸化ゲルマニウム(GeO)が添加された材料又は金属フェルールであるニッケルクロム合金により形成されている。また、エッチング溶液ETとしてはバファードフッ酸((Buffered Hydrogen Fluoride:BHF)を用いる。BHFは、フッ酸(HF)及びフッ化アンモニウム(NHF)の水溶液である。なお、コアC、クラッド2及びフェルール11の素材及びエッチング溶液ETの種類はあくまでも一例である。
まず、図27に示すように、コアCの端面EのみにレジストRが塗布されたマルチコアファイバ1及びフェルール11の先端部分をエッチング溶液ETに浸す(S341)。その際、石英ガラスからなるクラッド2は、エッチング溶液ETと反応し腐食が進む。一方、コアCは、端面EがレジストRにより保護されているため、バファードフッ酸(BHF)と反応し難い。同様に、フェルール11も、酸化ゲルマニウム(GeO)が添加されているため、バファードフッ酸(BHF)と反応し難い。すなわち、コアC及びフェルール11は、クラッド2に比べ腐食が進み難い。
このように、バファードフッ酸(BHF)を用いてエッチングを行った後、レジストRをアセトン若しくはエタノールで除去し(S342)、純水等で洗浄を行う(S343)。その結果、図28に示すような、複数のコアCそれぞれの端面Ekがクラッド2の端面2aよりも突出した光プラグ10を得ることができる(S35)。更に、この場合には、クラッド2の端面2aはフェルール11の端面11dよりも低くなっている。
なお、コアCに酸化ゲルマニウム(GeO)を添加することにより、クラッド2よりも屈折率を高めつつ、バファードフッ酸(BHF)に対して更に反応し難くすることができる。また、本実施形態では、エッチング溶液を使用するウエットエッチングの例について説明したが、アルゴン(Ar)ガス等を用いたドライエッチングを用いることもできる。
[作用・効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、複数のコアCがクラッド2で覆われたマルチコアファイバ1を用いる。本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、塗布工程と、剥離工程と、エッチング工程とを含む。塗布工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びマルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11の端面11dにレジストRを塗布する。剥離工程は、クラッド2の端面2a及びフェルール11の端面11dに塗布されたレジストRを剥離する。エッチング工程は、塗布工程及び剥離工程がなされたマルチコアファイバ1及びフェルール11をエッチング溶液ETに浸してエッチングを行うことにより、複数のコアCそれぞれの端面Eを、少なくとも端面Eに対しマルチコアファイバ1の径方向の外側に位置するクラッド2の端面2aよりも突出させる。
このように、エッチングにより、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させることができる。よって、突出したコアCの端面E同士を密着させた状態で接続することができるようになる。つまり、コアC同士を確実に接続させることが可能となる。従って、光プラグ同士を接続する際の光の接続損失の低減させることができる。
また、本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、曲面形成工程を含んでいてもよい。曲面形成工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを研磨部材20´で研磨することにより、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの全体を曲面状に形成する。塗布工程は、曲面形成工程で形成された曲面にレジストRの塗布を行う。
このように、予めマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを曲面に形成する曲面形成工程を加え、該工程後、コアCの端面EにレジストRが塗布された状態でエッチングを行うことにより、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させる際のエッチングにかかる時間を短縮することができ、量産性を向上させることができる。
<第4実施形態>
[光プラグの製造方法について]
図29を参照して、第4実施形態に係る光プラグ10の製造方法の概略を説明する。図29は光プラグ10の製造手順を示すフローチャートである。なお、第1実施形態から第3実施形態と同様の構成や動作については、詳細な説明を省略する場合がある。
まず、保護材1aを一部剥離したマルチコアファイバ1をフェルール11に挿入する(S40)。S40の状態で、フェルール11の端面11dから突出したマルチコアファイバ1を切断する(S41)。その後、マルチコアファイバ1が挿入されたフェルール11に対し、フレーム12及びフード13を組み付ける(S42)。
ここで、本実施形態では、端面(マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11d)をエッチングすることにより(S43)、光プラグ10が完成する(S44)。エッチングの詳細については後述する。なお、エッチングは、S40以降であればどのタイミングで行われてもよい。本実施形態におけるS43は、「エッチング工程」の一例である。
[エッチングについて]
図30を参照して、S43のエッチングについて詳述する。図30はエッチングの手順を示すフローチャートである。
