JP3080473B2 - コンバインにおける穀粒選別部の制御装置 - Google Patents

コンバインにおける穀粒選別部の制御装置

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JP3080473B2 JP04100555A JP10055592A JP3080473B2 JP 3080473 B2 JP3080473 B2 JP 3080473B2 JP 04100555 A JP04100555 A JP 04100555A JP 10055592 A JP10055592 A JP 10055592A JP 3080473 B2 JP3080473 B2 JP 3080473B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける穀
粒選別部の制御装置に関するものである。
【補正の内容】
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種コンバインには、脱穀された穀粒を濾過選別する
選別部が設けられるが、該選別部に、その選別処理能力
を調整する処理能力調整機構を設けると共に、該処理能
力調整機構を、穀粒量変化に基づいた選別制御部からの
制御指令で自動制御するよう構成して穀粒量変化に対応
した精度高い選別を行うことが提唱される。しかるにこ
のものでは、揺動選別作動する選別部上で穀粒量検知を
行うことになるため、検知値が選別部の揺動周期に対応
して周期的に変動してしまうことになり、このため、短
期的な穀粒量変化に基づいて処理能力調整機構が頻繁に
作動する惧れがあつて穀粒が傷付く等の不都合が生じ
る。そこで、検知穀粒量が適正範囲を外れたことに基づ
いて時間計測を開始し、該計測された時間が設定時間を
越えた時点で処理能力調整機構を段階的に作動させるべ
く構成することで前記不具合を解消することが考えられ
る。ところが穀粒量の大小にかかわらず、前記設定時間
が長すぎる場合には、急激な穀粒量変化に対応できない
ことになつて、例えば穀粒量の急激な増加したときには
所謂オーバーフローが発生して飛散粒の増加を招く一方
で、設定時間が短すぎる場合には、前述した処理能力調
整機構の頻繁な作動を阻止できないことになるため、時
間設定が難しく容易に実施できないのが実状であつた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるコンバイ
ンにおける穀粒選別部の制御装置を提供することを目的
として創案されたものであつて、脱穀された穀粒を濾過
選別する選別部と、該選別部の処理能力を調整する処理
能力調整機構と、選別部に供給される穀粒量を検知する
穀粒量検知センサと、該穀粒量検知センサの検知に基づ
いて処理能力調整機構を自動制御する選別制御部とを備
えてなるコンバインにおいて、前記選別制御部に、検知
穀粒量が予め設定される適正範囲から外れたことに基づ
いて時間計測を開始する時間計測手段と、該時間計測手
段の計測時間が設定時間を越えた場合に選別部の処理能
力を段階的に調整する処理能力調整手段と、前記設定時
間を検知穀粒量の変化率に基づいて逆比例的に変化させ
る設定時間変化手段とを設けたことを特徴とするもので
ある。そして本発明は、この構成によつて、穀粒量の大
小によらず、穀粒量の急激な変化、緩慢な変化にそれぞ
れ対応できるようにして精度の高い選別作業を行うこと
ができるようにしたものである。
【0004】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はコンバインに設けられる脱
穀部であつて、該脱穀部1は、フイードチエン2、挟扼
レール3、扱胴4、受網5、唐箕6、処理胴7、排塵フ
アン8、一番漏斗9、二番漏斗10、揚穀筒11、二番
還元筒12、揺動選別体13等を備えるが、これらの基
本構成は何れも従来通りである。
【0005】前記揺動選別体13は、後述する上下二段
の第一および第二揺動選別部14、15を備えるが、第
一揺動選別部14の始端側を形成する波板状の揺動移送
板14a上には、受網5から漏下した穀粒(扱降し物)
の増減に伴つて上下するフロート状の検知ローラ16が
配設されている。この検知ローラ16は、機枠1a側に
上下揺動自在に支持される検知ロツド17を介して穀粒
量検知センサ18に連結されており、該穀粒量検知セン
サ18が検知ローラ16の上下位置を検知することに基
づいて揺動移送板14a上の穀粒量を検知する構成にな
つている。尚、穀粒量検知センサ18の検知値は、図1
3に示す如く揺動選別体13の揺動周期に対応して周期
的に変動するため、後述の各種制御においては、穀粒量
検知センサ18の検知値をこのまま利用することなく、
ピーク値電圧をピツクアツプして得られる変換信号を利
用するようになつている。
【0006】19は前記第一揺動選別部14の終端側を
構成する選別フインであつて、該選別フイン19は所定