本実施形態では、端面全体が曲面状に形成されたマルチコアファイバ1及びフェルール11(図12参照)に対してエッチングを行う例について説明する。なお、端面全体を曲面状に形成する曲面形成工程は、第1実施形態におけるS131と同様の処理であるため詳細な説明を省略する。
本実施形態におけるコアCは、石英ガラスに対し、酸化ゲルマニウム(GeO)が添加された素材により形成されている。クラッド2は、石英ガラスにより形成されている。フェルール11は、第3実施形態と同様の材料で形成されている。また、エッチング溶液ETとしてはバッファードフッ酸(BHF)を用いる。BHFは、フッ酸(HF)に比べエッチングの速度が遅い。このBHFの緩衝効果によりフォトレジストの耐性が向上する。なお、コアC、クラッド2及びフェルール11の素材及びエッチング溶液ETの種類はあくまでも一例である。
第3実施形態と同様、マルチコアファイバ1及びフェルール11の先端部分をエッチング溶液ETに浸す(S431)。その際、石英ガラスのみからなるクラッド2は、エッチング溶液ETと反応し溶解が進む。一方、コアCには、酸化ゲルマニウム(GeO)が添加されているため、BHFと反応し難い。同様に、フェルール11にも酸化ゲルマニウム(GeO)が添加されているため、BHFと反応し難い。すなわち、コアC及びフェルール11は、クラッド2に比べ溶解が進み難い。
このようにBHFを用いてエッチングを行った後、純水等で洗浄を行う(S432)。その結果、複数のコアCそれぞれの端面Ekがクラッド2の端面2aよりも突出した光プラグ10を得ることができる(S44)。
なお、エッチング後に追加研磨を行ってもよい。たとえば、エッチング時に所定の段差より大きめにエッチング処理しておき、仕上げ研磨で全体的に平坦化することで所定の段差となるように追加研磨することができる。また、エッチング処理後のファイバ端面は微細に荒れている場合や、コアの突き出しの上面形状が滑らかでない場合がある。このような場合に、必要に応じて、追加研磨でコア上面形状を滑らかに仕上げる工程を加えてもよい。
[作用・効果]
本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、複数のコアCがクラッド2で覆われたマルチコアファイバ1を用いる。本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、エッチング工程とを含む。エッチング工程は、マルチコアファイバ1及びフェルール11をエッチング溶液ETに浸してエッチングを行うことにより、複数のコアCそれぞれの端面Eを、少なくとも端面Eに対しマルチコアファイバ1の径方向の外側に位置するクラッド2の端面2aよりも突出させる。
このように、レジストを用いない場合であっても、エッチングにより複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させることができる。よって、突出したコアCの端面E同士を密着させた状態で接続することができるようになる。つまり、コアC同士を確実に接続させることが可能となる。従って、光プラグ同士を接続する際の光の接続損失を低減させることができる。
また、本実施形態に係る光プラグ10の製造方法は、曲面形成工程を含んでいてもよい。曲面形成工程は、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを研磨部材20´で研磨することにより、マルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dの全体を曲面状に形成する。エッチング工程は、曲面形成工程で形成された曲面をエッチングする。
このように、予めマルチコアファイバ1の端面1b及びフェルール11の端面11dを曲面に形成する曲面形成工程を加え、該工程後、当該曲面に対してエッチングを行うことにより、複数のコアCそれぞれの端面Eをクラッド2の端面2aよりも突出させる際のエッチングにかかる時間を短縮することができ、量産性を向上させることができる。
1 マルチコアファイバ
1b 先端面
2 クラッド
2a 端面
10 光プラグ
11 フェルール
11a、11b 空間部
11c テ―パ面
11d 端面
11e フランジ部
12 フレーム
12a 嵌合溝
13 フード
20、20´ 研磨部材
21、21´ 研磨台
22、22´ 弾性板
23、23´ 研磨フィルム
30 アダプタ
30a 嵌合部
30b スリーブ
100 光コネクタ
コア
端面

Claims (11)

  1. 複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いた光プラグの製造方法であって、
    前記マルチコアファイバの端面及び前記マルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面を前記複数のコアと等しい数の孔部が設けられた第1研磨部材で研磨することにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させる研磨工程を含むことを特徴とする光プラグの製造方法。
  2. 前記研磨工程は、
    前記複数の孔部と前記複数のコアの端面とが一対一に対向するよう、前記第1研磨部材に対して前記マルチコアファイバの端面を配置する配置工程と、
    前記コアの端面が前記孔部の範囲内で移動するよう、前記第1研磨部材と、前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面とを相対的に移動させ、前記フェルールの端面を研磨することにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させる工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の光プラグの製造方法。