間隔を存して複数並設されるものであるが、各選別フイ
ン19の左右両縁上端部は、揺動選別体13のフレーム
13aに固設される上側プレート20に前後揺動自在に
支持される一方、左右両縁下端部は、可動な下側プレー
ト21に連結状に枢支されている。そしてこの下側プレ
ート21をモータ22の駆動で前後移動せしめることに
より選別フイン19の開度Fを調整可能であるが、さら
に下側プレート21には、選別フイン19の開度Fを検
知するべくワイヤ23を介してフイン開度検知センサ
(ポテンシヨメータ)24が連結されている。
【0007】一方、第二揺動選別部15は、第一揺動選
別部14で漉過選別された穀粒をさらに漉過選別するべ
く、選別フイン19の下方で、かつ第一漏斗9の上方に
位置するよう配設されるものであるが、このものは、選
別始端側を形成する波板状の揺動移送板25と、選別終
端側を形成するクリンプ網26とを備え、さらに揺動移
送板25の下部には、クリンプ網26を目塞ぎするべく
前後移動自在な波板状の目塞ぎ板27を備えている。そ
して実施例においては目塞ぎ板27に一体的に連結され
るラツク28をモータ29の駆動で前後移動せしめるこ
とにより目塞ぎ板27による目塞ぎ量Mを調整可能であ
るが、目塞ぎ板27には、目塞ぎ量Mを検知するべくワ
イヤ30を介して目塞ぎ量検知センサ(ポテンシヨメー
タ)31が連結されている。
【0008】次に、これら前記モータ22、29の駆動
制御手順をブロツク図およびフローチヤートを用いて説
明する。32はマイクロコンピユータユニツトを用いて
構成される制御部であつて、該制御部32は、前記穀粒
量検知センサ18、フイン開度検知センサ24、目塞ぎ
量検知センサ31に加え、自動制御をON−OFFする
自動スイツチ33、作業機クラツチの断続状態を検知す
る作業機クラツチスイツチ34、前処理部(刈取り部)
において茎稈が搬送されているか否かを検知する茎稈
(メイン)センサ35、車速に連動する前処理部の作動
速度を検知する前処理回転センサ36、脱穀穀粒の種類
や作業速度を設定する条件ダイヤル37等から信号を入
力すると共に、これら入力した信号に基づいて後述する
ように各モータ22、29に必要な制御指令を出力する
構成になつている。つまり制御部32は、エンジン始動
に基づいて起動して選別自動制御を行うが、該選別自動
制御においては、穀粒量検知センサ18の検知値をチエ
ツクするフロートチエツク制御、後述する条件設定制御
およびポジシヨン設定制御、該ポジシヨン設定制御で設
定された位置に選別フイン19を移動制御するフイン開
度制御、ポジシヨン設定制御で設定された位置に目塞ぎ
板27を移動制御する目塞ぎ制御等のサブルーチンが設
定されている。尚、フロートチエツク制御、フイン開度
制御および目塞ぎ制御は一般的な制御ルーチンを用いる
ものであるため詳細な説明は省略し、条件設定制御、ポ
ジション設定制御について説明する。
【0009】まず、条件設定制御の制御手順について
7に基づいて説明する。この制御は、メインセンサ35
がOFF状態で前処理回転センサ36が回転検知状態で
ある場合に、前記条件ダイヤル37の稲高速、稲標準、
稲低速、麦高速、麦標準、麦低速のダイヤル設定に基づ
き、各作業に対応するデータ(段階的に設定されるフイ
ン開度Fおよび目塞ぎ量M)を所定の作業記憶領域に格
納するものであるが、前記メインセンサ35がOFF状
態で、かつ前処理回転センサ36が停止検知状態である
場合(後述する閉作動フラグに1がセツトされた状態を
除く)には、ダイヤル位置に拘らず自動的に低速作業用
データをセツトして手扱き作業にも自動対応するように
なつている。
【0010】また、ポジシヨン設定制御は、図8に示す
フローチャート図で説明されるが、ここにおいて、車速
を「高速」、「中速」、「低速」の3つの領域に分割す
るすると共に、フイン開度Fおよび目塞ぎ量Mを各車速
領域に段階的に対応させ、そして車速連動する前処理回
転センサ36の検知値から算出した車速に基づいてフイ
ン開度Fおよび目塞ぎ量Mを段階的に制御する。つま
り、第一揺動選別部14における穀粒量は、車速の変化
に伴つて増減するものであり、そして本来は第一揺動選
別部14における穀粒量を所定量に保つことが選別精度
上好ましいため、穀粒量の増減に処理能力を対応させる
べくフイン開度Fおよび目塞ぎ量Mを段階的に制御する
ようになつているが、さらにこのものでは、穀粒の出来
具合等の穀粒条件の変化に伴う穀粒量の増減にも対応し
て処理能力を自動調整するようになつている。つまりこ
ポジシヨン設定制御では、前記穀粒量検知センサ18
によつて検知される穀粒量を「大」、「適正」、「小」
の3つの領域に分割し、そして「適性」ではなく「大」
(あるいは「小」)であると判断される場合には、ラン
クダウン遅延タイマクリア(あるいはランクアップ遅延
タイマクリア)し、そして後述するようにして演算設定
されるランクアップ遅延タイマ時間Tu(あるいはラン
クダウン遅延タイマ時間Td)を維持(終了)したかを
判断(本発明の時間計測手段に相当するものであって、
短期的な検知値変動に基づく誤作動を防ぐために必要)
し、そしてこの判断がYESになつた場合には、第一揺
動選別部14における穀粒量が適正でないと判断してラ
ンクアツプフラグ値を増減する。即ち、ランクアツプフ
ラグの増減に基づいてフイン開度Fおよび目塞ぎ量Mを
1ランク上もしくは1ランク下の状態に制御することに
よつて車速のみならず穀粒量にも対応した処理能力の段
階的な調整が行われるようになつている。
【0011】つまり、このポジシヨン設定制御において
設定される前記遅延タイマ時間Tu、Tdは、一定の時
間に設定されるのではなく、穀粒量の変化率(変化量)
に基づいて逆比例的に変化する遅延タイマ時間Tu、T
dがセツトするようになつている。即ち本発明が実施さ
れたものにおいては、予め設定される定数Ku、Kd
を、今回の検知値fhと前回の検知値fh−1との差
(fh−fh −1 でそれぞれ割つて遅延タイマ時間
u、Tdを算出(図14参照)しており、このため穀粒
量が、穀粒量の大小によらず急激に増減した場合(図1
4の変動量fh−fh −1 が大きい場合)には、遅延タ
イマ時間Tu、Tdの値が小さく(短く)なってフイン
開度Fおよび目塞ぎ量Mを迅速に穀粒量に対応させるこ
とができる一方、穀粒量の増減が緩やかな場合(図14
の変動量fh−fh −1 が小さい場合)には、遅延タイ
時間Tu、Tdの値が大きく(長く)なつて安定した
選別作業を行うようになつている。
【0012】一方、選別自動制御では、図6に示すよう
自動スイツチ33および作業機クラツチスイツチ34
のON状態において、茎稈センサ35もしくは前処理部
回転センサ36の検知に基づいて茎稈搬送の有無を判断
し、そして茎稈搬送時には、前記ポジシヨン設定制御で
セツトされたフイン開度Fおよび目塞ぎ量Mとすべくフ
イン開度制御および目塞ぎ制御を行う一方、茎稈搬送の
停止時には、閉作動フラグに1をセツトすると共に、フ
ラグセツトから所定の時間だけ遅延した後に選別フイン
19および目塞ぎ板27を所定の閉位置(F0、M0)
まで移動せしめるが、選別フイン19および目塞ぎ板2
7を閉作動するに際しては、フラグセツトから遅延タイ
マT1経過後にまず選別フイン19を中間位置F1まで
閉作動し、しかる後、遅延タイマT2(>T1)が経過
した段階、もしくは穀粒量が充分に減少した段階で選別
フイン19および目塞ぎ板27を閉位置まで作動せしめ
るようになつている。つまり、選別フイン19を中間位
置F1まで閉作動した状態では、夾雑物の落下を阻止し
つつ漉過処理を継続して飛散粒の増大を防止し、続いて
選別フイン19および目塞ぎ板27を閉作動した状態で
は、穀粒量の減少に伴つて落下し易くなる夾雑物が一番
物に多量に混入することを確実に防止するようになつて
いる。
【0013】ところで、前記遅延タイマT1、T2は、
穀粒量が多く選別に時間のかかる稲作業時においては長
く、穀粒量が少なく比較的選別に時間のかからない麦作
業時においては短くなるよう条件ダイヤル37の操作位
置に基づいて切換えられるようになつているが、さらに
本実施例においては、前記閉作動フラグのセツト時にお
ける検知穀粒量に基づいて遅延タイマT1、T2のセツ
ト時間を比例状に変化させるようになつている。即ち、
検知量fhにそれぞれ定数K1、K2(麦の場合はK
3、K4)を掛けて遅延タイマT1、T2を算出してい
るため、穀粒量が多い場合には遅延タイマT1、T2が
長く、穀粒量が少ない場合には遅延タイマT1、T2が
短く設定されることになり、このため、選別フイン19
を中間位置F1まで閉作動する際や、選別フイン19お
よび目塞ぎ板27を閉作動する際の残留穀粒量を、茎稈
搬送停止時の穀粒量に拘らず略一定にして飛散粒の増大
や夾雑物の多量混入を確実に防止できるようになつてい
る。
【0014】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、揺動選別体13のフイン開度Fおよび目塞ぎ量M
は、穀粒量検知センサ18の検知に基づいて段階的に調
制御されるが、検知穀粒量の短期的な変動に基づく誤
作動を防止するためにセツトされる遅延タイマ時間
u、Tdについては、一定のタイマ時間をセツトするこ
となく、図14に示されるように穀粒の変動量(fh−
fh −1 に基づいて逆比例的に演算されたタイマ時間
Tu、Tdがセツトされるため、穀粒量が急激に増減し
た場合、前記セットされる遅延タイマ時間Tu、Tdが
穀粒の変動量が大きいものとして逆比例状態で演算され
た短いものになつてフイン開度Fおよび目塞ぎ量Mが検
知穀粒量の対応位置に迅速に追随することになる。従つ
て、遅延タイマ時間Tu、Tdをセツトしてフイン開度
Fおよび目塞ぎ量Mを段階的に制御するものでありなが
ら、フイン開度Fおよび目塞ぎ量Mが、穀粒量の急激な
変化に追随できずにオーバーフローを発生させたり、過