  3. 前記マルチコアファイバの端面及び前記マルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する塗布工程と、
    前記クラッドの端面及び前記フェルールの端面に塗布された前記レジストを剥離する剥離工程とを含み、
    前記研磨工程は、前記レジストが剥離された前記クラッドの端面及び前記レジストが剥離された前記フェルールの端面を前記第1研磨部材で研磨することを特徴とする請求項2記載の光プラグの製造方法。
  4. 前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面の全体を曲面状に形成する曲面形成工程を含み、
    前記研磨工程は、前記曲面形成工程で形成された曲面を研磨することにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させる工程を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光プラグの製造方法。
  5. 複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いた光プラグの製造方法であって、
    前記マルチコアファイバの端面及び前記マルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する塗布工程と、
    前記クラッドの端面及び前記フェルールの端面に塗布された前記レジストを剥離する剥離工程とを含み、
    前記塗布工程及び前記剥離工程がなされた前記マルチコアファイバ及び前記フェルールの端面に対しブラスト加工を行うことにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させる工程を含むことを特徴とする光プラグの製造方法。
  6. 複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いた光プラグの製造方法であって、
    前記マルチコアファイバの端面及び前記マルチコアファイバが挿入されたフェルールの端面にレジストを塗布する塗布工程と、
    前記クラッドの端面及び前記フェルールの端面に塗布された前記レジストを剥離する剥離工程と、
    前記塗布工程及び前記剥離工程がなされた前記マルチコアファイバ及び前記フェルールを、エッチング溶液に浸してエッチングを行うことにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させるエッチング工程と、
    を含むことを特徴とする光プラグの製造方法。
  7. 前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面の全体を曲面状に形成する曲面形成工程を含み、
    前記塗布工程は、前記曲面形成工程で形成された曲面に前記レジストの塗布を行うことを特徴とする請求項5又は6記載の光プラグの製造方法。
  8. 複数のコアがクラッドで覆われたマルチコアファイバを用いた光プラグの製造方法であって、
    前記マルチコアファイバ及び前記フェルールをエッチング溶液に浸してエッチングを行うことにより、前記複数のコアそれぞれの端面を、少なくとも当該端面に対し前記マルチコアファイバの径方向の外側に位置する前記クラッドの端面よりも突出させるエッチング工程を含むことを特徴とする光プラグの製造方法。
  9. 前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面を第2研磨部材で研磨することにより、前記マルチコアファイバの端面及び前記フェルールの端面の全体を曲面状に形成する曲面形成工程を含み、
    前記エッチング工程は、前記曲面形成工程で形成された曲面をエッチングすることを特徴とする請求項8記載の光プラグの製造方法。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の光プラグの製造方法を用いて製造されたことを特徴とする光プラグ。
  11. 請求項10に記載の光プラグがスリーブの双方から挿入され、
    前記複数のコアがそれぞれ当接して接続されていることを特徴とする光コネクタ。
JP2011166314A 2011-07-29 2011-07-29 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ Withdrawn JP2014197039A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011166314A JP2014197039A (ja) 2011-07-29 2011-07-29 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ
PCT/JP2012/068573 WO2013018567A1 (ja) 2011-07-29 2012-07-23 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011166314A JP2014197039A (ja) 2011-07-29 2011-07-29 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014197039A true JP2014197039A (ja) 2014-10-16

Family

ID=47629094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011166314A Withdrawn JP2014197039A (ja) 2011-07-29 2011-07-29 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2014197039A (ja)
WO (1) WO2013018567A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011116137A1 (en) * 2010-03-16 2011-09-22 Ofs Fitel Llc. A Delaware Limited Liability Company Multifiber connectors for multicore optical fiber cables
WO2023181164A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 日本電信電話株式会社 光結合部および光スイッチ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541430A (en) * 1978-09-18 1980-03-24 Toshiba Corp Optical signal transmitter
JPS56167115A (en) * 1980-05-27 1981-12-22 Fujitsu Ltd Connection structure of multicore optical fiber
JPS5740215A (en) * 1980-08-22 1982-03-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Connection method of optical fiber
JPH01310317A (ja) * 1988-06-08 1989-12-14 Fujikura Ltd イメージファイバの接続方法
JPH05341147A (ja) * 1992-06-12 1993-12-24 Asahi Chem Ind Co Ltd マルチコア型シングルモード光ファイバおよびこれを用いた伝送方法
JP2003014982A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Kyocera Corp 光通信用フェルール

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013018567A1 (ja) 2013-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0712015B1 (en) Multifiber optical connector plug with low reflection and low insertion loss
US20170031110A1 (en) Ferrule holder for optical fiber processing tool
WO2014021215A1 (ja) マルチコアファイバ接続部材、マルチコアファイバの接続構造及びマルチコアファイバの接続方法
JP2009047993A (ja) 光ファイバコリメータ、光ファイバコリメータアレイ及びこれらの製造方法
JP2005181781A (ja) 多心光コネクタ
US8175431B2 (en) Multi-core ferrule and optical fiber connection structure
JP2008304731A (ja) 光通信用フェルール及び光コネクタ
WO2013018567A1 (ja) 光プラグの製造方法、光プラグ及び光コネクタ
US20120125166A1 (en) Cleavers for cleaving optical fibers, and related blades, components, and methods
JP4893470B2 (ja) 光ファイバの端末加工方法
JPH09159860A (ja) 光ファイバコネクタ
JP2011070101A (ja) 光ファイバ固定具および光コネクタ
JP5711832B1 (ja) 光コネクタおよびその作製方法
EP3249435B1 (en) Method for polishing end faces of plastic optical fiber
US20050069256A1 (en) Lensed optical fiber and method for making the same
WO2010058475A1 (ja) 光ファイバの端末加工方法および端末加工部材
US8556682B2 (en) Commercial packaging of disposable cleaver
KR101094314B1 (ko) 대구경의 지르코니아 캐필러리를 이용한 pof 광커넥터 및 그 제조방법
JP5794304B2 (ja) 光伝達部材及びその接続構造
JP4999192B2 (ja) 光ファイバコネクタ、およびその組立方法
WO2019189312A1 (ja) 光コネクタおよび光接続構造
JP4969887B2 (ja) 光ファイバコネクタ
JP2000338355A (ja) 光コネクタプラグ、光コネクタ、及び光コネクタプラグの締結方法
JP5182955B2 (ja) 光ファイバの調心構造及びこれを用いた光コネクタ並びに光ファイバの調心方法
US10989882B2 (en) Optical connector

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141007