剰な処理能力状態に陥る不都合を解消できることにな
り、この結果、飛散粒の増大や夾雑物の多量混入を防止
した精度の高い選別作業を行うことができる。
【0015】しかも、穀粒量の増減が緩やかな場合に
は、前記セットされる遅延タイマ時間Tu、Tdを逆比
例的に長くして安定した選別作業を行うため、選別フイ
ン19および目塞ぎ板27の動作を穀粒量の大小によら
ず減少でき、この結果、選別フイン19および目塞ぎ板
27の頻繁な動作に基づいて穀粒を傷付けてしまうよう
な不都合を解消できる。
【0016】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、選別部の処理能力を、穀粒量検知
センサの検知に基づいて常時自動制御するものでありな
がら、検知穀粒量が適正範囲から外れた時間を計測する
と共に、該計測時間が設定時間を越えた場合に選別部の
処理能力を段階的に調整するにあたり、前記設定時間を
検知穀粒量の変化率に基づいて逆比例的に変化させてい
るため、穀粒量が急激に変化して検知穀粒量の変化率が
大きくなった場合には、穀粒量の大小にかかわらず設定
時間が逆比例状態で短くなつて選別部の処理能力を急激
に変化する検知穀粒量に迅速に対応せしめられることに
なる。従つて穀粒量が急激に増減した場合に、選別部
の処理能力上昇動作が間に合わずにオーバーフローを発
生させたり、処理能力下降動作が間に合わずに処理能力
過剰状態に陥る不具合を解消できることになつて、オー
バーフローに伴う飛散粒の増加や、処理能力過剰による
【0017】これに対し、穀粒量が緩やかに変化して検
知穀粒量の変化率が小さい場合には、穀粒量の大小にか
かわらず設定時間が逆比例状態で長くなつて処理能力の
調整動作が少ない安定した選別作業が行われることにな
るため、頻繁な調整動作に伴つて穀粒に傷を付けるよう
な不都合を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀機の内部側面図である。
【図2】同上内部平面図である。
【図3】同上斜視図である。
【図4】穀粒量検知センサの取付状態を示す要部側面図
である。
【図5】制御機構の概略構成を示すブロツク図である。
【図6】選別自動制御のフローチヤートである。
【図7】条件設定制御のフローチヤートである。
【図8】ポジシヨン設定制御のフローチヤートである。
【図9】フイン開度量を示すグラフ図である。
【図10】目塞ぎ量を示すグラフ図である。
【図11】遅延タイマT1、T2の作用を示すタイミン
グチヤート図である。
【図12】遅延タイマT1、T2と検知穀粒量との関係
を示すグラフ図である。
【図13】遅延タイマTuの作用を示すタイミングチヤ
ート図である。
【図14】遅延タイマTu、Tdと検知穀粒量fhとの
関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 脱穀部 13 揺動選別体 14 第一揺動選別部 15 第二揺動選別部 18 穀粒量検知センサ 19 選別フイン 27 目塞ぎ板 32 制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀された穀粒を漉過選別する選別部
    と、該選別部の処理能力を調整する処理能力調整機構
    と、選別部に供給される穀粒量を検知する穀粒量検知セ
    ンサと、該穀粒量検知センサの検知に基づいて処理能力
    調整機構を自動制御する選別制御部とを備えてなるコン
    バインにおいて、前記選別制御部に、検知穀粒量が予め
    設定される適正範囲から外れたことに基づいて時間計測
    を開始する時間計測手段と、該時間計測手段の計測時間
    が設定時間を越えた場合に選別部の処理能力を段階的に
    調整する処理能力調整手段と、前記設定時間を検知穀粒
    量の変化率に基づいて逆比例的に変化させる設定時間変
    化手段とを設けたことを特徴とするコンバインにおける
    穀粒選別部の制御装置。
JP04100555A 1992-03-26 1992-03-26 コンバインにおける穀粒選別部の制御装置 Expired - Fee Related JP3080473B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016010323A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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JP2016010323A (ja) * 2014-06-27 2016-01-21 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置

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